JPH04321079A - 湿式現像装置の現像剤蒸発防止装置 - Google Patents

湿式現像装置の現像剤蒸発防止装置

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JPH04321079A
JPH04321079A JP9027591A JP9027591A JPH04321079A JP H04321079 A JPH04321079 A JP H04321079A JP 9027591 A JP9027591 A JP 9027591A JP 9027591 A JP9027591 A JP 9027591A JP H04321079 A JPH04321079 A JP H04321079A
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JP9027591A
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Hideo Yamazaki
山崎 英雄
Yoshinori Miyazawa
芳典 宮澤
Makoto Fujino
真 藤野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿式現像剤(以下、現
像剤とも記す)を用いて現像する湿式現像装置における
現像剤の蒸発防止装置に関し、より詳しくは現像剤を静
電潜像担持体に塗布する現像剤塗布ヘッドに残留する現
像剤の蒸発防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の湿式現像装置においては、現像剤
で満たされた皿状の電極上を、静電潜像担持体が通過し
顕像化される方式(特公昭62ー51466号公報等)
が知られている。また、導電性材質からなる現像ローラ
を静電潜像担持体と微小な間隙を隔てて対向配置させ、
現像ローラを高速回転させて、前記の微小な間隙に現像
剤を供給して、顕像化される方式が知られている(実開
昭61ー65465号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の装置に
おいて、現像剤は、顔料や樹脂からなる帯電トナー粒子
とキャリア液とその他の添加物とから構成され、キャリ
ア液は周囲の空気に触れて蒸発する。従来技術では、現
像部が大きく開口して、現像剤が空気に触れる領域が広
いために、現像待機時間が長いときには、現像剤中のキ
ャリア液は蒸発してトナー成分が皿状またはローラ状の
現像電極に付着したまま固化してしまい、次期現像時に
十分な量の現像剤の供給ができないと共に、現像電界が
弱まり良好な現像ができないという問題点を有していた
【0004】また、かかる問題点を解決する構成の現像
装置が知られている(特開平2ー140780号公報)
。この方式は、空気と触れる領域の小さいスリット部よ
り現像剤を供給する方式であり、スリット部に現像剤を
供給し、静電潜像担持体と対向する側に現像剤のメニス
カスを形成して、静電界によって現像を行う方式である
【0005】この従来技術においては、現像部がスリッ
トにより構成され、現像剤の空気と触れる領域が小さく
、大量のキャリア蒸気の発生は抑えられるとしても、現
像待機時間が長くなった場合は、現像剤中のトナー成分
が固化してスリット部を塞いでしまい、次期現像時に十
分な量の現像剤の供給ができないという問題点を有して
いた。さらに、固化したトナー成分がスリット内部で剥
がれ、スリットが詰まってしまうという問題点をも有し
ていた。
【0006】そこで本発明は、このような問題点を解決
するもので、その目的とするところは、現像剤中のキャ
リア液の蒸発を防止して、現像を行わない現像待機時で
あっても現像剤の固化を防ぎ、常に静電潜像担持体に供
給する現像剤量を適正に保つ現像装置を実現するための
現像剤蒸発防止装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の湿式現像装置の
現像剤蒸発防止装置は、静電潜像担持体上の静電潜像の
作る電界に応じて、湿式現像剤によりトナー像を形成す
る湿式現像装置であって、前記静電潜像担持体に湿式現
像剤を塗布する現像剤塗布ヘッドに近接して、該現像剤
塗布ヘッドの現像剤吐出部を覆う遮蔽部材を備え、該遮
蔽部材は、現像を行わない現像待機時に現像剤吐出部を
覆い、現像時には現像剤吐出部を露出して現像剤の吐出
可能状態となることを特徴とする。
【0008】さらに、前記遮蔽部材には、ポンプが接続
され、現像を行わない現像待機時に、前記遮蔽部材が現
像剤吐出部を覆うと共に前記ポンプが作動して現像剤塗
布ヘッド内部に残留する湿式現像剤を現像剤回収容器に
回収することを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明を説明する。図
1は本発明の第1実施例を示す湿式現像装置の蒸発防止
装置を備えた電子写真プリンタの断面図である。静電潜
像担持体である光導電体からなる感光体ドラム1の周囲
に帯電装置2、レーザスキャナからなる露光装置3、現
像剤蒸発防止装置を備えた湿式現像装置4、弾性ドラム
5、感光体ドラムクリーニング装置7、加圧手段である
圧力ローラ6、除電装置8、弾性ドラムクリーニング装
置9が順次配置されている。
【0010】感光体ドラム1は、アルミ素管10の周囲
にアモルファスセレン感光層11が蒸着されたものであ
る。矢印Aの方向に回転するように構成されている。帯
電装置2は、高電圧電源により所定の電圧を印加された
コロトロンからなり、感光体ドラム1を正に帯電する。 露光装置3は、レーザビームスキャナからなり、コンピ
ュータからの画像データに応じてレーザビームを制御し
、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。弾性ドラム
5は、金属素管50に弾性層51を有する。これは、導
電性コンパウンドを分散した導電性ウレタンゴムからな
る導電層であり、さらに最外層にフッ素樹脂コート層か
らなる絶縁層52を有して構成され、感光体ドラム1に
対し、押圧力を受けて当接し、感光体ドラム1と同一速
度で矢印Bの方向に回転する。圧力ローラ6は、記録紙
20を弾性ドラム5に向けて背後から押圧する。感光体
ドラムクリーニング装置7は、弾性ブレード70のエッ
ジを感光体ドラム1に当接して、感光体ドラム1上に残
留した現像剤を剥離・除去する。除電装置8は、LED
ランプより構成され、感光体ドラム1に残留する電位を
概ね0Vにする。弾性ドラムクリーニング装置9は、弾
性ブレード90のエッジを弾性ドラム5に当接して、弾
性ドラム5上に残留した現像剤を剥離・除去する。
【0011】上記構成により、記録媒体である記録紙2
0に以下のように画像形成が行われる。圧力ローラを6
´で示す位置の圧力解除状態に置く。帯電装置2によっ
て感光体ドラム1上を一様に正に帯電し、露光装置3に
よってコンピュータの画像情報に応じた像露光を行い、
感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。この静電潜像
は、湿式現像装置4によって現像剤を塗布すると共に、
後述するようにして現像し、トナー像を形成する。感光
体ドラム1上に形成されたトナー像は、弾性ドラム5に
静電的に転写される。さらに、感光体ドラムクリーニン
グ装置7、除電装置8を経て、再び帯電工程に移る。
【0012】給紙装置21より搬送された記録紙20は
、トナー像の形成に合わせて、転写領域に搬送される。 すなわち、圧力ローラを6で示す加圧状態にして押圧し
、トナー像が弾性ドラム5から記録紙20に再転写され
る。さらに、記録紙20は、剥離爪15により、弾性ド
ラム5から剥離され、定着器(図示せず)を経て排紙ト
レイ(図示せず)に収納される。尚、定着器を経ずに、
そのまま排紙トレイに収納してもよい。
【0013】現像剤は、キャリア液として、高抵抗石油
系溶媒(例えばエッソ社製、アイソパー)中に、顔料と
アクリル樹脂からなるトナー粒子(色材)を、荷電制御
剤、分散安定剤と共に分散して構成されている。本実施
例では、感光体ドラム1の露光部にトナー粒子が付着す
るように、正帯電の現像剤を用いている。
【0014】図2は、本発明の実施例を示す湿式現像装
置の現像剤蒸発防止装置の断面図である。湿式現像装置
4は、現像剤蒸発防止装置44と現像剤塗布ヘッド40
と感光体ドラム1に押圧された状態で配置された現像ロ
ーラ45とによって構成されている。現像剤蒸発防止装
置44は遮蔽部材42とバネ43とによって構成されて
いる。現像剤塗布ヘッド40は、スリット41の開口部
を感光体ドラム1に向けて対向配置され、ソレノイド3
2と接続されている。ソレノイド32は、入力される電
気信号によって、可動部が伸びた状態と縮んだ状態とを
とることが可能である。また、現像剤塗布ヘッド40は
、現像剤ボトル31と、ポンプ30と現像剤供給管49
を介して接続されている。現像ローラ45は、アルミニ
ウム素管の上に導電性弾性層を形成しさらに最外層に絶
縁被覆を施したもので、ローラ表面には剥離板46が当
接され、現像終了後、現像ローラ45の表面に付着した
現像剤を剥離・除去する。また、ハウジング47は剥離
板46を囲む構造であって、現像剤回収管48によって
現像剤ボトル31と接続されている。
【0015】次に、現像時、現像待機時の動作について
説明する。現像剤塗布ヘッド40は、通常、図中実線で
示す位置にある。この状態では、ソレノイド32の可動
部分は縮んだ状態であり、現像剤塗布ヘッド40の現像
剤吐出部は遮蔽部材42によって覆われている。遮蔽部
材42にはバネ43が接続され、遮蔽部材42と現像剤
吐出部の接触状態を機密に保っている。現像時には、ソ
レノイド32に電気信号が入力され、可動部が伸びた状
態となり、これに伴って現像剤塗布ヘッド40も上方に
押し上げられ、同時に遮蔽部材42をバネ43の引っ張
り力に逆らって、支点33を中心に回転させ、図中波線
で示す位置になる。この状態において、現像剤はポンプ
30によって、現像剤ボトル31から現像剤塗布ヘッド
40に供給され、スリット41から感光体ドラム1に向
かって吐出し、塗布することが可能である。感光体ドラ
ム1上に供給された現像剤63は、現像ローラ45と感
光体ドラム1との間で形成される現像ニップ34に搬送
され、一部は現像に供され、残りは後述するように現像
ローラ45表面に付着する。現像ローラ45表面に付着
した現像剤は、剥離板46によって剥離・除去され、現
像剤ボトル31に回収されて、再利用に供される。ここ
で、現像が終了して、ある一定時間が経過すると、ソレ
ノイド32に電気信号が入力され、可動部が縮んで現像
剤塗布ヘッド40も下方に移動する。これに伴って、遮
蔽部材42がバネ43の引っ張り力に応じて支点33を
中心に回転し、現像剤塗布ヘッド40の現像剤吐出部を
覆い、元の状態に戻る。この状態では、スリット41に
残留する現像剤は外気と遮断されているために、現像剤
中のキャリア液の蒸発を防止すると共に、現像剤のトナ
ー成分の固化も防ぎ、次期現像時に常に適正な量の現像
剤の供給を可能とする。
【0016】次に現像時の現像剤の動作について図2を
用いて説明する。感光体ドラム1は、帯電、露光工程を
経て、露光部60は略グランド電位(例えば40V)、
非露光部61は正電位(例えば500V)の状態で現像
ローラ45との間で形成される現像ニップ34に入る。 現像ローラ45は電源(図示せず)により非露光部61
の電位より低い正電位に保たれている(例えば+50V
)。現像剤63は、正電荷を有するため、現像ニップ3
4を通過する際、静電力に応じて、露光部60において
は感光体ドラム1に向け、非露光部61においては現像
ローラ45に向けて静電力を受ける。この結果、非露光
部61に対応する部分では現像ローラ45に現像剤63
が付着する。一方、露光部60は、現像剤63が感光体
ドラム1に付着するよう静電力が作用する。感光体ドラ
ム1と現像ローラ45とは、互いに回転しながらも密着
しているために、静電的に感光体ドラム1の露光部60
に付着したトナー粒子以外の現像剤は、現像ニップ34
を通過することができずに絞られ、現像ニップ34の下
流側に滞留する。従って、現像ニップ34を通過した感
光体ドラム1上の露光部60に形成されているトナー像
は、十分余剰の現像剤が除去されており、別に余剰な現
像剤を除去するスクイズローラを設ける必要がない。
【0017】次に非現像時、特に一定時間以上の画像信
号の入力がない場合の動作について説明する。この場合
の動作の目的は、現像ニップ34の下流側に残留する現
像剤が固化して、次回の現像時に感光体ドラム1の再起
動が困難になることを防止するために行うものである。 現像ローラ45は、電源(図示せず)により今度は負電
位(例えば−50V)になるよう電圧が印加される。こ
の状態で、感光体ドラム1を現像時と同様に回転させる
と、現像ニップ34の下流側に残留する現像剤中のトナ
ー粒子は、現像ローラ45に向かって静電力を受け現像
ローラ45に付着した後、剥離板46によって除去され
る。
【0018】図3は本発明の第2実施例の湿式現像装置
の現像剤蒸発防止装置の構成を示す断面図である。現像
剤蒸発防止装置89は、遮蔽部材82と、遮蔽部材82
に接続されたソレノイド83と、ポンプ85及び吸引管
88とによって構成される。現像剤塗布ヘッド80は、
スリット81の開口部を感光体ドラム1に向けて対向配
置され、現像剤ボトル86と、ポンプ84と現像剤供給
管87とを介して接続されている。ここで、現像時、現
像待機時の動作について説明する。遮蔽部材82は、通
常、図中実線で示す位置にあり、遮蔽部材82に接続さ
れているソレノイド83の可動部は伸びた状態で、現像
剤塗布ヘッド80の現像剤吐出部を覆っている。現像時
には、ソレノイド83に電気信号が入力され、可動部が
縮んだ状態となり、遮蔽部材82は図中破線で示す位置
に移動する。現像剤はポンプ84によって、現像剤ボト
ル86から現像剤塗布ヘッド80に供給され、スリット
81から感光体ドラム1に向かって吐出し塗布すること
が可能である。感光体ドラム1上に供給された現像剤は
、第1実施例と同様に、現像ニップ34に搬送され、現
像に寄与しない現像剤は現像ローラ45表面に付着し、
剥離板46によって剥離・除去され、現像剤ボトル86
に回収されて再利用に供される。現像が終了して、ある
一定時間が経過すると、ソレノイド83に電気信号が入
力され、可動部が伸びた状態となり、遮蔽部材82は現
像剤塗布ヘッド80の現像剤吐出部を覆うと共に、ポン
プ85が作動して、スリット81内に残留する現像剤を
吸引し現像剤ボトル86に回収する。ここで、遮蔽部材
82の構成を図4を用いて説明する。遮蔽部材82は、
連続気泡を有する発泡弾性体91と吸引室93と匡体9
2とによって構成され、吸引管88が接続されている。 現像待機時には、発泡弾性体91が現像剤吐出部と密着
し、ポンプによって現像剤塗布ヘッド内部に残留する現
像剤を吸引して現像剤ボトルに回収する。吸引室93を
設けているために、遮蔽部材82の全体にわたってほぼ
一様な吸引力を発生することができる。また、現像剤は
発泡弾性体91を必ず通過して回収されるために、現像
剤中に混入したゴミ等の粗大粒子は取り除かれる。 現像時の現像剤の動作については、第1実施例と同様で
あるので省略する。
【0019】図5は本発明の第3実施例の電子写真プリ
ンタに用いた湿式現像装置の現像剤蒸発防止装置の構成
を示す斜視図である。現像剤塗布ヘッド101は現像剤
吐出部を感光体ドラム1に向けて対向配置し、軸受けを
一体に成形している。また、現像剤供給管109とポン
プ107を介して現像剤ボトル108に接続されている
。案内軸100は、スパイラル状に溝が設けられており
、案内軸100を図示しない駆動部によって回転させる
ことにより、図中矢印で示すように案内軸100に沿っ
て左右に移動する。現像剤蒸発防止装置111は遮蔽部
材105と、遮蔽部材105に接続されているソレノイ
ド104によって構成され、さらに遮蔽部材105は、
現像剤吸引管110とポンプ106とを介して現像剤ボ
トル108に接続されている。現像時には、現像剤塗布
ヘッド101は左右に移動すると共に、現像剤塗布ヘッ
ド101の現像剤吐出部から現像剤が吐出するようにポ
ンプ107が作動し、現像剤ボトル108中にある現像
剤を感光体ドラム1に供給する。現像が終了すると、現
像剤塗布ヘッド101は遮蔽部材105の位置まで移動
して、現像待機時の動作に移る。現像剤塗布ヘッド10
1が遮蔽部材105の位置まで移動すると、ソレノイド
104に電気信号が入力されソレノイド104の可動部
が伸びた状態となり、遮蔽部材105と現像剤塗布ヘッ
ド101は密着する。遮蔽部材105は、匡体102と
発泡弾性体103とによって構成され、現像剤塗布ヘッ
ド101と接触する側に発泡弾性体103を配置してい
るために、ソレノイド104の可動部が伸びて現像剤塗
布ヘッド101に密着させる時の衝撃を吸収することが
できる。ポンプ106は、現像剤塗布ヘッド101と遮
蔽部材105とが密着した状態で作動し、現像剤塗布ヘ
ッド101内に残留する現像剤を吸引する。このため、
現像剤塗布ヘッド101の内部を常に空の状態にしてト
ナー成分の固化等を防止し、次期現像時に適正な量の現
像剤を供給することができる。感光体ドラム1に塗布さ
れた現像剤は、第1実施例と同様に、図示しない現像ロ
ーラによって現像に供される。
【0020】以上、単色の場合について述べてきたが、
本発明は、これに限るものではなく、例えば、複数本の
現像剤塗布ヘッドを用いて、順次異なる色の現像を行う
多色の湿式現像装置の現像剤蒸発防止装置にも適応でき
る。また、現像剤塗布ヘッドの構造は、スリットに限ら
れるものではなく、スプレーノズルのような微小なノズ
ルより現像剤を吐出させる方式の現像剤塗布ヘッドに対
しても適応できる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、現像
剤塗布ヘッドの現像剤吐出部は、現像待機時に遮蔽部材
によって覆われ、現像剤塗布ヘッドと密着しているため
に、現像剤塗布ヘッド内部に残留する現像剤のキャリア
液の蒸発を防止して、トナー成分の固化による現像剤塗
布ヘッド内部の目詰まりを防止することができる。従っ
て、現像剤塗布ヘッド内部は湿潤状態に保つことが可能
であり、次期現像時には、常に適正な量の現像剤の供給
が可能であるという効果を有する。
【0022】また、現像待機時に現像剤吐出部を遮蔽部
材によって覆うと同時に、ポンプを作動させて現像剤塗
布ヘッド内部に残留する現像剤を吸引すると、現像剤塗
布ヘッド内部を空の状態にして保つことができる。その
ために、現像剤の蒸発及びトナー成分の固化という現象
を未然に防ぐことができるという効果も有する。さらに
、発泡弾性体を介して現像剤を吸引するために、現像剤
中に混入したゴミ等も除去して、回収することができる
という効果をも有する。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す湿式現像装置の現像
剤蒸発防止装置を備えた電子写真プリンタの断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例を示す湿式現像装置の現像
剤蒸発防止装置の断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す湿式現像装置の現像
剤蒸発防止装置の断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す現像剤蒸発防止装置
の遮蔽部材の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例の電子写真プリンタに用い
た湿式現像装置の現像剤蒸発防止装置の構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1                        
        :感光体ドラム4         
                       :湿
式現像装置40、80、101           
     :現像剤塗布ヘッド 42、82、105                
:遮蔽部材43                  
            :バネ44、89     
                   :現像剤蒸発
防止装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  静電潜像担持体上の静電潜像の作る電
    界に応じて、湿式現像剤によりトナー像を形成する湿式
    現像装置において、前記静電潜像担持体に湿式現像剤を
    塗布する現像剤塗布ヘッドに近接して、該現像剤塗布ヘ
    ッドの現像剤吐出部を覆う遮蔽部材を備え、該遮蔽部材
    は、現像を行わない現像待機時に現像剤吐出部を覆い、
    現像時には現像剤吐出部を露出して現像剤の吐出可能状
    態となることを特徴とする湿式現像装置の現像剤蒸発防
    止装置。
  2. 【請求項2】  静電潜像担持体上の静電潜像の作る電
    界に応じて、湿式現像剤によりトナー像を形成する湿式
    現像装置において、前記静電潜像担持体に湿式現像剤を
    塗布する現像剤塗布ヘッドに近接して、該現像剤塗布ヘ
    ッドの現像剤吐出部を覆う遮蔽部材を備え、さらに該遮
    蔽部材には、ポンプが接続され、現像を行わない現像待
    機時に、前記遮蔽部材が現像剤吐出部を覆うと共に前記
    ポンプが作動して現像剤塗布ヘッド内部に残留する湿式
    現像剤を現像剤回収容器に回収することを特徴とする湿
    式現像装置の現像剤蒸発防止装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006154543A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Kyocera Mita Corp 液体現像装置

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JP2006154543A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Kyocera Mita Corp 液体現像装置

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