JPS6193803A - 中空糸型モジュ−ルの製造方法 - Google Patents

中空糸型モジュ−ルの製造方法

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JPS6193803A
JPS6193803A JP21399584A JP21399584A JPS6193803A JP S6193803 A JPS6193803 A JP S6193803A JP 21399584 A JP21399584 A JP 21399584A JP 21399584 A JP21399584 A JP 21399584A JP S6193803 A JPS6193803 A JP S6193803A
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JP
Japan
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adhesive
annular ring
case
hollow fiber
end part
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JP21399584A
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JPH0442058B2 (ja
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Tatsuo Azuma
東 辰夫
Yoshimasa Matsumoto
吉正 松本
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は中空糸型モジュールの製造方法に関するもので
ある。
(従来技術) 従来から中空糸型モジュール端部の接着封止には主とし
てエポキシ系の接着剤が使われている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、この接着剤は硬化時自己発熱が太きいため、大
量に使用すると、温度分布を生じ、その結果硬化むらを
生じる。この時硬化した接着剤の内部に歪が蓄積される
ことになる。また、エポキシ系の接着剤は硬化時の収縮
率が比較的大きく、且つ、大口径の中空糸型モジー−ル
を作る場合、接着剤を大量に使用するため内部の歪も大
きくなり、ケース端部と接着剤との剥離あるいは、中空
糸端部と接着゛部外面での亀裂が生じ、モジー−ルのリ
ークの原因になるという問題があった。
このような問題を解決するために、同じような環状リン
グを使用し、且つこの環状リングにO−リ゛ングを嵌め
込んでおき、ケースとの間を接着剤では接着させずにO
−リングによる線状のシールをする方法が提案されてい
る。しかし力から、この方式ではO−リングの付近が液
の滞留部となシ、特に除菌用などに用いられることが多
い中空糸モジエールであるので、菌の増殖などの問題が
解決されない。
また、使用する接着剤の量が多いと接着剤の硬化に長時
間を要し、生産性にも影響をおよぼすことになる。
このような状況に鑑み、本発明者らは鋭意検討した結果
、本発明を完成させた。
(発明の構成) 既ち、本発明は「円筒状ケースに中空糸束を充填し、該
中空糸束端部とケース端部との間および中空糸端部相互
間を接着剤で接着封止する中空糸型モジュールの製造方
法に於いて、ケース端部に該ケースの内径より小さい外
径を有する環状リングを嵌め込み、中空糸束端部を環状
リングの中に挿入した後、中空糸束端部と環状リングと
の間、及び環状リングとケース端部との間および中空糸
束端部相互間を接着剤で接着封止することを特徴と1 
 “h m71[−e ) −一“0441・−66・
本発明のポイントは接着剤が充填される空間を環状リン
グにより体積置換して接着作業時に使用する接着剤の量
を少なくすることにある。
第1図は環状リングを使用した本発明の方法による中空
糸型モジー−ル端部の接着封止状態を示した断面の模式
図で、1−1は円筒状ケース、2−2は円筒状ケースと
糸束との間の空間、3−3は同空間2−2の端部に充填
されている接着剤、4−4は環状リング、5−5は多数
の中空糸の1本、6−6は中空糸5−5の中空部分、7
−7は各中空糸間端部を接着封止している接着剤である
このようにすれば、本来なら接着剤が充填される空間を
既に歪がとシ去られた一定体積の環状リングがあたかも
硬化した接着剤のように占有し、その結果、接着工程で
注入される接着剤の量、特に中空糸束の外周部に注入さ
れる接着剤の量を減らすことができる。したがって、必
然的に硬化した接着剤の内部に蓄積される歪が少なくな
り、前述のような問題が解決される。
本発明において使用する環状リングとしてはプラスチッ
クの成型品またはパイプの切断品などが適切で、プラス
チックの材質としては熱硬化性のもの、熱可塑性のもの
いずれでも用いることができる。特に用いる接着剤と同
材質の成型品であれば好都合である。
また、強化剤として繊維をはじめとする充填材が含まれ
ているものでもよいし、表面が適度に粗化されているも
のでもよい。
用いる環状リングのサイズはその°外径が円筒状ケース
の内径よりもわづかに小さく、且つケースとの間をスム
ーズにスライドさせることができる程11のものがよい
一方、環状リングの内径は充填される中空糸束の太さに
もよるが、通常は外径の9(18度が適切である。また
譲状リングの長さは10〜50+a5好ましくは20〜
30鶏である。
また本発明の方法をたとえば、実願昭59−・1041
27や実願昭59−104128 K開示されているよ
うな円筒状ケースと組み合わせて用いることもできる。
(発明の効果) a)接着剤使用量を下げたことにより、接着剤の自己発
熱を抑制し、硬化むらが少なくなった。
b)接着する部分の径が減少したので収縮が少なくなっ
た。
c)  EJ状リングが接着剤の中に埋め込まれるので
接着部分が複会材料のようにな−り強変が上がる。
d)糸束とケースとの間に環状リングが介在することに
より、剥離が最も起こり易い部分、ざPちケースの内周
付近において糸束に付与されている、保湿剤による悪影
響がなくなる。
e)接着工程において使用する接着剤が少なくなるので
硬化に要する時間を短縮することができ、生産性が改善
される。
f)  O−リングを用いてシールされているモジュー
ルのように液が滞留するデッドスペースがない。
以下に本発明の効果を実施例により説明する。
実施例1 内径82 mm g外径90鶏σ長さ3205mのアク
リル製ケースの接着部に内径74mm1i5外径81.
5tan13長さ20瓢のエポキシ系接着剤で作った環
状リングを挿入し、端5oOam−゛矯7oOμmのコ
リスルホ7系中空糸6400本よりなる糸束を環状リン
グの中を通して挿入し、これを遠心シール機の中にセッ
トして、温度55度、回転数1100Orpでエポキシ
系接着剤を使って片側の接着長さが25閣になるように
遠心シールした。
これを取り出して〃−スの端末部を切断後、モジュール
の漏れ検査を行なったが、漏れは全くなかった。
比較例1 実施例1の環状リングを入れなかった他は実施、・・例
1と全く同様に行なったところ、遠心シール機から取シ
出した時に既に目視でケースと接着剤の間が剥離してい
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法で製造された中空糸型モジー−ル
端部の縦断面模式図である。 特許出願人   ダイセル化学工業株式会社第  1 
 図 手続補正書(自発) 昭和59年12月zt日 1、事件の表示  ne和59年@lr−mU2J3f
’f4−、、号1、発明の名称  中空糸型モジー−ル
の製造方法3、補正をする者 4、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の杵および発
明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を添付別紙のとおυ補正
する。 (2)明細書第2頁14行目「環状リング・・・環状リ
ング・・・」を「@状体・・・環状体・・・」に訂正す
る。 (3)明細書第3頁2行目〜3行目「・・・接着剤の硬
化に長時間・・・」を「・・・接着剤硬化時の温度上昇
と温度分布を抑えるためには硬化に長時間・・・」に訂
正する。 (4)明細書第3頁12行目〜13行目および13行目
および14行目および15行目および19行目「・・・
環状リング・・・」を「・・・環状体・・・」に訂正す
る。 (5)明細書箱4頁6行目および17行目[・・・環状
リング・・・」を「・・・環状体・・・」に訂正する。      1(6)明細書筒5頁6行目および10行目
および12行目「・・・環状リング・・・」を「・・・
環状体・・・」に訂正する。 (7)明細書第5頁12行目[・・・の長さは10〜5
0m、jを[・・・の長さは接着制止部よりやや短か目
程度が好ましく、通常10〜50iu、jに訂正する。 (8)明細書筒6頁3行目および5行目および19行目
〜20行目「・・・環状リング・・・」を「・・・環状
体・・・」に訂正する。 (9)明細畏第6頁20行目〜711行目「・・・ポリ
スルホン系・・・」ヲ「・・・ホリエーテルスルホン・
・・」に訂正する。 顛 明細書第7頁1行目および10行目「・・・環状リ
ング・・・」を「・・・環状体・・・」に訂正する。 C11)  明細書筒7頁13行目「・・・が剥離して
いた。」を「・・・が剥離していることが確認された。 」に訂正する。 別紙 2、特許請求の範囲 円筒状ケースに中空糸束を充填し、該中空糸束端部とケ
ース端部との間および中空糸端部相互間を接着剤で接着
封止する中空糸型モジュールの製造方法に於いて、ケー
ス端部に該ケースの内径より小さい外径を有する環状体
を嵌め込み、中空糸束端部を環状体の中に挿入した後、
中空糸束端部と環状体との間、及び環状体とケース端部
との間および中空糸束端部相互間を接着剤で接着封止す
ることを特徴とする中空糸型モジュールの製造方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円筒状ケースに中空糸束を充填し、該中空糸束端部とケ
    ース端部との間および中空糸端部相互間を接着剤で接着
    封止する中空糸型モジュールの製造方法に於いて、ケー
    ス端部に該ケースの内径より小さい外径を有する環状リ
    ングを嵌め込み、中空糸束端部を環状リングの中に挿入
    した後、中空糸束端部と環状リングとの間、及び環状リ
    ングとケース端部との間および中空糸束端部相互間を接
    着剤で接着封止することを特徴とする中空糸型モジュー
    ルの製造方法。
JP21399584A 1984-10-12 1984-10-12 中空糸型モジュ−ルの製造方法 Granted JPS6193803A (ja)

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