JPS619895A - 半導体記憶回路 - Google Patents

半導体記憶回路

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JPS619895A
JPS619895A JP60045021A JP4502185A JPS619895A JP S619895 A JPS619895 A JP S619895A JP 60045021 A JP60045021 A JP 60045021A JP 4502185 A JP4502185 A JP 4502185A JP S619895 A JPS619895 A JP S619895A
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  • Processing Or Creating Images (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワードを組成する、メモリセルの2次元の
マトリクヌアレイを構成する半導体集積記憶回路に関す
るものである。特に、各メモリセルは交差結合した、2
個の糾合せトランジスタ論理ゲートから形成されている
〔従来技術〕
最近の10年間に、バイポーラ・トランジスタを用いた
論理回路の分野でめざましい進歩がもたらされている。
その中でも、特に進んでいるのは、MTL(組合せトラ
ンジスタ論理)あるいは■2L(集積注入論理)の用語
のもとに技術文献中で広く知られている分野である。例
えばIEEE半導体回路ジャーナル(Journal 
of Sol 1d−8tateCircuits )
、■o1.5C−7、No、5.1972年10月、p
p340ff及び346 ff及び英国特許第1284
257号を参照されたい。
上述した注入論理の概念は、本質的に、少数キャリアを
半導体のエミッタ・ベース接合の(拡散長さ程度の)近
傍に注入することによって単一または多重コレクタのト
ランジスタ全反転させることに基づいている。このバイ
ポーラ・論理回路はスイッチング時間がきわめて短い。
また、きわめて高度に集積した大型の論理回路を製造す
るのに適している。
例えば、上述の英国特許においては、横方向のトランジ
スタ構造のエミッタ及びコレクタの領域−が、第1の導
電タイプの半導体ベース部材中で互いに好適に離隔する
ように配置されている。横方向のトランジスタ構造のコ
レクタ領域には、反転した動作を行う縦方向のトランジ
スタ構造のコレクタ(あるいはエミッタ)領域として働
く別の導電タイプの少くとも1つの領域が設けられてい
る。
横方向のトランジスタ構造のそのコレクタ領域は同時に
縦方向のトランジスタ構造のベース領域をなす。そして
、横方向のトランジスタのベース領域と、反転した動作
を行う縦方向のトランジスタのエミッタ(コレクタ)領
域は第1の導電タイプの半導体物質により形成されてい
る。この半導体構造を基本的な論理回路として作動させ
るために、横方向のトランジスタ構造のエミッタ領域に
電流が流入さnる。この電流は垂直方向のトランジスタ
のベース領域への入力電流として作用し、その出力信号
電流を制御する。そして、同一の電源に接続され、同様
にドープされた領域を組み合わせることによって、最大
の集積度を呈し且つわずか2回の拡散工程しか要さない
ような構造が得られる。
上述した反転論理ゲートはより複雑な論理回路の製造に
顕著に適合するのみならず、モノリンツク集積記憶セル
用の素子としても有利に使用することができる。それら
のセルは、適当外選択手段を用いて各々のセルにアドレ
スしうるような形態で配置されている。そして、各セル
は、対称的に設計された2個の基本的な論理ゲートから
なり、交差結合されたフリップフロップの、必要とされ
るフィードバック条件を得るために一方のゲートの出力
が他方のゲートの入力に接続されている。
英国特許第1374058号には2個のM、 T Lゲ
ートから形成された、交差結合された記憶セルが開示さ
れている。この例では、個々のゲートの反転トランジス
タのコレクタが一方のゲートの反転トランジスタのベー
スに接続される。そして、谷ゲートの相補的トランジス
タは2個のフリップフロップトランジスタ用の負荷素子
としてはだらく。これらの相補的トランジスタは各ゲー
トに少数キャリアを注入し、第1のアドレス・ラインに
共通に接続されている。各フリップフロップのベースは
さらに別の2個のアドレス用の相補的トランジスタの関
連する一方のエミッタに接続されている。この2個のア
ドレス用相補的トランジスタもまた横方向のトランジス
タ構造として集積され、そのコネクタは一対のビットラ
インにそ扛ぞれ接続さ扛ている。さらに、その2個の相
補的トランジスタと反転フリッグフロノプトランジスタ
のエミッタとは第2のアドレスラインに共通に接続され
ている。
スタンバイ状態では、供給された電流によりセルの2個
の交差結合さ汎たトランジスタのうちの一方が導通状態
に維持さn7、特定の2進値が表示さnる。また、読み
取り動作においては、第1のアドレスライン上の電圧を
上昇させると同時に第2のアドレスライン上の電圧を下
降させることにより選択さ扛たセルがセットさnる。こ
扛により、対応する付加的な相補的トランジスタが導通
状態となり、その状態はビットラインを差動的に感知す
ることにより検出することができる。書き込み動作にお
いては、読み取り動作と同様にセルが選択され、ビット
ライン上に差動電流が加えられる。
このようにして加えら扛た電流は相補的トランジスタを
して反転作動さぜ、これにより関連するフリップフロッ
プ・トランジスタのベースに電流が注入さfて状態がセ
ットされる。そのセルは、第1及び第2のアドレスライ
ン上にもとの電圧を復帰させることによってこの状態に
ラッチされる。
英国特許第1.569800号には、一方のコレクタを
他方のベースに接続してフリップフロップを形成するよ
うに交差結合さnた2個の反転トランジスタをもつ記憶
セルが開示さnている。対応する反転トランジスタのベ
ースと、ビットライン対の一方のビットライン導線の間
に延長された各反転トランジスタには横方向の相補的ト
ランジスタ構造が設けら扛ている。反転トランジスタの
エミッタはワードライン導線に共通に接続さ扛ている。
セルのワードを構成するアレイには複数対のビットライ
ンとワードラインとが接続されており、ビットラインは
列方向に沿う対応セルに、またワードラインは行方向に
沿う対応セルにそnぞn接続されている。
スタンドバイ状態においては、すべてのワードラインは
、例えば0.5Vという等しい電位にある。
そして、各ビットライン対における2本、のビットライ
ンはワードラインよシも高い約0.7 Vの電位にそ扛
ぞれ保た扛る。こうして、セルに対して住込作用を行い
負荷トランジスタの役目を果たすセルの2個の横方向の
トランジスタに等しい電流が流入するように、セルのビ
ットラインの電位が制御される。
セルにアドレスするためには、ワードアドレスライン殖
、例えばO■に下げられる。読み取り動作は、注入及び
負荷用の2個のトランジスタが等しい電流をもつように
、そのセルに対応する一対のビットラインの双方に同一
の電位を加えることにより行なわ扛る。この電流は、高
速動作を達成するために好適にはスタンバイ状態での電
流よりも高く選定さfる。実際上、このプロセスの間は
その同一のビットライン対に接続された選択さnてい々
いセルは電源からカントオフさfる。というのは、負荷
トランジスタのエミッターベース電圧が選択さnたワー
ドアドレスラインのフリップフロップトランジスタのエ
ミッターベース電圧よりも数百ミリボルト低いからであ
る。しかし、読み取り時間に比較すると、非選択状態の
記憶セルの情報はフリップフロップトランジスタのキャ
パシタンスにおける蓄積さ扛た負荷によって長い間保持
さrる。このような呼掛けの効果は、フリップフロップ
の導通ずるl・ランジスタに接続さnた横方向のトラン
ジスタ構造をして、そ1.が接続さfている対応ビット
ラインに電流を再注入させることにある。セルの記憶状
態を表示するビットライン対における電流の差異は低抵
抗増幅器としての感知回路を用いて測定さ扛る。
書き込み動作は対応するワードアドレスラインの電圧を
低下きせ、対応するビットライン対の一方または他方に
電流を加えることにより行なわnる。この結果、雷、流
の大部分が横方向のトランジスタ構造を介してフリップ
フロップの対応するトランジスタに流入し、これにより
そのトランジスタが導通状態にセットされる。
英国特許第1430138号には、垂直方向の1個の反
転ベーストランジスタと2個の相補的注入用トランジス
タからなる交差結合したM T Lゲートで形成された
記憶セルのアレイが開示さfてイル。注入用トランジス
タのうちの2個(1つの出ルの各ゲートから1つずつ)
は対応する反転トランジスタに対して負荷として作用し
、そ扛らはプレイを横断して延長さ汎た対応する行方向
の選択ラインに接続さfている。他の2個の注入用トラ
ンジスタの各々はアレイの列方向に沿って延長さnたビ
ットライン対にそれぞn接続さしている。
そのアレイ中の各セルには電源から定常電流が分は与え
ら扛る。
選択さ扛たセルを読み取るためには、その選択さ扛たセ
ルを高電流レベルで作動させその他のセルを低電流レベ
ルで作動させるように行選択ラインに電流が供給さ扛る
。その結果、はとんどすべての供給電流がその選択さ牡
たセルに流入する。
ピントラインに接続された論理的相補入力をもつ感知増
幅器としての間合せ回路が選択さ扛たセルからのビット
ライン中の比較的大きい電流を感知しその論理状態を確
認する。
セルに書き込みを行う場合には、選択さnたセルを低電
流レベルで作動させ、その他のセルを高電流レベルで作
動させることを保証するように行選択ラインに電流が供
給さnる。次に上記感知増幅器を用い、選択さnたセル
の状態を変更するためにビットラインを介して選択さf
たセルに電圧が印加さfる。
上記の特許は記憶セルとして交差結合されたMTL/I
2L論理ゲートを使用する従来技術に関するものである
。既に述べたように、こnらのMTL/■2L技術は高
密度の集積回路を製造するために利用することができる
。また、高密度集積回路を形成可能なセル構造を開発す
るために等しく重要であるものとしてセルの論理状態を
抽出しこの情報を所定の回路へ送るだめの出力回路の開
発がある。ところが、そのよう力従来の回路においては
、回路の設計者が、適正な結線配置を設計することに相
当な論理設計上の困難を感じていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明の目的は、結線構造が簡単で、チップ上の占有
面積を低減できる半導体論理回路を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕 この発明によfば、従来技術では必要とさ几ていたマル
チプレクサ及び選択回路を不要とする、本来的な出力マ
ルチプレクス能力を与える動作モードを有する組合せ半
導体論理(M T L )記憶セルが提供さする。この
M T I、記憶セルによ牡は論理回路の結線構造を相
当程度簡単化することができる。この構成においては、
セル読み取りインジェクタ回路を、読み取シ及び書き込
みモーとの間に供給さ扛た電流を制御する結合読み取り
/書き込み論理回路によって高電流レベルと低電流レベ
ルの間で切換える必要がある。セルのプレイにおける対
応するセルの出力マルチプレクサは対応するセルの出力
を単につなぎ合わせるだけで達成さ庇、マルチプレクサ
やそれに付随する制御用論理回路は必要でない。
多重化さnたMTL出力の論理的な識別やインターフェ
ースは出力電流をしきい値電流に対して比較することに
より行なわ扛る。そして、もし出力電流がしきい値電流
よりも小さいと、出力は論理“1″であると見なされる
。徒だ、もし出力電流がしきい値電流よシも太きいと、
出力は論理″0″であると見なさ汎る。好適な実施例に
おいては、多重化さ汎たMTL出力の論理的な識別及び
インターフェースは、1つのインジェクタ(キャリア注
入用電極)と1つのベースを有しコレクタをもたない小
型で簡単なM T Lデバイスを用いて達成さ汎る。と
は言え、出力電流を電圧に変換しその電圧を感知するよ
うな任意の手段を用いてもよい。
〔実施例〕
回路設計の分野に高密度集積回路(L S I )が導
入されたことにより、回路(あるいは回路の機能ブロッ
ク)とその回路を使用するンステムの両方に対してバッ
チ製造技術の長所をバランスさせる、という問題が生じ
てきた。そこで、コンピュータ機器の製造者にとっては
、出来るたけ数少ないLSIパッケージを使用し、コス
トを低減し製造プロセスを簡易化するために好適には各
パンケージを同一のタイプのルのとする、ということが
認識された目的である。すなわち、L S Iパンケー
ジのスペースを有効に利用す、るということが、素子の
レイアウトの点からも、ンステムレベルでの素子の結線
の一点からも重要である。
LSI設計技術に対するいわゆるマスター・スライス(
master 5lice )技術においては、所尚の
素子のレイアウトに対する拡散や絶縁なとの製造処理工
程に対して同一の製造用マスクが使用さ扛、一方所与の
アプリケ−7ヨンに必要な回路の機能を得るへく、利用
可能な素子に結線を行うためにはさまざまな金属ゴヒ用
マスクが使用される。
第1図には、マスター・スライスL S Iの一部が図
示されており、そこでは絶縁領域2によって境界を画さ
fた同一のセル1のアレイ中に回路素子が形成さしてい
る。また、そのA、−A断面図には1個のセルの詳細な
構造が示さfている。
第1図において、濃<ドープさfたN十型の物質からな
る層3がLSI構造の基板を与える。通常は、この層は
P型物質(図示しない)からなる別の層上に支持され、
とのP型物質が、濃<ドープさnたP+型物質とともに
マスター・スライスのこの特定の部分に対して絶縁領域
の役目を果たす。各セル1の主要部はN子基板3上にエ
ピタキシャル成長さnたN型物質の層N1によって与え
ら扛る。P型物質の領域P1、P、 2及びP3は層N
l中に拡散して形成さ扛、N+型物質の4つの領域N 
2.1、N 2.2、及びN2.’4が中央の領域P2
に拡散して形成さ扛ている。セルの本体を貫通して下方
の基板3中への濃くドープを′nた拡散により、1つの
セルを近隣のセルから効果的に絶縁する゛はしご状の″
絶縁構造2が得られる。
この構造は、中心の縦方向の多重電極トランジスタN2
/P2/Nlで組み合わせらnた2個の横方向のトラン
ジスタからなる2個の半導体列P1/Nl/P2及びP
3/Nl/P2を与える。
LSIの表面は2酸化シリコンの保護層4で被わnてお
り、その保護層4にはP型の3つの拡散領域P1、P2
及びP3と、N型の4つの拡散領域、N 2.1、N 
2.2、N 2.3及びN 2.4に対して接続をはか
るための孔が形成さ扛ている。
第2図には、基本的なセル1と等価な回路が示されてい
る。第2図においては、回路が4つの出力ゲートをもつ
組合せトランジスタとして機能するように適当な電圧が
加えら扛ている。この構成では、2個の横方向のインジ
ェクタPNP )ランジスタT1及びT2が4コレクタ
の縦方向の反転NPN多重トランジスタを与える。尚、
第2図においては4個のトランジスタを簡単のためT 
3.1、T3.2、T3.3及びT 3.4とあられし
である。ゲートへの入力(このゲートへの入力は先方に
ある同一のゲートの出力から直接に導いてもよい)には
入力用導線5を介して電圧が加えらfl、る。捷た出力
は出力用導線61.62.63及び64を介して反転多
重トランジスタの4つのコレクタ電極から導かれる。
作用においては、入力用導線5の短絡(出力が低レベル
の場合先方のゲートから0.1ボルト)によりインジェ
クタ・トランジスタTI及びT2からの注入電流■がア
ースに流出する。結局多重電極反転トランジスタT3は
オフにとどまり、出力用導線上の電位は(それらが適当
な負荷に接続され2ていると仮定すると)高レベル(次
のゲートに対する入力として接続さ汎ている場合0.7
ボルト)にとど−まる。捷だ、入力用導線5の開放(出
力が高レベルの場合先方のゲートから0.7ボルト)に
より、注入電流1が反転トランジスタT3のベース領域
中に流入する。このことによりトランジスタT3が導通
し、出力用導線上の電位が低レベル(別の同様な論理ゲ
ートにより負荷が加えらnている場合0.1ボルト)に
低下する。
第3図には、交差結合した、双対インジェクタの、4コ
レクタMTLゲート2個からなる記憶セルの等価回路が
示されている。この各々のM’TLゲートは第2図に示
したものと同一である。記憶セルの双安定性は(導線7
及び8により)各々のゲートの出力を周知の方法で他方
の入力に交差結合することにより達成される。反転トラ
ンジスタT3及びT3Aのβ(電流増幅定数)の低さに
がんがみて、各ゲートからの出力は多重電極反転トラン
ジスタT3及びT3Aの2つのコレクタがら導か几、こ
扛によシセルのループ利得が単独での利得よりも大きく
なることが保証さnる。第2図に示した基本的なゲート
装置に加えらtた重要な変更点は、各々のゲートに対す
る2個のインジェクタ・トランジスタが個別の電源によ
り駆動さ扛ることである。こnらの個別の電源は、あと
で詳細に述べる記憶セルの作用を制御するために使用す
ることができる。
第3図に関連してより詳細に説明すると、第1のアドレ
スライン9はインジェクタ・トランジスタT2及びTE
Aのエミッタ電極に接続されている。トランジスタT2
及びTIAは今後は読み取りインジェクタと称すること
にする。第2のアドレスライン10及び11の各々は、
そ扛ぞt記憶セルを形成する他方の2個のインジェクタ
・トランジスタTx4たけT2Aに個別に接続されてい
る。トランジスタT1及びT2Aは今後そnぞル真のイ
ンジェクタ及び相補的インジェクタと称することにする
。このように、第2の真のアドレスライン10はゲート
の、真の書き込みインジェクタに接続さf、第2の相補
的アドレスライン11はもう一方のゲートの書き込みイ
ンジェクタ・トランジスタT2Aに接続されている。反
転トランジスタの共通エミッタとインジェクタ・トラン
ジスタのベースとはともに基準電圧源に接続さ扛ている
。尚、この場合、基準電圧源はアース端子である。
第3図に図式的に示した記憶セルを実際に実現した構成
が第4及び5図に示さnている。第4図は(第1図に示
したような)マスタースライスLSIの変更したレイア
ウトをあられす図である。
この回路は回路素子の結線に有利な構成である。
第5図は、本発明に基づいて記憶セルを形成するべく、
第4図に示した素子の結線を行うために使用さfる金属
化パターンを示す図である。
第1図に示したマスタースライス・レイアウトに対する
主な変更は、互いに実際に交差する必要のある導線7及
び8を使用することなく交差接続1を達成可能とするた
めに各記憶セルにおける1つのゲートの構造を再構成し
たことにある。このように第4図においては、(囲み1
3で仕切られている)記憶セルが2個のゲー)100及
び200から構成さ扛ている。そして、トランジスタT
3の2個のコレクタ(第3図参照)のみが回路中で使用
さnているにすぎないので、製造工程の間は変更さnた
拡散用マスクは、2個のコレクタN21及びN 2.2
のみがゲートloo中に製造さnるように使用される。
ゲート200に対する変更はトランジスタT3Aのコレ
クタとベースの接続を再配置することに係り、そnはト
ランジスタT3Aの2酸化シリコン層を貫通するベニヌ
孔の位置がゲート100のトランジスタT3のコレクタ
N 2.1用孔の位置に対応するように行なわfる。そ
nに加えて、トランジスタT3AのコレクタN22A用
孔の位置がゲー) 1. OOのトランジスタT3のベ
ース孔の位置に対応しなくてはガらない。さらに、4個
のコレクタのうち1個だけが使用さ才りるので、拡散用
マスクは、3個のコレクタN2.IA、N2.2A及び
N 2.3 Aのみが製造さnるようにも変更さfてい
る。
記憶セル13に結線を行うための金属化ノくターンが第
5図に示さtている。交差結合さfた導線7及び8は離
隔する(すなわち交差しない)金属化により実現さする
。第1のL字形の金属化ノーターンId、 h ランジ
スタT3AのベースヲトランジスタT3のコレクタN 
2.1及びN 2.2に接続し、第2のL字形の金属化
パターンはトランジスタT3のベースをトランジスタT
3AのコレクタN 2.1A及びN 2.2 Aに接続
する。また、出力用導線64Aはl・ランジスタT3A
のコレクタN 2.3 Aに一端を接続されたさらに別
のL字形金属化パターンとして形成さ牡る。セルの一方
の端縁に沿って延長さnた金属化パターンは読み取りイ
ンジェクタ・アドレスライ/9を与える。この読み取り
インジェクタ・アドレスライン9は各セルにおいて読み
取りインジェクタ・トランジスタT2及びTIAのエミ
ッタに共通である。別の2個の金属化とでり一ンにより
真の書き込みインジェクタ・アドレスライン10及び相
補的書き込みインジェクタ・アドレスライン11が与え
らnl  こ扛らはそれぞれ真の書き込みインジェクタ
・トランジスタT1及び相補的書き込みインジェクタ・
トランジスタT2Aの工ζツタに接続さnている。こ扛
ら2つの導線は読み取りインジェクタ・アドレスライン
9の方向に直交する方向に延出しているので、そnらば
貫通孔を介して異なる集積回路レベル(第5図には図示
しない)へ移さfる。
周知のある動作モードにおいては、セルの読ミ取りイン
ジェクタを高電流導通状態に保持するために、読み取り
インジェクタ・アドレスライン9上に電圧(0,7ボル
ト)を加えることによって記憶セルをラッチされた状態
に維持する。そnと同時に、2個の書き込みインジェク
タT1及びT2Aを非導通状態に保持してそnらがスタ
ンバイ状態にあるセルに影響を及ぼさないようにするた
めに、真の書き込みインジェクタ・アドレスライン10
と相補的インジェクタ・アドレスライン11に基準電圧
(Oボルト)が加えられる。
選択状態においては、記憶セルがトランジスタT3の導
通とトランジスタT3Aの非導通状態とによりラッチさ
nてトランジスタT3の対のコレクタがトランジスタT
3Aの注入さ扛た電流T3Aを低下させたときに、記憶
セルは論理” i ”状態を記憶していると見なさnる
。セルの状態は、トランジスタT3Aの出力コレクタ6
.4 A上の電圧をサンプリングすることにょシ知ら扛
る。このように、セルが2進“′1″の状態にあるとき
は、トランジスタT3Aの出力コレクタ6.4 Aがい
がなる電流をも低下させることが不可能であり、その電
圧は(適当な負荷が与えらnていると仮定すると)0.
7ボルトの高レベルで浮動することが可能である。これ
とは逆に、トランジスタT3の非導通状態におけるトラ
ンジスタT3Aの導通状態により記憶セルがラッチさn
ているときには、記憶セルは論理” o ”状態を配憶
していると見なさ扛る。トランジスタT3Aの出力コレ
クタ6.4 AがトランジスタT3の注入電流を低下さ
せ、(適当な負荷が与えらnていると仮定すると)その
電圧は0,1の低レベルにあることになる。
セルの論理状態は、読み取りインジェクタをターンオフ
させ、書き込みインジェクタのうちの1つをターンオン
させることによりセットあるいは書き込みさ扛る。この
とき、論理” ] ”状態は、真の書き込みインジェク
タT1をターンオンさせることによりセットさ扛、論理
” o ”状態は相補的書き込みインジェクタT2Aを
ターンオンさせることによりセットさ扛る。さらに、そ
のセント状態は読み取りインジェクタをターンオンさせ
、次に書き込みインジェクタをターンオフすることによ
り維持さfる。そして、書き込み保護のために、読み取
り及び書き込み雷1流は、読み取りインジェクタが導通
しているときに、記憶セルがどちらの書き込みインジェ
クタ(ターンオンし導通シている)からも干渉を受けな
いようになさ汎ていなくてはならない。上記に要約した
書き込み動作は第6図に示した、電圧波形図を参照して
説明さnる。書き込み動作の間は、読み取りアドレスラ
イ/9上の電圧は低下(Oボルト:波形(C))さtて
おり、これによりセルを形成する双方のゲートから、注
入された電圧が効果的に除去さnる。この非選択状態に
おいては、記憶すべき2進状態に応じて、2つの書き込
みアドレスラインのうち一方または他方(′”1″の書
き込みは波形(a)であり、′°0′″の書き込みは波
形(b)である)に電圧(0,7、ボルト)が加えらn
る。このようにして、一方のゲートへの電流の供給によ
ってセルの導通状態がセットされる。そして、選択され
た第2のアドレスライン上の電圧が終了する前に、読み
取りアドレスライン上の電圧が高電圧(0,7ボルト)
に復帰され、これによりセルが選択された2進状態にラ
ッチされる。この構成によれば、出力コレクタ6、4 
A上でセルの永久的な読み出しが利用可能であり、セル
の状態は任意の時に間合わせすることができる。尚、ア
ドレスライン上の電圧を選択的に制御するために周知の
ビットあるいはワードライントライバのうち任意のもの
を使用できることに注意されたい。さらにまた、出力コ
レクタ64へ上の電圧をモニタするために周知の電圧検
出器のうちの任意のものが使用可能である。
ワード構成の記憶アレイにおいては、そのような複数の
記憶セル(各セルは第3図に示すように構成さnている
)が通常の方法で行と列に配列されている。各行のセル
は、その行の方向に延長され、その行のセルに対する読
み取りインジェクタ・アドレスライン9をつなぎあわせ
る共通のワードラインによって連結さ扛ている。また、
異なる行における対応するセルが、列方向に延長さn真
の書き込みインジェクタ・アドレスライン10と相補的
インジェクタ・アドレスライン11とをそれソ扛つなぎ
あわせる共通のビットラインによって連結さfている。
作用においては、記憶セルの適当な行に接続さnたワー
ドラインを選択し、そ扛と同時に適当なデータ書き込み
ラインの対に周知の方法で適当なデータ書き込みパター
ンを加えることによりワードが記憶セルに書き込捷nる
上述した方法で作用するところの、このセルの永久的読
み出し、という特徴は、そのアレイが例えばラスター走
査される(、RTのディジタル収束補正値を記憶すべき
場合に有利である。というのは、ラスター走査されるC
RTにおいては走査用の電子ビームがCRTスクリーン
」−の一つの領域から別の領域に通過するときに値をリ
アルタイムで読み出す必要があるからである。そのよう
な補正ヌキームは米国特許第4203051号に記載さ
nている。
上記のように、記憶プレイに4ビットワードとして記憶
さnた各ディジタル補正値を一度に1個ずつ順次読み出
す必要のあるような装置においては、各ワードの内容を
抽出しその4ビツトを各ワードから所定の回路に接続さ
牡た4個の出力用導線からなる単一のグループに加える
ためにマルチプレクス装置が必要である。収束補正装置
の場合には、等価なアナログ信号を発生するためにディ
ジタル−アナログ変換器に4個の出力ビットが加えられ
る。そして、そのアナログ信号はCRTの収束用コイル
を駆動するために使用さnl  これにより走査さ扛た
スクリーン領域に対して記憶さ扛、た値によってあられ
さnる収束誤差が補正さfる。
そ扛では、上述のように作動するセルから々る記憶アレ
イに対するワード選択及びマルチプレクス装置について
説明する。従来例としての第7図には、第3図で示した
2個のゲートの記憶セルが図示さ汎ている。その図にお
いて、出力ゲートはブロック1)2で、入力ゲートはブ
ロック1)1て示さfている。このブロックにおいては
、ベース入力が左側上方に、2個のインジェクタ入力か
左側下方に、コレクタ出力が右側上方にそ扛そn接続さ
nている。捷り、ここに図示さ扛第3図の回路により要
求されているように、人力ゲートD1は2個のコレクタ
をもち、−力出力ゲートD2は3個のゲートをもってい
る。さらに第7図のブロック間の結線のいくつかには、
第3図の回路図の結線に対応する等しい番号が伺され7
である。
第8図は、上記従来の回路を、第3図を参照して記載さ
ね第7図に示さ汎た記憶セルのマトリクスを備えた記憶
アレイからの出力を処理するためのマルチプレクス装置
をあられす回路図である。
第8図においては便宜上4ワード・4ビットのアレイが
示さ肚ているが、収束補正などの用途に実施する場合に
はこnよりもつと多くのワードが使用され、得ることは
もちろんである。そして、記憶アレイは同一のセルのマ
I・リクスからなるので、図ではその一部のみが示さf
ている。また、同様に便宜上、セルの書き込みインジェ
クタへの接続線も省略さねている。ワードにおける各セ
ルからの出力ラインはそnぞ、t′1.4.1固の多重
デバイスの対応する端子に接続さ扛ている。こうして、
ワード0からのビットO出力はマルチプレクサMUX 
0Oの入力に接続さ扛、ワードOからのビット1出力は
マルチプレクサMUXOIに接続さnている、等々であ
る。同様にして、ワード1のビットO1■、2及び3は
、そnぞn、マルチプレクサMUXIO1MUXII、
MUX12及びMUX 13に接続さnている。各ピッ
l−出力はマルチプレクサMUX330入力に接続さf
たワード3の最後のビット3に至るまで、個々のマルチ
プレクサの入力にアレイを介して直接接続さnている。
1つのワード中の対応するビット位置に接続さ汎た各マ
ルチプレクサからの出力は共通の出力用導線に接続さn
ている。このように、ビットO出力のマルチプレクサM
UXOO,MUXI OlMUX 20及びMUX30
は出力ライン120に接続され、ビット1出力のマルチ
プレクサMUXIO,MUX11、MUX21、及びM
UX31は出力ライン121に接続さnている。このこ
とば出力ライン122及び123についても同様である
各々の出力マルチプレクサそし自身は第2図に示したマ
ルチプレクサと同情なMTLゲートであるが、たたしコ
レクタ出力は単一である。ここでは便宜上、マルチプレ
クサ・インジェクタへの接続は省略されている。記憶セ
ルからのコレクタ出力は対応する出力マルチプレクサの
ベース線に接続さ扛ており、その出力マルチプレクサは
前に説明したようにインバータとしてはたらく。
記憶アレイから読み出すべきワードの選択は読み取りワ
ードセレクタRWO1r(、Wl、R,W2、及びRW
3により行なわnる。読み取りワードセレクタはプレイ
中の各ワードに対応して1個ずつ設けらnている。こう
して、ワ・−ドセレクタR,WOの出力コレクタはワー
ドOからの4つの出力ラインに個別に接続さ扛ている。
同様の接続はワードセレクタR,W1、RW2及びRW
3の出力からワード1.2及び3の出力ビツトラインに
そ扛ぞnなさ几ている。そして、読み出すべきワードの
選択は、対応するワードセレクタのベース入力に対する
適当な信号により達成さ扛る。
」二記マルチプレクス回路の作用を理解するために、こ
の動作モードにある記憶セルの出力ゲートは、コレクタ
が2進” i ”を記憶する高電圧レベル(0,7ボル
ト)にある非導通状態か、コレクタが2進” O” (
i?記憶する低電圧レベル(0,1ボルト)にある導通
状態のどちらかにあることを思い出さ几たい。ワードを
選択するためには、対応する読み取りセレクタが非導通
にされ、他のすべてのセレクタが導通にされる。このこ
とは各々のベース入力130〜133上に適当なレベル
の信号を加えることにより達成さ扛る。ここでMTLゲ
、−トの反転性に注目すると、MTLゲートのベース上
に加えらnた高レベルの信号によりそのMTLゲートは
導電状態に切換えら扛、またそのベース上に加えら扛た
低レベルの信号によりMTLゲートは非導通状態に切換
えらnる。ところで導電状態では読み取りセレクタはそ
扛に対応するワードからのビットライン上の任意の電流
をプルダウンしてそnらの出力をマルチプレクサから隅
肉(1するため、読み取りセレクタに対するベース入力
−ヒの高レベル信号はそのワードの゛非選択″状態をあ
られすことになる。逆に、読み取りセレクタに高レベル
信号が加えられると、その読み取りセレクタは非導通状
態になり、これによりどの電流もプルダウンさ汎なくな
る。そして、対応するワードのビットラインの出力状態
が出力マルチプレクサに転送さnることに々る。一方、
読み取りセレクタへのベース入力上の低レベル信号はそ
のワードの″選択″状態をあられす。従って、読み取り
セレクタRWO,RWI、RW2及びRW3に対する各
人力130.131.132及び133はラベル付けさ
れている。
さて、例えば、出力にワード2テータを与えるために、
RW2の読み取りワード2人力132に加えらnた低レ
ベルの電圧(論理” o ” )により読み取りワード
2が選択さ扛る。尚、このとき他の入力13.0.13
.1及び133は高レベルの電圧(論理“1′″)に保
持さ扛ている。そして、ワード2からの出力ビットのみ
が対応するマルチプレクサMUX20〜MUX23に与
えら扛る。もし、達択さ扛たワードの任意のビットが論
理”1”を記憶していると、その出力ビットを加えらf
たマルチプレクサの反転性によりマルチプレクサのゲー
トが導電状態(低レベルの電圧状態)に切換えられ、そ
の出力ラインが電流をプルダウンする。
非導通マルチプレクサからの高レベル電圧は、そ註に対
応するセルが2進” o ″を記憶していることを意味
するものと解釈され、一方電流をプルダウンしている(
導通状態の)マルチプレクサからの低レベル電圧は、対
応するセルが2進” 1 ”を記憶していることを意味
するものと解釈さ扛る。
マルチプレクサ出力ライン120〜123はそ扛及び出
力ビット3とラベル付けさfている。それゆえ、要約す
ると、出力ビン)xが電流を吸入するならは、ビットX
は論理” o ”にあると解釈さflそnゆえにビット
Xは論理” 1 ”にあると解釈さnる。逆に、出力ビ
ン)xか電流を吸入しないならば、B I T xは論
理” o ”にあると解釈される。
上記構成の欠点 以上のとおり、第8図を参照して従来の多重化装置につ
いて説明してきたが、その構成ではチップ上のスペース
を徒らに占めてし甘うようなセルの記憶アレイが必要で
あることが見てとnる。というのは、各ワードの各ビッ
ト年にマルチプレクサM U Xが個別に必要であると
ともに、アレイの各ワードにはワードセレクタが必要だ
からである。
そnに加えて、記憶セルや、セレクタやマルチプレクサ
の結線には相当に煩雑なワイヤ接続の問題が関与してこ
よう。
上=a欠点を改善するための本願発明に基づく好適な実
施例 上述の困難を克服するために、記憶セルを制御するだめ
のより巧妙な手段が、本願発明によ扛ば提示さ扛る。す
なわち、この手段によ扛ば、セルにデータが書き込ます
るのみならず、出力マルチプレフタやそ扛に接続さ扛る
制御用論理回路を必要としないで出力多重能力が得ら扛
るのである。
この記憶セルは第3図に図式的に示した記憶セルと同一
であり、その構造的なレイアウトも第4及び5図に示す
ものと同様である。それでは本質的な差異は何かという
と、それはワードまたは読み取りラインのインジェクタ
が決してターンオフさnず、読み取り/書き込み組合せ
論理回路(図示しない)により高電流I)(と低電流■
Lの間で切換えられる、ということにある。
その高低の電流レベルは、ともに、書き込みインジェク
タをターンオフさせたままセルをラッチ沓fた状態に維
持するのに十分な値である。そして、セルの状態はその
読み取りインジェクタが高電流レベルにある場合は、書
き込みインジェクタのターンオン、すなわちそfと同一
のビットラインに接続さ′nたワードに書き込みが行々
わ扛るときに生じる状態により干渉さ扛ることかない。
セルの状態は読み取りインジェクタを低電流レベルに設
定して書き込みインジェクタの一方または他方を中間値
の電流1Mでターンオンさせることによりセットさ扛る
。セルの前記従来の構成における作用と同様に、論理″
1”をセットするため真の書き込みインジェクタがター
ンオンさf1論理” o ”をセントするため相補的書
き込みインジェクタがターンオフさ扛る。実際ト、男き
込みラインは相補的に電圧を発生する。そして、真のラ
インと相補的ラインの双方が同時にターンオンすること
はない。読み取りインジェクタ電流は記憶セルの読み取
りと書き込みの両動作において制御さnる。
読み取り動作においては、書き込みインジェクタにデー
タが与えらfないときは、出力電流は高、低、ゼロの3
つの電流のうちのと扛かをとる可能性がある。このこと
は、上記第1のモードで作動する際に、記憶セルから高
と低という2つの電流レベルが得られることとは異なっ
ている。高出力電流レベルは、論理°゛0″′が記憶さ
g読み取りインジェクタ電流レベルが高レベルであると
きに得ら扛る。また、低出力電流レベルは、論理“0″
が記憶さt′L読み取りインジェクタ電流レベルが低レ
ベルであるときに得ら扛る。さらに、ゼロ出力電流レベ
ルは、論理” 1 ”が記憶さfているときに読み取り
インジェクタ電流が高または低のどちらであっても得ら
nる。こnら3つの出力電流レベルが本来的な出力マル
チプレクス能力の原理を形成する。
記憶プレイ中で複数のワードの出力をマルチプレクサす
るためには、セルが上記第2のモードで作動する場合は
、各ワード中の対応するビットの出力コレクタをつなぎ
あわせfば十分である。こうすnば、出力マルチプレク
サや、そnに付随するワード読み取り選択論理回路が不
要となる。
第9図は、この発明に基づく本来的多重機能をもつ記憶
アレイの一部を示すブロック図である。
この」易合、4つのマルチプレクス出カライン120〜
123は、すべてのワードのOビット、1ビツト、2ビ
ツト及び3ビツトを記憶する対応するすべてのセルにそ
fぞ扛直接接続さfている。出力ラインに読み出すべき
ワードを選択するためには、そのワードの読み取りイン
ジェクタラインが高レベルの電流により駆動さ扛、一方
残りのワードノ読ミ取りインジェクタラインは低電流レ
ベルに保たれる。ここでどれかの出力ビツトライン12
0〜123が高い電流を吸入するならば、選択さfたワ
ードの対応するセルによって記憶されたビットが論理゛
0″をあられすものと解釈さnる。
こ汎とは逆に、どれかの出力ビソトラインがイ氏いまた
はゼロの電流を吸入するなら、選択されたワードの対応
セルによって記憶さ2’したビットは論理” 1 ”を
あられしているものと解釈さfる。発生さ几たどのよう
な微少な電流も同一のビットライン上の、非選択ワード
から、2進”O″′を記憶する任意のセルの低電流の結
果である。この装置は、低電流レベルにあるワードから
のコレクタ電流の合計が、高電流レベルにあるワードの
読み取りに影響を与えないほどに十分小さくなるように
設定さfている。
記憶セルの読み取シ/書き込み動作は次の表のように要
約さ几る: 注入電流I HlIM及びIL間の関係を決定するため
には、次のことが考慮さnなくてはならない: (a)読み取りモードでは、セルの書き込みインジェク
タに加えらnた相補的データに応答して記憶セルがラン
チの状態を変更することを防止する程度にI I−Iは
十分に大きな値でなくてはならない。
(I))非読み取りモードでは、セルの真と相補の両書
き込みインジェクタに加えられた相補的データに応答し
てラッチが状態を変更できる程度にILが十分に小さい
値でなくてはなら々い。I Lはまた、セルに書き込み
が行なわ扛ていないときにデータを維持できる程度に十
分な大きさでなくてはならない。
IVI T Lデバイスでは、有効電流利得(β′)は
一般的に注入さnた電流に対する所与の非飽和コレクタ
中の電流の比、すなわちβ”” IC/ ■INJとあ
られさnる。この式はIC−β′■INJ と変形さ扛
る。
β′は注入電流、コレクタの大きさ及び、コレクタのイ
ンジェクタからの距離の関数である。β′は一般的に低
い値であるが、インジェクタ電流の通常の作動域に対し
ては” 1 ”よりも太きい。
ここで論理” o ”にセットさnた記憶セルについて
考えてみよう。そのときセルは読み取りモードにあり、
出力は電流(IOUT−β′■H)を吸引しており、出
力ゲート(第7図のD2)はオンであり、他方のゲート
(第7図のDl)idオフに保た九ているものとする。
すると、ゲー)D2の双1対コレクタはゲートDl中の
注入さnたすべての電流を吸引することができる。そn
ゆえ2β’IINJ(D2 )>I INJ (DI 
)  となる。このように、読み取9モードのセルに対
してId I INJ = HH及び2β’ I I−
I > I Hが成立す′る。ここでもし、ゲ−)DI
の書き込みインジェクタに中間電流■Mがカロえら扛る
と、I INJ (D 1 )=IH+IMが成立する
。そしてラッチの状態変化を防止するためには次の条件
がみたされなくてはならない:2β’ I  ’  (
D 2 ) > I H+ I M、こうして選NJ 択された記憶セルに対しては2β’ I H> L H
+ I Mこ九と同じ関係は、論理“1″にセットさn
1読み取りモードにあり、出力が電流を吸入しない(I
OUT” O)配憶セルに対してあては捷る。出カゲー
)D2はほとんど導通しないゲートD1によってオフに
保たfる。ゲートDIの双対コレクタは、(論理” o
 ”を印加さfた)ゲートD2の書き込みインジェクタ
に1Mが加えられた場合もそうでない場合も、ゲートD
2中のすべての注入電流を吸入することができる。
次に、論理” o ”にセットさ扛、非読み取りモード
にあり、出力が電流(■OUI・−β′1L)を吸入し
ている記憶セルを考えてみよう。書き込みインジェクタ
電流がゼロの場合、出力ゲートD2はオンであり、他方
のゲートDIをオフに保持する。
ゲートD2の双対コレクタはゲートDl中のすべての注
入電流を吸入可能である。こうして2β′IINJ (
D2 )>I    (Di )が成立し、こINJ 牡は、非選択セルに対しては2β′■L〉ILと書くこ
とができる。
促って、書き込みインジェクタ電流がゼロであって読み
取りインジェクタ電、流が■してある場合、ラッチ状態
すなわち記憶さnた状態は論理″0″′に保た扛る。も
し中間電流IMがここで(論理″1″′を印加さ几た)
ゲートD1の書き込みインジェクタに加え′ら扛ると、
I    (DI)=ILNJ +I Mとなる。ラッチが状態を変更する場合、ゲ−4
D2の双対コレクタは最早ゲートDl中のすべての注入
電流を吸入することがあってはならない。そ扛はすなわ
ち2β’I   (D2)ぐIINJNJ 、(Dl)ということであり、非選択セルに対しては2
β’ I L < I L+ I Mとなる。
その場合であ扛ば、加えらnたデータに応答して出力が
論理”1”(I   =o)になるととOt、IT もにラッチが状態を変更する。そして、もし書き込みイ
ンジェクタ電、流が再びゼロになると、読み取りインジ
ェクタ中に注入さ几たILによって新たなデータが維持
さ扛る。同様の関係は出力が論理” ] ”にあるセル
について設定することかできる。
加えらnたデータがラッチの状態と等しい場合、そのラ
ッチ状態は単に強化されるにすぎない。
要約すると、2β’ IH>IH+IM及び2β′■L
ぐI  +I  から、(2β′−1)■■−■〉1M
〉(2βIM −1)IL>Oが得らnる。
ここでβ′の幅を、β’MAX≧β′≧β′MINとあ
られそう。すると、関係式は次のように表現さnる: (2β’MIN  1 ) IH>IM>(2β’MA
−X −1)IL>0 そして明らかにβMI N > 0.5である。
上述の関係式は交差結合ラッチとして2個のコレクタを
用いたセルに対しても成立する。そのおのおのの箇所で
単一のコレクタが使用さルていたとすると、関係式は次
のようになろう:(β’MIN−1)IH>IM>(β
’MAX−1)IL>。
そして明らかに、単一コレクタの交差結合さnたランチ
に対してはβ’MT、N>1となる。
2進It II+を記憶するセルからの出力電流と2進
” O” ’f記憶するセルからの出力電流とを識別す
るために、セルからの出力電流IoUTが閾値電流IT
Hと比較さnる。すなわち: もしI OUT > i THであれば、そのセルは論
理゛0”を記憶しており、もしl0UT < ITHで
あnば、そのセルは論理” 1 ”を記憶している。
ここで第10図に示すように、所与の1つのビットの出
力につきn個のマルチプレクスを行う場合を考えてみよ
う。すると、読み取らfるべき1つのワードは高電流レ
ベル(インジェクタ毎にIH)にあり、その他のn−1
個のワードは低電流レイ3ル(インジェクタ毎に1.L
)にある。高電流レベルにあるワードに関しては、ビッ
トの出力は、そのビットが論理tt1uにセットさnて
いn5ばゼロであり、そのビットが論理” o ”にセ
ットさfていnばβ′■Lである。
そnゆえ、マルチプレクス機能によって出力に加えあわ
さnる電流は・ 高電流ワードのビットが論理“′1″にセットさfてい
るときは、I OUT−mβ’ILとなり、高電流ワー
ドのビットが論理”O″にセットさnているときは”0
UT−β’I H+ mβ’IL  となる。ここでm
はOからn−1tでの任意の整数(n−1≧m≧0)で
ある。
そ扛ゆえ、ビットが正確に読み出さ扛るためには・ β’IH+mβ’IL≧β’ IH> ITH> (n
−1)βIIL≧mβ’IL>0 このように閾値電流ITHは次の不等式を充たさなくて
はならない: β’IH〉ITH>(n  1)β′■Lβ′に変動が
存在することを考えあわせると:β’MINIH>IT
H>(n−1)β’MAX’L出力電流の識別は、マル
チブレクスされた出力を基準電圧源に接続さfた抵抗に
ロードするだけで実行することができる。次に出力電圧
は、適当な閾値電圧をもつロンゲーテイル・ペア(Io
ng−tail pair )電流スイッチなどの回路
によって感知することができる。しかしこの技術では、
MTLのβ′や、IH及び■■の絶対値や、負荷抵抗の
絶対値や、出力でマルチプレクスさ7した記1意セルの
数に対して回路が敏感である。実際上、この技術におい
ては、ILに対するIHの比が非常に大きくある必要が
あろう。閾値電流ITHを発生し記憶セルからの電流出
力レベルと比較するためのインターフェース回路は第1
1.12、及び13図を参照して説明さnる。
第11図は、第9図に示す記憶プレイの4個のワードの
対応するビット位置(ビットn )’z表示する4つの
記憶セルからなる出力ゲートを示す図である。ゲートか
らのコレクタ出力はマルチプレ、クス出力を与えるため
に結合さ扛る。第11図では例えばワードOが読み出さ
扛ることになっており、従ってそのインジェクタライン
が高電流■H状態にあり、他のワードのインジェクタラ
インが低電流■L状態にある。閾値電流■THが加えら
fLルインターフェースM T L デバイス14がマ
ルチプレクス出カラインに接続さfる。この閾値電流は
入力端子15に印加さ九た基準電圧■REFによって発
生される。インターフェースデバイス14はインジェク
タとベースをそ扛そ扛1個ずつ有しており、コレクタは
有していない。そのようなデバイスには、チップ上のシ
リコンの占有面積がきわめて小さいという大きな長所が
ある。効率−的には、そのデバイスはMTLデバイスの
ベースノードとしてのpnpのコレクタをもつpnpト
ランジスタとして使用さ扛る。そのベースノードはαβ
 INJ (■INJは注入電流、αはpnp  イン
ジェクタデバイスにおけるエミッタ電流に対する非飽和
コレクタ電流の比)までの電流を供給できる。
そのインターフェースの等価回路は第12図に示さnて
いる。
第13図には、インターフェースデバイス14の入力1
5で基準電圧V REF  を発生するだめのインター
フェース基準電圧発生回路が示さnている。同図におい
て、MTLデバイス16にはIH(高電流レベル)のイ
ンジェクタ電流が供給され、ベース入力上が開回路であ
るためMTI、デバイス16はコレクタ電流がβ′IH
である場合に論理”0″となる。このコレクタ電流はト
ランジスタT1及びT2で鏡映(m1rror  )さ
詐て別の2個のインターフェースデバイス17及び18
に加えられる。従って、これらの各インターフェースデ
バイスに加えらnるインジェクタ電流はβ′■H/2で
ある。そして、インジェクタ電圧はインジェクタpnp
デバイスのV b eであり、ゆえに0.7ボルトのオ
ーダーにある。このインジェクタ電圧はインターフェー
ス用基準電圧V REF  をもとめるために単一のオ
ペアンプ19によってバッファさnる。
このインターフェース電圧は、従って、インターフェー
スデバイス14 (第11図)のインジエク、りに加え
らfたときに、インジェクタ閾値電流ITH−1β′I
 を発生するよ゛うな電圧である。
   H 第11図に戻ると゛、そこには記憶アレイにより要求さ
れるマルチプレクサ構成のうちの1つだけしか示さnて
いない。そして、インターフェースMTLデバイス14
のインジェクタにはインターフェース基準電圧V RE
F が入力さn、従ってそ9のインジェクタ電流ITH
−β’ I H/ 、2となる。ワードのn番目の位置
に対応する記憶セルの出力デバイスUMTL(ンターフ
エーヌデバイス14のベース入力に接続さnている。ま
た、各ゲートは高電流状態IHと低電流状態I J、の
どちらかにあることかできる。各記憶セルの論理出力は
°“0″またu ” i ”である。そして図示するよ
うに、もしワードOのビットnの論理出力が読み取ら扛
るべきであるなら、高読み取り注入電流IHがこの記憶
セルに加えらnるとともに、他のすべてのセルに対する
読み取シインジエクタ電流が低電流ILに保た扛る。ワ
ード1.2及び3の出力ゲートからのコレクタ電流の合
計はnβ′工りであり、ことでnidこれらのセルのう
ち論理゛O″′出力であるものの数である。選択さnた
ワードOの記憶セルからのコレクタ電流は、セルが論理
” o ”を記憶しているならβ′■Hであり、セルが
論理” 1 ”を記憶しているならゼロである。
そ扛ゆえ全体の非飽和出力電流は: ワードOの論理゛′1″′にあるセルに対して■。UT
−〇β′■L ワードOの論fi ” o ”にあるセルに対して■。
UT−nβ′I 十β′↓H もし1oUTが、インターフェースMTLfバイス14
が供給しうる電流、すなわちαβ′IH/2よりも小さ
いならば、インターフェースMTLデバイスは飽和し、
マルチプレクヌ出力電圧は(■REF−VCE(飽和)
)となる。また、もしl0UTが、インターフエーヌM
TLデバイス14が供給しうる電流よりも大きいならば
、ワード0〜3のセルの出力コレクタが飽和し、マルチ
プレクス出力電圧は(VCE飽和)となる。
MTLデバイスにおいては、飴、和した■cEの、値は
数10ミリボルトのオーダーであシ、vREFなとのイ
ンジェクタ電圧は0.7ボルトのオーダーである。従っ
て、マルチプレクス出力電圧は次のようになる: 選択されたワード0のピッ)nを表示するセルが論理”
 1 ” (■oUT 〈αβ’IH/2)を記憶して
いるならば■。UTは約0.7ボルトであり、選択さ汎
たワード0のピッ)nを表示するセルが論理“′o”(
I   >αβ′IH/2)を記憶しているなtJT らばV。UTは約Oボルトになる。
選択さt″LLタセル理状態が読み取らnると、その出
力電圧は0.35ボルトの閾値をもつロング−ティルー
ペア(long−tai’l pair )電流スイッ
チなどの適当な手段により感知することができる。
同様にして、他のワード1.2及び3の対応する論理状
態も読み取ることができる。
尚、上記にはβ′■H/2の閾値電流ITHを発生する
ために基準電圧VREFを設定するだめの回路について
説明したが、基準用インターフェースデバイスの数を変
更しあるいは鏡映比(mi rrorrat’io )
を変更することにより異なるレベルの■−fLEFを設
定することもできる。Vll(、EFの値の選択はマル
チプレクス出力でのデバイスの最大の数と、ILに対す
る硝の比に依存する。一般的に、どのようガマルチプレ
タス構成においても、インターフェース基準電流ITH
が1 / r−にβ’IHであることが要求さnる。
論理It IIIの検出=(M−1)β’ I L< 
L/ r−にαβ′■H 論理” o ”の検出:β’IH>1/r−にαβ′I
HここでMはマルチプレクスさ扛る出力の数、rは基準
インターフェースデバイスの数、kは基準電圧発生回路
における鏡映比である。
この回路の電流識別部分の設計構造は追従を行う、とい
う長所がある。そして、ILに対するIHの比は、■′
HからIL%−設定することにより一定に保つことがで
きる。インターフェース基準電圧発生回路は高電流レベ
ルのMTLゲートの論理ゼロ出力電流から直接ITHを
設定するので、これによりITHがMTLゲートの論理
ゼロ出力電流に追従する。この追従により、λITLゲ
ートにおける任意のβの変動に対して影響を受けないこ
とが保証される。また、インターフェースデバイスのイ
ンジェクタと直列の、第11図の抵抗Ri及び第13図
の抵抗R2及びR3も捷た、閾値電流の値に対するVR
EFO値を増加させることにより回路の性能を高める役
割を果たす。さらに、基準電圧をバッファする増幅器(
オペアンプ)19中のオフセットは、インターフェース
デバイスのインジェクタに加えらlrLだ電流中の変動
の小さい割合を占めるにすぎない。すなわち、インター
フェースデバイスのインジェクタ電圧−電流特性におけ
る変動の影響は最小限に抑えらnる。またアース電位の
シフトの影響も最小限に抑えられる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によfば、読み出し/書き込み
可能な半導体メモリにおいて、3段階のレベルの電流に
より読み出しモード及び書き込みモードの制御を行うよ
うにしたので、マルチプレクサ(第8図MUX参照)や
ワードセレクタ(第8図RW1〜4参照)が不要となり
チップ上の占有面積を著しく低減できるとともに、デバ
イス間の結線を簡易化できる(第8図と第9図とを対照
さnたい)という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用可能なマスター・スライスMTL
集積回路の一部の構成レイアラトラ示す図、 第2図は第1図の集積回路構造により形成したMTLゲ
ートの等価回路の図、 第3図は第2図に示すMTLゲート2個から構。 成した、本発明中で使用さnる記憶セルを示す図、第4
図は回路素子を結線する金属化を簡素化するために、第
1図に示したMTLマスター・スライスの構成レイアウ
トを変更した図、 第5図は第4図の変更さn、たセルに対する金属化パタ
ーンを示す図、 第6図は第3図の記憶セルにデータの読み出し/書き込
みを行うために第3図の回路の導線に加、えら汎るべき
従来の電圧波形の図、 第7図は標準的なMTLデバイスの記号を用いてあられ
した第3図の記憶セルの図、 第8図は従来の4出力マルチプレクサを備えた、第3図
と第7図とに示す記憶セルからなる記憶アレイの一部を
示す図、 第9図は本発明に基づく本来的出力マルチプレクス能力
をもつ、第3図と第7図とに示す記憶セルからなる記憶
アレイの一部を示す図、第10図は出力に0本のマルチ
プレクスを行う単一の記憶セルの図、 第11図は出力電流の識別手段を設けた4本のマルチブ
レクス構成を示す図、 第12図は第11図に示す識別回路の一部をなすインタ
ーフェースデバイスの等価回路、第13図は第11図の
回路の一部を々すインターフェース・デバイスに対する
人力基準電圧を発生するためのインターフェース基準電
圧発生回路を示す図である。 Dl、D2・・・・単一のセルの構成としての2個のゲ
ー)、IH・・高レベルの電流、IL・・・・低レベル
の電流、■TH・・・閾値電流、14・・・・閾値検出
手段。 出願人  インターカン9ナノいビジネス・マンーノズ
・コーポレーション代理人 弁理士  岡   1) 
 次   生(外1名) オフ111a 2?10(2) f 8 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ワード選択のための読み取りインジェクタとデータ書
    き込みのための書き込みインジェクタをもち交差結合し
    た2個のMTLゲートからなる複数の記憶セルで第1の
    方向に構成したワードを複数個第2の方向に配置し、任
    意の1つのワードを選択可能とした記憶アレイと、 選択された上記ワードの各々の記憶セルの読み取りイン
    ジェクタに高レベルの電流を供給し、選択されてない残
    りのワードの各々の記憶セルの読み取りインジェクタに
    低レベルの電流を供給するための手段と、 上記記憶アレイの上記第2の方向に対応するすべての記
    憶セルに接続された閾値検出手段とを有し、 上記記憶セルは一方の2進状態において上記読み取りイ
    ンジエクタへの高レベルの電流の入力に応答して高レベ
    ル電流を出力し低レベルの電流の入力に応答して低レベ
    ル電流を出力し、他方の2進状態において上記読み取り
    インジエクタへの電流が高低どちらのレベルにあつても
    上記低レベル電流よりも低いレベルの電流を出力し、 上記閾値検出手段は選択された1つの記憶セルからの高
    レベル電流と、1つの列の選択されていないすべての記
    憶セルからの低レベル電流の合計値とを識別し得るよう
    に設定されてなる半導体記憶回路。
JP60045021A 1984-06-25 1985-03-08 半導体記憶回路 Granted JPS619895A (ja)

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