JPS6197063A - 霧化器 - Google Patents
霧化器Info
- Publication number
- JPS6197063A JPS6197063A JP21640284A JP21640284A JPS6197063A JP S6197063 A JPS6197063 A JP S6197063A JP 21640284 A JP21640284 A JP 21640284A JP 21640284 A JP21640284 A JP 21640284A JP S6197063 A JPS6197063 A JP S6197063A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atomization
- section
- atomizer
- water
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/0012—Apparatus for achieving spraying before discharge from the apparatus
Landscapes
- Air Humidification (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
10発明の目的
[産業上の利用分野]
本発明は霧化器に関するものである。詳しく述べると均
質かつ微細な連続気孔を有する多孔質体を霧化部に用い
た霧化器に関するものである。
質かつ微細な連続気孔を有する多孔質体を霧化部に用い
た霧化器に関するものである。
[°従来の技術]
液体又は溶液の霧化技術を応用したものの一つに加湿器
がある。この加湿器は、現在加熱式、超音波式等の水を
蒸気化あるいは霧化させて周辺雰囲気中に拡散させて加
湿するシステムと、多孔性物質を湿潤させ、ここに乾燥
空気を通過させ該通過空気と水との水蒸気分圧差により
空気を加湿する気化式加湿システムが知られている。な
かでも、水を極めて細やかな粒子にして拡散させる超音
波加湿器は効果的でありかつランニングコストが安価で
あることから広く使用されている。
がある。この加湿器は、現在加熱式、超音波式等の水を
蒸気化あるいは霧化させて周辺雰囲気中に拡散させて加
湿するシステムと、多孔性物質を湿潤させ、ここに乾燥
空気を通過させ該通過空気と水との水蒸気分圧差により
空気を加湿する気化式加湿システムが知られている。な
かでも、水を極めて細やかな粒子にして拡散させる超音
波加湿器は効果的でありかつランニングコストが安価で
あることから広く使用されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、この超音波加湿器によると、Caイオン等が含
まれる水が飛散して家具建具等を汚すという問題があっ
た。また、超音波発振器部分が水に浸されて絶えず振動
しているため、腐食し易い問題があった。
まれる水が飛散して家具建具等を汚すという問題があっ
た。また、超音波発振器部分が水に浸されて絶えず振動
しているため、腐食し易い問題があった。
本発明者らは、上記の方法を用いた既存の加湿器より、
より構造的に簡単かつ安価で、しかも少なくとも既存の
加湿器と同程度の加湿能力を持つと共に水分中に混入し
ている不純物、例えばカルシウムイオン等や鉄コロイド
等の飛散を防止し得る加湿器を得ようと霧化技術の改善
を試みた。
より構造的に簡単かつ安価で、しかも少なくとも既存の
加湿器と同程度の加湿能力を持つと共に水分中に混入し
ている不純物、例えばカルシウムイオン等や鉄コロイド
等の飛散を防止し得る加湿器を得ようと霧化技術の改善
を試みた。
そこで、本発明は加湿器に応用した場合、既存の加湿器
よりも構造的に簡単かつ安価で、しかも少なくとも既存
の加湿器と同程度の加湿能力を有すと共に水分中に混入
している不純物等の飛散を防止し得る加湿器を実現し得
る霧化技術・霧化器を提供することを目的とする。
よりも構造的に簡単かつ安価で、しかも少なくとも既存
の加湿器と同程度の加湿能力を有すと共に水分中に混入
している不純物等の飛散を防止し得る加湿器を実現し得
る霧化技術・霧化器を提供することを目的とする。
■0発明の構成
[発明が解決しようとする問題点]
斯かる目的を達成するため、本発明の霧化器は、均質か
つ微細な連続気孔を有する多孔質体から成る霧化部と、
該霧化部に低圧の気体を供給する送気部と一前記霧七部
へ給液する給液機構及び霧化粒子を周辺雰囲気へ拡散さ
せる搬送空気供給機構を有し、前記多孔質体製霧化部に
毛報管現象によって液体を浸透させてから細孔に通気す
ることにより霧化させるものである。
つ微細な連続気孔を有する多孔質体から成る霧化部と、
該霧化部に低圧の気体を供給する送気部と一前記霧七部
へ給液する給液機構及び霧化粒子を周辺雰囲気へ拡散さ
せる搬送空気供給機構を有し、前記多孔質体製霧化部に
毛報管現象によって液体を浸透させてから細孔に通気す
ることにより霧化させるものである。
即ち、本発明は、多孔質体の均質かつ微細な細孔と毛報
管現象とを利用するものである。換言すると、多孔質体
で構成される霧化部の一部に何らかの手段により液体を
接触させると、吸着された液体が多孔質体の毛lll1
管現象により霧化郡全体にわたって広がり、搬送され易
い極めて微細な粒子となる現象を利用したものである。
管現象とを利用するものである。換言すると、多孔質体
で構成される霧化部の一部に何らかの手段により液体を
接触させると、吸着された液体が多孔質体の毛lll1
管現象により霧化郡全体にわたって広がり、搬送され易
い極めて微細な粒子となる現象を利用したものである。
この霧化器を加湿に応用した場合、多孔質体が、気化式
加湿器に用いられている綿布、麻布、ウレタンフオーム
等の多孔質物質とは異なり、微細でかつ均質な細孔を有
するものであることから、吸着された水が迅速かつ均一
に霧化郡全体にわたって広がり、しかも多孔質体の霧化
郡全体に微細でかつ均質な水微粒子として存在すること
となるため、この状態において霧化部に通風すると、通
風空気の風圧により霧化部上の水の微粒子を周辺雰囲気
中に飛散させることができる。しかも、同時に通風空気
と水との水蒸気分圧差でも加湿される。尚、周辺雰囲気
中に飛散した液微粒子は、十分に微細なため周辺雰囲気
中に拡散し、周辺空気を加湿するものである。
加湿器に用いられている綿布、麻布、ウレタンフオーム
等の多孔質物質とは異なり、微細でかつ均質な細孔を有
するものであることから、吸着された水が迅速かつ均一
に霧化郡全体にわたって広がり、しかも多孔質体の霧化
郡全体に微細でかつ均質な水微粒子として存在すること
となるため、この状態において霧化部に通風すると、通
風空気の風圧により霧化部上の水の微粒子を周辺雰囲気
中に飛散させることができる。しかも、同時に通風空気
と水との水蒸気分圧差でも加湿される。尚、周辺雰囲気
中に飛散した液微粒子は、十分に微細なため周辺雰囲気
中に拡散し、周辺空気を加湿するものである。
[実施例]
次に本発明を加湿器に応用した一実施例により本発明を
ざらに詳しく説明する。
ざらに詳しく説明する。
第1図は、本発明の一実施例たる加湿器の縦断面図であ
り、第2図は第1図の霧化部拡大図である。霧化部2は
、均質かつ微細な連続気孔を有する多孔質体、例えば多
孔質セラミックスからなる。
り、第2図は第1図の霧化部拡大図である。霧化部2は
、均質かつ微細な連続気孔を有する多孔質体、例えば多
孔質セラミックスからなる。
本発明に用いられる多孔質セラミックスは、これから飛
散された水粒子が周辺雰囲気中に拡散できるほどに微細
に分割するものでなければならない。
散された水粒子が周辺雰囲気中に拡散できるほどに微細
に分割するものでなければならない。
該多孔質セラミックスは例えば、微細に粉砕後、適宜分
級手段により粒径を制御した微細な骨材°粒に、無機結
合剤および有機可塑性付与剤とを加えて形成した後、焼
結させて得られる。骨材は種々の無機質物質を使用する
ことができ、例えば、アルミナ、ムbイト、シリカ、炭
化ケイ素等が好適である。無機結合剤としては粘土、#
土等があり、また有機可塑性付与剤としては、ポリビニ
ルアルコール、ポリメチルメタアクリレート等がある。
級手段により粒径を制御した微細な骨材°粒に、無機結
合剤および有機可塑性付与剤とを加えて形成した後、焼
結させて得られる。骨材は種々の無機質物質を使用する
ことができ、例えば、アルミナ、ムbイト、シリカ、炭
化ケイ素等が好適である。無機結合剤としては粘土、#
土等があり、また有機可塑性付与剤としては、ポリビニ
ルアルコール、ポリメチルメタアクリレート等がある。
このようにして得られる多孔質セラミックスは通気気体
に対する圧損失が低いため加湿能力が高くかつ均質な液
体微粒子が得られるものである。
に対する圧損失が低いため加湿能力が高くかつ均質な液
体微粒子が得られるものである。
このような条件を満足させる多孔質セラミックスは、具
体的に、平均細孔径7μm以下、好ましくは5μm以下
、最大細孔径14μm以下、好ましくは10μm以下で
、かつ単位面積当りの通気流jlX [J! −cII
−2−l1in −1]に対する圧損失Y [k!Jf
/c112]が次の関係式0式% を満たすものであることが望ましい。
体的に、平均細孔径7μm以下、好ましくは5μm以下
、最大細孔径14μm以下、好ましくは10μm以下で
、かつ単位面積当りの通気流jlX [J! −cII
−2−l1in −1]に対する圧損失Y [k!Jf
/c112]が次の関係式0式% を満たすものであることが望ましい。
また該多孔質セラミックスは、通常使用時および逆洗浄
時に破損するものであっては実用的でないため、耐タガ
張り応力2 ko/ 0112以上、好ましくは10
kg/cm2以上のものが望ましい。霧化部は本実施例
では円筒状のものが用いられているが、この細板状、球
形状、ハニカム状等いかなる形状であってもよい。尚、
多孔質体としては、上述のセラミックスの他、親水性の
プラスチックスフィルタあるいはステンレスや青銅、黄
銅から成るメタルフィルタを採用することも可能である
。
時に破損するものであっては実用的でないため、耐タガ
張り応力2 ko/ 0112以上、好ましくは10
kg/cm2以上のものが望ましい。霧化部は本実施例
では円筒状のものが用いられているが、この細板状、球
形状、ハニカム状等いかなる形状であってもよい。尚、
多孔質体としては、上述のセラミックスの他、親水性の
プラスチックスフィルタあるいはステンレスや青銅、黄
銅から成るメタルフィルタを採用することも可能である
。
霧化部2は霧化部数付突起4のOリング5を介して加湿
器本体1に取付けられている。また、送気部9に連通ず
る送風管8が霧化部2の内部に位置するように設置され
る。霧化部2内に突出する送m管8と本体1との間の隙
間から水が漏洩してモーター室内19を濡らすことがな
いように、送風管8は1、水面6よりも突出した本体1
の送風管ガイド18に包囲されかつOリング10を介在
させることによって密閉さ°れている。送気部9は、上
述のように通気抵抗の小さい霧化部に通風して本機細粒
を周辺雰囲気中に飛散させ得る風圧を与えるものであっ
て、高圧を必要とせず、第3図に示すように、霧化部に
最大5kgf/Cll12R小0.03kgf /C,
In2の空気を通風するもので十分である。
器本体1に取付けられている。また、送気部9に連通ず
る送風管8が霧化部2の内部に位置するように設置され
る。霧化部2内に突出する送m管8と本体1との間の隙
間から水が漏洩してモーター室内19を濡らすことがな
いように、送風管8は1、水面6よりも突出した本体1
の送風管ガイド18に包囲されかつOリング10を介在
させることによって密閉さ°れている。送気部9は、上
述のように通気抵抗の小さい霧化部に通風して本機細粒
を周辺雰囲気中に飛散させ得る風圧を与えるものであっ
て、高圧を必要とせず、第3図に示すように、霧化部に
最大5kgf/Cll12R小0.03kgf /C,
In2の空気を通風するもので十分である。
もしこれ以上のffl圧を送り込−むものであれば、′
R化部において比較的大きな水粒子をも飛散時発生させ
る虞れがあるので好ましくない。水タンク12は、水面
6が切欠き16より上部にある場合は、周辺雰囲気空気
に対して密閉系となり水を押し出す空気の進入がないた
め、逆止弁11が開いていてもそれ以上水を供給するこ
とがなく、水面6が切欠き16より下がったとき初めて
空気が進入し水を供給する。従って水面6は、連続作動
時において、実質的に一定位置を保っている。なお、霧
化部への給水機構としては、本実施例のような浸漬式の
他、滴下式、飛散式、噴射式等いかなる方法によっても
よいが、本実施例の場合には常に水を供給する1111
1となっている。
R化部において比較的大きな水粒子をも飛散時発生させ
る虞れがあるので好ましくない。水タンク12は、水面
6が切欠き16より上部にある場合は、周辺雰囲気空気
に対して密閉系となり水を押し出す空気の進入がないた
め、逆止弁11が開いていてもそれ以上水を供給するこ
とがなく、水面6が切欠き16より下がったとき初めて
空気が進入し水を供給する。従って水面6は、連続作動
時において、実質的に一定位置を保っている。なお、霧
化部への給水機構としては、本実施例のような浸漬式の
他、滴下式、飛散式、噴射式等いかなる方法によっても
よいが、本実施例の場合には常に水を供給する1111
1となっている。
霧化部2において、水は水中に浸漬された部位からセラ
ミックスの毛報管現象により霧化部2全体にわたって広
がる。該状態において送風部9を作動させると、霧化部
2全体に広がった本機細粒が霧化部2を通過する空気に
より周辺雰囲気中に飛散される。このとき、水成分中に
含まれている不純イオン、スラッジあるいは菌体等はセ
ラミックス2中に吸着され、あるいは捕捉され若しくは
凝集沈澱ないし濾過され周辺雰囲気中へは飛散しない。
ミックスの毛報管現象により霧化部2全体にわたって広
がる。該状態において送風部9を作動させると、霧化部
2全体に広がった本機細粒が霧化部2を通過する空気に
より周辺雰囲気中に飛散される。このとき、水成分中に
含まれている不純イオン、スラッジあるいは菌体等はセ
ラミックス2中に吸着され、あるいは捕捉され若しくは
凝集沈澱ないし濾過され周辺雰囲気中へは飛散しない。
更に、搬送空気供給機構ファン7を作動させて霧化部2
周辺に上昇流を作ることにより、霧化粒子を噴出口13
より室内等の周辺雰囲気中に゛吐出する。なお大きな水
粒子は出ない多孔体であるが、若し送って風圧が上った
ような場合霧化部より飛散した比較的大きな水粒子は、
上昇流にのせられることなく水面に落下するか、あるい
は霧ガイド14の遮蔽板15にはね返され、機器外部に
飛散することはない。また霧化部2の上@3は、毛ll
l管現象による湿潤速度が遅く、ここに直接ブロア風を
あてると圧損失が小さいため、この部分よりブロア風の
大部分が通過して、霧化能力が低下する虞れがあるため
、密閉することが望ましい。
周辺に上昇流を作ることにより、霧化粒子を噴出口13
より室内等の周辺雰囲気中に゛吐出する。なお大きな水
粒子は出ない多孔体であるが、若し送って風圧が上った
ような場合霧化部より飛散した比較的大きな水粒子は、
上昇流にのせられることなく水面に落下するか、あるい
は霧ガイド14の遮蔽板15にはね返され、機器外部に
飛散することはない。また霧化部2の上@3は、毛ll
l管現象による湿潤速度が遅く、ここに直接ブロア風を
あてると圧損失が小さいため、この部分よりブロア風の
大部分が通過して、霧化能力が低下する虞れがあるため
、密閉することが望ましい。
尚、霧化対象物としては、上述の水の他の液体あるいは
溶液も可能である。例えば、メタノール。
溶液も可能である。例えば、メタノール。
エタノール、アンモニア水、液体炭酸ガスなどを高濃度
で可及的速やかに供給しなければならないときなどに利
用できる。
で可及的速やかに供給しなければならないときなどに利
用できる。
また、液体若しくは溶液の供給も、常温のみならず加熱
された状態でも実施可能であるし、これを霧化させるた
めに霧化部2に提供される低気圧体も冷風ないし熱風で
通過させることもある。
された状態でも実施可能であるし、これを霧化させるた
めに霧化部2に提供される低気圧体も冷風ないし熱風で
通過させることもある。
M、R明の効果
以上の説明から明らかなように本発明の霧化器は、均質
かつ微細な連続気孔を有する多孔質体から成る霧化部と
、該霧化部に低圧の気体を供給する送気部と、該霧化部
へ給液する給水機構及び霧化粒子を周辺雰囲気へ拡散さ
せる搬送空気供給機構を有し、前記多孔質体製霧化部に
毛報管現象によって液体を浸透させてから細孔に通気す
ることにより霧化さ才るようにしたので、水分中の不純
物の飛散を防止しつつ十分に微細な霧化が実現できる。
かつ微細な連続気孔を有する多孔質体から成る霧化部と
、該霧化部に低圧の気体を供給する送気部と、該霧化部
へ給液する給水機構及び霧化粒子を周辺雰囲気へ拡散さ
せる搬送空気供給機構を有し、前記多孔質体製霧化部に
毛報管現象によって液体を浸透させてから細孔に通気す
ることにより霧化さ才るようにしたので、水分中の不純
物の飛散を防止しつつ十分に微細な霧化が実現できる。
したがって、該霧化器を加湿器として使用する場合、周
辺雰囲気の隅々まで拡散し得るに充分なほど微細粒化し
水煙のようにして飛散させ得るので、既存の加湿器と比
較してもその加湿能力は何ら遜色のないものである。ま
た均質かつ微細な細孔を有する多孔質体で構成される霧
化部を通過させて霧化するので、水成分中に含まれる不
純イオン、スラッジあるいは国体などを霧化部で捕捉で
き、清浄な加湿器を発生させることができる。
辺雰囲気の隅々まで拡散し得るに充分なほど微細粒化し
水煙のようにして飛散させ得るので、既存の加湿器と比
較してもその加湿能力は何ら遜色のないものである。ま
た均質かつ微細な細孔を有する多孔質体で構成される霧
化部を通過させて霧化するので、水成分中に含まれる不
純イオン、スラッジあるいは国体などを霧化部で捕捉で
き、清浄な加湿器を発生させることができる。
さらに霧化部が均質かつ微細な細孔を有する多孔質体で
構成されるにすぎないので構造的にも簡単で故障も少な
くかつ安価である。更に霧化部は液中に一部浸すように
設置しているだけであるから霧化部のみの交換も可能で
ある。またセラミックスは耐蝕性に優れるため、超音波
振動子の如く腐食の問題もない。さらに強度的にも十分
な多孔質体を用いると、洗浄により霧化部の再使用が可
能である。一方、霧化部に送風するためのブロアも低圧
の空気を通風するもので充分なので小型のものですみ、
消費電力も少なくてすむ。更に、霧化部を多孔質セラミ
ックスで構成し、かつその、平均細孔径7μ−以下、最
大細孔径14μm以下で、かつ単位面積当りの通気!1
X [1・ell−2・1n−1]に対する圧損失 Y Ekaf /cm2 ]が次の関係式0式% を満すものであると、均質な微細粒をより効率よく発生
させることができるため該霧化器の霧化性能ひいては加
湿性能は、より望ましいものとなり、さらに通気部が霧
化部に最大5kQf10102の空気を通風するもので
あると、巨大水粒子を発生する虞れなく一段と加湿性能
を向上させることができる。
構成されるにすぎないので構造的にも簡単で故障も少な
くかつ安価である。更に霧化部は液中に一部浸すように
設置しているだけであるから霧化部のみの交換も可能で
ある。またセラミックスは耐蝕性に優れるため、超音波
振動子の如く腐食の問題もない。さらに強度的にも十分
な多孔質体を用いると、洗浄により霧化部の再使用が可
能である。一方、霧化部に送風するためのブロアも低圧
の空気を通風するもので充分なので小型のものですみ、
消費電力も少なくてすむ。更に、霧化部を多孔質セラミ
ックスで構成し、かつその、平均細孔径7μ−以下、最
大細孔径14μm以下で、かつ単位面積当りの通気!1
X [1・ell−2・1n−1]に対する圧損失 Y Ekaf /cm2 ]が次の関係式0式% を満すものであると、均質な微細粒をより効率よく発生
させることができるため該霧化器の霧化性能ひいては加
湿性能は、より望ましいものとなり、さらに通気部が霧
化部に最大5kQf10102の空気を通風するもので
あると、巨大水粒子を発生する虞れなく一段と加湿性能
を向上させることができる。
第1図は、本発明の霧化器の一実施例である加湿器の縦
断面図、第2図は第1図の霧化部拡大図、第3図は本発
明に用いられる多孔質セラミックスの通気流量に対する
圧損失の最適範囲を示すグラフである。 2・・・霧化部、 7・・・搬送空気供給831構、
9・・・送気部、 12・・・水タンク。 特許出願人 三井研削砥石 株式会社第1図
断面図、第2図は第1図の霧化部拡大図、第3図は本発
明に用いられる多孔質セラミックスの通気流量に対する
圧損失の最適範囲を示すグラフである。 2・・・霧化部、 7・・・搬送空気供給831構、
9・・・送気部、 12・・・水タンク。 特許出願人 三井研削砥石 株式会社第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)均質かつ微細な連続気孔を有する多孔質体から成
る霧化部と、該霧化部に低圧の気体を供給する送気部と
、前記霧化部へ給液する給液機構及び霧化粒子を周辺雰
囲気へ拡散させる搬送空気供給機構を有し、前記多孔質
体製霧化部に毛報管現象によって液体を浸透させてから
細孔に通気することにより霧化させることを特徴とする
霧化器。 (2)前記多孔質体はセラミックスであって、平均細孔
径7μm以下、最大細孔径14μm以下でかつ単位面積
当りの通気流量X[l・cm^−^2・min^−^1
]に対する圧損失Y[kgf/cm^2]が次の関係式 0.8X^2+4X+3≧Y>0 (0.02≦X≦1.8) を満たすものである特許請求の範囲第1項に記載の霧化
器。 (3)前記送気部は霧化部に最大5kgf/cm^2の
気体を通気するものである特許請求の範囲第1項または
第2項に記載の霧化器。 (4)前記多孔質体はプラスチックスフィルターから成
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の霧化
器。 (5)前記多孔質体はメタルフィルターから成ることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の霧化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21640284A JPS6197063A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 霧化器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21640284A JPS6197063A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 霧化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6197063A true JPS6197063A (ja) | 1986-05-15 |
JPH047263B2 JPH047263B2 (ja) | 1992-02-10 |
Family
ID=16687997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21640284A Granted JPS6197063A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 霧化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6197063A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02214560A (ja) * | 1989-02-14 | 1990-08-27 | Toshiba Ceramics Co Ltd | 液体微粒化装置 |
JP2009255089A (ja) * | 2009-08-06 | 2009-11-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 静電霧化装置及び静電霧化装置を備えた空気清浄機 |
WO2019155851A1 (ja) * | 2018-02-12 | 2019-08-15 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | 液体霧化装置 |
JP2020163278A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | 液体霧化装置及び液体の霧化方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5903299B2 (ja) | 2012-03-05 | 2016-04-13 | 本田技研工業株式会社 | ナビゲーション装置 |
-
1984
- 1984-10-17 JP JP21640284A patent/JPS6197063A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02214560A (ja) * | 1989-02-14 | 1990-08-27 | Toshiba Ceramics Co Ltd | 液体微粒化装置 |
JP2009255089A (ja) * | 2009-08-06 | 2009-11-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 静電霧化装置及び静電霧化装置を備えた空気清浄機 |
WO2019155851A1 (ja) * | 2018-02-12 | 2019-08-15 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | 液体霧化装置 |
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