JP3107917B2 - 3次元形状モデルを用いた動画像のフレーム内挿方法及びその装置 - Google Patents

3次元形状モデルを用いた動画像のフレーム内挿方法及びその装置

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JP3107917B2
JP3107917B2 JP04214779A JP21477992A JP3107917B2 JP 3107917 B2 JP3107917 B2 JP 3107917B2 JP 04214779 A JP04214779 A JP 04214779A JP 21477992 A JP21477992 A JP 21477992A JP 3107917 B2 JP3107917 B2 JP 3107917B2
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正秀 金子
好律 羽鳥
マーク・アンドリュー・シャックルトン
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ケイディディ株式会社
ブリティッシュ.テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像のフレーム内挿
に関わり、特にテレビ電話などの動画像の低ビットレー
ト伝送時に送信側において削減されたフレームを受信側
において内挿するための方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話サービスなどを目的とした低
ビットレート動画像通信では、相当量の情報量を削減す
る必要性からフレームレートを低減する方法がしばしば
採用される。しかしながら、削減されるフレーム数が著
しい場合には、受信側において滑らかな動きを再現する
ことが困難である。この問題を解決するためには、動画
像から動きベクトルを検出し、得られた結果を用いて受
信側において欠落したフレームを内挿すればよい。図8
は動画像のフレーム内挿を説明するための図である。
【0003】ぼけやジャーケキネスを発生させることな
く動画像のフレーム内挿を行うには、視覚的に正しい動
きベクトルの検出が必要である。動きベクトルの検出法
としては、フレーム間での予測誤差電力を最小とする偏
位を動きベクトルとする方法、画素値の時間及び空間勾
配を用いる勾配法などが提案されている。検出の範囲に
関しては、2次元平面内に限定されている。また、検出
の単位に関しては、8画素*8ラインなど比較的小さい
矩形ブロックであることが多い。以下、ブロック単位に
基づくフレーム内挿方式について、テレビ電話を例にと
って説明する。
【0004】図9に動画像の低ビットレート伝送時にお
いて、矩形ブロック単位での動きベクトル検出に基づく
フレーム内挿方法を示す。同図において、1は入力端
子、2は復号部、3はフレームメモリ(1)、4はフレ
ームメモリ(2)、15はブロック単位によるフレーム
内挿部である。具体的な方法に関しては、例えば文献
(和田正裕:「カラー動画像信号の動き補償フレーム内
挿方式」電子情報通信学会論文誌(B−I)、vol.
J72−B−I、no.5、pp.446−455)に
詳細に記述されている。
【0005】図10はブロック単位でのフレーム内挿の
動作を説明する図である。図10において、Ti は一つ
前の時点において送信側から伝送されてきたフレーム
(伝送フレーム)、Tk は現時点でのフレーム(伝送フ
レーム)、Ij は伝送フレームTi とTk 間に内挿され
る内挿フレームをそれぞれ表す。送信側で欠落したフレ
ームを受信側において画像データと一緒に伝送されてき
た動きベクトルを用いて内挿する。入力端子1から入力
された符号化データを復号部2において復号して画像
(伝送フレームTk )を求め、フレームメモリ(1)3
に格納する。この画像(伝送フレームTk )とフレーム
メモリ(2)4から読み出された一つ前に送られてきた
画像(伝送フレームTi )と内挿動きベクトルVikを用
いて、ブロック単位でのフレーム内挿部15において次
式で内挿フレームIj のブロックBjを矩形ブロック単
位で内挿する。 Bj =a*Bi +(1−a)*Bk ここで、Bi ,Bk はそれぞれ前後の伝送フレーム
i ,Tk において、ブロック単位で検出された内挿動
きベクトルVikによって内挿される内挿フレームIj
ブロックBj に対応する伝送フレームTi ,Tk のブロ
ック、aは内挿フレームIj と伝送フレームTi ,Tk
間の時間的距離を表す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術として、ブロ
ック単位での2次元平面内での動きベクトル検出に基づ
く動画像のフレーム内挿方法を示したが、次のような問
題点がある。従来のフレーム内挿方法では、動きベクト
ルの検出単位が対象物単位ではなくブロック単位であ
る。このため、同一物体上における動きベクトルの検出
結果が不揃いになる場合、内挿フレームにおいてブロッ
ク状の歪みが発生するという問題がある。また、動きベ
クトル検出が2次元平面内に限定されているため、本質
的に3次元空間内の動きを含む物体の動きベクトルを正
確に検出することが困難である。このため入力画像に対
応した動きの滑らかな画像フレームを再現することが出
来ないという問題点がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題点を解決
するためになされたものであり、内挿フレームにおける
ブロック状の歪みを改善し、入力画像に3次元空間内の
動きがある場合においても滑らかな動きを再現すること
が可能な3次元形状モデルを用いた動画像のフレーム内
挿方法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本願第1の発明は、動きを有する物体を含む動画像の
時間的に前後する2枚のフレーム間に画像を内挿する動
画像のフレーム内挿方式において、前フレームの画像を
蓄える画像記憶過程と、前フレームにおける対象物の位
置・向きに対応した3次元形状モデルを蓄える3次元形
状モデル記憶過程と、送信側から伝送された画像符号化
データを復号して現フレームの画像を得る復号過程と、
該復号された画像を蓄える画像記憶過程と、送信側から
伝送されてきた対象物の3次元動きベクトルを前記前フ
レームの対象物の3次元形状モデルに作用させて現フレ
ームの対象物の位置・向きを表現するように前フレーム
の前記3次元形状モデルを変形させて記憶する第1の3
次元形状モデル変形過程と、前記対象物の3次元動きベ
クトルと前記前及び現フレームと内挿すべきフレーム間
の時間的距離比を用いて前フレームと内挿フレーム間の
3次元動きベクトルを推定する3次元動きベクトル調整
過程と、該3次元動きベクトル調整過程において得られ
た前記前フレームと前記内挿フレーム間の3次元動きベ
クトルを前フレームの3次元形状モデルに作用させて内
挿フレームにおける対象物の位置・向きに対応するよう
に前フレームの3次元形状モデルを変形させて記憶する
第2の3次元形状モデル変形過程と、前記第2の3次元
形状モデル変形過程において得られた内挿フレームの対
象物の位置・向きに対応した3次元形状モデルに対して
前及び現フレームの3次元形状モデルを用いて前及び現
フレームの明るさと色を示す濃淡値を付与して内挿フレ
ームの対象物に関する画像を得る画像フレーム内挿過程
と、を含むことを特徴とする3次元形状モデルを用いた
動画像のフレーム内挿方法である。
【0009】また、本願第2の発明は、動きを有する物
体を含む動画像を符号化したデータ及び前記物体に関す
るフレーム間での3次元動きベクトルを入力する端子
と、前記入力端子から入力された現フレームの符号化デ
ータを復号化して画像信号を得る復号部と、前フレーム
の画像を蓄えるフレームメモリと、前フレームにおける
対象物の位置・向きに対応した3次元形状モデルを蓄え
る3次元形状モデル格納部と、前記復号部において復号
化された現フレームの画像を蓄えるフレームメモリと、
前記入力端子から入力された対象物の3次元動きベクト
ルを前フレームの対象物の3次元形状モデルに作用させ
て現フレームの対象物の位置・向きに対応するように前
フレームの3次元形状モデルを変形させる3次元形状モ
デル変形部と、該3次元形状モデル変形部において得ら
れた現フレームの3次元形状モデルを蓄える3次元形状
モデル格納部と、対象物の3次元動きベクトルと前及び
現フレームと内挿すべきフレーム間の時間的距離を用い
て前フレームと内挿フレーム間の3次元動きベクトルを
推定する3次元動きベクトル調整部と、該3次元動きベ
クトル調整部において得られた前フレームと内挿フレー
ム間の3次元動きベクトルを前フレームの3次元形状モ
デルに作用させて内挿フレームにおける対象物の位置・
向きに対応するように前フレームの3次元形状モデルを
変形させる3次元形状モデル変形部と、該3次元形状モ
デル変形部で得られた内挿フレームの3次元形状モデル
を蓄える3次元形状モデル格納部と、前記3次元形状モ
デル変形部において得られた内挿フレームの対象物の位
置・向きに対応した3次元形状モデルに対して前及び現
フレームの3次元形状モデルを用いて前及び現フレーム
の明るさと色を示す画素値を付与して内挿フレームの対
象物に対する画像信号を得るフレーム内挿部と、を含む
ことを特徴とする3次元形状モデルを用いた動画像のフ
レーム内挿装置である。
【0010】
【実施例1】図1は、本発明の第1の実施例を説明する
ための3次元形状モデルを用いた動画像のフレーム内挿
装置のブロック図である。同図において、5は3次元形
状モデルを用いたフレーム内挿部、6は3次元動きベク
トル調整部、7及び10は3次元形状モデル変形部、
8,9及び11は3次元形状モデル格納部である。その
他に関しては、図9と同様である。ここでは、テレビ電
話、すなわち顔動画像を例にとり説明を行う。図7は、
頭部形状を表す3次元形状モデルの一例である。同図が
示すように3次元形状モデルは、表面形状を複数の3角
形で表現したワイヤーフレームモデルからなる。内挿フ
レームをIj 、前後の伝送フレームをそれぞれTi ,T
k とする。伝送フレームTi における画像と3次元形状
モデルMiがすでにフレームメモリ(2)4と3次元形
状モデル格納部(2)9に格納されているとする。
【0011】送信側から入力端子1を通して伝送されて
きた符号化データが復号部2において復号されて現時点
(すなわち、伝送フレームTk に相当)における画像
(明るさ及び色情報からなる、以後、簡単に濃淡情報)
が得られる。この濃淡情報はフレームメモリ(1)3に
格納され、その後フレームメモリ(2)4から読み出さ
れた一つ前のフレーム(伝送フレーム、Ti に相当)の
濃淡情報と共にフレーム内挿部5へ送られる。これと並
行して、3次元形状モデル変形部(1)7では、送信側
から送られてきた伝送フレームTi と伝送フレームTk
間の3次元動きベクトルVik3 を用いて3次元形状モデ
ル格納部(2)9から読み出された伝送フレームTi
おける3次元形状モデルMi を変形し、伝送フレームT
k に対応する3次元形状モデルMk を求める。3次元動
きベクトル調整部6では、伝送フレームTi 及びTk
内挿フレームIj 間の時間的相対距離aを用いて伝送フ
レームTi と内挿フレームIj 間の3次元動きベクトル
ij3 を推定する。一般的には、伝送フレームTi とT
k 間では3次元動きベクトルが線形で変化していると考
えれば、伝送フレームTi と内挿フレームIj 間の3次
元動きベクトルVij3は、時間的相対距離比aをVik3
に乗ずることにより求められる。このVij3 を用いて伝
送フレームTi の3次元形状モデルMi を変形させ、内
挿フレームIjに対応した3次元形状モデルMj を得
る。以上の処理で得られた伝送フレームTi とTk にお
ける濃淡情報と3次元形状モデルMi とMk 、及び内挿
フレームIj における3次元形状モデルMj を用い、フ
レーム内挿部5において内挿フレームIj における濃淡
情報を内挿する。
【0012】次に、フレーム内挿部5について説明を行
う。図2はフレーム内挿部5での動作を説明する図であ
る。同図で示しているように3次元形状モデルを用いた
内挿は、内挿フレームIj と前後の伝送フレームTi
k における3次元形状モデルを構成している3角形の
対応関係に基づいたテクスチャマッピングが基本であ
る。内挿フレームIj の対象物を表す3次元形状モデル
を構成している各々の3角形Sj に対応する前後の伝送
フレームTi とTk における3角形Si とSk を求め
る。内挿フレームIj の3角形Sj を2次元平面に投影
し、3角形Sj に含まれる内挿フレームIj の画素Pj
を求める。伝送フレームTi とTk 、及び内挿フレーム
j における3次元形状モデルを構成する3角形同士の
対応関係から、内挿フレームIj の画素Pj に対応する
画素Pi とPk を求める。このPi とPk の濃淡値を用
いて、次式により、内挿フレームの画素Pj の画素値
(濃淡値)を求める。 Pj =a*Pi +(1−a)*Pk これらの処理を3角形Sj に含まれている全ての画素、
及び内挿フレームIjの3次元形状モデルMj を構成す
る全ての3角形について行うことにより、内挿フレーム
j における3次元形状モデル上の画像が内挿される。
なお、3次元形状モデルで内挿することが出来ない領
域、例えば背景部分に関しては従来の方法が適用され
る。また、この例では内挿されるフレーム数が1枚とし
て説明を行ったが、時間的距離比aを変化させて同様の
処理を行うことにより複数枚のフレームを内挿すること
も可能である。この例では3次元動きベクトルを送信側
において検出した場合の例を説明したが、受信側におい
て復号された画像信号を用いて対象物の3次元動きベク
トルを求めることも可能である。
【0013】
【実施例2】図3は、本発明の第2の実施例を説明する
ための3次元形状モデルを用いた動画像のフレーム内挿
装置のブロック図である。第1の実施例と異なる点は、
対象物の3次元動きベクトルに加えて要素の形状変化に
も対応することができるようにした点である。同図にお
いて、12は3次元形状モデル変化情報調整部、13及
び14は3次元形状モデル変形・調整部である。その他
に関しては、図1と同様である。3次元形状モデル変形
情報調整部12は図4に示されているように3次元動き
ベクトル調整部6と新たに加えられた形状変化調整部1
6からなる。また、3次元形状モデル変形・調整部13
及び14は図5に示すように3次元形状モデル変形部7
及び10とその後段に新たに加えられた要素形状変化調
整部17からなる。
【0014】形状変化情報調整部16では、図6に示す
ように、内挿フレームと前後の伝送フレーム間の時間的
距離比aに基づき送信側から伝送されてきた2枚の伝送
フレーム間での要素の形状変化情報を調整し、伝送フレ
ームTi と内挿フレームIj間における要素の形状変化
情報を求める。一般的には、2枚の伝送フレーム間にお
いて形状の変化が線形であるとして求める。要素形状変
化調整部17では、形状変化情報調整部16で得られた
伝送フレームTi と内挿フレーム間の形状変化情報を基
にし、3次元形状モデル変形部7または10で得られた
3次元形状モデルの要素形状を調整し、内挿フレームの
対象物の形状に対応した3次元形状モデルを求める。す
なわち、3次元動きベクトルにより内挿フレームの対象
物の位置と向きに対応した3次元形状モデルを求め、更
に要素の形状変化情報を用いて要素の形状変化にも対応
するように3次元形状モデルの要素の形状を調整する。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明により、3次元形
状モデルを用いた動画像のフレーム内挿を行うことによ
り、従来の方法において発生したブロック状の歪みを防
ぐことが可能である。また、3次元形状モデルを用いて
3次元的な動きを求めてフレーム内挿を行っているた
め、入力画像中に3次元空間内の動きがあっても内挿画
像に入力画像に対応した動きを再現することができる。
これに加え、対象物中に含まれる要素形状の変化がある
場合でも、その形状変化に対応させて3次元形状モデル
を変形させることにより動きの自然な内挿画像を得るこ
とが可能である。これらの結果に、従来の方法において
得られた内挿画像に比べて、本方法では、動きの再現性
がより入力画像に近い内挿画像を再現することが可能で
ある。
【0016】本発明は、テレビ電話など情報量を削減す
るため送信部においてフレーム数を削減された動画像に
対して、受信部において削減されたフレームを再生する
動画像のフレーム内挿の適用が可能である。また、PA
LからNTSCなどのフレームレートの異なるTV信号
の変換方式への適用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例としての3次元形状
モデルを用いた動画像のフレーム内挿装置のブロック図
である。
【図2】図1中のフレーム内挿部の機能を説明する図で
ある。
【図3】本発明による第2の実施例としての3次元形状
モデルを用いた動画像のフレーム内挿装置のブロック図
である。
【図4】図3中の3次元形状モデル変化情報調整部の構
成例を示すブロック図である。
【図5】図3中の3次元形状モデル変化・調整部の構成
例を示すブロック図である。
【図6】本発明による3次元形状モデルを用いた動画像
のフレーム内挿を説明する図である。
【図7】本発明に適用する頭部の3次元形状モデルの例
を示す図である。
【図8】本発明を適用する動画像のフレーム内挿を説明
する図である。
【図9】従来の動画像のフレーム内挿の装置例を示すブ
ロック図である。
【図10】従来のブロック単位に基づくフレーム内挿を
説明する図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 復号部 3 フレームメモリ(1) 4 フレームメモリ(2) 5 3次元形状モデルを用いたフレーム内挿部 6 3次元動きベクトル調整部 7 3次元形状モデル変形部 8 3次元形状モデル格納部(1) 9 3次元形状モデル格納部(2) 10 3次元形状モデル変形部(2) 11 3次元形状モデル格納部(2) 12 3次元モデル形状変化情報調整部 13 3次元形状モデル変形・調整部(1) 14 3次元形状モデル変形・調整部(2) 15 ブロック単位に基づくフレーム内挿部 16 形状変化情報調整部 17 要素形状変化調整部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 淳 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (72)発明者 金子 正秀 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (72)発明者 羽鳥 好律 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (72)発明者 マーク・アンドリュー・シャックルトン イギリス国、サフォーク、イプスウィッ チ、コールドウェル・ホール・ロード 323 (72)発明者 ウイリアム・ジョン・ウエルシュ イギリス国、サフォーク、イプスウィッ チ、ファウンテンズ・ロード47 (56)参考文献 特開 平4−184683(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 15/70 H04N 7/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動きを有する物体を含む動画像の時間的
    に前後する2枚のフレーム間に画像を内挿する動画像の
    フレーム内挿方式において、 前フレームの画像を蓄える画像記憶過程と、 前フレームにおける対象物の位置・向きに対応した3次
    元形状モデルを蓄える3次元形状モデル記憶過程と、 送信側から伝送された画像符号化データを復号して現フ
    レームの画像を得る復号過程と、該復号された画像を蓄
    える画像記憶過程と、 送信側から伝送されてきた対象物の3次元動きベクトル
    を前記前フレームの対象物の3次元形状モデルに作用さ
    せて現フレームの対象物の位置・向きを表現するように
    前フレームの前記3次元形状モデルを変形させて記憶す
    る第1の3次元形状モデル変形過程と、 前記対象物の3次元動きベクトルと前記前及び現フレー
    ムと内挿すべきフレーム間の時間的距離比を用いて前フ
    レームと内挿フレーム間の3次元動きベクトルを推定す
    る3次元動きベクトル調整過程と、 該3次元動きベクトル調整過程において得られた前記前
    フレームと前記内挿フレーム間の3次元動きベクトルを
    前フレームの3次元形状モデルに作用させて内挿フレー
    ムにおける対象物の位置・向きに対応するように前フレ
    ームの3次元形状モデルを変形させて記憶する第2の3
    次元形状モデル変形過程と、 前記第2の3次元形状モデル変形過程において得られた
    内挿フレームの対象物の位置・向きに対応した3次元形
    状モデルに対して前及び現フレームの3次元形状モデル
    を用いて前及び現フレームの明るさと色を示す濃淡値を
    付与して内挿フレームの対象物に関する画像を得る画像
    フレーム内挿過程と、 を含むことを特徴とする3次元形状モデルを用いた動画
    像のフレーム内挿方法。
  2. 【請求項2】 動きを有する物体を含む動画像の時間的
    に前後する2枚のフレーム間に画像を内挿する動画像の
    フレーム内挿方式において、 送信側から伝送されてきた対象物の要素の形状変化情報
    と前及び現フレームと内挿フレーム間との時間的距離比
    を用いて前フレームと内挿フレーム間の対象物の要素の
    形状変化を求める形状変化情報調整過程と、 前フレームの3次元形状モデルに前フレームと現フレー
    ム間での3次元動きベクトルを作用させて前フレームの
    3次元形状モデルを変形させて記憶する前記第1の3次
    元形状モデル変形過程の後に送信側から伝送されたきた
    前フレームと現フレーム間での要素の形状変化情報を作
    用させて現フレームの対象物の位置・向き及び要素の形
    状に対応した3次元形状モデルを得る要素形状変化調整
    過程と、 前フレームの3次元形状モデルに3次元動きベクトル調
    整過程で得られた前フレームと内挿フレーム間の3次元
    動きベクトルを作用させて前フレームの3次元形状モデ
    ルを変形させて記憶する前記第2の3次元形状モデル変
    形過程の後に前記形状変化情報調整過程で得られた前フ
    レームと内挿フレーム間での要素の形状変化情報を作用
    させて内挿フレームの対象物の位置・向き及び要素の形
    状に対応した3次元形状モデルを得る要素形状変化調整
    過程と、 を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の3次元形
    状モデルを用いた動画像のフレーム内挿方法。
  3. 【請求項3】 動きを有する物体を含む動画像を符号化
    したデータ及び前記物体に関するフレーム間での3次元
    動きベクトルを入力する端子と、 前記入力端子から入力された現フレームの符号化データ
    を復号化して画像信号を得る復号部と、 前フレームの画像を蓄えるフレームメモリと、前フレー
    ムにおける対象物の位置・向きに対応した3次元形状モ
    デルを蓄える3次元形状モデル格納部と、 前記復号部において復号化された現フレームの画像を蓄
    えるフレームメモリと、 前記入力端子から入力された対象物の3次元動きベクト
    ルを前フレームの対象物の3次元形状モデルに作用させ
    て現フレームの対象物の位置・向きに対応するように前
    フレームの3次元形状モデルを変形させる3次元形状モ
    デル変形部と、 該3次元形状モデル変形部において得られた現フレーム
    の3次元形状モデルを蓄える3次元形状モデル格納部
    と、 対象物の3次元動きベクトルと前及び現フレームと内挿
    すべきフレーム間の時間的距離を用いて前フレームと内
    挿フレーム間の3次元動きベクトルを推定する3次元動
    きベクトル調整部と、 該3次元動きベクトル調整部において得られた前フレー
    ムと内挿フレーム間の3次元動きベクトルを前フレーム
    の3次元形状モデルに作用させて内挿フレームにおける
    対象物の位置・向きに対応するように前フレームの3次
    元形状モデルを変形させる3次元形状モデル変形部と、 該3次元形状モデル変形部で得られた内挿フレームの3
    次元形状モデルを蓄える3次元形状モデル格納部と、 前記3次元形状モデル変形部において得られた内挿フレ
    ームの対象物の位置・向きに対応した3次元形状モデル
    に対して前及び現フレームの3次元形状モデルを用いて
    前及び現フレームの明るさと色を示す画素値を付与して
    内挿フレームの対象物に対する画像信号を得るフレーム
    内挿部と、 を含むことを特徴とする3次元形状モデルを用いた動画
    像のフレーム内挿装置。
  4. 【請求項4】 動きを有する物体を含む動画像を符号化
    したデータ及び前記物体に関するフレーム間の3次元動
    きベクトルと前記物体の要素の形状変化情報を入力する
    端子と、 該入力端子から入力された対象物の要素の形状変化情報
    と前及び現フレームと内挿フレームとの時間的距離比を
    用いて前フレームと内挿フレーム間の対象物の要素の形
    状変化を求める形状変化情報調整部と、 前フレームの3次元形状モデルを前フレームと現フレー
    ム間での3次元動きベクトルを作用させて前フレームの
    3次元形状モデルを変形させる前記3次元モデル変換部
    の後段に前記入力端子から入力された前フレームと現フ
    レーム間での要素の形状変化情報を作用させて現フレー
    ムの対象物の位置・向き及び要素の形状に対応した3次
    元形状モデルを得る要素形状変化調整部と、 前フレームの3次元形状モデルを3次元動きベクトル調
    整部で得られた前フレームと内挿フレーム間での3次元
    動きベクトルを作用させて前フレームの3次元形状モデ
    ルを変形させる前記3次元形状モデル変形部の後段に前
    記形状変化調整部で得られた前フレームと内挿フレーム
    間での要素の形状変化情報を作用させて内挿フレームの
    対象物の位置・向き及び要素の形状に対応した3次元形
    状モデルを得る要素形状変化調整部と、 を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の3次元形
    状モデルを用いた動画像のフレーム内挿装置。
JP04214779A 1991-07-23 1992-07-21 3次元形状モデルを用いた動画像のフレーム内挿方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3107917B2 (ja)

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