JPS6210606Y2 - - Google Patents

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JPS6210606Y2
JPS6210606Y2 JP11719682U JP11719682U JPS6210606Y2 JP S6210606 Y2 JPS6210606 Y2 JP S6210606Y2 JP 11719682 U JP11719682 U JP 11719682U JP 11719682 U JP11719682 U JP 11719682U JP S6210606 Y2 JPS6210606 Y2 JP S6210606Y2
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JP
Japan
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flange
edge
spark plug
mounting plate
holding part
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JP11719682U
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JPS5923575U (ja
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  • Gas Burners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガスバーナの点火プラグ取付構造、さ
らに詳しくはパイロツトバーナや点火室を備えた
ガスバーナの点火プラグを取り付ける構造に関
し、その主な目的とするところは、点火プラグの
着脱交換が容易に行なえるようにすることにあ
る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案に係るガスバーナの点火プラグ取付構
造は、ガスバーナ1点火用の点火プラグ2を取付
板3に押え部材4を用いて固定する構造であつ
て、取付板3には前縁に開口する点火プラグ2挿
入用の切欠溝5が形成され、取付板3の左右両側
縁前端部には夫々第1鍔部6と第2鍔部7とが突
設され、両鍔部6,7の後縁は夫々係止縁8を形
成するとともに、第1鍔部6の係止縁8の基部に
は後方に向かつて切欠溝5との距離を縮めるよう
に傾斜して後方ほど第2鍔部7の係止縁8の基部
との距離を縮める傾斜縁9が連続し、押え部材4
は弾性を有し中央部に取付板3の両鍔部6,7後
方が挿入される長孔10を有した保持部11と、
保持部11の長孔10の長手方向に沿つた一端部
に連結され取付板3への挿着時に第1鍔部6側に
位置する摘子部12とを有し、長孔10は上記両
鍔部6,7の基部間の距離に略等しい長径を有
し、押え部材4の保持部11と切欠溝5の奥部と
の間で点火プラグ2を挾持することにより、点火
プラグ2の周りで保持部11が撓んで長孔10の
長手方向両端部の周縁が係止縁8に圧接して点火
プラグ2が固定され、摘子部12に長孔10の長
手方向に沿つて第1鍔部6から第2鍔部7に向か
う向きの押圧力が作用したときには、保持部11
の長手方向一端が傾斜縁9に沿つて後方に移動
し、保持部11の長手方向他端と第2鍔部7の係
止縁8との係合が解除されて押え部材4が取付板
3から外れるものである。本実施例にあつてはガ
スバーナ1が点火室15を備え、点火室15内に
溜つたガスに点火する点火プラグ2を取付ける構
造を例示する。第1図に示すように、ガスバーナ
1は、混合管16、バーナ本体17、点火室1
5、点火プラグ2などから成る。混合管16は上
下に走る直管状であつて、下端に混合管16内に
ガスを導入するためのノズル18が挿着される。
混合管16の下端部側面には一次空気吸入口19
が開口し、ノズル18から混合管16内にガスが
噴出すると、ベンチユリ効果により一次空気吸入
口19から空気が混合管16内に取り入れられ
る。ガスと空気とは混合管16内を上昇しながら
混合され、混合管16上端に連結されたバーナ本
体17内に送られる。バーナ本体17は上下方向
に軸を有する有底円筒状であつて、その側面には
略全周に亘つて縦長の炎孔20が多数開口する。
バーナ本体17の側面の一所には炎孔20よりも
大きな面積で開口する種火孔21が炎孔20に隣
接して設けられている。バーナ本体17内には一
端が混合管16側で導入孔22を通してバーナ本
体17内と連通し、他端が種火孔21に連通する
点火室15が設けられている。すなわち、混合管
16内で混合されたガスと空気との混合気はその
一部が導入孔22を通つて点火室15内に導か
れ、残りが炎孔20へ導かれる。点火室15の下
面からは点火プラグ2が挿入され、この点火プラ
グ2先端と点火室15内周壁で点火プラグ2に対
向して設けられた突起23との間で放電すること
により点火室15内のガスに点火される。こうし
て点火室15内でガスに点火されると炎が種火孔
21を通つてバーナ本体17の外に出ることとな
り、この炎が炎孔20から吐出されるガスに次々
に転移してガスバーナ1に点火される。
ところで、点火プラグ2は混合管16とバーナ
本体17との接続部付近に固定された取付板3に
取着される。すなわち、取付板3は、第2図に示
すように、略短形であつて、長手方向の一端部に
混合管16に連結される取付孔25が設けられ
る。取付板3の長手方向の他端縁中央部には点火
プラグ2を挿入するための切欠溝5が設けられ
る。切欠溝5の奥端は取付プラグ2の断面形状に
合致する。取付板3の巾方向両側縁の切欠溝5寄
りの端部には、夫々第1凹所26と第2凹所27
とが形成される。第1凹所26及び第2凹所27
の一側縁と取付板3の前縁との間には夫々第1鍔
部6及び第2鍔部7が形成される。第1凹所26
の第1鍔部6側の周縁は係止縁8と傾斜縁9とを
連続した形状に形成され、第2凹所27の第2鍔
部7側の周縁は係止縁8となつている。第1凹所
26と第2凹所27との両係止縁8は取付板3の
巾方向に沿つた一直線上に並んでいる。傾斜縁9
は第1凹所26の奥端に向かつて第1凹所26の
巾を次第に縮める向きに傾斜している。すなわ
ち、傾斜縁9は係止縁8との連結部から第1凹所
26の奥端に向かつて第2鍔部7の係止縁8基部
との間の距離を縮めるように形成されている。こ
のように形成された取付板3には押え部材4が取
着される。押え部材4は、第3図に示すように、
低温焼入れしたステンレスのような弾性を有する
線材30を折曲して形成される。押え部材4の長
手方向一端部には保持部11が形成され、他端部
には摘子部12が形成される。すなわち、保持部
11は線材30を長円リング状に折曲して形成さ
れ、その長手方向の一端部で線材30が重複して
交差する。この交差部分からさらに摘子部12が
延設される。摘子部12は交差部分から略コ字状
の半子31が、第3図a中上下対称に延出して両
半子31の各脚片が略90度の角度で交差するよう
な形状に形成される。押え部材4は弾性を有した
線材30を折曲して形成されるものであるから、
保持部11は中央部の長孔10開口面に直交する
方向に弾性を有することになる。保持部11の長
孔10の長径は取付板3の左右の係止縁8間の距
離に略等しく形成される。
以上のように形成された取付板3と押え部材4
とを用いて点火プラグ2を取着するには、まず第
4図に示すように、点火プラグ2の長手方向の中
央部周面に形成された取付溝32を取付板3の切
欠溝5周縁に装着する。次に押え部材4の長孔1
0の摘子部12側の一端部内に取付板3の第1凹
所26側の端部を挿入する。こうして長孔10の
摘子部12側の周縁を傾斜縁9の第1凹所26奥
端に当接させると、保持部11の中央部が点火プ
ラグ2に当接し、この状態で摘子部12とは反対
側の保持部11の一端を第2凹所27に収まるよ
うに押し付けると、保持部11が点火プラグ2に
圧接して撓み、保持部11の摘子部12側の端部
周縁が傾斜縁9上を滑つて係止縁8に当接する。
このとき、保持部11の摘子部12とは反対の端
部は第2凹所27内に収まつて係止縁8に当接す
る。すなわち、保持部11の中央部が点火プラグ
2に圧接して撓み、保持部11の長手方向両端部
が夫々第1凹所26と第2凹所27の係止縁8に
圧接するのであり、これにより、点火プラグ2は
切欠溝5の奥部と押え部材4の保持部11との間
に挾持されることになる。上述のようにして固定
された点火プラグ2を取付板3から外すときに
は、摘子部12を取付板3の巾方向に沿つて切欠
溝5に向かつて押圧すると、長孔10の長手方向
における摘子部12側の周縁が傾斜縁9上を滑つ
て後方に移動し、その結果、保持部11の他端部
側が係止縁8に沿つて移動して第2鍔部7を乗り
越え、その瞬間に保持部11に貯えられたばね力
により押え部材4の第2凹所27側の端部が勢い
よく戻り、保持部11と第2凹所27の係止縁8
との係合が解除されるのである。
本考案は上述のような構成を有するので、取付
板の切欠溝内に点火プラグを挿着するとともに、
取付板の左右に跨つて配置された押え部材と切欠
溝の奥部との間で点火プラグを挾持することによ
り、点火プラグを確実に保持することができると
いう利点を有する。また、押え部材の一端側に対
応する取付板側縁に、押え部材の他端側を係止し
ている係止縁の基部との距離が点火プラグを保持
する力に抗する向きに沿つて次第に縮まるように
した傾斜縁を設けたことによつて、押え部材の傾
斜縁側の端部を保持力に抗して傾斜縁に沿つて滑
べらせることで押え部材の他端と係止縁との係合
を容易に解除することができ、その結果、点火プ
ラグの着脱、交換が容易になるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を利点したガスバーナの一例を
示す縦断面図、第2図a,bは夫々本考案に用い
る取付板の一例を示す平面図及び同図a中X−X
線断面図、第3図a,bは夫々同上に用いる押え
部材の一例を示す平面図及び側面図、第4図a,
bは夫々同上の点火プラグの取付状態を示す平面
図及び同図a中Y−Y線断面図である。 1はガスバーナ、2は点火プラグ、3は取付
板、4は押え部材、5は切欠溝、6は第1鍔部、
7は第2鍔部、8は係止縁、9は傾斜縁、10は
長孔、11は保持部、12は摘子部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスバーナ点火用の点火プラグを取付板に押え
    部材を用いて固定する構造であつて、取付板には
    前縁に開口する点火プラグ挿入用の切欠溝が形成
    され、取付板の左右両側縁前端部には夫々第1鍔
    部と第2鍔部とが突設され、両鍔部の後縁は夫々
    係止縁を形成するとともに、第1鍔部の係止縁の
    基部には後方に向かつて切欠溝との距離を縮める
    ように傾斜して後方ほど第2鍔部の係止縁の基部
    との距離を縮める傾斜縁が連続し、押え部材は弾
    性を有し中央部に取付板の前端部が挿入される長
    孔を有した保持部と、保持部の長孔の長手方向に
    沿つた一端部に形成され取付板への挿着時に第1
    鍔部側に位置する摘子部とを有し、長孔は上記両
    鍔部の基部間の距離に略等しい長径を有し、押え
    部材の保持部と切欠溝の奥部との間で点火プラグ
    を挾持することにより、点火プラグの周りで保持
    部が撓んで長孔の長手方向両端部の周縁が係止縁
    に圧接して点火プラグが固定され、摘子部に長孔
    の長手方向に沿つて第1鍔部から第2鍔部に向か
    う向きの押圧力が作用したときには、保持部の長
    手方向一端が傾斜縁に沿つて後方に移動し、保持
    部の長手方向他端と第2鍔部の係止縁との係合が
    解除されて押え部材が取付板から外れるガスバー
    ナの点火プラグ取付構造。
JP11719682U 1982-07-31 1982-07-31 ガスバ−ナの点火プラグ取付構造 Granted JPS5923575U (ja)

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JP11719682U JPS5923575U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 ガスバ−ナの点火プラグ取付構造

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JP11719682U JPS5923575U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 ガスバ−ナの点火プラグ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5923575U JPS5923575U (ja) 1984-02-14
JPS6210606Y2 true JPS6210606Y2 (ja) 1987-03-12

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JP11719682U Granted JPS5923575U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 ガスバ−ナの点火プラグ取付構造

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JPS5923575U (ja) 1984-02-14

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