JPS6210359B2 - - Google Patents
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- JPS6210359B2 JPS6210359B2 JP5452480A JP5452480A JPS6210359B2 JP S6210359 B2 JPS6210359 B2 JP S6210359B2 JP 5452480 A JP5452480 A JP 5452480A JP 5452480 A JP5452480 A JP 5452480A JP S6210359 B2 JPS6210359 B2 JP S6210359B2
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- slag
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Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Glanulating (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、溶融スラグを乾式造粒し顕熱を回収
するようにした装置に関する。
するようにした装置に関する。
高炉、転炉等から出る溶融スラグのごとき冶金
滓を乾式造粒とし、その顕熱を回収する装置とし
ては、第1図に示すような装置が公知である。こ
の装置での熱の回収の仕方について説明する。
滓を乾式造粒とし、その顕熱を回収する装置とし
ては、第1図に示すような装置が公知である。こ
の装置での熱の回収の仕方について説明する。
溶融スラグ溜aからノズルbを経て落下した溶
融スラグ流cは、水、油等のごとく、溶融スラグ
に対して非濡性の物質を塗布又は噴霧された造粒
ターゲツトdの上面に落下、衝突し、反跳してス
ラグ液滴となり、流動捕集槽e内に飛散する。
融スラグ流cは、水、油等のごとく、溶融スラグ
に対して非濡性の物質を塗布又は噴霧された造粒
ターゲツトdの上面に落下、衝突し、反跳してス
ラグ液滴となり、流動捕集槽e内に飛散する。
一方、ブロワfより吐出された圧縮空気は、ダ
クトgから風箱hに送られ、風箱hから散気板i
を経て前記流動捕集槽e内に吹込まれ、該流動捕
集槽e内には、図示してない粉体補給槽から冷媒
(例えば直径1mm以下のスラグ粉)が投入され、
該冷媒は流動捕集槽e内に吹込まれた前記圧縮空
気によつて流動化されて流動層jが形成され、流
動捕集槽e内に飛散した前記スラグ液滴は流動層
j上に環状に分布する。
クトgから風箱hに送られ、風箱hから散気板i
を経て前記流動捕集槽e内に吹込まれ、該流動捕
集槽e内には、図示してない粉体補給槽から冷媒
(例えば直径1mm以下のスラグ粉)が投入され、
該冷媒は流動捕集槽e内に吹込まれた前記圧縮空
気によつて流動化されて流動層jが形成され、流
動捕集槽e内に飛散した前記スラグ液滴は流動層
j上に環状に分布する。
飛散して環状に分布したスラグ液滴の表面に
は、流動層jを形成する冷媒が付着し、スラグ液
滴は冷媒と共に散気板iに沿つてスラグ粒排出口
k′側に導かれるが、このときスラグ液滴は冷媒及
び散気板iを通つて送られてくる圧縮空気により
冷却されてスラグ粒となる。
は、流動層jを形成する冷媒が付着し、スラグ液
滴は冷媒と共に散気板iに沿つてスラグ粒排出口
k′側に導かれるが、このときスラグ液滴は冷媒及
び散気板iを通つて送られてくる圧縮空気により
冷却されてスラグ粒となる。
ブロワmよりダクトnを通つて冷却器l下部の
風箱oへ送られた圧縮空気は、散気板pから冷却
器lへ入り、冷却器l内のスラグ粒を冷却しつつ
上昇し、スラグ粒排出管kを通つてスラグ粒排出
口k′から流動捕集槽e内に入り、ブロワfよりの
圧縮空気と共に冷媒を流動化して流動層jを形成
するが、スラグ粒排出口k′の部分においては、冷
媒の粒径はスラグ粒の粒径に対して約1/10の大き
さであるため、スラグ粒排出管kを上昇してきた
圧縮空気によつて前記冷媒が吹上げられ、しかし
てスラグ粒は冷媒から分級され、冷媒は流動捕集
槽e内へ戻され、スラグ粒はスラグ粒排出管kを
経て冷却器lへ導入され、冷却後スラグ粒受qへ
切出される。
風箱oへ送られた圧縮空気は、散気板pから冷却
器lへ入り、冷却器l内のスラグ粒を冷却しつつ
上昇し、スラグ粒排出管kを通つてスラグ粒排出
口k′から流動捕集槽e内に入り、ブロワfよりの
圧縮空気と共に冷媒を流動化して流動層jを形成
するが、スラグ粒排出口k′の部分においては、冷
媒の粒径はスラグ粒の粒径に対して約1/10の大き
さであるため、スラグ粒排出管kを上昇してきた
圧縮空気によつて前記冷媒が吹上げられ、しかし
てスラグ粒は冷媒から分級され、冷媒は流動捕集
槽e内へ戻され、スラグ粒はスラグ粒排出管kを
経て冷却器lへ導入され、冷却後スラグ粒受qへ
切出される。
冷媒の流動化のため散気板iへ供給された圧縮
空気及び分級のためスラグ粒排出口k′へ供給され
た圧縮空気は、流動捕集槽e内でスラグ液滴や冷
媒と熱交換されて粉体を含む熱風となり、ダクト
rを経て集塵器sへ導かれ、該集塵器s内で気体
と粉体とに分離され、気体はブロワxにより吸引
され、ダクトuを経て熱回収ボイラvに入つて熱
交換を行い、低温となつてダクトwより外部へ排
出される。又粉体はダクトtを通つて流動捕集槽
e内へ戻される。
空気及び分級のためスラグ粒排出口k′へ供給され
た圧縮空気は、流動捕集槽e内でスラグ液滴や冷
媒と熱交換されて粉体を含む熱風となり、ダクト
rを経て集塵器sへ導かれ、該集塵器s内で気体
と粉体とに分離され、気体はブロワxにより吸引
され、ダクトuを経て熱回収ボイラvに入つて熱
交換を行い、低温となつてダクトwより外部へ排
出される。又粉体はダクトtを通つて流動捕集槽
e内へ戻される。
斯かる従来装置にあつては、流動捕集槽eを造
粒ターゲツトdの片側に配置しているため、造粒
ターゲツトdで反跳したスラグ液滴を片側にのみ
飛散させる必要があつた。しかし、従来装置では
造粒ターゲツトとして回転ドラムを使用し、その
回転面上に溶融スラグ流を流下させているため、
スラグ液滴は360度の範囲にわたつて飛散してし
まい、スラグ液滴を片側に分散させようとする
と、該スラグ液滴を片側に飛散させるための装置
が必要となり、装置が大型化、複雑化し、又液滴
を片側に飛散させる装置にスラグ液滴が付着し、
大きくなるとはがれて落下し、スラグ粒排出口に
詰つたりするおそれがあり、スラグ粒や圧縮空気
の通過面積をあまり大きくすることができないた
め、処理速度が遅く、圧縮空気は大気中に放出し
ているため熱回収効率が悪い、等の欠点があつ
た。
粒ターゲツトdの片側に配置しているため、造粒
ターゲツトdで反跳したスラグ液滴を片側にのみ
飛散させる必要があつた。しかし、従来装置では
造粒ターゲツトとして回転ドラムを使用し、その
回転面上に溶融スラグ流を流下させているため、
スラグ液滴は360度の範囲にわたつて飛散してし
まい、スラグ液滴を片側に分散させようとする
と、該スラグ液滴を片側に飛散させるための装置
が必要となり、装置が大型化、複雑化し、又液滴
を片側に飛散させる装置にスラグ液滴が付着し、
大きくなるとはがれて落下し、スラグ粒排出口に
詰つたりするおそれがあり、スラグ粒や圧縮空気
の通過面積をあまり大きくすることができないた
め、処理速度が遅く、圧縮空気は大気中に放出し
ているため熱回収効率が悪い、等の欠点があつ
た。
本発明の従来手段の有する前述の欠点を除去す
ることを目的としてなしたもので、溶融スラグを
略円形状に反跳させてスラグ液滴とする造粒ター
ゲツトの周囲を、流動化した冷媒によりスラグ液
滴を冷却、固化する流動捕集槽で包囲し、該流動
捕集槽内に下り傾斜の散気板を有する風箱を配設
し、散気板の下に環状のスラグ粒排出口を有し冷
媒とスラグ粒を分級するようにした環状の分級器
を連結し、該分級器の下部にスラグ粒を下降させ
つつ向流で冷却する冷却器を配置したことを特徴
とするものである。
ることを目的としてなしたもので、溶融スラグを
略円形状に反跳させてスラグ液滴とする造粒ター
ゲツトの周囲を、流動化した冷媒によりスラグ液
滴を冷却、固化する流動捕集槽で包囲し、該流動
捕集槽内に下り傾斜の散気板を有する風箱を配設
し、散気板の下に環状のスラグ粒排出口を有し冷
媒とスラグ粒を分級するようにした環状の分級器
を連結し、該分級器の下部にスラグ粒を下降させ
つつ向流で冷却する冷却器を配置したことを特徴
とするものである。
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明す
る。
る。
回転可能なドラム式の造粒ターゲツト17の上
方に溶融スラグ溜2を配設し、造粒ターゲツト1
7の周囲に、外壁3a及び内壁3bで包囲された
流動捕集槽3を配設し、流動捕集槽3下部に、造
粒ターゲツト17側へ向つて下り傾斜の逆円錐状
の散気板4を設けると共に該散気板4に圧縮空気
の通過し得る溝を環状に設け、散気板4下部に風
箱25を配設し、風箱25の外周に適宜の間隔を
へだてて環状の空気ダクト9を配設し、風箱25
と空気ダクト9とを所要のピツチで、バルブ1
1′を有するダクト11で連結する。
方に溶融スラグ溜2を配設し、造粒ターゲツト1
7の周囲に、外壁3a及び内壁3bで包囲された
流動捕集槽3を配設し、流動捕集槽3下部に、造
粒ターゲツト17側へ向つて下り傾斜の逆円錐状
の散気板4を設けると共に該散気板4に圧縮空気
の通過し得る溝を環状に設け、散気板4下部に風
箱25を配設し、風箱25の外周に適宜の間隔を
へだてて環状の空気ダクト9を配設し、風箱25
と空気ダクト9とを所要のピツチで、バルブ1
1′を有するダクト11で連結する。
前記内壁3bと散気板4との近接部に環状のス
ラグ粒排出口18を設け、該スラグ粒排出口18
の下部に環状の分級器5を配設し、該分級器5の
下部に環状の冷却器6を取付け、該冷却器6下部
に切出弁7を所要のピツチで取付けてコンベア8
により冷却したスラグ粒を搬送し得るようにし、
冷却器6下部外側に所要の間隔をへだてて環状の
空気ダクト10を配設し、冷却器6と空気ダクト
10とを、所要のピツチで、バルブ12′を具備
せるダクト12により連結し、ダクト12の冷却
器6側端部を冷却器6内に挿入して冷却用の圧縮
空気を空気吹込装置22から冷却器6内に吹込み
得るようにする。
ラグ粒排出口18を設け、該スラグ粒排出口18
の下部に環状の分級器5を配設し、該分級器5の
下部に環状の冷却器6を取付け、該冷却器6下部
に切出弁7を所要のピツチで取付けてコンベア8
により冷却したスラグ粒を搬送し得るようにし、
冷却器6下部外側に所要の間隔をへだてて環状の
空気ダクト10を配設し、冷却器6と空気ダクト
10とを、所要のピツチで、バルブ12′を具備
せるダクト12により連結し、ダクト12の冷却
器6側端部を冷却器6内に挿入して冷却用の圧縮
空気を空気吹込装置22から冷却器6内に吹込み
得るようにする。
流動捕集槽3上部に空気ダクト13aを連結
し、該空気ダクト13aの途中にボイラ14、送
風機15を順次配設し、空気ダクト13aの先端
を空気ダクト13bと空気ダクト13cに分岐さ
せ、空気ダクト13bの先端を空気ダクト9に連
結し、空気ダクト13cの途中に送風機16を配
設して該送風機16の先端を空気ダクト10に連
結する。
し、該空気ダクト13aの途中にボイラ14、送
風機15を順次配設し、空気ダクト13aの先端
を空気ダクト13bと空気ダクト13cに分岐さ
せ、空気ダクト13bの先端を空気ダクト9に連
結し、空気ダクト13cの途中に送風機16を配
設して該送風機16の先端を空気ダクト10に連
結する。
なお図中1は溶融スラグ、19は溶融スラグ
流、20はスラグ液滴、21は溶融スラグ流と同
成分でスラグ粒よりも粒度の小さい(約1/10)冷
媒用の粉体、23は冷媒によつて形成される流動
層、23′は冷媒の循環流の方向、24は粉体補
給槽である。
流、20はスラグ液滴、21は溶融スラグ流と同
成分でスラグ粒よりも粒度の小さい(約1/10)冷
媒用の粉体、23は冷媒によつて形成される流動
層、23′は冷媒の循環流の方向、24は粉体補
給槽である。
次に本発明の作動について説明する。
溶融スラグ溜2より流出した溶融スラグ1は、
図示してないが、水、油等のごとき溶融スラグに
対し非濡性の物質が塗布又は噴霧された造粒ター
ゲツト17上に溶融スラグ流19として落下、衝
突し、反跳してスラグ液滴20となり、流動捕集
槽3内に360度の範囲にわたつて飛散する。
図示してないが、水、油等のごとき溶融スラグに
対し非濡性の物質が塗布又は噴霧された造粒ター
ゲツト17上に溶融スラグ流19として落下、衝
突し、反跳してスラグ液滴20となり、流動捕集
槽3内に360度の範囲にわたつて飛散する。
流動捕集槽3内部には、例えば直径1.0mm以下
のスラグ粉である冷媒が入つており、散気板4よ
り流動捕集槽3内に吹込まれた圧縮空気により流
動化されて流動層23が形成されており、このた
め飛散したスラグ液滴20は、流動層23に混入
し、流動層23内に所要の時間滞溜することによ
り冷媒がスラグ液滴の表面に付着し、液滴同志が
相互に付着することなく冷媒及び圧縮空気によつ
て冷却されてスラグ粒となり、スラグ粒の排出を
促進するようスラグ粒排出口18に向けて下り傾
斜にしてある散気板4に沿つて移動し、冷媒と共
に環状のスラグ粒排出口18から分級器5内に導
かれる。
のスラグ粉である冷媒が入つており、散気板4よ
り流動捕集槽3内に吹込まれた圧縮空気により流
動化されて流動層23が形成されており、このた
め飛散したスラグ液滴20は、流動層23に混入
し、流動層23内に所要の時間滞溜することによ
り冷媒がスラグ液滴の表面に付着し、液滴同志が
相互に付着することなく冷媒及び圧縮空気によつ
て冷却されてスラグ粒となり、スラグ粒の排出を
促進するようスラグ粒排出口18に向けて下り傾
斜にしてある散気板4に沿つて移動し、冷媒と共
に環状のスラグ粒排出口18から分級器5内に導
かれる。
一方、冷却器6からは、冷却器6でスラグ粒を
冷却した圧縮空気が、環状の分級器5内に吹込ま
れ、冷媒たるスラグ粉の終末速度以上の速度では
あるが、スラグ粒が落下し得る速度で分級器5内
を上昇し、該分級器5内でスラグ粒とスラグ粉を
分級する。分級後スラグ粉はスラグ粒排出口18
から流動捕集槽3内に戻る。すなわち、冷媒たる
スラグ粉は循環流として矢印23′の方向に循環
する。又分級されたスラグ粒は冷却器6内に落下
し、空気吹込装置22より吹込まれる圧縮空気に
より、下降しつつ向流冷却され、切出弁7よりコ
ンベア8上に切出され、コンベア8によつて次工
程へ送られる。更に工業的規模の場合、冷媒とし
てのスラグ粉はスラグ粒と共に流動捕集槽3より
多少外部へ排出されてしまうので、粉体補給槽2
4より適宜スラグ粉を流動捕集槽3内に補給して
やる。
冷却した圧縮空気が、環状の分級器5内に吹込ま
れ、冷媒たるスラグ粉の終末速度以上の速度では
あるが、スラグ粒が落下し得る速度で分級器5内
を上昇し、該分級器5内でスラグ粒とスラグ粉を
分級する。分級後スラグ粉はスラグ粒排出口18
から流動捕集槽3内に戻る。すなわち、冷媒たる
スラグ粉は循環流として矢印23′の方向に循環
する。又分級されたスラグ粒は冷却器6内に落下
し、空気吹込装置22より吹込まれる圧縮空気に
より、下降しつつ向流冷却され、切出弁7よりコ
ンベア8上に切出され、コンベア8によつて次工
程へ送られる。更に工業的規模の場合、冷媒とし
てのスラグ粉はスラグ粒と共に流動捕集槽3より
多少外部へ排出されてしまうので、粉体補給槽2
4より適宜スラグ粉を流動捕集槽3内に補給して
やる。
次に圧縮空気の循環について説明すると、送風
機15で圧縮された圧縮空気は、空気ダクト13
aを通つて空気ダクト13b,13cに入り、空
気ダクト13bに入つた圧縮空気は空気ダクト9
に送られ、ダクト11を通つて風箱25に送ら
れ、散気板4全周から流動捕集槽3内に吹込ま
れ、冷媒を流動化して流動層23とすると共にス
ラグ液滴に冷媒を付着させ、スラグ液滴や冷媒か
ら熱を奪う。
機15で圧縮された圧縮空気は、空気ダクト13
aを通つて空気ダクト13b,13cに入り、空
気ダクト13bに入つた圧縮空気は空気ダクト9
に送られ、ダクト11を通つて風箱25に送ら
れ、散気板4全周から流動捕集槽3内に吹込ま
れ、冷媒を流動化して流動層23とすると共にス
ラグ液滴に冷媒を付着させ、スラグ液滴や冷媒か
ら熱を奪う。
空気ダクト13cに入つた圧縮空気は、送風機
16で更に圧縮され、空気ダクト10よりダクト
12を通り、空気吹込装置22より冷却器6内へ
吹込まれ、冷却器6内のスラグ粒を冷却して分級
器5に入り、ここでスラグ粒とスラグ粉を分級
し、スラグ粉を併つて流動捕集槽3内に戻り、該
流動捕集槽3内で空気ダクト13b側から送られ
てきた圧縮空気と一諸になり、流動捕集槽3上部
より空気ダクト13aに送られ、図示してない集
塵器で空気と粉体とに分離され、粉体は流動捕集
槽3内に戻され、空気は空気ダクト13aより熱
交換手段たる熱回収ボイラ14に送られ、熱回収
ボイラ14で水を加熱し、しかる後送風機15に
吸引され、圧縮されて再び前記と同様にして各機
器内を循環する。
16で更に圧縮され、空気ダクト10よりダクト
12を通り、空気吹込装置22より冷却器6内へ
吹込まれ、冷却器6内のスラグ粒を冷却して分級
器5に入り、ここでスラグ粒とスラグ粉を分級
し、スラグ粉を併つて流動捕集槽3内に戻り、該
流動捕集槽3内で空気ダクト13b側から送られ
てきた圧縮空気と一諸になり、流動捕集槽3上部
より空気ダクト13aに送られ、図示してない集
塵器で空気と粉体とに分離され、粉体は流動捕集
槽3内に戻され、空気は空気ダクト13aより熱
交換手段たる熱回収ボイラ14に送られ、熱回収
ボイラ14で水を加熱し、しかる後送風機15に
吸引され、圧縮されて再び前記と同様にして各機
器内を循環する。
スラグ液滴20の周上飛散量の差異、更には流
動層23内の密度の不均一化による不均一流動等
が発生すると、圧縮空気は流れ易い所のみ多量に
流れ、結果として冷却効果の周上不均一が発生
し、装置全体としての熱交換が不十分となる。そ
して前記切出弁7から排出される粒滓が部分的に
高温化するか、あるいは空気ダクト13a内の空
気温度の低下が引き起こされることもある。そこ
で斯かる問題を解決するために、第6図や第7図
に示すごとく、周上均一流動化を図ることが望ま
しい。
動層23内の密度の不均一化による不均一流動等
が発生すると、圧縮空気は流れ易い所のみ多量に
流れ、結果として冷却効果の周上不均一が発生
し、装置全体としての熱交換が不十分となる。そ
して前記切出弁7から排出される粒滓が部分的に
高温化するか、あるいは空気ダクト13a内の空
気温度の低下が引き起こされることもある。そこ
で斯かる問題を解決するために、第6図や第7図
に示すごとく、周上均一流動化を図ることが望ま
しい。
すなわち、第2図に示す造粒ターゲツト17の
周囲に配設されている環状の分級器5に垂直方向
に延びる仕切板26を複数個取付け、分級器5に
連接した環状の冷却器6に前記仕切板26と一体
化された仕切板27を複数個設け、仕切板26,
27により前記分級器5、冷却器6を複数の部屋
5a,6aに分割し、各部屋6aにバルブ12′
を具備するダクト12を夫々接続し、該ダクト1
2に空気ダクト10を接続する。
周囲に配設されている環状の分級器5に垂直方向
に延びる仕切板26を複数個取付け、分級器5に
連接した環状の冷却器6に前記仕切板26と一体
化された仕切板27を複数個設け、仕切板26,
27により前記分級器5、冷却器6を複数の部屋
5a,6aに分割し、各部屋6aにバルブ12′
を具備するダクト12を夫々接続し、該ダクト1
2に空気ダクト10を接続する。
斯かる構成とすることにより、バルブ12′を
制御し、各部屋26a,25aに吹込む圧縮空気
量を各部屋ごとに均等になるよう制御することが
できる。
制御し、各部屋26a,25aに吹込む圧縮空気
量を各部屋ごとに均等になるよう制御することが
できる。
流動層23の周上均流動化を図る場合には、第
8図に示すように、分級器5の仕切板26のピツ
チと略同じピツチで風箱25に仕切板28を取付
け、該風箱25を複数の部屋25aに分割し、各
部屋25aにバルブ11′を具備するダクト11
を接続する。
8図に示すように、分級器5の仕切板26のピツ
チと略同じピツチで風箱25に仕切板28を取付
け、該風箱25を複数の部屋25aに分割し、各
部屋25aにバルブ11′を具備するダクト11
を接続する。
斯かる構成とすることにより、バルブ11′を
制御し、各部屋25aより第2図に示す散気板4
を通つて流動層23へ吹込む圧縮空気量を周上均
一に制御することができる。
制御し、各部屋25aより第2図に示す散気板4
を通つて流動層23へ吹込む圧縮空気量を周上均
一に制御することができる。
又、第6図〜第8図に示すごとく、複数の部屋
を設置する場合には、第2図に示す空気ダクト1
3bを廃止し、ダクト11を冷却器6上部に接続
し、全風量をダクト12から冷却器6内に吹込
み、分級器5及び散気板4を流れる圧縮空気量を
バルブ11′で制御することもあり、このように
すれば高温熱風の回収が可能となる。
を設置する場合には、第2図に示す空気ダクト1
3bを廃止し、ダクト11を冷却器6上部に接続
し、全風量をダクト12から冷却器6内に吹込
み、分級器5及び散気板4を流れる圧縮空気量を
バルブ11′で制御することもあり、このように
すれば高温熱風の回収が可能となる。
前述の仕切板は、分級器5、冷却器6、風箱2
5のうち、何れかの一つあいはこれらのうちの任
意の二つ若しくは全てに設けてもよい。
5のうち、何れかの一つあいはこれらのうちの任
意の二つ若しくは全てに設けてもよい。
なお、本発明は前述の実施例に限定されるもの
ではく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更を加え得ることは勿論である。
ではく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更を加え得ることは勿論である。
本発明の溶融スラグの熱回収装置は、前述のご
とき構成であるから、下記のごとき種々の優れた
効果を奏し得る。
とき構成であるから、下記のごとき種々の優れた
効果を奏し得る。
() スラグ粒排出口、分級器、冷却器横断面形
状を環状にし、環状部の全ゆる個所で分級、冷
却を行い得るようにしたため、スラグ液滴を片
側にのみ飛散させる装置が不要となり、従つて
装置の小型化、簡略化が可能となる。
状を環状にし、環状部の全ゆる個所で分級、冷
却を行い得るようにしたため、スラグ液滴を片
側にのみ飛散させる装置が不要となり、従つて
装置の小型化、簡略化が可能となる。
() スラグ液滴が装置に付着して運転を不能に
することがなくなるうえ、冷媒は流動捕集槽内
の全ゆる位置で循環し、しかも分級器や冷却器
等は環状であるため、スラグ粒や圧縮空気の通
過面積は大きくなり、従つて溶融スラグの処理
速度が大きくなる。
することがなくなるうえ、冷媒は流動捕集槽内
の全ゆる位置で循環し、しかも分級器や冷却器
等は環状であるため、スラグ粒や圧縮空気の通
過面積は大きくなり、従つて溶融スラグの処理
速度が大きくなる。
() 空気は大気中に放出されずに循環し、しか
も冷却器を通つた空気を流動捕集槽内に供給し
ているため、流動捕集槽から出る空気を高温に
することができ、従つてボイラによる熱回収が
有利になる。
も冷却器を通つた空気を流動捕集槽内に供給し
ているため、流動捕集槽から出る空気を高温に
することができ、従つてボイラによる熱回収が
有利になる。
第1図は従来例の説明図、第2図は本発明の説
明図、第3図は第2図の―方向矢視図、第4
図は第2図の―方向矢視図、第5図は第2図
の―方向矢視図、第6図は本発明に使用する
分級器の他の例の説明図、第7図は本発明に使用
する冷却器の他の例の説明図、第8図は本発明に
使用する風箱の他の例の説明図である。 図中2は溶融スラグ溜、3は流動捕集槽、4は
散気板、5は分級器、7は切出弁、9,10,1
3a,13b,13cは空気ダクト、14は熱回
収ボイラ、17は造粒ターゲツト、18はスラグ
粒排出口、22は空気吹込装置、25は風箱を示
す。
明図、第3図は第2図の―方向矢視図、第4
図は第2図の―方向矢視図、第5図は第2図
の―方向矢視図、第6図は本発明に使用する
分級器の他の例の説明図、第7図は本発明に使用
する冷却器の他の例の説明図、第8図は本発明に
使用する風箱の他の例の説明図である。 図中2は溶融スラグ溜、3は流動捕集槽、4は
散気板、5は分級器、7は切出弁、9,10,1
3a,13b,13cは空気ダクト、14は熱回
収ボイラ、17は造粒ターゲツト、18はスラグ
粒排出口、22は空気吹込装置、25は風箱を示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶融スラグを略円形状に反跳させてスラグ液
滴とする造粒ターゲツトの周囲を、流動化した冷
媒によりスラグ液滴を冷却、固化する流動捕集槽
で包囲し、該流動捕集槽内に下り傾斜の散気板を
有する風箱を配設し、散気板の下に環状のスラグ
粒排出口を有し冷媒とスラグ粒を分級するように
した環状の分級器を連結し、該分級器の下部にス
ラグ粒を下降させつつ向流で冷却する冷却器を配
置したことを特徴とする溶融スラグの熱回収装
置。 2 溶融スラグを略円形状に反跳させてスラグ液
滴とする造粒ターゲツトの周囲を、流動化した冷
媒によりスラグ液滴を冷却、固化する流動捕集槽
で包囲し、該流動捕集槽内に下り傾斜の散気板を
有する風箱を配設し、散気板の下に環状のスラグ
粒排出口を有し冷媒とスラグ粒を分級するように
した環状の分級器を連結し、該分級器の下部にス
ラグ粒を下降させつつ向流で冷却する冷却器を配
置し、前記風箱、分級器、冷却器のうち何れか一
つあるいは任意の二つ若しくは全てに垂直方向に
延びる仕切板を取付けて複数の部屋を形成せし
め、各部屋に風量調整可能なダクトを接続したこ
とを特徴とする溶融スラグの熱回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5452480A JPS56151879A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Heat recovery apparatus for melted slag |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5452480A JPS56151879A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Heat recovery apparatus for melted slag |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56151879A JPS56151879A (en) | 1981-11-25 |
JPS6210359B2 true JPS6210359B2 (ja) | 1987-03-05 |
Family
ID=12973039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5452480A Granted JPS56151879A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Heat recovery apparatus for melted slag |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56151879A (ja) |
-
1980
- 1980-04-24 JP JP5452480A patent/JPS56151879A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56151879A (en) | 1981-11-25 |
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