JPS6188204A - 偏光板に紫外線カツト機能を付与する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は偏光４１こ紫外線カットｔ）能を付与する方法
に関するものである。

偏光板は、液晶表示装置に用いられる他、反射光の除去
や装飾部材などの用途ｆこ利用されている。このうち、
液晶表示装置の耐久性に関する要求は年々きびくしなり
、これに用いられる偏光板も高度の耐湿性、耐熱性、耐
候性の他、液晶物質の紫外線劣化防止機能を向上させる
ことが要求されている。このうち、本発明は、主として
液晶物質の紫外線劣化防止機能を向上させるために、偏
光板に紫外線カット機能を付与する新規な方法に関する
ものである。

従来、偏光板に紫外線カツト機能を付与する方法として
は（１１偏光膜と貼合する保護膜のなかに紫外線吸収剤
を添加する方法、（２）紫外線カツト機能を有するフィ
ルターを偏光板の表面に貼合する方法、（８）偏光板を
他の基材に粘着する粘着剤層のなかに紫外線吸収剤を添
加する方法、（４）偏光膜のなか（こ紫外線吸収剤を添
加する方法等がある。

しかしながら、これらの方法は（１）の場合、現在保護
膜として一般的Ｉこ用いられている盆外線吸収剤人のア
セテート系フィルムは、未添加のものに比べて３〜４倍
と非常に高価であるし、また（２）の場合、紫外線カッ
ト機能′、七有するフィルターが高価である上に、その
貼合に余分の手間を必要とするし、（３）の場合、粘着
タイプの偏光板として用いる以外は有効な方法ではなく
、また偏光膜の耐候性向上には全（効果がないし、（４
）の場合、偏光膜の製造工作が複〔１ｐとなり、品質お
よび歩留が悪くなる等、それぞれに欠点を資している。

本発明者らは、かかる状況（こ檻み、（０Ａ光板１こ紫
外線カツト機能を付うする方法について鋭意検討した結
県、本発明に到達したものである。

すなわち、本発明はイ１４光・模と（呆Ｆ’ｌ　ｌ’λ
を貼合して、１に１光板を製造する工作において、偏光
膜と保護膜を貼合する接η剤ｌ→のなかに紫外線吸収剤
を添加、含有させることによって、紫外線をカットする
ようにしたことを特徴とする偏光板に紫外線カツト機能
を付与する方法に関するものである。

本発明の特徴は、偏光膜と保護膜を貼合するためｌこ用
いる接４剤のなかに、紫外線吸収剤を添１１口したもの
であり、偏光膜と保護膜を貼合すれば、ただちに偏光膜
に紫外線カツト機能が付与できる点にある。

本発明の方法によれば、偏光板を製造する現状の工程に
おいて実施できるため、新しい刑工（呈を設ける必要ノ
）≦ないので、１１栢光板の価格を上昇させることはほ
とんどない。

また、マＳ外線吸収刑の入った接着剤ｊ′漬は偏光：（
ｔ、！の片側のみでも、あるいは両１；１すに形１現し
てもどちらでもよい。本方式（こより、紫外線カッＦ　
ｊ＆能を付与できる：’ｌＩｉ光板のタイプとしては、
いす＃ｔのタイプてもよく、単独の偏光板、粘着剤を塗
布した粘付タイプの偏光板、アルミ等の反射板をとりつ
けた反射タイプの偏光板等いずれにも適用可能である。

さらによう素を偏光素子とした偏光膜、染料を偏光素子
とした偏光膜等いずれの場合にも適用可能である。

本発明による一具体例を説明する。まず通常の接着剤の
なかにトリアゾール系あるいはこの接着剤を保護膜ある
いは偏光膜に塗布し、乾燥して溶剤をほぼ除去したのち
偏光膜あるいは保護膜に貼合する。得られた偏光板は、
３８０ｎｍ以下の波長の光（紫外線）を完全にカットす
る。本発明により得られた紫外線カツト機能を有する偏
光板の一実施例を第１図。

第２図および第８図に示す。

以上、説明したように不発明番こおける偏光板に紫外線
カツト機能を付与する方法は、現状の偏光板製造工程の
なかで実施できるので、非常に簡単であり、かつ安価に
偏光板に紫外線カツト機能を付与できる方法である。そ
の上、偏光膜の耐候性を向上させることができる等の効
果もある、

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図および第８図は本発明により得られた紫
外線カツト機能を有する偏光板の一実施例を示す断面図
である。 ａ・・・・・・・・・保護膜、ｂ・・・・・・・・・偏
光膜、Ｃ・・・・・・・・・紫外線吸収割入接着剤１？
東ｄ・・・・・・・・・接着剤層第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 偏光膜と保護膜を貼合する接着剤層のなか に紫外線吸収剤を添加含有させることによって、紫外線
   をカットするようにしたことを特徴とする偏光板に紫外
   線カット機能を付与する方法。