JPS6189925A - 自動車用内燃機関の制御装置 - Google Patents

自動車用内燃機関の制御装置

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JPS6189925A
JPS6189925A JP59210991A JP21099184A JPS6189925A JP S6189925 A JPS6189925 A JP S6189925A JP 59210991 A JP59210991 A JP 59210991A JP 21099184 A JP21099184 A JP 21099184A JP S6189925 A JPS6189925 A JP S6189925A
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fuel
engine
intake
knocking
control valve
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Osamu Harada
修 原田
Yuji Takeda
武田 勇二
Toshio Suematsu
末松 敏男
Katsushi Anzai
安西 克史
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Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/104Intake manifolds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/10373Sensors for intake systems
    • F02M35/10386Sensors for intake systems for flow rate

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用内燃機関の制御装置に関し、特に、吸
気通路を゛二分する主°“吸゛気通路および副吸気通路
を有し、副吸気通路に設けた吸気制御弁を機関運転状態
に応じて開閉するようにした内燃機関に用いられ、使用
燃料が予定のオクタン価よりも低い燃料であると判別さ
れたときに、少なくとも吸気制御弁を開放するようにし
た自動車用内燃機関の制御装置に関する。
〔背景技術〕
現在市場に流通して込る車両用燃料、例えばガソリンに
は、高オクタン価(以下、ハイオクガソリンと言う。)
のものと低オクタン価(以下、レギュラガソリンと言う
。)′のものとがある。一方、ハイオクガソリンに適し
た仕様のガソリン機関(以下、ハイオク仕様のガソリン
機関と言う。)や、レギュラガソリンに適したガソリン
機関(以下、レギュラ仕様のガソリン機関と言う。)も
供されている。このような状況下において、(1)ハイ
オク仕様のガソリン機関に誤って、レギュラガソリンが
給油されたり、その反対に、(2)レギュラ仕様のガソ
リン機関にハイオクガソリンが給油された場合には、そ
の混入の比率にもよるが次のような問題が生ずる。(1
)の場合には、点火時期が適正な値より進角側で制御さ
れてノッキングが頻発する。
(2)の場合には、ノック限界すなわち、ノックが発生
し始める限界の点火進角からかなシ離れた迎角側の領域
で点火時期が制御されるので、そのガソリン機関が有す
る性能を十分発揮できない。すなわち、本来なら点火時
期を最適値まで更に進めることができ、これにより出力
トルクを増大させ、また、排気温度を低減でき、それに
より燃料噴射量を減少することができるのにも拘らず、
点火時期や燃料噴射の制御が一律に実行され、結局、工
/ジンの性能を十分発揮させていないこととなる。
一方、低中速領域での希薄空燃比運転を安定させること
を企図して、吸気弁近傍の吸気通路を二分して主吸気通
路と副吸気通路とを設けるとともに、副吸気通路を開閉
する吸気制御弁を設け、低中速域でその吸気制御弁を閉
じ、高速域で開くようにした自動車用内燃機関が用いら
れている。すなわち、吸気制御弁を閉じると吸気速度が
上昇して燃焼速度を早くすることができ、それにより希
薄混合気の燃焼が安定する。ここで、吸気制御弁を閉じ
て燃焼速度を早めるということは、点火時期を進め/に
と同様な効果がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
出願人は、特願昭58−231980号寸だは特願昭5
9−60035号に、ノッキングの状態に基づいて使用
燃料と判別し、その判別結果に従って点火時期を切換制
御する装置゛を開示している。
すなわち、ハイオク仕様のガソリン機関知しギュラガソ
リンが用いられた場合に、点火時期を遅角補正させてノ
ッキングめ発生を防止している。また、一般番では、点
火時期の遅角補正により上昇した排温を下げるべく燃料
増量をも同時に行なうのが好ましbo ところが、点火時期を遅角補正させるということは、点
火時期が圧縮上死点に近づくこととなり、機関運転状態
に基づいた基本点火進角値が元々圧縮上死点に近い機関
運転領域では、上記遅角補正により、一層点火時期が圧
縮上死点に近づく。それにより、点火プラグの要求電圧
が大きくなり、容量の大きい点火装置を備える必要があ
る。また、燃料増量に起因して、空燃比が小さく(オー
ツ(リッチ)なり失火の惧れが生じたり、排%温が低下
しすぎて、排気エミッションに悪影響が生ずることも考
慮しなくてはいけない。
〔間圧点を解決するための手段〕
本発明は、上述したような吸気制御弁を備えた自動車用
内燃機関にのみ用いられるものであり、ハイオク仕様の
ガソリン機関にレギュラガソリンが使用されていること
が判別されたときに吸気制御弁を開放するように構成さ
れる。すなわち、本発明は、使用溶料が予定の燃料より
オクタン価の低い燃料であるかを判定する判定装置と、
機関負荷に基づいて吸気制御弁を開閉制御するとともに
、上記判定装置により予定の燃料以外の燃料が用いられ
ていると判定されたときに吸気制御弁を開放する駆動装
置とを具備する。
〔作 用〕
本発明では、少なくとも機関負荷を検出し、予め定めた
機関負荷に従って艮ち劾装置により吸気制御弁を開閉し
、判定装置により予定の燃料よりオクタン価の低い燃料
が使用されていることが判定されたときに駆動装置を付
勢して吸気制御弁を開放する。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明する
第2図は本発明装置を適用したガソリン機関の一例を示
している。
吸気管1のスロットル弁3の下流には燃料噴射弁5が設
けられ、スロットル弁3の開度に応じた吸入空気量は、
エアフローメータ7により計量される。そのエアフロー
メータ7は吸入空気量に応じた信号を出力する。エア7
0−メータ7の下流には、吸気温に応じた信号を出力す
る吸気温センサ9が設けられ、スロットル弁3の下流に
はサージタンク11が設けられている。サージタンク1
1の下流には、第3図に詳細を示す吸気制御弁2が設け
られ、その吸気制御弁2はエアチャンバ式のアクチュエ
ータ4により駆動されるようになっている。更に、アク
チュエータ4には、負圧制御弁6およびチャコールキャ
ニスタ8を介して吸気管1の負圧が導かれるように構成
されている。また、10はスロットル弁3が40度以上
でオンするスロットルスイッチである。
13は周知慣例の内燃機関本体であり、燃焼室】5内の
混合気は、上死点(T D C)前の所定の点火進角に
おいて点火プラグ17により点火される。点火プラグ1
7へは、イグナイター9で昇圧された高電圧がディスト
リビュータ21を介して供給される。ディストリビュー
タ21には、クランク角が30度(30°CA)毎のパ
ルス信号を出力する回転角センサ23と、ディストリビ
ュータ21の360度毎のパルス信号を出力する気筒判
別センサ25とが設けられている。なお、12は各気筒
毎に二つづつ設けられた吸気弁であり、また、14は同
様に各気筒毎に二つづつ設けられた排気弁である。
燃焼後の排気は、排気管27を介して排出され、排気管
27には、排気中の酸素濃度に応じた信号を出力する酸
素センサ29が取付けられている。
また、ウォータジャケット31内の冷却水温度に応じた
電圧を発生する水温センサ33も取付けられている。更
に、シリ/ダブロック30の外壁には、ガソリン機関の
ノッキングを検出するノッキングセンサ32が取付けら
れている。また、34はキースイッチ、36はスタータ
であり、キースイッチ34の投入によりスタータ36が
駆動されると共に点火および燃料噴射も実行される。3
8は電子制御回路であり、その入力ポートには各種セン
サ、スイッチからの゛信号が供給されている。
次に、第3図■〜0を参照して吸気制御弁2について詳
述する。
第3図(5)は吸気制御弁2が閉じているときの平面断
面図、第3図に)は第3図囚の正面断面図、第3図(6
)は吸気制御弁2が開いているときの平面断面図、第3
図0は第3図(B)の正面断面図である。
吸気管lには吸気の流れ方向に2分割されて、主吸気通
路IAと副吸気通路IBとが設けられている。そして、
副吸気通路IBには、上記吸気制御弁2が配置されてい
る。吸気制御弁20回動軸はリンク機構を介してアクチ
ュエータ4のダイヤフラムに接続され、アクチュエータ
4には、負圧源、ここではサージタンク11からチャコ
ールキャニスタ8を介して供給される負圧をアクチュエ
ータ4に流入および遮断させる負圧制御弁6が連結され
ていて、負圧室4Aに負圧が導かれるようになっている
。従って、負圧制御弁6をオンオフすることにより吸気
制御弁2が開閉制御されるようになっている。す々わち
、負圧制御弁6はソレノイド部を有し、電子制御回路3
8からの開閉信号に従って開閉する。本例では、スロッ
トル弁開度40度以上、機関回転数500Orpm以上
で開信号が供給されるように構成されている。
第4図を参照して電子制御回路38を詳述する。
40は各センサより出力されるデータを制御プログラム
に従って入力及び演算すると共に、各種装置を作動制御
等するための処理を行なうセントラルプロセシングユニ
ット(以下単にCPUと呼ぶ)、41は制御プログラム
及び初期データが格納されるリードオンリメモリ (以
下単にROMと呼ぶ)、42は電子制御回路38に入力
されるデータや演算制御に必要なデータが一時的に読み
書きされるランダムアクセスメモリ (以下単にRAM
と呼ぶ)、43はキースイッチ34がオフされても以後
の内燃機関作動に必要なデータを保持するよう、バッテ
リによってバックアップされたバックアップランダムア
クセスメモリ (以下単にバックアップRAMと呼ぶ)
、44〜46は各センサの出力信号のバッファ、48は
各センナの出力信号をCPU40に選択的に出力するマ
ルチプレクサ、49はアナログ信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器、50はバッファを介しであるいは
バッファ、マルチプレクサ48及びA/D変換器49を
介して各センサ、スイッチからの信号をCPU40に送
ると共に、CPU40から、マルチプレクサ48、A/
D変換器49へのコントロール信号を出力する入出力ボ
ートを表わしている。
そして51は酸素センサ290出力信号をコンパレータ
52へ送るバッファ、53は回転角センサ23及び気筒
判別センサ25の出力信号の波形を整形する整形回路を
表わしている。ノッキングセンサ32の出力は、積分回
路54及びピークホールド回路55へ入力され、さらに
ピークホールド回路55の出力はゲート回路55Aを介
して入力ポート56に伝達される。ここで、ノッキング
は、燃焼している気筒の上死点からクランク角度が30
°CAから60°CAに達する間に発生するので、入出
力ボート56からゲート回路55Aおよびピークホール
ド回路55に供給されるタイミング信号STは、その間
のノッキングセンサ32からの信号のうちのピーク値を
ホールドして取り込めるようなタイミングで出力される
。第5図を参照してノッキングセンサ32、積分回路5
4、上記タイミング信号STおよびピークホールド回路
55の各出力信号について説明する。第5図id6気筒
のガソリン機関の場合を示し、燃焼の行なわれる気筒の
順、各気筒の上死点からのクランク角度を横軸に示して
いる。波形(a)はノッキングセンサ32の出力を、波
形(b)は積分回路54の出力を、波形(c)は上記タ
イミング信号STを、波形(d)はゲ−)55Aを介し
てi)られるピークホールド回路55の出力をそれぞれ
示している。ピークホールド回路55は、タイミング信
号の立上がりでセットされ、立下がりでリセットされ、
ゲート回路55Aは、タイミング信号がノーイレベルの
ときにのみピークホールド回路55の出力を通過させる
ようになっている。そして、本例では、TDCにおける
積分回路54の出力をパックグランドレベルAとして取
込み、また、T’DC後90°CAのピークホールド回
路55の出力をノッキング信号Bとして取込むようにな
っている。
更に、第4図において、57.58および63は、出カ
ポ−)59.60および64をそれぞれ介してCPU4
0からの信号によって燃料噴射弁5、イグナイタ19お
よび負圧制御弁6を原動する駆動回路をそれぞれ表わし
ている。また61は信号やデータの通路となるパスライ
ン、62はCPU40を始めROM41、RAM42等
へ所定の間隔で制御タイミングとなるクロック信号を送
るクロック回路を示す。
次に、ハイオクガソリンに適した仕様のガソリン機関に
おいて使用燃料を判別し、判別された燃料に応じた点火
制御および燃料噴射制御並びに吸気制御弁の開閉制御を
実行するための手順について第1図、第6図および第7
図を参照して説明する。
一メインルーチンー 第1図はキースイッチ340投入に応答して起動される
メインルーチンを示し、ステップs1で、順次の火ノッ
ク間の点火回数を計測するカウンタの内容Cに初期値I
Vを設定すると共に、燃料判別用すなわち、燃料判別結
果を示すフラグflにOIを設定する。このステップs
1はキースイッチ投入時にのみ実行され、キースイッチ
34がいったんオンされた後は再度実行されず、キース
イッチ34がオンからオフされ、再度オンされるときに
再び実行されるようにプログラミングされている。
ステップS2では、エアフローメーメ7からの′べ圧信
号に従って測定された吸入空気量Qと、回転角センサ2
3からのパルス信号を処理して得られた機関回転数NE
とに基づいて、それら吸入空気量Qおよび機関回転数N
EK対して予め定められている基本点火進角THBを求
める。ステップS3では、同様にして、吸入空気量Qお
よび機関回転数NEに対して予め定められている基本燃
料噴射時間TPを求める。ステップS4では、フラグf
1が11′か否かを判定する。このフラグf1は、ガソ
リン機関に使用されている燃料がハイオクガソリンか、
レギュラガソリンかを判別するために用いられ、後述す
る燃料判別ルーチンで、使用燃料がレギュラと判定され
たときにセットされる。
つます、fi、=1のときにレギュラガソリンの使用を
、h=oのときにハイオクガソリンの使用を表わすもの
である。ステップS4が否定判定されるとステップS5
に進み、 T HF = T HB −T HK   ・・・ (
1)T A U = T P X K      、、
、  <2)の演算を実行する。
ここで、THF:最終的な点火進角 THB :ハイオク仕様ガソリン機関に最適な基本点火
進角 THK:ノッキングによる点火遅角補 正量 TAU:最終的な溶料噴射時間 TP :基本噴射時間 K  :水温、運転状態等による補正 値 なお、点火遅角補正値THKはその最大値THKオ、が
設定されていて、点火時期を遅角させた際の排気温の上
昇が、そのガソリン機関にとって許容できる程度である
ようにしである。
次いでステップS6に進み、吸気制御弁2の開閉用フラ
グf2が′1′か否かを判定する。肯定判定されるとス
テップS7に進み、負圧制御弁61   を切換えてア
クチュエータ4の負圧室4Aへの負圧の導入を停止し、
これにより、第3図0に示すように、吸気制御弁2が開
放される。同時に、フラグf2をリセットして%Qtと
する。フラグf20セットについては後述する。
ステップS4で肯定判定されるとステップS8に進む。
ステップS8ではフラグf2が11′か否かを判定し、
否定判定されると、ステップS9で第(1)、 (2)
式の演算を実行した後にステップS7に進み、前述した
ようにして吸気制御弁2を開放する。ステップS8で肯
定判定されるとステップ310に進み、 THF=T)IB−10(’CA)−THK  ・・・
(3)TAU=T P X KX i、1      
   ・(4)の演算を実行する。次いで、ステップ8
11で上述のようにして吸気制御弁2を開放するととも
にフラグf2をリセットする。
すなわち本実施例では、ハイオクガソリンが使用されて
いれば、ステップ85,86,37のルーチンにより点
火時期、燃料噴射、吸気制御弁の制御が行なわれ、レギ
ュラガソリンが使用されていれば、ステップS8,39
,87,810.S11のルーチンにより上記の各制御
が実行される。
従って、レギュラガソリンの使用時において、吸気制御
弁2が閉鎖されている運転状態では、点火時期および燃
料噴射の制御はノーイオク仕様のまま、吸気制御弁2を
開放することによりノッキングの発生を防止し、吸気制
御弁2が開放されている運転状態では、第(3)、 (
43式に示すようにして点火時期を10’CA遅角させ
るとともに燃料噴射時0間を10チだけ増°ルtするこ
とによりノッキングの発生を防止している。
第1図において、ステップS6.ステップSllまたは
ステップS7を実行した後は、図示しない種々の処理を
実行した後にステップS2に戻るようになっている。な
お、このようにして求められた最終点火進角THFおよ
び最終燃料噴射時間TAUを用いて、ガン11)機関の
点火および燃料噴射が制御されるが、その具体的な手)
1頁は周知であり、ここでは省略する。
次に、燃料判別用フラグf1および吸気制御弁開閉用フ
ラグf2のセット、リセットについて、以下のノッキン
グ検出用ルーチンおよび燃料判別ルーチンを参照して説
明する。
一ノッキング検出ルーチンー 次にノッキング検出のルーチンについて説明する。
第6図はノッキング検出ルーチンを示し、このルーチン
は積分回路54の出力と、ゲート回路55Aの出力 と
に基づいてノッキングの有無および大きさを判別するた
めに用いられる。このルーチンが起動されると、ステッ
プ812がまず実行され、クランク軸の回転角度と同期
して積分回路54の出力とゲート回路55Aを介したビ
ークホールと ド回路551の出が)読み込む。即ち、各気筒の上死点
に同期して積分回路54の出力を「A」として、次に各
気筒の上死点からのクランク軸回転者90’CAに同期
してゲート回路からの出力を「B」として取り込むので
ある(第5図の(b)、 (d)参照)。
次にステップS13が実行され、これら取り込んだ情報
値rAJ、rBJとの大小関係が判定される。ここでK
とは所定の定数であり、このKにより、積分回路54や
ピークホールド回路55、ゲート回路55Aに内在する
増幅機能の差異が吸が、積分回路54の出力「A」と比
奴して所定倍の出力差が存在するときにノッキング有り
と判断スル値、いわゆるスレツシュホールドレベルヲ決
定するためのものである。各気筒の上死点ではノッキン
グが発生する可能性は極めて低いため、このときのノッ
キングセンサ32の出力はガソリン機関130ノツキン
グ以外の振動を検出しているものとみなし、この時点の
出力よりも所定の倍率■以上大きなノッキングセンサ3
2の出力をクランク軸角度15°CAから90°CA期
間内に検出したときにガソリン機関13にノッキングが
発生したものと判断するのである。本ステップ813に
てB<KXAと判定されるとステップS14へ移行し、
ノッキングは発生していないものとみなして変数Nを「
0」に設定する。また、B≧KXAと判定されると、ノ
ッキングを発生していると判断し、次のステップ815
へ移る。
ステップS15は定数L (L>K)を用いて、ノッキ
ングの程度を判定する。ノッキングセンサ32の出力B
が大きくB≧LXAであればかなり大きな振動がガソリ
ン機関13に生じたものと判断しく大ノックと判断し)
、次のステップSI6で変数Nを「2」に設定し、Bく
LxAであればノッキングは小さなものと判断してステ
ップS17へ進み変数Nを「1」に設定するのである。
−燃料判別ルーチン− 次に、上述したハイオク仕様のガソリン機関における燃
料判別ルーチンの一実施例について説明する。
第7図は燃料判別ルーチンを示し、このルーチンは12
0°CA毎に起動されるものであり、先づステップ82
1において、第6図のルーチンで求められている変数N
がs1z以上か、すなわちノッキングが発生していると
判断されているか否かを判定する。肯定判定されるとス
テップS22において、点火遅角補正tTHKに所定値
Sを加算してその結果を新たな補正量THKとし、これ
により、点火時期を前回の値より遅角させるようにする
。ステップS21で否定判定されるとステップS23に
おいて、前回ノックが検出された後に所定時間が経過し
たか否かを判定し、肯定利足されるとステップS24に
進む。ステップS24では、点火遅角補正量THKから
所定値Pを減算してその結果を新たな補正m’rt−t
Kとし、これにより、点火時期を前回の値より進角させ
るようにする。
ステップS25に進むと、フラグ/1がJlか否かを判
定する。既述したように、使用燃料がレギュラガソリン
であると判定されると11=1となるので、既にレギュ
ラガソリンと判定されていてf1=1であれば、このス
テップ825は肯定判定されて以下に説明する燃料判別
のステップ826−832をスキップすることになる。
機開始動後初めてこのステップ825を通過する際、ま
たは、燃料判別後も未だにf1=0であればステップS
26に進み、燃料判別領域か否かを、ステップ822ま
たはS24で求められている補正−jLTHKに基づい
て判定する。この判別領域ARは、例えば、点火遅角補
正量の最大値THKrn□−10CA≦AR≦点火遅角
点火遅角補正値T HK□□に設定でき、点火遅角補I
E量の最大値近傍の所定の領域が好ましい。
ステップ826が肯定判定されると、ステップS27に
おいて、カウンタの内容Cがその初期直IVでないか否
かを判定する。功めてこのステップ827を通過する際
には、予めカウ゛ンタの内容Cに初期値IVが設定され
ているので、必ず否定判定されてステップS29に進む
。ステップS29では、変数Nが12′か否か、すなわ
ち、大ノックが発生していると判断されているか否かを
判定し、肯定判定されるとステップS30に進み、カウ
ンタの内容Cが300以下か否かを判定する。
なお、カウンタは1点火毎に歩進されるので、ステップ
830の%300′とは300点火を意味する。上記初
期値IVはIV>300となるように設定されているの
で、初めてこのステップを通過する際には必ず否定され
、従って、ステップS31でカウンタの内容Cがクリア
されて順次の大ノックの発生頻度を示す点火間数の計数
を開始する。一方、ステップ327が肯定判定されると
ステップ828に進みカウンタの内容Cに1′だけ加算
し、その結果を新たな内容CとしてステップS29に進
む。ステップS29およびS30がけ定判定さするとス
テップS32に進み、燃料判別用フラグf1をセットし
て11′ を設定する。
ステップS25で肯定判定されたとき、ステップ326
および829で否定判定されたとき、およびステップS
31.S32を実行した後はステップ833に進h0ス
テップ833においては、機関回転数N Eが500O
rpmより大きいか否かおよびスロットル弁開度TAが
40度より大きいか否かを判定する。肯定判定されると
ステップS34でフラグ12をセットして11′ を設
定し、否定判定されるとフラグf2をリセットして0′
を設定する。
、1    すなわち、ステップ829で、大ノックが
検出されていると初めて判断されたときにステップS3
1でカウンタをリセットし、このルーチンが起動される
度毎に、すなわち120°CA毎にステップS28でカ
ラ/りを%1′づつ歩進させる。そして、次に第2回目
の大ノックが発生してそれが検出されていると判断され
たときに、カウンタが’ 300’以下を示しているか
否かを判定する。
もし、カウンタの内容が’300’以下ならば、大ノッ
クが頻繁に発生していることを示しているので、レギュ
ラガソリンがハイオクガソリンに比較的多く混入してい
る、または、全量レギュラガソリンが給油されている、
と判断して、ステップS32でフラグ/IK%゛1′ 
を立てる。更に、吸気制御弁2を開く運転状態か、閉じ
る運転状態かを判別して、その判別結果に従って、開く
場合にはフラグf2に1′を立て、閉じる場合にはフラ
グ12に’0’ を設定する。
なお、上記’300’という値は、ガソリン機関の仕様
、ノッキングセンナの仕様等、種々の条゛件によって決
定されるものであり、それぞれのがソリン機関に対して
種々の値が設定可能であるこ   4とは言うまでもな
い。
なお、第7図のステップ826においては燃料判別領域
を判別しているが、このステップS26で最大点火遅角
量TI(K、、□か否かを判別するようにしてもよい。
更には、燃料判別を、所定期間内に発生する大ノックの
回数によってもよいことは勿論である。更にまた、燃料
判別に際して、燃料判別用の点火進角を予め設定してお
き、その点火進角で点火したときにノッキングが発生す
るか否かにより燃料を判別してもよい。例えば、ハイオ
ク仕様のガソリン機関について、ハイオクガソリンに適
した点火基本進角THB1とレギュラガソリンに適した
点火基本進角THB2との中間域の値を燃料判別用基本
進角THB3として設定して、そのときノッキングが発
生したらレギュラガソリンが使用されていると判別する
。なおこの場合の中間域の値とは、ハイオクガソリン使
用時にはノッキングが発生しない程度の値である。
〔実施例の効果〕
以上の実施例では、レギュラガソリンの使用が判別され
たときであって、かつ吸気制御弁2が閉じているような
低中速域においては、点火時期および燃料噴射を特に補
正することなく、吸気制御弁2を開放することにより、
燃焼状杵を変えて遅角補正と同じような効果を得、これ
によりノンキングの発生を防止し、しかも、吸気制御弁
2が開放されるような高速域においては、レギュラガソ
リンの使用が判別されたのに応答させて、点火時期を1
0°CAだけ遅角しかつ燃料噴射量を10チだけ増量さ
せることによりノッキングの発生を防止するようにした
ので、全運転領域にわたり、オクタン価不足に起因した
ノッキングの発生が防止でき、特に、低、中速域では、
点火時期を遅角補正させていないので、点火プラグの要
求電圧が大きくなることがない。また、オーバリッチに
起因した失火や、排気温の低下も防止できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、低中速域では吸気制御弁を閉鎖して燃
焼速度を早くするよう女高オクタン価仕様の自動車用内
燃機関においては、オクタン価の低い燃料が使用されて
いると判別された場合、少なくとも吸気制御弁が閉鎖さ
れている運転状態においては吸気制御弁を開放すること
により、低オクタン価に起因したノッキングの発生を防
止するようにした。従って、いかなる仕様の内燃機関に
おいても、その点火時期、空燃比の設定に拘らず、点火
プラグの要求電圧が大きくならず、点火系統を廉価にか
つ大型化することなく燃料判別後のノッキングを抑制で
き、更には、点火時期の遅角補正に伴った燃料増量も不
要となり、オーバリッチによる排気温の低下、失火を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はメインルーチンの一例を示すフローチャート、
第2図は本発明装置を含むガソリン機関の一例を示す構
成図、第3図面および(8)は吸気制御弁近傍の吸気管
を上から見た断面図、第3図C)および0は同じく横か
ら見た断面図、第4図は第2図の電子制御回路38の一
例を示すブロック図、第5図はノッキング検出のだめの
装置の各要素の出力を示すタイムチャート、第6図はノ
ッキング検出のルーチンの一例を示すフローチャート、
第7図は本弁明実施例の燃料判別ルーチンを示すフロー
チャートである。。 1・・・吸気管、  1N・・・主吸気通路、  13
・・・訓吸気通路、  2・・・吸気制御弁、  3・
・・スロットル弁、  4・・・アクチュエータ、  
5・・・++jj射弁。 6・・・負圧制御弁、  7・・・エアフローメータ。 8・・・キャニスタ、  13・・・Jfソリン機閏。 17・・・点火プラグ、  21・・・ディストリビュ
ータ。 23・・・回転角センサ、  25・・・気筒判別セン
サ。 38・・・電子制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸気弁近傍の吸気通路を二分するように形成された主吸
    気通路および副吸気通路と、前記副吸気通路を開閉でき
    るように配設された吸気制御弁と、使用燃料が予定の燃
    料よりオクタン価の低い燃料であることを判定する判定
    装置と、少なくとも予め定めた機関負荷に応じて前記吸
    気制御弁を開閉制御するとともに、前記判定装置により
    使用燃料が予定の燃料ではないと判定されているときに
    、前記機関負荷にかかわらず前記吸気制御弁を開放する
    駆動装置とを具備したことを特徴とする自動車用内燃機
    関の制御装置。
JP59210991A 1984-10-08 1984-10-08 自動車用内燃機関の制御装置 Granted JPS6189925A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61192811A (ja) * 1985-02-21 1986-08-27 Mazda Motor Corp エンジンの吸気装置
CN111997768A (zh) * 2020-09-04 2020-11-27 东风汽车集团有限公司 一种抑制爆震的限制发动机最大气量的方法、装置及介质

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