JPS62110025A - 分割構造の軌道輪を有する転がり軸受 - Google Patents
分割構造の軌道輪を有する転がり軸受Info
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- JPS62110025A JPS62110025A JP61252164A JP25216486A JPS62110025A JP S62110025 A JPS62110025 A JP S62110025A JP 61252164 A JP61252164 A JP 61252164A JP 25216486 A JP25216486 A JP 25216486A JP S62110025 A JPS62110025 A JP S62110025A
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- Japan
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- ring
- bearing
- annular groove
- divided
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/60—Raceways; Race rings divided or split, e.g. comprising two juxtaposed rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/24—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
- F16C19/28—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with two or more rows of rollers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/37—Loose spacing bodies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2300/00—Application independent of particular apparatuses
- F16C2300/02—General use or purpose, i.e. no use, purpose, special adaptation or modification indicated or a wide variety of uses mentioned
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、軸線に対して直角な面で分割形成された二つ
の分割軌道輪と、該二つの分割軌道輪を結合せしめる保
持リングとを有し、上記分割軌道輪にはその分割面の近
傍に保持リングの嵌着のための環状溝が形成され、保持
リングは上記環状溝に嵌まり込む突起を備えている形式
の転がり軸受に関する。
の分割軌道輪と、該二つの分割軌道輪を結合せしめる保
持リングとを有し、上記分割軌道輪にはその分割面の近
傍に保持リングの嵌着のための環状溝が形成され、保持
リングは上記環状溝に嵌まり込む突起を備えている形式
の転がり軸受に関する。
（従来の技術及び問題点）
ドイツ連邦共和国実用新案第８１２５９７５号公報によ
って、内輪が軸線に対して直角な平面で２つに分割形成
され、その両方の分割内輪が保持リングによって結合さ
れている転がり軸受が既に知られている。そこに記載さ
れているころ軸受は、正面組合わせ構造における２列の
円錐ころを有している。この場合組立の際、再分割内輪
を両側から確実に挿入する必要がある。搬送中における
脱落を阻止するために、ないしはころ軸受の組立を容易
にするために、再分割内輪は組立中に保持リングによっ
て結合されている。
って、内輪が軸線に対して直角な平面で２つに分割形成
され、その両方の分割内輪が保持リングによって結合さ
れている転がり軸受が既に知られている。そこに記載さ
れているころ軸受は、正面組合わせ構造における２列の
円錐ころを有している。この場合組立の際、再分割内輪
を両側から確実に挿入する必要がある。搬送中における
脱落を阻止するために、ないしはころ軸受の組立を容易
にするために、再分割内輪は組立中に保持リングによっ
て結合されている。
保持リングは例えば合成樹脂のような弾性材料で作られ
、断面Ｕ字形をなしている。このＵ字形部材の両側脚部
は、両側に無端環状突起を形成し、それぞれ分割内輪の
分割面の近くにある環状溝に入り込む。分割内輪の円周
面の上には、円筒状のブツシュ部が接している。これに
よって分割内輪の同心結合ができる。上記保持リングの
嵌め込み組立を行なうには、分割内輪の始端部分におけ
る円周面はその端面から始まって円錐状に傾斜した形状
となっており、それにより案内傾斜面が形成されている
。分割内輪を組立挿入する際、保持リングの突起はその
案内傾斜面の上を滑りながら案内される。したがって保
持リング全体を広げる必要があり、保持リングは環状突
起を含めて少なくともその半径方向寸法だけ大きくなら
なければならない。この必要性は材料の弾性について厳
しい条件を課すことになる。特に上記公知の保持リング
では、必要な突起を得るために丁度良い寸法をした突起
の場合、弾性復元特性は非常に不十分である。
、断面Ｕ字形をなしている。このＵ字形部材の両側脚部
は、両側に無端環状突起を形成し、それぞれ分割内輪の
分割面の近くにある環状溝に入り込む。分割内輪の円周
面の上には、円筒状のブツシュ部が接している。これに
よって分割内輪の同心結合ができる。上記保持リングの
嵌め込み組立を行なうには、分割内輪の始端部分におけ
る円周面はその端面から始まって円錐状に傾斜した形状
となっており、それにより案内傾斜面が形成されている
。分割内輪を組立挿入する際、保持リングの突起はその
案内傾斜面の上を滑りながら案内される。したがって保
持リング全体を広げる必要があり、保持リングは環状突
起を含めて少なくともその半径方向寸法だけ大きくなら
なければならない。この必要性は材料の弾性について厳
しい条件を課すことになる。特に上記公知の保持リング
では、必要な突起を得るために丁度良い寸法をした突起
の場合、弾性復元特性は非常に不十分である。
したがって伸びの限界範囲を大きくするために薄い材料
での保持リングを用意しなければならず、このために、
結合が非常に不十分かつ不安定となってしまう。
での保持リングを用意しなければならず、このために、
結合が非常に不十分かつ不安定となってしまう。
従来における多くの保持リングは、複列円惟ころ軸受に
対してだけでなく、複列アンギュラ形球軸受あるいは単
列の３点および４点接触軸受において使用される。その
場合実施形態に応じて、保持リングは転動体の案内をも
行い、その際上述した公知の保持リングの弾性特性をも
った構造であると、案内面が撓み、ないしは摩耗の恐れ
があり、あるいは面が小さくなるので、基本的に悪い条
件を呈することとなる。
対してだけでなく、複列アンギュラ形球軸受あるいは単
列の３点および４点接触軸受において使用される。その
場合実施形態に応じて、保持リングは転動体の案内をも
行い、その際上述した公知の保持リングの弾性特性をも
った構造であると、案内面が撓み、ないしは摩耗の恐れ
があり、あるいは面が小さくなるので、基本的に悪い条
件を呈することとなる。
（問題点を解決するための手段、作用及び効果）本発明
の目的は、冒頭に述べた形式の転がり軸受を、その分割
軌道輪が組立中において小さな力で結合でき、その場合
軸方向および半径方向において確実で安定した結合を得
るようにすることにある。
の目的は、冒頭に述べた形式の転がり軸受を、その分割
軌道輪が組立中において小さな力で結合でき、その場合
軸方向および半径方向において確実で安定した結合を得
るようにすることにある。
本発明によれば上記目的は、保持リングが円筒形状のブ
ツシュ部を有し、突起が半径平面に対して傾斜し曲げ弾
性をもって上記ブツシュ部に連続して形成されているこ
とによって達成できる。
ツシュ部を有し、突起が半径平面に対して傾斜し曲げ弾
性をもって上記ブツシュ部に連続して形成されているこ
とによって達成できる。
突起はその場合例えば曲げヒンジをなす比較的薄い部分
を介して、保持リングのブツシュ部に連続的に形成され
ている。これによって組立を容易にするために、突起の
十分な変形移動距離が得られる。この突起と一体に作ら
れたブツシュ部は、組立の際にブツシュ部を広げる必要
がないので、かなり肉厚にできる。また同じ理由により
、非常に固い耐久性の材料を利用することができ、その
材料は保持リング全体に、半径方向において確実な同心
結合が可能となり、形状の安定性が得られる。さらにこ
れによって、転動体に対しても十分なる耐摩耗性をもつ
案内面が得られる。本発明に基づく保持リングは、相応
した円周面で分割軌道輪の対応した肩部面に密に接する
。
を介して、保持リングのブツシュ部に連続的に形成され
ている。これによって組立を容易にするために、突起の
十分な変形移動距離が得られる。この突起と一体に作ら
れたブツシュ部は、組立の際にブツシュ部を広げる必要
がないので、かなり肉厚にできる。また同じ理由により
、非常に固い耐久性の材料を利用することができ、その
材料は保持リング全体に、半径方向において確実な同心
結合が可能となり、形状の安定性が得られる。さらにこ
れによって、転動体に対しても十分なる耐摩耗性をもつ
案内面が得られる。本発明に基づく保持リングは、相応
した円周面で分割軌道輪の対応した肩部面に密に接する
。
突起の傾斜部分自体が案内面を形成し、挿入の際に一般
的に僅かに面取りされた分割軌道輪縁部によってブツシ
ュ部に向は圧せられるので、組立の際最早、分割軌道輪
における円錐状案内面は不要となる。本発明に基づく互
いに傾斜した突起は、分割軌道輪が組立後に離反方向に
移動しようとした場合は、曲げ荷重を受けることなく、
むしろその傾斜方向で直線的にブツシュ部の側面範囲に
圧縮力を受けることとなる。これによって無理に力を加
えない限り解除できないような、理想的な軸方向の結合
を得られる。
的に僅かに面取りされた分割軌道輪縁部によってブツシ
ュ部に向は圧せられるので、組立の際最早、分割軌道輪
における円錐状案内面は不要となる。本発明に基づく互
いに傾斜した突起は、分割軌道輪が組立後に離反方向に
移動しようとした場合は、曲げ荷重を受けることなく、
むしろその傾斜方向で直線的にブツシュ部の側面範囲に
圧縮力を受けることとなる。これによって無理に力を加
えない限り解除できないような、理想的な軸方向の結合
を得られる。
勿論必要に応じて適当な手段によってこの結合は、軸受
を損傷することなしに解除できる。本発明に基づいて形
成された保持リングは、かかる結合方式を必要とするす
べての転がり軸受の場合に利用でき、内輪並びに外輪に
対して採用でき、その場合その内周面ないし外周面の相
応した箇所に環状溝が設けられる。
を損傷することなしに解除できる。本発明に基づいて形
成された保持リングは、かかる結合方式を必要とするす
べての転がり軸受の場合に利用でき、内輪並びに外輪に
対して採用でき、その場合その内周面ないし外周面の相
応した箇所に環状溝が設けられる。
本発明に基づく別の特徴において、突起は、円周方向に
分布して配置され互いに無関係に変形できる複数のスナ
ップ片として形成される。
分布して配置され互いに無関係に変形できる複数のスナ
ップ片として形成される。
これによってスナップ片は好適に曲げ荷重を受け、組立
中において材料の大なる歪を避けられる。さらに組立時
において曲げ変形を生ずるために結合に必要な力が小さ
くてすむ。
中において材料の大なる歪を避けられる。さらに組立時
において曲げ変形を生ずるために結合に必要な力が小さ
くてすむ。
本発明の有利な実施形態としては、各スナップ片の間に
、その円周方向における広がりに相応した中間室が形成
されており、保持リングの片側面におけるスナップ片は
、該保持リングの反対側面におけるスナップ片に対して
スナップ片の配列ピッチだけ円周方向にずらして配置さ
れている。相対して位置する中間室と一致し互いにずら
して配置されたこれらのスナップ片を、例えば合成樹脂
で射出成形により製造するならばきわめて容易で有利と
なる。このために必要な成形型は、中間室を通るフィン
ガー状突起を有し、このフィンガー状突起は保持リング
の両側から挿入され、そのスナップ片の間の中央部分に
おいて切れ目を有することのない輪の形になる。これに
よって成形された保持リングは軸方向に型から外せる。
、その円周方向における広がりに相応した中間室が形成
されており、保持リングの片側面におけるスナップ片は
、該保持リングの反対側面におけるスナップ片に対して
スナップ片の配列ピッチだけ円周方向にずらして配置さ
れている。相対して位置する中間室と一致し互いにずら
して配置されたこれらのスナップ片を、例えば合成樹脂
で射出成形により製造するならばきわめて容易で有利と
なる。このために必要な成形型は、中間室を通るフィン
ガー状突起を有し、このフィンガー状突起は保持リング
の両側から挿入され、そのスナップ片の間の中央部分に
おいて切れ目を有することのない輪の形になる。これに
よって成形された保持リングは軸方向に型から外せる。
従って成形型は安価に製造でき、単純な成形機械で十分
である。
である。
本発明の別の特徴としては、環状溝は、分割面側におけ
る半径平面内で延びる環状溝面と、分割軌道輪の他端に
対して円錐状に傾斜している環状溝面とによって断面Ｖ
字状に形成され、そしてスナップ片の形状は上記環状溝
の形状に適合して形成され、それが自身の弾性力で原形
に復元した状態において、環状溝およびスナップ片の対
向表面の間に、狭い隙間が設けられる。
る半径平面内で延びる環状溝面と、分割軌道輪の他端に
対して円錐状に傾斜している環状溝面とによって断面Ｖ
字状に形成され、そしてスナップ片の形状は上記環状溝
の形状に適合して形成され、それが自身の弾性力で原形
に復元した状態において、環状溝およびスナップ片の対
向表面の間に、狭い隙間が設けられる。
環状溝をスナップ片の形状に適合することによって、例
えば転がり軸受の分解の際に予期せぬ大きな力のもとて
分割軌道輪が離反方向に移動しようとした際に、特に安
定した軸方向の結合を得られる。さらに環状の狭い隙間
は、不可避の製造誤差を補償する機能、さらに組立の際
にスナップ片の弾性変形を容易にする機能をも有してい
る。特に円周方向に分布された多数のスナップ片を設け
ると有利である。その理由は、突起はその場合保持リン
グの円周方向における幅が非常に小さく、必要な円周方
向の形状は曲げ能力にほとんど影響をもたらさないから
である。
えば転がり軸受の分解の際に予期せぬ大きな力のもとて
分割軌道輪が離反方向に移動しようとした際に、特に安
定した軸方向の結合を得られる。さらに環状の狭い隙間
は、不可避の製造誤差を補償する機能、さらに組立の際
にスナップ片の弾性変形を容易にする機能をも有してい
る。特に円周方向に分布された多数のスナップ片を設け
ると有利である。その理由は、突起はその場合保持リン
グの円周方向における幅が非常に小さく、必要な円周方
向の形状は曲げ能力にほとんど影響をもたらさないから
である。
（実施例）
以下図面に示した実施例を参照して本発明の詳細な説明
する。
する。
図面は、軸受の軸線に対して直角な面で二つに分割され
た構造の内輪をもった複列形ころ軸受の、上記分割箇所
の周辺部分の断面図である。
た構造の内輪をもった複列形ころ軸受の、上記分割箇所
の周辺部分の断面図である。
上記分割形に形成された二つの分Ｊ７１内輪１．１はそ
れらの相対する端面２，２で互いに接面しており、これ
らの側部には鍔部３が設けられている。そして、ころ７
はその端面が該鍔部３の内側面４に接している。二つの
分割内輪１，１は嵌着せられた保持リング５によって互
に結合続されている。保持リング５は両方の鍔部３の全
幅を覆っており、その端面６はころ７の端面にまで達し
ている。保持リング５は厚肉のほぼ円筒状をなすブツシ
ュ部を有し、その両側部には半径方向に対して傾斜した
スナップ片９が、円周方向に分布して形成されている。
れらの相対する端面２，２で互いに接面しており、これ
らの側部には鍔部３が設けられている。そして、ころ７
はその端面が該鍔部３の内側面４に接している。二つの
分割内輪１，１は嵌着せられた保持リング５によって互
に結合続されている。保持リング５は両方の鍔部３の全
幅を覆っており、その端面６はころ７の端面にまで達し
ている。保持リング５は厚肉のほぼ円筒状をなすブツシ
ュ部を有し、その両側部には半径方向に対して傾斜した
スナップ片９が、円周方向に分布して形成されている。
これらのスナップ片９はブツシュ部８への移行範囲に曲
がり部分を形成しており、この曲がり部分は、各スナッ
プ片９が完全に軸方向に向くまで曲がることが可能とな
っている。そのためにブツシュ部８は、スナップ片９の
上記曲がりのために十分な空間となる環状凹所１）を有
している。
がり部分を形成しており、この曲がり部分は、各スナッ
プ片９が完全に軸方向に向くまで曲がることが可能とな
っている。そのためにブツシュ部８は、スナップ片９の
上記曲がりのために十分な空間となる環状凹所１）を有
している。
組立状態においては、スナップ片９はその弾力で戻され
て、分割内輪１の鍔部３に加工されている断面７字形の
環状？３１２の中に入り込んでいる。分割面１３の側に
おける環状溝１２の面１４は半径方向平面内に位置し、
他方の面１５はこる７に対して傾斜する方向に延びてい
る。環状溝１２はスナップ片９の形に適合して形成され
、その場合、環状溝１２の溝面とスナップ片９との間に
は隙間１６が設けられている。一方、ブツシュ部８は、
鍔部３の円周面１７に隙間なしに接している。
て、分割内輪１の鍔部３に加工されている断面７字形の
環状？３１２の中に入り込んでいる。分割面１３の側に
おける環状溝１２の面１４は半径方向平面内に位置し、
他方の面１５はこる７に対して傾斜する方向に延びてい
る。環状溝１２はスナップ片９の形に適合して形成され
、その場合、環状溝１２の溝面とスナップ片９との間に
は隙間１６が設けられている。一方、ブツシュ部８は、
鍔部３の円周面１７に隙間なしに接している。
組立の際、その過程は図示されていないが、単純で且つ
容易に想像できるように、一方の分割内輪１の僅かに面
取りされた縁１８が、案内面の作用をするスナップ片９
の半径方向内側面１９に当てられる。その場合、スナッ
プ片９はその移行範囲１０を曲げながら環状凹所１）の
中に入り込む。スナップ片９は、それが′ｍ続して移動
すると、環状溝１２の範囲に到達し、その中に自動的に
弾力で入り込む。保持リング５の反対側においての他方
の分割内輪１の挿入は、上記と同様の要領にて行われる
。その場合保持リング５はその端面６を介してころ７に
接触支持される。
容易に想像できるように、一方の分割内輪１の僅かに面
取りされた縁１８が、案内面の作用をするスナップ片９
の半径方向内側面１９に当てられる。その場合、スナッ
プ片９はその移行範囲１０を曲げながら環状凹所１）の
中に入り込む。スナップ片９は、それが′ｍ続して移動
すると、環状溝１２の範囲に到達し、その中に自動的に
弾力で入り込む。保持リング５の反対側においての他方
の分割内輪１の挿入は、上記と同様の要領にて行われる
。その場合保持リング５はその端面６を介してころ７に
接触支持される。
一方のスナップ片９の列は、射出成形で簡単に製造でき
るように、他方のスナップ片９の列に対して、円周方向
に各スナップ片の配列ピッチだけずらされており、従っ
て一方のスナップ片９は、他方のスナップ片間にある同
じ幅の中間室２０に向かい合っている。上記各列におけ
るスナップ片の数は特に限定されないが、少なくとも１
２個形成されるのが好ましい。
るように、他方のスナップ片９の列に対して、円周方向
に各スナップ片の配列ピッチだけずらされており、従っ
て一方のスナップ片９は、他方のスナップ片間にある同
じ幅の中間室２０に向かい合っている。上記各列におけ
るスナップ片の数は特に限定されないが、少なくとも１
２個形成されるのが好ましい。
図面は本発明の一実施例に基づく転がり軸受の一部断面
図である。 ■・・・・・・・・・ 分割内輪 ５・・・・・・・・・ 保持リング ８・・・・・・・・・ ブツシュ部 ９・・・・・・・・・ スナップ片 １２・・・・・・・・・ 環状溝 １３・・・・・・・・・ 分割面 １４・・・・・・・・・ 環状溝の面 １５・・・・・・・・・ 環状溝の面 １６・・・・・・・・・ 隙間
図である。 ■・・・・・・・・・ 分割内輪 ５・・・・・・・・・ 保持リング ８・・・・・・・・・ ブツシュ部 ９・・・・・・・・・ スナップ片 １２・・・・・・・・・ 環状溝 １３・・・・・・・・・ 分割面 １４・・・・・・・・・ 環状溝の面 １５・・・・・・・・・ 環状溝の面 １６・・・・・・・・・ 隙間
Claims (6)
- （１）軸線に対して直角な面で分割形成された二つの分
割軌道輪１、１と、該二つの分割軌道輪を結合せしめる
保持リング５とを有し、上記分割軌道輪にはその分割面
１３の近傍に保持リングの嵌着のための環状溝１２が形
成され、保持リング５は上記環状溝に嵌まり込む突起９
を備えているものにおいて、 上記保持リング５は、円筒状のブッシュ部８を有し、上
記突起９が半径平面に対して傾斜し曲げ弾性をもって上
記ブッシュ部８に連続して形成されていることを特徴と
する分割構造の軌道輪を有する転がり軸受。 - （２）突起は、円周方向に分布して配置され互いに無関
係に変形できる複数のスナップ片９として形成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の分
割構造の軌道輪を有する転がり軸受。 - （３）各スナップ要素９の間に、その円周方向における
広がりに相応した中間室２０が形成されており、保持リ
ング５の片側面におけるスナップ片９は、該保持リング
５の反対側面におけるスナップ片９に対してスナップ片
の配列ピッチだけ円周方向にずらして配置されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第（２）項記載の分割構
造の軌道輪を有する転がり軸受。 - （４）環状溝１２は、分割面１３の側で半径方向平面内
にて延びる環状溝面１４と、分割軌道輪１の他端に対し
て円錐状に傾斜している環状溝面１５とによって断面Ｖ
字状に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
第（１）項ないし第（３）項のいずれか１つに記載の分
割構造の軌道輪を有する転がり軸受。 - （５）スナップ片９は、環状溝１２の形状に適合して形
成され、それが弾力で戻された状態において、環状溝１
２およびスナップ片９の相対向して形成された表面の間
に、狭い隙間１６が設けられることを特徴とする特許請
求の範囲第（２）項ないし第（４）項のいずれか１つに
記載の分割構造の軌道輪を有する転がり軸受。 - （６）それぞれ円周方向に分布された少なくとも１２個
のスナップ片９が設けられていることを特徴とする特許
請求の範囲第（２）項ないし第（５）項のいずれか１つ
に記載の分割構造の軌道輪を有する転がり軸受。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19853537985 DE3537985A1 (de) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | Waelzlager mit geteiltem laufring |
| DE3537985.5 | 1985-10-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62110025A true JPS62110025A (ja) | 1987-05-21 |
Family
ID=6284441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61252164A Pending JPS62110025A (ja) | 1985-10-25 | 1986-10-24 | 分割構造の軌道輪を有する転がり軸受 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5096310A (ja) |
| JP (1) | JPS62110025A (ja) |
| DE (1) | DE3537985A1 (ja) |
| FR (1) | FR2589207B1 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3723168C2 (de) * | 1987-07-14 | 1995-11-02 | Kugelfischer G Schaefer & Co | Kegelrollenlager |
| DE4037270A1 (de) * | 1990-11-23 | 1992-05-27 | Kugelfischer G Schaefer & Co | Zweireihiges schraegwaelzlager |
| DE4226618C2 (de) * | 1992-08-12 | 1997-09-25 | Skf Gmbh | Klammerhülse |
| SE9301501D0 (sv) * | 1993-05-12 | 1993-05-03 | Connecting ring | |
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