JPS6196684A

JPS6196684A - ランプソケツトならびにその成形方法

Info

Publication number: JPS6196684A
Application number: JP21677484A
Authority: JP
Inventors: 健松岡; 喜八郎内田; 伊藤　克弥; 鍋島　光; 和也堀内
Original assignee: Koito Manufacturing Co Ltd; Sumitomo Wiring Systems Ltd
Current assignee: Koito Manufacturing Co Ltd; Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date: 1984-10-16
Filing date: 1984-10-16
Publication date: 1986-05-15
Also published as: JPH0315311B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用公費」本発明は、ランプソケットならびにその成形方法に係る
もので、詳しくはランプ挿着部の内ｍＫクランプ止用の
Ｊ字形スロット部を有するランプソケットと、その成形
方法に関するものである。

「従来の技術」一般にランプツク、トは、第５図の様にランプ４０円柱
状の基部を挿着する有底凹部のランプ挿着部１と、ラン
プ挿着部１の底部９に連設したコネクタ用フード部２を
有する基本形状から成っており、ランプ挿着部１の内壁
には、ランプ４の基部側方に突設した係止ビンと嵌合し
、ランプ４をランプ挿着部１に係止する５字形の一対の
ス四。

ト部３（以下、略してＪス四、ト部８という）が形成し
である。即ち、Ｊス田ット部８は、ランプ挿着部１の上
縁から底部方向に直線状に伸びる案内溝５と、案内溝５
の終端を円周方向に曲げて形成した係止溝６によって１
字状に形成され、係止溝６に前記の係止ピンを係止して
ランプ４を抜き出ない様に挿着する構造に成っている。

そして、以上のランプソケットを樹脂成形するとき、ラ
ンプ挿着部１の凹部は、その開口部からスライドして出
入する成形用コア型が用いられる。

しかし、Ｊスロット部８は係止溝６を有する鉤形溝のた
め、そのコア型に係止溝６用の型を隆設すると、前記の
スライド作用が不能になる為、別体の係上溝６用の型を
組入れたコア型を用い、成形後に該係止溝型のみをラン
プ挿着部１の半径方向、または係止溝６と底部９間に形
成したスライド溝７に沿ってスライド退避する成形手段
が採られランプ挿着部１の周壁に型抜き孔１０、または
ランプ挿着部１の底部９に型抜き孔８が貫通される構造
になっている。

「発明が解決しようとする問題点」以上の従来のランプソケットは、ランプ挿着部１　　　
　　１に型抜き孔８または１０の貫通が避けられない為
、以下の様な防水上の諸難点がある。

・ランプソケットの取付構成によって、テンプ挿着部１
の外周に設けたシールパツキン１１が、型抜き孔１０よ
りランプ４寄りになり、型抜き孔１０がパツキン１１に
よる防水区域外になると防水不能になる。従って、これ
を防ぐ為には、例えばランプ挿着部１を二重構造にする
必要があり、構造が複雑化すると共に、大形化する。

・ランプ挿着部１の底部９に、型抜き孔８を貫通すると
防水不能になる。従って、フード部２を大きくしてフー
ド部２内に型抜き孔８を包み込んでカバーする必要があ
り、ランプソケットが大形化する。

・さらに、以上の事情に伴つて当該テンプソケ、トは充
分な防水性能が望めないので、第６図の様にテ、ンブソ
ケットのリード線１２の端部と、ワイヤハーネス１４端
に防水コネクタ１８をそれぞれ設け、防水コネクタ１８
を介してランプソケットを間接接続する接続手段が必要
になり、接続のための部品点数が多く、接続スペースが
広くなる。

本発明は、ランプ挿着部に型抜き孔を貫通しない新規の
ランプソケットとその成形方法を提供し、前記の従来問
題を解消するのが目的である。

「問題点を解決するための手段」以上の目的を達成する本発明は、「ランプ係土用の一対
のＪ字形スロ、ト部をランプ挿着部の内壁に設けると共
に、前記ランプ挿着部は、底部に端子挿通孔のみを有し
て底部ならびにｎ壁が気密に形成された構造」から成っ
ている。

そして、以上のランプソケットの樹脂による成形方法は
「前記Ｊ字形スロット部の成形用の一対のスライド型を
、半径方向にスライド自在に組入れたコア型を用い、前
記スライド型をコア型表面より所要高さに突き出し七、
トシて前記う°ンプ挿着部を成形し、しかるのち、前記
スライド型をコア型内にスライド収容し、成形したラン
プ挿着部を離型させる成形方法」から成っている。

「実施例」および「作用」以下、実施例に基づいて本発明のランプソケットについ
て説明する。その一実施例を示す第１．２図を参照して
、本発明に係るランプソケットは、ランプ挿着部１の内
周に円周対向位置にある一対のＪスロット部８が形成し
てあり、Ｊスロット部８はランプ挿着部１の開口部から
底部９方向へ直線状に伸びる案内溝６と、案内ｆ！４５
の端部を円周方向へ鉤状に曲げた係止溝６から成ってお
り、Ｊスマット部８を形成する為の型逃げ孔または型の
スライド溝は全く形成されていない。

そして、ランプ挿着部１の底部には、一対の端子２８ム
２ＢＢを密に挿通する端子挿通孔２２が穿設されており
、その−側の端子挿通孔２２には、ランプ４０基部４′
の接触部２６と接触するはね接触部２４を有する端子２
ＬＡが装着され、その脚部はフード部２内に突出してい
る。また、その他側の端子押通孔２２には、テンプ挿着
部１の内周に沿って軸方向に形成した溝部に収容され、
その先端がランプ４０基部４′の外周に接触する接触部
２５となる端子２８Ｂが装着され、その脚部はフード部
２内に突出している。

即ち、ランプ挿着部１の底部９ならびに周壁は、端子挿
通孔２２のみを有して気密に形成しである。

そして、フード部２はシールパツキン１１を挿着したワ
イヤハーネス１４端の防水コネクタ１Ｂを、直接受は入
れ、前記の端子２８　Ａ　２８　Ｂとワイヤハーネス１
４の電線を直接接続する防水状のテンブソケ、）に構成
される。

なお、本実施例における前記のＪスリット部８は、第１
図００様に、横断面がランプ挿着部ｌの中心方向に向っ
て拡幅する台形状横断面に形成しである。

以上の本発明のランプソケ、）Ｋよると、ランプ挿着部
１には、型抜き孔等の貫通部位が存在しないので、防水
機能が格段に向上する作用がある。

さらに、前記実施例のＪスロット部８は、前記の台形状
の横断形状を有するので、ランプ４の係止ピン２７が挿
入し易くなると共に１係止ビン２７とＪスロット部８の
周縁との擦摺による損傷を防止する作用がある。

つぎに１前記のランプソケットの成形方法につ怜　　　
　　いて説明する。その一実施例を示す第８〜４図にお
いて、第８図はそれに用いるコア捜、第４図は成形され
たランプ挿着部を示している。まず、本発明の成形方法
の成形型は、ランプ挿着部１の凹部成形用として、ラン
プ挿着部１の凹部周壁に沿つた外形を有する横断面円形
のコア型１５が用いられ、コア型１５には、ランプ挿着
部１の周壁に溝状に形成すべきＪスリット部用のスライ
ド型１６　Ａ　１６Ｂがコア型１５０細心１５’ＩＣ対
して対称に組入れてあり、スライド型１６Ａ１６Ｂはコ
ア型１５の半径方向にステイト自在に構成されている。

即ち、ステイト型１６１１６Ｂは形成すべきＪスロット
部の平＠形状と同一の横断形状を有する薄板体を成し、
Ｊスロット部の案内溝５を形成する直板部１６′と係止
溝６を形成すべき鉤形部１６シ連続した鉤状を有し、コ
ア鳳！６に設けたスロット部に組入れである。

そして、スライド型１６　Ａ　１６　Ｅの端部が対向す
る細心１５′上には、軸心１５′上を進退自在に構成さ
れ、先端に先細方向のテーパ一部１８を有するスペーサ
体１７が挿着してあり、そのテーパ一部１８とスライド
型１６ム１６Ｂ端部のテーパーが当接している。さらに
、スライド型１６　Ａ　１６　Ｂの図示右方の端部は、
形成すべきランプ挿着部１の開口部より外方に伸設され
、その伸設端にはボス部１９が形成され、ボス部１９は
固定した案内部２１と、前記のスペーサ体１７のテーパ
一部１８と同一方向のテーパ一部２０によって接合して
いる。

そして、以上のコア型１５を用いて、本発明の成形方法
は以下の様に行われる。即ち、第８図０のように、最初
にスライド型１６ム１６Ｂを形成すべきＪスロット部の
溝深さに一致した高さに１コア塵１５の表面から突き出
した状態にセ、トシ、当該ランプソケットを樹脂成形す
べき成形型が準備される。なお、ランプソケットの外形
用の成形型は（図示しない）、従来手段と同一のものが
用いられる。

続いて、第３図（イ）の様に、ランプソケットが成形さ
れると、スペーサ体１７が軸心１５Ｖ：、沿って図示矢
印Ｃ方向に後退し、スライド型１６１１６　Ｂの細心１
５′方向へのスライドを許容する状態にする。

そして、スライド型１６　Ａ　１６　Ｂを含むコア型１
５を図示矢印り方向に前進させ、スライド型１６　Ａ　
１６　Ｂを案内部２１と接合するテーパ一部２０によっ
て強制スライドさせ、スライド型１６ム１６Ｂをコア型
１５０軸心１６’の方向、即ち半径方向へ縮径させてス
ライドさせる。

そして、スライド型１６ム１６Ｂをコア型１５内へ完全
にスライド収納して、コア型１５かもランプソケットを
離散させるときの有害な突起物を除去する。

しかるのち、成形したランプソケットを離型し、ランプ
挿着部１にＪスミ、）部８を形成した第４図示のランプ
ソケットを成形する。

以上の本発明の成形方法によると、Ｊスロット部８を成
形するスライド型１６ム１６Ｂが、成形したランプ挿着
部１の離型時に、コア型１５内にスライド収納されるの
で、ランプ挿着部１の周壁や底部に形抜き孔を貫通させ
ることなくランプソケットが樹脂成形できる。

なお、本発明の成形方法は、前記実施例のみではなく、
ランプソケットの離型時に障害とならない案内＃５の成
形型をコア型１６の表面に隆設し、スライド型１６　Ａ
　１６　Ｂは係止溝６の専用型にして成形しても良い。

「売可の効果」以上の様に本発明のランプソケットならびにその成形方
法によると、ランプ挿着部１の周壁や底部を貫通する型
抜き孔が全く存在しないので、当該ランプソケットの防
水性能が向上し、従来技術における二重構造や、フード
部２０大形化等の必要がなく、ランプソケット構造が一
層シンプル化し小形化する。

さらに、防水性能の向上に伴って、例えば前記したラン
プ挿着部１外周のシールバ、キン１１の位置は自由に選
択できるので、当該ランプソケットの設計自由度が向上
すると共に１第２図示の様にワイヤハーネス１４とラン
プソケットとの直接接続構成が可能になり、従来のリー
ド！１２やリード線１２側の防水コネクタも省略できる
ので、ランプソケットの接続構成の部品点数が減少する
と共に、接続スペースも少くなる。

や以上の様に本発明はランプソケットの防水機能を格段に
向上し、併せてランプソケットの設計自

【図面の簡単な説明】

第１図：本発明一実施例のランプソケットの構造を示し
、得はその正面断面図、（至）はその右側面図、０はそ
の左側面図、ηはそのＪスロット部の横断面図、第２図
：第１図実施例のランプソケットの使用状態を示す正面
図− 第８図一本発明一実施例の成形方法に用いるコア型を示
し、（イ）はその正面断面図、（至）は淘のコア型の平
面図、０は内のムム断面図、０は（イ）のＢＢ断面図、
第４図：第８図のコア型でｔｃ形したランプソケットを
示し、（イ）はその正面断面図、（至）はに）のＣＣ端
面図、第５図＝従来の成形方法によるランプソケットを
示し、に）はその正面図、０はに）の横断図、０は（イ
）の左側面図、０は四の外形を示す正面図、第６図：従
来のランプソケットの接続構造を示す正面図主な符号、１：ランプ挿着部、２：７−ド部、ａ：Ｊ字
形スロット部、４：ランプ、６；案内溝、６：係止溝、
８．１０＋型抜き孔、９：底部、Ｉｆシールパツキン、
１８：防水コネクタ、１４：ワイヤハーネス、１５：コ
ア型、１６ム１６Ｂニスライド屋、１７：スペーサ体、
１８．２０：テーパ一部、１９：ボス部、２１：案内部
、２２°：端子挿通孔、２８ム２８Ｂ：端子、２４．２
５：接触部、２７；係止ピン特許出願人　　　　　株式
会社小糸製作所（ほか２名）代理人弁理士　　　　　　
岡　　　　賢　　　美第ｔ５２＋（Ａ）（Ｃ）（Ｂ）（Ｄ）第３１り１１６Ａ第４　図（Ａ）ＣＢ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ランプ係止用の一対のＪ字形スロット部をランプ
挿着部の内壁に設けると共に、前記ランプ挿着部は、底
部に端子挿通孔のみを有して底部ならびに周壁が気密に
形成された構造を特徴とするランプソケット。
（２）ランプ挿着部の中心に向って拡幅する台形状横断
面のＪ字形スロット部を設けた特許請求の範囲第（１）
項記載のランプソケット。
（３）ランプ係止用の一対のＪ字形スロット部をランプ
挿着部の内壁に有するランプソケットを樹脂成形するに
おいて、前記Ｊ字形スロット部の成形用の一対のスライ
ド型を半径方向にスライド自在に組入れたコア型を用い
、前記スライド型を前記コア型表面より所要高さに突き
出しセットして前記ランプ挿着部を成形し、しかるのち
、前記スライド型を前記コア型内にスライド収容し、成
形したランプ挿着部を離型させることを特徴とするラン
プソケットの成形方法。