JPS618629A - 穀粒の秤量袋詰装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は穀粒の秤量袋詰装置の改良に関する。

供給タンクに設けた開閉弁から排出する穀粒を下部に設
けた計量タンクに供給し、該計量タンクに設けた重量測
定部の測定信号によって前記開閉弁を作動して開閉し、
計量タンクで秤量した任意の所定重量の穀粒を袋詰する
秤量袋詰装置では、計量タンクに設けた重量測定部の測
定信号によって上部の供給タンクに設けた開閉弁を作動
して開閉する構成が多用されており、また、上部の供給
タンクに設けた排出弁と下部の計量タンクとの間の穀粒
流下距離の大小に応じて前記重量測定部に設けた設定器
に、実験値による弁制御用重量設定値（例えば、３０ｋ
ｇの穀粒を袋詰するときは、２９．８ｋｇに相当する設
定値）を設定して秤量精度を確保するように形成して、
あるが、精米装置で搗精した一般精白米と、加湿精米装
置で米粒に加湿して除糠精白した超光沢精白米とでは、
米粒表面の滑面度、米粒の含有水分量等の相違により容
積重が５〜１０％程度変化すると共に、排出時の前記各
穀粒の流下速度もそれぞれ変化し、ために前記秤量装置
の穀粉流下行程を流れる穀量が増減変化し、しばしば計
量誤差を誘起する等の欠点を有していた。

本発明は上記の諸点に鑑み、秤量装置の供給タンクにお
いて、任意の基準重量の穀粒を供給タンクから排出する
大流量の開閉弁の開閉作動装置にその排出時間を測定す
るタイマー装置を連結し、該タイマー装置を制御回路を
介して前記供給タンクの小流量の開閉弁に設けた開閉作
動装置に連絡することにより、前記タイマー装置で測定
した基準重量の穀粒排出時間の信号によって小流量の前
記開閉弁を閉成する前記重量測定部からの作動信号を補
正して発するようにし、以て前述した穀粒流下距離内の
穀量変化と、前記基準重量の穀粒において測定した排出
時間に基づく排出弁の開閉作動信号の補正による排出量
を一致させて前述した従来装置の欠点を排除すると共に
、高精度に計量した精白米の袋詰体を確実に量産する高
性能な穀粒の秤量袋詰装置を開発して提供せんとするも
のである。

本発明を実施例図について説明する。図面は上部に穀粒
・秤量装＠１を設け、その下部に穀粒袋詰装置２設けて
一体的に形成した穀粒の秤量袋詰装置である。

穀粒秤量装置１は、箱形機枠３の土壁部に設けた供給口
部４の下部、位置に、漏斗状の供給タンク５を設けて上
部横杆６に吊架して固定し、供給タンク５の排出口部に
は、ンレノイド等の開閉作動装置７．８をそれぞれ備え
た流量の異なる大投入弁９と小投入弁１０から成る開閉
弁１１を設け、供給タンク５の下部位置に、漏斗形の計
量タンク１２を設けると共に、該タンク１２に設けたブ
ラケット１３と下部横杆１４との間にロードセル１５を
介装してタンク内穀粒な測定する重量測定部１６となし
、１７は計量タンク１２の排出口部に設けた自動排出弁
である。

穀粒袋詰装置２は、前記計量タンク１２の排出口部の下
部位置に、穀粒を袋詰する包装の開口部を吸引して開口
する開口吸引装置１８と、包装の開口部をシールするシ
ール装置１９を設け、その下方に前記包装を上載する袋
用基台２０を設けると共に、その側方に前記包装の袋体
送出装置２１を設けて繰出ロール２２によって包装を連
続的に供給するように形成し、２３は基台２０上の袋詰
体を取出す袋体取出口である。

次に、前記計量タンク１２に設けた重量測定部１６の測
定信号により前記開閉弁１１の各投入弁９，１０がそれ
ぞれ関連的に作動するように連結し、また任意の基準重
量の穀粒を供給タンク５から排出する開閉弁１１の大投
入弁９の開閉作動装置７にその排出時間を測定するタイ
マー装置２４を連結し、該タイマー装置２４を制御回路
２５を介して前記供給タンク５の開閉弁１１の小投入弁
１０に設けた開閉作動装置？８に連絡し、前記制御回路
２５は、（第３図参照）重量測定部１６の測定信号を比
較器２６．２７にそれぞれ入力し、比較器２６では、そ
の設定器２８に設定した大投入弁９から排出する穀粒の
基準重量値（例えば、３０ｋ（ｌの穀粒を袋詰するとき
は２９ｋｇとする）と比較してその一致信号によって開
閉作動装置７を作動して大投入弁９を閉成し、比較器２
７では、前記タイマー装置２４の測定した基準重量穀粒
の排出時間の信号を可変設定器２９に入力して対応する
任意の設定値を選定すると共に、その選定した設定信号
と重量測定部１６の測定信号との一致信号によって開閉
作動装置８を作動して小投入弁１０を閉成するようにし
、また可変設定器２９には、小投入弁１０の開成を補正
するための複数の重量設定値（例えば、３０ｋＣＩの穀
粒を袋詰するときは、安全係数を含めて３０．０１ｋ１
７を基準となし、更に１ｇ単位の数段階の偏差値に相当
する電圧等）をそれぞれ設定する。したがって、前記タ
イマー装置２４が測定した排出時間の信号により可変抵
抗器等の選択手段を介して各可変設定器２９に設定した
各重量設定値から適宜に選定すると共に、その選定した
設定信号により計量タンク１２に設けた重量測定部１６
からの測定信号を補正し、その補正した作動信号によっ
て小投入弁１０を閉成するように形成しである。

上述の構・成あるから、精白米を袋詰する場合は、精米
加工機から排出する精白米を供給口部４に流入するよう
に適宜な手段によって連結すると共に、８弁を適宜に開
閉して該装置を起動すると、供給口部４から流下する穀
粒（精白米）は供給タンク５に流下して集積する。供給
タンク５内に集積した穀粒は、制御信号によって開閉作
動装置７が作動して大投入弁９を開成すると共に、タイ
マー装置２４を作動するから、下部の計量タンク１２に
流下し集積して穀粒層を形成し、その穀粒重量が設定器
２８に設定した２９ｋ（ｌに達すると、比較器２６から
の比較信号が開閉作動装置７を作動して大投入弁９を閉
成すると共に、その間の穀粒排出時間Ｔをタイマー装置
２４が測定し、その測定信号により制御回路２５の可変
設定器２９に設定した各重量設定値から適宜に選定する
と共に、その選定した設定信号により計量タンク１２に
設けた重量測定部１６からの測定信号を補正し、その補
正した作動信号によって小投入弁１０を閉成するので、
計量誤差の要因である前述した穀粒流下距離内の穀量の
変化と、前記基準重量の穀粒の測定した排出時間Ｔに基
づく排出弁の開閉作動信号の補正による排出量が一致す
るから、計量誤差のない正確な所定重量の穀粒が計量タ
ンク１２に貯留される。計量タンク１２内の所定重量に
計量された穀粒は、自動排出弁１７の開成によって下部
の基台に上載した包装内に流下して集積すると共に、包
装の開口部はシールされて所定重量の袋詰体に形成され
て機外に取出され次行程に委ねられることになる。

また、前記供給タンク５に設けた開閉弁は、例示した大
投入弁９および小投入弁１０と、穀粒を微量に振動排出
する振動排出樋から成る排出弁を設けて３段階に分けて
排出する場合があり、該排出弁の振動数等を前記排出時
間によって補正する場合もある。

このように本発明の穀粒の秤量袋詰装置は、任意の基準
重量の穀粒を供給タンクから排出する大流量の開閉弁の
開閉作動装置にその排出時間を測定するタイマー装置を
連結し、該タイマー装置を制御回路を介して前記供給タ
ンクの小流量の開閉弁に設けた開閉作動装置に連絡した
ので、前記タイマー装置で測定した基準重量の穀粒排出
時間の信号によって小流量の前記開閉弁を閉成する重量
測定部からの作動信号を補正して発するから、前述した
計量誤差の要因である穀粒流下距離内の穀量変化と、前
記基準重量の穀粒によって測定した排出時間に基づく排
出弁の開閉作動信号の補正による排出量とが一致して前
述した従来装置の欠点を排除できると共に、簡潔な構造
により流下速度の変化する各種穀粒の排出量調節の自動
化を達成でき、高精度に針歯した穀粒袋詰体を確実に量
産できる“効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例図である。第１図は本装置の側断
面図、第２図はその要部の拡大断面図、第３図はその制
御回路の要部回路図である。 １・・・穀粒秤量装置　　　２・・・穀粒秤量装置３・
・・箱形機枠　　　　　４・・・供給口部５・・・供給
タンク　　　　６・・・上部横杆７・・・開閉作動装置
　　８・・・開閉作動装置９・・・大投入弁　　　　１
ｏ・・・小投入弁。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 供給タンクに設けた大小に異なる流量の複数個の開閉弁
   から排出する穀粒を下部に設けた計量タンクに供給し、
   計量タンクに設けた重量測定部の測定信号によって前記
   開閉弁を作動して開閉し、計量タンクで秤量した任意の
   所定重量の穀粒を袋詰する秤量袋詰装置において、任意
   の基準重量の穀粒を供給タンクから排出する大流量の前
   記開閉弁の開閉作動装置にその排出時間を測定するタイ
   マー装置を連結し、該タイマー装置を制御回路を介して
   前記供給タンクの小流量の開閉弁に設けた開閉作動装置
   に連絡し、前記タイマー装置で測定した基準重量の穀粒
   排出時間の信号によって小流量の前記開閉弁を閉成する
   前記重量測定部からの作動信号を補正して発するように
   した穀粒の秤量袋詰装置。