JPS6198882A - 大型容器の建造工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は原子炉格納容器、鋼製タンク等の如き鋼板ブロ
ックを組合せて施工される大形容器の建造方法に係るも
のである。

（従来の技術）及び（発明か解決しようとする問題点）
原子力発電所には連邦時、或いは事故部において、放射
性物質の外界への放散全防止し、安全をプレストレスト
コンクリート構造等の原子炉格納容器が設置される。

而して鉄筋コンクリート構造、或いはプレストレストコ
ンクリート構造の格納容器の場合、格納容器の気密性を
確保する目的で、内面にライナプレートと称する鋼板が
内張すされている。

ｆＡ製格納容器、或いはライナプレートの据付に肖って
は、通常工場で製作された鋼板ブロックを現場で組立て
ていく方法が採用されている。

この鋼板ブロックを組立てる際、従来特に支保工なしで
建設しているため、次のような不具合があった。

１）建設時の風荷重等に耐える必要があるため、鋼板ブ
ロックの大きさをあまシ大きくできず、工期が長くなる
。

１１）ライナプレートの場合、建設時の強度を確保する
ため、多数の補強材が必要となけ、製作工数が多くなる
。

このような不具合を改善するため、例えはトラ−＋ｎふ
…帛をＰ、六ゴモ几椎シト爪−イーヨｂおひ　１　イに
関＋耳　−Ｉ　門　１リ　カ　吠−内側より支持する方
法が考えられるが、この場合、仮設構造物の設置、及び
撤去に多大の費用と時間とを要するという問題があった
。

（問題点を解決するだめの手段） 本発明はこのような問題点を除去するために提案された
もので、外周面に可撓膜リングを配設してなる空気膜袋
体を基盤上に据付け、前記袋体及びリングに空気を圧入
して膨脹せしめ、次いで同リングに沿って鋼板ブロック
を組合せて仮止したのち、前記袋体及びリングから空気
を排除し、次いで前記各鋼板ブロックを相互に固定する
ことを特徴とする大型容器の建造工法に係るものである
。

（作用）及び（発明の効果） 本発明においては前記したように、外周面に可撓膜リン
グが配設された可撓膜袋体を仮設構造物として使用し、
同袋体を基盤上に設置し、同袋体及び前記リングに空気
を圧入膨脹させ、このように膨脹された可撓膜リングに
沿って鋼板ブロックを組合せ、仮止めするようにしたの
で、同各鋼板ブロックが前記可撓膜袋体及びリングによ
って支持され、所定の形状に保形され、大型の鋼板ブロ
ックの使、用が可能となる。

この際前記可↑り膜リングは鋼板ブロックの組立作業足
場として利用されるものである。

而して前記鋼板ブロックの組立、仮止め作業完了後、同
各銅板ブロックを相互に固定することによけ、鋼板ブロ
ック組立による大型容器が建造されるものである。

本発明においてはこのように、可撓膜袋体と、その外周
面に配設された可撓膜リングとよシなる空気膜構造体を
仮設構造物として使用し、これに空気を圧入膨脹させる
だけで迅速に仮設構造物を立設するようにしたので、従
来工法における格納容器組立用補強構造の組立作業が不
要となけ、また前記空気膜構造物はこれより空気を排除
することによって迅速に撤去されるものである。

このように大型容器建造用仮設構造物を構成する空気＆
構造体の設置、撤去が迅速化されることによけ、銅板ブ
ロックの大型化に伴なう現場での溶接工数の減少と相俟
って、格納容器の工期が短縮され、工費が節減される。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

（１）は繊維補強ゴム等゛より構成された可撓膜袋体で
、その外周面に所定位置毎に可撓膜リング（２）が配設
され、夫々各別の圧縮空気吸入口が設けられていて、大
型容器建造用仮設構造物としての空気膜構造体が構成さ
れている。

なお前記リング（２）の外径りは建造ずべき格納容器（
３）の内径ｄと同一寸法に構成される。また前記袋体（
１）の底部Ｖこは剛性を有する底板（４）が取付けられ
ている。

前記のように構成された空気膜構造体を使用して格納容
器（３）を組立てる際、前記袋体（１）の底板（４）を
取付ボルト（５）を介して据付台（６）に据付け、前記
袋体（１）に圧縮空気を供給して膨脹させ、所定大に立
設する。

次いで前記袋体（１）に予め外挿された可撓膜リング（
２）内にも圧縮空気を供給して順次所定の位置で所定大
に膨脹させる。

この場合、所９空気圧は風荷重としての基準圧力０．０
３峙／ｄに対し、約０．１ｋｇ／−程度以上とする。

次いで可撓膜リング（２）に添わせながら格納容器（３
）の銅板ブロック（３α）を下部から順次組立てていく
。この際同銅板ブロック（３α）は従来工法における銅
板ブロックの約２倍以上の大きさにすることが可能であ
る。このように前記リング（２）に＆′Ｊ≦わせた鋼板
ブロック（３α）を相互にボルト締め等によって仮固定
する。このとき前記リング（２）は作業用足場として利
用できる。

かくして鋼板ブロック（３α）の組立、仮固定が完了す
ると、前記袋体（１）及びリング（２）内より圧縮空気
ケ排除し、空気膜構造体を格納容器（３）の工事穴より
撤去する。

このろと、パイプ足場等全組立てて前記鋼板ブロック（
３α）を溶接等によって本格的に固定して格納容器の組
立紮完了する。

なお第５図に示す如く前記リング（２）の外周面に突隆
部（２α）葡設りる等、浴接ヒユーム対策を講ずれば空
気膜構造体に空気圧をかけたまま足場として利用し、鋼
板ノロツク（３ａ）相互の本溶接をすることもできる。

以上本発明を実施例について鋭５明したが、本発明は勿
論このような実施例にだけ局限されるものではなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施
しうるものである６

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る大型容器の建造工法の一実施例の
実施状況を示す縦断面図、第２図は第１図の矢視１１−
■図、第３図はその部分拡大縦断面図、第４図は空気膜
構造体の縦断面図、第５図は本発明に係る大型容器の建
造工法の他の実施例の実施状況を示す横断平面図である
。 （１）・・・可撓膜袋体、（２）・・・可撓膜リング、
（３）・・・格納容器、（３α）・・・鋼板ブロック 復代理人　弁理士　岡　本　重　文 第１図 第３図　　　　　　第４に

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外周面に可撓膜リングを配設してなる空気膜袋体を基盤
   上に据付け、前記袋体及びリングに空気を圧入して膨脹
   せしめ、次いで同リングに沿つて鋼板ブロックを組合せ
   て仮止したのち、前記袋体及びリングから空気を排除し
   、次いで前記各鋼板ブロックを相互に固定することを特
   徴とする大型容器の建造工法。