JPS62101088A - アバランシエ・フオトダイオ−ド - Google Patents
アバランシエ・フオトダイオ−ドInfo
- Publication number
- JPS62101088A JPS62101088A JP60239299A JP23929985A JPS62101088A JP S62101088 A JPS62101088 A JP S62101088A JP 60239299 A JP60239299 A JP 60239299A JP 23929985 A JP23929985 A JP 23929985A JP S62101088 A JPS62101088 A JP S62101088A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- junction
- avalanche
- avalanche photodiode
- impurity concentration
- impurity
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の要約
不純物濃度分布がpn接合の界面からの距離をXとして
、xnにしたがって変化し、nく0であり、これがp側
またはn側の少なくとも一方で満足されていることを特
徴とするアバランシェ・フォトダイオードであり、これ
によって印加電圧を低減させることができ、かつ応答の
高速化が期待できる。
、xnにしたがって変化し、nく0であり、これがp側
またはn側の少なくとも一方で満足されていることを特
徴とするアバランシェ・フォトダイオードであり、これ
によって印加電圧を低減させることができ、かつ応答の
高速化が期待できる。
[技術分野]
この発明は、アバランシェ効果またはなだれ降伏を利用
したアバランシェ・フォトダイオードに関する。
したアバランシェ・フォトダイオードに関する。
[従来技術]
第1図は、リーチ・スルー型従来のアバランシェ・フォ
トダイオードの不純物濃度分布を示しでいる。
トダイオードの不純物濃度分布を示しでいる。
逆バイアスを印加することによってn+層とp層間に高
電界が発生し、フ十トン人射によってキャリアのなだれ
増幅を起こす。発生したキャリアは飽和速度で走行する
ように設計された厚いπ層を通過する。
電界が発生し、フ十トン人射によってキャリアのなだれ
増幅を起こす。発生したキャリアは飽和速度で走行する
ように設計された厚いπ層を通過する。
N はアクセプタのキャリア濃度を、NDはドナーのキ
ャリア濃度をそれぞれ示している。また、n+層は、厚
さが〜0.3μm程度でキャリア濃度は1019cm−
3程度91層は、厚さが数μmでキャリア濃度は5 X
1015cm−”程度、π層は、厚さが数10μmで
キャリア濃度は1014cm−3程度、p 層は、基板
であって、そのキャリア濃度は1019cm−3程度で
ある。
ャリア濃度をそれぞれ示している。また、n+層は、厚
さが〜0.3μm程度でキャリア濃度は1019cm−
3程度91層は、厚さが数μmでキャリア濃度は5 X
1015cm−”程度、π層は、厚さが数10μmで
キャリア濃度は1014cm−3程度、p 層は、基板
であって、そのキャリア濃度は1019cm−3程度で
ある。
このような液相エピタキシャル成長(LPE)で作成し
た従来のアバランシェ・フォトダイオードでは、不純物
分布が階段状となるために、なだれ効果を起こすために
は100(V)以上の電圧を必要とする。
た従来のアバランシェ・フォトダイオードでは、不純物
分布が階段状となるために、なだれ効果を起こすために
は100(V)以上の電圧を必要とする。
したがって、2〜3(V)で駆動するような回路が多い
中で、このような高電圧を必要とする素子は実用上使い
にくいという問題があった。
中で、このような高電圧を必要とする素子は実用上使い
にくいという問題があった。
定量的に多少詳しく検討してみよう。
pn接合の界面を原点とし、この原点からの距離をXと
する。不純物分布が第1図に示すように階段状となって
いる(階段接合)場合には、空乏層の電界Eは次式で与
えられる。
する。不純物分布が第1図に示すように階段状となって
いる(階段接合)場合には、空乏層の電界Eは次式で与
えられる。
ここで、Nはキャリア濃度、■は逆方向電圧。
ε。は真空中の誘電率、ε、は材料の比誘電率。
eは電荷をそれぞれ示す。
材料をSiとした場合1アバランシユ効果が起きるため
には空乏層に4XlO” (V/cm)以上の電界が
必要である。
には空乏層に4XlO” (V/cm)以上の電界が
必要である。
N = 5 X 1015cm−3とした場合アバラン
シュ効果が起きるためには第(1)式よりV −200
(V)程度必要となる。
シュ効果が起きるためには第(1)式よりV −200
(V)程度必要となる。
[発明の目的]
この発明は、上記の問題を解決し、主に低い印加電圧で
動作可能なアバランシェ・フォトダイオードを提供する
ことを目的とする。
動作可能なアバランシェ・フォトダイオードを提供する
ことを目的とする。
[発明の構成と効果]
この発明によるアバランシェ争フォトダイオードは、不
純物濃度分布がpn接合の界面からの距離をXとして、
X にしたがって変化し、n<0であり、これがp側ま
たはn側の少なくとも一方で満足されていることを特徴
とする。このようなpn接合は、低温成長で不純物濃度
が制御可能な分子線エピタキシャル(MBE)法で形成
することができる。
純物濃度分布がpn接合の界面からの距離をXとして、
X にしたがって変化し、n<0であり、これがp側ま
たはn側の少なくとも一方で満足されていることを特徴
とする。このようなpn接合は、低温成長で不純物濃度
が制御可能な分子線エピタキシャル(MBE)法で形成
することができる。
この発明によれば、不純物濃度分布がpn接合面からの
距離とともに変化しているので、なだれ効果の生じる電
圧を従来の数分の1に低減させることができる。また、
この本発明によれば空乏層幅の拡がりが従来のものより
小さいことが期待されるため、応答速度の高速化も達成
できる。
距離とともに変化しているので、なだれ効果の生じる電
圧を従来の数分の1に低減させることができる。また、
この本発明によれば空乏層幅の拡がりが従来のものより
小さいことが期待されるため、応答速度の高速化も達成
できる。
[実施例の説明]
第2図は、この発明によるリーチ・スルー型のアバラン
シェ・フォトダイオードにおける不純物濃度分布の一例
を示している。不純物分布は対称形である。p層および
n 層において、pn接合界面を原点としてそこからの
距離をXとして、不純物濃度分布がa x’ (n
< 0)の対称形で与えられている。
シェ・フォトダイオードにおける不純物濃度分布の一例
を示している。不純物分布は対称形である。p層および
n 層において、pn接合界面を原点としてそこからの
距離をXとして、不純物濃度分布がa x’ (n
< 0)の対称形で与えられている。
このような不純物分布のpn接合においては。
空乏層の幅dは次式で与えられる。
ここで、■は逆方向電圧であり、ε 、ε 。
0 「
eは、上述したように、それぞれ真空中の誘電率2材料
の比誘電率、電荷を示す。
の比誘電率、電荷を示す。
このときの空乏層に印加されている電界の最大値をEと
すると、Eとdとの間には次の関係が成立する。
すると、Eとdとの間には次の関係が成立する。
アバランシュ効果を考える際には、トンネル(ツェナー
)効果によるブレーク・ダウンに注意しておかねばなら
ない。もし、アバランシュ効果が起きる電圧よりも低い
印加電圧でツェナー降伏が生じると、アバランシュ効果
は全く期待できない。
)効果によるブレーク・ダウンに注意しておかねばなら
ない。もし、アバランシュ効果が起きる電圧よりも低い
印加電圧でツェナー降伏が生じると、アバランシュ効果
は全く期待できない。
ツェナー降伏が発生するのは空乏層の幅が拡がりかつ印
加電圧に対して小さい場合である。第(2)式よりnが
大きくなるにしたがって空乏層幅dの拡がりは小さくな
ることがわかる。したがって、アバランシュ効果が起き
やすくなるにはnが小さい方が良い。
加電圧に対して小さい場合である。第(2)式よりnが
大きくなるにしたがって空乏層幅dの拡がりは小さくな
ることがわかる。したがって、アバランシュ効果が起き
やすくなるにはnが小さい方が良い。
従来からのpn接合作製法としては液相エピタキシャル
法(LPE)と拡散法がひろく用いられていた。液相エ
ピタキシャル法においてはpn接合が階段接合(n=o
)になるのに対して、拡散法においては傾斜接合(n−
1)となるために、アバランシェ・フォトダイオードと
して使用できる範囲が狭く限られていた。これが上述し
た従来例の問題点である。
法(LPE)と拡散法がひろく用いられていた。液相エ
ピタキシャル法においてはpn接合が階段接合(n=o
)になるのに対して、拡散法においては傾斜接合(n−
1)となるために、アバランシェ・フォトダイオードと
して使用できる範囲が狭く限られていた。これが上述し
た従来例の問題点である。
このような問題点の解決のために、この発明ではn<O
に設定されている。−例として、 a −14−2,
5 IQ am 、 n=−0,5,材料をStと
した場合の不純物濃度分布が第3図に示されている(p
側。
に設定されている。−例として、 a −14−2,
5 IQ am 、 n=−0,5,材料をStと
した場合の不純物濃度分布が第3図に示されている(p
側。
n側対称形)。
ト記の条件を与えた場合に、第(2)式からdは次のよ
うになる。
うになる。
また第(3)式より
E−d−3V ・・・(5
)が成立する。
)が成立する。
−に連の条件、すなわちa −1014ei−2°5と
した場合箱(4) 、 (5)式よりV−30(V)程
度テアバランシュ効果が発生する。これは従来の100
(V)を超えていたものに比べて格段に小さい値である
。
した場合箱(4) 、 (5)式よりV−30(V)程
度テアバランシュ効果が発生する。これは従来の100
(V)を超えていたものに比べて格段に小さい値である
。
また、この時の空乏層幅の拡がりは階段接合の場合に比
べて1/3程度であるからキャリアの走行時間を短縮す
ることが見込める。したがって従来のアバランシェ・フ
ォトダイオードより、より高速化が期待できる。
べて1/3程度であるからキャリアの走行時間を短縮す
ることが見込める。したがって従来のアバランシェ・フ
ォトダイオードより、より高速化が期待できる。
nの値を変化させたときにアバランシュ効果が発生する
電圧Vをnm−0,5の付近で計算すると以下のように
なる。
電圧Vをnm−0,5の付近で計算すると以下のように
なる。
n−−0,2のとき V −150(V )n−−0
,8のとき V −20(V )以上よりnを小さく
すればする程低い電圧でアバランシュ効果が発生し効果
が大きくなることがわかる。
,8のとき V −20(V )以上よりnを小さく
すればする程低い電圧でアバランシュ効果が発生し効果
が大きくなることがわかる。
pn接合における不純物濃度分布axn(n<0)の条
件は、p側、n側の少なくともいずれか一方で満足して
いればよい。
件は、p側、n側の少なくともいずれか一方で満足して
いればよい。
MBE法等の低温でしかも原子オーダの成長制御が可能
な結晶成長法を用いれば、上述のようなpn接合を得る
ことができ、しかも不純物プロファイルを適当に選ぶこ
とによってアバランシェ・フォトダイオードとして使用
できる範囲を任意に選ぶことができる。
な結晶成長法を用いれば、上述のようなpn接合を得る
ことができ、しかも不純物プロファイルを適当に選ぶこ
とによってアバランシェ・フォトダイオードとして使用
できる範囲を任意に選ぶことができる。
第1図は、従来のアバランシェ・フォトダイオードの不
純物濃度分布の一例を示すものである。 第2図は、この発明によるアバランシェ・フォトダイオ
ードの不純物濃度分布の一例を示すものである。 第3図は、この発明のアバランシェ”フォトダイオード
において、特定の条件下で不純物濃度を計算した結果を
示すグラフである。 以 上
純物濃度分布の一例を示すものである。 第2図は、この発明によるアバランシェ・フォトダイオ
ードの不純物濃度分布の一例を示すものである。 第3図は、この発明のアバランシェ”フォトダイオード
において、特定の条件下で不純物濃度を計算した結果を
示すグラフである。 以 上
Claims (1)
- 不純物濃度分布がpn接合の界面からの距離をxとして
、x^nにしたがって変化し、n<0であり、これがp
側またはn側の少なくとも一方で満足されていることを
特徴とするアバランシェ・フォトダイオード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60239299A JPS62101088A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | アバランシエ・フオトダイオ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60239299A JPS62101088A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | アバランシエ・フオトダイオ−ド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101088A true JPS62101088A (ja) | 1987-05-11 |
Family
ID=17042661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60239299A Pending JPS62101088A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | アバランシエ・フオトダイオ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62101088A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5164809A (en) * | 1989-04-21 | 1992-11-17 | The Regents Of The University Of Calif. | Amorphous silicon radiation detectors |
CN106711253A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-05-24 | 江苏华功第三代半导体产业技术研究院有限公司 | 一种iii族氮化物半导体雪崩光电探测器 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP60239299A patent/JPS62101088A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5164809A (en) * | 1989-04-21 | 1992-11-17 | The Regents Of The University Of Calif. | Amorphous silicon radiation detectors |
CN106711253A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-05-24 | 江苏华功第三代半导体产业技术研究院有限公司 | 一种iii族氮化物半导体雪崩光电探测器 |
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