JPS6192515A - 枝打方法および枝打機 - Google Patents

枝打方法および枝打機

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JPS6192515A
JPS6192515A JP21477884A JP21477884A JPS6192515A JP S6192515 A JPS6192515 A JP S6192515A JP 21477884 A JP21477884 A JP 21477884A JP 21477884 A JP21477884 A JP 21477884A JP S6192515 A JPS6192515 A JP S6192515A
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tree
section
gear
cutting
pruning machine
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谷冨 史直
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Kaisei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は枝打方法および枝打機に係り、切削部が技に喰
い込まれるなどして、枝打機が立木上昇を所定時間以上
停止した場合には、枝打機を自刃により自動的に下降さ
せるようにしたものである。
(発明の背景) 枝打機は、昇降用車輪を01uえた本体部と、該本体部
に積載された切削部とから成っており、動力部により昇
降用車輪を駆動して立木を上界しながら、切削部により
枝を切断するようになっている。しかしながら切削部が
切断中の枝に喰い込まれたような場合には、枝打機の立
木上昇は不可能となり、枝打機は立木の上部で停止して
技打ち作業は不能となってしまう。またこのように枝打
機が立木の上界を長時間停止すると、単に燃料の無駄と
なるだけでなく、エンジンのオーバーヒートにより火災
が発生する盾れを生しる。
(発明の概要) 本発明は上記したようなトラブルにより、枝打機の立木
上昇が所定時間以上停止した場合に、枝打機を自動的に
立木を下降させるための方法および装置を提供すること
を目的とする。このために本発明は、切削部の過負荷検
知部を設けておき、切削部が枝に喰い込まれるなどして
、枝打機の立木上昇が停止したときには、これを上記過
負荷検知部により検知し、検知した後所定時間(例えば
3〜10秒間)が経過したならば、枝打機を自刃により
自動的に立木を下降させるようにしたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明を行う。
第1図は本発明に係る枝打機により枝打ち作業を行って
いる状態での側面図、第2図は伝動機構を示す側面図で
あって、本枝打aAは動力部としてのエンジンI、該エ
ンジンlにより駆動される昇降用車輪2、立木Tを取り
囲む本体フレーム3等から成る本体部Bと、該本体部已
に積載され、上記エンジン1により駆動される切削部C
とから成っている。昇降用車輪2は斜設されており、枝
打iAは立木Tの周囲を矢印a方向にラセン状に回動し
ながら立木Tを上昇し、切削部Cにより技tを切断する
。5はフレームであって、その外周縁にそってソーチェ
ン6が調帯されており、該フレーム5は進行方向へ向っ
てやや前傾して立設されている。またフレーム5の中央
部前面には、凹入部5aが形成されている6該凹入部5
aは、技りの切断時にフレーム5の両生面が技tの被切
断面に摺接して、フレーム5が切断作業の邪魔になるの
を防止するために形成されている。7はソーチェン6の
駆動用スプロケットであり、上記エンジン1により駆動
される。8はギヤなどが収納されたケース、9はフレー
ム5の弾持用ばねである。
10は切削部Cの過負荷検知部としてのりミノ(・スイ
ッチであり、上記ケース8の上部に取り付けられている
。11は上記フレー1.5の下部に突設された突起であ
って、切削部Cが太い枝や硬い枝に当るなどして後方へ
押されると、該突起11により上記リミットスイッチI
Oのレバー10aは投入されて該リミットスイッチ10
はオンとなる(第2図鎖線参照)。
15は上記ケース8内に配設された回転方向転換部とし
ての変速部であって、同一回転輪16に取り付けられた
傘歯車I7.18、およびこれらの傘歯車17.18に
選択的に噛合する傘歯車19等から成っている。傘歯車
17.18は横方向に摺動自在に配設されている。また
゛  傘歯車17.18は、伝動車2121等を介して
上記エンジン1により駆動される。また傘歯車19は上
記車輪2に連結されており、該車輪2に回転を伝達する
。また上記スプロケ・ノ)・7は、伝動車21.20等
を介してエンジンIにより駆動される。
12は制御回路、13はソレノイドであり、そのプラン
ジャ13aにはレバー14が取り付けられている。レバ
ー14は、ビン23に軸支されており、コイルばね24
により、常時反時計方向に付勢されている。レバー24
の下端部は上記回転軸16の端部に軸着されており、常
時はコイルばね24の付勢により、傘歯車1′:は傘歯
車19に噛合し、車輪2には正回転が伝達されて枝打機
Aは立木Tを上昇するが、上記ソレノイド13が作動し
てプランジャ13aが引っ込むと、レバー14は時計方
向に回転し、回転軸16は左方に摺動して傘歯車19に
ば傘歯車18が噛合し、車輪2には逆回転か伝達されて
枝打aAは立木′rを下l!イする。次に第312′l
を参照しながら、1−記制御回路12の説明を行う。
+31ば−に記すミソ1−スイッチlOに接続された電
源部であり、更に可変抵抗器R1とコンデンサ34から
成る遅延部としての遅延回路30が接続されている。
B2は上記ソレノイド13の電源部であって、上記ソレ
ノイド13にはサイリスタ31が接続されており、8亥
サイリスタ31のゲートGは上記可変抵抗器R1とコン
デンサ34の間に接続されている。32はナイリスタ3
1の導通状態解除用スイッチ部である。なお電源部B1
、B2としては、−次電池の外、上記エンジンlにより
駆動される発電機により充電される蓄電池を使用しても
よい。
本装置は上記のような構成より成り、次に本枝打機Aに
よる枝打ち作業の説明を行う。
傘歯車19は常時は傘歯車17に噛合している。エンジ
ンlを始動させると、その回転は伝動車20等を介して
スプロケット7に伝達され、ソーチェン6を駆動する。
またエンジンlの回転は、伝動車21.21、変速部1
5等を介し゛(車輪2へ伝達され、枝打機Aは矢印a方
向へらせん状に立木Tを上昇し、切削部Cにより技) 
    tの切断が行われる。切削部Cに太い技や硬い
技が当った場合、切削部Cは咳枝を容易に切断すること
はできない。かかる切断抵抗の大きい枝tに切削部Cが
当ると、切削部Cは該技tに押されてばね9のばね力に
抗して時計方向へわずかに回転する(第2図鎖線参照)
するとレバー10aは突起11に押されて投入され、リ
ミットスイッチ10は閉成する。するとコンデンサ34
は可変抵抗器R1を通して徐々に充電され、所定時間(
例えば3〜10秒間)経過して該コンデンサ34の+側
が所定電位まで上昇すると、サイリスタ31はターンオ
ンし、ソレノイド13は作動してそのプランジャ13a
は引っ込み、レバー14は時計方向に回転する(第2図
鎖線参照)。すると回転軸16は左方に摺動して傘歯車
17は傘歯車19から離れ、傘歯車19には傘歯車18
が噛合する。
すると車輪2は逆回転を開始して枝打mAは立木Tを下
降する。枝打機Aが地上まで降下したならば、スイッチ
部32を操作し、サイリスタ31をオフ状態に戻す。す
るとソレノイド13は作動を停止し、レバー14はばね
24のばね力により反時計方向に回転し、再び傘歯車1
9には傘歯車17が噛合する。このように本装置によれ
ば、切削部Cが枝tに喰い込まれるなどして枝打機Aが
所定時間以上立木上昇を停止すると、枝打機Aは自刃に
より自動的に立木Tを降下することができる。なお設定
時間は、可変抵抗器R1を操作す゛ることにより、自由
に変更することができる。またコンデンサ34として可
変コンデンサを用いれば、これによっても設定時間を変
更することができる。
(他の実施例) 第4図は制御回路12の他の実施例を示すものであって
、33は抵抗器R2とコンデンサ34から成る遅延回路
である。Qはトランジスタであり、そのベースは上記抵
抗器R2とコンデンサ34の間に接続されている。
かかる構成において、上記のように切削部Cが技りに喰
い込んでリミットスイッチエロが閉成されると、コンデ
ンサ34は抵抗器R2を通じて徐々に充電され、所定時
間が経過するとトランジスタQはそのベース電流により
導通し、ソレノイド13は作動して上記の場合と同様に
傘歯車1りには傘歯車18が噛合し、枝打機Aは立木J
二5.j運動から立木下降運動へ移行する。
切削部Cが上記技tから離れると、切削部Cはばね9の
ばね力により再び前傾し、レバーlOaは押圧状態を解
除されてリミットスイッチ10はオフとなる。するとト
ランジスタQはオフに反転し、ソレノイド13もオフと
なって再び傘歯車19に傘歯車17が噛合し、枝打JR
Aは再び自刃により立木Tを上昇する。このように本実
施例の場合は、レバー10aが投入されてソレノイド1
3が作動しても、枝打fiAは地上まで降下せず、立木
Tを少々降下した後、再びソレノイド13はオフとなっ
て傘歯車19に全歯車17が噛合し、枝打機Aは立木T
を上昇する。
上記説明において、遅延回路30.33を設けて、その
設定時間が経過した後で、枝打機Aを立木Tを下降させ
るのは次の理由による。すなわち切削部Cに技tが当っ
た場合、その切断抵抗により切削部Cの前進が阻止され
て、枝打機Aが立木上昇を停止することはしばしば生じ
る。かかる場合、次の瞬間には難なくその枝を切断でき
る場合と、その技の切断抵抗が切削部Cの切断能力より
大きく、したがっていつまでたっても切断できない場合
とがある。上記設定時間(3〜10秒)は、切削部Cに
よりその技が切断可能かどうかを判断するための時間で
あって、設定時間以内にその枝を切断できなかった場合
には、切削部Cによりその枝を切断することは不可能と
判断し、枝打機Aを立木を下降させる訳である。もしか
かる遅延部30.33を設けなかった場合には、枝打機
Aがごく短い時間(本実施例では3秒以内)立木上昇を
停止した場合でも、枝打機Aはその都度立木Tを下降す
ることとなり、技打ち作業能率はまったく上らないこと
となる。したがって遅延部30.33を設けることによ
り過負荷検知部10により過負荷が検知された場合でも
、変速部15を直ちには作動させて枝打機Aを下降させ
ずに、設定時間が(るまでその枝の切断を試みる訳であ
る。
(他の実施例) 本発明は、本体部が立木をまっずくに昇降し、本体部の
周囲を回動する切削部により、技の切断を行う垂直昇降
方式の枝打機にも適用できるものであり、次に第5図〜
第11図を参照しながらその実施例を説明する。
第5図は枝打機の分R?i状態での斜視図であって、枝
打41Lは、立木に着脱自在にセットされる昇降用本体
部Mと、該本体部Mに着脱自在に装着される回動部Nと
から成っている。本体部Mは、立木の高さ方向に沿って
回転する昇降用車輪Wを多数備えており、各車輪Wを回
動部Nに積載された動力部としてのエンジン41により
回転させると、本体部Mは立木に沿って垂直に上昇する
。また回動部Nは、本体部Mに着脱自在に装着されて、
本体部Mが立木を垂直に上昇する際に、本体部Mの周囲
を回転しながら、ソーチェン42を616えた切削部4
3により立木の表面から突出する枝を、その根元から切
断する。44はカバー板であって、上記回動部N上に着
脱自在に装着されるものであり、本枝打機りが立木を上
昇しながら技の切断を行う際に、切削部43により切断
されて地上に落下する技が回動部Nや本体部M内に落下
侵入して、これらの故障を惹起するのを防止する。
本枝打機りは、回動部N側のエンジン41により、本体
部Mの各車輪Wと回動部Nの切削部43を駆動し、立木
をゆっくりと垂直に上昇しながら枝の切断を行い、所定
の切断作業が終了したならば、立木に沿って垂直に降下
するものである。81はガソリンタンク、82は上昇高
さ設定部、83はギヤなどが収納されたケース、84は
オイルタンク、85はエンジン41の回転を切削部43
に伝達するためのタイミングベルト、86は幹当りであ
る。
第6図は、本体部Mを立木Tにセットしたり、立木Tか
ら取りはずす状態での斜視図であって、該本体部Mば、
円環状のフレームFl、F2、F3を主枠としており、
各フレームFl−F3にこれから述べる種々の部品が取
り付けられている。Ctは本体部Mの最上部に配設され
た遊動大ギヤであって、その外周面と内周面に歯が形成
され°ζおり、枝打機りが立木Tを上昇するときは、エ
ンジン41の駆動により立木Tを中心にして矢印X方向
に回転して各車輪Wに正回転を伝達する。また枝打&!
Lが立木Tを下降するときは、矢印Y方向に回転して、
各車輪Wは逆回転する。G2は上記遊動大ギヤG’lの
直下に位置する固定大ギヤであって、外周面に歯が形成
されている。
咳大ギヤG2は上記大ギヤG1のようにX、Y方向に回
転するものではなく、フレームに固定されている。本体
部Mが立木Tを上昇する際に、回動部Nは該大ギヤG2
に沿って回転しながら、切削部43により枝りを切断す
るものであり、該ギヤG2は回動部Nの回転案内軌道と
なるものである。G3はフレームF3の直上に位置し、
立木Tを取り囲む円弧状の迎0J大ギャである。咳大ギ
ヤG3は上記車輪Wが取り付けられた三個の昇降用車輪
部Wを゛、バネSに弾発されたカム65により押圧して
、互いに連動させて立木Tの表面に押圧する作用を有す
るものである。本体部Mを立木Tにセットした状態にお
いて、立木Tは各フレームF1〜Iパ3や各ギヤG1−
03の中心に位置する。
上記フレームFlは、主フレームFlaと副フレームF
ibとから成っており、本体部Mを立木Tにセントした
り立木Tから取りはずずときは、第6図に示すように副
フレームFibを開く。またフレームF2、F3には開
閉板45が取り付けられており、本体部Mを立木Tに七
ノドし7たり立木Tから取りはずすときは、該開閉板4
5を第6図に示すように開く。該開閉板45はフレーム
F2、F3の連結部月ともなるものであり、フレームF
2、F3を補強堅固化1      して、−クレーム
F2、F3がねじれたりして変形するのを防止するもの
である。
また上記各大ギヤG1、G2も、主ギヤGla、G’l
aと副ギヤGlb、G2bとから成っており、副ギヤG
lb、G2bの一端は、主ギヤGia、c2aの一端に
回転自在に軸着されている。しかして本体部Mを立木1
゛にセットしたり、立木Tから取りはずしたりするとき
は、第6図に示すように副フレームFibや開閉板45
および各副ギヤGlb、G2bをすべて開いて立木′「
を通し得る開口を確保し、該開口から立木Tを通して立
木1゛を本体部Mの中心に位置せしめた後、第5図に示
すように副フレームl? l bや開閉板4および副ギ
ヤGlb、G2bを閉じる。46.47.48.49.
50は止具である。
次に第7図および第8図を参照しながら、車輪Wを正回
転すなわち立木上昇方向へ回転させる伝動機構の説明を
行う。
B7はギヤであり、ベルト51.53、減速機52.5
4を介して、上記エンジン41の回転が伝達される。5
5はその回転軸である。B9はギヤg7の左側に位置す
るギヤであって、その回転軸56の上部には上記固定大
ギヤG2に噛合するギヤgloが取り付けられている。
gllはギヤg7の右側に位置するギヤであって、その
回転軸57の上部には、上記大ギヤGlに噛合するギヤ
g12が取り付けられている。
B8は可動ギヤであって、回動部材59に取りf」りら
れており、本枝打iLが立木Tを上昇するときは、第8
図に示すようにギヤg7とギヤ89に咄合し、ギヤ87
の回転をギヤg9、gIOに伝達する。
71は上記回転軸57に取り付けられた電磁クラッチで
あり、該電磁クラッチ71には常閉型リミットスイッチ
70および制御回路72が接続されている。第11図は
制御回路72を示すものであって、第4図のものと同様
の構成を有している。73.74は互いに連動する手動
式電源スィッチである。
B13は回転軸57に取りイ」けられたギヤであり、該
ギヤg13にはスト、パー58が係脱自在に係合してい
る。第7図においてB1は大ギヤGlに噛合するギヤで
あり、その回転はベベルギヤg2、B3、チェノ60等
を介して、昇降用車輪部Wの各車輪Wに伝達される。4
3は上記切削部であって、タイミングヘルド85を介し
てエンジン41により駆動される。
枝打機りが立木′「を上昇するときは、電磁クラッチ7
1はオンであり、かつストッパー58はギヤg13に係
合し、該ギヤg13の回転を阻止している(第8図参照
)。この状態で、エンジン41の回転はギヤglOに伝
達される。
ギヤglOが回転すると、回動部Nは大ギヤG2の周囲
をX方向に回動するが、ギヤgj3ば回転が阻止されて
いるため、該ギヤg13と同軸のギヤg12も回転を阻
止されており、該ギヤg12に係合する大ギヤG1は該
ギヤg12にけん引されてX方向に回転する。すると大
ギヤG1に噛合するギヤg1は回転し、その回転はギヤ
g2、B3、チェノ60等を介して車輪Wに伝達され、
車輪Wは正回転して枝打機りは立木Tを上界し、その際
大ギヤG2の周囲を回動する回動部Nの切削部43によ
り、立木Tから突出する枝tは切断される。枝打機りが
上昇高さ設定部82により設定された高さまで達すると
、ストッパー58はギヤg13からAIlれ(第9図参
照)、ギヤg13、g12はフリー状態となる。すると
枝打nLは自重により立木Tを下降する。その際大ギヤ
G1は矢印Y方向に回動する。
第10図は切削部43の詳細を示すものであって、切削
部43は台座63に立設されている。
64は切削部43のフレームであって、直立部64aと
、該直立部64aの上部に前方へ向ってやや上向きに突
出して連設された傾斜部64bから成っている。42は
ソーチェンであって、フレーム64に取り付けられたロ
ーラ66.66、スプロケット67に調帯されており、
スプロケット67がエンジン41により駆動されるとソ
ーチェン42はローラ66.66に沿って回動する。7
0は上記フレーム64の後方に配設された変位検出部と
しての上記リミットスイッチであり、ソーチェン42が
枝tに喰い込み、フレー1.64がこれに押されて自身
の弾性変形等により後方へ変位すると(鎖線参照)、そ
のレノ−q−703は投入されてリミットスイッチ70
はオフとなる。
」1記構成において、枝打機1.が立木Tを上昇しなか
ら技tを切断する際に、切削部43が太い技や硬い技な
どの切11J?抵抗の大きい枝tに喰い込まれると、上
述のように切削部43はこれに押されて後方に変位する
。するとレバー70aは投入されてリミットスイッチ7
0はオフとなる。コンデンサ34は可変抵抗器R1を通
じて予め充電されており、したがってリミットスイッチ
70がオフどなった後も、トランジスタQは抵抗体R3
を流れる放電流によりしばらくオン状態を保持し、した
がって電磁クラッチ71は所定時間(例えば5秒間)オ
ン状態を保持し、枝打19Lはなおも立木Tを上昇しよ
うとする。しかし放電流が少なくなるにしたがい、電磁
クラッチ7Iはついにはオフとなってギヤg12はフリ
ー状態になり、枝打41Lは自重により立木Tを下降す
る。
(他の実施例) 第12図、第13図は本発明の更に他の実施例を示すも
のであって、上記回転軸55に上記変速部15が連結さ
れている。第13図に示す電気回路は、第3図において
示したものと同様のものである。常時は傘歯車19には
傘歯車17が噛合して、エンジン41の回転はギヤg7
〜gIO等を介して上記車輪Wに伝達され、車輪Wは正
回転して枝打mLは立木Tを上昇する。
切削部43が技tに喰い込まれるなどして、リミットス
イッチ10のレバー10aが投入されるとコンデンサ3
4は充電され、所定時間が経過するとサイリスタ31は
ターンオンしてソレノイド13が作動し、レバー14は
時計方向に回転して、傘歯車17.18は左方に摺動し
、全歯車19には傘歯車18が噛合して全歯車19は逆
回転する。するとその回転は上記のようにギヤ57〜g
toを介して車輪Wに伝達され、車輪Wは逆回転して枝
打8iは立木Tを下降する。
(他の実施例) 上記実施例は、フレーム64の弾性変形により、リミッ
トスイッチ10.70のレバー10a、70aを投入す
るものであるが、該レバー10a、70aをより確実に
投入するために、フレーム64を弾持用ばねに弾持せし
めておき、ソーチェン42に技tが当ったときには、そ
のばね力に抗してフレーム64を後方に変位させるよう
にしてもよい。第14図はその一例を示すものであって
、フレーム64は、台座80にその下部を軸89を中心
に回転自在に取り付シナられている。87はフレーム6
4の反時計方向の回転限度を規定するために、台座80
に突設されたリブである。90は台座80の上面に立設
された支柱であり、該支柱90の上部に上記リミットス
イッチ70が取り付けられている。
また該支柱90とフレーム64の間には弾持用ばね88
が配設され′ζいる。
かかる構成において、ソーチェン42に技りが当ると、
フレーム64はこれに押されてばね88のばね力に抗し
て軸89を中心に時計方向へわずかに回転し、レバー7
0aは投入される(鎖線参照)。このようにフレーム6
4をばね88に弾持せしめて、軸89を中心に回転自在
に台座80に取り付けておけば、ソーチェン42に技t
が当ったときに、より確実にレバー70aを投入するこ
とができる。
本発明は上記実施例以外にもさらに種々の設計変更が考
えられるのであって、要は切削部が技に喰い込まれるな
どして枝打機の立木上肩が不能となったことを検知する
過負荷検知部を設けておき、該過負荷検知部により過負
荷が検知された後、所定時間が経過したならば、昇降用
車輪の回転方向転換部を作動させて車輪を逆回転させ、
枝打機を下降させればよいものである。
1       (発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、切削部が技に喰い
込まれるなどして、枝打機が所定時間以上立木」1昇を
停止したならば、枝打機を自刃により自動的に立木を下
降させることができる。したがってトラブルにより枝打
機が立木の上部にて停止した場合に、人力により該枝打
機を立木を下降させる必要がなく、更には動力部のオー
バーヒートによる火災の発生や燃料の無駄な浪費を防止
できる等の種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図は枝打
機の側面図、第2図は伝動機構の側面図、第3図および
第4図は制御回路図、第5図および第6図は本発明の他
の実施例の斜視図、第7図は伝動系の部分斜視図、第8
図および第9図は伝動系の展開図、第10図は切削部の
側面図、第11図は制御回路図、第12図は本発明の更
に他の実施例の部分側面図、第13図は制御回路図、第
14図は更に他の実施例の部分側面図である。 A、L・・・枝打機  B、M・・・本体部C143・
・・切削部  1.41・・・動力部としてのエンジン
  2、W・・・昇降用車輪  10.70・・・過負
荷検知部 15.71・・・回転方向転換部 30.33・・・遅延部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)昇降用車輪を備えた本体部と、該本体部に積載さ
    れた切削部とから成る枝打機を、動力部の駆動により立
    木を上昇させながら、該立木の枝を切断する枝打方法に
    おいて、過負荷検知部により上記切削部にかかる過負荷
    を検知し、検知後所定時間が経過したならば、上記昇降
    用車輪の回転方向転換部を作動させて、上記枝打機を立
    木を下降させるようにした枝打方法。
  2. (2)昇降用車輪を備えた本体部と、該本体部に積載さ
    れた切削部とを備え、上記昇降用車輪と上記切削部を動
    力部により駆動するようにした枝打機において、上記切
    削部の過負荷検知部を設けるとともに、上記動力部から
    上記昇降用車輪への伝動路に上記昇降用車輪の回転方向
    転換部を設け、該回転方向転換部と上記過負荷検知部と
    を、遅延部を介して接続したことを特徴とする枝打機。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58176761U (ja) * 1982-05-19 1983-11-26 セイレイ工業株式会社 枝打機の逆転装置
JPS5934287U (ja) * 1982-08-27 1984-03-02 種村 富重 温水を作り出せる冷蔵庫

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5934287U (ja) * 1982-08-27 1984-03-02 種村 富重 温水を作り出せる冷蔵庫

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