JPS62109805A - 超低密度ポリエチレンの製造法 - Google Patents

超低密度ポリエチレンの製造法

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JPS62109805A
JPS62109805A JP24848185A JP24848185A JPS62109805A JP S62109805 A JPS62109805 A JP S62109805A JP 24848185 A JP24848185 A JP 24848185A JP 24848185 A JP24848185 A JP 24848185A JP S62109805 A JPS62109805 A JP S62109805A
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olefin
ethylene
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catalyst
reaction
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JP24848185A
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Shigekazu Hayashi
林 繁和
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F10/02Ethene

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、超低密度ポリエチレンの製造法に関するもの
である。
本発明の方法によれば、密度が0.85〜0.91f/
adの超低密度ポリエチレンを工業的に十分く高い触媒
活性で、重合反応器に続く分離器における未反応モノマ
ーと生成ポリマーとの分離が良好に行われる為閉塞トラ
ブル等が無くなり長期間にわたる安定運転での生産が可
能となる。
先行技術 エチレンとα−オレフィンとを高温、高圧条件下で共重
合させて低密度ポリエチレンを製造することは公知であ
る。かかる共重合には、通常配位金属触媒(例えば、い
わゆるチーグラー触媒等)が用いられ、エチレンとα−
オレフィンコモノマー、例えばプロピレン、1−ブテン
、1−ヘキセン等を共重合させて密度が約0.92〜0
.94r/−の範囲内にある樹脂を製造する技術が主体
であった。
一方、最近になって、密度が0.91 y /ad以下
の、いわゆる超低密度ポリエチレンが新しい材料として
注目されている。この超低密度ポリエチレンは、一般に
エチレンとα−オレフィンとの共重合によって製造され
る柔軟性にすぐれた樹脂であり、競合する従来の軟質コ
ポリマー、例えばエチレン−酢酸ビニルコポリマー(E
vA)、エチレン−アクリル酸エチルコポリマー(EE
A)およびエチレン−アクリル酸メチルコポリマー(E
MA)にくらべ折り曲げヒンジ特性、耐環境応力亀裂、
引き裂きお工び衝撃強度、耐熱性および低温での柔軟性
にすぐれ、さらに密度が低いために同一重量の樹脂から
より多くの製品が得られる利点がある。
このような超低密度ポリエチレンの製造法に関しては、
気相流動床プロセスを用いる方法が特開昭59−230
011号公報で提案されている。
しかしながら、この公報には炭素数5以上の高級α−オ
レフィンをコモノマーとする超低密度共重合体の具体的
な製造法が示されておらず、さらに触媒活性および収率
も十分高いとは言い難く、経済的にも製品品質面からも
満足すべきものではない。
一方、高温、高圧法によりかかる超低密度ポリエチレン
を製造することは十分に考えられることである。しかし
ながら、高温、高圧法によりエチレンと炭素数4以上の
α−オレフィンを共重合させて密度0.91 y /−
以下の超低密度ポリエチレンを製造するためには、エチ
レンに対しα−オレフィンを高比率で用いなければなら
ず、従来技術によればこのような条件下では触媒活性が
十分高くなく、かつ反応器から導かれる第1分離器にお
ける生成ポリマーと未反応上ツマ−との分離が十分でな
く、未分離ポリマーが未反応ガス循環ラインに同伴し、
未反応ガス循環ラインの閉塞トラブルが頻発するという
問題があった。
発明の要旨 本発明は、下記成分A及び成分B、 成分A:(I)〜(IV)の化合物、 ■ マグネシウムのハロゲン化物、 ■ 三塩化チタン、 [相] 電子供与性化合物、 [株] 周期律表■a族元素のハロゲン基含有化合物、 を混合粉砕して得られる固体組成物、 成分B:ハロゲン基含有の有機アルミニウム化合物、 を組合せてなる触媒の存在下、200#/−以上の圧力
および125℃以上の温度の条件下にエチレンと少なく
とも1種の炭素数4〜8のα−オレフィンを重合させて
メルトフローレート(MFR)が0.1〜100y/1
0分、密度がQ、85〜0.911/−の超低密度ポリ
エチレンを製造する方法において、重合反応器に供給す
るエチレンとα−オレフィンとの混合物中のα−オレフ
ィンの割合が40〜95モル%であり、かつ反応終了後
の混合物を0.5〜300A?/−の圧力および125
〜225℃の温度条件にある分離工程に付すことを特徴
とする超低密度ポリエチレンの製造法を提供するもので
ある。
jyLすか艮 本発明の方法によれば、重合反応器への供給段階で40
モルフ0以上の高濃度の炭素数4〜8の高級α−オレフ
ィンを含む、エチレンと高級α−オレフィン混合物の共
重合においても十分に高い触媒活性が得られ、製品の脱
触処理が全く不要であり、実用面でもきわめて安定な製
品が得られる。
また、反応器から導かれる第1分離器において、未反応
モノマーと生成ポリマーとの分離が順調に行なわれ、未
分離ポリマーの未反応ガス循環ラインへの飛散による閉
塞トラブルがなくな9長期間の安定運転が可能になる。
さらに、本発明の方法においては、コモノマーとして炭
素数4〜Bの高級α−オレフィンが自由に選択できるこ
とである。一般に、直鎖状低密度ポリエチレンの機械的
性質は、コモノマーの炭素数の増加とともに向上し、炭
素数6〜8でほぼ飽和に達することが知られている。し
たがって、炭素数6〜8の高級α−オレフィンがコモノ
マーとして使用できることは、製品の品質上極めて有利
なことである。
発明の詳細な説明 〔使用触媒〕 本発明において用いられる触媒は、次の成分Aと成分B
とを組合せてなるものである。
成分Aは下記の化合物■〜[株]を混合粉砕して得られ
る固体組成物である。
■ マグネシウムのハロゲン化物 具体的にはMgCl2.1MgF2、MgBr2、Mg
I2が示される。
■ 三塩化チタン 三塩化チタンには、四塩化チタンを水素還元したもの(
Ti C1s (H) ) 、アルミニウム金属で還元
したもの(Tic/4(A) ) 、有機アルミニウム
で還元したものなどその他多くの種類がある。
従って、この三塩化チタンは純粋に封CLsでおす る必要はなく、たとえばTicts (A)のように1
モルのALClaが付加したものでも、あるいは事後的
にこのような補助成分を導入したものでもよい。
■ 電子供与性化合物 電子供与性化合物(以下、電子供写本という)として知
られている化合物(例えば特開昭58−125706号
、同59−102908号、同59−204604号お
よび同59−204604号各公報等参照)のうち、ア
ルコール類、エーテル類、ケトン類、アルデヒド類、カ
ルボン酸類、エステル類などが使用可能である。この中
で特にエーテル類、ケトン類およびエステル類が好適で
おシ、特にメタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、酢
酸エチル、安息香酸エチルなどのエステル類が好ましい
[株] 周期律表1%ra族元素のハロゲン基含有化合
物 これは、周期律表IVa族元累とハロゲンとの結合を少
なくとも一つ有する化合物であって、原子価の一部を他
の基、例えばアルコキシ基、水素、または炭化水素基で
満たしているハロゲン基含有化合物をも包含するものと
する。このような化合物のなかで、ケイ素−ハロゲン結
合を有する化合物、およびスズーハロゲン結合金有化合
物が好ましく、特にケイ素−ハロゲン結合含有化合物、
具体例としては5iCt4、St (CHz )Cts
、5i(OCzf(sJc4a 、H81cta lど
が好マ1.。
い。
上記化合物J−[株]の使用鷺の割合は、マグネシウム
のハロゲン化物が三塩化チタンに対してモル比で2以上
、好ましくは3〜30であり、電子供与性化合物は上記
■〜[株]の化合物の全重量に対して0.1〜25重量
%、好ましくは1〜15重量浄であり、また周期律表I
Va族元素のハロゲン基含有化合物は上記(I)〜(I
V)の化合物の全重量に対して0.1〜25重量%、好
ましくは1〜15重盪%の範囲でそれぞれ使用するのが
よい。
本発明の方法に用いる触媒成分の一つでおる成分Aは、
上記■〜[株]の化合物を混合粉砕して得るがこの混合
粉砕は、上記4種化合物の緊密な接触を可能にする任意
の粉砕装置を使用して行なうことができる。混合粉砕は
水分や空気と接触しない状態で行なうべきであるから、
この点に配慮がなされているかぎゃ、回転ボールミル、
ロッドミル、衝撃ミル、撮動ミルその他各種のものが使
用可能である。
成分Bは、ハロゲン基含有の有機アルミニウム化合物で
ある。成分Bとしては、一般式R3−mkl Xm(こ
こで、Rは炭素数1〜10の炭化水素残基、Xはハロゲ
ン、mは0〈m≦2の数である)で表わされる化合物が
好ましい。
この化合物の具体例としては、ジエチルアルミニウムモ
ノクロライド、ジイソプチルアルミニウムモノクロライ
ド、エチルアルミニウムジクロライド等のアルキルアル
ミニウムハライドがある。
また上記アルキルアルミニウムハライドに対して、トリ
アルキルアルミニウムまたはアルキルアルミニウムアル
コキシドを併用して使用することも可能である。その場
合の使用割合はこれらがアルキルアルミニウムハライド
に対し0.01〜0.5(モル比)の範囲が好ましい。
上記成分Aと成分Bの使用量比には特に制限はないが、
好ましくはA!/riの原子比で1〜100の範囲であ
り、さらに好ましくは1〜50の範囲である。
本発明の方法に用いる触媒は、上記成分Aおよび成分B
を重合帯域内または重合帯域外で組合せればよい。
なお、希望するならば、重合帯域外で前記の固体成分A
および成分Bを接触させる際にα−オレフィンまたはジ
エンを少量存在させて成分Aをさらに処理(いわゆる予
備重合処理)することができる。その場合に使用される
α−オレフィンまたはジエンとしては炭素数4以上のも
のが適当でおり、具体的には例えば1−ブテン、1−ヘ
キセン、1−オクテン、ブタジェン、1,4−へキサジ
エン、1.4−メチルへキサジエンなどがある。
本発明に用いられる炭素数4〜8のα−オレフィンは、
エチレンと共重合可能なものであり直鎖のものも分岐鎖
のものも使用可能である。具体的ycハ、1−ブテン、
1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−オクテン等およびこれらの混合物があげられる
反応器に供給するコモノマーの量は、エチレンとコモノ
マーの供給量の合計に対しコモノマーの割合が40〜9
5モルkになるように使用する。
本発明の方法で製造されるエチレンとa−オレフィンの
共重合体は、密度がASTM  D−1505に基づく
測定で0.85〜0.91 r/ct11、メルトフロ
ーレー) (MF’R)がASTM  D−1238に
基づく測定で0.1〜100 t / 10分の範囲に
ある超低密度ポリエチレンでおる。
〔重合操作〕
本発明における重合操作は公知の高圧イオン重合操作法
、例えば特開昭56−18607号公報等が使用可能で
あるが、具体的には以下の様な重合操作が採用できる。
所定温度および所定圧力に維持されしかも上記の触媒の
作用下にある重合帯域を収容する重合装置は公知のもの
が用いられ、内部攪拌式オートクレーブ型反応器、管状
反応器、あるいはオートクレーブ型反応器と管状反応器
とが連結したもの、その地合目的的な任意のものであり
うる。
このような重合装置に、モノマーを含む供給物を非回分
的に供給して、モノマーを重合させる。
ここで「非回分的」とは連続的または間歇的を意味する
また、「モノマーを含む供給物」とは、モノマーと触媒
および(または)その分散媒および(tたは)分子訛調
節用水素、その他とからなる供給物を意味し、これら供
給物の反応器における平均滞留時間は15ないし200
秒、好ましくは20ないし180秒の範囲内である。
採用される重合圧力は、少なくとも200#/−でおり
、好ましくは500〜4000kg/cm21さらに好
ましくは700〜3000kg/ctl、の範囲内であ
る。
重合温度は少なくとも125′C1’おるが、好ましく
は150〜350Cの範囲内であり、さらに好ましくは
150〜320℃の範囲内である。
重合帯域から非回分的に抜出された重合生成物、すなわ
ち生成ポリマー、未反応上ツマー1水素、触媒分散媒等
からなるものは、1段または多段の分離装置へ送って、
重合帯域より低い圧力および/または重合帯域より低い
温度条件に付して生成ポリマーを回収する。
ポリマー回収後の未反応上ツマー等は、必要に応じて所
望成分を回収または分離して、重合帯域にリサイクルす
ることができる。
〔重合生成物から生成ポリマーの分離〕本発明の方法に
おいては、密j更が0.85〜0.91?/−の超低台
にポリエチレンを得るために、反応益に供給するエチレ
ンとα−オレフィンの混合物中のα−オレフィンの割合
を40〜95モル%に調節して用いるが、反応器内では
α−オレフィンに比らべてエチレンの方が高収率で重合
反応に寄与するから、重合反応器を出て第1分離器に導
かれる未反応エチレンと未反応α−オレフィン中の未反
応α−オレフィンの割合はさらに高くなる。
このように高割合の高級α−オレフィンを含む未反応上
ツマ−から生成した超低密度ポリエチレンを確実に分離
回収する条件を決定することは、相平衡からみてきわめ
て困難なことである。
しかしながら本発明者は、種々の条件下での製品ポリマ
ーの分離テストを繰り返した結果、第1分離器の操作圧
力を0.5〜a o o #/ad、好ましくは100
〜280汀/c1d、さらに好ましくは120〜280
#/−の範囲内とし、操作温度を125〜225℃、好
ましくは125〜220℃、ざらに好ましくは140〜
220℃の範囲内とすることによって、Kx分離器での
未分離ポリマー遺を0.2重量パーセント以下にできる
ことを見出した。
第1分離器の操作条件が上述の範囲に調節して初めて未
反応上ツマ−と生成ポリマーとの分離が安定に行われ、
未分離ポリマーの未反応ガス循環ラインへの飛散による
閉塞トラブルが無くなる。
これは工業生産面からは極めて重要なことである。
また第1分離器の大きさと形状については、本発明の効
果が得られる限り任意のものでありうるが、大きさにつ
いては好ましくは該第1分離器における未反応上ツマ−
と生成ポリマーの混合物の滞留時間のめやすとなる下記
に規定されるフローレートが0.5〜40#/リツトル
・時、さらに好ましくは0.5〜25#/リツトル・時
となるようにすることである。
フローレート(#/リットル・時) lX1分離器内容積(リットル) また形状については、好ましくは胴部が円筒状でその内
径に対する高さの比が2.0以上、さらに好ましくは2
.5〜15の範囲である。
第1分離器の大きさと形状を上記の様に選定することK
より、gx分離器での未反応モノマーと生成ポリマーと
の分離が一層安定に行われ、安定運転面で改善される。
実験例 実施列1 (触媒成分Aの製造) 内容積1リツトルのステンレス鋼製ポットニ12.7m
a*のステンレス鋼製ボールを見掛は体積で900 w
rl充てんし、予じめ40時間粉砕処理した金属アルミ
ニウム還元の三塩化チタン(TiCt3(A)〕を50
 f、無水塩化マグネシラAl20F、メタクリル酸メ
チル15?および四塩化ケイ素157を窒素雰囲気下で
封入して、振動ミルで80時間粉砕した。振幅51II
11 モーター回転数170Orpmであった。粉砕終
了後、ドライボックス内で混合粉砕固体組成物をミルよ
り取り出した。
(重合触媒の調製) 充分に窒素置換した1リツトルのフラスコに充分に脱気
′nl製したn−へブタンを300−入れ、次いで前述
の固体組成物5?とジエチルアルミニウムクロリド7f
とを入れて、AL/′riの原子比を12とした。次い
で、充分に脱気精製したヘキセン−1’&77G、t、
ヘキセン−1/Ti  のモル比、2>! 15となる
ように調製したのち、2時間攪拌して、極めて微細な触
媒懸濁液を得た。この触媒懸濁液を乾燥窒素で置換した
攪拌機付触媒調製槽に入れ、次いで充分に脱気精製した
な一ヘプタンを25リツトルになるまで加えて、固体組
成物の濃度をo、zy/リットルにした。
(エチレンの重合) 内d積1.5リットルの攪拌式オートクレーブ型連続反
応器中で、上記触媒分散液を用い表−1に示す反応条件
によりエチレンとヘキセン−1とを共重合させた。
第1分離器は胴部が円筒状で、内径124■σ、高さ1
240wn、胴部の内径に対する高さの比が10のもの
を用いた。該第1分離器における7cr−レートは2.
77Ig/リットル・時であった。
重合の結果、色相の良好なMFR=o、sr/l。
分、密度=0.8992 f/−のポリマーが得られた
。触媒の活性は、対触媒収率(f・ポリマー/l・固体
触媒成分)=22.500であった。
第1分離器の操作条件は、圧力−2o o At/cd
s温度=200℃で、第1分離器での未分離ポリマー量
(生成全ポリマー量に対する重1%)は0.08%であ
った。lX1分離器でポリマーから分離された未反応モ
ノマーは、未反応ガス循環ラインを通じ循環使用された
が、この未反応ガス循環ラインの閉塞トラブルもなく7
日間以上の長期安定運転が可能であった。
実#iA例2〜3 反応温度および反応器への供給組成を表−1に示すよう
に変更した以外は、実施例1と全く同様にして触媒分散
液の調製およびエチレンとヘキセン−1との共重合を行
なった。結果は、表−1に示す通りであった。
比較例1〜2 第1分離器の操作条件を表−1に示すように変えた以外
は、実施例1と同様に触媒分散液の調製およびエチレン
とヘキセン−1との共重合を行なった。結果は表−1に
示す通りであるが、いずれも第1分離器での未分離ポリ
マー量が多く、これが未反応ガス循環ラインに飛散して
ラインの閉塞トラブルを起こし、長時間の安定運転は置
端であった。
実施例4〜7 コモノマーの1類および反応器への供給組成を表−1に
示すように変更した以外は、実施例1と全く同様にして
触媒分散液の調製およびエチレンとα−オレフィンとの
共重合を行なった。結果は、表−1に示す通りであった
実施例8 実施例1の触媒成分Aの製造において、メタクリル酸メ
チルに代えて安息香酸エチルを使用した外は、実施例1
と全く同様にして触媒成分Aの製造、重合触媒の調製お
よびエチレンとヘキセン−1との共重合を行なった。結
果は、表−1に示す通りであった。
実施例9 実施例1の触媒成分への製造において、四塩化ケイ素に
代えてメチル玉塩化ケイ素を使用した以外は、実施例1
と全く同様にして触媒成分Aの製造、重合触媒の調製お
よびエチレンとヘキセン−1との共重合を行なった。結
果は、表−1に示す通りであった。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記成分A及び成分B、 成分A:( I )〜(IV)の化合物、 ( I )マグネシウムのハロゲン化物、 (II)三塩化チタン、 (III)電子供与性化合物、 (IV)周期律表IVa族元素のハロゲン基含有化合物、 を混合粉砕して得られる固体組成物、 成分B:ハロゲン基含有の有機アルミニウム化合物、 を組合せてなる触媒の存在下、200kg/cm^2以
    上の圧力および125℃以上の温度の条件下にエチレン
    と少なくとも1種の炭素数4〜8のα−オレフィンを重
    合させてメルトフローレート(MFR)が0.1〜10
    0g/10分、密度が0.85〜0.91g/cm^2
    の超低密度ポリエチレンを製造する方法において、重合
    反応器に供給するエチレンとα−オレフィンとの混合物
    中のα−オレフィンの割合が40〜95モル%であり、
    かつ反応終了後の混合物を0.5〜300kg/cm^
    2の圧力および125〜225℃の温度条件にある分離
    工程に付すことを特徴とする超低密度ポリエチレンの製
    造法。
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