JPS62101334A - プ−リ−の製造方法 - Google Patents
プ−リ−の製造方法Info
- Publication number
- JPS62101334A JPS62101334A JP24042485A JP24042485A JPS62101334A JP S62101334 A JPS62101334 A JP S62101334A JP 24042485 A JP24042485 A JP 24042485A JP 24042485 A JP24042485 A JP 24042485A JP S62101334 A JPS62101334 A JP S62101334A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- rim
- pulley
- blank
- slitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H1/00—Making articles shaped as bodies of revolution
- B21H1/02—Making articles shaped as bodies of revolution discs; disc wheels
- B21H1/04—Making articles shaped as bodies of revolution discs; disc wheels with rim, e.g. railways wheels or pulleys
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pulleys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は主に自動車に使用されるプーリーの製造方法に
関し、さらに詳しくは、リムの肉量、および強度が配分
され、回転むらやモーメントガタを生ずることのない耐
久性のすぐれたプーリーの製造方法に関するものである
。
関し、さらに詳しくは、リムの肉量、および強度が配分
され、回転むらやモーメントガタを生ずることのない耐
久性のすぐれたプーリーの製造方法に関するものである
。
[発明の技術的背景とその問題点]
自動車などのエンジン部からクランク軸を介してエアコ
ン用コンプレッサーやパワーステアリングポンプなどへ
回転動力を伝達づるために用いられるプーリーとしては
、従来から鋳物製のものが広く使用されてきたが、鋳物
性のプーリーは重量がかさむばかりか重量バランスが悪
くて回転むらを生じ易いという欠点があった。
ン用コンプレッサーやパワーステアリングポンプなどへ
回転動力を伝達づるために用いられるプーリーとしては
、従来から鋳物製のものが広く使用されてきたが、鋳物
性のプーリーは重量がかさむばかりか重量バランスが悪
くて回転むらを生じ易いという欠点があった。
そこで最近では上述の鋳物製のプーリーの欠点を改良し
たものとして、円板状の金属素材を塑性加工したプーリ
ーが使用されつつある。
たものとして、円板状の金属素材を塑性加工したプーリ
ーが使用されつつある。
この種のプーリーとしては、例えばvA5図〜第7図に
その製造過程を含めた断面説明図を示したものが挙げら
れる。
その製造過程を含めた断面説明図を示したものが挙げら
れる。
すなわち第5図に示した従来例は、円板状索材1を塑性
変形することにより、一対のリム3a。
変形することにより、一対のリム3a。
3bを形成し、さらにこれらのリムに■溝4a。
4bを転造成形したものである。
第6図に小した従来例は、同様に円板状素材1を塑性変
形した一対のリム3a、3bに、夫々溝数の異なるV溝
4a、4bを形成した左右非対称のプーリーである。
形した一対のリム3a、3bに、夫々溝数の異なるV溝
4a、4bを形成した左右非対称のプーリーである。
第7図に示した従来例は、円板状素材1を塑性変形づる
際に、一対のリム3a 、3bに段差を持たせ、かつ夫
々のリムに溝数の異なるV溝4a。
際に、一対のリム3a 、3bに段差を持たせ、かつ夫
々のリムに溝数の異なるV溝4a。
4bを形成した左右非対称の段付プーリーである。
ところでこれら従来のプーリーは、図示したように先ず
円板状素材1の外周縁部2の肉厚中心部Yに、すり割り
ローラへの先端部Bを当接し、押し付りながら円板状素
材1とすり割りローラAを同期回転させることからなる
塑性変形によりリム3a 、3bを形成するすり割り工
程および各リムに所望の溝数を持つ成形ローラ(図示せ
ず)を押し付けて転造成形することによりV溝4a、4
bを形成する成形工程を経て製造される。
円板状素材1の外周縁部2の肉厚中心部Yに、すり割り
ローラへの先端部Bを当接し、押し付りながら円板状素
材1とすり割りローラAを同期回転させることからなる
塑性変形によりリム3a 、3bを形成するすり割り工
程および各リムに所望の溝数を持つ成形ローラ(図示せ
ず)を押し付けて転造成形することによりV溝4a、4
bを形成する成形工程を経て製造される。
しかるにこの方法で第5図(a)のプーリーを製造する
際に、得られるプーリーにおいて■溝の合計数が3以上
の奇数である場合には問題がないが、■溝の合計数が2
以上の偶数の場合には、リムの中央凸部Cの頂部にすり
割りローラAの先端部Bが当接した跡が残ることになる
。
際に、得られるプーリーにおいて■溝の合計数が3以上
の奇数である場合には問題がないが、■溝の合計数が2
以上の偶数の場合には、リムの中央凸部Cの頂部にすり
割りローラAの先端部Bが当接した跡が残ることになる
。
第5図(b)はこのリム中央凸部Cの拡大断面図であり
、凸部Cの頂部に一般にトップ1」−ルと称される小満
6が形成されるのである。この小満6はそのままでプー
リーを使用した場合にベルトを傷つけたりする障害を招
く恐れがあるため、通常はこれを消滅させるなどの加工
をさらに必要とすることになる。
、凸部Cの頂部に一般にトップ1」−ルと称される小満
6が形成されるのである。この小満6はそのままでプー
リーを使用した場合にベルトを傷つけたりする障害を招
く恐れがあるため、通常はこれを消滅させるなどの加工
をさらに必要とすることになる。
また上述の方法で第6図に示したプーリーを製造する場
合には、すり割りローラAの先端部Bを、円形素材1の
外周縁部2の板厚中心部Yに押し付けることに起因して
、形成される一対のリム3a。
合には、すり割りローラAの先端部Bを、円形素材1の
外周縁部2の板厚中心部Yに押し付けることに起因して
、形成される一対のリム3a。
3bの肉厚がほぼ均等となり、次いで夫々のリムに異な
る溝数のV溝4a、4bを成形すると、例えば第6図の
V満4aの数が4つの左側のリム3aにくらべ、VfM
4bの数が3つの右側のリム3bの右側に、余った余分
の肉量が発生するので、それを除去するなどの肉量の無
駄を生ずる(第6図は余った余分の肉量を除去した後の
図である。)第7図の左右非対称段付プーリーを製造す
る場合にも、上記と同様の理由で段差がついて直径が右
側のリム3bにくらべて、小さい左側のリム3aの左側
に余った余分の肉量が発生する(第7図は余った余分の
肉量を除去した債の図である)。
る溝数のV溝4a、4bを成形すると、例えば第6図の
V満4aの数が4つの左側のリム3aにくらべ、VfM
4bの数が3つの右側のリム3bの右側に、余った余分
の肉量が発生するので、それを除去するなどの肉量の無
駄を生ずる(第6図は余った余分の肉量を除去した後の
図である。)第7図の左右非対称段付プーリーを製造す
る場合にも、上記と同様の理由で段差がついて直径が右
側のリム3bにくらべて、小さい左側のリム3aの左側
に余った余分の肉量が発生する(第7図は余った余分の
肉量を除去した債の図である)。
このような必要とするリム肉量の相違は夫々のリムにお
けるV溝数の相違ばかりか、段差がある■溝の直径の大
きさの相違からももたらされる。
けるV溝数の相違ばかりか、段差がある■溝の直径の大
きさの相違からももたらされる。
そして夫々のリムの自回が相違すると、その余った余分
の肉量の無駄とともに、余った余分の肉mを除去する余
分の工数がかかることになる。
の肉量の無駄とともに、余った余分の肉mを除去する余
分の工数がかかることになる。
し発明の目的1
本発明は上記従来の円板状素材を塑性加工してなるプー
リーが有する欠点を改良するために発明されたものであ
る。
リーが有する欠点を改良するために発明されたものであ
る。
したがって本発明の目的は、一対のリムの肉量が配分さ
れ、回転むらやモーメントがりを生ずることが無く、耐
久性にすぐれたプーリーを効率的に製造する方法を提供
することにある。
れ、回転むらやモーメントがりを生ずることが無く、耐
久性にすぐれたプーリーを効率的に製造する方法を提供
することにある。
[問題点を解決するだめの手段1
本願発明は、円板状素材の外周端面に、この素材と共に
同期回転するすり割りローラを押付け、素材の板厚方向
にすり割り分割して、相豆に向ぎが異なる一対のリムを
形成し、次いで各リムの外周面に、素材と共に同期回転
する成形ローラを押付けて、■溝を転造成形することに
より、プーリーを!Fj造するに際し、すり割りローラ
の先端部を円板状素材の板厚中心部からずらした位置に
当接ぜしめることを特徴とする。
同期回転するすり割りローラを押付け、素材の板厚方向
にすり割り分割して、相豆に向ぎが異なる一対のリムを
形成し、次いで各リムの外周面に、素材と共に同期回転
する成形ローラを押付けて、■溝を転造成形することに
より、プーリーを!Fj造するに際し、すり割りローラ
の先端部を円板状素材の板厚中心部からずらした位置に
当接ぜしめることを特徴とする。
[発明の作用]
本発明の方法は、すり割り後の肉mの選択が任意で余肉
の発生を最小限に抑えることができるため、使用する根
Hの肉厚を減少させて、一層の軽量化を達成することが
可能となる。
の発生を最小限に抑えることができるため、使用する根
Hの肉厚を減少させて、一層の軽量化を達成することが
可能となる。
[実施例の説明]
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図〜13図は、本発明の方法により成形されたプー
リーの各実施例を示す断面説明図である。
リーの各実施例を示す断面説明図である。
図において3a 、3bはリム、4a 、4bはV溝、
7はウェブである。
7はウェブである。
本発明の第1実施例をなす第1図は、ウェブ7の外周縁
部が水平方向に2分割されて一対のリム3a、3bが形
成され、このリブ3a、3b上に偶数条(図では6条)
のV溝4a、4bが形成されたものである。
部が水平方向に2分割されて一対のリム3a、3bが形
成され、このリブ3a、3b上に偶数条(図では6条)
のV溝4a、4bが形成されたものである。
この形式からなる従来のプーリーは、第5図に示したよ
うに、リム中央の凸部5の頂上に、すり割りローラの先
端部が当接した跡がトップロールとして残るか、または
消滅させる加工をすることになるが、この第1実施例に
おいては、すり割りローラの先端部当接点がウェブ7の
中心線Yよりもやや右側にずらしであるため、この中心
線7から見て左右非対称となっており、中央凸部5にト
ップロールを生ずる欠点が解消されている。
うに、リム中央の凸部5の頂上に、すり割りローラの先
端部が当接した跡がトップロールとして残るか、または
消滅させる加工をすることになるが、この第1実施例に
おいては、すり割りローラの先端部当接点がウェブ7の
中心線Yよりもやや右側にずらしであるため、この中心
線7から見て左右非対称となっており、中央凸部5にト
ップロールを生ずる欠点が解消されている。
すなわちリム3a−,3bの具体的形成方法としては後
述するように、ウェブ7の外周端面から径方向にすり割
り溝を形成して、板厚方向に拡開する方式をと−ってお
り、このすり割り溝が、中心線YからG側にずれたV溝
4Cに該当することになるのである。また中心線Yは中
央凸部5から右側にずれており、合計のずれは溝ピッチ
の半分またはその奇数倍ずれるのである。
述するように、ウェブ7の外周端面から径方向にすり割
り溝を形成して、板厚方向に拡開する方式をと−ってお
り、このすり割り溝が、中心線YからG側にずれたV溝
4Cに該当することになるのである。また中心線Yは中
央凸部5から右側にずれており、合計のずれは溝ピッチ
の半分またはその奇数倍ずれるのである。
なお、第1図における8は必要に応じて形成される絞っ
た底部であり、9はこの絞った底部8に軸または軸受を
挿入する孔である。
た底部であり、9はこの絞った底部8に軸または軸受を
挿入する孔である。
本発明の第2実施例をなす第2図のプーリーは、ウェブ
7の外周縁部が水平方向に2分割された一対のリム3a
、3bにおいて、リム3aに4条の■溝48を、また
リム3bに3条のV溝4bを形成した非対称である点が
、第1実施例のプーリーと異なる。
7の外周縁部が水平方向に2分割された一対のリム3a
、3bにおいて、リム3aに4条の■溝48を、また
リム3bに3条のV溝4bを形成した非対称である点が
、第1実施例のプーリーと異なる。
なお第2実施例のプーリーにおいて、左右のリム3a
、4aの先端部肉厚は同等であり抜き勾配がついている
ので分岐部に近づくに従い肉厚は厚くなる。すり割りロ
ーラの先端部当接点は、ウェブ7の中心線Yよりも右側
のずれた位置にある。
、4aの先端部肉厚は同等であり抜き勾配がついている
ので分岐部に近づくに従い肉厚は厚くなる。すり割りロ
ーラの先端部当接点は、ウェブ7の中心線Yよりも右側
のずれた位置にある。
本発明の第3実施例をなす第3図のプーリーは、ウェブ
7の外周縁部を2分割して段差を持つ一対のリム3a
、3bを形成し、リム3aに3条の■溝4aを、またリ
ム3bに4条のV溝4bを形成した非対称段付ローラで
ある点が、前述の第1および第2実施例と異なっている
。
7の外周縁部を2分割して段差を持つ一対のリム3a
、3bを形成し、リム3aに3条の■溝4aを、またリ
ム3bに4条のV溝4bを形成した非対称段付ローラで
ある点が、前述の第1および第2実施例と異なっている
。
この第3実施例のプーリーも左右のリム3a。
3bの先端部肉厚が同等であるが同じように抜ぎ勾配が
ついていて、ウェブ7の外径側円板部には、すり割りさ
れてリム3a側になる部分はウェブ中心線より左側に中
心線11aがくるようプレス成形され板厚の半分よりも
多くすり割られてその肉!1i110aがリム3a側に
くる。同じくその外径側ではウェブ中心線より右側に中
心線10bがくるようにプレス成形され、同じく多くの
肉ff111bが、リム3b側にくる。そのため、すり
割りローラの先端部当接点は、ウェブ7の中心線の位置
にある。
ついていて、ウェブ7の外径側円板部には、すり割りさ
れてリム3a側になる部分はウェブ中心線より左側に中
心線11aがくるようプレス成形され板厚の半分よりも
多くすり割られてその肉!1i110aがリム3a側に
くる。同じくその外径側ではウェブ中心線より右側に中
心線10bがくるようにプレス成形され、同じく多くの
肉ff111bが、リム3b側にくる。そのため、すり
割りローラの先端部当接点は、ウェブ7の中心線の位置
にある。
次に本発明の製造方法を第4図にしたがって説明する。
第4図は本発明のプーリーの製造方法の一実施例を示す
工程説明断面図であり、前述した第1実施例(第1図)
のプーリーを製造する場合について例示したものである
。
工程説明断面図であり、前述した第1実施例(第1図)
のプーリーを製造する場合について例示したものである
。
図において1は円板状素材、Aはすり割りローラ、Bは
すり割りローラの先端部、Ct 、 C2。
すり割りローラの先端部、Ct 、 C2。
C3は回転基台、Dは拡開ローラ、Eは成形ローラ、他
の記号は第1〜第3図と同じである。
の記号は第1〜第3図と同じである。
まずプレス予備成形段階において、例えば鋼板などを打
抜いて、第4図(a)に示した円板状素材1を成形し、
これに必要に応じて絞った底部8や孔9を形成しておく
。
抜いて、第4図(a)に示した円板状素材1を成形し、
これに必要に応じて絞った底部8や孔9を形成しておく
。
次にすり割り工程では、第4図(b)に示したように、
素材1を回転基台Cに挾持し、素材1の端部周縁に、す
り割りローラAの先端部Bを当接させ、素材1とすり割
りローラAを同期回転させながら、すり割りローラ八を
素材1に押付けることにより、素材1の外周縁部をすり
割って、その径を拡開すると共に、ずり割り溝40を形
成する。
素材1を回転基台Cに挾持し、素材1の端部周縁に、す
り割りローラAの先端部Bを当接させ、素材1とすり割
りローラAを同期回転させながら、すり割りローラ八を
素材1に押付けることにより、素材1の外周縁部をすり
割って、その径を拡開すると共に、ずり割り溝40を形
成する。
ここで型費なことは、すり割りローラAの先端部Bの当
接位置を、素材1の板厚中心部、すなわち中心線Yより
もやや右側のY2の位置にすらずことである。
接位置を、素材1の板厚中心部、すなわち中心線Yより
もやや右側のY2の位置にすらずことである。
なおすり割りローラへの先端部Bの当接点をずらす手段
としては、すり割りローラAまたは素材1をオノセット
するという簡便な手段が採用できる。
としては、すり割りローラAまたは素材1をオノセット
するという簡便な手段が採用できる。
このすり割り工程で、素材1は径方向に圧縮されると共
に、流動方向に増肉しつつ水平に分割拡開されて、すり
割り溝4Cとリムの基部が形成され、すり割られない下
方の部分がウェブ7となる。
に、流動方向に増肉しつつ水平に分割拡開されて、すり
割り溝4Cとリムの基部が形成され、すり割られない下
方の部分がウェブ7となる。
次いで第4図(C)に示したように、前工程ですり割り
され、分岐が形成されたリムベース38′。
され、分岐が形成されたリムベース38′。
3b′に拡開ローラDを押付け、ウェブ7の外周縁部を
板厚方向に延びる一対のリム3a、3bを形成する。
板厚方向に延びる一対のリム3a、3bを形成する。
なおリム3a 、3bはすり割り工程において一挙に形
成することも可能であり、その場合にはこの拡開工程を
省略することができる。
成することも可能であり、その場合にはこの拡開工程を
省略することができる。
さらに第4図■に示した最終成形工程では、リム3a
、3bの外周面に対し、最終製品形状に対応した多条山
形状の成形ローラEを押付゛け、転造成形することによ
り、■溝4a、4bを形成する。
、3bの外周面に対し、最終製品形状に対応した多条山
形状の成形ローラEを押付゛け、転造成形することによ
り、■溝4a、4bを形成する。
ここでV′溝40は、すり割り工程で予め形成されたす
り割り先端位置に相当する。
り割り先端位置に相当する。
なお前述の拡開工程およびこの成形工程においても、素
材1は回転基台C2またはC3に挾持され、拡開ローラ
Dおよび成形ローラEと同期回転が付与される。 また
最終成形工程におけるリム3a、3bの成形は二工程に
分けて行なっても良く、拡開工程と最終成形工程との間
に予備成形工程を加えても良い。
材1は回転基台C2またはC3に挾持され、拡開ローラ
Dおよび成形ローラEと同期回転が付与される。 また
最終成形工程におけるリム3a、3bの成形は二工程に
分けて行なっても良く、拡開工程と最終成形工程との間
に予備成形工程を加えても良い。
かくして得られる第1図の形状のプーリーは、すり割り
ローラの先端部当接位置がウェブ中心線よりも右側にず
れ、すり割り先端位置がそのままV溝40の位置に相当
するので、リムの中央凸部にトップロールを生ずること
が無い。
ローラの先端部当接位置がウェブ中心線よりも右側にず
れ、すり割り先端位置がそのままV溝40の位置に相当
するので、リムの中央凸部にトップロールを生ずること
が無い。
また前述の第2図および第3図に示したプーリーも、基
本的には上記と同様に、すり割りローラ先端部のウェア
外周縁部への当接位置を、板厚中心部よりずらして、肉
量の異なるリムを形成し、かつ最終成形段階において、
肉量の多いリム外周面へのV溝数を多く、また肉Mの少
いリム外周面へのV溝゛数を少く形成して、夫々のリム
の肉mを配分化することにより、製造することができる
。
本的には上記と同様に、すり割りローラ先端部のウェア
外周縁部への当接位置を、板厚中心部よりずらして、肉
量の異なるリムを形成し、かつ最終成形段階において、
肉量の多いリム外周面へのV溝数を多く、また肉Mの少
いリム外周面へのV溝゛数を少く形成して、夫々のリム
の肉mを配分化することにより、製造することができる
。
なお、抜き勾配をつけることにより、これを片持梁と見
做したときに、その自由端側よりも固定端側の肉厚が次
第に厚くなり、強固な強度を有し、かつ溝数の多いほど
固定端側の肉厚は、より厚くなり強固な強度を保持でき
る有利さがある。
做したときに、その自由端側よりも固定端側の肉厚が次
第に厚くなり、強固な強度を有し、かつ溝数の多いほど
固定端側の肉厚は、より厚くなり強固な強度を保持でき
る有利さがある。
[発明の効果]
以上のように本発明の製造方法によれば、すり割り後の
各リムの肉量をかなり任意に選択でき、余肉の発生を最
小限に抑さえ、ひいては板材の板厚を減少させて、一層
の軽量化を達成することが可能となる。また強度上有利
に作用する。
各リムの肉量をかなり任意に選択でき、余肉の発生を最
小限に抑さえ、ひいては板材の板厚を減少させて、一層
の軽量化を達成することが可能となる。また強度上有利
に作用する。
!!1図〜第3図は本発明の方法により成形されたプー
リーの実施例を示す断面説明図、第4図は本発明のプー
リーの製造方法を承り一実施例を示す工程説明断面図、
第5図〜第7図は従来のプーリーの製造コー程を含めた
断面説明図である。 1・・・円板状素材 2・・・ の外周縁部 3a 、3b・・・リム 4a 、4b 、4c ・V溝 5・・・凸部 6・・・トップロール(小溝) 7・・・ウェブ 8・・・絞った底部 9・・・孔 10・・・ずらして多くした肉量 11・・・ずらした中心線 A・・・すり割りローラ B・・・すり割りローラの先端部 C+ 、C2、C3・・・回転基台 D・・・拡開ローラ [・・・成形ローラ 特許出願人 富士機工株式会社 代理人 弁理士 三 好 保 男そ、−′、J
リーの実施例を示す断面説明図、第4図は本発明のプー
リーの製造方法を承り一実施例を示す工程説明断面図、
第5図〜第7図は従来のプーリーの製造コー程を含めた
断面説明図である。 1・・・円板状素材 2・・・ の外周縁部 3a 、3b・・・リム 4a 、4b 、4c ・V溝 5・・・凸部 6・・・トップロール(小溝) 7・・・ウェブ 8・・・絞った底部 9・・・孔 10・・・ずらして多くした肉量 11・・・ずらした中心線 A・・・すり割りローラ B・・・すり割りローラの先端部 C+ 、C2、C3・・・回転基台 D・・・拡開ローラ [・・・成形ローラ 特許出願人 富士機工株式会社 代理人 弁理士 三 好 保 男そ、−′、J
Claims (1)
- 円板状素材の外周端面に、この素材と共に同期回転する
すり割りローラを押付け、素材の板厚方向にすり割り分
割して相互に向きが異なる一対のリムを形成し、次いで
各リムの外周面に、素材と共に同期回転する成形ローラ
を押付けてV溝を転造成形することによりプーリーを製
造するに際し、すり割りローラを円板状素材の板厚中心
部からずらした位置に当接せしめることを特徴としたプ
ーリーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24042485A JPS62101334A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | プ−リ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24042485A JPS62101334A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | プ−リ−の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101334A true JPS62101334A (ja) | 1987-05-11 |
JPH0454534B2 JPH0454534B2 (ja) | 1992-08-31 |
Family
ID=17059271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24042485A Granted JPS62101334A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | プ−リ−の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62101334A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62282734A (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-08 | Nippon Isueede Kk | 多段プ−リ−の製造方法 |
JPH0293156A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-03 | Fuji Kiko Co Ltd | 多段プーリおよびその製造方法 |
WO1994009928A1 (en) * | 1992-11-02 | 1994-05-11 | Kabushiki Kaisha Kanemitsu | Method of manufacturing poly-v-grooved pulley of sheet metal |
JPH08505644A (ja) * | 1993-11-12 | 1996-06-18 | アリステック ケミカル コーポレイション | 1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンの製造方法 |
-
1985
- 1985-10-29 JP JP24042485A patent/JPS62101334A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62282734A (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-08 | Nippon Isueede Kk | 多段プ−リ−の製造方法 |
JPH0293156A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-03 | Fuji Kiko Co Ltd | 多段プーリおよびその製造方法 |
WO1994009928A1 (en) * | 1992-11-02 | 1994-05-11 | Kabushiki Kaisha Kanemitsu | Method of manufacturing poly-v-grooved pulley of sheet metal |
JPH08505644A (ja) * | 1993-11-12 | 1996-06-18 | アリステック ケミカル コーポレイション | 1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0454534B2 (ja) | 1992-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3686867B2 (ja) | すり割り加工方法、すり割り加工装置、及びすり割り加工による板金製ブレーキシューの製造方法 | |
JP2000205273A (ja) | ころ軸受用保持器およびその製造方法 | |
EP0521640B1 (en) | Method of making an electromagnetic coupling disc | |
JPS62101334A (ja) | プ−リ−の製造方法 | |
JP3330363B2 (ja) | リムの転造加工方法、これに使用する予成形用ローラーダイス、及びブレーキシューの製造方法 | |
JP3213808B2 (ja) | 周壁を有する板金製輪状部材の製造方法 | |
JPS61132238A (ja) | 多段プ−リ−およびその製造方法 | |
JP2999449B2 (ja) | プレス成形プーリの製造方法および装置 | |
JP3686903B2 (ja) | すり割り加工方法 | |
JPH0229413B2 (ja) | ||
JPS61162234A (ja) | V溝プ−リ−の製造方法 | |
JP3565939B2 (ja) | プーリーの製造方法 | |
JP3690466B2 (ja) | 等速形自在軸継手における外輪部材の製造方法 | |
JPH10216881A (ja) | ポリvプーリの製造方法 | |
JPH0214133B2 (ja) | ||
JPS63137531A (ja) | ポリvプ−リ−の製造方法 | |
JPH0741343B2 (ja) | 板金製ポリvプーリの製造方法 | |
JPS59217058A (ja) | 多条v溝プ−リ−及びその製造方法 | |
JPH0337449B2 (ja) | ||
JP3780128B2 (ja) | 板金製部材の成形方法 | |
JPH0576972A (ja) | 板金製ポリvプーリの耳部形成方法 | |
JP2776574B2 (ja) | ホイールカバー取付装置 | |
JPH07125096A (ja) | プーリーの製造方法 | |
KR200226415Y1 (ko) | 니들롤러베어링의 케이지 | |
JP3686902B2 (ja) | すり割り加工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |