JPS62109743A - 軸強度の弱い缶体の巻締方法 - Google Patents
軸強度の弱い缶体の巻締方法Info
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- JPS62109743A JPS62109743A JP23759985A JP23759985A JPS62109743A JP S62109743 A JPS62109743 A JP S62109743A JP 23759985 A JP23759985 A JP 23759985A JP 23759985 A JP23759985 A JP 23759985A JP S62109743 A JPS62109743 A JP S62109743A
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Landscapes
- Prostheses (AREA)
- Forging (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、缶胴体が軸強度の弱い材料で構成されている
缶体の巻締方法に関する。
缶体の巻締方法に関する。
従来の技術
金属缶等の巻締に適用されている従来周知の二重巻締法
は、巻締ロールによる巻締圧に対抗して缶体をリフター
とチャック間で支持するために、缶胴体に大きな軸荷重
(リフター圧と呼ばれる)が加えられる。その為にプラ
スチック等軸強度の弱い材料からなる缶胴体の場合は、
缶胴体が座屈を起して巻締過程でフランジ部が缶胴軸方
向に逃げて、必要なボディフック長さを確保することが
できず、巻締強度が不足するという問題があった。
は、巻締ロールによる巻締圧に対抗して缶体をリフター
とチャック間で支持するために、缶胴体に大きな軸荷重
(リフター圧と呼ばれる)が加えられる。その為にプラ
スチック等軸強度の弱い材料からなる缶胴体の場合は、
缶胴体が座屈を起して巻締過程でフランジ部が缶胴軸方
向に逃げて、必要なボディフック長さを確保することが
できず、巻締強度が不足するという問題があった。
そして、上記の問題を解決するために、例えば特開昭5
8−35028号公報、特開昭58−35029号公報
、特開昭58−47530号公報に記載されているよう
な新たな二重巻締方法が提案されている。
8−35028号公報、特開昭58−35029号公報
、特開昭58−47530号公報に記載されているよう
な新たな二重巻締方法が提案されている。
上記公報に記載されている巻締方法は、サポートロール
やバックアップロールl (7) e 別ノロールを採
用した特別の巻締装置によって、巻締時の軸方向の分力
を前記ロールで受けて、缶胴体に大きな軸荷重が作用し
ないようにして、フランジ部の逃げを防ぐようにしたも
のである。
やバックアップロールl (7) e 別ノロールを採
用した特別の巻締装置によって、巻締時の軸方向の分力
を前記ロールで受けて、缶胴体に大きな軸荷重が作用し
ないようにして、フランジ部の逃げを防ぐようにしたも
のである。
発明が解決しようとする問題点
上記のように、金属缶等の巻締に一般に筐用されている
従来の巻締装置では、軸強度の弱い缶体の巻締は困難で
あった。その為に新たな巻締方法も提案されているが、
一般に使用されている従来の巻締装置に代えて、特別の
巻締装置を必要とし、設備費が嵩むと同時に新た々専用
の巻締ラインを設ける為のスペースを必要とする等の問
題がある。
従来の巻締装置では、軸強度の弱い缶体の巻締は困難で
あった。その為に新たな巻締方法も提案されているが、
一般に使用されている従来の巻締装置に代えて、特別の
巻締装置を必要とし、設備費が嵩むと同時に新た々専用
の巻締ラインを設ける為のスペースを必要とする等の問
題がある。
本発明は、上記実情に鑑み創案されたものであって、ポ
リエチレンテレフタレート等のプラスチックフィルム、
金属箔とプラスチックシートとの積層体、又は紙材等か
らなる缶胴体で構成された軸強度の弱い缶体の二重巻締
を、従来周知の二重巻締装置を使用して適正に行なうこ
とが出来る二重巻締方法を提供することを目的とするも
のである。
リエチレンテレフタレート等のプラスチックフィルム、
金属箔とプラスチックシートとの積層体、又は紙材等か
らなる缶胴体で構成された軸強度の弱い缶体の二重巻締
を、従来周知の二重巻締装置を使用して適正に行なうこ
とが出来る二重巻締方法を提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段
まず、本発明の原理を第3図によって説明する。
缶体6内に内容物を充填して蓋体9を嵌合した場合に、
第3図に示すように内容物7と蓋体9間にヘッドスペー
ス8ができる。そのヘッドスペースは空気層であるから
、その空気を逃がさないようにして巻締を行なうと、内
部の空気によって内圧がかかった状態となり、缶体の軸
強vを増大(−て圧縮荷重に耐えることができる。
第3図に示すように内容物7と蓋体9間にヘッドスペー
ス8ができる。そのヘッドスペースは空気層であるから
、その空気を逃がさないようにして巻締を行なうと、内
部の空気によって内圧がかかった状態となり、缶体の軸
強vを増大(−て圧縮荷重に耐えることができる。
本発明は、上記原理に基づいてなされたものである。本
発明の構成を実施例に相当する第1図及び第2図によっ
て説明する。
発明の構成を実施例に相当する第1図及び第2図によっ
て説明する。
本発明は、缶胴体lのフランジの内側屈曲部近傍に複数
個のリング状突条3を設けて、蓋体2との嵌合時に前記
突条3を前記蓋体2のカール部に塗布されたコンパウン
ド皮膜に密着させて、缶体内を密封した状態で缶体の巻
締を行なうことを構成とするものである。
個のリング状突条3を設けて、蓋体2との嵌合時に前記
突条3を前記蓋体2のカール部に塗布されたコンパウン
ド皮膜に密着させて、缶体内を密封した状態で缶体の巻
締を行なうことを構成とするものである。
作用
蓋体2を缶胴体1に嵌合すると、フランジ上の突条3が
蓋体のコンパウンド皮膜に食い込んで密着して、缶体内
の密封を図る。缶体に荷重が作用することによってより
密着が促進されるから、缶体内の空気が減らない。従っ
て、缶体内の空気が内圧として作用し、缶体の変形に抵
抗して、結果的に軸強[f高める。
蓋体のコンパウンド皮膜に食い込んで密着して、缶体内
の密封を図る。缶体に荷重が作用することによってより
密着が促進されるから、缶体内の空気が減らない。従っ
て、缶体内の空気が内圧として作用し、缶体の変形に抵
抗して、結果的に軸強[f高める。
実施例
本発明の実施例を第1,2図に基づいて詳述する。
缶胴体1け、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性
樹脂や熱可塑樹脂シートと金属箔との積層体等の薄くて
柔軟な材料で形成されている。該缶胴体1のフランジの
内側屈曲部近傍に1第1図に示すように複数個のリング
状突条3f7r缶胴体成形時に一体に形成する。該箇所
に突条を設けるのけ、缶胴体1に蓋体2を嵌合させたと
き、缶胴体と蓋体の屈曲部の曲率が互に相違するために
、第2図に示すように屈曲部近傍に隙間が生じ、該隙間
を介して缶内の空気が外部に洩れやすいからである。ま
た、蓋体2は、アルミ等の金属材料で形成され、その湾
曲部4には巻締部の密封を図るためにコンパウンド5が
塗布されている。
樹脂や熱可塑樹脂シートと金属箔との積層体等の薄くて
柔軟な材料で形成されている。該缶胴体1のフランジの
内側屈曲部近傍に1第1図に示すように複数個のリング
状突条3f7r缶胴体成形時に一体に形成する。該箇所
に突条を設けるのけ、缶胴体1に蓋体2を嵌合させたと
き、缶胴体と蓋体の屈曲部の曲率が互に相違するために
、第2図に示すように屈曲部近傍に隙間が生じ、該隙間
を介して缶内の空気が外部に洩れやすいからである。ま
た、蓋体2は、アルミ等の金属材料で形成され、その湾
曲部4には巻締部の密封を図るためにコンパウンド5が
塗布されている。
上記のように構成された缶胴体に内容物を充填して、蓋
体2を開口部に嵌合させると、前記突条3が蓋体に塗布
されたコンパウンド皮膜5に食い込んで密着し、缶体を
密封する。この状態で、周知の二重巻締装置で缶体の巻
締を行なうと、リフター圧が巻締部に作用することによ
って、前記突条3はよりコンパウンド皮膜に食い込んで
密着し缶体の密封をより促進する。従って、巻締により
リフター圧が缶体に作用しても、缶体の空気が外部に洩
れカいので、内圧によって缶体の軸強度が高められ、リ
フター圧によって缶体が座屈を起すことが寿い。よって
、巻締過程で缶胴体フランジ部が缶胴軸方向に逃げるこ
となく、軸強度の弱い材料からなる缶胴体でも適正に二
重巻締を行なうことができる。
体2を開口部に嵌合させると、前記突条3が蓋体に塗布
されたコンパウンド皮膜5に食い込んで密着し、缶体を
密封する。この状態で、周知の二重巻締装置で缶体の巻
締を行なうと、リフター圧が巻締部に作用することによ
って、前記突条3はよりコンパウンド皮膜に食い込んで
密着し缶体の密封をより促進する。従って、巻締により
リフター圧が缶体に作用しても、缶体の空気が外部に洩
れカいので、内圧によって缶体の軸強度が高められ、リ
フター圧によって缶体が座屈を起すことが寿い。よって
、巻締過程で缶胴体フランジ部が缶胴軸方向に逃げるこ
となく、軸強度の弱い材料からなる缶胴体でも適正に二
重巻締を行なうことができる。
なお、突条とコンパウンドの密着をより促進するために
、コンパウンドを粘着力が20g/20cm巾程度の高
いものを採用し、コンパウンド皮膜厚を5μ〜500μ
とすることにより効果を高めることができる。
、コンパウンドを粘着力が20g/20cm巾程度の高
いものを採用し、コンパウンド皮膜厚を5μ〜500μ
とすることにより効果を高めることができる。
発明の効果
本発明は、上記の方法により軸強度の弱い缶体を巻締で
いるので、高いリフター圧が作用しても缶体の内圧によ
って軸強変が高められて、缶体が座屈するのを防ぎ、適
正なボディフック長さが確保され、緊密な二重巻締を行
なうことができる。
いるので、高いリフター圧が作用しても缶体の内圧によ
って軸強変が高められて、缶体が座屈するのを防ぎ、適
正なボディフック長さが確保され、緊密な二重巻締を行
なうことができる。
また、従来の二重巻締装置で容易に実施することができ
るので、特別な巻締装置による新たな巻締ラインを設け
る必装が々い。
るので、特別な巻締装置による新たな巻締ラインを設け
る必装が々い。
以上のように、本発明は実用上多大な効果を奏するもの
である。
である。
第1図は本発明に使用される缶胴体の一部断面図、第2
図は本発明方法の途中工程を示す巻締部の一部断面図、
第3図は内容物を充填して蓋体を嵌合した状態の概略説
明図である。 1:缶胴体 2:蓋体 3:突条 4:湾曲部 5:コンバウンド皮膜 6:缶体7:内容
物 特許出願人 東洋製罐株式会社 出願人代理人 弁理士 佐 藤 文 男(ほか2
名)
図は本発明方法の途中工程を示す巻締部の一部断面図、
第3図は内容物を充填して蓋体を嵌合した状態の概略説
明図である。 1:缶胴体 2:蓋体 3:突条 4:湾曲部 5:コンバウンド皮膜 6:缶体7:内容
物 特許出願人 東洋製罐株式会社 出願人代理人 弁理士 佐 藤 文 男(ほか2
名)
Claims (1)
- 缶胴体のフランジの内側屈曲部近傍に複数個のリング状
突条を設けて、蓋体との嵌合時に前記突条を前記蓋体の
カール部に塗布されたコンパウンド皮膜に密着させて、
缶体内を密封した状態で巻締を行なうことを特徴とする
軸強度の弱い缶体の巻締方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23759985A JPS62109743A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 軸強度の弱い缶体の巻締方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23759985A JPS62109743A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 軸強度の弱い缶体の巻締方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62109743A true JPS62109743A (ja) | 1987-05-20 |
Family
ID=17017708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23759985A Pending JPS62109743A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 軸強度の弱い缶体の巻締方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62109743A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015522413A (ja) * | 2012-07-19 | 2015-08-06 | ティッセンクルップ インダストリアル ソリューションズ アクツィエンゲゼルシャフトThyssenKrupp Industrial Solutions AG | 縦形ローラミル内における粉砕材料の粉砕 |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP23759985A patent/JPS62109743A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015522413A (ja) * | 2012-07-19 | 2015-08-06 | ティッセンクルップ インダストリアル ソリューションズ アクツィエンゲゼルシャフトThyssenKrupp Industrial Solutions AG | 縦形ローラミル内における粉砕材料の粉砕 |
US10052635B2 (en) | 2012-07-19 | 2018-08-21 | Thyssenkrupp Industrial Solutions Ag | Comminution of grinding stock in a vertical roller mill |
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