JPS6186763A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は記録装置、とくに、複写機や処理システムの出
力装置として使用されるプリンタ。

グロックなど、普通紙に主として２値画像を記録する記
録装置に関するものである。

従来技術 普通紙への画像記録が可能なこの種の記録装置として代
表的なものにインクジェットヘッドを用いた記録装置が
ある。これはインクに所定の圧力を加え、ノズルよシイ
ンクを噴出させて普通紙に文字や図形を描くように構成
されている。

このようなインクジェット方式の記録装置では粘性の高
いインクが使用されるので、インクの粒子の析出等によ
りインクジェットヘッドのノズルに目詰りが発生し易く
、画像記録における信頼性の低下をきたしていた。

またインクジェット方式の記録装置では使用し得る普通
紙の種類が限定されるという欠点もあった０ 目　　　的 本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、使用し得
る普通紙の種類が限定されることなく、普通紙への画像
記録が可能な低価格で且つ信頼性の高い記録装置を提供
することを目的とする。

構　　成 本発明は上記目的を達成するために、記録体表面に静電
潜像を形成し、該潜像をトナーを付着させて現像した後
、普通紙に転写、定着してハードコピーを得る記録装置
において、導電層と誘電層とから形成される記録体の表
面に液体噴射手段により記録すべき画像情報に基づいて
液体を噴射した後に、上記記録体の表面を帯電手段によ
り一様に帯電させ、上記記録体の表面の液体が除去する
ことにより上記記録体表面上に静電潜像を形成すること
を特徴とするものである。

また、本発明は上記の目的を達成するために、上記構成
に加えて上記液体として低粘性且つ揮発性のものを用い
たことを特徴とするものである。

本発明の構成について以下、一実施例に基づいて説明す
る。第１図には本発明に係る記録装置の一実施例の構成
が示されておシ、同図において記録体１は誘電層１０１
と導電層１０２の２層からなシトラム状に形成され図示
してない駆動源により図上、時計方向に回転駆動される
ように構成され、導電層１０２は接地されている。

インクジェットヘッド２は記録すべき画像情報に基づい
て図示してない駆動手段により駆動され、記録体１表面
に液体（液滴）を噴射し、該記録体１表面に液滴による
像を形成する。

ここでインクジェットヘッド２により噴射される液体は
ノズルの目詰シ防止及び静電潜像形成のために低粘性で
且つ揮発性のものが使用される。

また帯電器４は液滴による像が形成された記録体１の表
面の誘電層１０１に一様に帯電させる。

現像器５はドクターブレード５１及び磁極内蔵ロー２５
２からなシ、磁極内蔵ローラ５２は図示してない、駆動
源によυ図上２反時計方向に回転駆動される。

そしてトナー６は磁極内蔵ローラ５２上に搬送、保持さ
れ、該ローラ５２の回転に伴い、ドクターブレード５１
により磁極内蔵ローラ５２表面に形成されたトナ一層が
一定の厚さに薄層化されると共に、トナー粒子が正極側
に帯電し、記録体ｌの表面の誘電層１０１に形成された
静電潜像（既述しだ液滴が揮発して電荷が除去されて形
成される潜像）に付着し現像が行われる。

更にトナー粒子が付着して回転している記録体１の表面
に普通紙９を走行させ転写用帯電器８により普通紙９に
画ｉを転写させる。

このように一連の静電記録の各過程を経た後にトナー粒
子が残留付着している記録体ｌの表面はクリーニング装
置ＩＯによりフリーニングが行われ、次の記録動作に備
える。

次に第２図を用いて上記構成からなる本発明に係る記録
装置の静電記録動作の各過程を詳細に説明する。

同図において記録体ｌの表面の誘電層１０１にインクジ
ェットヘッド２よシ液体が記録すべき画像情報に基づい
て噴射され、液滴による像３が形成される（第２図（ａ
））。そして記録体１の表面に液滴による像３が形成さ
れた後に、該記録体ｌの表面は帯電器４により一様に正
電荷を帯電させられる（第２図（ｂ））。

このように記録体１０表面が一様帯電されることは基本
的には誘電層１０１の全面が帯電されることになるが、
液滴が存在する部分は液滴表面に電荷が残存することに
なる。その後、記録体１の表面の液滴が乾燥、揮発する
と、液滴上の電荷も同時に除去され、記録体ｌの表面に
は静電潜像７０が形成される（第２図（Ｃ））。

このようにして静電潜像７０を形成するには第２図（ｂ
）における液滴により形成される像３が現像過程に入る
時点までに揮発していることが望ましく、シたがって記
録速度によってはかなシ速く揮発することが必要となシ
、液体としては例えばアルコール類等が使用される。

記録体ｌの表面に形成された静電潜像７０は現像器５に
より可視像化される。すなわち、反時計方向に回転駆動
される磁極内蔵ロー２５２の表面には、該ローラ５２と
記録体１の導電層１０２との間に印加されるバイアス電
源７による電界と、ドクターブレード５１とトナー６と
の摩擦作用により正極性に帯電されたトナ一層６１が形
成される。

一方、記録体１は時計方向に回転１駆動されており、記
録体１の表面の誘電層１０１に形成されたネガ像の静電
潜像７０の部分が磁極内蔵ロア０の部分にのみ正極性に
帯電したトナー粒子が付着し、反転現像が行われる（第
２図（ｄ））。

このようにして現像され、トナー粒子が付着した回転中
の記録体ｌの表面に近接して普通紙９を走行させ、転写
用帯電器８により普通紙９の裏面側を負極性に帯電させ
ることにより記録体１の表面に形成されたトナー像６２
が普通紙９０表面に転写される（第２図（ｅ））。更に
その後、図示してない定着手段により定着され、ハード
コピー化される。

尚、転写後、既述したようにクリーニング装置１０によ
り記録体ｌの表面に付着している残留トナー４＝！＃−
をクリーニングし、次の記録過程に備える。

以上に説明したように本実施例によれば記録体として感
光体を用いずに非接触の画像記録が可能となシ、また使
用される普通紙の種類も限定されず、且つインクツエツ
トヘッドにおけるノズルの目詰９を防止することができ
るから低価格で且つ信頼性の高い記録装置が得られる。

効果 本発明では誘電層と導電層とから形成される記録体表面
に液体噴射手段により記録すべき画像情報に基づいて低
粘性で且つ揮発性の液体を噴射した後に該記録体表面を
帯電手段にょシ一様に帯電させて静電潜像を形成するよ
うに構成したので、使用される普通紙の種類が限定され
ることなく低価格で且つ信頼性の高い記録装置が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る記録装置の一実施例の構成を示す
説明図、 第２図は第１図に示した記録装置による静電記録の各過
程を示す説明図である。 主要部分の符号の説明 ｌ・・記録体 ２・・・インクツエツトヘッド ４・・・帯電器 ５・・・現像器 ５１・・・ドクターブレード ５２・・・磁極内蔵ローラ ６・・・トナー ８・・・転写用帯電器 １０・・・クリーニング装置 第１図 第２図 （ａ）　　　　　　（ｂ） （ｄ） （ｅ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、記録体表面に静電潜像を形成し、該潜像にトナーを
   付着させて現像した後、転写材に転写、定着することに
   よりハードコピーを得る記録装置において、 誘電層と導電層とから形成される記録体と、記録すべき
   画像情報に応じて駆動されて液体を噴射する液体噴射手
   段と、 上記記録体表面を一様に帯電させる帯電手段とを含んで
   構成され、上記記録体表面を与えられた画像情報に基づ
   いて上記液体噴射手段により液体噴射した後に上記記録
   体表面を上記帯電手段により一様に帯電させ、上記記録
   体表面上の液体が除去することにより上記記録体表面に
   、静電潜像を形成することを特徴とする記録装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の装置において、上記液
   体は低粘性且つ揮発性であることを特徴とする記録装置
   。