JPS6192719A - 圧延機用冷却システム - Google Patents

圧延機用冷却システム

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JPS6192719A
JPS6192719A JP22384485A JP22384485A JPS6192719A JP S6192719 A JPS6192719 A JP S6192719A JP 22384485 A JP22384485 A JP 22384485A JP 22384485 A JP22384485 A JP 22384485A JP S6192719 A JPS6192719 A JP S6192719A
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JP
Japan
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cooling
water
nozzle
conveyor
cooling zone
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Application number
JP22384485A
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English (en)
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アスジエツド エー・ジアリル
チヤールズ エイチ・ゲージ
ケネス フオーニヤー
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Siemens Industry Inc
Original Assignee
Morgan Construction Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
    • C21D9/54Furnaces for treating strips or wire
    • C21D9/56Continuous furnaces for strip or wire
    • C21D9/573Continuous furnaces for strip or wire with cooling
    • C21D9/5732Continuous furnaces for strip or wire with cooling of wires; of rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C47/00Winding-up, coiling or winding-off metal wire, metal band or other flexible metal material characterised by features relevant to metal processing only
    • B21C47/26Special arrangements with regard to simultaneous or subsequent treatment of the material
    • B21C47/262Treatment of a wire, while in the form of overlapping non-concentric rings

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  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、全体として、線材等の如き熱圧延鋼材の圧延
工程時に、これを順次、冷却し、所定の冶金学的品質を
達成する圧延機用調整冷却システムに関する。
(従来の技術および問題点) 圧延工程時に、赤熱圧延機材を順次、調整冷却する方法
は、約20年前、米国特許第3.231゜432号(マ
クリーン等)に記載された方法を鳴矢とする。この冷却
方法は゛、線材を熱間圧延する段階と、その後、線材の
マイクロ組織が極めて均質で、オーステナイト結晶粒度
が比較的小さい間に、直接、開放コンベヤ上にて、この
線材を広がったコイル状に巻く段階とを備えている。コ
ンベヤに沿って移動する間、コイル状の鋼材は、空冷さ
れ、同素変態が生ずる。これによって「パテンティング
処理したマイクロ組織」、即ち、空気パテンティングま
たは鉛浴処理した場合と同等のマイクロ組織を得ること
ができ、よって、例えば、その後、ワイヤを引抜く際、
熱処理を加えることなく、線材を製品にすることが可能
となる。
上記方法の初期の段階では、チェーンコンベヤが使用さ
れていた。しかし、コイル状線材は、チェーン間に設け
た静止支持レール上を引ずられるため、引掻き傷を付け
られ易く、また上記レールと長く面積接触する結果、均
一に冷却し得ないため、近年、チェーンコンベヤに変え
て、例えば、米国特許第3,930.900号(ウィル
ソン)に記載されたローラコンベヤを採用するのが一般
的である。この場合、コイル状線材は、被駆動ローラの
上を移動し、ローラ間に配設された空気ノズルが、コイ
ル状線材に向けて上方に、冷却空気を吹出す。
例えば、米国特許第4.448,401号(ジャリル等
)に記載されたように、コンベヤローラの直ぐ下に空冷
ノズルを配設することにより、一層、冷却効果を均等化
し、また工程をフレキシブルにすることができる。
上記型式の圧延ぼが加工可能な線材の直径は、一般に、
5−19mmである。直径91以下の線材の場合、空冷
によって、容認し得る引張強度を迅速に17ることかで
きる。しかし、直径9mm以上の線材の場合、十分な空
冷速度が得られず、このため、引張強度は、ある用途の
場合、許容値以下となってしまう。
冷却媒体として、水を使用することにより、冷却速度を
速くしようとする試みも為されてきた。
例えば、米国特許第4.395.022M (パララス
等)には、線材等の熱圧延鋼材を水浴炉中に浸漬させて
冷却する装置が開示されている。水浴炉による冷却方法
は、大きい直径の線材の場合、冷却速度を多少速め、引
張強度も向上するといわれている。しかし、水の最適な
化学的状態を維持することが困難であることが主な原因
で、均等な冷却効果を期待することはできない。さらに
、この場合、塵埃、二次スケール等の汚染物質を水浴炉
から絶えず除去しなければならないため、−ffl複雑
な問題となる。
米国特許第4,168.993@(ウィルソン等)に記
載されているように、水噴霧方法に関する開発も為され
てきた。しかし、かかる方法の場合、あるコンベヤ領域
は、水噴霧方法しか行ない得ず、また別のコンベヤ領域
は、空冷しか行なうことができないという問題点がある
。例えば、小径の線材を加工する場合のように、空冷以
外採用することができないときには、水冷コンベヤ領域
の運転は1時中断しなければならない。このため、コン
ベヤ上を線材が移動する際、冷却液が全く噴霧されない
(作動を停止した冷却領域の通過中)艮い時間帯が生ず
ることになる。これは上記方法の全体的効率を茗しく損
うものである。
上記問題点のため、直径9mm以上の線材を圧延加工す
る場合、はとんどの圧延機は、相当に縮径して、ワイヤ
を引抜くか、または、合金要素を使用して、鋼材の焼き
入れ性を向上させるか、或いは、工程ライン外で、鉛浴
またはパテンティング熱処理などの方法を採用している
。上記対策のうち、ワイヤ径を縮径に引抜くことは、一
長一短があり、また、合金要素の使用、パテンティング
処理の場合には、トン当りのコストが著しく増大する。
要するに、従来技術は、直径9−911IIll程度の
大径線材を加工する場合の業界の要求を完全に満足させ
ることができなかったのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の主な目的は、従来の方法により、小径の線材を
連続的に空冷し得るようにした連続的な領域を備え、そ
の領域の少なくとも幾つかの領域が、大径線材の冷却速
度を速くする必要のある場合、噴霧水または湿気を含ん
だ空気で冷却し得るように改良した冷却用コンベヤを提
供することである。
全てのコンベヤ領域には、コンベヤローラ上のコイル状
線材移動路の下部に配設した空気ノズルと、およびこの
空気ノズルを電動ファンに接続する空気ダクトとを備え
る強制空冷系が設けである。
急速冷却領域には、さらに、適当な配管を介して、水の
供給を受ける水ノズルを備えた冷却系が設けである。1
実施態様の場合、上記水ノズルは、コイル状線材の移動
路の直ぐ近くに配設されており、リング状線材に直接、
水を噴霧することができる。
(上下方向から噴霧することが望ましい)。別の実施態
様の場合、上記ノズルは、空気ダクト内に配設し、電動
ファンの発生する強制空気流内に水滴を噴霧し、よって
、湿気を含んだ水が得られるようにしである。この湿気
を含んだ水は、ノズルを通って、上方に流れ、コイル状
線材に噴霧される。
上述した何れの水冷方法においても、運転中、赤熱線材
に噴霧された冷却水の一部は蒸気となる。
この蒸気は、コンベヤの上方に設けた着脱式のフードで
回収され、適当な排気口および管路を介して、排出され
る。残りの冷却水は、空気ノズルを通って、下方に排出
され、空気ダクト内に達し、ここに、集めた後、排出さ
れ、濾過した後、再循環される。
このように、空気ダクトおよび空気ノズルは、線材に空
気を供給すると共に、余分の冷却水を排出するという作
用を兼ね喝えている。選択運転モード如何によって、そ
の作用は、上記何れか一方に限定することもできる。こ
の多曙能性によって、コンベヤの急速冷却領域は、空冷
のみを行なう場合でも、広範囲の線材径を冷部すること
が可能となる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適態様につ
いて詳細に説明する。
先ず、第1図および第2図を参照すると、従来の仕上げ
区域における最後のロール対輪部が10で示しである。
熱圧延機材は、仕上げ区域から出て、水冷供給管12に
より、ヘッド部14に搬送される。このヘッド部14は
、線材を連続するコイル16に変え、このコイル16は
短いコンベヤベルト18上に載せられる。コンベヤベル
ト18は適当な速度で駆動され、冷却コンベヤ20の上
に移動してきたコイル16を、互い違いの重畳状態に配
置する。
コンベヤ20は、間隔をおいて配設した被駆動コンベヤ
ロー522を備え、このローラ22により、互い違いの
ffi’!状態に配置されたコイル16は、第2図の矢
印24で示した方向に搬送される。
この実施態様の場合、コンベヤ20は、記号ΔおよびB
で示した複数の区画に分割されている。
区画Bは、従来の方法により、衝風だけでリングを冷却
し1nるようにしてあり、このため、様々な周知の任意
の方法で構成することができる。例えば、米国特許第4
.448.401号(ジャリル等)に記載された構成と
することができる。しかし、区画Aは、空気のみ、また
は水か湿気を含んだ空気の何れかを噴出するという多機
能を備えている。
さらに、第3図乃至第5図を参照すると、被駆動コンベ
ヤローラ22が、耐火物を充填した溝形部材26で構成
したコンベヤ床の上にある場合のコンベヤ区画Aの実施
態様が示しである。この’IMi形部材26は、間隔を
おいて配設され、コンペへ70−ラの上のコイル状線材
16の移動路の下に、「第1」空気ノズル28を配設し
得るようにしである。空気ノズル28は、ローラ22の
下方に位置し、コンベヤの幅全体に亘って、伸長してい
ることが望ましい。
空気ノズル28は、下方に多数設けた、任意の空気ダク
ト30と連通している。各空気ダクトには、電動ファン
から、衝風が供給される。各空気ダクトは、傾斜した底
型32を備え、耐火物で適宜断熱しである。各空気ダク
トの内部は、仕切板36(第5図参照)によって、中央
室38および2つの側至40に分割されている。電動フ
ァン32の出力は、そらせ板(図示せず)によって、選
択的に分流させ、大部分の冷却空気を、側掌40内に送
り込み、ノズル28を介して、コイルの重畳密度が最大
となるコンベヤの両側に冷却空気を噴出し1qるように
することができる。さらに、仕切板36の上端縁に沿っ
て、調節可能なそらせ板42が設けてあり、ノズル28
を通る冷部空気量をさらに調節することができる。空気
ノズル28、空気ダクト30および電動ファン32は、
コンベヤ区画AおよびB双方に、設けである。
給水管43がコンベヤローラ22間の空間の1部の下方
にある少なくとも幾つかの耐火物充填溝形部材26を通
って伸長している。給水管43は、上方向を向いた「第
2」ノズル44を備えている。
コンベヤ部分48のコンベヤローラの上には、給水管4
5を追加して設けることが望ましい。この給水管48は
、下方向を向いたもう1つの第2水ノズル46を備えて
いる。上記給水管43.45は、可撓配管50を介して
、分配管寄せ52に接続してあり、上記分配管寄せ52
は、遮断弁54を介して、主管寄せ56に接続しである
。上記第2ノズル44.46は、コンベヤの中心部と比
べて、コンベヤの端縁により多量の冷却水が供給される
ように配設することが望ましい。
第3図から明らかなように、各空気ダクト30の傾斜し
た底壁34は、小さい排水溜60に達する排水口58を
備えている。この排水溜60は、排水管62を介して、
第1図に示した集水器64に接続しである。
螺形弁66が、各排水口58と関係する。この螺形弁6
6は、任意の便宜な手段(図示せず)により、図示した
開放位置および排水口を閉塞する密閉位置間で手動調整
することが可能である。
第5図に示すように、コンベヤカバ一部分48の少なく
とも一部は、蒸気排出ロア0および蒸気排出ダクト72
と連通する頂部口68を備えている。可撓性配管50を
外した後、カバ一部分を、鎖線70′°で示した開放位
置まで旋開させることができる。
(作用) 次に作用について説明する。
コンベヤ区画AおよびBは、空気のみ、水噴霧のみまた
は湿り気を含んだ霧状空気の何れかでコイル状線材を冷
却するよう運転することができる。
空気のみで冷却する場合、螺形弁66および遮断弁54
を閉じ、可撓管50の接続を外し、カバ一部分48をそ
の開放位置70″まで旋開させる。
その後、電動ファン32を駆動すると、空気は、空気ダ
クト30および第1空気ノズル28を通って上方に流れ
、被駆動ローラ22の上を移動するコイル状線材に噴出
される。
水のみで冷」する場合、電動ファン32を停止し、滑り
板74(第3図巻型)を手で空気ダクト30の中に差込
み、電動ファン32が水に直接暴露されないようにする
。カバ一部分48を元の位置に閉じ、可撓管30を接続
する。その後、螺形弁66を開放し、主遮断弁54を開
放し、第2水ノズル44.46に給水する。冷却水は、
微細な噴霧水として、コイル状線材の上下方向から噴霧
される。大部分の冷却水は、線材の熱により蒸気となり
、この蒸気は蒸気排出ロア0および排出ダクト72を経
て、コンベヤから排出される。残りの冷却水は、第1空
気ノズル28を通って、下方に、空気ダクト37まで流
れる。重力により、冷却水は、傾斜しダクト底型34方
向に流れ、排水口58を通って、排水溜60内に達し、
そこから排水管62を通って、集水器64に集まる。図
示してないが、集水器64の冷却水は、濾過し、主管寄
せ56に再循環されることが理解されよう。
第2水ノズル44および46から噴出する冷却水の温度
は、予熱等により調整し、コンベヤ上で、加工するコイ
ル状線材に適した冷却速度を選択することができる。
第6図乃至第8図には、コンベヤ区画Aの別のBBが示
しである。上記実施BPAと同様の構成要素は、同一の
符号で示しである。この実施態様の場合も、「第2」水
ノズル76は、空気ダクト30にのみ設けである。カバ
一部分78は、持上げ用アイ金具80によって、取外す
ことができ、また、横分岐導管82によって、蒸気排出
ダクト84に着脱可能なように接続しである。第2水ノ
ズル76は、電動ファン32が発生する空気流内に微細
な噴霧水を噴出し得るように配設しである。
その結果生じる湿気を含んだ空気は、第1ノズル28通
って上方に流れ、被駆動ローラ22によって、コンベヤ
に沿って搬送されるコイル状線材に噴出される。蒸気は
、分岐導管82および連通する蒸気排出グクト84を通
って、カバ一部分78からり1出され、一方、余剰の冷
却水は、前述したように、再度、第1空気ノズル28を
経て、空気ダクト30内に循環される。空気のみで、冷
却する場合、第2水ノズル76は、停止し、カバ一部分
78を取外し、および螺形弁66を閉じる。
第9図は、第6図乃至第8図に示した実施態様のさらに
、変形例を示す図である。この場合にも、「第2」水ノ
ズル86は、空気ダクト30内にのみ設けである。この
第2水ノズル86は、多列r1、r2状に配設しである
。列r1は、中央室38内に位置、一方、列r2は、そ
れぞれ側掌40内に位置している。主管92に接続した
分岐管90を介して、ミキサ88から第2水ノズル86
に給水され、また空気マニホルド96に接続した別の分
岐管94を介して圧縮空気が供給される。第2水ノズル
86は、微細な霧を発生させ、この霧は、電動ファン3
2の空気ど一層完全に混合する。
本発明の別の実施態様は、第10図に示してあり、この
場合、コンベー%y床は、100で示すような間隔をお
いて、配設され、第1空気ノズルを形成する長方形の管
98系で構成されている。上記長方形の管98の選択し
た管には、第2水ノズル102系が設けである。冷却水
は、長方形の管98を通って循環され、第2水ノズル1
02がコンベヤローラ22の上を移動するコイル状線材
に向けて、冷却水を上方に@霧する。この場合にも、第
1空気ノズルは、余剰の冷却水を、下の空気至(図示せ
ず)まで再循環させることができる。
本発明による礪構の幾つかの実施態様を説明したので、
当業者なら、本発明の有利な特徴を了知し得るであろう
。小u(9mm以下)の線材を加工する場合、コンベヤ
区画AおよびBは、従来の方法に従って、冷却空気のみ
で運転することができる。こ場合、コンベヤのカバ一部
分は、開放または、取外し、コンベヤに沿って重畳状態
で移動するコイル状線材を経て、またその周囲で自由に
上方に流動する冷却空気に対応することができる。
コンベヤ部分は、全て、冷却空気ノズル、空気ダクトお
よび電動ファンを備えているため、コンベヤの全長に回
り、略連続的に、西風を噴出することが可能である。
大径のII材を加工する場合、コンベヤ区画Aの運転を
、空冷モードから前述した何れかの水冷モードに切換え
ることにより、より急速な冷却速度が可能となる。何れ
の水冷モードも、噴霧水または湿気を含んだ空気の少な
くとも一部を上向きに噴出させることを特徴としている
。重畳状態のコイル状線材は、間隔をおいて配設したコ
ンベヤローラ上を移動するため、冷却水のこの上向きの
噴出は、当然、間欠的に行なわれる。このため、赤熱の
線材表面に噴出された冷却水は、蒸発して蒸気となり、
次のノズルから冷却水が噴出される前に、線材表面から
、揮散することができる点で有利であると考えられる。
水浴炉内に完全に浸漬させる場合と異なり、蒸気が線材
表面に滞留することがないため、断熱作用のある蒸気膜
が形成される。従って、より急速な冷却速度を実現する
ことができる。
コンベヤ区画△およびBを順々の配置Uずに、運転条件
に応じて適宜変更できることが理解されよう。例えば、
コンベヤの開始部分に、幾つかのコンベヤ区画Aを順々
に配置し、また、全てのコンベヤ区画Aを配設すること
が望ましい場合もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による冷却システムの幾分図解的な側
面図、 第2図は、コンベヤに沿って、互い違いの重畳状態で移
動するリング状線材の部分平面図、第3図は、空冷およ
び水冷両別能を備えた、本発明によるコンベヤ部分の1
実施態様を示す、1部切欠いた拡大側面図、 第4図は、第3図に示したコンベヤの一部切欠いた別の
拡大側面図、 第5図は、第3図の線5−5に関するコンベヤの断面図
、 第6図は、空冷および水冷両機能を備えた本発明による
コンベヤ部分の別の実施態様を示す、1部切欠いた側面
図、 第7図は、第6図の線7−7に関するコンベヤの断面図
、 第8図は、水ノズルの一配設形態を示す、第7図の線8
−8に関する横断面図、および第9図は、水ノズルの別
の配設形態を示す、第8図と同様の横断面図である。 (主要符号の説明) 10・・・ロール対 12・・・水冷供給管 14・・・ヘッド部 16・・・コイル 18・・・コンベヤベルト 20・・・冷却コンベヤ 22・・・コンベヤローラ 24・・・矢印 26・・・溝形部材 28・・・空気ノズル 30・・・空気ダクト 32・・・電動ファン 32・・・底壁 34・・・ダクト底壁 36・・・仕切板 38・・・中央室 40・・・側室 43.45・・・給水管 44.46・・・「第2」水ノズル 48・・・コンベヤカバ一部分 50・・・司撓配管 54・・・遮断弁 56・・・生管寄せ 58・・・排水口 60・・・排水溜 62・・・排水管 64・・・集水器 66・・・蝶形弁 68・・・頂部口 ア0・・・蒸気排出口 ア2・・・蒸気排出ダクト 74・・・滑り仮 76・・・第2水ノズル 78・・・カバ一部分 80・・・持上用アイ金具 82・・・横分岐導管。 84・・・蒸気排出ダクト 86.102・・・第2水ノズル 88・・・ミキサ 90.94・・・分岐管 92・・・主管 96・・・空気マニホルド 98・・・長方形の管 100・・・コンペV床

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高温の熱圧延鋼材が、互い違いに重畳するコイル
    形態にて、冷却区域を通って、搬送される進路を形成す
    るコンベヤに使用され、前記冷却区域内で前記コイル状
    鋼材を冷却するシステムにおいて、 前記進路の下方および前記進路に沿って、前記冷却区域
    内に配設された複数の第1ノズルと、前記第1ノズルと
    連通し、冷却空気流を、前記第1ノズルから前記冷却区
    域内のコイル状線材に向けて、上方に噴出する空気供給
    手段と、 前記冷却区域内で、コイル状線材に対し、水を噴出する
    よう配設され、水供給手段と連通する複数の第2ノズル
    とを備え、前記噴出水の一部が、コイル状線材の熱によ
    り、蒸気に変えられ、および前記噴出水の残りが前記第
    1ノズルを介して、前記ダクトに復帰され、 さらに、前記進路の付近から前記蒸気を回収する手段と
    、および 前記ダクトから、前記復帰した水を回収する手段とを備
    えることを特徴とする圧延機用冷却システム。
  2. (2)前記第2ノズルの少くとも幾つかが、前記進路の
    下方で、前記冷却区域内に配設され、コイル状線材に向
    けて、上方に水を噴出することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載した圧延機用冷却システム。
  3. (3)前記第2ノズルの少なくとも幾つかが、前記進路
    の上方で、前記冷却区域内に配設され、コイル状線材に
    向けて、下方に水を噴出することを特徴とする特許請求
    の範囲第2項に記載した圧延機用冷却システム。
  4. (4)前記蒸気排出手段が、前記進路の上にある前記冷
    却区域内でカバーを備え、前記カバーが、連通する蒸気
    排出口を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第3項の何れかの項に記載した圧延機用冷却システ
    ム。
  5. (5)前記蒸気排出手段が、前記進路の上にある前記冷
    却区域内で着脱可能なカバーを備え、前記カバーが、連
    通する蒸気排出口を備え、前記第2ノズルが、前記進路
    の上方に位置し且つ前記カバーにより支持されることを
    特徴とする特許請求の範囲第3項に記載した圧延機用冷
    却システム。
  6. (6)前記第2ノズルが、前記ダクト内に配設され、お
    よび前記第2ノズルから噴出された水が、前記第1ノズ
    ルから噴出された冷却空気流と混合することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載した圧延機用冷却システ
    ム。
  7. (7)前記コンベヤが、次々と間隔をおいて配設した複
    数の被駆動ローラを備え、前記ローラ上にて、前記コイ
    ル状線材が前記冷却区域を通って、前記進路に沿って、
    搬送され、前記第1ノズルが、前記ローラの下方に配設
    され、および前記第2ノズルの少なくとも幾つかが、前
    記ローラ間の空間下方の前記冷却区域内に配設されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した圧延機
    用冷却システム。
  8. (8)前記排水手段が、排水口を介して、前記ダクトと
    連通する排水管と、およびコイル状線材に空気のみを噴
    出する際、前記排水口を閉塞する弁手段とを備えること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した圧延機用
    冷却システム。
  9. (9)前記ダクトが、内部仕切板により、前記コンベヤ
    の中央部の下に位置する中央室および前記コンベヤの側
    部の下に位置する側室に分割され、および前記第2ノズ
    ルが、多列状にて配設され、前記列の幾つかが、前記中
    央室内に配設され、および前記列の残りが前記側室内に
    配設されることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記
    載した圧延機用冷却システム。
  10. (10)順々と間隔を置いて配設した被駆動ローラを備
    え、高温の線状が、互い違いに重畳するコイル状形態に
    て、冷却区域を通って、搬送される通路を形成するコン
    ベヤに使用され、前記コイル状線材を冷却する冷却シス
    テムにおいて、 前記ローラの下方で、前記冷却区域内に設けられ、前記
    コンベヤの幅の略全体に亘って、伸長する複数の第1ノ
    ズルと、 前記第1ノズルと連通するダクトを有し、冷却空気流を
    、前記第1ノズルから、コイル状線材に向けて、上方に
    噴出する空気供給手段と、 前記冷却区域内で、前記コンベヤの上になる位置に着脱
    可能なように取付けられたカバーと、複数の第2ノズル
    とを備え、前記第2ノズルのいくつかが、前記進路の下
    方で前記冷却区域内に配設され且つ前記ローラ間で上方
    向に配向され、残りの前記第2ノズルが、前記進路上で
    前記カバーにより、支持され且つ下方に配向され、 さらに、前記冷却区域内で、コイル状線材に向けて、前
    記第2ノズルから水を噴出する給水手段とを備え、前記
    噴出水の1部が、コイル状線材の熱により、蒸気に変え
    られ、前記噴出水の残部が前記第1ノズルを介して、前
    記ダクトに復帰され、さらに、前記カバーと関係し、前
    記冷却区域から、前記蒸気を排出する排出手段と、およ
    び前記ダクトから、前記復帰水を排水する手段とを備え
    ることを特徴とする圧延機用冷却システム。
JP22384485A 1984-10-09 1985-10-09 圧延機用冷却システム Pending JPS6192719A (ja)

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