JPS62105648A - 印字ヘツド電源制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 熱転写型サーマルプリンタ等で複数の印字ヘッドが正逆
方向の印字を分担するプリンタ装置の印字ヘッドの電源
制御回路であって、印字ヘッドに印加される電圧を正逆
方向で切り換える電圧切換手段を設けることによって、
１個の電源で容易に印字の濃淡を防止して印字品質を向
上させ、且つコストの改善を図ることができる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、熱転写型サーマルプリンタ等のシリアルプリ
ンタにおける往復印字の印字へ、ド電源制御回路に係り
、特に正逆方向分担印字による印字濃淡を防止し、且つ
コストの改善を図ることができる印字ヘッド電源制御回
路に関するものである。

近来、オフィスオートメーソヨンの進展により各種コン
ピュータの端末機、■フードプロセッサ。

及びファクシミリ等の印字出力機とし一１＝＝騒音の熱
転写型サーマルプリンタが開発、実用化されている。

この熱転写型サーマルプリンタにおいて２個のサーマル
ヘッドを備えて夫々正逆方向の印字を分担して印字を行
い、印字処理速度を高める方法が行われている。

このプリンタに使用されるインクリボンはフィルムテー
プに熱溶解性のインクが塗布されており、熱溶解したイ
ンクの印字用紙への転写により印字が行われ、インクリ
ボンは通常−回の使用しかできない。

このようなプリンタの印字ヘッドでは正逆方向で印字ヘ
ッドの抵抗発熱体の発熱に差があると印字に濃淡を生じ
るので、経済的に濃淡を防止する方法が望まれている。

〔従来の技術〕

第３図は熱転写型サーマルプリンタの概要を斜視図で例
示しており、図において、サーマルプリンタは２個の印
字ヘッド１ａ＋１ｂ＋印字用祇３がセットされるプラテ
ン２．夫々単独のリボンカセット８ａ　、　８ｂに収め
られて、プラテン２上の印字用紙３に印字ヘッド］、ａ
、ｌｂの何れか一方が接触して一定圧で押されているイ
ンクリボン４ａ、４ｂ、キャリア５゜ガイドシャフト６
、キャリア５を移動させる送りヘルド７を備えている。

送りベルト７は図示省略したプーリを介してスペースモ
ータに連結され、モータの正逆回転によって印字ヘッド
ｌａ、ｌｂを図中矢印Ａ、Ｂ方向に往復移動させること
ができる。

印字ヘッドｌａ、　ｌｂは何れか一方がインクリボン４
ａ、４ｂに接触している時は他方は退避しており、印字
ヘッド１ａで矢印Ａ方向（正方向）の印字、印字ヘッド
１ｂで矢印Ｂ方向（逆方向）の印字が行われる。

また印字ヘッドｌａ、　ｌｂにはドツトによって印字を
形成させる為に、図示していない複数の抵抗発熱素子（
以下発熱素子という）で構成された発熱部が設けられて
いる。

インクリボン４ａ、４ｂは例えばポリエステルフィルム
チーブ（或いは祇テープ）の片面にカーボンを含む熱溶
解性のインクがコーティングされており、印字ヘッドｌ
ａ、　ｌｂの発熱素子が発熱されるとインクが溶解して
接触している印字用紙３に熱転写される。

このような構成を有するので、印字開始が指令されてキ
ャリア５が駆動し、印字データに基いて印字ヘッド１ａ
の発熱素子が選択的に加熱され、キャリア５と共に矢印
六方向に移動しながら印字用紙３にドツト印字を行う。

１行分の印字が終了すると、改行信号により図示省略し
た退避機構によって印字へ、ト１ａがインクリボン４ａ
と共に印字用紙３の面より退避し、図示省略した移送機
構により印字用紙３は矢印Ｃ方向に改行送りされる。

すると印字ヘッド１ｂがインクリボン４ｂを介して印字
用紙３に接触し、再び矢印Ｂ方向に印字が開始される。

このようにして２個の印字ヘンドｌａ、　ｌｂによって
正逆方向印字が分担して行われる。

第４図において、印字ヘッド制御部９．ドライバ１０ａ
、１０ｂ、電源１１ａ、　ｌｌｂを示しており、印字ヘ
ッドｌａ、　ｌｂに供給される電源は各々に１個づつ使
用されている。

即ち、発熱素子の抵抗には製造王道けられないバラツキ
があり、これが印字ヘッドｌａ、　ｌｂ間の抵抗値の差
となり、印字の濃淡の差として出てくるので、夫々に対
応する電圧を供給して濃淡に差が生じないようにしてい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来方法によれば、２個の印字ヘッド１ａ＋１ｂに
夫々１個づつの電源を必要とし、コストが掛かるという
問題点がある。

〔問題点を解決する為の手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。

図において、１２は少なくとも２個の印字ヘッド１に供
給される電源１１の電圧を正逆方向によって切り喚える
電圧切換手段である。

従って正逆方向で電圧切換手段１２によって切り換えて
少なくとも２個の印字ヘッド１に異なる電圧を供給する
ように構成されている。

〔作用〕

正逆方向で分担印字する少なくとも２個の印字ヘッドｌ
ａ、　ｌｂに供給される電源１１の電圧を夫々に適合し
た電圧に電圧切換手段１２によって切り換えることによ
り、印字の濃淡差を解消して、しかも回路の簡略化によ
りコストを改善することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図のブロック図を参照し
て説明する。

第２図において、印字ヘッド制′４１■部９ａは、印字
ヘッドｌａ、　ｌｂに正逆方向印字信号によって電圧設
定回路１２ａ、１２ｂを切り換えて正逆方向の分担印字
を分担させる機能を存する。

電圧設定回路１２ａは、トランジスタＴｒｌ　と抵抗Ｒ
１，Ｒ３で構成され、電圧設定回路１２１〕はトランジ
スタＴｒｚ　と抵抗Ｒ，，Ｒ，で構成されており、抵抗
ＲＩ＋Ｒ１の比、及び抵抗Ｒｚ、　ＲｉＯ比によって設
定値が決められる。この電圧設定回路１２ａ、１２ｂは
印字ヘッド制御部９ａからの正逆印字信号によってトラ
ンジスタＴｒ＋　＋　Ｔｒｚのスイッチングによって切
り換えられる。

レギュレータ１３は、電圧設定回路１２ａ、１２ｂの切
り換えによって設定される電圧を印字ヘッド１ａ＋１ｂ
に供給する。

このような構成及び機能を有するので、印字ヘッド制御
部９ａから正方向印字１８号が発せられると、電圧設定
回路１２ａのトランジスタＴｒ＋が回路を閉じて、抵抗
Ｒ，，Ｒ，の比による設定値がレギュレータ１３に入力
され、これに相当する電圧が出力される。また印字ヘッ
ド制御部９ａから逆方向印字信号が発せられると、電圧
設定回路１２ｂのトランジスタＴｒｚが回路を閉じて、
抵抗Ｒ，，Ｒ，の比による設定値がレギュレータ１３に
入力され、これに相当する電圧が出力される。

このようにして、正逆方向印字の指定信号によって１つ
の電源で異なる電圧を出力することができ、電源個数の
削減７回路の簡略化によりコストの改善を図ることがで
きる。

上記例では熱転写型のサーマルプリンタの場合を説明し
たが、サーマル印字用紙を使用するサーマルプリンタの
場合にも同様に適用することができる。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、正逆印字方向によ
る印字の濃淡の差を解消することができ、しかも電源が
削減され、回路も簡素化されてコストの改善を図ること
ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明による実施例を示すブロック図、第３図
はサーマルプリンタの概要を例示４−る斜視図、 第４図は従来方法を説明するブロック図である。 図において、 １、ｌａ、ｌｂは印字ヘッド、２はプラテン、４ａ、４
ｂはインクリボン、 ９．９ａは印字ヘッド制御部、 １０ａ、　１０ｂはトライバ、　１１．　ｌｌａ、　１
ｌｌ）は電源、１２は電圧切換手段、　　１２ａ、１２
ｂは電圧設定回路、１３はレギュレータ、　　Ｔｒ、、
Ｔｒ２はトランジスタ、Ｒ１−Ｒ３は抵抗を示す。 ￥　１１コ 昂十〇

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）プラテンに対向する少なくとも２個の印字ヘッド
   （１）を有し、該プラテンと印字ヘッド（１）の間にセ
   ットされた印字媒体に、正逆印字方向を異なる印字ヘッ
   ド（１）で分担して印字を行うプリンタ装置において、 前記印字ヘッド（１）に供給される電源（１１）の電圧
   を各印字ヘッド（１）に対応して設定される電圧値に切
   り換える電圧切換手段（１２）を備え、正逆印字方向に
   より該電圧切換手段（１２）によって切り換えることを
   特徴とする印字ヘッド電源制御回路。
2. （２）前記電圧切換手段（１２）は、各印字ヘッド（１
   ）に共通するレギュレータと、各印字ヘッド（１）に対
   応する電圧設定回路とを備えることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の印字ヘッド電源制御回路。