JPS62106271A - 回転磁界型磁気冷凍機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、回転磁界型磁気冷凍機に係り、特にマグネッ
トで発生した磁場を有効に利用するに好適な回転磁界型
磁気冷凍機に関する。

〔発明の背景〕

従来の磁気冷凍機としては、Ｕ、Ｓ、Ｐ。

４．３３２，１３５号明細書に記載の往復動型のものが
知られている往復動型の冷凍機は、作業物質を高磁場中
に往復運動によって出し入れするものであるが、一般に
駆動部分が複雑かつ大形になる。また、Ｕ、Ｓ、Ｐ。４
，１０７，９３５号明細書に記載の如き回転型の磁気冷
凍機も知られているが、マグネットが大型となり、漏れ
磁場が大きく、周辺部分に悪い影響を与えたり、またそ
の他に回転体中に作動流体を流すため、気密の確保が問
題となり、流体循環の手段を要するなど、極めて複雑な
構成となる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、マグネットにより発生した磁場を有効
に利用するに好適な回転磁界型磁気冷凍機を堤供するこ
とにある。

〔発明の概要〕

磁気冷凍サイクルをＴ’０才ろｓｌ数個の冷却ユニット
を円周上に配置し、前記複数個の冷却ユニツトが形成す
る環状空間をそのほぼ中心とするようなソレノイドコイ
ルを複数個配置し、これらのソレノイドコイルを回転さ
せることによって、前記冷却ユニット内の磁気作業物質
を磁化したり、減磁したりする。こうすることによって
、ソレノイドコイルは発生する磁場を有効に利用するこ
とができる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図により説明する。

ｌａ、ｌｂ、・・・１ｈは、円周上に配置された冷却ユ
ニットである。これらの冷却ユニットは、その内部に磁
気冷凍用の作業物である磁性体と、この磁性体が磁化さ
れて発熱したときは高温熱源へ排熱し、また減磁されて
、温度が低下したときは低温熱源から吸熱する熱交換器
から成る。前記磁性体を磁化したり、減磁したりするの
は、前記冷却ユニットが形成する円環状の空間をその中
心とする複数個の超電導ソレノイドコイル２ａ、２ｂ。

２ｃを回転させることによって実施する。前記超電導ソ
レノイドコイル２ａ、２ｂ、２ｃは、永久電流状態で運
転され、一定の磁場を発生しているので、円環状の空間
には一定高低の磁場分布が形成されている。そのため、
超電導ソレノイドコイル２ａ、２ｂ、２ｃが回転するこ
とによって、前冷却ユニット中の磁性体に高低の変化磁
場を加えることによって、磁性体を磁化したり、減磁し
たりすることができる。３は、超電導ソレノイドコイル
２ａ、２ｂ、２ｃの回転軸である。この回転方向４は、
一定方向に連続回転するだけでなく、正逆転を交互に繰
り返して回転させることもできる。磁気冷凍用の磁気作
業物質としては、ガドリニウム・ガリウム・ガーネット
（ＧｄｘＧａ５０ｘｚ）が好適である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、マグネットが発生した磁場を有効に使
用できるので、漏れ磁場の小さい回転磁気冷凍機を得る
ことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の横断面図である。 １　ａ　、　１　ｂ　、　１　ｃ−冷却ユニット、２ａ
、２ｂ。 ２ｃ・・・超電導ソレノイドコイル、３・・・回転軸。 葉１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁場を印加すると発熱し、磁場を除去すると吸熱する磁
   気冷凍用作業物質と、この作業物質が発熱したとき、こ
   の熱を外部へ放熱し、作業物質が吸熱するとき、外部の
   熱を吸収する熱交換手段とこの作業物質に印加する磁場
   を可変できる磁場発生装置を備えた回転型磁気冷凍機に
   おいて、前記作業物質と前記熱交換手段を円周上に複数
   個静止状態で配置し、これらを配置した環状空間をその
   ほぼ中心にもつようなソレノイドコイルを複数個配置し
   、これらのソレノイドコイルを一諸に回転させることに
   よつて、前記静止状態の作業物質に変化磁場を加えるよ
   うにしたことを特徴とする回転磁界型磁気冷凍機。