JPS62109857A - 成形用組成物 - Google Patents

成形用組成物

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JPS62109857A
JPS62109857A JP24856885A JP24856885A JPS62109857A JP S62109857 A JPS62109857 A JP S62109857A JP 24856885 A JP24856885 A JP 24856885A JP 24856885 A JP24856885 A JP 24856885A JP S62109857 A JPS62109857 A JP S62109857A
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JP
Japan
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metal
composition
mixture
melting
low
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JP24856885A
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Inventor
Hiroshi Hirabayashi
弘 平林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、低融点金属と熱可塑性プラスチックとから成
り、プラスチック成形機を用いて、容易に目的の形状に
成形できる成形用組成物に関する。
従来技術及び問題点 鉛合金などのダイカスト製品は、傷がつき易く、曲がり
などの変形が生じ易い欠点があり、製品の小溜まりをよ
くするろには、取り扱いをていねいにする必要があって
、人手を要すると共に、設備の上でも様々な配慮が必要
となっている。又、鋳込温度も300℃前後で外気温と
の差が小さい為固化が遅く、冷却して型から製品を取り
出すのに手間がかかると共にインゴットの溶解や注湯等
の工程で、湯が酸化され、一般にインゴット重量の5%
以上が酸化物として廃棄されている。
発明の目的 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、プラスチック射出成形機等で簡単に能率よく成形で
き、しかも、導電性や、硬度、重量などにおいて、任意
に金属特性を持たせることのできる新規成形用組成物を
提供することを目的とするものである。
発明の構成 本発明の要旨は、鉛、亜鉛、錫、カドミウム、インジウ
ム、アンチモン、ビスマスなどの、融点がおよそ400
℃以下の低融点の金属や、これら低融点金属の合金で融
点がおよそ400℃以下のものと、ポリオレフィン系、
ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリカーボネート系、
ポリシロキサン系などの樹脂の中から選択される任意の
熱可塑性樹脂との混合物から成る成形用m放物にある。
以下、本発明に係る組成物の実施態様について詳細に説
明する。
本願組成物の製造の一例は、鉛、亜鉛、錫、カドミウム
、インゾウム、アンチモン、ビスマスなどの低融点金属
、或は、これらの低融点金属を主成分とする低融点合金
たとえば、pb−sb−Snから成るpb金合金どを溶
解炉に入れ、流動性が得られる程度に加熱する。この中
に熱可塑性プラスチックを所定の割合で投入して、出来
る丈均−に混合するように攪拌する。プラスチックと金
属との配合割合は、使用する金属の性質やプラスチック
の特性及び目的とする成形物に要求される条件を考慮し
て定められる。このようにして、得られた金属とプラス
チックとの溶融混合物を、適当な形状に冷却固化して、
これを更に粉砕機にかけて、粉粒化する。勿論、溶融混
合物の組成に応じてプラスチック等の場合と同様に直接
ペレット化することも可能である。得られた粉粒状組成
物は、目的組成物として、射出成形機等により、目的の
形状に成形できるが、この粉粒状組成物を、もう一度溶
解して冷却粉粒化することにより、金属とプラスチック
との混合状態の均一性を向上させることもできる。
粉粒化の程度は、成形手段によっても異なるが、たとえ
ば、射出成形機用としては、径が2111輪を越えない
ことが望ましい。又、成形品に要求される性質、即ち、
導電性、硬度、弾性、可撓性などは、使用する金属の種
類やプラスチックの種類、重合度、その他の性質を勘案
して配合することにより、希望する性質を有する成形用
組成物が得られる。又、熱可塑性プラスチックの種類は
、溶融金属の温度を基準として選定されるが、使用金属
の融点が高い場合には、ポリスチレンなどのように熱安
定性のよいものが好ましい。上記実施態様では、組成物
を構成する各粒子は、低融点金属とプラスチックとが出
来る丈、一定の比率で含まれるように意図されている。
本N組成物の他の実施態様としては、予め、低融点金属
及1熱可塑性プラスチツクとを夫々、粒状或は粉状に形
成しておき、これを均一に混合して目的の組成物とする
か、又は、射出成形機の加熱シリング中に、金属粉粒物
及びプラスチック粉粒物を所望の割合で、注入しつつ、
成形工程を行うことにより、該加熱シリング中において
、一定の組成物が形成されるものであってもよい。この
場合は、加熱シリング中へ所定の割合でプラスチツク粒
子及1金属粒子を落下させる為に、夫々の粒子を球形な
どの一定の形に予め成形しておくことが望ましい。
以下に、本発明の実施例を掲げる。
1′5!、施例11 鉛9kgを溶解炉に入れて加熱し、流動性は有するが未
だ粘度の高い状態に維持するように加熱を加減する。こ
の溶融鉛に、ベレット状のポリスチン]kgを加え、攪
拌して均一に混合する。この溶融溜、介物を塊状に冷却
固化し、更に粉砕機によって最大径が2mm以Fの粉粒
状にして、目的組成物、9.85kgを得る。
[参考例1 上記実施例により得られた成形用組成物を、射出成形機
のホッパに入れ、成形温度210 ’(:、形締圧12
0気圧、射出圧70気圧で、成形を行いポリスチレンを
用いて得られたものと全く同じ寸法の目的物を得た。尚
、二の成形物は、テスタにより、電導性が確認された。
]実施例21 直径が10の球形鉛粒子5kgとABS樹朋0.5kg
(直径2III11、円筒軸方向のfxさ3■の円筒状
ペレット)とを、スクリュ式射出成形機のホッパに、重
量比10q 1の割合で連続的に、落下注入しつつ、2
50℃、形締圧120気圧、射出圧70気圧で射出成形
を行い、所望形状の成形物を得た。
効果 本発明に係る組成物は、プラスチック成形代を月1いて
、目的の形状に成形でき、しかち、組成物の配合により
、金属の諸性質たとえば、重に、靭性、導電性などを温
存しつつ、弾性、耐腐食性、着色性などのプラスチック
の諸性質を付与することができる利点がある。たとえば
、置時計製造の場合、その駆動部以外は、殆どの部分が
プラスチックt′構成されているが、転倒等を防止する
ため、底部に亜鉛ダイカスト法により作られる重し板を
とりつけることが、しばしば行なわれる。しがし、ダイ
カスト製品は、パリ取りなどの後処理工程が必須のもの
であり、又、重し板として時計ケースにとりつける作業
ら必要となる。更に、ダイカスト製品は、製品が互いに
ぶつが9合ったり、山?力が加わったりすると表面が傷
になり易いので、製品の種類によって、これをさける必
要があるときには、収扱いを丁寧に行わなければならず
、生産能率が悪い。一方、本願組成物を用いて、時計ケ
ースのF部を成形すれば、所望の重量のものが、射出成
形機によって、ダイカスト法とは比較にならない速さ′
C能率よく製造でき、耐衝撃性にすぐれるので、製品の
取扱いら極めて容易である。又、本願組成物を製造する
場合においては、ダイカストのように鋳型に溶融金属を
鋳込むのと異なり、金属を流動性が獲得できる限度で加
熱すればよいので、原料の酸化による損失がなく、加熱
エネルギーの節約も計れること等の点、及び、前記成形
が容易である等の点から、製造費用の者しい低減が可能
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 融点が約400℃以下の金属及び/又は合金と熱可塑性
    プラスチックとの混合物から成る成形用組成物。
JP24856885A 1985-11-06 1985-11-06 成形用組成物 Pending JPS62109857A (ja)

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