JPS62101727A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、人体の局部洗浄を行う衛生洗浄装置に関する
ものである。

従来の技術 従来のこの種衛生洗浄装置は、第４図、第６図のような
構造になっていた。

すなわち、便器１に、給水装置（図示せず）とノズル２
を有する洗浄装置を内部に有する本体３が載置され、本
体３には便座４と便ぶた６が取付けられている。

本体３には、第６図のように操作部６と水勢設定部７が
ある。操作部６には、肛門洗浄用のファミリースイッチ
８、ビデ洗浄用のレディーススイッチ９、洗浄装置の停
止スイッチ１０．ファミリー洗浄とレディース洗浄の水
勢調節用強弱スイッチ１１．１２、水勢強さを示す七つ
のランプよりなるレベル表示器１３およびファミリー水
勢設定つまみ１４、レディース水勢設定つまみ１６が設
けられている。

第６図は、本体３内の水回路図である。１６はポンプで
ちゃ、モータ１７の駆動により回転し、給水ホース１８
を介して、装置外部の水槽１９より水を吸引し通水路２
０へ水を加圧して、ヒータ２１により加勢貯湯されてい
るタンク２２へ送る。

２３は電磁弁で、肛門洗浄用のファミリ−ノズル２４と
ビデ用のレディースノズル２６の水路の開閉を行ってい
る。

以上のように構成された衛生洗浄装置について以下その
動作について説明する。

まず、衛生洗浄装置を使用する前に、ファミリー水勢設
定つまみ１４、レディース水勢設定つまみ１６は好みに
合わせて適当な位置にセットされている。

排泄を終えて、ファミリースイッチ８を押すと、ポンプ
１６用モータ１７がファミリー水勢設定つまみ１４で設
定された水勢の回転数で回転し、同時に電磁弁２３でフ
ァミリーノズル２４への水路が開いてファミリーノズル
２４から洗浄水が噴出して初期設定の水勢で局部を洗浄
することができる。また、この時、水勢調節は水勢調節
強弱スイッチ１１．１２により好みに応じて行うことが
できる。ビデ洗浄も、レディースイッチ９を押すと、レ
ディース水勢設定っまみ１６で設定された水勢で、ファ
ミリー洗浄と同じようにレディースノズル２６から洗浄
水が噴出して局部を洗浄することができる。また、その
後の水勢調節もファミリー洗浄と同様である。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような洗浄方法では以下のような問題があ
った。すなわち、肛門洗浄のファミリー洗浄の場合、個
人差により強い水勢を好む人もあれば、痔の人や女性の
ように弱くソフトな水勢を好む人もあり、−家族の中で
も、好みの水勢にバラツキがある。このため、強い水勢
を好む人が７アミＩＪ−水勢設定つまみ１４を常に強に
設定して使用している場合に、痔の人や女性の人が使用
すると水勢が強いため、傷みを感じて不具合であった。

また逆に、弱に設定されていた場合には、強い水勢が好
みの人は強スイッチ１１を６点押して洗浄せねばならな
いので操作がわずられしかった。

本当は、初期設定した水勢で強弱スイッチ１１゜１２を
操作しなくても洗浄ができれば、操作が簡単で一番良い
。

そこで、本発明は水勢の初期設定が一個人側に片よるた
めに、他の人に傷みを感じさせたり操作がわずられしく
なったりすることがないようにするものである。

問題点を解決するだめの手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
同一局部洗浄において、複数の洗浄操作手段とこれに対
応する複数の水勢設定手段を設けるものである。具体的
に述べると、同一局部洗浄において強い水勢の洗浄と弱
い水勢の洗浄の洗浄操作手段を有し、これに対応して各
々に水勢設定手段を設けるものである。

作　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、同一局部洗浄において、複数の洗浄操作手段
とこれに対応する複数の水勢設定手段を設けることによ
り、個人間の好みの水勢のバラツキに対応することがで
きる。この結果、強い水勢好みの人は、強い水勢で最初
から洗浄することができ、痔や女性の人は最初強い水勢
でお尻に洗浄水が当たることもなくなり、快適に洗浄す
ることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第２図は、本発明の一実施例における衛生洗浄装置の外
観図である。３ｏは洋風水洗式の便器であり、３１は便
器３ｏを洗浄する為の水を貯えるロータンクである。３
２は装置本体で、３３は便座、３４は便ブタである。装
置本体３２の内部には、肛門洗浄装置、女性局部洗浄装
置（以下ビデ洗浄装置という）等が設けられている。第
１図は、装置本体３２の左側斜視図である。装置本体３
２の左側上面は、前方に向って若干傾斜しており、この
傾斜面の最も見やすい位置に使用頻度の高い操作スイッ
チや、表示ランプからなる操作部３６が設けられている
。操作部３５には、弱い水勢の肛門洗浄用のソフトファ
ミリースイッチ３６、強い水勢の肛門洗浄用のハードフ
ァミリースイッチ３７、ビデ洗浄用のレディースイッチ
３８、装置の停止スイッチ３９がある。４０．４１は、
ソフトファミリーノ・−ドファミリー、レディースの各
洗浄の水勢を調節する強弱スイッチ、各水勢は６段階で
４２はその水勢のレベルを示すレベル表示器である。

操作部３６後方には、ソフトファミリーの水勢調節つま
み４３、ハードファミリー水勢調節つまみ４４、レゾイ
ス水勢調節つまみ４６が設けられており、フタ体４６で
開閉自在となっている。

第３図は、各洗浄装置の水路図を示す。４７はポンプ、
４８はポンプ駆動用モータである。４９は内部にシーズ
ヒータ６０を有した温水タンクである。６１は、ソフト
ファミリーおよびハードファミリー洗浄用のファミリー
ノズル、５２はレディース洗浄用のレディースノズルで
ある。両ノズル６１．５２とも、水圧を受けた時内部か
ら噴射穴を有したノズル本体５３．５４が突出し、ファ
ミリーノズルは人体肛門に向って洗浄水を噴射し、レデ
ィースノズルは女性局部に向って洗浄水を噴射する。６
６は、ファミリー洗浄かレディース洗浄かを選択する電
磁弁である。５６は給水用タンクで、ここから供給され
る水をシーズヒータ６゜でお湯にして洗浄する。各部品
は、接続ホースにより接続されている。

次に、この一実施例の構成における作用を説明する。

この装置を使用する前に、ソフトファミリー水勢調節つ
まみ４３、ハードファミリー水勢調節つまみ４４、レゾ
イス水勢調節つまみ４６は好みに合わせて適当な位置に
セットされており、フタ体４６で覆われている。これら
の調節つまみ類は、一旦セットすると通常はほとんど調
節することがない。

水勢調節つまみ４３．４４．４５の５段階水勢設定と、
操作部３６の強弱スイッチ４０．４１による６段階の水
勢設定とは一致している。下表に、ソフトファミリー、
ハードファミリー、レディースの６段階水勢レベルの一
例を示す。

各数値は、各ノズル５１．５２から噴射する洗浄水の毎
分の吐出量を示している。ファミリーノズル６１の穴径
は、直径１．６閣が１個、レディースノズル６２は直径
１．１咽が３個である。各水勢調節は、ポンプ駆動用モ
ータ４８の回転数を制御することにより行う。ソフトフ
ァミリーとハードファミリーの分は方については、ソフ
トファミリーとハードファミリーの接点が上表のように
一致していても、分かれていても、重なっててもよい。

このようにすると、従来よりも水勢の設定幅が小さくで
きるので、より細やかな洗浄が可能である。

洗浄する時、ソフトファミリースイッチ３６を押すと、
ポンプ用モータ４８がソフトファミリー水勢調節つまみ
４３で設定された回転数で回転し、同時に電磁弁５６に
よりファミリーノズル６１側の水路が開く。デフ１４フ
０回転により、給水用タンク６６の水が吸い込まれ、ポ
ンプ４７で加圧されて温水タンク４９内に入り、温水タ
ンク４９内で適温に貯湯されている温水を押出し、ファ
ミリーノズル６１より洗浄水が噴出する。水勢を変化さ
せたい時は、強弱スイッチ４０．４１で調節できる。各
水勢は、レベル表示器４２により確認できる。ソフトフ
ァミリーは、上表で示されているように水勢の弱い範囲
で洗浄できるようになっている。ハードファミリーも、
ソフトファミリーと同様に洗浄することができ、水勢は
上表に示すように強い水勢で洗浄することができる。レ
ゾイスも、同様の操作で洗浄することができる。

この結果、痔の人や女性の場合には、弱い水勢でソフト
に肛門洗浄が可能になり、従来のように強い水勢を好む
人に水勢設定つまみが合わされていて洗浄した場合、水
勢が強すぎて傷みを感じたりすることがなくなった。

また逆に、強い水勢の人は、従来のように弱に水勢を好
む人に水勢設定つまみが合わされて洗浄した場合に、水
勢が弱くてものたりなく感じて強弱スイッチを何回も押
して強い水勢にする必要がなくなるので、操作のわずら
れしさから開放される。

発明の効果 本発明では、一つの洗浄ノズルに対して、複数の洗浄操
作手段と複数の水勢設定手段を設けることにより、次の
ような効果を奏する。

（１）痔の人や女性には、弱い水勢で、強い水勢好みの
人は、強い水勢で洗浄することができるので、各個人が
自分の好みで快適に洗浄することができる。

（２）水勢レベルを分割することができるので、より細
かな水勢設定で洗浄することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の衛生洗浄装置の左側斜視図
、第２図は同衛生洗浄装置の外観図、第３図は同衛生洗
浄装置の水回路図、第４図は従来の衛生洗浄装置の外観
図、第６図は同衛生洗浄装置の左側斜視図、第６図は同
衛生洗浄装置の水回路図である。 ３２・・・・・・装置本体、３３・・・・・・便座、３
５・・・・・・操作部、３６・・・・・・ソフトファミ
リースイッチ、３７・・・・・・ハードファミリースイ
ッチ、３８・・・・・・レディースイッチ、３９・・・
・・・停止スイッチ、４０，４１・・・・・・水勢強弱
スイッチ、４３・・・・・・ソフトファミリー水勢設定
つまみ、４４・・・・・・ハードファミリー水勢設定つ
まみ、４５・・・・・・レディース水勢設定つまみ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）便器と、給水装置とノズルからなる洗浄装置と、
   一つのノズルに対して設けた複数の洗浄操作手段と、前
   記複数の洗浄操作手段に対応して設けた複数の水勢設定
   手段とを備えた衛生洗浄装置。
2. （２）一つのノズルに対して、二つの洗浄操作手段とそ
   れに対応した二つの水勢設定手段とを備え、二つの水勢
   を弱い水勢と強い水勢とした特許請求の範囲第１項記載
   の衛生洗浄装置。
3. （３）給水装置はポンプで、水勢可変は前記ポンプの回
   転数を制御して行う特許請求の範囲第１項または第２項
   に記載の衛生洗浄装置。