JPS619483A - 流出油処理剤組成物 - Google Patents
流出油処理剤組成物Info
- Publication number
- JPS619483A JPS619483A JP59128428A JP12842884A JPS619483A JP S619483 A JPS619483 A JP S619483A JP 59128428 A JP59128428 A JP 59128428A JP 12842884 A JP12842884 A JP 12842884A JP S619483 A JPS619483 A JP S619483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- water
- oxyethylene
- oil
- fatty acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は河川、海等水面に流れ出た油を乳化分散処理す
るための流出油処理剤に関するものである。
るための流出油処理剤に関するものである。
更に詳しくは活性分としてアニオン界面活性剤′ を誉
まずノニオン界面活性剤のみから成るにもかかわらず、
アニオン界面活性剤を含む乳化分散性能の優れた既存品
に勝る乳化分散性能を有し、低毒性であり、かつ海水お
よび清水に希釈できる水溶性型であるため安全性および
経済的にも有利な流出油処理剤に関するものである。
まずノニオン界面活性剤のみから成るにもかかわらず、
アニオン界面活性剤を含む乳化分散性能の優れた既存品
に勝る乳化分散性能を有し、低毒性であり、かつ海水お
よび清水に希釈できる水溶性型であるため安全性および
経済的にも有利な流出油処理剤に関するものである。
一般に河川、°海洋等に流出した原油、重油等の油を処
理するには、まずオイルフェンス等で流出油の拡散を防
ぎ、油回収装置や油吸着材を使って機械的、物理的方法
で回収する。場合によっては油ゲル化剤を用いてその回
収作業を容易にするこきも行なわれる。しかる後に回収
しきれない油を流出油処理剤で乳化分散することにより
処理するのが基本であり望ましい方法とされている。し
かしながら油の流出現場や状況によっては上記の機械的
、物理的方法による処理が困難であったり、不適当であ
ったりする場合には、直接流出油処理剤による化学的処
理が行なわれる。いずれにしても流出油処理剤の使用が
魚貝類、゛海苔等の水産資源へ悪影響をおよぼさないこ
とが雫まれ、国内外の流出油処理剤の形式承認やライセ
ンス取得には、その乳化分散性能と並んで毒性、生分解
性が問われる。
理するには、まずオイルフェンス等で流出油の拡散を防
ぎ、油回収装置や油吸着材を使って機械的、物理的方法
で回収する。場合によっては油ゲル化剤を用いてその回
収作業を容易にするこきも行なわれる。しかる後に回収
しきれない油を流出油処理剤で乳化分散することにより
処理するのが基本であり望ましい方法とされている。し
かしながら油の流出現場や状況によっては上記の機械的
、物理的方法による処理が困難であったり、不適当であ
ったりする場合には、直接流出油処理剤による化学的処
理が行なわれる。いずれにしても流出油処理剤の使用が
魚貝類、゛海苔等の水産資源へ悪影響をおよぼさないこ
とが雫まれ、国内外の流出油処理剤の形式承認やライセ
ンス取得には、その乳化分散性能と並んで毒性、生分解
性が問われる。
現在流出油処理剤として世界的に広く使用されゝている
薬剤には乳化分散性能を向上させるために、低い界面張
力と強い浸透性を有するアニオン界面活性剤が含まれて
おり、これが必然的に流出油処理剤の毒性を高めている
。また活性分がノニオン界面活性剤のみから成る低毒性
の流出油処理剤も用いられてはいるが、その乳化分散性
能は明らかに前者に劣るのが現状であり、一般にn−パ
ラフィン系溶剤を用いているため安全性および経済的に
も不利である。
薬剤には乳化分散性能を向上させるために、低い界面張
力と強い浸透性を有するアニオン界面活性剤が含まれて
おり、これが必然的に流出油処理剤の毒性を高めている
。また活性分がノニオン界面活性剤のみから成る低毒性
の流出油処理剤も用いられてはいるが、その乳化分散性
能は明らかに前者に劣るのが現状であり、一般にn−パ
ラフィン系溶剤を用いているため安全性および経済的に
も不利である。
現在使用されている流出油処理剤は、ラインプロポーシ
ョナー等により海水に希釈しながら流出油表面に散布し
た場合に、十分な乳化分散性能を出すためには自然の波
や風によるゆるやかな攪拌だけでは不十分で小型船舶の
スクリュー等による強い攪拌が必要である。このことは
広範囲にわたる流出油の処理においては多大のエネルギ
ーと時間を要することになる。
ョナー等により海水に希釈しながら流出油表面に散布し
た場合に、十分な乳化分散性能を出すためには自然の波
や風によるゆるやかな攪拌だけでは不十分で小型船舶の
スクリュー等による強い攪拌が必要である。このことは
広範囲にわたる流出油の処理においては多大のエネルギ
ーと時間を要することになる。
かかるゆるやかな攪拌条件でも十分な乳化分散性能を有
し、かつ低毒性の流出油処理剤は本発明において初めて
到達されたものである。
し、かつ低毒性の流出油処理剤は本発明において初めて
到達されたものである。
即ち、本発明者等は従来品の欠点を改善するため鋭意研
究を行い本発明を完成した。即ち、下記り一般式(AI CH,−0−(RO)n、4 CH−0−(RO)n!−4? CH−o−(Ro)n、−* cH,−o−(Ro)n、−i? (式中(RO)はオキシエチレンまたはオキシエチレン
とオキシプロピレンの混合物’E、nt−n、は(RO
)の付加モル数でその合計が10で、Rへま炭素数11
−21のアルキル基またはアルケニル基を表わす。) で表わされるポリオキシアルキレンソルビトール脂肪酸
エステル(Alと下記一般式(Bl(式中(RO)はオ
キシエチレンまたはオキシエチレンとオキシプロピレン
の混合物を、”l−n、は(RO)の付加モル数でその
合計が5−35を、ビはHまたは−(p−R1をそれぞ
れ表わす0式中3個のIのうち少なくとも1個が+F、
−R#で、Blは炭素数11−21のアルキル基または
アルケニル基を表わす。) または (式中(RO)はオキシエチレンまたはオキシエチレン
とオキシプロピレンの混合物を、n1O−n□は(RO
)の付加モル数でn1oまたは”II数11−21のア
ルキル基またはアルケニル基を表わす、) で表わされるポリオキシアルキレンソルビトール脂肪酸
エステル(B−1またはB−2)およびソルビタンモノ
オレエートの以上3種のノニオン界面活性剤またはそれ
にポリオキシエチレンソルビタントリオレエートを加え
た以上4種のノニオン界面活性剤をHLBが10−11
の範囲にあるように配合することからなるノニオン界面
活性剤2G−60重量%、水溶性溶剤2〇−65重量%
および水0−30重量%から成ることを特徴とするノニ
オン型水溶性流出油処理剤組成物に関するもので本発明
の流出油処理剤組成物を用いることを特徴とする流出油
処理方法で後述の実施例でも明らかなように、攪拌の強
弱、使用温度、油種、使用濃度等異なる試験条件で優れ
た乳化分散性能を有する流出油処理剤に関するものであ
る。
究を行い本発明を完成した。即ち、下記り一般式(AI CH,−0−(RO)n、4 CH−0−(RO)n!−4? CH−o−(Ro)n、−* cH,−o−(Ro)n、−i? (式中(RO)はオキシエチレンまたはオキシエチレン
とオキシプロピレンの混合物’E、nt−n、は(RO
)の付加モル数でその合計が10で、Rへま炭素数11
−21のアルキル基またはアルケニル基を表わす。) で表わされるポリオキシアルキレンソルビトール脂肪酸
エステル(Alと下記一般式(Bl(式中(RO)はオ
キシエチレンまたはオキシエチレンとオキシプロピレン
の混合物を、”l−n、は(RO)の付加モル数でその
合計が5−35を、ビはHまたは−(p−R1をそれぞ
れ表わす0式中3個のIのうち少なくとも1個が+F、
−R#で、Blは炭素数11−21のアルキル基または
アルケニル基を表わす。) または (式中(RO)はオキシエチレンまたはオキシエチレン
とオキシプロピレンの混合物を、n1O−n□は(RO
)の付加モル数でn1oまたは”II数11−21のア
ルキル基またはアルケニル基を表わす、) で表わされるポリオキシアルキレンソルビトール脂肪酸
エステル(B−1またはB−2)およびソルビタンモノ
オレエートの以上3種のノニオン界面活性剤またはそれ
にポリオキシエチレンソルビタントリオレエートを加え
た以上4種のノニオン界面活性剤をHLBが10−11
の範囲にあるように配合することからなるノニオン界面
活性剤2G−60重量%、水溶性溶剤2〇−65重量%
および水0−30重量%から成ることを特徴とするノニ
オン型水溶性流出油処理剤組成物に関するもので本発明
の流出油処理剤組成物を用いることを特徴とする流出油
処理方法で後述の実施例でも明らかなように、攪拌の強
弱、使用温度、油種、使用濃度等異なる試験条件で優れ
た乳化分散性能を有する流出油処理剤に関するものであ
る。
流出油処理剤で油を処理する場合に形成されるエマルシ
ョンの粒径は、従来品では数μrn’−10μm程度で
あるためそのエマルションは不安定で乳化後海面上に浮
上しやすいが、本発明品では形成されるエマルションの
粒径が1μm以下と細かいため乳化分散性能が長時間に
わたオン型水溶性流出油処理剤はHLB値が例えば1a
5−14.5のように高い範囲にある。これは従来の処
方の範113では、海水に対する溶解性と乳化性能を両
立させるためには避けられない条件であった0本発明品
がこれら流出油処理剤に比較して乳化分散性能が格段に
優れているのは、前記一般式(A)なる化合物を処方に
組み込み行If′1′請求範囲に示す処方によって、よ
り親油性の範囲(HLB=10−if )でありながら
海水への溶解性も同時に保つことに成功したと換言でき
よう。
ョンの粒径は、従来品では数μrn’−10μm程度で
あるためそのエマルションは不安定で乳化後海面上に浮
上しやすいが、本発明品では形成されるエマルションの
粒径が1μm以下と細かいため乳化分散性能が長時間に
わたオン型水溶性流出油処理剤はHLB値が例えば1a
5−14.5のように高い範囲にある。これは従来の処
方の範113では、海水に対する溶解性と乳化性能を両
立させるためには避けられない条件であった0本発明品
がこれら流出油処理剤に比較して乳化分散性能が格段に
優れているのは、前記一般式(A)なる化合物を処方に
組み込み行If′1′請求範囲に示す処方によって、よ
り親油性の範囲(HLB=10−if )でありながら
海水への溶解性も同時に保つことに成功したと換言でき
よう。
以上述べたように本発明は、従来活性分がノニオンおよ
びアニオン界面活性剤の混合処方によってしか得られな
かりた高い乳化分散性能を更に上回わる流出油処理剤を
ノニオン界面活性剤のみの処方により成し得たものであ
り、特にゆるい攪拌条件で各種原油および重油の乳化分
散性能が優れ、同時にアニオン界面活性剤を含まないた
めに低毒性であり、かつ海水および清水に希釈できる水
溶性型であるため安全性および経済的にも有利な流出油
処理剤に関するものである。
びアニオン界面活性剤の混合処方によってしか得られな
かりた高い乳化分散性能を更に上回わる流出油処理剤を
ノニオン界面活性剤のみの処方により成し得たものであ
り、特にゆるい攪拌条件で各種原油および重油の乳化分
散性能が優れ、同時にアニオン界面活性剤を含まないた
めに低毒性であり、かつ海水および清水に希釈できる水
溶性型であるため安全性および経済的にも有利な流出油
処理剤に関するものである。
前記一般式(A)で表わされるポリオキシアルキレンソ
ルビトール脂肪酸エステルは、ソルビト・、−−ルの脱
水によって生成されるポリアルコールの混合物であるソ
ルビタンと長鎖炭化水素脂肪酸との反応により生成され
るソルビタン脂肪酸エステルに、オキシエチレンを付加
して成る従来のいわゆるTWEENfiのポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステルとは異なり、粉末のソ
ルビトールにオートクレーブ中でオキシアルキレンを付
加し、しかる後に長鎖炭化水素脂肪酸を反応せしめ生成
されるものであり、TWEE型のものがソルビタンに基
因する環状部を有するに対して、環状部を有せず長鎖化
合物であることを特徴とする。
ルビトール脂肪酸エステルは、ソルビト・、−−ルの脱
水によって生成されるポリアルコールの混合物であるソ
ルビタンと長鎖炭化水素脂肪酸との反応により生成され
るソルビタン脂肪酸エステルに、オキシエチレンを付加
して成る従来のいわゆるTWEENfiのポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステルとは異なり、粉末のソ
ルビトールにオートクレーブ中でオキシアルキレンを付
加し、しかる後に長鎖炭化水素脂肪酸を反応せしめ生成
されるものであり、TWEE型のものがソルビタンに基
因する環状部を有するに対して、環状部を有せず長鎖化
合物であることを特徴とする。
ところで、流出油処理剤の乳化分散機構は、水上に浮遊
する油が形成する油膜上に散布された流出油処理剤が、
油膜に浸透し、流出油処理剤中の界面活性剤の親油基あ
るいは親油基群に細かい油粒子が連れられて油水界面へ
拡散し、次に界面活性剤の親水基の働きで水に分散する
と考えられているが、その場合、界面活性剤のHLB
だけでなく構造的因子もまた、油水への配向、乳化それ
に続く分散状態を決定する上で重要である。上記化合物
囚を使用した流出油処理剤の高性能の理由は定かではな
いものの、長鎖化合物である点が環状部を有するものと
叱較してより有効な配向、従りて乳化、分散状態の出現
に寄与しているのではないかと考えられる。
する油が形成する油膜上に散布された流出油処理剤が、
油膜に浸透し、流出油処理剤中の界面活性剤の親油基あ
るいは親油基群に細かい油粒子が連れられて油水界面へ
拡散し、次に界面活性剤の親水基の働きで水に分散する
と考えられているが、その場合、界面活性剤のHLB
だけでなく構造的因子もまた、油水への配向、乳化それ
に続く分散状態を決定する上で重要である。上記化合物
囚を使用した流出油処理剤の高性能の理由は定かではな
いものの、長鎖化合物である点が環状部を有するものと
叱較してより有効な配向、従りて乳化、分散状態の出現
に寄与しているのではないかと考えられる。
ソルビトールへのオキシエチレンまたはオキシエチレン
とオキシプロピレンの混合物の付加昏11オー、トラレ
ープ中で水酸化カリウムを触媒として130±5℃で6
−12時間を要して行なう、化合物(A)中の(RO)
の付加モル数町−n6の合計は1G−50で10未満で
は所定の乳化分散性能を有する流出油処理剤の成分と成
りえ、 ず、50を越えると化合物(囚を用いた流出油
処理剤の粘度が高くなり過ぎて使用上不適当である。オ
キシエチレンとオキシプロピレンの付加方式は、ブロッ
ク付加あるいはランダム付加のどちらでも良い。
とオキシプロピレンの混合物の付加昏11オー、トラレ
ープ中で水酸化カリウムを触媒として130±5℃で6
−12時間を要して行なう、化合物(A)中の(RO)
の付加モル数町−n6の合計は1G−50で10未満で
は所定の乳化分散性能を有する流出油処理剤の成分と成
りえ、 ず、50を越えると化合物(囚を用いた流出油
処理剤の粘度が高くなり過ぎて使用上不適当である。オ
キシエチレンとオキシプロピレンの付加方式は、ブロッ
ク付加あるいはランダム付加のどちらでも良い。
ポリオキシアルキレンソルビトールのエステル化は公知
の合成方法を用いポリオキシアルキレンソルビトールと
脂肪酸を縮合反応せしめることにようて容易に行なえる
。この場合、脂肪酸は炭素数12−22の飽和または不
飽和の長鎖炭化水素脂肪酸であるが、乳化分散性能の点
からオレイン酸が最も好ましい、エステル化度について
は乳化性能の点でジエステル以上にするのが好ましい。
の合成方法を用いポリオキシアルキレンソルビトールと
脂肪酸を縮合反応せしめることにようて容易に行なえる
。この場合、脂肪酸は炭素数12−22の飽和または不
飽和の長鎖炭化水素脂肪酸であるが、乳化分散性能の点
からオレイン酸が最も好ましい、エステル化度について
は乳化性能の点でジエステル以上にするのが好ましい。
また化合物(Nの含有量は流出油処理剤中に15重量%
以上が好ましい。
以上が好ましい。
前記一般式(B−1)または(B−2)で表わされるポ
リオキシアルキレングリセロール脂肪酸エステルは、加
圧条件下で常法により化合物(B−1)の場合にはグリ
セリンにオキシアルキレンを付加した後に脂肪酸でエス
テル化し、化合物(B−2)の場合には逆にグリセリン
を脂肪酸でエステル化した後に加圧条件下でオキシアル
キレンを付加して得られる。
リオキシアルキレングリセロール脂肪酸エステルは、加
圧条件下で常法により化合物(B−1)の場合にはグリ
セリンにオキシアルキレンを付加した後に脂肪酸でエス
テル化し、化合物(B−2)の場合には逆にグリセリン
を脂肪酸でエステル化した後に加圧条件下でオキシアル
キレンを付加して得られる。
いずれの場合でもオキシアルキレンの付加モル数は5−
35で5未満では所定の乳化分散性能を有する流出油処
理剤の成分と成りえず、35を越えると化合物(B−1
−)または(B−2)を用いた流出油処理剤の粘度が高
くなり過ぎて使用上不適当である。オキシエチレンとオ
キシプロピレンの付加方式は、ブロック付加あるいはラ
ンダム付加のどちらでも良い。
35で5未満では所定の乳化分散性能を有する流出油処
理剤の成分と成りえず、35を越えると化合物(B−1
−)または(B−2)を用いた流出油処理剤の粘度が高
くなり過ぎて使用上不適当である。オキシエチレンとオ
キシプロピレンの付加方式は、ブロック付加あるいはラ
ンダム付加のどちらでも良い。
エステル化度は化合物(B−1)の場合には1−3のい
ずれでも良いが、化合物(B−2)の場合にはエステル
化の後の工程で更にオキシアルキレンを付加させるため
に、分子中に少なくとも1個の水酸基を残存させる必要
があるため、モノまたはジエステルとする。
ずれでも良いが、化合物(B−2)の場合にはエステル
化の後の工程で更にオキシアルキレンを付加させるため
に、分子中に少なくとも1個の水酸基を残存させる必要
があるため、モノまたはジエステルとする。
上記ポリオキシアルキレンソルビトール脂肪酸エステル
囚とポリオキシアルキレングリセロル脂肪酸エステル(
B−1またはB−2)の混合物に配合するソルビタンモ
ノオレエートには東邦化学工業■製ツルポン5−80な
どの市販品を用いることができる。また更にポリオキシ
エチレンソルビタントリオレエートを配合する場合には
、オキシエチレンの付加モル数が15−25のものが好
ましく、東邦化学工業■製ツルポンT−85などの市販
品を用いることができる。
囚とポリオキシアルキレングリセロル脂肪酸エステル(
B−1またはB−2)の混合物に配合するソルビタンモ
ノオレエートには東邦化学工業■製ツルポン5−80な
どの市販品を用いることができる。また更にポリオキシ
エチレンソルビタントリオレエートを配合する場合には
、オキシエチレンの付加モル数が15−25のものが好
ましく、東邦化学工業■製ツルポンT−85などの市販
品を用いることができる。
以上説明した3種または4種のノニオン界面活性剤をH
LB値が10−11の範囲lこあるように配合すること
により、低毒性かつ乳化分散性能の優れた流出油処理剤
を提供するこきができる。
LB値が10−11の範囲lこあるように配合すること
により、低毒性かつ乳化分散性能の優れた流出油処理剤
を提供するこきができる。
なお、ノニオン界面活性剤のHLB値は次式を用いて算
出した。
出した。
また、流出油処理剤に含まれるノニオン界面活性剤全体
のHLB値は次式から求めた。
のHLB値は次式から求めた。
(式中Anは各々のノニオン界面活性剤のHLB値で、
σnは各々のノニオン界面活性剤の重量%を表わす、) 水溶性溶剤としてはエタノール、n−プロパツール、イ
ンプロパツール、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテノ堕エチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテルなどであるが、引火点が高い点でジ
エチレングリコールモノメチルエーテル(TOC。
σnは各々のノニオン界面活性剤の重量%を表わす、) 水溶性溶剤としてはエタノール、n−プロパツール、イ
ンプロパツール、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテノ堕エチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテルなどであるが、引火点が高い点でジ
エチレングリコールモノメチルエーテル(TOC。
93℃)およびエチレングリコールモノブチルエーテル
(Toe、74℃)が好ましい。
(Toe、74℃)が好ましい。
本発明になる流出油処理剤の組成分であるノニオン界面
活性剤、水溶性溶剤および水の配合は、流出油処理剤の
乳化分散性能、粘度および海水希釈時の溶解性の3点を
考慮して、ノニオン界面活性剤20−60重量%、水溶
性溶剤2〇−65重1tsおよび水0−30重量係重量
酸ることを特徴とする。
活性剤、水溶性溶剤および水の配合は、流出油処理剤の
乳化分散性能、粘度および海水希釈時の溶解性の3点を
考慮して、ノニオン界面活性剤20−60重量%、水溶
性溶剤2〇−65重1tsおよび水0−30重量係重量
酸ることを特徴とする。
以下ノニオン界面活性剤のうち一般式(A)、(B−1
)および(B−2)で表わされるものにつき合成例を示
す。
)および(B−2)で表わされるものにつき合成例を示
す。
合成例1(一般式((転)で表わされるもの)ソルビト
ール18L2J’(1モル)と水酸化カリウム2.36
17 (0,042モル)をオートクレーブに仕込んだ
後13G℃に昇温する。オキシエチレン1321.5.
s+(30モル)を11時間を要して導入し、続いて2
時間同温度で熟成を行すい、ポリ(30)オキシエチレ
ンソルビトールエーテルを中間体として得、この中間体
1503.719(1モル)とオレイン酸1129.8
F(4モル)および水酸化カリウムZ60JF(O50
46モル)を反応フラスコに入れ、225℃で4時間エ
ステル化を行ない反応生成物2597.4gを得た。
ール18L2J’(1モル)と水酸化カリウム2.36
17 (0,042モル)をオートクレーブに仕込んだ
後13G℃に昇温する。オキシエチレン1321.5.
s+(30モル)を11時間を要して導入し、続いて2
時間同温度で熟成を行すい、ポリ(30)オキシエチレ
ンソルビトールエーテルを中間体として得、この中間体
1503.719(1モル)とオレイン酸1129.8
F(4モル)および水酸化カリウムZ60JF(O50
46モル)を反応フラスコに入れ、225℃で4時間エ
ステル化を行ない反応生成物2597.4gを得た。
合成例2(一般式(S−1)で表わされるもの)グリセ
リン9111F(1モル)と水酸化カリウム0.141
(0,0025モル)をオートクレーブに仕込み加熱
し、減圧下105−115℃で30分間脱水を行なワた
。その後昇温し、オキシエチレン925.1 g(21
モル)を160−170℃で2時間を要して導入し、続
いて1時間同温度で熟成を行ないポリ(21)オキシエ
チレングリセロールエーテルを中間体として得、次にこ
の中間体1017.21F(1モル)とオレイン酸84
7、5 F (3モル)および水酸化カリウム1.53
# (0,027モル)を反応フラスコに入れ22〇−
225℃で5時間エステル化を行ない反応生成物180
EL6gを得た。
リン9111F(1モル)と水酸化カリウム0.141
(0,0025モル)をオートクレーブに仕込み加熱
し、減圧下105−115℃で30分間脱水を行なワた
。その後昇温し、オキシエチレン925.1 g(21
モル)を160−170℃で2時間を要して導入し、続
いて1時間同温度で熟成を行ないポリ(21)オキシエ
チレングリセロールエーテルを中間体として得、次にこ
の中間体1017.21F(1モル)とオレイン酸84
7、5 F (3モル)および水酸化カリウム1.53
# (0,027モル)を反応フラスコに入れ22〇−
225℃で5時間エステル化を行ない反応生成物180
EL6gを得た。
合成例3(一般式(B−2)で表わされるもの)グリセ
リン9LIII(1モル)を反応フラスコに入れ、水酸
化カリウム0.145’ (0,0025モル)七オレ
イン酸28LSII(1モル)を加え加熱し、22G−
225℃で6時間エステル化を行ない、中間体としてグ
リセロールモノオレエートを得、この中間体356.6
1F(1モル)と水酸化カリウム0.53 # (0,
0095モル)をオートクレーブに仕込み加熱し、減圧
下105−115℃で30分間脱水を行なった。その後
昇温し、オキシエチレン24L3II(&5モル)を1
60−170℃で1時間を要して導入し、続いて170
℃で1時間熟成を行ない反応生成物59112Fを得た
。
リン9LIII(1モル)を反応フラスコに入れ、水酸
化カリウム0.145’ (0,0025モル)七オレ
イン酸28LSII(1モル)を加え加熱し、22G−
225℃で6時間エステル化を行ない、中間体としてグ
リセロールモノオレエートを得、この中間体356.6
1F(1モル)と水酸化カリウム0.53 # (0,
0095モル)をオートクレーブに仕込み加熱し、減圧
下105−115℃で30分間脱水を行なった。その後
昇温し、オキシエチレン24L3II(&5モル)を1
60−170℃で1時間を要して導入し、続いて170
℃で1時間熟成を行ない反応生成物59112Fを得た
。
次に合成例で得られたノニオン界面活性剤を用いた実施
4月を示す。
4月を示す。
実施例1
合成例1のノニオン界面活性剤 39.0%合成例
2のノニオン界面活性剤 217%ツルポンS−8
043% エチレングリコールモノブチルエーテル 35
.0%実施例2 合成例1のノニオン界面活性剤 21.8%合成
例2のノニオン界面活性剤 111%ソルボ7T
−ss 10.2%ツルポンS
−8014% エチレングリコールモノブチルエーテル 3
6.4%水
17,1チ実施例3 合成例1のノニオン界面活性剤 2&1%合成例
20ノニオン界面活性剤 L18%ツルポン5−
Bo15% エチレングリコールモノブチルエーテル
3&5%ジエチレングリコールモノメチルエーテル
211チ実施例4 合成例1のノニオン界面活性剤 25.8%合成
例3のノニオン界面活性剤 14゜3%ツルポン
T =85 1LI%ツルポン
S−80Z8% エチレングリコールモノブチルエーテル 4
3.0%水
20チ次に実施例1−4および現在市販の流出油処
理剤ACノニオンおよびアニオン界面活性剤と水溶性溶
剤および水から成る水溶性型)、B(ノニオン界面活性
剤とn−パラフィン系溶剤から成る非水溶性型)につい
て乳化率比較試験を行なった。
2のノニオン界面活性剤 217%ツルポンS−8
043% エチレングリコールモノブチルエーテル 35
.0%実施例2 合成例1のノニオン界面活性剤 21.8%合成
例2のノニオン界面活性剤 111%ソルボ7T
−ss 10.2%ツルポンS
−8014% エチレングリコールモノブチルエーテル 3
6.4%水
17,1チ実施例3 合成例1のノニオン界面活性剤 2&1%合成例
20ノニオン界面活性剤 L18%ツルポン5−
Bo15% エチレングリコールモノブチルエーテル
3&5%ジエチレングリコールモノメチルエーテル
211チ実施例4 合成例1のノニオン界面活性剤 25.8%合成
例3のノニオン界面活性剤 14゜3%ツルポン
T =85 1LI%ツルポン
S−80Z8% エチレングリコールモノブチルエーテル 4
3.0%水
20チ次に実施例1−4および現在市販の流出油処
理剤ACノニオンおよびアニオン界面活性剤と水溶性溶
剤および水から成る水溶性型)、B(ノニオン界面活性
剤とn−パラフィン系溶剤から成る非水溶性型)につい
て乳化率比較試験を行なった。
流出油処理剤の乳化分散性能は一般に、油種、油と流出
油処理剤使用量の比、使用時の希釈率、希釈水が海水か
清水か、使用時の温度、攪拌条件等によりて異なってく
るが、中でも乳化分散性能の定量的評価で最も問題にな
るのは攪拌条件である。例えば強い攪拌条件では同等の
良好な性能を示していても、弱い攪拌条件では両者の性
能が大きく相違することがしばしばである。
油処理剤使用量の比、使用時の希釈率、希釈水が海水か
清水か、使用時の温度、攪拌条件等によりて異なってく
るが、中でも乳化分散性能の定量的評価で最も問題にな
るのは攪拌条件である。例えば強い攪拌条件では同等の
良好な性能を示していても、弱い攪拌条件では両者の性
能が大きく相違することがしばしばである。
従りて本発明者等は3通りの異なる攪拌条件、つまり(
11強い攪拌条件下での試験として、運輸省官房長通達
(昭和48年2月2日付、官安第21号)「流出油処理
剤の使用基準lこついて」に規定される乳化率試験法(
以下運輸省テスト法と略記)を、(2)弱い攪拌条件下
での試験とし更に(3)極めて弱い攪拌条件下での試験
として、最少攪拌エネルギーテスト法(以下MMEテス
ト法と略記)を用いて乳化分散性能を評価した。
11強い攪拌条件下での試験として、運輸省官房長通達
(昭和48年2月2日付、官安第21号)「流出油処理
剤の使用基準lこついて」に規定される乳化率試験法(
以下運輸省テスト法と略記)を、(2)弱い攪拌条件下
での試験とし更に(3)極めて弱い攪拌条件下での試験
として、最少攪拌エネルギーテスト法(以下MMEテス
ト法と略記)を用いて乳化分散性能を評価した。
なお、上記のMMgテスト法は所定の試験温度で100
1+/のビーカーに海水7011/を取り、その海水面
に油を1.51j/滴下する。次にマグネチノクスクー
ラーを用いて渦の深さが2crnになるように攪拌を行
なう、渦が安定したら試験源′度lこfJ@整した流出
油処理剤の1o%海水溶液を20秒間を要して渦の中心
にマイクロシリンジでQ、 5 ys1滴下する。滴下
終了後2分間攪拌を続ける。攪拌を停止して1分後に乳
化層をピペットで1oMt採取して分液ロートに入れ四
塩化炭素4ONtを加えてよく振盪し、油分を抽出する
。
1+/のビーカーに海水7011/を取り、その海水面
に油を1.51j/滴下する。次にマグネチノクスクー
ラーを用いて渦の深さが2crnになるように攪拌を行
なう、渦が安定したら試験源′度lこfJ@整した流出
油処理剤の1o%海水溶液を20秒間を要して渦の中心
にマイクロシリンジでQ、 5 ys1滴下する。滴下
終了後2分間攪拌を続ける。攪拌を停止して1分後に乳
化層をピペットで1oMt採取して分液ロートに入れ四
塩化炭素4ONtを加えてよく振盪し、油分を抽出する
。
これの吸光度を650nmで測定して乳化率を算出する
ものである。
ものである。
以上3通りの乳化率測定法による試験結果を表1−3に
示す。これらの結果から本発明iこなる流出油処理剤が
攪拌の強弱、油種、温度条件等の違いによらず優れた乳
化分散性能を示すこきがわかるであろう。
示す。これらの結果から本発明iこなる流出油処理剤が
攪拌の強弱、油種、温度条件等の違いによらず優れた乳
化分散性能を示すこきがわかるであろう。
表L 運輸省テスト法による乳化率
測定結果
使用油種二太陽石油製B重油、試験温度:201:°
表Z WSLSステスト法る乳化率測定結果試験温度
:10℃ 表λMMEテスト法による乳化率測定結果次に実施例1
−4および市販品A、Hのヒメダカによる毒性試験結果
を表4に示す。
表Z WSLSステスト法る乳化率測定結果試験温度
:10℃ 表λMMEテスト法による乳化率測定結果次に実施例1
−4および市販品A、Hのヒメダカによる毒性試験結果
を表4に示す。
表4. ヒメダカによる毒性試験結果
ノニオン型非水溶性流出油処理剤である市販品Bの毒性
は低いが上述のようにその性能は、特にゆるい攪拌では
格段に低い、一方、乳化性能の高い市販品Aはアニオン
界面活性剤を組成分として含むために毒性も高い0本発
明になる実施例1−4では活性分がノニオン界面活性剤
のみのため市販品Aに比べて7−8倍低毒性であること
がわかる。
は低いが上述のようにその性能は、特にゆるい攪拌では
格段に低い、一方、乳化性能の高い市販品Aはアニオン
界面活性剤を組成分として含むために毒性も高い0本発
明になる実施例1−4では活性分がノニオン界面活性剤
のみのため市販品Aに比べて7−8倍低毒性であること
がわかる。
Claims (2)
- (1)下記一般式(A) ▲数式、化学式、表等があります▼(A) (式中(RO)はオキシエチレンまたはオキシエチレン
とオキシプロピレンの混合物を、n_1〜n_6は(R
O)の付加モル数でその合計が10〜50を、R′はH
または▲数式、化学式、表等があります▼をそれぞれ表
わす。式中6個のR′のうち2〜6個が▲数式、化学式
、表等があります▼で、R″は炭素数11〜21のアル
キル基またはアルケニル基を表わす。) で表わされるポリオキシアルキレンソルビトール脂肪酸
エステル(A)と下記一般式(B)▲数式、化学式、表
等があります▼(B−1) (式中(RO)はオキシエチレンまたはオキシエチレン
とオキシプロピレンの混合物を、n_7〜n_9は(R
O)の付加モル数でその合計が5〜35を、R′はHま
たは▲数式、化学式、表等があります▼をそれぞれ表わ
す。式中3個のR′のうち少なくとも1個が▲数式、化
学式、表等があります▼で、R″は炭素数11〜21の
アルキル基またはアルケニル基を表わす。) または ▲数式、化学式、表等があります▼(B−2) (式中(RO)オキシエチレンまたはオキシエチレンと
オキシプロピンの混合物を、n_1_0〜n_1_5は
(RO)の付加モル数でn_1_0またはn_1_1ま
たはn_1_2+n_1_3またはn_1_4+n_1
_5が5〜35を、R′は▲数式、化学式、表等があり
ます▼をそれぞれ表わす。R″は炭素数11〜21のア
ルキル基またはアルケニル基を表わす。)で表わされる
ポリオキシアルキレングリセロール脂肪酸エステル(B
−1またはB−2)およびソルビタンモノオレエートの
以上3種のノニオン界面活性剤またはそれにポリオキシ
エチレンソルビタントリオレエートを加えた以上4種の
ノニオン界面活性剤をHLBが10〜11の範囲にある
ように配合することからなるノニオン界面活性剤20〜
60重量%、水溶性溶剤20〜65重量%および水0〜
30重量%から成ることを特徴とするノニオン型水溶性
流出油処理剤組成物。 - (2)特許請求の範囲第1項に示される流出油処理剤組
成物を用いることを特徴とする流出油処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59128428A JPS619483A (ja) | 1984-06-23 | 1984-06-23 | 流出油処理剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59128428A JPS619483A (ja) | 1984-06-23 | 1984-06-23 | 流出油処理剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS619483A true JPS619483A (ja) | 1986-01-17 |
Family
ID=14984500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59128428A Pending JPS619483A (ja) | 1984-06-23 | 1984-06-23 | 流出油処理剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS619483A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020045946A (ko) * | 2000-12-12 | 2002-06-20 | 이해현 | 농축형 해상 유출유 처리제 및 그 제조 방법, 그리고 상기농축형 처리제의 사용방법 |
-
1984
- 1984-06-23 JP JP59128428A patent/JPS619483A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020045946A (ko) * | 2000-12-12 | 2002-06-20 | 이해현 | 농축형 해상 유출유 처리제 및 그 제조 방법, 그리고 상기농축형 처리제의 사용방법 |
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