JPS6194023A - 液晶素子 - Google Patents

液晶素子

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JPS6194023A
JPS6194023A JP21567584A JP21567584A JPS6194023A JP S6194023 A JPS6194023 A JP S6194023A JP 21567584 A JP21567584 A JP 21567584A JP 21567584 A JP21567584 A JP 21567584A JP S6194023 A JPS6194023 A JP S6194023A
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JP
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liquid crystal
resin
phase
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org
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JP21567584A
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Shinjiro Okada
伸二郎 岡田
Junichiro Kanbe
純一郎 神辺
Kazuharu Katagiri
片桐 一春
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液晶表示素子や液晶−光シャッタ等で用いる
液晶素子、特にプラスチック基板を用いた液晶素子に関
し、更に詳しくは液晶分子の初期配向状態を改善するこ
とにより、表示並びに駆動特性を改善した液晶素子に関
するものである。
これまでの液晶素子は、主にM、5chadt とW、
He1trich著”Applied Physics
Letters”  Vol、18.No、4(197
1,2,15) 。
P、127〜128 ノ”Voltage−Depen
dentOpti’cal Activity of 
a TwistedNemat ie Liquid 
Crystal”に記載されている様なTN(Twis
ted Nematic)方式が採用されており、この
TN方式の配向制御を効率的に保障する方法としてネマ
チック液晶の接する基板界面を斜方蒸着によって形成し
たSiO又は5i02や一方にラビング処理した有機樹
脂、例えばポリイミド、ポリアミドで形成する方法が知
られている。
このTN方式を用いた表示パネルは、TN方式自体に高
速応答性とメモリー効果を持っていないため、高密度画
素の表示パネルを設計する」二で1例えは薄膜トランジ
スタ(TPT)をアレイ状に配置したアクティブマトリ
クス基板を必要としている。しかし、この様なTNa、
品を用いたアクティブマトリクス駆動方式の表示パネル
では、使用するTPTが複雑な構造を有しているため、
製造工程数が多く、高い製造コストがネックとなってい
る−にに、TPTを構成している薄膜半導体(例えば、
ポリシリコン、アモルファスシリコン)を広い面積に亘
って被膜形成することが難しいなどの問題点がある。
これらの問題点を解決するものとして、N、A、C1a
rkとS、T、Lagerwal Iの米国特許第43
67924号明細書で提案されている強誘電性液晶素子
が知られている。
しかし、強誘電性液晶はカイラルスメクティツク相でそ
の挙動を現わすが、一般にスメクテイツク相の液晶はネ
マチック相の液晶に較べ配向制御性や配向安定性が悪い
欠点がある。木発明者らの実験では、従来のTN方式で
知られている様な配向制御法をスメクテイツク相の形成
に単に転用するだけでは、全面に亘って均一なモノドメ
インのスメクテイツク相を形成できないが、下達する特
定の配向制御膜を用いることによって、均一なモノドメ
インのスメクテイツク相を形成できることが判明した。
従って、本発明の目的は、全面に亘って均一なモノドメ
インのスメクテイ□ツク相、特に強誘電性を示すカイラ
ルスメクテイツクC相(SmC*) 。
H相(SmH*)、I相(SmI木)、J相(SmJ木
)。
K相(SmK*)、F相(SmF*)  や G相(S
mG*)  を示す液晶を形成する配向制御膜を提供す
ることにある。
又、本発明の別の目的は、プラスチック基板を用いたス
メクテイツク液晶素子に適した配向制御膜を提供するこ
とにある。
本発明のかかる目的は、電極を設けた一対の基板の間に
スメクテイツク液晶を封入したセル構造を有する液晶素
子において、前記一対の基板のうち少なくとも一方の基
板が有機ジルコニウム化合物と有機樹脂を含有する組成
物から形成した配向制御膜を有する液晶素子によって達
成される。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明による液晶素子の一実施態様を示すもの
で、図中、1はプラスチック基板、2は該基板上に設け
られた透明導電膜より成る電極、3は配向制御膜、4は
シール部材、5はスペーサ部材、6はスメクテイツク液
晶物質を示す。プラスチック基板1としては、ポリエチ
レンテレフタレート、ホリブチレンテレフタレート、ポ
リエーテルスルフォン、ポリカーボネート、三酢酸セル
ロース、ポリオールやポリエーテルサルホンなどのプラ
スチックが使用され、これらに蒸着、低温スパッタ、C
VD、などの公知の手段により酸化スズ、酸化インジウ
ムやITO(Indium Tin 0xide)等の
透明導電膜2が設けられる。
本発明では上記透明電極3を形成したプラスチック基板
1上に有機ジルコニウム化合物を主成分とする組成物よ
り成る配向制御膜3が形成される。
有機ジルコニウム化合物としては、 Zr (i−OC3H7) 4 、 Zr (OC4H
9) 4゜Zr(○C3H11) 4 、 Z r (
OC8H17) a 、 Zr (OC9H19) 4
などの様なアルコキシタイプのものや、Zr (CH3
COCHCOCH3) 4 (7)様ナキレートタイプ
のものが挙げられ、スメクテイツク液晶6に対する配向
性能あるいは成膜性や取扱いの点から後者のキレートタ
イプのものが好ましい。
有機樹脂としては、各種のものを用いることができるが
、特にポリエステル樹脂、インシアネート樹脂、ポリア
ミ ド樹脂、ポリイミ ド樹脂、ポリエステルイミド樹
脂、ポリアミドイミド樹脂、エポキシ樹脂及びポリビニ
ルアルコール樹脂などからなる樹脂類より選択したもの
を用いることができる。
ポリエステル樹脂とは線状飽和ポリエステルであり、テ
レフタル酸、インフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、
無水トリメット酸などの飽和多価カルボン酩とエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリ
コールなどの飽和多価アルコール及びスチレンモノマー
、メタクリル酸メチル、ジアリルフタレートなどのモノ
マーに種々のII!l!奴や促進剤によって合成された
飽和ポリエステル又はその共重合体で、特にテレフタル
酸を主体とし、融点Tmが60°<Tm<150’Cで
あることが配向制御膜形成上、耐熱性、反応性の点から
好ましい。
インシアネート樹脂とは樹脂中にインシアネート基(−
N’ CO)含有化合物を単独あるいはヒドロキシル基
(−OH)、 アミノ基(−NH2)、カルボキシル基
(−COOH)を含むインシアネートと反応しやすい物
質と混合されたものを指し、インシアネート基の高い極
性と反応性か特徴となっている。例としてトリフェニル
メタントリイソシアネート (商品名Desm’odu
r     R)、    ト  リ  ス   (4
−)二ニルイソシアネート)チオフォスフェート(商品
名 Desmodur  RF)、TDに量体(商品名
 Desmodur  TT)、TDI三量体(商品名
 DesmodurIL):2,4.4’−ジフェニル
エーテルトリイソシアネート(商品名 Hylen  
DM)、MDI(商品名 Coronate  AP)
、他にポリイソシアネートとしてTIOとトリメチロー
ルプロパンとの反応生成物(商品名Coronate 
 L)などが挙げられ、毒性や取扱いの容易性、貯蔵安
定性及び配向制御膜形成時の反応性の点からポリイソシ
アネートが好ましい。
ポリアミド樹脂は、一般にナイロンで称されているもの
で、その原料としては、例えばナイロン6の原料である
カプロラクタム、ないし6−アミノカプロン酸、ナイロ
ン66、ナイロン610の原料であるヘキサメチレンジ
アミンとアジピン酸、セバシン酸などのジカルボン酸、
ナイロン11の原料である11−アミノウンデカン酸、
ナイロン12の原料であるW−ラウロラクタムなどが挙
げられ、さらに、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メ
タン、メタキシクレンジアミン、もしくはこの水素化物
、ピペラジン、2.5−ジメチルピペラジン、トリメチ
ルへキサメチレンジアミンなどのジアミンも挙げられる
。特に、ナイロン6766、ナイロン6/66/610
 、ナイロン6/66/610/12などの共重合体は
アルコール可溶性であることから好ましいものである。
エポキシ樹脂としては、例えばビスフェノールA、4.
4’−ジヒドロキシビフエこル、2゜2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタンやトリヒドロキシジフェニル
ジメチルメタンナトの多価フェノールとエピハロヒドリ
ン(エピクロルヒドリン)やエピハロヒドリンへ誘導さ
れ得る化合物(ジクロロヒドリンの如きジノペロヒドリ
ン)とを塩基性あるいは酸性触媒下で反応させ、脱ハロ
ゲン化反応により得ることができる。その他に、例えば
、「エポキシ樹脂」 (合成樹脂工業技術9、清野繁夫
著、誠文堂新光社発行)や「エポキシ樹脂の製造と応用
」 (垣内弘偏、高分子化学刊行会発行)に記載された
エポキシ樹脂を用いることができる。
本発明で用いるポリイミド、ポリエステルイミドとポリ
アミドイミドは、その前駆体であるポリアミド酸を溶媒
に溶解し、基板上に塗布した後に加熱処理により脱水閉
環して得られる。
ポリアミドイミドの前駆体であるポリアミド酸は過剰の
ジアミンから得られるポリゴジミンとジカルボン酸の無
水物との縮合により合成される。ポリエステルイミドの
前駆体であるポリアミド酸はエステル基を有するジカル
ボン酸無水物とジアミンとの縮合により合成される。こ
のエステル基を有するジカルボン酸無水物はトリメリッ
ト酸とジオールから得られる。又、ポリイミドの前駆体
であるポリアミド酸は、ジカルボン酸無水物とジアミン
の縮合によって得られる。これらの代表的なジカルボン
酸無水物及びジアミンとしては、例えば米国特許第31
79634号公報に記載されたものを用いることができ
る。具体的には、ジアミンとしてはm又はp−フェニレ
ンジアミン、m又はp−キシレンジアミン、4.4′−
ジアミノジフェニルエーテルや4,4′−ジアミノジフ
ェニルメタンが挙げられ、又ジオールとしてはヒドロキ
ノン、ビスフェノールA、ジクロルビスフェノールA、
テトラクロロビスフェノールAが挙げられる。ジカルボ
ン酸無水物としては、ピロメリットa無水物、2,3,
6.7−ナフタレンテトラカルボン酸無水物などが使用
される。
有機ジルコニウムと有機樹脂を含有する塗布液を用いて
配向制御膜3を形成する際、その塗布液中の有機ジルコ
ニウムと有機樹脂の濃度が低すぎては配向性能が充分得
られず、又高すぎた場合では成膜のうねり、屈折率から
来る反射光の干渉色及び透明導電膜上の抵抗値の増大が
生ずるため1〜10wt%が好ましい。
塗布液を作成するに当って、使用する溶媒としてはメタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノ
ールなどのアルコール系溶媒、アセトン、メチルエチル
ケトンなどのアセトン類、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンなどの環式エーテル類や酢酸メチル、酢酸エチルな
どのエステル類が挙げられる。
これらの塗布液は、基板、特にプラスチック基板の上に
スピンナー塗布法やスクリーン印刷法により塗布した後
、60°C〜150°Cで加熱して膜とすることができ
る。
膜形成後、綿布等テ20〜200 g / c rn’
、好ましくは100 g / c m7付近の静圧下で
ラビングすることで配向制御膜とし、基板間に液晶物質
を充填することにより液晶表示パネルが得られる。
この配向制御膜3の一般的な膜厚は、100人〜1p、
好ましくは500久〜2000人とすることができる。
本発明の液晶表示パネルの配向制御膜成形は浸漬法や吹
き付は法などで行なうことが容易で、真空工程やパター
ニング(現象エツチング、ハクリ)工程や印刷工程を要
しないため連続量産に適しており、また膜形成に高温を
要せず安定な配向制御膜が得られることから、基板にプ
ラスチックフィルムを用いた液晶表示パネルも容易に作
ることができる様になった。
又、スペーサ部材5は、感光性樹脂、例えば感光性ポリ
イミドの被膜を形成した後、所定のホトエツチングによ
り得られる。
本発明で用いるスメクテイック液晶としては、強誘電性
を示すものが好ましく、例えばS m C木、SmH*
、、SmJ*、SmK木。
SmF*、SmF木やSmG*などのカイラルスメクテ
イツク相を有する液晶組成物を用いることができ、る。
本発明の液晶素子に用いるカイラルスメクテイツク相を
示す液晶を下記に示す。
(1)                      
     CH3一ノチルブチルシンナメー1− (D
OBAMBC)(2)               
            C文一クロルプロビルシンナ
メート(HOBACPC)(3)          
         CN       CH3一メチル
ブチルーα−シアノシンナメート(TDOBAMBCC
)78oO104°C 結晶 →  SmA  → 等吉相 −メチルブチル−α−クロロシンナメート(OOBAM
BCC)41℃    66°C 結晶 →  SmA  → 等吉相 −メチルブチル−α−メチルシンナメートCH30 ■ −COOCH2CHC2H5 ネ 4.4′−アゾキシシンナミックアシッド−ビス(2−
メチルブチル)エステル H 4−0−(2−メチル)−ブチルレゾルシリテン−4′
−オクチルアニリン(MBRA  8) これらの液晶は、単独又は2種以上を混合してもよく、
あるいは他のスメクテイック液晶やコレステリック(カ
イラルネマチック)液晶と混合してもよい。
第2図は、強誘電性液晶の動作説明の為に、セルの例を
模式的に描いたものである。11と、11′は、I n
203.5n02あるいはITO(Indium  T
in  0xide)等の薄膜からなる透明電極で被覆
された基板(ガラス板)であり、その間に液晶分子層1
2がガラス面に垂直になるよう配向したSmC*。
SmH*、Sm、F*、SmI木、SmG木などのカイ
ラルスメクティック相の液晶が封入されている。太線で
示した線13が液晶分子を表わしており、この液晶分子
13はその分子に直交した方向に双極子モーメン) (
P上)14を有している。基板11と11’上の電極間
に一定の閾値以上の電圧を印加すると、液晶分子13の
らせん構造がほどけ、双極子モーメン) (P土)14
がすべて電界方向に向くよう、液晶分子13は配向方向
を変えることができる。液晶分子13は、細長い形状を
有しており、その長袖方向と短軸方向で屈折率異方性を
示し、従って例えばガラス面の」−下に互いにクロスニ
コルの偏光子を置けば、電圧印加極性によって光学特性
が変わる液晶光学変調素子となることは、容易に理解さ
れる。
本発明の液晶素子で好ましく用いられる液晶セルは、そ
の厚さを充分に薄く(例えば10g以下)することがで
きる。このように液晶層がなりくなることにしたがい、
第3図に示すように電界を印加していない状態でも液晶
分子のらせん構造がほどけ、非らせん構造となり、その
双極子モーメン)PまたはP′は上向き(24)又は下
向き(24’)のどちらかの状態をとる。このようなセ
ルに、第3図に示す如く一定の閾値以上の極性の異る電
界E又はE′を電圧印加手段21と21′により付与す
ると、双極子モーメントは、電界E又はE′の電界ベク
トルに対応して上向き24又は下向き24′と向きを変
え、それに応じて液晶分子は、第1の安定状態23かあ
るいは第2の安定状態23′の何れか一方に配向する。
このような強誘電性を光学変調素子として用いることの
利点は、先にも述べたが2つある。
その第1は、応答速度が極めて速いことであり、第2は
液晶分子の配向が双安定性を有することである。第2の
点を、例えば第2図によって更に説明すると、電界Eを
印加すると液晶分子は第1の安定状態23に配向するが
、この状態は電界を切っても安定である。又、逆向きの
電界E′を印加すると、液晶分子は第2の安定状態23
′に配向してその分子の向きを変えるが、やはり電界を
切ってもこの状態に留っている。
又、与える電界Eが一定の閾値を越えない限り、それぞ
れの配向状態にやはり維持されている。このような応答
速度の速さと、双安定性が有効に実現されるにはセルと
しては出来るだけ薄い方が好ましい。
この様な強誘電性を有する液晶で素子を形成するに当た
って最も問題となるのは、先にも述べたように、S m
 C末、SmH木、 S m F木。
Sm1本、SmG*、SmK*、SmJ*。
などのカイラルスメクティック相を有する層が基板面に
対して垂直に配列し且つ液晶分子が基板面に略平行に配
向した、モノドメイン性の高いセルを形成することが困
難なことであり、この点に解決を与えることが本発明の
主要な目的である。
第4図(A)と(B)は本発明の液晶素子の一実施例を
示している。第4図(A)は、本発明の液晶素子の平面
図で、第4図(B)はそのA−x断面図である。
第4図で示すセル構造体100は、一対のガラス板やプ
ラスチック板基板101と101’(片側のみをプラス
チック基板としてもよい)をスペーサ104で所定の間
隔に保持され、この一対の基板をシーリングするために
接着剤106で接着したセル構造を有しており、さらに
基板101の上には複数の透明電極102からなる電極
群(例えば、マトリクス電極構造のうちの走査電圧印加
用電極群)が例えば帯状パターンなどの所定パターンで
形成されている。
基板101′の」−には前述の透明電極102と交差さ
せた複数の透明電極102′からなる電極群(例えば、
マトリクス電極構造のうちの信号電圧印加用電極群)が
形成されている。
この基板101と101′の上には、それぞれ前述の有
機ジルコニウム化合物と有機樹脂を含有する塗布液から
形成した配向制御膜105が設けられている。
第4図に示すセル構造体100の中の液晶層103は、
S m C木、SmH木、SmF*。
SmK木、SmJ*、SmI木、SmG*など゛のカイ
ラルスメクテイツク相とすることができる。
第5図は、木発明の液晶素子の別の具体例を表わしてい
る。第5図で示す液晶素子は、一対のプラスチック基板
101と101’の間に複数のスペーサ部材201が配
置されている。
このスペーサ部材201は、例えば配向制御膜105が
設けられていない基板101′の上にS io、S i
o2 、A文203.TiO2などの無機化合物あるい
はポリビニルアルコール、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリエステルイミド、ポリパラキシリレン、ポリエ
ステル、ポリカーボネート、ポリビニルアセクール、ポ
リ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリスチ
レン、セルロース樹脂、メラミン樹脂、ユリャ樹脂、ア
クリル樹脂やフォトレジスト樹脂などの樹脂類を適当な
方法で被膜形成した後、所定の位置にスペーサ部材20
1が配置される様にエツチングすることによって得るこ
とができる。
この様なセル構造体100は、基板101と101′の
両側にはクロスニコル状態又はパラレルニコル状態とし
た偏光子107と108がそれぞれ配置されて、電極1
02と102′の間に電圧を印加した時に光学変調を生
じることになる。
以下に木発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定され
るものではない。
実施例1 l1007pのポリエチレンテレフタレートフィルムに
酸化インジウムを主成分とする透明導電膜を低温スパッ
タ装置でフィルム表面温度を120°C以下に抑えて形
成したプラスチック基板に、以下の組成の溶液(溶液組
成(1))を塗布し、120°030分乾燥して薄膜を
形成した。
症蔗m工」) Zr  (CH3COCHCOCH3)  4 1gポ
リエステル樹脂(東洋紡;バイロン30p)0.5g テトラヒドロフラン        10m文メチルエ
チルケトン        90m立次に、100 g
 / c m’の押圧下で一方向にラビングし、このラ
ビングした一対のプラスチック基板を上下のラビング方
向が平行となる様に重ね合せ、注入口となる個所を除い
たその周辺をシーリングした。この時の一対のプラスチ
ック基板の間隔は、1にであった。
次にP−デシロキシベンジリデン−P′−アミノ−2−
メチルブチルシンナメート(DOBAMBC)100重
量部に対して、コレステリルノナネートを5重量部加え
て液晶組成物を調製した。
この液晶組成物を加熱して等吉相とし、上記で作製して
セル内に減圧下で注入口から注入し、その注入口を封口
した。このセルを徐冷によって降温させ、温度を約70
℃で維持させた状態で一対の偏光子をクロスニコル状態
で設けてから顕微鏡観察したところ、モノドメインの非
らせん構造のSmC木が形成させている事が確認できた
実施例2〜5 実施例1で用いた下記に示す溶液組成(2)〜(5)の
塗布液を用いたほかは、実施例1と同様の方法で液晶素
子を作成した。
躍瀕l化城 2(実施例2) Zr (CH3COCHCOCH3)4  1 gイン
シアネート樹脂         0.5g(日本ポリ
ウレタン、コロネールL)(固形分)テトラヒドロフラ
ン        10m文メチルエチルケトン   
     90m文酢酸エチル           
  7m文3(実施例3) Z r (CH3C0CHCOCH3)4  1 gポ
リアミド樹脂           0.5g(東し;
CM−4000) イソプロピルアルコール      10tnQメチル
エチルケトン        90m文4(実施例4) Zr (CH3COCHCOCH3)4  1 gエポ
キシ樹脂            0.5g(シェル化
学、エピコート836) テトラヒドロフラン        10m文メチルエ
チルケトン        90m文5(実施例5) zr(cH3cocHcocH3)4 1gポリビニル
アルコール樹脂      0.5gイソプロピルアル
コール      20muテトラヒドロフラン   
     50m文メチルエチルケトン       
 30m文これらの液晶セルについて実施例1と同様の
方法で測定したところ、同様に均一なモノドメインの非
らせん構造が観察された。
実施例6 実施例1で用いた有機ジルコニウム化合物に代えて、Z
 r (i−OC3H7)4を用イタほかは、実施例1
と同様の方法で液晶素子を作成したところ、非らせん構
造のSmC木が形成されていた。
実施例7 ピッチ1100pで幅62.5 p−m c7) スト
ライプ状のITO膜を電極として設けたガラス板の上に
下記溶液組成(6)の塗布液をスピンナー塗布した。
溶液組成(6) Zr (CH3COCHCOCH3) 41gポリイミ
ドの前駆体であるピロメリット酸無水物と4.4′−ジ
アミノジフェニルエーテルとの縮合生成物(ポリアミド
酸)     0.5g(固形分) イソプロピルアール        50m文エタノー
ル            50m文この溶液組成(6
)を塗布したガラス板を230°Cで約1時間の加熱に
よる脱水閉環反応によりポリイミド膜を形成した。
次に、loog/crn’の抑圧下で−゛方向ラビング
し、このラビングした一対のガラス板を上下のラビング
方向が平行となる様に重ね合せ、注入口となる個所を除
いたその周辺をシーリングした。この時の一対のガラス
基板の間隔は、1ルであった。次いで、実施例1と同様
の方法で液晶セルを作成し、観察したところ、モノドメ
インの非らせん構造のSmC木が形成されていた。
実施例8〜9 実施例7で用いたポリイミドの前駆体である縮合生成物
に代えて、ポリエステルイミドの前駆体であるトリメリ
ット酸とヒドロキノンとから得た芳香族ジカルボン酸無
水物と4,4′−ジアミノジフェニルエーテルとの縮合
生成物(ポリアミド酸)(実施例8)、ポリアミドイミ
ドの前駆体であるN、N′−どス(3−アミノフェニル
)インフタルアミドとピロメリット酸無水物との縮合生
成物(ポリアミド酸)(実施例9)を用いたほかは実施
例7と同様の方法で液晶セルを作成し、観察したところ
、同様の結果が得られた。
実施例10 実施例7で用いた有機ジルコニウム化合物に代えて、Z
 r (i−OC3H7)4を用いたほかは、実施例7
と同様の方法で液晶素子を作成したところ、非らせん構
造のSmC木が形成されていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の液晶素子の一実施例を表わす断面図
である。 第2図および第3図は、本発明で用いる液晶セルを表わ
す斜視図である。第4図(A)は本発明の液晶素子を表
わす平面図で、第4図(B)はそのA−x断面図である
。第5図は、本発明の液晶素子の別の具体例を表わす断
面図である。 l ; プラスチック基板 2 ; 透明導電膜の電極 3 ; 配向制御膜 4 ; シール部材 5 ; スペーサ部材 6 ; スメクテイツク液晶 100  ;  セル構造体 101.101’  、  基板 102.102’  、  電極 103 ; 液晶層 104.201  ;  スペーサ部材105 ; 配
向制御膜 106  、  接着剤(シール部材)107、J、0
8  、  偏光子 1o9 ; 発熱体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電極を設けた一対の基板の間にスメクテイツク液
    晶を封入したセル構造を有する液晶素子において、前記
    一対の基板のうち少なくとも一方の基板が有機ジルコニ
    ウム化合物と有機樹脂を含有する組成物から形成した配
    向制御膜を有することを特徴とする液晶素子。
  2. (2)前記スメクテイツク液晶が強誘電性液晶である特
    許請求の範囲第1項記載の液晶素子。
  3. (3)前記強誘電性液晶がカイラルスメクテイツク液晶
    である特許請求の範囲第2項記載の液晶素子。
  4. (4)前記カイラルスメクテイツク液晶が非らせん構造
    の相を形成している特許請求の範囲第3項記載の液晶素
    子。
  5. (5)前記カイラルスメクテイツク液晶がC相、H相、
    I相、F相、J相、K相又はG相である特許請求の範囲
    第3項又は第4項記載の液晶素子。
  6. (6)前記有機樹脂がポリエステル樹脂、イソシアネー
    ト樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステ
    ルイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、エポキシ樹脂及
    びポリビニルアルコール樹脂からなる樹脂類から少なく
    とも1種を選択した樹脂である特許請求の範囲第1項記
    載の液晶素子。
  7. (7)前記一対の基板のうち、少なくとも一方の基板が
    プラスチツク基板である特許請求の範囲第1項記載の液
    晶素子。
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