JPS6187842A - 二重結晶を含有するアルミニウム結晶微細化剤 - Google Patents

二重結晶を含有するアルミニウム結晶微細化剤

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JPS6187842A
JPS6187842A JP60170568A JP17056885A JPS6187842A JP S6187842 A JPS6187842 A JP S6187842A JP 60170568 A JP60170568 A JP 60170568A JP 17056885 A JP17056885 A JP 17056885A JP S6187842 A JPS6187842 A JP S6187842A
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aluminite
double
boron
crystals
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JP60170568A
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マツチユー エム.グゾウスキー
デビツド エイ.セントナー
ジヨフレイ ケイ.シグワース
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    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C21/00Alloys based on aluminium

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なアルミニウム結晶微細化剤に関し、更に
詳しくは改良された構造を有するA/ニーTi−B結晶
微細化剤に関する。また該微細化剤の製造方法をも開示
する。典型的には、本発明のアルミニウム微細化剤合金
は0.05〜5重量%のホウ素、2〜12重量%のチタ
ン及び残分のアルミニウム十通常の不純物より実質的に
成る。
発明の背景 市販用結晶微細化剤についての先行技術を化学組成に基
づいて二つの主部門処分類することができ、これらの二
つの部門を構造に基づいて更に二つの下部部門に分類す
ることができる。この分0を下記に示す: この分類は先行技術において通常に見出される分類に反
する。従来において結晶微細化について記述するのに使
用する主な手段は合金のバルク(Q bulk )化学
であった。「合金」の用語の使用さえも若干の問題があ
る。液体アルミニウム金属中におけるチタン及びホウ素
の溶解度は小さいので殆んどすべてのチタン及びホウ素
はT i A1.3及びホウ化物の結晶として存在する
。それ故、合金のバルク組成を変更することは、これら
の6相、すなわちアルミニウム金属、アルミナイト及び
ホウ化物の各相の相対的割合を変えることにすぎない。
アルミニウム・チタン合金におけるアルミナイト結晶の
形態はこの物質を製造するために使用した方法によって
定まる。針状構造に対しては最初にチタンを高温水溶液
に入れなければならない。
それでTi AZ3は冷却すると針状形状で沈でんする
針の大きさは冷却速度に関係する。ブロック状構造はチ
タンで飽和した溶液の存在下において、チタン原料から
のT刃3の直接の成長により生ずる。
これは液中のチタンの溶解度がかなりに小さい温度、す
なわち約900°C(1652’F)以下の温度におい
て生ずる。ブロック状結晶は最初は非常に小さくてもよ
(1次いでアグロメレーション及び再結晶の操作を経て
成長させることができる。
存在するT jAf3の構造は使用する操作にのみ関係
する。該構造は組成に関係しない。100%ブロック状
構造もしくは100%針状構造又はその間の任意の混合
物を得ることができる。
ホウ素を含有するアルミニウムーチタン結晶微細化剤の
構造は歴史的に上記においてホウ素を含有しない(、!
4−Ti)結晶微細化剤について述べた模造の延長であ
る。任意の与えられた組成に対して得られる構造は、チ
タン及びホウ素により飽和されたアルミニウムのマトリ
クス中におけるTiu3結晶とTiB2結晶との混合物
である。先行技術においてはホウ化物は別個の粒子(通
常には六角板状形態を有する)としてのみ存在し、Ti
/143結晶の形態はブロック状又は針状のいずれかで
あると考えられていた。すなわち、6次分系(AZ+T
i+B)KおけるTiu、形態は2次分系(A/−Ti
)結晶微細化剤と同一の規則にしたがうのである。唯一
の外観の相違は(AJ、・Ti)Hz結晶又はTiB2
結晶が存在することである。
ブロック構造と針状構造とを調節する試みの例を・代表
的に米国特許第5.785.807号、第3.857,
705号、及び第3.961,995号各明細書に見出
すことができる。これらの特許明細書は改良された結晶
微細化用合金を得るための数(1司の概念を開示してい
る。これらの開示は屡々矛盾し、しかも問題を明らかに
解決していない。
発明の目的 本発明の最も重要な目的の一つは改良された、一層効果
的な結晶微細化剤を提供することである。
本発明のもう一つの重要な目的は結晶微細化剤の効果を
制御する新規な手段を提供することである。
本発明の更にもう一つの目的は改良された結晶微細化剤
を生産するtftll mlされた処理工程を提供する
ことである。
発明の要約 前記目的は不明ポI!書において「二重(auplex
)j結晶と称する複合ホウ素含有アルミナイト(alu
minide )結晶の効果量を含有する新規な結晶微
細化剤を提供することにより実現される。この、いわゆ
る「二重」結晶は、(1)溶解状態のホウ素を含有する
アルミナイト結晶〔これらの結晶を(TiE)A13と
して表わす〕を生成させ、次いで(2)f4解状態のホ
ウ素の全部又は少なくとも若干が沈でんするのに十分な
時間にわたって前記結晶を時効化させる、ことにより得
られる。これにより所望の(Ti・E)/u3及び(A
1.・T1)E2の「二重」構造が生ずる。T173及
びTiB2のよ5な、その仙の構造もまた形成される場
合があることは当業界に周知である。
この「二重」結晶は極めて強力な結晶微細化剤用剤であ
る。
この二重構造は下記に示すような第三のアルミナイト構
造である。
アルミニウムーチタン−ホウ素 ブロック状     針  状       二  重
Ti Al1 +’riE12   TiAl!3 +
 T i E2   (Ti・B) Aj! 3+Ti
B2この林う′bは神々のバルク組成の結晶微細化剤中
に存在することができるということに注目すべきである
。「二重」構造は先行技術方法により生成された結晶微
細化剤中に微小量(約2%以下から5%まで)において
偶然的に生ずることが観、察されている。しかし、それ
が結晶微細化を最高度に促進するのに効果があるという
ことは全く発見されなかった。すなわち、この発見は、
より大量の二重結晶の形成を促進する方法の発見と共に
本発明の必須要件である。
実験 本発明の方法及び生成物を十分に理解するために実験を
行った。現存の結晶微細化剤の調査中、外見的に殆んど
同一方法で製造された同一生成物についての二つのバッ
チが結晶微細化剤として使用された場合に異なる作用を
することが明らかKなった。バルク化学を照合した場合
に有意の相違は見出せず、該二つの生成物間の相違の理
由は不明であった。
その結果、アルミナイトの三次元形態をその場で明らか
にするための手順を考案した。ヨウ素拳メタノール俗液
を使用することによりアルミニウム マトリクスを府食
し去り、浄彫り状態のアルミナイトを残留させた。泥倉
された試料を走査型電子弾機ffl (8層M )によ
り試験した。この方法によってアルミナイトの構造を理
解することができた。
溶解十顔を使用することにより、より良好な結晶微細化
剤は、第1図に示されるTiA13の典型的なブロック
型から逸脱している形態を有する成る柚のアルミナイト
を示すことがわかった。アルミナイトのすべての写真は
SEMにより得られた二次電子像である。第1a図は2
’000 x倍率におけるブロック状結晶を示す。第1
b図は4000x倍高における結晶を示す。ブロック状
結晶は10側面を有し、一つの主要次元は他の二つの次
元よりも大きかった。表面は非常に滑らかであり、全体
的外観は殆んどカットされた宝石のようであった。また
SEM写真において目視し得たことはケイ素含有相の時
たまの大理石桿様化又はしま枠イ;ρ化であり、そして
これは結晶の形状を変えなかった。
より良好な生成物中に存在する第二の種預のアルミナイ
トは広範囲にわたる形態を展示した。h′−。
る柿のアルミナイトは成る程度の表面の粗さのみを示し
たけれど、他のアルミナイトはTiAl3に対し類似点
を殆んど有しなかった。後者の表面は非常に粗く、あば
た跡及びこぶを有する。側面の)りは10かも6に低下
し、成る場合には稜が4”8層した外観を有する。その
ほか、「二重」アルミナイトの表面は小さなホウ化物粒
子により被覆されている。第2図は種々のタイプの不規
則「二重」0造を示す。第2a図は1500x倍率にお
ける二重結晶を示す。第2b図は2000X倍率におけ
る二重結晶を示す。第2C図は3000X陪率における
二重結晶を示す。本明細書に使用される用語「二重」ア
ルミナイト構造とは、この型のアルミナイトな定、Wす
るものである。「二重」アルミナイト構造は本発明の最
も重要な特徴である。
この構造的特徴づけにより、結晶微細化剤の性能はアル
ミナイトの144造から予測することができるけれど所
望構造を生成させる方法は依然未知のままであることが
わかった。換言すれば先行技術における通常のプロセス
変量において、時たま係然的に少化゛のこのすぐれた構
造が生成することがある。そこでプロセス変量をより一
層注童深く試駆して、その「偶然」は何であるかを調べ
ることにした。それにより所望構造を更に一層効果的に
生成させることができる。事実、該構造を科学的方法に
おいて注意深く制御することにより重要なファクターが
−たん確立された場合に、先行技術により生成されるす
べてにまさる結晶微細化剤を生成させることができるの
である。一連のスコーピング(scoping )実験
を行って、重要なプロセス パラメータは反応温度、フ
ラックス比、かくはん速度、反応物の添加順序及び保持
時間の量であることがわかった。これらの各項目の更に
F 細な説明かび方法の要約を下記に示す。
該方法はアルミニウム金属を炉に入れ、次いでそれを反
応温度とすることより成る。この時点において機械的か
くはん樋を融解金属中に置き、正しいか(はん速度にす
る。(電磁かくしまんを採用することもできる)。チタ
ン担持塩及び/又は場合によりチタンスポンジ(又はチ
タン合金チップ)を添加する。次いでチタン担持フラッ
クス及びホウ素相持フラックスを該融解物の表面に供給
する。
化学反応が完了した時、消費された(反応した)塩をデ
カントし、kl−Ti−E結晶微細化剤を保温調整炉に
入れ、予定された時間にわたってかきまぜる。更に重−
ソな70ロセスパラメータを下記に定める。
1、反応温度 これはアルミニウム浴中に浸漬した9% ’fL対によ
り測定した反応中における融解アルミニウムの平均温度
である。塩と融解金属との間の用応は速く、しかも激し
いことがあるので塩/金匡の界面における実際の反応温
度を測定することは実行容易ではない。しかしながら、
ここに定義する平均金属温度は生成される構造と良く相
関することがわかった。
フラックスとは2秤又はそれ以上の塩の機械的混合物゛
と定義する。この研究に使用した2挿の塩はに2TiF
6とKBF4とであった。フラックス比とは塩混合物中
に含有されろチタンを、含有されるホウ素により除した
重量比である。
すべての実験は平たい2枚翼のプロペラを有する機械的
かくはん機により行った。プロペラ及びるつぼの大きさ
は一定であったので便宜上エネルギー人力をRPMで表
わした。
4、添加順序 与えられた結晶′41.細化剤組成物に対して多数の塩
及び/又はフラックスの添加のraf1合せを使用する
ことができる。例えばフラックスはすべての必要成分の
混合物であることができる。この場合の手順はフラック
スの添加のみを包含する。嶋二の例は、フラックスがチ
タンの必要忙の半分を含有する場合に・6(2の半分を
塩(K2TiF6 )又はチタンスポンジとして添加す
ることができたということであった。
この残り、又はフラックス中に含有される千タンをti
?4える「過励1」チタンをフラックスのi5i加の前
又は後のいずれかに16いて添加−「ることかできる。
5、保持時間 これは塩と金属との間の化学反応の完拮候に紀虫解を保
持する時間量である。保持温反は反応温度と同一であっ
ても、なくてもよい。
また合金が液体である場合は保持時間中、殴株的又は電
磁的か(はんを維持する。保持時間中のかくはん速度は
反応時間中と同一であつても、なくてもよい。第6図及
び第4図は保持叫間の効果を示す。第6図は保持工秤前
の合金中の2500X倍率におけるホウ素含有アルミナ
イト(Ti・B)、Au3を示す。第4図は60分の保
持時間後の同−合金中の15oox陪*におけるアルミ
ナイトを示す。
保持後のアルミナイトはもはや墜相ではなく、ホウ化物
7)1表面上に沈でんして所望の「二重」構造を形成し
ている。この結果からして「二重」1^29の形成に対
して保持時間が臨界的であることが明らかである。
曵好な浩晶微細化剤を生成する結果となる上記諸条件の
多数の組合せが存在する。いま提案することのできろし
・a門は次のとおりである:下限の700℃(1292
”F’)は金属を液収に6咋持するための実際的下部限
界である。
上限の900°C(1652°F)においては若干が針
状で、90%又はそれ以上がブロック状である構造が生
成される。
採用すべきフラックス比は目標組成物(例えば5%Ti
 −1%B又は5%Ti −0,2%B)によって若干
のチタンを別個に添加することができる。したうtって
、もし5%T1−1%Pの結晶°微細化剤を製造すべき
であり、すべてのTi及びBがフラックスとして添加さ
れるならばフラックス比は5.0である。しかしフラッ
クス比5.0のフラックスは最良の結晶微細化剤を生成
しない。なぜなら該フラックスは別個にチタンを添加し
なかったからである。(本発明者らの実験は、別個に1
0%又はそれ以上のチタンを添加した場合に最のの結果
が得られることを示した)。このように若干の市販用合
金の最大フラックス比は次のとおりである: 組 成     フラックス比(Ti:E)5%Ti−
1%B       4.55%Ti−0,6%B  
    7.55%Ti−0,2%E’      2
2.5最高限度(22,5)は成る種の現存の市販用合
金のみに対するものである。下記の検討において示され
るように組成を、より低いホウ素水準に変化させるなら
ば、このフラックス比を増加させることもできろ。
下限(2,2)が設けられろ。なぜならこの比以下にお
いては過剰のホウ素が存在して別個のTiE2結島が形
成され、これは望ましくないことであるからである。
6、かくはん速度:弱〜強 かくはん量は生成される生成物、温度及びフラックス比
に関係する。反応中におけるかくはん速度は第1番目に
重要ではないけれど、その仙の変数中において行われる
調整を促進することができる。
4、保持時間 必要な保持時間は第5図に示されるように保持温度に関
係する。保持中にホウ化物の沈でんが生ずることがあり
得ると思われる。理論的考慮からして沈でん操作が行わ
れるために要する時間は絶対温度の逆截の対数である。
この故に第、5図においては半対数のプロットをぜ用し
た。実線帯は、5%Ti及び0.2%Bの組成を有する
一連の高純度実験用結晶微訓化剤に対して実りi的に見
出された最適保持時間を示す。より短い時間(すなわち
該図面の下方部分)は時効不足であり、アルミナイ「は
第1図及び第4図に示されるアルミナイトに類似する。
「二重」アルミナイト(?(’:2図及び第4図に例が
示されている)は2本の実線によって与えられるバンド
内の時間において生ずる。下記に示すように、適当な時
間にわたって保持された材料の結晶微細化性能において
、非常に実質円な改良が行われることがあり得る。第5
図における下方及び上方の実線はそれぞれこの改良の始
めと終りとを表わす。最適の性能は大体において該2本
の実線の中央にあることが見出されている。
過度に長い保持時間においては「二重」構造は消失し、
[過時効(averaged ) J状態が見出される
。第6図に500Qx倍率において例を示す。第6a図
は600°C(1)12”F )において144時間保
持することにより生成されたアルミナイトを示す。K6
に3図は同じ温度において540時間保持することによ
り形成されたアルミナイトを示す。これらの粒子の表面
上には非常に少量のホウ化物が存在し、しかもそれらは
大きさがより大である。またアルミナイトはいまや表面
上に不規則な波形又はセル形状を有する。
固体状態及び液体状態の両方において時効化することに
より所望の「二重」構造が生、成されろことに注目すべ
きである。〔アルミニウムの融点は660 ”C(12
20“F)である上最低実用保持温度は実験的に確立さ
れていないけれど第5図の線から概算することができる
。例えば1000時間以上にわたって保持するように用
意されなかった場合は最イ斤温度は約420°0(78
87)である。
第5図における保持時[H(についてのヂークは実験用
合金に対するものであるので、また市助用合金はIAI
々の16゛の不ス喰物(Fe、Si、■及びCuが最も
音道である)を有するので市販用合金に対する正しい保
持時間は第5図における2本の実線により示される結果
から多少移動するかも知れないことがあり得る。
この$動の程度は推測的に予」すすることはできないけ
れど、第5図において破線とより示されるようにわずか
に1.5のファクターだけ変化することが最も可能性が
ある。
5、添加順序 最初に過剰のTiを添加すべきである。もしそれを最後
に添加するならばT1は冶金学的品質に対し、また回収
率に対しても有害な杉朽を与える。
6、二重結晶の有効含佇 前述したように二重結晶は先行技術罠おいて4(TH然
的に生ずることが観察されている。このような結晶は結
晶微細化剤中に存在するアルミナイトの約5%まで生ず
ることがあることが観、察されている。その上、二重結
晶の若干の有利な効果は結晶微細化剤の2%のように低
い含量において認められろと思われる。
本発明の利点は慎重な処理の結果として結晶微細化剤が
2〜5%の範囲以上の二重納品を含有する揚台にa)ら
れる。
、二重結晶の100分率は二重アルミナイトの毅と慣用
のアルミナイトの数とを測定することにより定めること
ができる。必要事項は二重アルミナイトの1忍斂を全ア
ルミナイトの総数により除し、次いで100倍して10
0分率に転換させることのみである。二重アルミナイト
及び供用のアルミナイトの数は泥倉された結晶微細化剤
を検査すること、及び点計算機(paint−coun
ting machine )として走査型電子顕微鏡
(SEM)を使用することによって得られる。この方法
に藷いて、5FJJにおける走査領域の網状組織を藁型
的なランダム試料領域にわたって均一に配置する。二重
アルミナイト及び慣用のアルミナイトの数を各走査領域
において表に作製し、との梯作を十分な測定数が得られ
るまで(り返す。
第7図は本発明の最適の利点を得るための処理工程の好
ましい流れ図である。臨界的操作パラメータもまた第7
図に示される(第7図はα体状態において保持する場合
に対して作図したものである。固体状態において保持す
る場合に対しては第5工程は省略され鋳造後に高められ
た温度における保持か行われる\下記は第7図に示され
るような操作工程のそれぞれに対する好ましい(最適な
)パラメータである。
操作(1)  融点以上の温度と共に、かくはん】T1
)度は弱から強までであることができ る。
操作(2)強いかくはん速度及び10〜80%過剰のチ
タンと共に反応温度は 725〜825°CC1337〜 1517°F’)であることができる。
操作(3)強いかくはん速度及びフラックス比約2.2
〜2.8において反応温度は約760°C(1400”
E’)C±50°G)であることができる。
操作(4)塩をデカントする時間は固体粒子の沈でんが
起らないように、適度に、 できるだけ小さくてよい。
操作(5)保持時間及び保持温度は第5図における破線
により示された値の範囲内 であることができる。
高Ti:E比(15〜50又はそれ以上)の合金を製造
する場合、下記のパラメータが提案される。
1)過剰1のチタンが約10%である場合はフラックス
比は16.5〜45であることができ; 2)過剰のチタンが80%以上である場合はフラックス
比は2.5〜6.0であることができる。
二重結晶構造は十分に特定された処即T程の連続により
生成されることがわかった。最初にがくはんされた液体
アルミニウムによるホウ素含有塩及びチタン含有塩の同
時還元が存在する。これにより@解状態のホウ素を含有
すると思われろアルミナイト結晶、すなわち第6図に示
される(Ti・E) Aj!3相が生成される。次いで
第5図に示されるような、高められた温度における特定
の保持時間後にホウ化物粒子が沈でんし、二重構造が形
成される。
この十分に特定された連続処理により二重v・・造が生
成されることは第2図及び第4図に十6ける88M写真
によりもつと早くから示されていた。
結晶i〜化の作用に対する効果を、5%T1及び0.2
%Bを有する結晶微細化剤の重機用ヒートー溶解物、(
heat )に対して第8図に示す。この結晶微細化剤
の非常に少i(o、oo1%T1添加水準)を、800
°Cに保持した99.7%Mの帛解物に添加し、添加復
職、1.2.5.10.25.50及び100分の時間
において小さな鋳造物をイト嬰造した。次いで該鋳造物
を酸で腐食して結晶粒4:Q inを:j′ft出させ
、次いで線遮断法(1ineintercept me
thod’)を使用することにより立体頑礒境下に平均
結晶粒径を測定した。、結晶微細他称する。
こtlもの試j%は液体金&j5各5000部に対する
結晶微細化剤1部の添IJD水孕を示す。これは非常に
悟糸な試験であり、先行技術と新規な二重構造との間の
性能の相違を明らかに確立するものである。?A!8図
の曲線体)(上方の曲線)は第7図の第4処理工程の終
りにおいて鋳造した合金の試料を表わす。(すなわち保
持時間を省略したものである)。第8図の曲m(b)は
曲線(alにおける合金と同一であって約700°C(
1292”F)において5時+i+保持したのみの合金
に対するものである。換言すれば同一ヒートについての
二つの部分をここに示す。曲線(alは二重構造を生成
させるのに十分な時間にわたって保持しなかった構造に
対するものである。アルミナイトの約2%以下が二重で
あった。この微細化剤を含有する鋳造物中に見出される
結晶粒仔はかなりに大きく、しかも結晶像押化効果は2
5分後に消失した。曲a (atは先行技術により生成
された典型的な生成物である。しかしながら曲線(b)
における生成!!I!/Iは、より−/M [’J好で
ある。なぜならこの結晶微細化剤におけるアルミナイト
の約5分の1が二重であるからである。より微細な結晶
粒が得られるのみならず、100分間の接触時間抜に前
記消失は観察されなかった。
すぐれた結晶微細化剤を生成するために、単一の、十分
に特定された、連続処理工程が見出されていた。しかし
ながら、二重(構造が発見されたので同様な生成物を生
成する他の方法を&fi (’4I−fることが容易で
ある。
異なる方法の一つのf7i1単な例は異なるフラックス
の使用である。本発明においてはに2TiF6及びKE
F、が使用されたけれど、その他のチタン含有及びホウ
素含有のハロゲノを使用することができる(例えばNa
PF6及びNa2TiF6 )。カリウム氷晶石及びす
) IJウム氷晶石の各融解物中において、小さい、し
かし限定された溶解度を有するTiO□及びE!203
の同時還元をもP像することができる。
この理由から、仙の化合物によるKEF、又はに2Ti
F6の部分的又は完全な煮捗は、同一構造が生成される
限り本発明の一部で、z’aと考えなければならない。
もう一つの可能性を5世像することもできる。二重構造
におけるホウ素の実際上の役割は即らかにアルミナイト
すなわちT i kl 3の構造を変化させる触媒とし
て作用することである。周期表の隣接元素が1.1)仕
1する化学的性質を有するということは周知で# 7.
)。それでホウ素をこれらの元素(C、Si。
N、P、BeZ&びMgのような)により部分的に置き
候えることもまた本発明の一部であると考えなければな
らない。
同様にしてチタンをその隣接元素(■、Zr。
Cb、Hf、及びTaが考えられる)により部分的に置
き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はブロック型アルミナイトの走査型?f7子酉微
鏡写真であり、第1a図は2000 x、第1b図は4
000xの倍率において示す。 第2図は種々のタイプの不規則二重構造の走査型電子顕
微鏡写真であり、第2aし1は1[100x、第2b図
は2000 x、第2C図は3000Xの倍率において
示す。 第6図は保持工程前の合金中におけるホウ素含有アルミ
ナイトの2500Xの倍率における走査型電子顕微鏡写
真である。 第4図は60分の保持時間後の同上合金中におけるアル
ミナイトの1500 Xの倍率におけろ辺做鏡写真であ
る。 第5図は保持温度と鋳造物の結晶粒径との問、1係を示
すグラフ図である。 第6図は保持時間と二重構造との関係を示すためのアル
ミナイトの走査型電子Th微鏡写真であり第6a図は6
00°Cにおいて144°C時間、第6b図は同上温度
において504時間保持したアルミナイトを示す。 第7図は本発明の好ましい処理工程を示す流れ図である
。 第8図は接触時間と鋳造物中における平均結晶粒径との
関係を示すグラフ図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホウ素を溶解状態で含有するアルミナイト結晶を
    生成させ、次いで前記アルミナイト結晶を、ホウ素の少
    なくとも一部が沈でんして二重結晶を形成するに十分な
    時間及び温度において時効化させることにより得られる
    二重結晶2%以上を含有することを特徴とする、実質的
    にアルミニウム、チタン及びホウ素より成る結晶微細化
    剤。
  2. (2)二重結晶5%以上を含有する特許請求の範囲第(
    1)項記載の結晶微細化剤。
  3. (3)二重結晶が(Ti・B)Al_3の構造を有する
    特許請求の範囲第(1)項記載の結晶微細化剤。
  4. (4)採用した時効化の時間と温度との組合せが第5図
    の破線の間に入る特許請求の範囲第(1)項記載の結晶
    微細化剤。
  5. (5)結晶微細化剤が0.05〜5重量%のホウ素、2
    〜12重量%のチタン及び残分のアルミニウム+通常の
    不純物より実質的に成る特許請求の範囲第(1)項記載
    の結晶微細化剤。
JP60170568A 1984-08-02 1985-08-01 二重結晶を含有するアルミニウム結晶微細化剤 Pending JPS6187842A (ja)

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