JPS62106165A - 無段変速機の非作動時変速装置 - Google Patents

無段変速機の非作動時変速装置

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JPS62106165A
JPS62106165A JP15991785A JP15991785A JPS62106165A JP S62106165 A JPS62106165 A JP S62106165A JP 15991785 A JP15991785 A JP 15991785A JP 15991785 A JP15991785 A JP 15991785A JP S62106165 A JPS62106165 A JP S62106165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
continuously variable
variable transmission
power
output
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP15991785A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenshirou Kanou
剣士郎 過能
Masao Ueda
上田 正男
Etsuro Onishi
大西 悦郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、遊星配置した遊星コーンの顎部に入力円板
と出力円板を回転可能的に、また、頂面にリングを回転
不能的にそれぞれ圧接するとともに、前記リングを前記
MWコーンの頂面上の中心点と端部間を移動させること
で前記入力円板と出力円板の回転数比率を変える差動遊
星機構タイプの無段変速機において、この無段変速機の
入力軸へ取り入れられる動力が一度遮断した場合であっ
ても、低速側に変速して再始動できる無段変速機の非作
動時変速装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来から、無段変速機には種々のタイプがあり、それぞ
れに長所、短所を持っている。
このなかでも、遊星配置した傘形の遊星コーンの顎部に
入力円板と出力円板を回転可能的に、また、頂面にリン
グを前記遊星コーンの頂面上の中心点と端部間を移動さ
せることで前記入力円板と出力円板の回転数比率を変え
る差動遊星機構タイプの無段変速機(商品名;リングコ
ーン無段変速機−シンボ工業株式会社盟)は、コンパク
トながら大容量の動力を伝達できること、変速域を大き
くとれること、侍にO回転の出力が出せること等より、
各種走行作業車のトランスミッション等の減変速機構と
して用いられることがある。
すなわち、第4図はこの無段変速機を組み込んだギアボ
ックスの断面図であるが、この無段変速機は、傘形をし
た遊星コーン1を円周上遊星配置し、この前後面の顎部
分にそれぞれ入力軸2と出力軸3に連結される入力円板
4と出力円板5を圧接するとともに、遊星コーン10)
頂面にも、前記した入力円板4および出力円板5とその
法線力ベクトルが閉鎖系を構成するようにしてリング6
を圧接したものである。これにより、遊星コーン1上の
リング6の位置を変えると、遊星コーン1の自公転回転
数が変わるから、これによって入力軸2に対する出力軸
3の回転数比が変わる。いわゆる、差動遊星機構タイプ
のものである。
なお5第4図において、リング6はホルダー7に抱持さ
れていて、外部の操作装置によって変速操作されるとと
もに、変速された出力軸3の動力は、さらに以下の伝動
系に伝導されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところが、このタイプの無段変速機の最大の欠点は、入
力軸2に供給される動力が一度でも遮断されてしまうと
、変速ができないということである。
なぜなら、途中で動力が遮断されてしまうと。
遊星コーン1に対するリング6の接触圧力が高くてそれ
を動かすことができないからである。
したがって、高い出力回転数のまま、なんらかの原因で
入力が遮断されてしまったような場合。
再始動すると、遮断前の高い出力回転数がそのまま出る
から、危険な場合があった。特に、この無段変速機を走
行作業車のトランスミッション等に使用したものにおい
ては、ガケ縁や川の手前等の危険個所で停止したときや
エンストで停止したときの再発進時、このことが生じて
非常に危険でもあった。
(ニ)問題点を解決するための手段 そこで、この発明は、遊星配置した遊星コーン1の顎部
に入力円板4と出力円板5を回転可能的に、また、頂面
にリング6を回転不能的にそれぞれ圧接するとともに、
前記リング6を前記Mヱコーン1の頂面上の中心点と端
部間を移動させることで前記入力円板4と出力円板5の
回転数比率を変える差動遊星機構タイプの無段変速機に
おいて、この無段変速機の出力軸3以降の伝動系に、こ
の出力軸3にかかる負荷を遮断、接続自在にする動力断
続機構を装設したことにより、この問題点を解決したも
のである。
(ホ)作用 これにより、入力軸2に取り入れられるべき動力が一度
遮断されたような場合であっても、この動力断続機構を
切断して再始動することにより。
最終の負荷にまでは出力されないが、入力円板4からm
mコーン1.リング6を経て出力円板5に至る動力系は
有効に作動していることになり、したがって、リング6
の移すJ、すなわち、変速操作は可能になるのである。
(へ)実施例 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明するが、
第1図はこの無段変速機に動力断続機構を組み込んだギ
アボックスの一部断面図である。
この実施例において、出力円板5と出力!III 3の
動力的連結を以下のように構成している。
すなわち、出力円板5は出力軸3に対して遊嵌しておき
、出力軸3に固嵌されたドライブホイル8との間でポー
ルクラッチ機構9によって接続するようにしている。具
体的には、出力円板5とドライブホイル8との対向面に
それぞれクラッチ片5 (a) 、  8 (a)を形
成し、このクラッチ片5(a)、8  (a)の間にボ
ール10を挿設したものである。そして、出力円板5は
スプリング11によって遊星コーン1側に押圧し、この
押圧力によって遊星コーン1からの反力、すなわち、¥
J1動トルクが発生するように構成されている。
ところで、この発明であるが、これら出力軸3以降の伝
動系に、この出力軸3にかかる負荷を遮断、接続自在に
する動力断続機構12を設けたものである。
この動力断続機構12として憧々の構造のものが考えら
れるが、まず、第一は、前記したドライブホイル8の外
端部側にスプライン溝等の係合部13を形成しておき、
この係合部13と、出力軸3上を共廻り不能的にスライ
ドするクラッチ体14に設けた同じくスプライン構造の
係合部15を係脱させるものが考えられる。なお、クラ
ッチ体14以下にも動力を伝達していかなければならな
いが、クラッチ体14がスライドしても、それが可能な
ように。
伝動ギア16をスプライン嵌合しておく。
これにより、クラッチ体14をフォーク17等で抱き、
これを第1図の■、Hの位置に切り換えることで、ドラ
イブホイル8とクラッチ体14は動力を断続できるので
ある。
なお、ドライブホイル8とクラッチ体14の動力が遮断
されると、伝動ギア16以降には動力は伝達されないが
、遊星コーン1やリング6等は正常に作動しており、こ
れに伴って変速操作ができるのは前記したとうりである
第2図は動力断続機構12の他の実施例を示すギアボッ
クスの一部断面図であるが、ここでは以下のように構成
される。
出力円イ反5とドライブホイル8とにそれぞれクラッチ
片5  (a)、  8  (a)を形成し、この間に
ボール10をfin設したポールクラノナ1幾構9によ
って伝動するのは前記と同じであるが ただ、この場合
、クラッチ片5’(a) 、  8  (a)の向きが
外周側に向いており、ボール10を外周側から常時押さ
えていなければ、駆動トルクによってボールlOが外側
にはじき出されるように構成された点で違う。したがっ
て、ボール10の外周に、はじき出されたボール10を
収容できるボケソl一部と、クラッチ片5  (a) 
、  8  (a)の間に押し込める押さえ部とを備え
た押さえリング18を用怠し、この押さえリング18を
スライドさせることでボール10の位置をボケ71一部
と押さえ部とに切り換えられるようにしたものである。
第3図は動力断続機構12のさらに他の実施例を示すギ
アボックスの断面図である。
この動力断続機構12は、一端をテーパ部19に形成し
、他端側を前記したスプリング11に隣接させた状態で
出力軸3内に封入されるピストン20を用い、出力軸3
中に埋め込んだボール21を前記と同し作用をする押さ
えリング18によってこのテーバ部19に押し付けたり
離したりすることで、ピストン20を軸方向にスライド
させるのである。
ピストン20が他端側にスライドすると、スプリング1
1を押すから、出力円板5を遊星コーン1に押し付けて
駆動力を発生せしめるが1反対側にスライドすると、ス
プリング110作用はなくなり。
出力円板5と遊星コーン1間の駆動力は発生しない。し
かし、遊星コーン1とリング6等は正常に作動している
ので、変速操作ができるのはもちろんである。
なお、この例によるものは、ピストン20を動かしてス
プリング11の作用を減殺したとき、遊里コーン1とリ
ング6との間に隙間を生じせしめてリング6を動かそう
とするものであるから、リング6を動かそうとするとき
、すなわち、変速操作をしようとするとき、入力軸3に
動力が入力されていないことが必要である(完全な停止
中に変速操作しようとするもの)。
(ト)発明の効果 以上、この発明は、前記した構成の無段変速機において
、この無段変速機の出力軸3以降の伝動系に、この出力
軸3にかかる負荷を遮断、接続自在にする動力断続機構
12を設けたものであるから、前記した機能により、−
変動力系が遮断゛した後であっても、最終的な負荷まで
出力しないで変速操作ができるのである。
したがって、この無段変速機を走行作業車のミッション
等に用いたとき5エンスト等による途中停止1多の再発
進時、この動力断続機構12を一度切断・しておいて入
力を取り入れ、リング6を低速側に動かした後動力断続
機構12を接続することで1低速発進ができるのである
。なお、この場合、エンジン再始動の操作を選択によっ
て動力断続機構】2の切断操作に連動させておくことに
より、動力断続機構12が切断されないままに停止前の
速度でいきなり再発進といった事態はなくなる。
ただ、前記した第3図の実施例においては、これらと若
干界なり2動力断続機構12を切断して変速操作を完了
したなら、エンジンを再始動する前3 この動力断続機
構12を接続しておかなければならない(さもないと、
リング6が破損するおそれがある)。
ところで、前記したが、この無段変速機を各種走行作業
車のトランスミッション等に使用するような場合、他の
出力手段との関係で、この無段変速機の動力系上流に総
括的なりラッチ(メインクラッチ)を設けておくのが通
常であるが、この場合、一段でこのクラッチ、二段でメ
インクラッチと連動させておけば、操作が簡単で、省力
的である。
さらに、他にあまり出力手段を必要としないようなとき
や、それぞれの出力手段にクラッチ機構を有しているよ
うな場合、この動力断続機構12をメインとなる走行系
に用いることでその総括的なメインクラッチを廃止する
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明に係る動力断続機構を組み込
んだそれぞれギアボックスの一部断面図である。 (符号) 1・・遊星コーン 3・・出力軸 4・・入力円板 5・・出力円1反 12・・動力断続機構 特許出願人  セイレイ工業株式会社 代理人 弁理士 板 野 嘉 男 手続補正書(方式) 昭和61年12月1日 特願昭60−159917号 2、発明の名称 無段変速機の非作動時変速装置 3、?ifi正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 岡山市江並428番地 名称 (516)セイレイ工業株式会社代表者 井 上
 義 次 4、代理人 ■703  Tn (0862) 71−
1767昭和61年11月5日 (発送日同年11月2
5日)7、補正の内容 明細書の図面の簡単な説明欄を以下のように補正いたし
ます。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 遊星配置した遊星コーン(1)の顎部に入力円板(4)
    と出力円板(5)を回転可能的に、また、頂面にリング
    (6)を回転不能的にそれぞれ圧接するとともに、前記
    リング(6)を前記遊星コーン(1)の頂面上の中心点
    と端部間を移動させることで前記入力円板(4)と出力
    円板(5)の回転数比率を変える差動遊星機構タイプの
    無段変速機において、この無段変速機の出力軸(3)以
    降の伝動系に、この出力軸(3)にかかる負荷を遮断、
    接続自在にする動力断続機構(12)を装設したことを
    特徴とする無段変速機の非作動時変速装置。
JP15991785A 1985-07-18 1985-07-18 無段変速機の非作動時変速装置 Pending JPS62106165A (ja)

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JP15991785A JPS62106165A (ja) 1985-07-18 1985-07-18 無段変速機の非作動時変速装置

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JPS62106165A true JPS62106165A (ja) 1987-05-16

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ID=15703977

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JP15991785A Pending JPS62106165A (ja) 1985-07-18 1985-07-18 無段変速機の非作動時変速装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7161874B2 (en) 2000-06-21 2007-01-09 Citizen Watch Co., Ltd. Power generating type electronic timepiece
JP2008095796A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Mikuni Corp 遊星ローラ変速装置
JP2008215853A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Ricoh Elemex Corp 電池電圧検出回路及び電池駆動式機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7161874B2 (en) 2000-06-21 2007-01-09 Citizen Watch Co., Ltd. Power generating type electronic timepiece
JP2008095796A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Mikuni Corp 遊星ローラ変速装置
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