JPS62103087A - 5−(2−クロロベンジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン又はその塩の製造方法 - Google Patents
5−(2−クロロベンジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン又はその塩の製造方法Info
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- JPS62103087A JPS62103087A JP24238685A JP24238685A JPS62103087A JP S62103087 A JPS62103087 A JP S62103087A JP 24238685 A JP24238685 A JP 24238685A JP 24238685 A JP24238685 A JP 24238685A JP S62103087 A JPS62103087 A JP S62103087A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、抗炎症活性、海管拡張活性、血小板凝集活性
等を有する薬物として知られる下記式(2)で示される
5−(2−クロロベンジル)−4,5,6゜7−チトラ
ヒドロチエノ[: 3.2− C]ピリジン又はその塩
の新規な製造方法に関する。
等を有する薬物として知られる下記式(2)で示される
5−(2−クロロベンジル)−4,5,6゜7−チトラ
ヒドロチエノ[: 3.2− C]ピリジン又はその塩
の新規な製造方法に関する。
従来の技術
従来、抗炎症活性、通管拡張活性、崩小板凝集活性等を
有する薬物として知られる下記式(2)で示される5−
(2−クロロベンジル) −4,5,6゜7−チトラヒ
ドロチエノ(3,2−C)ピリジン又はその塩の製造方
法として、下記(、)〜(c)に示す方法等が提案され
ている。
有する薬物として知られる下記式(2)で示される5−
(2−クロロベンジル) −4,5,6゜7−チトラヒ
ドロチエノ(3,2−C)ピリジン又はその塩の製造方
法として、下記(、)〜(c)に示す方法等が提案され
ている。
(a)5−(2−クロロベンジル)−チェノ〔3,2−
C)−ピリジニウムクロライドを還元する方法(特公昭
52− ’31357号公報、下記反応式(A)参照)
。
C)−ピリジニウムクロライドを還元する方法(特公昭
52− ’31357号公報、下記反応式(A)参照)
。
(b)N−(2−クロロベンジル)−2−(2−チェニ
ル)エチルアミンにホルムアルデヒドt−加、t、これ
を塩酸水溶液中で加熱して環化させる方法(特開昭51
−101996号公報、下記反応式(B)参照)。
ル)エチルアミンにホルムアルデヒドt−加、t、これ
を塩酸水溶液中で加熱して環化させる方法(特開昭51
−101996号公報、下記反応式(B)参照)。
(c) 4,5,6.7−チトラヒドロチエノ[3,
2−C]ピリジンに2−クロロベンジルクロライドを反
応させる方法(Eu r、 J、 M@d、 Chem
−Ch@mi am Terapautica9(厘5
)483〜486.1974.下記反応式(Q参照)。
2−C]ピリジンに2−クロロベンジルクロライドを反
応させる方法(Eu r、 J、 M@d、 Chem
−Ch@mi am Terapautica9(厘5
)483〜486.1974.下記反応式(Q参照)。
なお、その他特開昭53−95994 、同55−33
469 、同54−19994 、同51−48692
。
469 、同54−19994 、同51−48692
。
同52−36691 、同52−91891 、同53
−9760゜同59−27895.同52−8793.
同54−9298゜特公昭52−31357号公報、
C,A、 91.56977v。
−9760゜同59−27895.同52−8793.
同54−9298゜特公昭52−31357号公報、
C,A、 91.56977v。
C,A、 94.47305j等に記載の方法が知られ
ている。
ている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、(a)及び(c)の方法は、目的物の収
率が低く、また(b)の方法は中間体の合成に際しアル
カリ金属或いはグリニャル試薬を使用するため操作が煩
わしく、しかも2−クロロベンジルアミンのような高価
な原料を多量に使用し危ければならないためコストが高
くつくという欠点がある。
率が低く、また(b)の方法は中間体の合成に際しアル
カリ金属或いはグリニャル試薬を使用するため操作が煩
わしく、しかも2−クロロベンジルアミンのような高価
な原料を多量に使用し危ければならないためコストが高
くつくという欠点がある。
従って、上記方法はいずれも工業的に不利であシ、この
ため従来より工業的規模において満足すべき(2)式の
化合物又はその塩の製造方法の開発が要望されてい友。
ため従来より工業的規模において満足すべき(2)式の
化合物又はその塩の製造方法の開発が要望されてい友。
問題点を解決するための手段及び作用
本発明者らは、上記事情に鑑み、(2)式の化合物又は
その塩を収率良く、かつ安価に製造し得る工業的に有利
な方法につき鋭意研究を行なった結果、下記式(1) 9、(2)式の化合物又はその塩が収率良く得られ、上
記目的が効果的に達成されることを知見し、本発明をな
すに至ったものである。
その塩を収率良く、かつ安価に製造し得る工業的に有利
な方法につき鋭意研究を行なった結果、下記式(1) 9、(2)式の化合物又はその塩が収率良く得られ、上
記目的が効果的に達成されることを知見し、本発明をな
すに至ったものである。
従って、本発明は、下記式(1)
で示される4、5.6.7−チトラヒドロチエノ〔3,
2−C)ピリジンと2−クロロベンズアルデヒドを沼こ
反応させて、下記式(2) で示される5−(2−クロロベンジル) −4,5,6
゜7−チトラヒドロチエノ[3,2−C)ピリジン又は
その塩を得ることを特徴とする5−(2−クロロベンジ
ル) −4,5,6,7−チトラヒドロチエノ(3,2
−C:lピリジン又はその塩の製造方法を提供するもの
である(下記反応式0)参照)。
2−C)ピリジンと2−クロロベンズアルデヒドを沼こ
反応させて、下記式(2) で示される5−(2−クロロベンジル) −4,5,6
゜7−チトラヒドロチエノ[3,2−C)ピリジン又は
その塩を得ることを特徴とする5−(2−クロロベンジ
ル) −4,5,6,7−チトラヒドロチエノ(3,2
−C:lピリジン又はその塩の製造方法を提供するもの
である(下記反応式0)参照)。
この場合、上記(1)式の化合物は、後述する(4)式
テ示すれる2−(2−チェニル)−エチルアミンとホル
ムアルデヒドとを反応させ念後、反応生成物であるイミ
ンに塩化水素を反応させてこのイミ、ンを環化させるこ
とにより、効率良く得ることができる。従って、このよ
うにして(1)式の化合物又はその塩を得之後、この(
1)式の化合物から(2)式の化合物又はその塩を合成
することKより、(2)式の化合物又はその塩が効率良
く得られるものである。
テ示すれる2−(2−チェニル)−エチルアミンとホル
ムアルデヒドとを反応させ念後、反応生成物であるイミ
ンに塩化水素を反応させてこのイミ、ンを環化させるこ
とにより、効率良く得ることができる。従って、このよ
うにして(1)式の化合物又はその塩を得之後、この(
1)式の化合物から(2)式の化合物又はその塩を合成
することKより、(2)式の化合物又はその塩が効率良
く得られるものである。
即ち、従来は(1)式の化合物を得る方法としては、下
記反応式■)、即ち CL(1) (Eur、J、Mad、Chem−Chsmica T
rap@uica 9 (A5 )483へ486.1
974 ) に従りた方法が採用されていた。しかし、この方法はそ
の合成に際して反応段階数が長く操作が煩わしいため、
(1)式の化合物を合成するのにコストが高くつき、ひ
いては(2)式の目的化合物が経済的に製造されないと
いう欠点がある。従りて、上記方法は工業的に不利であ
り、このため従来よ勺工業的規模において満足すべき(
1)式の化合物又はその塩の製造方法の開発が要望され
ていたものであるが、上記し友よう1c2−(2−チェ
ニル)−エチルアミンとホルムアルデヒドとを反応させ
た後、反応生成物であるイミンに塩化水素を反応させて
このイミンを環化させることkよシ、(1)式の化合物
又はその塩が高い収率で得られること、このようにして
得られた(1)式の化合物を中間体原料物質として経由
し、(2)式の化合物又はその塩を合成することにより
、 (2)式の化合物又はその塩が安価に得られるも
のである。
記反応式■)、即ち CL(1) (Eur、J、Mad、Chem−Chsmica T
rap@uica 9 (A5 )483へ486.1
974 ) に従りた方法が採用されていた。しかし、この方法はそ
の合成に際して反応段階数が長く操作が煩わしいため、
(1)式の化合物を合成するのにコストが高くつき、ひ
いては(2)式の目的化合物が経済的に製造されないと
いう欠点がある。従りて、上記方法は工業的に不利であ
り、このため従来よ勺工業的規模において満足すべき(
1)式の化合物又はその塩の製造方法の開発が要望され
ていたものであるが、上記し友よう1c2−(2−チェ
ニル)−エチルアミンとホルムアルデヒドとを反応させ
た後、反応生成物であるイミンに塩化水素を反応させて
このイミンを環化させることkよシ、(1)式の化合物
又はその塩が高い収率で得られること、このようにして
得られた(1)式の化合物を中間体原料物質として経由
し、(2)式の化合物又はその塩を合成することにより
、 (2)式の化合物又はその塩が安価に得られるも
のである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明においては、前記(1)式の化合物と2−クロロ
ベンズアルデヒドaに反応させて(2)式の化合物又は
その塩を得るものそある。この場合、反応条件は必ずし
も制限されないが、(1)式の化合物1モルニ対シテ2
− クロロベンズアルデヒドを1〜1.5モル、特に
1.1モル程度、及びギ酸を2〜2.5モル、特に2.
2モル程度反応させることが好適である。また、反応は
90〜100℃において2〜8時間、特に4時間程度、
二酸化炭素が発生しなくなるまで行なわせることが好ま
しい。
ベンズアルデヒドaに反応させて(2)式の化合物又は
その塩を得るものそある。この場合、反応条件は必ずし
も制限されないが、(1)式の化合物1モルニ対シテ2
− クロロベンズアルデヒドを1〜1.5モル、特に
1.1モル程度、及びギ酸を2〜2.5モル、特に2.
2モル程度反応させることが好適である。また、反応は
90〜100℃において2〜8時間、特に4時間程度、
二酸化炭素が発生しなくなるまで行なわせることが好ま
しい。
なお、このようにして得られた(2)式の化合物は、常
法により薬学的に受は入れ可能な無機又は有機の酸の塩
に変えることができる。
法により薬学的に受は入れ可能な無機又は有機の酸の塩
に変えることができる。
本発明方法の出発原料である(1)式の化合物又はその
塩は、公知の製造方法を採用して得ることもできるが、
下記方法によって得ることが好適である。
塩は、公知の製造方法を採用して得ることもできるが、
下記方法によって得ることが好適である。
即ち、下記式(4)
で示される2−(2−チェニル)−二flL’7 ミ7
とホルムアルデヒドとを反応させた後、反応生成物に塩
化水素を反応させてこの反応生成物を環化させることK
より (1)式の化合物又はその塩を得る方法が有効で
あル、これによシ(1)式の化合物又はその塩が収率良
く得られるものである(下記反応式「)参照)。
とホルムアルデヒドとを反応させた後、反応生成物に塩
化水素を反応させてこの反応生成物を環化させることK
より (1)式の化合物又はその塩を得る方法が有効で
あル、これによシ(1)式の化合物又はその塩が収率良
く得られるものである(下記反応式「)参照)。
この場合、反応式□□□の方法を採用する際は、その反
応条件は種々選択されるが、(4)式の化合物1モルニ
対してホルムアルデヒドヲI Sl、 5モル、特K
1.1モル程度反応させることが好ましい。また、反応
は水性媒体中で行なわせることが好適で。
応条件は種々選択されるが、(4)式の化合物1モルニ
対してホルムアルデヒドヲI Sl、 5モル、特K
1.1モル程度反応させることが好ましい。また、反応
は水性媒体中で行なわせることが好適で。
例えば(4)式の化合物にホルムアルデヒド水溶液を加
えることにより良好に反応させることができる。
えることにより良好に反応させることができる。
更に、生成イミンは完全な無水状態にしt後精製するこ
となく塩化水素と反応させることが好ましい。例えば反
応液にエーテルを加えてエーテル層を分離し、これを無
水硫酸マグネシウム等で乾燥した後、減圧下で濃縮乾固
することにより、良好に完全無水の粗製のイミンを得る
ことができる。
となく塩化水素と反応させることが好ましい。例えば反
応液にエーテルを加えてエーテル層を分離し、これを無
水硫酸マグネシウム等で乾燥した後、減圧下で濃縮乾固
することにより、良好に完全無水の粗製のイミンを得る
ことができる。
また、イミンに塩化水素を反応させる場合、イミン1モ
ルに対して塩化水素、好ましくは乾燥塩化水素を2〜2
.6モル、特に2.2モル程度反応させることが好適で
ある。更に、反応はジメチルホルムアミド等の中性極性
溶媒中で行なわせることが適当で、例えば乾燥塩化水素
のジメチルホルムアミド溶液にイミンのジメチルホルム
アミド溶液を加えることKより、良好に閉環反応を行な
わせて(1)式の化合物を塩の形で得ることができるも
のである。
ルに対して塩化水素、好ましくは乾燥塩化水素を2〜2
.6モル、特に2.2モル程度反応させることが好適で
ある。更に、反応はジメチルホルムアミド等の中性極性
溶媒中で行なわせることが適当で、例えば乾燥塩化水素
のジメチルホルムアミド溶液にイミンのジメチルホルム
アミド溶液を加えることKより、良好に閉環反応を行な
わせて(1)式の化合物を塩の形で得ることができるも
のである。
ここで、上記(4)式の化合物は、例えば下記方法によ
って得ることができる。
って得ることができる。
即ち、ジメチルスルホキシドとテトラヒドロフランとの
混合溶媒中で2−クロロメチルチオフェンにシアン化ナ
トリウムを反応させ、2−シアンメチルチオフェンを得
た後、これを無水エーテル中において塩化アルミニウム
を触媒として水素化アルミニウムリチウムで還元するか
(J、C,S。
混合溶媒中で2−クロロメチルチオフェンにシアン化ナ
トリウムを反応させ、2−シアンメチルチオフェンを得
た後、これを無水エーテル中において塩化アルミニウム
を触媒として水素化アルミニウムリチウムで還元するか
(J、C,S。
Parkin L 138.1976;下記反応式口)
参照)、2−チオフェンアルデヒドにニトロメタンを縮
合させ、2−(β−ニトロビニル)チオフェンを得、更
にこれを無水エーテル中で水素化アルミニウムリチウム
で還元する( J、O,C,15,807(1950)
:薬誌遅、 1301 (1954) :下記反応式
(ロ)参照)ことにょシ(4)式の化合物を得る方法で
あり、これにより(4)式の化合物が収率良く得られる
ものである。
参照)、2−チオフェンアルデヒドにニトロメタンを縮
合させ、2−(β−ニトロビニル)チオフェンを得、更
にこれを無水エーテル中で水素化アルミニウムリチウム
で還元する( J、O,C,15,807(1950)
:薬誌遅、 1301 (1954) :下記反応式
(ロ)参照)ことにょシ(4)式の化合物を得る方法で
あり、これにより(4)式の化合物が収率良く得られる
ものである。
以上説明したように1本発明製造方法は、上記(2)式
の5−(2−クロロベンジル) −4,5,6,7−テ
トラヒドロチェノ[” 3.2− C]ピリジン又はそ
の塩を高収率でかつ安価に製造することができ、工業的
に非常に有利なものである。
の5−(2−クロロベンジル) −4,5,6,7−テ
トラヒドロチェノ[” 3.2− C]ピリジン又はそ
の塩を高収率でかつ安価に製造することができ、工業的
に非常に有利なものである。
以下、実施例により本発明を具体的に示す。
〔実施例1〕
上記(4)式の2−(2−チェニル)エチルアミン4、
70 Fに35チホルムアルデヒド水溶液3.51を室
温で加えて反応させる。この場合、反応液は発熱し、数
分間でイミンが生成される。反応終了後、反応液にエー
テル50−を加え、エーテル層を分離し、これを無水硫
酸マグネシウムで乾燥してから減圧下で濃縮乾固し、反
応中間体である粗製のイミン4.68#を得る。
70 Fに35チホルムアルデヒド水溶液3.51を室
温で加えて反応させる。この場合、反応液は発熱し、数
分間でイミンが生成される。反応終了後、反応液にエー
テル50−を加え、エーテル層を分離し、これを無水硫
酸マグネシウムで乾燥してから減圧下で濃縮乾固し、反
応中間体である粗製のイミン4.68#を得る。
次に、ジメチルホルムアミド17alに乾燥塩化水素を
イミンに対して2.2倍モル溶解した溶液中に上記イミ
ンのジメチルホルムアミr5−溶液を攪拌しながら室温
で滴下する。反応液は発熱し、しばらくして結晶が析出
する。そのま13時間攪拌を続け、得られた結晶を炉取
してアセトンで洗浄した後、乾燥して(1)式の4.5
,6.7−テトラヒドロチェノ(3,2−C、lピリジ
ンの塩酸塩4.60.9を得た(mp222へ225℃
、収率70%)。
イミンに対して2.2倍モル溶解した溶液中に上記イミ
ンのジメチルホルムアミr5−溶液を攪拌しながら室温
で滴下する。反応液は発熱し、しばらくして結晶が析出
する。そのま13時間攪拌を続け、得られた結晶を炉取
してアセトンで洗浄した後、乾燥して(1)式の4.5
,6.7−テトラヒドロチェノ(3,2−C、lピリジ
ンの塩酸塩4.60.9を得た(mp222へ225℃
、収率70%)。
得られた化合物のIRスペクトル及びNMRスペクトル
を別途合成した標準品の4.5,6.7−テトラヒドロ
チェノ[3,2−C]ピリジン塩酸塩の同スペクトルデ
ータとそれぞれ比較したところ、両者は完全に一致した
。
を別途合成した標準品の4.5,6.7−テトラヒドロ
チェノ[3,2−C]ピリジン塩酸塩の同スペクトルデ
ータとそれぞれ比較したところ、両者は完全に一致した
。
次に、上記方法に従って得られた(1)式の化合物(フ
リーの塩基)2.90IIに2−クロロベンズアルデヒ
ド3.211 ((t)式の化合物に対して1.1倍モ
ル)及びギ酸2.111 CC1)式の化合物に対して
2.2倍モル)を添加し、攪拌しながら90〜100℃
に加熱して4時間反応させる。
リーの塩基)2.90IIに2−クロロベンズアルデヒ
ド3.211 ((t)式の化合物に対して1.1倍モ
ル)及びギ酸2.111 CC1)式の化合物に対して
2.2倍モル)を添加し、攪拌しながら90〜100℃
に加熱して4時間反応させる。
次いで、反応液を冷却し、この中に水3〇−及び苛性ソ
ーダ水溶液を加えて塩基性とした後、エーテルで抽出す
る。エーテル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、減圧下に濃縮して5.50.9の油状物を得る
。この油状物を無水エーテルに溶解し、この中に乾燥塩
化水素がスを導入して析出した結晶を炉取した後、エタ
ノールよシ再結晶して(2)式の5−(2−クロロベン
ジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチェノ(3,2
−’C)ピリノンの塩酸塩4.55JFを得た(mp
203〜205℃。
ーダ水溶液を加えて塩基性とした後、エーテルで抽出す
る。エーテル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、減圧下に濃縮して5.50.9の油状物を得る
。この油状物を無水エーテルに溶解し、この中に乾燥塩
化水素がスを導入して析出した結晶を炉取した後、エタ
ノールよシ再結晶して(2)式の5−(2−クロロベン
ジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチェノ(3,2
−’C)ピリノンの塩酸塩4.55JFを得た(mp
203〜205℃。
収率73チ)。
〔実施例2〕
実施例1の方法に従って得られた(1)式の化合物(フ
リーの塩基)2.50.9に2−クロロベンズアルデヒ
ド3.79.9 ((1)式の化合物に対して1.5倍
モル)及びギ酸2.071 ((1)式の化合物に対し
て □2.5倍モル)を添加し、攪拌しながら90〜
100 ′℃に加熱して4時間反応させる。
リーの塩基)2.50.9に2−クロロベンズアルデヒ
ド3.79.9 ((1)式の化合物に対して1.5倍
モル)及びギ酸2.071 ((1)式の化合物に対し
て □2.5倍モル)を添加し、攪拌しながら90〜
100 ′℃に加熱して4時間反応させる。
その後、実施例1と同様に処理して(2)式の化合物の
塩酸塩3.5011を得た( mp 2,03〜205
℃。
塩酸塩3.5011を得た( mp 2,03〜205
℃。
収率65チ)。
〔実施例3〕
実施例1の方法に従って得られた(1)式の化合物(フ
リーの塩基)2.50.9に2−クロロベンズアルデヒ
ド2.78.9 ((1)式の化合物に対して1.1倍
モル)及びギ酸1.82.9 ((1)式の化合物に対
して2.2倍モル)を添加し、攪拌し々から90〜10
0℃に加熱して8時間反応させる。
リーの塩基)2.50.9に2−クロロベンズアルデヒ
ド2.78.9 ((1)式の化合物に対して1.1倍
モル)及びギ酸1.82.9 ((1)式の化合物に対
して2.2倍モル)を添加し、攪拌し々から90〜10
0℃に加熱して8時間反応させる。
その後、実施例1と同様に処理して(2)式の化合物の
塩酸塩3.24t!を得た(mp 203〜205℃。
塩酸塩3.24t!を得た(mp 203〜205℃。
収率60%)。
なお、実施例1〜3で得られた化合物のIRスペクトル
及びNMRスイクトルを別途合成した標準品の5−(2
−クロロベンジル) −4,5,6,7−チトラヒドロ
チエノ[3,2−C]ピリジンの同スペクトルデータと
それぞれ比較したところ、両者は完全に一致した。ま之
、実施例1〜3で得られた化合物のマススペクトルは2
63 (!l#−Hct)であった。
及びNMRスイクトルを別途合成した標準品の5−(2
−クロロベンジル) −4,5,6,7−チトラヒドロ
チエノ[3,2−C]ピリジンの同スペクトルデータと
それぞれ比較したところ、両者は完全に一致した。ま之
、実施例1〜3で得られた化合物のマススペクトルは2
63 (!l#−Hct)であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) で示される4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,
2−C〕ピリジンと2−クロロベンズアルデヒドをギ酸
の存在下に反応させて、下記式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(2) で示される5−(2−クロロベンジル)−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ〔3,2−C〕ピリジン又はそ
の塩を得ることを特徴とする5−(2−クロロベンジル
)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−C
)ピリジン又はその塩の製造方法。 2、下記式(3) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(3) で示される2−(2−チエニル)−エチルアミンとホル
ムアルデヒドとを反応させた後、反応生成物に塩化水素
を反応させることによりこの反応生成物を環化させて、
下記式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) で示される4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,
2−C)ピリジン又はその塩を得、次いでこの(1)式
の化合物と2−クロロベンズアルデヒドとをギ酸の存在
下に反応させて、下記式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(2) で示される5−(2−クロロベンジル)−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ〔3,2−C)ピリジン又はそ
の塩を得ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24238685A JPS62103087A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 5−(2−クロロベンジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン又はその塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24238685A JPS62103087A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 5−(2−クロロベンジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン又はその塩の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62103087A true JPS62103087A (ja) | 1987-05-13 |
Family
ID=17088387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24238685A Pending JPS62103087A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 5−(2−クロロベンジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン又はその塩の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62103087A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01319485A (ja) * | 1988-05-10 | 1989-12-25 | Sanofi Sa | 2―(2―ニトロビニル)チオフェンの還元およびチエノ[3,2―c]ピリジン誘導体の製法 |
FR2664276A1 (fr) * | 1990-07-04 | 1992-01-10 | Sanofi Sa | Derive thienyl-2 glycidique, son procede de preparation et son utilisation comme intermediaire de synthese. |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP24238685A patent/JPS62103087A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01319485A (ja) * | 1988-05-10 | 1989-12-25 | Sanofi Sa | 2―(2―ニトロビニル)チオフェンの還元およびチエノ[3,2―c]ピリジン誘導体の製法 |
FR2664276A1 (fr) * | 1990-07-04 | 1992-01-10 | Sanofi Sa | Derive thienyl-2 glycidique, son procede de preparation et son utilisation comme intermediaire de synthese. |
US5132435A (en) * | 1990-07-04 | 1992-07-21 | Sanofi | 2-thienylglycidic derivative, process for its preparation and its use as synthesis intermediate |
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