JPS61913A - 高密度記録媒体用基材 - Google Patents
高密度記録媒体用基材Info
- Publication number
- JPS61913A JPS61913A JP12134284A JP12134284A JPS61913A JP S61913 A JPS61913 A JP S61913A JP 12134284 A JP12134284 A JP 12134284A JP 12134284 A JP12134284 A JP 12134284A JP S61913 A JPS61913 A JP S61913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- film
- density recording
- base material
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、高密度記録用の媒体に用いる基材に関するも
のである。
のである。
従来例の構成とその問題点
情報記憶用メディアの記録密度は年を追って高密度化が
進みつつある。磁気テープの線記録密度は１９４０年代
と比較すれば今日では１００倍も高く、さらに、２００
０年には今日の１０倍近い値が達成されようとしている
。磁気ディスクについても高記録密度化への要求は非常
に強い。磁気ディスク媒体の記録密度を決定ずけるのは
、線記録密度とトラック密度であり、線記録密度は磁性
材料の磁気特性によって決まる値である。一方、トラッ
ク密度は、ドライバーの機械密度と磁気ディスク媒体の
湿度や温度による変形とが複合された値として表わされ
る。
進みつつある。磁気テープの線記録密度は１９４０年代
と比較すれば今日では１００倍も高く、さらに、２００
０年には今日の１０倍近い値が達成されようとしている
。磁気ディスクについても高記録密度化への要求は非常
に強い。磁気ディスク媒体の記録密度を決定ずけるのは
、線記録密度とトラック密度であり、線記録密度は磁性
材料の磁気特性によって決まる値である。一方、トラッ
ク密度は、ドライバーの機械密度と磁気ディスク媒体の
湿度や温度による変形とが複合された値として表わされ
る。
磁気記録媒体の中で今日最も成長している製品であるフ
ロッピーディスクは、一般に、ポリエステルフィルムを
基材とし、この上に磁性層を形成したものである。基材
となるポリエステルフィルムは、金属やガラスに比較す
ると熱膨張係数が４倍以上でしかも異方性があり、さら
に吸湿するととによる変形もあるため、湿度や温度の影
響によるトラックずれを考慮しなければなちず、このた
め、フロッピーディスクの場合、トラック密度をあまり
高くすることができない。８インチフロッピーディスク
で、１インチあたり４８トラツク（４８ＴＰＩ ）、５
％インチフロッピーディスクで９６ＴＰＩ、３〜３．５
インチフロッピーディスクで１３５ＴＰ Ｉ程度が上限
とされており、より高いトラック密度のフロッピーディ
スクの実現は非常に困難であった。
ロッピーディスクは、一般に、ポリエステルフィルムを
基材とし、この上に磁性層を形成したものである。基材
となるポリエステルフィルムは、金属やガラスに比較す
ると熱膨張係数が４倍以上でしかも異方性があり、さら
に吸湿するととによる変形もあるため、湿度や温度の影
響によるトラックずれを考慮しなければなちず、このた
め、フロッピーディスクの場合、トラック密度をあまり
高くすることができない。８インチフロッピーディスク
で、１インチあたり４８トラツク（４８ＴＰＩ ）、５
％インチフロッピーディスクで９６ＴＰＩ、３〜３．５
インチフロッピーディスクで１３５ＴＰ Ｉ程度が上限
とされており、より高いトラック密度のフロッピーディ
スクの実現は非常に困難であった。
発明の目的
本発明の目的は、フィルムと非磁性金属の連続体との積
層体を用いることによシ、周囲の環境変化による変形や
歪を極力少なくすることで、従来の磁気記録媒体では容
易に実現できなかった高記録密度を有するメモリー用媒
体を可能ならしめる基材を提供するにある。なお、非磁
性金属の連続体とは、金属組織が層状に連続したものを
さし、具体的には、薄板、箔、蒸着膜などを示すもので
ある。
層体を用いることによシ、周囲の環境変化による変形や
歪を極力少なくすることで、従来の磁気記録媒体では容
易に実現できなかった高記録密度を有するメモリー用媒
体を可能ならしめる基材を提供するにある。なお、非磁
性金属の連続体とは、金属組織が層状に連続したものを
さし、具体的には、薄板、箔、蒸着膜などを示すもので
ある。
発明の構成
本発明の高密度記録媒体用基材は、非磁性金属の連続層
と、有機高分子材料の薄膜との積層状複合体により構成
される。
と、有機高分子材料の薄膜との積層状複合体により構成
される。
実施例の説明
以下本発明を実施例および比較例によシ具体的に説明す
る。なお、第１図は円盤状の高密度記録用基材を円の中
心で転切断した時の状態を示す斜視図である。実施例、
比較例の説明においては断面の一部Ａを拡大した積層構
造を用いて説明している。実施例１〜４及び１ｄ〜４ｄ 第２図に示すような構造の基板において非磁性金属薄板
１と、２及び３のプラスチックのフィルム層の材質と厚
さが各々第１表に示すような構成の基板をポリエステル
系接着剤４を用いてラミネートして実施例１〜４の基板
を作成した。尚、今の場合プラスチックフィルム２，３
の厚さは同一とした。
る。なお、第１図は円盤状の高密度記録用基材を円の中
心で転切断した時の状態を示す斜視図である。実施例、
比較例の説明においては断面の一部Ａを拡大した積層構
造を用いて説明している。実施例１〜４及び１ｄ〜４ｄ 第２図に示すような構造の基板において非磁性金属薄板
１と、２及び３のプラスチックのフィルム層の材質と厚
さが各々第１表に示すような構成の基板をポリエステル
系接着剤４を用いてラミネートして実施例１〜４の基板
を作成した。尚、今の場合プラスチックフィルム２，３
の厚さは同一とした。
この実施例１〜５の基板の両面に磁性塗料を塗布し、乾
燥、硬化した後円盤状に打抜いて実施例１ｄ〜４ｄの磁
気ディスクを作製した。
燥、硬化した後円盤状に打抜いて実施例１ｄ〜４ｄの磁
気ディスクを作製した。
比較例１〜２及び１ｄ〜２ｄ
実施例と比較するため、ポリエステルベースフィルムの
みの基板（比較例１）、第３図に示すように２枚のポリ
エステルフィルム５，６をポリエステル系接着剤７で貼
り合わせた可撓性基板（比較例２）をそれぞれ比較例１
〜２０基板として作製した。
みの基板（比較例１）、第３図に示すように２枚のポリ
エステルフィルム５，６をポリエステル系接着剤７で貼
り合わせた可撓性基板（比較例２）をそれぞれ比較例１
〜２０基板として作製した。
この比較例１〜２の基板に実施例１ｄ〜４ｄと同様にし
て磁性層を形成して、比較例１ｄ〜２ｄの磁気ディスク
を作製した。
て磁性層を形成して、比較例１ｄ〜２ｄの磁気ディスク
を作製した。
上記実施例１ｄ〜４ｄ及び比較例１ｄ〜２ｄの各試料に
つ者ハて、一定温度（２３℃）中で湿度を５０ ％ Ｒ
Ｈ〜８ｏ％ＲＨまで変化させた時の平均湿度膨張係数と
、湿度を６０％ＲＨ一定として温度を２０℃〜４０℃ま
で変化させた時の平均温度膨張係数の、測定方向を変え
て測定した時の最大値と最小値を測定した。この結果を
第２表に示す。
つ者ハて、一定温度（２３℃）中で湿度を５０ ％ Ｒ
Ｈ〜８ｏ％ＲＨまで変化させた時の平均湿度膨張係数と
、湿度を６０％ＲＨ一定として温度を２０℃〜４０℃ま
で変化させた時の平均温度膨張係数の、測定方向を変え
て測定した時の最大値と最小値を測定した。この結果を
第２表に示す。
オンブレーティングにより２μｍづつのアルミ層９．１
０を形成した基材をっくシ、その両面に実施例１〜４の
方法に従って磁性層を形成し、磁気ディスク６ｄを作製
した。特性を第２表に示す。
０を形成した基材をっくシ、その両面に実施例１〜４の
方法に従って磁性層を形成し、磁気ディスク６ｄを作製
した。特性を第２表に示す。
１０μｍのポリエステルフィルム１４，１５を用い、こ
れをウレタン系接着剤層１２．１３を介して２胴厚の円
盤状アルミニウム板１１に貼シつけるという方法で磁気
ディスク６ｄを作製した。特性を第２表に示す。
れをウレタン系接着剤層１２．１３を介して２胴厚の円
盤状アルミニウム板１１に貼シつけるという方法で磁気
ディスク６ｄを作製した。特性を第２表に示す。
以 下 余 白
第 １ 表
＊１ フィルム１枚の厚さ、＊２ フィルム２枚使用、
＊３ フィルム１枚使用 以 下余白 第 ２ 表 第２表から明らかな如く、本発明の実施例はいずれも可
撓性基板が有機フィルムのみからなる比較例１，２と比
べて、湿度膨張係数が格段に低くなり、また温度膨張係
数の最大値と最小値の差も小さくなっている。これらは
、本発明の実施例が、温湿度変化に対して、トラックず
れが非常に少なくなる事を示している。
＊３ フィルム１枚使用 以 下余白 第 ２ 表 第２表から明らかな如く、本発明の実施例はいずれも可
撓性基板が有機フィルムのみからなる比較例１，２と比
べて、湿度膨張係数が格段に低くなり、また温度膨張係
数の最大値と最小値の差も小さくなっている。これらは
、本発明の実施例が、温湿度変化に対して、トラックず
れが非常に少なくなる事を示している。
以上、本発明を主としてフロッピーディスクを用いて説
明したが、本発明の積層構造基板は単にフロンビーディ
スクとしてだけ有効なわけではなく、テープ状メディア
の基材としてもよく、またあらかじめ磁性層を形成した
フィルムを、リジッドな非磁性金属ディスクと貼り合わ
せるという工程をとれば、コンピューター用ハードディ
スクの低価格化にも有効なことを付言しておく。
明したが、本発明の積層構造基板は単にフロンビーディ
スクとしてだけ有効なわけではなく、テープ状メディア
の基材としてもよく、またあらかじめ磁性層を形成した
フィルムを、リジッドな非磁性金属ディスクと貼り合わ
せるという工程をとれば、コンピューター用ハードディ
スクの低価格化にも有効なことを付言しておく。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明の高密度記録媒
体は、基板を金属薄板と有機高分子フィルムとの積層構
造としているため、温湿度による媒体寸法の変化が少な
く、また変化量もドライ“バーによる補正が容易となシ
、従来にない高トラツク密度の可撓性磁気ディスク媒体
を可能にするも−のである。
体は、基板を金属薄板と有機高分子フィルムとの積層構
造としているため、温湿度による媒体寸法の変化が少な
く、また変化量もドライ“バーによる補正が容易となシ
、従来にない高トラツク密度の可撓性磁気ディスク媒体
を可能にするも−のである。
の断面の一部Ａを拡大した図、第５図は磁性層を形成し
たディスクの断面図を示す図である。 １．９，１０．１１・・・・・・非磁性金属層、２，３
゜５ 、６ 、８ 、１４ 、１５・・・・・・有機フ
ィルム、４゜７．１２．１３・・・・・・接着層、１６
．１７・・・・・・磁性層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 第４図
たディスクの断面図を示す図である。 １．９，１０．１１・・・・・・非磁性金属層、２，３
゜５ 、６ 、８ 、１４ 、１５・・・・・・有機フ
ィルム、４゜７．１２．１３・・・・・・接着層、１６
．１７・・・・・・磁性層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 第４図
Claims (4)
- （１）非磁性金属の連続層と、有機高分子材料の薄膜と
の積層状複合体を用いる高密度記録媒体用基材。 - （２）非磁性金属の薄板の両面に有機高分子材料のフィ
ルム層を設けてなる特許請求の範囲第１項記載の高密度
記録媒体用基材、 - （３）有機高分子材料のフィルムの両面に非磁性金属の
連続属を設けてなる特許請求の範囲第１項記載の高密度
記録媒体用基材。 - （４）非磁性金属の連続体がアルミニウム板であり、有
機高分子材料の薄膜がポリエステルフィルムであって、
これらの積層構造体である特許請求の範囲第１項記載の
高密度記録媒体用基材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12134284A JPS61913A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 高密度記録媒体用基材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12134284A JPS61913A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 高密度記録媒体用基材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61913A true JPS61913A (ja) | 1986-01-06 |
Family
ID=14808890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12134284A Pending JPS61913A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 高密度記録媒体用基材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61913A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4954341A (en) * | 1985-12-10 | 1990-09-04 | Lion Corporation | Hair cosmetic composition |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP12134284A patent/JPS61913A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4954341A (en) * | 1985-12-10 | 1990-09-04 | Lion Corporation | Hair cosmetic composition |
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