JPS619594A - 防錆鋼板 - Google Patents

防錆鋼板

Info

Publication number
JPS619594A
JPS619594A JP13178484A JP13178484A JPS619594A JP S619594 A JPS619594 A JP S619594A JP 13178484 A JP13178484 A JP 13178484A JP 13178484 A JP13178484 A JP 13178484A JP S619594 A JPS619594 A JP S619594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating
steel sheet
zinc
corrosion
galvanizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13178484A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Yoshioka
吉岡 慎一
Mitsuhiro Wakuta
充啓 涌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Daihatsu Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd, Daihatsu Kogyo KK filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP13178484A priority Critical patent/JPS619594A/ja
Publication of JPS619594A publication Critical patent/JPS619594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は車両などに用いられる防錆鋼板に関する。さら
に詳しくは、両面に同種または異種の差厚メッキを施し
てなる防錆鋼板に関する。
[従来の技術] 従来より、車両の防錆対策として各種防錆鋼板が使用さ
れているが、これらは鋼板の表裏両面に同種の同一厚さ
のメッキを施したものである。たとえば表裏両面に20
g 7m 2の亜鉛−ニッケル合金メッキを施したもの
である。
し発明が解決しようとする問題点] 車両などの外板の腐食には、合せ錆、端面鋼、チッピン
グ錆などの外観腐食とすき間腐食などの穴アキ腐食があ
る。
しかし従来の表裏両面に同種の同一厚さのメッキを施し
た防錆鋼板では前記の外観腐食と穴アキ腐食をともに充
分に防止することが困難である。
本発明の目的は前記の点に鑑みて、鋼板の外表面におけ
る外観腐食と内表面における穴アキ腐食に対してともに
有効な耐食性を有する防錆鋼板を提供するにある。
E問題点を解決するための手段] 本発明は、鋼板の外表面に5〜15g 7m 2の亜鉛
複合メッキを施し、内表面に20〜45g/―2の亜鉛
メッキまたは亜鉛複合メッキを施してなる防錆鋼板に関
する。
ここで鋼板の外表面とは、鋼板を車両などの外板として
使用するばあいに外部に現われる面をいい、内表面とは
外部に現われない面をいう。
[実施態様] 本発明は前記のごとく鋼板の両面に差厚メッキを施すも
のである。
鋼板の外表面については、溶接性の点からはメッキ皮膜
量は少ない方がよく、・また外観腐食に対してはとくに
大きなメッキ皮膜量は要求されない。さらに外表面のメ
ッキは塗膜密着性および塗装仕上り品質の良好なことが
要求される。
また鋼板の内表面については、穴アキ腐食に対処するた
めメッキ皮膜量の多い方がよい。一方、塗膜密着性は外
表面はど要求されず、塗装仕上り品質は要求されない。
さらにスクラップ処理(プレス廃材を溶解し再処理する
こと)を考慮すると、内外両面のメッキ皮膜量のトータ
ル量は少ない方が好ましい。
前記のことを考慮して、本発明においては、塗膜密着性
および塗装仕上り品質の良好な亜鉛複合メッキを、外表
面には外観腐食に対して有効な皮膜量である5〜15g
 /va 2で施し、内表面には穴アキ腐食に対して有
効な皮膜量である20〜45/−2で施す。
なお内表面にはとくに良好な塗膜密着性および塗装仕上
り品質が要求されないので、亜鉛複合メッキにかえて亜
鉛メッキを施してもよい。
さらに外表面には亜鉛−鉄合金メッキなどの塗膜密着性
のとくにすぐれた亜鉛複合メッキを施し、内表面には穴
アキ腐食に対してとくに有効な亜鉛−アルミニウム合金
メッキなどの亜鉛複合メッキを施すなど、内外両面に異
種の差厚メッキを施してもよい。
鋼板の内表面に施す亜鉛メッキとしては電気亜鉛メッキ
、溶融亜鉛メッキ、合金化溶融亜鉛メッキがあげられ、
亜鉛複合メッキとしては亜鉛−ニッケル合金メッキ、亜
鉛−アルミニウム合金メッキ、亜鉛−鉄合金メッキなど
の亜鉛合金メッキなどがあげられる。
内表面に施す亜鉛メッキまたは亜鉛複合メッキの皮膜量
は20〜45g /s 2の範囲が好ましい。
皮膜量が20g /ra 2より少ないと穴アキ腐食に
対しての耐食性に乏しい。一方、459 /I 2より
多くしても耐食性はそれ以上向上しない。
鋼板の外表面に施す亜鉛複合メッキとしては亜鉛−鉄合
金メッキ、亜鉛−ニッケル合金メッキなどがあげられる
。とくに亜鉛−鉄合金メッキが好ましく、なかでも鉄の
含有量が50〜85%のものが好ましい。
外表面に施す亜鉛複合メッキの皮膜量は5〜15g 7
m 2の範囲が好ましい。皮膜量が5g/m2より少な
いと外観腐食に対する耐食性が充分でない。一方15(
J/12より多くしても耐食性はそれ以上向上しない。
鋼板の内外両面に同種または異種の差厚メッキを施すに
はたとえばつぎのようにすればよい。
たとえば連続法により鋼板の外表面に亜鉛複合メッキを
、内表面に亜鉛メッキを施すばあいは、第1図に示され
るように、鋼板のロール(1)から鋼板(aを巻きもど
しながら、その片面(外表面となる面)を亜鉛複合メッ
キ浴(3)のメッキ液表面と接触させながら走行させて
亜鉛複合メッキを施し、ついで反転装置(4)で反転さ
せたのち鋼板の他面(内表面となる面)を亜鉛メッキ浴
(5)のメッキ液表面と接触させながら走行させて亜鉛
メッキを施すようにすればよい。
本発明の防錆鋼板は自動車車体の外板、フェンダ−、フ
ード、ドアなどに有利に使用される。
自動車車体に用いるばあいは、車体に組立てたσ1、脱
脂処理、リン酸塩化成処理などを施したのち、内外両面
に電着塗装を施し、そののち外表面に中塗り塗装、上塗
り塗装を施す。
[実施例] つぎに実施例および比較例をあげて本発明を説明する。
実施例1 厚さ0.8mmの鋼板の内表面に40g /la 2の
亜鉛メッキを、外表面に10(1/l 2の鉄−亜鉛合
金メッキ(鉄含有率80%)を下記の条件で施した。
E亜鉛メッキ] メッキ浴組成:硫酸亜鉛 メッキ浴温:30〜50℃ 電流密度:30〜1GOA / dm2メッキ時@ :
 10秒 [鉄−亜鉛合金メッキ] メッキ浴組成:硫酸亜鉛、硫酸鉄 メッキ浴温:30〜5−0℃ 電流密度=30〜100A / dm2メッキ時間=1
0秒 えられたメッキ鋼板に下記の条件でリン酸塩化成処理(
ディップ処理)および電着塗装を施した。
[リン酸塩化成処理] 処理液組成ニリン酸亜鉛 処理温度=50℃ 処理時間:2分 [電着塗装] 塗料:アニオンED(関西ペイント(株)製) 塗膜厚さ:内表面10μ 外表面20μ 焼付条件:110℃×20分 ついで外表面につぎの条件で中塗り塗装および上塗り塗
装を行なった。
E中塗り塗装] 塗料:メラミン−アルキド樹脂(グレー)塗膜厚さ=2
5〜30μ 焼付条件=140℃×18分 [上塗り塗装] 塗料:メラミン−アルキド樹脂(白) 塗膜厚さ:30〜35μ 焼付条件=140℃×18分 えられた塗装試験片(70μm x150mm )につ
いて下記の耐食性試験を行なった。
[内表面] 試験片の周囲をテープでマスキングしたのち、10μの
電着塗膜を施した面について、つぎの5種の処理を1サ
イクル(1サイクル/日)として60サイクル行なった
(1)塩水噴−12時間 (2)冷温(−10℃)条件下に放置、2時間(3)熱
風乾燥、60℃×1時間 (4)室温放置、4時間 (5)湿箱(50℃、95%RH)内に放置、15時間 そののち発生した鏑を落し、板厚減少をマイクロメータ
ーで測定した。
[外表面] (A)塩水噴霧試験 中塗り、上塗り塗装を施す前の厚さ20μの電着塗膜を
設けた面にクロスカットを入れ、塩水噴霧試験を480
時間行なったのち、クロスカット部からのフクレ幅を測
定した。
(B)両点錆性試験 20μの電着塗膜を設け、そのうえに中塗り、上塗り塗
膜を設けた面にチップ錆を25点入れたものについて、
つぎの3種の処理を1サイクル(1サイクル/168時
III)として4サイクル行なった。
(1)塩水噴霧、24時間 (2)湿箱(40℃、85%RH)内に放置、120時
間 (3)室温放置、24時間 そののち点錆径を測定した。
前記耐食性試験の結果を第1表に示す。
実施例2 鋼板の内表面に30o /m 2の亜鉛−ニッケル合金
メッキ施し、外表面に7g/s2の鉄−亜鉛合金メッキ
(鉄含有率50%)を施したほかは実施例1と同様にし
て試験を行なった。
結果を第1表に示す。
比較例1 内表面の亜鉛メッキの皮膜量を20o /12に、外表
面の鉄−亜鉛メッキの皮膜量を3tll/It2に変更
したほかは実施例1と同様に試験を行なった。
結果を第1表に示す。
比較例2 メッキ鋼板として市販の、両面に40g /12の電気
亜鉛メッキを施したものを用いたほかは実施例1と同様
に試験を行なった。
結果を第1表に示す。
[以下余白]
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防錆鋼板をうるためのメッキ方法の一
例を示−す説明図である。 (図面の符号) (1):鋼板ロール (2):鋼板 (3):亜鉛複合メッキ浴 [41:反転装置 (5):亜鉛メッキ浴 (印8−Jうτ 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋼板の外表面に5〜15g/m^2の亜鉛複合メッ
    キを施し、内表面に20〜45g/m^2の亜鉛メッキ
    または亜鉛複合メッキを施してなる防錆鋼板。
JP13178484A 1984-06-25 1984-06-25 防錆鋼板 Pending JPS619594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13178484A JPS619594A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 防錆鋼板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13178484A JPS619594A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 防錆鋼板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS619594A true JPS619594A (ja) 1986-01-17

Family

ID=15066063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13178484A Pending JPS619594A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 防錆鋼板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS619594A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319578A (ja) * 1986-07-11 1988-01-27 Nec Corp レ−ダ−表示方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319578A (ja) * 1986-07-11 1988-01-27 Nec Corp レ−ダ−表示方式

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS589965A (ja) 高耐食性表面処理鋼板
US6623868B1 (en) Galvanized steel for use in vehicle body
KR890001109B1 (ko) 내식성등에 뛰어난 Zn-Fe-P 계 합금전기도금강판
JPS6320315B2 (ja)
JPH0494928A (ja) 高耐食性制振鋼板
JPS619594A (ja) 防錆鋼板
JPH0525679A (ja) 耐衝撃密着性に優れた高耐食性表面処理鋼板
JPS58204193A (ja) 表面処理鋼板
JPH0210236B2 (ja)
JPS5996291A (ja) 亜鉛系片面めつき鋼板
JPS5941515B2 (ja) 自動車用部分表面処理鋼板
JPS58100691A (ja) 高耐食性表面処理鋼板
JPH0249397B2 (ja) Kotaishokuseihyomenshorikohan
JP2002371371A (ja) 表裏識別性に優れたリン酸塩処理亜鉛系メッキ鋼板
JPH028036B2 (ja)
JPS6240398A (ja) 高耐食性二層めつき鋼板
JPH05179424A (ja) 表裏異種めっき鋼板
JPS6244594A (ja) 自動車用高耐食性表面処理鋼板
JPH0427538A (ja) 耐低温チッピング性および耐塗膜剥離性に優れた表面処理鋼板
JPH11310895A (ja) 亜鉛系電気めっき鋼板の製造方法
JPS60159176A (ja) 多層メツキ鋼板
JPS58224194A (ja) 塗膜の二次密着性に優れた表面処理鋼板
JPH0472077A (ja) めっき鋼板の耐低温チッピング性改善方法
JPS5881991A (ja) 塗装適合性にすぐれた片面亜鉛系電気メツキ鋼板
JPS6254198B2 (ja)