JPS619157A

JPS619157A - 搬送機

Info

Publication number: JPS619157A
Application number: JP1733884A
Authority: JP
Inventors: Tamaki Mori; 森　環; Shiro Hasegawa; 志朗長谷川
Original assignee: Showa Electric Wire and Cable Co
Current assignee: SWCC Corp
Priority date: 1984-02-01
Filing date: 1984-02-01
Publication date: 1986-01-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明はリニアＤＣモータを駆動源とする搬送機に係る
。

［発明の技術的背景とその問題点］工場の自動化、無人化に際して、原材料、半製品、製品
等の工程間搬送機として、ベルトコンベヤに代り、リニ
アパルスモータ式、リニアインダクション式のものが開
発されている。この中、リニアパルスモータ式のものは
、磁歪による雑音を発生する。また、リニアインダクシ
ョン式のものは、エネルギ効率が低い欠点がある。

ざらに、パルスリニアモータ式においては、可動子側磁
極歯と、固定子側の移動方向前後の磁極歯の吸引、反撥
により駆動力を得ているので、励磁の切換えを行わなけ
れば運動を継続することはできない。また、高速化した
時、励磁される磁極歯と可動子の磁極との距離が離間す
るので、高速化する程推力が小さくなり、応答性が低く
なる。

本出願人は前記の各リニアモータの問題を解決するもの
として、リニアＤＣモータを駆動源とする搬送機を開発
し、これにつき昭和５８年１１月９日特許を出願した（
特願昭５８−２１０５２９号）。この搬送機は、第１図
Ａに示すように、非磁性材料から成り長方形の上面板１
ａおよびその４隅から垂下した脚１ｂを有する台車１と
、磁性材料から成る搬送路７と、前記台車１を搬送路７
上に可動に支持する車輪６と、前記台車１内製支持され
両脚片２ａを下に向けた口字状の鉄心２と、この鉄心下
面に支持され上下方向に磁化された磁石３と、この鉄心
の、各脚片２ａおよび中央片２ｂ両端、中央片２ｂ中央
部および磁石３にそれぞれ上面板１ａ横断方向に巻回さ
れたコイル４．５とを有することを特徴とする。

搬送機の駆動は次の如くして行われる。すなわち、リニ
アモータの固定子に相当する磁性材料から成る搬送路７
上に、搬送機を載置する。この時、磁石３の磁束は、磁
石３下面がＮ極とすれば、磁石３下面からコイル５を横
切り搬送路７に入り、鉄心の脚片２ａ　、　２ａから鉄
心に入り、鉄心の中央片２ｂを通って、磁石３上面に入
る。すなわち、鉄心２と搬送路７は磁気回路を構成する
。磁石３、　　　　　の位置のコイル５には、搬送路７
に近い位置のコイル素線５ａに第２図Ｂに示す方向、紙
面裏面から表面に向う方向のＤＣ電流を流し、他のコイ
ル４．４には反対方向のＤＣ電流を流す。すると、磁界
と電流の相互作用により、第２図ＢにＦで示した“左方
向への力が発生し、台車１はその方向に推進される。

このようにして、前記開示の搬送機は従来のりニアモー
タ駆動の搬送機の欠点を除去しているが、コイル４，５
の搬送路７に対向していない部分は、推力の発生に全く
寄与しておらず効率が低い。また、鉄心２と非磁性の上
面板１ａとの間にはコイル５を収容するための空隙を設
ける必要があり、搬送機の高さが大となる欠点があった
。さらに、製造時に鉄心、磁石等の重量物にコイルを巻
付けなければならないので、作業性が悪かった。

［発明の目的］本発明は効率が高く、またその高さを低くなし得る搬送
機を得ることを目的としている。

［発明の概要］＊ｉ’ａｉｏｍ＊ｍ′“１１″″−”°９°５〜　　：
の上面板およびその４隅から垂下した脚を有する台車と
、磁性材料から成る搬送路と、前記台車を搬送路上に可
動に支持する手段と、前記台車内に支持され中央片両端
の両脚片を下に向けた口字状の鉄心と、この鉄心の中央
片に磁極を上下にして取付けられた磁石と、鉄心の脚片
のそれぞむと磁石のそれに近い一半とをおおって設けら
れ逆向きの電流を印加される２つのフラットコイルとを
有することを特徴とする。

［発明の実施例］第１図Ａ、Ｂと同一部分には同一符号を付した第２図乃
至第４図は本発明の一実施例を示す。

この実施例にあっては、コイル８，９は鉄心２の一方の
脚片２ａ下面と磁石３の下面の一方の半分、他方の脚片
２ａ下面と磁石３の下面の他の半分をおおうフラットコ
イルとされている。なお、コイル８．９は巻回方向、巻
回数を等しくし、電流は逆向きに流すものとする。

第３図に示したように磁石風下面から下向きの磁束とし
、コイル８に反時計方向に、またコイル９に時計方向に
それぞれ電流を印加すれば、コイル８，９の磁石下面の
部分同志、脚片下面の部分同志では電流の向きは同じく
なり、また、磁石下面の部分と脚片下面の部分とでは電
流の向きが反対となる。而して、磁石下面の磁束と脚片
下面の磁束とは向きが反対であるから、結局電流と磁束
との相互作用で図面上で右向きの力Ｆが発生し、搬送機
はその方向に推進される。

なお、本発明は上記例示したものに限定されない。例え
ば、磁石３下面、脚片２ａ下面にまたがって絶縁層を設
け、これにコイル８，９を取付けるようにして、磁石、
鉄心とコイルとの絶縁性を向上させ、電気的、機械的に
大きな負荷が係るコイルの耐久性を高めることができる
。また、車輪６にかえ、空気浮上等の支持手段を採用す
ることもできる。

［発明の効果］本発明の搬送機においては、コイルの大きな部分が推力
の発生に寄与しているので効率を向上させることができ
る。また、磁石と上面板との間にコイルを収容するスペ
ースを設ける必要がないので、高さを低くすることが可
能である。さらに、コイルを別個に巻回し、これを磁石
等に接着等によって取付ければよいので、製造の作業性
を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図Ａは従来の搬送機の正面図、Ｂはその要部拡大模
式図、第２は本発明一実施例の正面図、第３図はその下
面図、第４図はその側面図である。１・・・台車　　　　　　１ａ・・・上面板１ｂ・・・
脚　　　　　　２・・・鉄心２ａ・・・脚片　　　　　
２ｂ・・・中央片３・・・磁石　　　　　　４，５．８
．９・・・コイル６・・・車輪　　　　　　７・・・搬
送路出願代理人　　　菊　池　　五　部山　　１）　　　明　　信背第１図第２図第３図手続補正書昭和６０年７月２４日昭和５９年特許願第１７３３８号２、発明の名称搬送機３、補正をする者事件との関係　特許出願人川崎市川崎区小田栄２丁目１番１号（２５５）昭和電線電纜株式会社代表者　吉雄稔彦４、代理人昭和６０年６月２５日６、補正の対象明細書の図面の簡単な説明の欄。７、補正の内容（１）第７頁第５行に「第２」とあるを「第２図」と訂
正する。

Claims

【特許請求の範囲】

非磁性材料から成り長方形の上面板およびその４隅から
垂下した脚を有する台車と、磁性材料から成る搬送路と
、前記台車を搬送路上に可動に支持する手段と、前記台
車内に支持され中央片両端の両脚片を下に向けたコ字状
の鉄心と、この鉄心の中央片に磁極を上下にして取付け
られた磁石と、鉄心の脚片のそれぞれと磁石のそれに近
い一半とをおおって設けられ逆向きの電流を印加される
２つのフラットコイルとを有することを特徴とする搬送
機。