JPS6190411A - 焼結型電解蓄電器用組成物 - Google Patents
焼結型電解蓄電器用組成物Info
- Publication number
- JPS6190411A JPS6190411A JP21352084A JP21352084A JPS6190411A JP S6190411 A JPS6190411 A JP S6190411A JP 21352084 A JP21352084 A JP 21352084A JP 21352084 A JP21352084 A JP 21352084A JP S6190411 A JPS6190411 A JP S6190411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- electrolytic battery
- type electrolytic
- sintered type
- organic binder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は焼結型電解蓄電器の陽極体を成形するに用いる
組成物に関するものである。
組成物に関するものである。
粉末とバインダー(一般的にはカンファー)から成る組
成物を金型中に投入し、高圧を加えた加圧成形し成形体
を得る、いわゆる粉末冶金的製造法でイ(Iていた。そ
の後、焼結、誘電体層の形成、陰極部の形成等の工程を
経て得られていた。しかし、これらの従来の粉末冶金工
法では成形金型、成形条件等を精密にコントロールしな
ければ成形体に割れ、密度ムラ等が発生し製品歩留りの
低下を来たす原因となっていた。
成物を金型中に投入し、高圧を加えた加圧成形し成形体
を得る、いわゆる粉末冶金的製造法でイ(Iていた。そ
の後、焼結、誘電体層の形成、陰極部の形成等の工程を
経て得られていた。しかし、これらの従来の粉末冶金工
法では成形金型、成形条件等を精密にコントロールしな
ければ成形体に割れ、密度ムラ等が発生し製品歩留りの
低下を来たす原因となっていた。
これらの欠点を改良するため、材料組成、成形金型、成
形装置、成形条件等に多くの工夫がなされて来た。その
中で特に有機バインダーを用いて従来の問題点改良が試
みられた。しかし、この方法では、本発明で用いた様な
弁作用金属の場合、有機バインダーの仮焼時、空気中の
酸素による酸化が問題となり、又、真空中での仮焼は有
機バインダーの炭化等から困難となり有機バインダーを
用いた組成物による焼結体の展進は困難となるのである
。
形装置、成形条件等に多くの工夫がなされて来た。その
中で特に有機バインダーを用いて従来の問題点改良が試
みられた。しかし、この方法では、本発明で用いた様な
弁作用金属の場合、有機バインダーの仮焼時、空気中の
酸素による酸化が問題となり、又、真空中での仮焼は有
機バインダーの炭化等から困難となり有機バインダーを
用いた組成物による焼結体の展進は困難となるのである
。
発明の目的
本発明の目的は有機バインダーを用いた組成物の仮焼時
での問題を解消し、高品質な焼結型電解蓄電器を提供す
ることにある。
での問題を解消し、高品質な焼結型電解蓄電器を提供す
ることにある。
発明の構成
本発明の構成は、弁作用金属粉末と有機パインダー及び
カリウム化合物から成る組成物を真空雰囲気下で熱分解
を行なうことにより、有機バインダーを完全に分解する
ことにある。
カリウム化合物から成る組成物を真空雰囲気下で熱分解
を行なうことにより、有機バインダーを完全に分解する
ことにある。
実施例の説明
実施例1〜11
タンタル粉末と20℃における2係メチルセルロース水
溶液の粘度が3000〜5600 c p sのメチル
セルロース、グリセリン、水及び炭酸カリウムを表−1
に示す組成で混線し、この混練物を用いてφ1.1×1
.54のリード線の付いた成形物を得た。この成形物を
1O−5Torrの真空下で、温度200℃で仮焼の後
、1600℃で焼成した。このようにして得た焼成体の
液中漏れ電流値を第1図に示す。
溶液の粘度が3000〜5600 c p sのメチル
セルロース、グリセリン、水及び炭酸カリウムを表−1
に示す組成で混線し、この混練物を用いてφ1.1×1
.54のリード線の付いた成形物を得た。この成形物を
1O−5Torrの真空下で、温度200℃で仮焼の後
、1600℃で焼成した。このようにして得た焼成体の
液中漏れ電流値を第1図に示す。
表−1
実施例 17.〜ZZ
実施例1〜11で用いた組成物において、炭酸カリウム
に代わり、水酸化カリウム、硝酸カリウム、酸化カリウ
ムを1重景係加えた組成物を用いてφ1,1x1.sl
のリードの付いた成形物を得た。
に代わり、水酸化カリウム、硝酸カリウム、酸化カリウ
ムを1重景係加えた組成物を用いてφ1,1x1.sl
のリードの付いた成形物を得た。
この成形物を実施例1〜11と同様の処理を施こして得
た焼成体の液中漏れ電流値を第2図に示す。
た焼成体の液中漏れ電流値を第2図に示す。
発明の効果
本発明の効果は実施例にも示したごとく、カリウム化合
物を添加することにより液中漏れ電流値が小さくなり蓄
電器用陽極体として使用に耐え得る特性を示すものであ
る。艷に好ましくは1%の添加である。この原因を推定
するとカリウムがイオン化し書ルロースの分子切断を促
進しセルロースが低分子量化され容易に真空中で分解し
ていくものと考えられる。
物を添加することにより液中漏れ電流値が小さくなり蓄
電器用陽極体として使用に耐え得る特性を示すものであ
る。艷に好ましくは1%の添加である。この原因を推定
するとカリウムがイオン化し書ルロースの分子切断を促
進しセルロースが低分子量化され容易に真空中で分解し
ていくものと考えられる。
4、図面の説明
第1図は本発明の一実施例において炭酸カリウム添加量
と液中漏れ電流値とのグラフ、第2図は本発明の他の実
施例での効果を示すグラフである。
と液中漏れ電流値とのグラフ、第2図は本発明の他の実
施例での効果を示すグラフである。
代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図
図
Claims (2)
- (1)弁作用金属粉末と有機バインダーとカリウム化合
物を0.3%以上5%未満とを含んだ焼結型電解蓄電器
用組成物。 - (2)弁作用金属粉末はタンタルである特許請求の範囲
第1項記載の焼結型電解蓄電器用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21352084A JPS6190411A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 焼結型電解蓄電器用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21352084A JPS6190411A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 焼結型電解蓄電器用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6190411A true JPS6190411A (ja) | 1986-05-08 |
Family
ID=16640545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21352084A Pending JPS6190411A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 焼結型電解蓄電器用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6190411A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004097870A1 (en) * | 2003-04-28 | 2004-11-11 | Showa Denko K.K. | Valve acting metal sintered body, production method therefor and solid electrolytic capacitor |
JP2004349683A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-12-09 | Showa Denko Kk | 弁作用金属焼結体、その製造方法及び固体電解コンデンサ |
-
1984
- 1984-10-11 JP JP21352084A patent/JPS6190411A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004097870A1 (en) * | 2003-04-28 | 2004-11-11 | Showa Denko K.K. | Valve acting metal sintered body, production method therefor and solid electrolytic capacitor |
JP2004349683A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-12-09 | Showa Denko Kk | 弁作用金属焼結体、その製造方法及び固体電解コンデンサ |
US7713466B2 (en) | 2003-04-28 | 2010-05-11 | Showa Denko K.K. | Valve acting metal sintered body, production method therefor and solid electrolytic capacitor |
JP4727160B2 (ja) * | 2003-04-28 | 2011-07-20 | 昭和電工株式会社 | 弁作用金属焼結体、その製造方法及び固体電解コンデンサ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0897095A (ja) | タンタル粉末及びそれを用いた電解コンデンサ | |
US3445731A (en) | Solid capacitor with a porous aluminum anode containing up to 8% magnesium | |
EP0137565B1 (en) | Multilayer ceramic capacitor | |
JPS5820782A (ja) | 窒化けい素焼結体およびその製造方法 | |
JPS6190411A (ja) | 焼結型電解蓄電器用組成物 | |
JP3624898B2 (ja) | ニオブ粉、それを用いた焼結体及びそれを用いたコンデンサ | |
JPS6337072B2 (ja) | ||
US4056365A (en) | Silver electrical contact materials and method of making | |
JPS60123018A (ja) | 焼結型電解蓄電器の製造方法 | |
JPS60112606A (ja) | 変成された金属酸化物の製造方法 | |
DE1939713A1 (de) | Verfahren zur Herstellung einer Silberoxid-Elektrode | |
JPS5930762B2 (ja) | 多孔質亜鉛焼結体の製造方法 | |
JP5824190B1 (ja) | 固体電解コンデンサ素子の製造方法 | |
JP2511011B2 (ja) | 高熱伝導性窒化アルミニウム焼結体 | |
JPH0336305B2 (ja) | ||
JPS60130818A (ja) | 焼結型電解蓄電器用陽極の製造方法 | |
JPS61123123A (ja) | 焼結型電解蓄電器の製造方法 | |
JPH0717928B2 (ja) | 多孔質Cu合金焼結体の製造方法 | |
WO2016009680A1 (ja) | 固体電解コンデンサ素子の製造方法 | |
JPS581537B2 (ja) | 固体電解コンデンサの製造方法 | |
JPH07220982A (ja) | 固体電解コンデンサの製造方法 | |
JPH0465121B2 (ja) | ||
JPH0521278A (ja) | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 | |
US4028061A (en) | Silver-cadmium oxide alloys | |
CA1215440A (en) | Multilayer ceramic capacitor |