JPS62101187A - 高能率符号化及び復号化方法 - Google Patents
高能率符号化及び復号化方法Info
- Publication number
- JPS62101187A JPS62101187A JP60240770A JP24077085A JPS62101187A JP S62101187 A JPS62101187 A JP S62101187A JP 60240770 A JP60240770 A JP 60240770A JP 24077085 A JP24077085 A JP 24077085A JP S62101187 A JPS62101187 A JP S62101187A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- field
- data
- parameters
- control code
- pixel data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、画像データを狭い伝送帯域でもって伝送す
るのに適用される高能率符号化装置に関する。
るのに適用される高能率符号化装置に関する。
この発明は、例えばディジタルテレビジョン信号の1画
素のビット数を少なくする高能率符号化方法において、
過去の数フィールドの画素データから現在のフィールド
の画素データを予測符号化する時に、予測誤差の自乗和
が最も小となるパラメータを同定するもので、この同定
の時に逆行列が不定となるために、パラメータが求まら
なかった時に静止画モードであることを示す制御コード
を形成し、パラメータと制?IIIコードとを伝送する
ことにより、受信側での画像の復元を良好に行うことが
できるようにしたものである。
素のビット数を少なくする高能率符号化方法において、
過去の数フィールドの画素データから現在のフィールド
の画素データを予測符号化する時に、予測誤差の自乗和
が最も小となるパラメータを同定するもので、この同定
の時に逆行列が不定となるために、パラメータが求まら
なかった時に静止画モードであることを示す制御コード
を形成し、パラメータと制?IIIコードとを伝送する
ことにより、受信側での画像の復元を良好に行うことが
できるようにしたものである。
1画素当たりのビット数を低減する高能率符号化として
3次元的な即ち時空間な処理を行うフレーム間符号化方
式が知られている。フレーム間符号化方式としては、動
き検出によるものと、動き補正によるものとがある。前
者は、フレーム差の有無で動き検出を行い、フレーム差
の無い所(即ち、動きの無い所)だけを前フレームのデ
ータで置き換えるものである。
3次元的な即ち時空間な処理を行うフレーム間符号化方
式が知られている。フレーム間符号化方式としては、動
き検出によるものと、動き補正によるものとがある。前
者は、フレーム差の有無で動き検出を行い、フレーム差
の無い所(即ち、動きの無い所)だけを前フレームのデ
ータで置き換えるものである。
後者の方式は、ブロックマツチング法等により現在と前
フレーム間の位置関係情報(動き補正量)を求め、この
動き補正量に基づいて前フレーム画像を操作してフレー
ム間の対応を取るものである。ブロックマツチング法は
、画面を複数のブロックに分割し、各ブロック毎に動き
の量及びその方向を求め、この動きの量及びその方向を
伝送するものである。
フレーム間の位置関係情報(動き補正量)を求め、この
動き補正量に基づいて前フレーム画像を操作してフレー
ム間の対応を取るものである。ブロックマツチング法は
、画面を複数のブロックに分割し、各ブロック毎に動き
の量及びその方向を求め、この動きの量及びその方向を
伝送するものである。
動き検出によるフレーム間符号化方式は、一般の動画像
では、動き部分が多(、圧縮率が低い問題点があった。
では、動き部分が多(、圧縮率が低い問題点があった。
また、動き補正によるフレーム間符号化方式は、グロッ
ク分けによる歪が発生し、各ブロック毎の動き量を伝送
するために、圧縮率が充分に低いといえない欠点があっ
た。
ク分けによる歪が発生し、各ブロック毎の動き量を伝送
するために、圧縮率が充分に低いといえない欠点があっ
た。
更に、何れの方式でも、動き物体が動いた時に、元の領
域の画素データがなくなる所謂アンカバードバックグラ
ウンドの問題を生じる欠点があった。
域の画素データがなくなる所謂アンカバードバックグラ
ウンドの問題を生じる欠点があった。
従って、この発明は、従来の装置に比して極めて大きい
圧縮率を実現できる高能率符号化Wi7の提供を目的と
するものである。
圧縮率を実現できる高能率符号化Wi7の提供を目的と
するものである。
この発明の他の目的は、時間方向の各種補正を施すこと
により、複数の動き物体による各種の動きに対応できる
高能率符号化装置を提供することにある。
により、複数の動き物体による各種の動きに対応できる
高能率符号化装置を提供することにある。
この発明の更に他の目的は、空間方向の各種補正を施す
ことにより、エツジ部のボケや、アンカパードパ・7ク
グラウンド等の問題が生じない高能率符号化装置を提供
することにある。
ことにより、エツジ部のボケや、アンカパードパ・7ク
グラウンド等の問題が生じない高能率符号化装置を提供
することにある。
また、本願出願人は、先に圧縮率を極めて高くできる高
能率符号化装置(特願昭59−174412号)を提案
している。この発明は、この高能率符号化装置の改良を
目的とするものである。
能率符号化装置(特願昭59−174412号)を提案
している。この発明は、この高能率符号化装置の改良を
目的とするものである。
即ち、上記出願に示されるものは、現フィールドの画素
に対する予測値を、最も相関が強い近傍の画素を代表値
として取り出し、この代表値に時空間方向の補正を施し
て求めるもので、補正のためのパラメータは、予測誤差
の自乗和を最小にするように同定される。この自乗和を
最小にするパラメータを求める際の演算において、逆行
列を解く必要がある。
に対する予測値を、最も相関が強い近傍の画素を代表値
として取り出し、この代表値に時空間方向の補正を施し
て求めるもので、補正のためのパラメータは、予測誤差
の自乗和を最小にするように同定される。この自乗和を
最小にするパラメータを求める際の演算において、逆行
列を解く必要がある。
しかし、静止画成いは語長の制限によって静止画と区別
できない動きの殆どない動画のシーンでは、逆行列が求
まるための条件が満足されず、不定となり、パラメータ
が求められな(なる問題点が認められた。
できない動きの殆どない動画のシーンでは、逆行列が求
まるための条件が満足されず、不定となり、パラメータ
が求められな(なる問題点が認められた。
従って、この発明の目的は、パラメータが求められない
時に静止画モードであることを示す制御コードを伝送す
ることにより、受信側で良好に画像の復元を行うことが
できる高能率符号化装置を提供することにある。
時に静止画モードであることを示す制御コードを伝送す
ることにより、受信側で良好に画像の復元を行うことが
できる高能率符号化装置を提供することにある。
この発明は、過去の数フィールドの画素データを貯える
メモリと、現在のフィールドの画素データとメモリに貯
えられている過去の数フィールドの画素データとから線
形1吹精合で規定される時空間な関係式を規定するパラ
メータを予測誤差の自乗和が最小となるように同定する
と共に、同定時に逆行列が不定のためにパラメータが求
まらないフィールドについて静止画モードであることを
示す制?fflコードを形成する手段と、同定したパラ
メータに基づいて、過去の数フィールドの画素データか
ら現在のフィールドの画素データの予測を行い、静止画
モードでは、前フレームの復元信号を予測値とする手段
とを備え、制御コードと同定されたパラメータとを伝送
するようにしたことを特徴とする高能率符号化装置であ
る。
メモリと、現在のフィールドの画素データとメモリに貯
えられている過去の数フィールドの画素データとから線
形1吹精合で規定される時空間な関係式を規定するパラ
メータを予測誤差の自乗和が最小となるように同定する
と共に、同定時に逆行列が不定のためにパラメータが求
まらないフィールドについて静止画モードであることを
示す制?fflコードを形成する手段と、同定したパラ
メータに基づいて、過去の数フィールドの画素データか
ら現在のフィールドの画素データの予測を行い、静止画
モードでは、前フレームの復元信号を予測値とする手段
とを備え、制御コードと同定されたパラメータとを伝送
するようにしたことを特徴とする高能率符号化装置であ
る。
〔作用〕
この発明は、過去数フィールドの画素データから、現在
の動きを予測するものである。この発明では、複数の動
き物体の各々の動き情報は上記の画素データに含まれて
いるので、つまり、各種の方向や速度を持つ動きベクト
ルも時間的には強い相関を有するので、動き量を伝送す
る必要がなく、1フイールド毎のパラメータ(予測誤差
の自乗和を最小とするような係数)のみを伝送すれば良
(,1画素当たりの平均ビット数を極めて少な(できる
。また、この発明では、動き補正を各画素のレベルの時
間的変化として捕らえるので、動きベクトルの方向や速
度に依らない定速度運動(過去2フイールドのデータで
表現される)或いは定加速度運動(過去3フイールドの
データで表現される)といった運動モデルとして統一的
に扱えるので、隼純に動きモデルからのずれを補正する
だけですむ。従って、この発明によれば、圧縮率を高め
ることができる。更に、時間的及び空間的の3次元的に
補正がなされるので、ブロック歪やアンカハードバック
グラウンドの問題を何等生じない。
の動きを予測するものである。この発明では、複数の動
き物体の各々の動き情報は上記の画素データに含まれて
いるので、つまり、各種の方向や速度を持つ動きベクト
ルも時間的には強い相関を有するので、動き量を伝送す
る必要がなく、1フイールド毎のパラメータ(予測誤差
の自乗和を最小とするような係数)のみを伝送すれば良
(,1画素当たりの平均ビット数を極めて少な(できる
。また、この発明では、動き補正を各画素のレベルの時
間的変化として捕らえるので、動きベクトルの方向や速
度に依らない定速度運動(過去2フイールドのデータで
表現される)或いは定加速度運動(過去3フイールドの
データで表現される)といった運動モデルとして統一的
に扱えるので、隼純に動きモデルからのずれを補正する
だけですむ。従って、この発明によれば、圧縮率を高め
ることができる。更に、時間的及び空間的の3次元的に
補正がなされるので、ブロック歪やアンカハードバック
グラウンドの問題を何等生じない。
より更に、この発明では、パラメータを同定する時に、
静止画や、動きの殆どない画像のために逆4千列が不定
となり、パラメータを求めることができない場合に、静
止画モードであることを示す制御コードをパラメータと
共に伝送することにより、受信側で画像の復元を良好に
行うことができる。
静止画や、動きの殆どない画像のために逆4千列が不定
となり、パラメータを求めることができない場合に、静
止画モードであることを示す制御コードをパラメータと
共に伝送することにより、受信側で画像の復元を良好に
行うことができる。
以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。この一実施例の説明は、下記の順序でなされる
。
明する。この一実施例の説明は、下記の順序でなされる
。
a、符号化装置
す、復号化装置
C,パラメータの同定
a、符号化装置
第1図は、この発明の一実施例即ち送信側に設けられる
符号化装置の構成を示す。
符号化装置の構成を示す。
第1図において、1は、パラメータ同定部を示す。この
パラメータ同定部1には、所定のサンプリング周波数で
ディジタル化されたディジタルテレビジョン信号即ち現
フィールドにの画像データが入力されると共に、過去の
3フイールドに−1゜k−2,に−3の各フィールドの
参照データが選択回路3及びフィールドメモリ4.5の
夫々から供給される。現在のフィールドkに対して、k
−1は、前のフィールドであり、k−2は、更に前のフ
ィールドであり、k〜3は、より更に前のフィールドで
ある。
パラメータ同定部1には、所定のサンプリング周波数で
ディジタル化されたディジタルテレビジョン信号即ち現
フィールドにの画像データが入力されると共に、過去の
3フイールドに−1゜k−2,に−3の各フィールドの
参照データが選択回路3及びフィールドメモリ4.5の
夫々から供給される。現在のフィールドkに対して、k
−1は、前のフィールドであり、k−2は、更に前のフ
ィールドであり、k〜3は、より更に前のフィールドで
ある。
これらの過去のフィールドの画像データは予測部2にお
いて形成された予測データで、この子濶データと現フイ
ールドデータを用いてパラメータ同定部lは、最小自乗
法により予測誤差の自乗和が最小となるような例えば各
々が8ビツトの35個のパラメータw1〜W35を1フ
イールドごとに同定する。このパラメータの同定時に、
静止画成いは動きの殆どない動画の場合には、逆行列が
不定となり、パラメータが求まらない。この場合では、
1ビツトの制fJIIコードSJが例えばハイレベルと
される。パラメータが求まる場合の制御コードSJは、
ローレベルとされる。
いて形成された予測データで、この子濶データと現フイ
ールドデータを用いてパラメータ同定部lは、最小自乗
法により予測誤差の自乗和が最小となるような例えば各
々が8ビツトの35個のパラメータw1〜W35を1フ
イールドごとに同定する。このパラメータの同定時に、
静止画成いは動きの殆どない動画の場合には、逆行列が
不定となり、パラメータが求まらない。この場合では、
1ビツトの制fJIIコードSJが例えばハイレベルと
される。パラメータが求まる場合の制御コードSJは、
ローレベルとされる。
パラメータ同定部1には、空間的位置関係を調整するた
めのライン遅延回路及びサンプル遅延回路が含まれてい
る。パラメータ同定部1で同定されたパラメータW1〜
w35及び制御コードSJが送信データとされる。この
パラメータW1〜W35は、入力データに対して1フイ
ールド遅れたフィールドに−1のものである。
めのライン遅延回路及びサンプル遅延回路が含まれてい
る。パラメータ同定部1で同定されたパラメータW1〜
w35及び制御コードSJが送信データとされる。この
パラメータW1〜W35は、入力データに対して1フイ
ールド遅れたフィールドに−1のものである。
2は、予測部を示し、フィールドメモリ4.5.6には
、予測部2からの予測データが選択回路3を介して書き
込まれ、フィールドに−1より過去の3フイールドに−
1,に−2,に−3の画像データ(予測データ)が貯え
られる。予測部2は、予測しよ゛うとする画素の近傍に
位置し、且つ過去3フイールド内に含まれる35個の予
測データとパラメータW1〜w35とを用いて現画素に
対する予測値を求めるものである。このため、予測部2
にも、空間的位置関係を調整するための複数のライン遅
延回路及び複数のサンプル遅延回路が含まれている。送
信側において、本当の画1&データでなく、予測データ
を使用するのは、受信側の画像復元との同一性を確保す
るためである。
、予測部2からの予測データが選択回路3を介して書き
込まれ、フィールドに−1より過去の3フイールドに−
1,に−2,に−3の画像データ(予測データ)が貯え
られる。予測部2は、予測しよ゛うとする画素の近傍に
位置し、且つ過去3フイールド内に含まれる35個の予
測データとパラメータW1〜w35とを用いて現画素に
対する予測値を求めるものである。このため、予測部2
にも、空間的位置関係を調整するための複数のライン遅
延回路及び複数のサンプル遅延回路が含まれている。送
信側において、本当の画1&データでなく、予測データ
を使用するのは、受信側の画像復元との同一性を確保す
るためである。
選択回路3は、パラメータ同定部1により形成された制
御コードSJにより制御される。動画モードでは、予測
部2からの予測データが選択され、静止画モードでは、
フィールドメモリ5からの2フイールド(1フレーム)
前の予測データが選択される。即ち、パラメータが求ま
らなかった時には、予測部2から正しい予測データが発
生しないので、■フレーム前のデータが代わりにフィー
ルドメモリ4に書き込まれる。この後の動作において、
パラメータが求まらない状態が続くことを防止するため
に、図示せずも、他の補正方法が併用される。
御コードSJにより制御される。動画モードでは、予測
部2からの予測データが選択され、静止画モードでは、
フィールドメモリ5からの2フイールド(1フレーム)
前の予測データが選択される。即ち、パラメータが求ま
らなかった時には、予測部2から正しい予測データが発
生しないので、■フレーム前のデータが代わりにフィー
ルドメモリ4に書き込まれる。この後の動作において、
パラメータが求まらない状態が続くことを防止するため
に、図示せずも、他の補正方法が併用される。
現フィールドにの画素データ(第3図A)に対する予測
値は、その前フィールドに−1の近傍の10画素のデー
タ(第3図B)、その前々フィールドに−2の近傍の1
5画素のデータ(第3図C)、その前々々フィールドに
−3の近傍の10画素のデータ(第3図D)の計35個
の画素データの線形1次結合として求められる。
値は、その前フィールドに−1の近傍の10画素のデー
タ(第3図B)、その前々フィールドに−2の近傍の1
5画素のデータ(第3図C)、その前々々フィールドに
−3の近傍の10画素のデータ(第3図D)の計35個
の画素データの線形1次結合として求められる。
第3図A〜第3図りにおいて水平方向の実線がフィール
ドk及びフィールドに−2において走査されるラインを
表し、水平方向の破線がフィールドに−1及びフィール
ドに−3において走査されるラインを表す。現フィール
ドにの画素データが含まれる位置のラインをyとして、
その上側に位置するラインをy+1とし、更にラインy
+1の上側に位置するラインをy+2としている。ライ
ンyの下側に位置するラインは、夫々y−1、y−2と
している。
ドk及びフィールドに−2において走査されるラインを
表し、水平方向の破線がフィールドに−1及びフィール
ドに−3において走査されるラインを表す。現フィール
ドにの画素データが含まれる位置のラインをyとして、
その上側に位置するラインをy+1とし、更にラインy
+1の上側に位置するラインをy+2としている。ライ
ンyの下側に位置するラインは、夫々y−1、y−2と
している。
第3図A〜第3図りにおいて垂直方向の実線が各フィー
ルドにおけるサンプリング位置を示し、現フィールドに
の画素データのサンプリング位置Xより1サンプル前の
サンプリング位置及びこれより2サンプル前のサンプリ
ング位置を夫々X−1、x−’lとしている。また、サ
ンプリング位置Xの後のサンプリング位置及びより後の
サンプリング位置を夫々X+1、x+2としている。
ルドにおけるサンプリング位置を示し、現フィールドに
の画素データのサンプリング位置Xより1サンプル前の
サンプリング位置及びこれより2サンプル前のサンプリ
ング位置を夫々X−1、x−’lとしている。また、サ
ンプリング位置Xの後のサンプリング位置及びより後の
サンプリング位置を夫々X+1、x+2としている。
現画素に対する予測デー9 L (x、y)は、次式の
線形−次結合で表される。
線形−次結合で表される。
上述の予測式は、現フィールドの画素に対する予測値を
、最も相関が強い近傍の画素を代表値として取り出し、
この代表値に時空間方向の補正を施して求めることを意
味する。
、最も相関が強い近傍の画素を代表値として取り出し、
この代表値に時空間方向の補正を施して求めることを意
味する。
パラメータ同定部1は、選択回路3及びフィールドメモ
リ4.5からの参照データを用いて、最小自乗法により
パラメータを同定する。つまり、現フィールドの成る画
素の真4fj、Iうは、上式で求められたこれと対応す
る画素の予測値↑5に予測誤差eが重畳されたものであ
るから、(e=↑、−Ih)となり、この予測誤差の自
乗和を所定数の画素に関して最小にするパラメータW1
〜W35が計算される。
リ4.5からの参照データを用いて、最小自乗法により
パラメータを同定する。つまり、現フィールドの成る画
素の真4fj、Iうは、上式で求められたこれと対応す
る画素の予測値↑5に予測誤差eが重畳されたものであ
るから、(e=↑、−Ih)となり、この予測誤差の自
乗和を所定数の画素に関して最小にするパラメータW1
〜W35が計算される。
この場合、1フイールドに含まれる全ての予測画素(例
えば1ライン内に80000画素フィールドが255ラ
インの場合では、800X255個)を用いてパラメー
タW1〜w35を最小自乗法により計算すれば、最高の
精度が得られるが、回路規模が大きくなるので、ネM数
サンプル毎の間引きにより得られた所定数の例えば30
0個の代表の画素を用いてパラメータW1〜w35の同
定を行うのが実際的である。
えば1ライン内に80000画素フィールドが255ラ
インの場合では、800X255個)を用いてパラメー
タW1〜w35を最小自乗法により計算すれば、最高の
精度が得られるが、回路規模が大きくなるので、ネM数
サンプル毎の間引きにより得られた所定数の例えば30
0個の代表の画素を用いてパラメータW1〜w35の同
定を行うのが実際的である。
また、画面の周辺部でデータが存在しない所では、第4
図に示すように、画面内のデータa〜hと同一のデータ
が画面外にあるものとして代用すれば良い。或いは、第
4図において破線図示のように、1ライン内側で巨つ2
サンプル内側に寄った領域内で同定を行うようにしても
良い。
図に示すように、画面内のデータa〜hと同一のデータ
が画面外にあるものとして代用すれば良い。或いは、第
4図において破線図示のように、1ライン内側で巨つ2
サンプル内側に寄った領域内で同定を行うようにしても
良い。
尚、現在のフィールドに対して過去の2フィールドの画
素データを用いても良く、そのときには、3次元運動モ
デルとして、定速度運動モデルを表現することになる。
素データを用いても良く、そのときには、3次元運動モ
デルとして、定速度運動モデルを表現することになる。
b、復号化装置
上述の符号化がなされた送信データを受信する復号化装
置は、第2図に示すように、選択回路13とフィールド
メモリ14.15.16と、受信されたパラメータW1
〜w35が供給されると共に、フィールドメモリ14.
15.16から過去3フイールドのデータが供給される
予測部12とで構成される。この予測部12により復元
データ即ちディジタルテレビジョン信号が形成される。
置は、第2図に示すように、選択回路13とフィールド
メモリ14.15.16と、受信されたパラメータW1
〜w35が供給されると共に、フィールドメモリ14.
15.16から過去3フイールドのデータが供給される
予測部12とで構成される。この予測部12により復元
データ即ちディジタルテレビジョン信号が形成される。
受信側で、ディジタルテレビジョン信号を復元するため
に、パラメータW1〜w35の送信に先行して3フイ一
ルド分の初XJI (itが送信され、この初期イ直が
フィールドメモリ14,15.16の夫々に書き込まれ
る。
に、パラメータW1〜w35の送信に先行して3フイ一
ルド分の初XJI (itが送信され、この初期イ直が
フィールドメモリ14,15.16の夫々に書き込まれ
る。
選択回路13は、受信された制御コードSJにより切り
替えられる。制御コードSJがローレベルの動画モード
では、予測部12からの予測データを選択してフィール
ドメモリ14に供給し、制御コードSJがハイレベルの
静止画モードでは、予測部12からの予測データに代え
て、フィールドメモリ15からの1フレーム前の予測デ
ータを選択してフィールドメモリ14に供給する。
替えられる。制御コードSJがローレベルの動画モード
では、予測部12からの予測データを選択してフィール
ドメモリ14に供給し、制御コードSJがハイレベルの
静止画モードでは、予測部12からの予測データに代え
て、フィールドメモリ15からの1フレーム前の予測デ
ータを選択してフィールドメモリ14に供給する。
C,パラメータの同定
上述のパラメータ同定部1によりなされるパラメータW
1〜w35の同定について、最小自乗法を用いた一例に
ついて以下に説明する。
1〜w35の同定について、最小自乗法を用いた一例に
ついて以下に説明する。
前述の予測データ↑よ (x、y)を算出する線形1次
結合の式は、現フイールド全体に関して予測を行う場合
、下記の行列により表現できる。
結合の式は、現フイールド全体に関して予測を行う場合
、下記の行列により表現できる。
!
上式を行列とベクトルとによりまとめて表現すると、
↑=r・W
(uL、丁は、(mXn)次のベクトル、↑は、(mx
n、35)の行列、Wは、35次ノヘクトルテある。
n、35)の行列、Wは、35次ノヘクトルテある。
一方、現フィールドのデータ(真値)を並べてなるベク
トル■は、(mXn)次のベクトルであり、eを(mx
n)次の予測誤差ベクトルとすると、 ■=i+e=↑書W士e となる。上式は、 e=7−↑・W となる。この予測誤差ベクトルeの自乗相を最小にする
パラメータWが求められる。上式は、下記のように変形
される。但し、Tは、転置行列を示す。
トル■は、(mXn)次のベクトルであり、eを(mx
n)次の予測誤差ベクトルとすると、 ■=i+e=↑書W士e となる。上式は、 e=7−↑・W となる。この予測誤差ベクトルeの自乗相を最小にする
パラメータWが求められる。上式は、下記のように変形
される。但し、Tは、転置行列を示す。
eT e=([−↑W)i(I−1w)=1丁 1−I
” 1w −w” ↑”i+WT ↑7 ↑W上式
で、e丁eを最小にするパラメータWは、次式を満足す
るものとなる。この式の導出は、例えば文献こシステム
同定」(発行所二社団法人計測自動制御学会0発行日:
昭和56年2月10日(初版))の第4章第4節2項に
記載されている。
” 1w −w” ↑”i+WT ↑7 ↑W上式
で、e丁eを最小にするパラメータWは、次式を満足す
るものとなる。この式の導出は、例えば文献こシステム
同定」(発行所二社団法人計測自動制御学会0発行日:
昭和56年2月10日(初版))の第4章第4節2項に
記載されている。
、’、w=(↑1↑)−1↑Tl
上式により、パラメータ曹が安定に求まるには、逆行列
(↑7 ↑)−1が求まることが必要である。
(↑7 ↑)−1が求まることが必要である。
この一実施例では、静止画成いは動きの殆どない動画の
場合に逆行列が求まるための条件(正則)が満足されず
、逆行列が不定となると、パラメータが求められない静
止画モードであることを示す制御コードSJがハイレベ
ルとされる。
場合に逆行列が求まるための条件(正則)が満足されず
、逆行列が不定となると、パラメータが求められない静
止画モードであることを示す制御コードSJがハイレベ
ルとされる。
このままでは、1フイールドの(mXn)個の全画素の
場合、(rrlxn、35)と言う非常に大きな行列を
扱うことになり、実際的でない。従って、上式を小さい
次数の行列及びベクトルに直して処理する。即ち、(P
=↑7 ・I)の(35,35)の行列と、(Q=↑7
・■)の35次のベクトルとを用いる。
場合、(rrlxn、35)と言う非常に大きな行列を
扱うことになり、実際的でない。従って、上式を小さい
次数の行列及びベクトルに直して処理する。即ち、(P
=↑7 ・I)の(35,35)の行列と、(Q=↑7
・■)の35次のベクトルとを用いる。
ニ
×L *−+ (x、−2+yj+1) Tm−+(X
+ −1,yj +1)コ ・・・ ↑に−+ (x6 +2.Vj −1)
JL ↑ k−:+(X 、 +2.y; ;1)
j×↑w (X; +V= ) 上述のP及びQがパラメータ同定部1に供給される過去
の3フイールドの予測データから形成される。そして、
(P−’Q)によりパラメータWが計算される。
+ −1,yj +1)コ ・・・ ↑に−+ (x6 +2.Vj −1)
JL ↑ k−:+(X 、 +2.y; ;1)
j×↑w (X; +V= ) 上述のP及びQがパラメータ同定部1に供給される過去
の3フイールドの予測データから形成される。そして、
(P−’Q)によりパラメータWが計算される。
この発明は、過去数フィールドの画素データから現在の
動きを予測するものであり、従って、複数の動き物体の
各々の動き情報は、上記の画素データに含まれているの
で、動き量を伝送する必要がなく、lフィールド毎のパ
ラメータ(予測のための係数)のみを伝送すれば良く、
1画素当たりの平均ビット数を極めて少なくできる。。
動きを予測するものであり、従って、複数の動き物体の
各々の動き情報は、上記の画素データに含まれているの
で、動き量を伝送する必要がなく、lフィールド毎のパ
ラメータ(予測のための係数)のみを伝送すれば良く、
1画素当たりの平均ビット数を極めて少なくできる。。
また、この発明では、動き補正を各画素のレベルの時間
的変化として捉えるので、動きベクトルの方向や速度に
依らない定速度運動(過去2フイールドのデータで表現
される)或いは定加速度運動(過去3フイールドのデー
タで表現される)といった運動モデルとして統一的に扱
えるので、単純に動きモデルからのずれを補正するだけ
ですむ。
的変化として捉えるので、動きベクトルの方向や速度に
依らない定速度運動(過去2フイールドのデータで表現
される)或いは定加速度運動(過去3フイールドのデー
タで表現される)といった運動モデルとして統一的に扱
えるので、単純に動きモデルからのずれを補正するだけ
ですむ。
従って、この発明に依れば、圧縮率を高めることができ
る。
る。
また、3次元的に補正がなされるので、ブロック歪やア
ンカバードバックグランドの問題を何ら生じない。
ンカバードバックグランドの問題を何ら生じない。
更に、この発明は、逆行列が不定となり、パラメータが
求められない静止画モードを制御コードSJにより示す
と共に、この時のデータとして1フレーム前の予測デー
タを使用するので、受信側で画像を良好に復元すること
ができる。また、静止画モードの判別が単純なフレーム
差を用いる方法に比して正確とできる。
求められない静止画モードを制御コードSJにより示す
と共に、この時のデータとして1フレーム前の予測デー
タを使用するので、受信側で画像を良好に復元すること
ができる。また、静止画モードの判別が単純なフレーム
差を用いる方法に比して正確とできる。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例により符号化された伝送データを受信
するための構成を示すブロック図、第3図及び第4図は
この発明の一実施例の説明に用いる路線図でみる。 図面における主要な符号の説明 1:パラメータ同定部、2:予測部、3:選択回路、4
.5.6:フィールドメモリ。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 i4m の*J’k 。 第1図 。 ペトイ倉4U/)キ艮J又゛ 第2図 Qbed コーr−郭の殉理 第4図 x−2x−1xx+1x+2 第3図A 第3図C 第3図B 第3図D
の発明の一実施例により符号化された伝送データを受信
するための構成を示すブロック図、第3図及び第4図は
この発明の一実施例の説明に用いる路線図でみる。 図面における主要な符号の説明 1:パラメータ同定部、2:予測部、3:選択回路、4
.5.6:フィールドメモリ。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 i4m の*J’k 。 第1図 。 ペトイ倉4U/)キ艮J又゛ 第2図 Qbed コーr−郭の殉理 第4図 x−2x−1xx+1x+2 第3図A 第3図C 第3図B 第3図D
Claims (1)
- 過去の数フィールドの画素データを貯えるメモリと、現
在のフィールドの画素データと上記メモリに貯えられて
いる過去の数フィールドの画素データとから線形1次結
合で規定される時空間な関係式を規定するパラメータを
予測誤差の自乗和が最小となるように同定すると共に、
上記同定時に逆行列が不定のためにパラメータが求まら
ないフィールドについて静止画モードであることを示す
制御コードを形成する手段と、上記同定したパラメータ
に基づいて、上記過去の数フィールドの画素データから
上記現在のフィールドの画素データの予測を行い、上記
静止画モードでは、前フレームの復元信号を予測値とす
る手段とを備え、上記制御コードと上記同定されたパラ
メータとを伝送するようにしたことを特徴とする高能率
符号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60240770A JPH0746866B2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 高能率符号化及び復号化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60240770A JPH0746866B2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 高能率符号化及び復号化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101187A true JPS62101187A (ja) | 1987-05-11 |
JPH0746866B2 JPH0746866B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=17064450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60240770A Expired - Lifetime JPH0746866B2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 高能率符号化及び復号化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746866B2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP60240770A patent/JPH0746866B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0746866B2 (ja) | 1995-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6152084A (ja) | 高能率符号化装置 | |
KR19990015907A (ko) | 움직임 벡터 부호화 방법 및 그 장치 | |
JPH10262258A (ja) | 画像符号化装置及び方法 | |
KR100238893B1 (ko) | 참조 움직임 벡터수에 기초한 움직임 벡터 부호화 방법 및 그 장치 | |
JPH06153239A (ja) | 画像の符号化方式 | |
JP3175914B2 (ja) | 画像符号化方法および画像符号化装置 | |
JPS6028392A (ja) | 動画像信号の動き内插方式 | |
JPS62101187A (ja) | 高能率符号化及び復号化方法 | |
JPH05236452A (ja) | 動ベクトル検出方法及び検出装置 | |
JP2875549B2 (ja) | 動画像符号化装置及び動画像復号化装置 | |
JPS62104387A (ja) | 高能率符号化及び復号化方法 | |
JPH0746865B2 (ja) | テレビジョン信号の高能率符号化及び復号化方法 | |
KR19990027484A (ko) | 움직임 벡터 부호화 방법 및 그 장치 | |
JPS6298991A (ja) | テレビジヨン信号の高能率符号化装置 | |
JP3237815B2 (ja) | 動きベクトル探索方法および装置 | |
JPS62102685A (ja) | 高能率符号化装置 | |
JP2907663B2 (ja) | 動きベクトル検出方法 | |
JP2616552B2 (ja) | 動画像の符号化・復号化装置 | |
JP3271387B2 (ja) | 動き量検出装置及び動き量検出方法 | |
JP4078733B2 (ja) | 動きベクトル検出方法及び装置 | |
JPH0984017A (ja) | 動画像の動き補償予測符号化方法 | |
KR100186266B1 (ko) | 가상 영상 영역을 이용한 영상의 가장자리 부분 보상 방법 및 구조 | |
JP3107917B2 (ja) | 3次元形状モデルを用いた動画像のフレーム内挿方法及びその装置 | |
JPH0795585A (ja) | 動きベクトル検出装置 | |
JP3149076B2 (ja) | 動きベクトル検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |