JPS6196144A - エンジンの回転速度制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車その他の動力装置であるエンジンの回転
速度を制御するガバナ機構を具えた回転速度制御装置に
関するものである。

従来技術とその問題点 エンジンのガバナ機構として遠心力などを利用した機械
式のものと吸入空気を利用した空気式のものとが一般に
知られているが、応答速度が遅く且つエンジン回転速度
の正確な制御が困難である。

また１Ｍ流電動機に類似構造のアクチュエータで吸気系
の絞り弁を全閉から最大開度まで制御しエンジン回転速
度が規定以上となったときエンジンを停止することも考
えられているが（特公昭５６−１３１７８号公報）、こ
の公報に開示されている技術手段は例えば発電機駆動用
エンジンを任意の設定回転数に制御するものであるため
１回転速度を広範囲に亘って自由に変更する自動車用エ
ンジンなどにそのまま適用することはできないばかりか
。

従来のガバナ［１を用いてアイドル時のエンジン回転速
度を制御することは不可能であった。

本発明はエンジンの負荷に関係なく回転速度をアイドル
時を含めて正確に制御でき、且つ所定の最高回転速度以
下では運転者による自由な運転を行わせることができる
回転速度割判装置を提供するものであって、吸気系の絞
り弁を取付けた絞り弁軸に固着されたアームおよび回転
自由に支承された絞り弁作動用のレバーと、出力軸が軸
線方向へ往復動するアクチュエータと、アイドルストッ
パとを具え、前記レバーを絞り弁開閉方向へ操作したと
き前記アームが追従して回動し、前記出力軸は前記アー
ムの所定以上の開弁方向の動きを阻止し、また前記アイ
ドルストッパは前記レバーの所定以下の閉弁方向の動き
を阻止するように構成したことによって前記問題点を解
決するための手段とした。

実　　施　　例 本発明の実施例を図面に基いて説明する。

エンジンの吸気系に設けられた絞シ弁ｌを固着した絞り
弁軸２に絞シ弁作動用のレバー３が回転自由に支承され
ているとともにアーム４が固着され、またレバー戻しば
ね５とアーム作動ばね６とが絞り弁軸２に緩く嵌められ
ている。レバー３は運転者が操作する例えばアクセルペ
ダルにアクセルワイヤ７によって連結されているととも
に突起３＾を有し、またアーム４は板状の当り部４ａと
爪４ｂとを有している。　　　　　・ アクセルペダルを踏込んでアクセルワイヤ７を引張り、
レバー３を第１図反時計方向へ回動すると１両端をレバ
ー３およびアーム４に係合したアーム作動ばね６を介し
てアーム４がレバー３と一緒に回動し、絞り弁１は開度
増大方向に回動させられエンジンの回転速度が上昇する
。アクセルペダルを戻してアクセルワイヤ７を緩めると
レバー３はレバー戻しばね５の作用で時計方向へ回動し
、突起３ａが爪４ｂを押してアーム４をレバー３と一緒
に回動じ、絞り弁１は＋？ｉＪ度桟少方向に回動させら
れエンジンの回転速度は低下する。

絞り弁軸２の延長上に絞り弁１の開度検出器８が設醸さ
れ、その入力軸９に固着した腕１０がレバー３に突設し
た杆１１と係合してレバー３の動き即ち絞り弁ｌの開度
を前記検出器８に検知させる。この開度検出器８とエン
ジンの回転速度検出４１２からの出力信号は電子式の制
御ユニット１３に間断なく連続的に送られ、この制御ユ
ニット１３から絞り弁１の開度に対応する駆動信号およ
びエンジンの回転速度を所定値以下とする駆動信号がス
テップモータで構成されたアクチュエータ１４に出力さ
れる。

アクチュエータ１４はケーンング１５に円周方向等間隔
で内蔵配置した複数個の電磁石からなる固定子１６とそ
の中心に置いた円筒形の永久磁石からなる回転子１７と
を具え１回転子１７はクーシング１５に回転自由に支承
した芯材１８に固着されているとともに、この芯材１８
の中心のねじ孔にケーンフグ１５ヘキイ結合した出力軸
１９のねじ部２０が螺装され、この出力軸１９の先端が
アーム４の当り部４ａに接するようになっている。

固定子１６を構成する電磁石のコイルにパルスからなる
駆動信号を順次供給して磁束の発生個所を円周方向へ移
動させ回転子１７との間に反発力を生じさせることによ
って（ｆｊＪ転子１７と芯材１８とを一体に回転させる
と、パルスの一個の波を一個のコイルに送ることによっ
て回転子１７は隣り合った電磁石の間隔に相当する角層
だけ回転し、従って出力軸１９はパルスの波数に応じた
回転子１７の回転角度だけ回転しねじ＠２０のねじピッ
チによつ℃定まる距離だげ軸線方向へ往復動するもので
、その移動方向はコイルへの通電ｌ１Ｌ１序によって決
定される。

レバー３が絞０井ｌの開度増大方向に回動するとき、こ
れに追従するアーム４がその当り部４ａが出力軸１９の
先端に循ることによって停止するとレバー３のみが回動
する。このレバー３の動きは開度検出器８が検知して制
御ユニツ）１３に出力信号を送っているので、レバー３
に対応する位置に絞り弁１を開かせるように駆動信号が
アクチュエータ１４に送られ出力軸１９は第１図左方へ
移動させられ、従つ℃アーム４はレバー３と実質的に一
柘に回動して絞り弁ｌを開かせるので娶る。

レバー３が絞り升ｌの開度減少方向に回動するときアク
チュエータ１４はＳｒ１記と反対方向に駆動され、出力
軸１９は第１図右方へ移ｆｆｊしてアーム４に追従する
。

・　　絞り弁１の開度が増大してエンジンの回転速度が
予め設定した所定値以上となったとき。

回転速度検出器１２から制御ユニット１３に送られる出
力信号によって絞り弁１０開度に関係なくアクチュエー
タ１４を反対方向に駆動する駆１り信会をアクチュエー
タ１４に送り、出力軸１９が当り部４１を押すことによ
つ曵アーム４を逆に絞り弁１　（’）　ｔＲｊ度減少方
向へ少し回動させ。

エンジンの回転速度を一定値よりも低い成る回転速度に
保持するのである。即ち、レバー３、アーム４．アクチ
ュエータ１４からなるガバナ機構によってエンジ／の回
転速度制御が行われるＣである。この場合１回転速度検
出器１２からの出力９号によってはアクチュエータ１４
を停しヒしてアーム４の開弁方向の動きを阻止し絞り弁
１の開度を一定とし回転述匪を一定値に保持させること
もある。

絞り弁軸２を支承した吸気系の胴体２１には棒状のアイ
ドルストッパ２２が突設してあって。

レバー戻しばね５の作用でレバー３がアーム４を押しな
から閉弁方向に回動し、絞り弁１が所定開度問ちアイド
ル時に電気負荷などが発生しても二／）ンを所定のアイ
ドル回転速度に維持できる開度まで閉じたとき突起３ａ
がこのアイドルストッパ２２に向ってそれ以上の閉弁方
向の動きが阻止される。

レバー３がアイドルストツバ２２に（“Ｓつたとき、こ
のレバー３の位置は開度検出器８によって制御ユニット
１３へ送られているのでアイドル状態であることが判断
され、所定のエンジン匣１転速度と１でるように出力柵
１１９によってアーム４を史に開度・１攬少方向へ押し
絞り弁１を所定のアイドル開度とするのである。出力＠
１９を第１図左方へ移動するとアーム作動ばね６の作用
でアーム４を開度増大方向へ回動し、従って絞り弁ｌの
アイドル開度は任意に１！ＩＰ：される。

本発明によると、出力軸が軸線方向へ往復動するアクチ
ュエータを具え、！２り弁軸に固着したアームに出力軸
を追従させる動作をエンジンの所定回転速度以上で停止
させるようにしたので、エンジン負荷即ち絞り弁の開度
に関係なく回転速度を正確に制御でき、且つ所定回転速
度以下では運転者による自由な運転が行えるのでちる、
また、前記アームな追従させる絞り弁作動用のレバーの
所定以下の閉弁方向の動きを阻止するアイドルストッパ
を具え、レバーを停止させた後はアームをアクチュエー
タによって更に閉弁方向へ回動させられるようにしたの
で、常に安定したアイドル運転を行わせるように絞り弁
のアイドル開度をｔＡ整することが可能となるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図をま本発明の’ｓｑ例を示す一部切旺した正面図
、第２図は側面図である。 １・・・・・・絞り弁、２・・・・・・絞り弁軸、３・
・・・・・レバー、４・・・・・・アーム、６・・・・
・・アーム作動ばね。 ８・・・・・・開度検出器、１２・・・・・・口伝速度
検出器。 １３・・・・・弓同ｎユニット、１４・・・・・・アク
チュエータ。 １９・・・・・・出力軸、２２・・・−・アイドルスト
ッパ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 吸気系の絞り弁を取付けた絞り弁軸に固着 されたアームおよび回転自由に支承された絞り弁作動用
   のレバーと、出力軸が軸線方向へ往復動するアクチュエ
   ータと、アイドルストッパとを具え、前記レバーを絞り
   弁開閉方向へ操作したとき前記アームが追従して回動し
   、前記出力軸は前記アームの所定以上の開弁方向の動き
   を阻止し、また前記アイドルストッパは前記レバーの所
   定以下の閉弁方向の動きを阻止するように構成されてい
   ることを特徴とするエンジンの回転速度制御装置。