JPS6186907A - 植物抽出液の脱塩方法 - Google Patents

植物抽出液の脱塩方法

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JPS6186907A
JPS6186907A JP59208631A JP20863184A JPS6186907A JP S6186907 A JPS6186907 A JP S6186907A JP 59208631 A JP59208631 A JP 59208631A JP 20863184 A JP20863184 A JP 20863184A JP S6186907 A JPS6186907 A JP S6186907A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、植物抽出液の脱塩方法に関する。更に詳しく
はオリコ糖を含む植物抽出液の脱膜7む染物質及び脱低
分子物質の方法に関する。
(従来技術) 従来から、チースホエ−の脱塩方法として、特開昭58
−175 lI 38には逆浸透圧法と電気透析法を組
み合わせたチースホエーの濃縮、脱塩方法か開示されて
いる。その他チーズホエーの脱塩方法に電気透析装置を
用いる方法が多く知られている(例えは特開昭49−5
4568ポエーの脱塩方法、特開昭49−116257
乳類の脱塩力、特開昭51−51547乳あるいはホエ
ーの脱塩方法、特開昭52417445 :Ri製乳糖
の製造法、特開昭53−79057、特開昭53−79
060.17r開昭56−65242、等)。
又、各種糖液の:t’+’j製法として、(al特開昭
52−82737には、限外濾過法(分画分子量200
〜100000)と電気透析法を組み合わせる糖液の浄
化方法が開示されている。その他の糖液の精製法として
、特開昭51−79737、特開昭52−108035
 、特開昭53−69841、特開昭54−23137
、特開昭57−129700 、特開昭57−1595
00 、特開昭57−174100等が知られているし
かし、上述したようなラクトースや砂糖等の各種、!A
1ノ、!+頬、三糖類を含む液の精製法は各種知られて
いるか、本発明のような主にオリゴ糖を含む植物抽出液
の脱塩方法は知られていない。
(目的) 本発明者等は、オリゴ糖を含む植物抽出液の脱塩を目的
とした。
(経過) 本発明者等は、オリゴ糖を含む植物抽出液の一つとして
、スタキオースやラフィノースを豊富に含む大豆ホエー
の灰分の除去を電気透析装置を用いて試みるなかで、大
豆ホエー(その製造工程により塩類、窒素化合物、多糖
類、有機酸、着色物質、フレーバー等の含量は異なる)
か、動物性であるチーズホエーと異なり、容易に電気透
析装置を用いて脱塩できない問題に遭遇した。即ち電流
が流れ難くなり電気伝導度か下からない、従い脱塩効率
が非常に悪くなるのである。
かかる問題を解決すべく、原因究明、その)W失策等を
鋭意研究の結果、チーズホエー等の場合と異なり、植物
抽出液はフィチン酸等の有機酸、水溶性多糖類等種々の
fouling物質(膜汚染物質)を含有し、これらが
電気透析を阻害していることを見出した。そして、電気
透析の前の工程において、分画分子量1500〜175
00の限外濾過膜、好ましくは分画分子ffi 250
0〜12500の限外濾過膜を用いて濾過することによ
り、電気透析阻害物質である膜汚染物質を除去でき、効
率よく脱塩できることを見出し本発明を完成するに至っ
た。
(構成) 本発明は(11植物抽出液を電気透析膜を用いて脱塩す
る前の工程において、分画分子量1500〜17500
 (好ましくは2500〜12500 )の限外濾過膜
を用いて濾過する工程を含むことを特徴とする植物抽出
液の脱塩方法である。
本件発明において用いる植物抽出液は穀類、豆類等の植
物性の抽出液で、少なくとも三炭糖以上(通常二炭1)
h乃至五炭糖)のオリゴ糖を豊富に(糖の内オリゴ糖を
少なくとも30重量%以上、好ましくは50112量%
以上)含むものが好ましく、例えシよ、大豆抽出液、そ
の他豆頬の抽出液等を挙げることかできるが、入手の容
易性、経済性、産業副生産物有効利用等の観点より大豆
抽出液がラフィノース、スタキオース、ベルハスコース
等のオリ:わhを憑冨に(全オリゴ糠中70乃至90重
量%以上)含み好ましい。 例えば大豆抽出液は、大豆
由来の糖を含む抽出液を言い、例えは(a)大豆蛋白製
造工程において得られる大豆ホエー、(bl大豆煮汁、
豆腐のゆ、大豆浸漬液、大豆蒸煮液、またはこれらから
水溶性蛋白(大豆アルブミン、β−アミラーセ、トリプ
シンインヒビター等)、サポニン等の水/81牛高分子
物質(少なくとも本発明にいうオリゴ糖より高分子の物
質)等のうちの一種またば二種以上を除いた犬ヴ抽出液
等を挙げることかできる。更に具体例を挙げると、(a
)に関しては、■大豆原料(脱脂大豆等)を水系下に抽
出し、大豆蛋白、オカラ成分を除去した後に得られる大
豆ホエー、■大豆原料を極性有機溶媒(例えばアルコー
ル系有機溶剤等)で抽出して得られる極性有機溶媒可溶
性成分、等を挙けることができる。(biに関しては、
■納豆、味噌等の製造工程において大豆を蒸煮した煮汁
、■豆jrル製造工程において、豆腐凝固しない残液、
■大豆を水等に浸漬したときの浸漬液等を挙げることが
できる。
本発明において用いる電気透析装置は公知の装置を用い
ることができる。電気透析装置に用いる股はアニオン股
及びカチオン膜の一イオン交換膜か好ましく、例えば具
体例として(alセレミオン(旭ガラス()1製)fb
lオセブター(徳山曹達(株製)、(C)アイオニクス
股(米国アイオニクス社製) 、(diその他のメーカ
ー(旭化成(株製等)の膜を挙けることかできる。
本発明において、植物抽出液を電気透析膜を用いて脱塩
する前の工程において、分画分子量1500〜1750
0の限外濾過膜を用いて濾過する工程を含むことか重要
である。好ましくは分画分子量2500〜12500の
限外濾過膜が適当である。分画分子量1500未満では
目的とする糖成分の回収率が低下し好ましくない。分画
分子量が17500を越えると膜汚染物質を除去する′
:Jノ果か少なく電気透析を阻害し脱塩効率が低下し好
ましくない。
更に所望により、本発明において、植物抽出液を電気透
析H94を用いて脱塩する工程の前、即ち、分画分子H
1soo〜17500の限外濾過膜を用いて濾過する工
程の前又は後において、塩化ナトリウム阻止率80%以
下(好ましくは10〜70%)の逆浸透膜を用いて逆浸
透圧濾過する工程を含むことができる。ここに塩化ナト
リウム阻止率(%)は次式%式% かかる逆浸透圧濾過により、+ik物抽出液の濃縮と同
時に分子量約200〜1000以下の脱低分子物質(ア
ミノ酸、有機酸、塩等)効果とオリゴ糖の濃縮効果を奏
し、植物抽出液の処理工程上好ましい。塩等もある程度
除去でき、電気透析の負fi■を軽減できるのみならず
、アミノ酸等の褐変反応物を除去でき、iylられるオ
リゴiJ、!i混合物の色調を臼くてきる効果かある。
塩化ナトリウム1!11止率80%を越えると濃縮さ、
i”:。
たオリゴ糖を含む植物抽出液の電気透析質4ujか増大
しく具体的には初期電気伝導度が大きくなり)あまり好
ましくない。
又、塩化ナトリウム阻止率10%未満の逆?l a B
’Aでは電気透析箕倚が減少し電気透析的には好ましい
か、反面オリゴIJMを含む植物抽出液の回収率か低下
し好ましくない。
更に所望により、本発明において、分画分子量1500
〜17500の限外濾過膜を用いて濾過する工程の前に
おいて、植物抽出液(一般に酸性が多い)をpH7,0
〜8.3に調整し、要すれは加熱して、生してくるオリ
を除去する工程を含むことができる。オリの除去には濾
過、遠心分離等の公知の分離手段を用いることができる
。電気透析の効率をさらに上げる効果かある。又、加タ
ハをすることにより段菌効果も付加することかできる。
又、本発明Gこおいて、植物抽出液にもよるが、所望に
より、分画分子量1500〜17500の限外酸:過膜
を用いて濾過する工程の前において、予め分画分子量2
0000〜100000の限外濾過膜を用いて濾過する
工程を含むことができる。予め蛋白質等の高分子物質を
除去することにより分画分子=i5oo〜17500の
限外濾過膜の寿命を延ばすリノ果かある。
又、かかる限外濾過膜による以外の除蛋白の方法として
、ioo ’c以上で10分以上相当の熱履歴をかける
(好ましくはカルシウムイオンの存在下)ことによって
蛋白を不溶化させ公知の手段を用いて除去することもで
きる。
かかる方法により脱塩されたオリゴ4J3jを含むJi
M物抽出液は、そのオリゴ糖の種類にもよるが、広〈産
業上利用するごとかできる。例えば大豆抽出液の内大豆
ホエーは一般に乾燥固形分は10%未、・門(通常2〜
5%)で、該乾燥固形分中↑)5成分を約50%余、1
■蛋白を約21%余、灰分的25%程度を含み、本発明
の方法を用いて脱塩することにより、乾燥固形骨中糖成
分か少なくとも1)0%以上(+41! ’;j’+9
5%以上)、灰分が約8%以下(通常5%以上)にする
ことかでき、且つ糖成分中スタキオースか通常45%以
上、ラフィノースが通常10%以上即ち糖成分の内オリ
コ糖が少なくとも30%以上(通常55%以上)の大豆
抽出液(オリゴ糖混合物)とすることかできる。
(実施例) 以下実施例により本発明の実施態様を説明する。
実施例1 脱脂大豆10Kgを150Kgの温水(50°C)で抽
出し、遠心分離してオカラを除去し、豆乳130Kgを
背た。次いでpHを4.5に調整してカートを分usl
t して大豆ホエー100 β (Aとする)を胃た。
この大豆ホエーは乾燥固形分2.4Kg  (糖分1.
3h 、祖蛋白0.5Kg 、天分0.6Kg )であ
った。
次いて、分画分子量2000Qの限外濾過膜(タイセル
社製DUY−旧を用い除蛋白を行いパーミニイト (濾
液)90n(Bとする)を得た。
次いて、塩化ナトリウム阻止率15%(分画分子量約2
00)の逆浸透膜(ダイセル社製DR5−10)を用い
、圧力15Kg/ a+! 、 10℃で5倍濃縮し1
8Aの濃縮液(Cとする)を得た。
次いで5NのNa011を用いpHを7.8に、1!J
 fflして120°Cで10分加熱して生じたオリを
遠心分離(2000B)して除去し、16I!の上清(
Dとする)を得た。
次いで、分画分子量5oooの限外濾過膜(ダイセル社
MDUY−1111)を用い、20℃、7Kg/cnl
の圧力で脱膜汚染物質と濃縮を同時に行い13βのパー
ミエイ1〜(Eとする)を得た。
次いで、電気透析装置(ユアサアイオニソクス社裂スタ
ックパック)を用い、流速1.4m/sea、IO!あ
たり2.2dmのアニオン膜とカチオン膜よりなる電気
透析膜20対を用い、電圧30V 、90分で液の電気
伝導度が初期電気伝導度13200μS/cniの10
分の1以下の1020μS/aAになるまで処理し、脱
塩してオリゴ糖混合液(Fとする)を得た。
このときの電気伝導度と電気透析処理時間の関係を第1
図に示す。
得られた液(F)は乾燥固形分5.1重量%て、乾燥固
形分中、糖分97重量%、灰分3重量%であり、)唐の
うちシュクロースが38重量%、スタキオースが49重
量%、ラフィノースが13重量%、ベルハスコースは微
量であった。
比較例1 実施例1と同様にして青た16j2の上清(D)を、分
画分子量5000の限外濾過膜で処理することなく電気
透析処理した。
成仏導度が初期電気伝導度13800μS/cnlの1
0分の1以下の1300μS/crAになるのに270
分を要した。しかし、アニオン膜がlη染されており、
続けて電気透析を行うと電気透析処理時間が更に犬lh
iに反引くことが明らかであった。
このときの電気伝導度と電気透析処理時間の関係を第1
図に示す。
実施例2 実施例1と同様にして脱脂大豆10Kgから大豆ホエー
100 ! (Aとする)を得、次いで、分両分子早2
0000の限外濾過膜(アブコア社製旧;A−20)を
用い除蛋白を行いパーミニイト(濾液)906(Bとす
る)を得、次いで、塩化ナトリウム阻止率15%(分画
分子量200)の逆浸透圧膜(ダイセル社製DR3−1
0)を用い、圧力15に5/c++!、10 ’cで5
倍濃縮し1Mの濃縮液(Cとする)を得、次いで、分画
分子量、+000の限外濾過膜(ティジンPBILlf
iTL−215)を用い脱膜〆ち′染物質と濃縮を同時
に行い13ffのパーミニイト (Eとする)をiMた
次いで、pH処理することなく電気透析膜(旭ガラス社
製セレミオン)を用い、流速1.4m/secにて、1
0ffあたり2.2dmのアニオン膜とカチオン11臭
よりなる電気透析膜20対を用い、電圧30V 、 1
50分で成仏導度が初期電気伝導度 13500μS/
cnlの10分の1以下の1200μS/ct?+にな
るように脱塩してオリゴ糖混合液(Fとする)を得た。
ごのときの電気伝導度と電気透析処理時間の関1糸を第
1図に示す。
得られた液(F)は乾燥固形分5.3車f%で、乾燥固
形分中、糖分93重量%、灰分5重里%であり、1唐の
うちシュクロースが40重量%、スタキオースか47重
量%、ラフィノースが13重量%、ベルハスコースが微
量であった。
比較例2 実施例2と同様にして得たliの濃縮液(C)を分画分
子量4oooの限外濾過膜で処理することなく電気透析
処理した。
成仏導度が初期電気伝導度13500μ57’cmの1
0分の1以下の1300μS/crAになるのに400
分を要し、且つアニオン膜の汚染が甚だしく続けて電気
透析処理することも困巡であった。
このときの電気伝導度と電気透析処理時間の関係を第1
図に示す。
実施例3 丸大豆20hを水200Kgに一夜浸漬後水を切り、再
び水200Kgを加えて摩砕し呉を得た。次いて90℃
で5分加熱し、3号濾布(140メツシユ)で共通し、
豆乳160 Kgを得た。次いで硫酸カルシウムを加え
て豆腐を製造した際に得られた所謂ゆ1201を塩化す
トリウム阻止率15%の逆浸透圧膜(テーイジンTL−
230”)を用い、圧力15に8/ c++t、lO”
Cで5倍濃縮し21の濃縮液を得た。
次いで、分画分子量5000の限外濾過膜(ダ・イセル
社製DUY−1(H)を用い脱膜汚染物質とbコ縮を同
時に行い191のパーミニイトを得た。
了 次いで、電気透析装置(ユYサアイオニソクス社製スタ
、クバノク)を用い、流速1.4m/secにて、10
βあたり2.2dr+?の電気透析膜20対を用い、電
圧30V 、250分で成仏導度が初期電気伝導度28
000 tt S / crAの10分の1以下の16
00μS/cn!になるように脱塩してオリゴ糖混合液
を得た。
得られた〆&は乾燥固形分中、糖分83重量%、灰分5
重量%であった。
実施例4 脱脂大豆10Kgに70%エタノール150Kgを加え
、攪拌・抽出して大豆ホエー1206を得た。エバポレ
ーターを用いて脱エタノールを行い、大豆ホエー45β
 (乾燥固形分2.8Kg 、糖分1.9Kg )を得
た。
次いで、分画分子量5000の限外濾過Tdi <ダ・
イセル社I DUY−1111)を用い脱膜〆9染物質
を行い3iのパーミニイトを得た。
次いで、電気透析装置(ユアサア・イオニノクス社盟ス
タックバック)を用い、実施例1と同様にして脱塩処理
を行い、凍結乾燥して粉末オリゴ1ljj混合物(1,
7にg)を得た。糖分91%、灰分796であった・ 実施例5 表 限外濾過膜 分画分子量10002000500010000150
0020000才唐回収率  55 72 96  9
8  100 100時間※   70 80 90 
180  230 400実施例1と同様にして、得ら
れた大豆ホエー(A)を限外濾過して得たパーミエイI
・(B)を逆浸透膜処理してa補液(C)を得、pHを
7.8に調整して生じたオリを除去した後、限外濾過膜
の分画分子量を次の表のように変えて得たパーミニイト
を電気透析したときの、糖量収率と電気伝導度が初期電
気伝導度の10分の1になるまでに要する時間(分)(
時間※とする)を示した。
表より明らかなように、限外濾過膜の分画う)子量が1
500未満では電気伝導度が初期電気伝導度の10分の
1になるまでに要する時間が短い(換言すれば電気透析
i、JJ率が良い)が、糖量収率が低下し好ましくなく
なる。又、限外濾過膜の分画分子量が17500を越え
ると糖量収率は良くなる反面、電気伝導度が初期電気伝
導度の10分の1になるまでに要する時間か長くなり・
(換言すれば電気透析効率か悪くなり)、膜汚染がひど
くなり、電気透析か困難となって好ましくない。
ここに糖量収率は次式で表される。
IS民外aどガね口1jのl(り糖す畏度実験例1 実施例1と同様にして得た大豆ホエー(A)を限外濾過
して得たパーミニイト(B)を逆浸透圧濾過処理したと
きに逆Fj:iFz膜の塩化ナトリウム阻止率を次の表
のように変えて処理して得た5缶濃縮液(C)の糖量収
率(濃縮液中の糖分のパーミニイト中の糖分に対する画
分率)と、この液を、実施例1と同様の条件で電気透析
装置にかけたときの初期電気伝導度(μS/cnりを次
の表に示ず表 塩化ナトリ ラム阻止率  3〜105〜2050〜70 95 1
00糖分の回収率  55    E!2  85  
98100初期電気伝導度9800 13000380
004300045000但し、塩化ナトリウム阻止率
100%はエバポレーターを用いて5倍濃縮した。又、
同阻止率3〜10%はティシンYB[L換TL−215
、同阻止率5〜20%はティジンYBIL膜−2,’3
0 、同阻止率50〜70%は日東電工N T R−7
250、同阻止率95%はダイセルDIIS−95を各
々用いた。    − この結果より、逆浸透膜の塩化ナトリウム阻止率か大き
くなる(換言すれば低分子のもか透過しごごくくなる)
と5(g洲11’6 /I’i、 (C)の電気透析処
理5こおける初期′電気伝導度か高くなり、電気透析処
理に負イiIかかかり、電気透析処理時間か長槍<ので
、塩化ナトリウム阻止率は大きくないほうが適当であり
、好ましくは80%以内のほうが適当である。
又、逆浸透膜の塩化ナトリウム阻止率が10%未満では
、5倍濃縮液(C)の糖分の回収率が低下するので、次
の電気透析処理後のオリゴwj混合物の収率か低下し好
ましくない。
又i′4られた乾燥オリゴt)、ff混合物の色調は塩
化すI・リウム阻止率が小さくなるほど白くなる傾向を
示した。
実験例2 実施例1と同様にして、大豆ホエー(l〜)を(7、限
外濾過して(4たパーミエイl−(B)を逆浸透II史
処理して5倍濃縮〆1k(c)を得、ごの液を5NのN
 a OIfを用いpHを6.0〜8.6に調整して1
20℃で10分加熱して生したオリを遠心分R(200
08) シで除去して得た上清(Dとする)を実施例1
と同様にして電気透析したときの電気伝導度と処理時間
との関係を第2図に示す。
この図から、pH調製したほうがより効率的に電気透析
を行うことができることが分かる。好適にはpH7.0
〜8.3が適当であることが分かる。
(効果) 以上詳述したように、本発明(即ち、電気透析の前の工
程において、分画分子 1500”17500の限外濾
過膜、好ましくは分画分子量2500〜12500の限
外滅:過股を用いて濾過することにより、電気透析阻害
物質である股ll)染物質を除去でき、効率よく脱塩で
きる)により、オリゴ糖を含む植物抽出液の脱膜汚染物
質及び脱低分子物質か容易になったものである。又、本
発明の方法は、電気透析秋等の膜汚染物質を含むオリゴ
糖液であれば、例えは微生物抽出液等にも応用できるも
のζあり、得られる低天分、高純度のオリゴ糖混合物は
甘味を1r11えた目味剤として広く食品分野に応用で
きるのみならず微生物成長促進因子等として広〈産業上
利用できるものであり、本発明はJ看業の発達に大いに
寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は植物抽出液の電気透析処理における電気伝導度
と電気透析処理時間の関係を表す図である。■・・・実
施例1 2・・・実施例2()・・・比較例1 4・・
・比較例2第2図ばp)1.処理した植物抽出液の電気
透析処理後こ斗3けろ電気伝導度と電気透析処理時間の
関係を表す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)植物抽出液を電気透析膜を用いて脱塩する前の工
    程において、分画分子量1500〜17500(好まし
    くは2500〜12500)の限外濾過膜を用いて濾過
    する工程を含むことを特徴とする植物抽出液の脱塩方法
  2. (2)更に、塩化ナトリウム阻止率80%以下(好まし
    くは10〜70%)の逆浸透膜を用いて逆浸透圧濾過す
    る工程を含む特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
  3. (3)更に、pH7.0〜8.3に調整し、オリを除去
    する工程を含む特許請求の範囲第(1)項又は第(2)
    項記載の方法。
  4. (4)脱塩された植物抽出液が乾燥固形分中80重量%
    以上の糖を含み、糖の内三炭糖以上のオリゴ糖が30重
    量%以上である特許請求の範囲第(1)乃至第(3)項
    のいずれかに記載の方法。
  5. (5)オリゴ糖がラフィノースとスタキオースを主成分
    とする特許請求の範囲第(4)項記載の方法。
  6. (6)植物抽出液が大豆抽出液である特許請求の範囲第
    (1)項乃至第(5)項のいずれかに記載の方法。
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