JPS6210153Y2 - - Google Patents

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JPS6210153Y2
JPS6210153Y2 JP2938378U JP2938378U JPS6210153Y2 JP S6210153 Y2 JPS6210153 Y2 JP S6210153Y2 JP 2938378 U JP2938378 U JP 2938378U JP 2938378 U JP2938378 U JP 2938378U JP S6210153 Y2 JPS6210153 Y2 JP S6210153Y2
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JP
Japan
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pattern
ink
gloss
printed matter
utility
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JP2938378U
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JPS54134530U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカラーもしくはモノクロ複写機での複
写による偽造の防止策を施した印刷物に関する。
最近の複写機の性能の向上はめざましく、複写
機を利用した有価証券類の偽造が非常に懸念され
ている。
従来、特に複写機による偽造に限らないが、偽
造防止手段が提唱されている。例えば、磁気的手
段を利用したもの、あるいはホログラフイーを利
用したパターンづけによるもの、ザンメル凸版印
刷法、特殊な機械彫刻版、手彫刻版を用いる方法
等のように極めて精緻度の高いパターンを印刷し
ておく方法などがあるが、いずれも偽造防止手段
を形成するのに手間や大規模な設備を要し、コス
ト高となつてしまい実用的でなくなつている。ま
た最近の有能なカラー複写機での複写による偽造
防止に対しては何の役にも立ち得ないものが多く
なつている。
本考案は以上のような事情に鑑み成されたもの
で、非常に簡便に、しかもコストアツプを招くこ
となく複写機による偽造を防止することが可能な
印刷物を提供するものである。以下本考案を詳細
に説明する。
本考案は光沢の差を複写機では感知することが
非常に困難な事に着目したもので、有価証券、ク
レジツトカード、定期券等に同色相、同濃度で、
光沢が異なるパターンの組合せによるパターンを
設けることを特徴とするものであり、複写機でコ
ピーをとつても原稿どおりのパターンが現出しな
いようにしたものである。例えば、基材上に光沢
のあるスミインキを用いてベタ刷りし、その上に
前記スミインキと同色相、同濃度のマツトなスミ
インキでパターンを印刷すると、人間の目にはそ
のパターンを認識することはできるが、複写機に
より得られた複写物上では単なるスミのベタだけ
しか再現できず、複写機を使用して複製物を作成
したことが一目でわかるようになる。複写機の光
学系は本来、光源から出た光を原稿で反射させ、
正反射向への光ではなく非正反射方向の光による
光像をレンズにより感光版上に結像するように設
計されている。従つて原稿として光沢の差だけに
よつて得られるパターンを設けたものを使用すれ
ば、。例えば人間が光沢の差だけによつて得られ
るパターンを見た場合、見る方向によつてはパタ
ーンが認識されないことがあるのと同様、上記し
たような構造の複写機においては、同色相、同濃
度で、光沢が異なるパターンの組合せによるパタ
ーンを有する原稿は忠実に複写することができな
い。即ち第1図に示すような基材1上に形成され
た同色相、同濃度のグロスインキパターン2とマ
ツトインキパターン3から成る印刷物を原稿とし
て複写機により複写を行なうと、得られる複製物
上においては印刷物上のグロスインキパターン2
もマツトインキパターン3も同じものとして再現
されてしまうことになる。パターンづけの方法と
しては上述した以外に、例えば第2図に示す如
く、基材1上にインキのベタ刷り層4を形成し、
グロスニスインキを用いてグロスニスインキパタ
ーン5を形成して、同色相、同濃度で、光沢が異
なるパターンの組合せによるパターンを形成して
も、第3図の如く基材1上に設けたインキのベタ
刷り層4上にマツトニスを用いてマツトニスパタ
ーン6を形成しても、第4図に示すようにインキ
ベタ刷り層4上に部分的に熱プレスを施し、光沢
部7と非光沢部8を設けて、同色相、同濃度で、
光沢が異なるパターンの組合せによるパターンを
形成してもよい。
本考案は以上のように非常に簡便に、しかもコ
ストアツプを招くことなく複写機による偽造を防
止することが可能なものである。
以下本考案に係る実施例を述べる。
〈実施例〉 日本パルプ工業〓製ニツパコートにTK617ス
ミ(東洋インキ製造〓製)を使用して平版印刷方
式によりベタ刷りし、次にベタ刷り層の上に
TKUマツトスミ(東洋インキ製造〓製)にてパ
ターンを平版印刷方式により形成させた。入間の
目には光沢の違いによりパターンが見えるが、富
士ゼロツク〓製の複写機xerox−910で複写する
と、複写物上ではスミのベタしか現われず、
TK617スミによるベタとTKUマツトスミによる
パターンの違いは全く確認されず、同一の色に再
現されてしまつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので第1図乃至
第4図は本考案に係る同色相、同濃度で、光沢が
異なるパターンの組合せによるパターンを設けた
印刷物の断面図を示す。 1……基材、2……グロスインキパターン、3
……マツトインキパターン、4……ベタ刷り層、
5……グロスニスインキパターン、6……マツト
ニスパターン、7……光沢部、8……非光沢部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複写機での複写による偽造を防止する為、同
    色相、同濃度で、光沢が異なるパターンの組合
    せによるパターンが一部に設けてあることを特
    徴とする偽造防止策を施した印刷物。 (2) 同色相、同濃度のグロスインキとマツトイン
    キとを用いて光沢の差だけによるパターンを形
    成してあることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の偽造防止策を施した印刷
    物。 (3) グロスニスまたはマツトニスによつて光沢の
    差だけによるパターンを形成してあることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    偽造防止策を施した印刷物。 (4) インキのベタ刷り層に部分的に熱プレスを施
    して光沢の差だけによるパターンを形成してあ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載造防止策を施した印刷物。
JP2938378U 1978-03-08 1978-03-08 Expired JPS6210153Y2 (ja)

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JP2938378U JPS6210153Y2 (ja) 1978-03-08 1978-03-08

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JP2938378U JPS6210153Y2 (ja) 1978-03-08 1978-03-08

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Publication Number Publication Date
JPS54134530U JPS54134530U (ja) 1979-09-18
JPS6210153Y2 true JPS6210153Y2 (ja) 1987-03-09

Family

ID=28877081

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JP2938378U Expired JPS6210153Y2 (ja) 1978-03-08 1978-03-08

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JPS54134530U (ja) 1979-09-18

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