JPS6185383A - ベンズイミダゾ−ル誘導体,その製造法およびそれを含有する医薬 - Google Patents

ベンズイミダゾ−ル誘導体,その製造法およびそれを含有する医薬

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JPS6185383A
JPS6185383A JP20557984A JP20557984A JPS6185383A JP S6185383 A JPS6185383 A JP S6185383A JP 20557984 A JP20557984 A JP 20557984A JP 20557984 A JP20557984 A JP 20557984A JP S6185383 A JPS6185383 A JP S6185383A
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JP
Japan
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methoxy
pyridylmethylsulfinyl
group
benzimidazole
formula
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Pending
Application number
JP20557984A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Yano
矢野 光夫
Masaaki Hosoi
正明 細井
Kenji Matsuyama
松山 研治
Hiroshi Takeshita
寛 竹下
Hiroshi Takezawa
竹沢 弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MSD KK
Original Assignee
Banyu Phamaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なベンズイミダゾール誘導体、その製造法
およびそれを含有する医薬に関するものである。本発明
の化合物は文献未記載の新規物質であって、優れた胃酸
分泌抑制作用を有し・胃または十二指腸潰4LAに対す
る治療剤の有効成分として有用である。
従来の技術 冑または十二指腸に潰瘍が発生する大きな要因の一つと
して胃酸の異常に多量の分泌があり、これに対処するた
めに胃酸を中和する作用を持つもの、抗コリン作用を持
つものおよびヒスタミンH2受容体拮抗作用を持つもの
が従来抗潰瘍剤として使用されてきた。しかしながら、
胃酸を中和するタイプのものは持続性に乏しく、効果も
弱い。抗コリン作用を持つタイプのものは副作用が強い
まだ、ヒスタミンH2受容体拮抗作用を持つタイプのも
のは抗アンドロゲン作用やプロラクチン放出刺激作用な
どの副作用を生ずることが知られている。
一方、最近、新しいタイプの抗潰瘍剤として、下記の式
で表わされるオメプラゾールに代表されるベンズイミダ
ゾール誘導体が報告されている(特開昭54−1417
g3号公報参照)。
本発明は従来のベンズイミダゾール誘導体よりもなお一
層強い胃酸分泌抑制作用を有する優れた抗潰瘍剤を提供
するものである。
オメブラゾールに代表されるベンズイミダゾール誘導体
が抗潰瘍作用を示すことは従来から知られている。しか
しながら、本発明者らは、さらに強い胃酸分泌抑制作用
を示す優れた抗潰瘍剤を見出だすべく鋭意研究を重ねた
ところ、ピリジン環上にアラルキル基、炭素数2ないし
7個な有するアルキル基またはシクロアルキル低級アル
キル基が置換されていることを特徴とする後記式(I)
で表わされる化合物が、驚くべきことに、オメプラゾー
ルよりもなお一層強い胃酸分泌抑制作用を示すことを見
出だした。
したがって本発明は、一般式(I) (式中、RおよびRは同一でも異なってもよく、それぞ
れ水素原子、低級アルキル基、・・ロゲン原子、低級ア
ルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、ti置換ア
ミノ基たはトリフルオルメチル基はシクロアルキル低級
アルキル基を表わす)で表わされる新規ベンズイミダゾ
ール誘導体またはその酸付加塩を提供するものである。
本発明の新規ベンズイミダゾール誘導体についてさらに
詳細に説明すれば、一般式(I)の定義における゛低級
”の語は炭素数1ないし5個を有する直鎖または分枝状
の炭素鎖を意味する。したがって、低級アルキル基とは
メチル基、エチル基。
イソプロピル基、ブチル基などを、低級アルコキシ基と
はメトヤシ基、エトキシ基、n−プロポギシ基などを意
味し、低級アルコキシカルボニル基とはメトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボ
ニル基、n−ブトキシカルボニル基などを意味する。ま
たハロゲン原子とは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、
フッ素原子などを意味し、置換アミノ基とはモノメチル
アミノ基、ジエチルアミノ基等のごときモノ−及びジー
低級アルキルアミノ基および特に式iH,,)。
(nは2〜5の整数)の基、たとえばピロジリノ基、ビ
はリジノ基等を意味する。アラルキル基とは式 または低級アルコキシ基を表わし、mは1〜4の整数で
ある)で表わされる置換されていてもよいベンジル基ま
たはフェネチル基などを意味する。
置換アラルキル基の一例はアニシル基、すなわちp−メ
トキシベンジル基である。
炭素数2ないし7個を有するアルキル基とは直鎖または
分枝鎖状のか〜るアルキル基であることができ、たとえ
ばエチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブ
チル基、イソブチル基、n、−oメチル基、イソはメチ
ル基、n−ヘキシル基。
n−へブチル基等を包含する。特に炭素数4ないし61
fiを有するアルキル基が本発明の目的にとって好まし
いことが認められた。シクロアルキル低級アルキル基の
好11.い例はシクロヘキシルメチル基である。
本発明により提供される一般式(I)の化合物の代表例
としては・つぎの化合物を挙げることができる。たyし
本発明はこれらの代表例に限定されるものではない。
nl  2− C2−(5−エチル−4−メトキシ)ピ
リジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール(2)
  2− C2−(5−エチル−4−メトキシ)ピリジ
ルメチルスルフィニル〕−5−メトキシベンズイミダゾ
ール t3)  2− [2−(4−メトキシ−5−n−プロ
ピル)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾー
ル+4>  2− C2−(4−メト午シー5−n−プ
ロピル)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−フルオル
ベンズイミダゾール +51 2− C2−(4−メトキシ−5−イソプロピ
ル)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール
(612−C2−(5−n−グチル−4−メトキシ)ピ
リジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾールi71
 2− 〔2−(5−n−ブチル−4−メトキシ)ピリ
ジルメチルスルフィニル〕−5−メトキシベンズイミダ
ゾール (812−(2−(5−n−ブチル−4−メトキシ)ピ
リジルメチルスルフィニル)−5−フルオルベンズイミ
ダゾール (912−C2−(5−n−ブチル−4−メトキシ)ピ
リジルメチルスルフィニル] −5−トIJフルオルメ
チルベンズイミダゾール <1+1 2− C2−(5−n−ブチル−4−メトキ
シ)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−フルオル−6
−メトキシベンズイミダゾール +11)  2− [2−(5−n−ブチル−4−メト
キシ)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−フルオル−
6−ピはリジノベンズイミダゾール Q7)  2− C2−(5−n−ブチル−4−メトキ
シ)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−メチルベンズ
イミダゾール (132−(2−(5−n−ブチル−4−メトキシ)ピ
リジルメチルスルフィニル〕−5−メトキシカルボニル
ベンズイミダゾール 任4 2−(2−(5−イソブチル−4−メトキシ)ピ
リジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾールaタ 
2I:2−(5−イソブチル−4−メトキシ)ピリジル
メチルスルフィニル〕−5−メトキシベンズイミダゾー
ル σ*  2−[:2−(4−メトキシ−5−n−ペンチ
ル)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール
Q?+  2− C2−(4−メトキシ−5−n−aメ
チル)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−メトキシベ
ンズイミダゾール a檜 2−[2−(4−メトキシ−5−n−はメチル)
ピリジルメチルスルフィニル]−5−フルオルベンズイ
ミダゾール Q!I  2− [2−(4−メトキシ−5−jl −
S メチル)ビリシルメチルスルフィニルJ−5−メチ
ルベンズイミダゾール C702−C2−(4−メトキシ−5−n−ペンチル)
ピリジルメチルスルフィニル) −5−ト’Jフルオル
メチルベンズイミダゾール ul)  2− C2−(4−メトキシ−5−n−ペン
チル)ピリジルメチルスルフィニル]−S−フルオル−
6−メトキシベンズイミダゾール (2) 2−[2−(4−メトキシ−5−n−ペンチル
)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−フルオル−6−
ピズリジノベンズイミダゾール (ハ) 242−(4−メトキシ−5−イソはメチル)
ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール04
 2−[2−(4−メトキシ−5−イソRンチル)ピリ
ジルメチルスルフィニル〕−5−メトキシベンズイミダ
ゾール (ハ) 2−(:2−(5−n−へキシル−4−メトキ
シ)ピリジルメチルスルフィニル」ベンズイミダゾール
(至) 2−(2−(s−n−へキシル−4−メトキシ
)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−フルオルベンズ
イミダゾール @  2−[2−(5−シクロヘキシルメチル−4−メ
トキシ)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾ
ール C1B  2−[2−(5−シクロヘキシルメチル−4
−メトキシ)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−メト
キシベンズイミダゾール (ハ) 2−[2−(s−n−へブチル−4−メトキシ
)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール(
312−(:2−(5−ベンジル−4−メトキシ)ピリ
ジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール6υ 2
−[2−(5−アユシル−4″−メトキシ)ピリジルメ
チルスルフィニル〕ベンズイミダゾールC3,!2− 
C2−(4−メトキノ−5−フェネチル)ピリジルメチ
ルスルフィニル〕ベンズイミダゾールζ11 2−[2
−(4−メトキシ−5−フェネチル)ピリジルメチルス
ルフィニル〕−5−メトキシベンズイミダゾール 一般式(I)で、茂わされる本発明化合物はたとえばつ
ぎの方法により製造することができる。すなわら、一般
式(II) (式中、RおよびR1は同一でも異なってもよく。
それぞれ水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子、低
級アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、置換ア
ミノ基またはトリフルオルメチル基を表わす)で表わさ
れる2−メルカプトベンズイミダゾール誘導体と一般式
([) (式中、Riiアラルキル基、炭素数2ないし7個を有
するアルキル基 ゛マタハ シクロアルキル低級アルキル基を表わLAXはハロゲン
原子または反応性エステル残基を表わす)で表わされる
置換ピリジン誘導体またはその酸付加塩とを反応させて
一般式(IV) (式中、R+R’  およびR2は前記の意味を有する
)で表わされる2−(置換ピリジルメチルチオ)ベンズ
イミダゾール誘導体を製造し、ついでそれを酸化して−
J2式CI)のベンズ−イミダゾールm SX体または
その酸付加塩を得る。
一般式(III)の置換% IJレジン導体においてX
が反応性エステル残基を表わす場合、それはメシレート
基またはトシレート基であることが好ましい。
本発明の化合物を製造するに際し、一般式(II)で表
わされる2−メルカプト・くンズイミダゾール誘導体と
一般式(III)で表わされる置換ピリジン訪導体また
をすその酸付加塩との反応は反応に関与しない溶媒を使
用して行なうことが望ましく、好ましい溶媒の例として
はアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
メチルホルムアミド。
ジメチルスルホキシドおよびこれらと水との混合物など
を皐げることかできる。反応の進行に伴′つて、酸が生
成するが、特に塩基を用いて中和しなくとも反応は良好
に進行する。ただし、必要に応じて塩基の存在下に反応
を実施することもできる。
反応温度はOoCないし溶媒の沸点の範囲であるが、好
ましくは30°Cないし溶媒の沸点の範囲である。
反応終了後1反応液を水で希釈するか、反応液から溶媒
を留去したのち水を加え、水酸化ナトリウムなどの塩基
を用いて中和しだのら適当な溶媒を用いて抽出すれば、
一般式(+V)の化合物が油状または結晶として得られ
る。また必要に応じてIIf結晶、カラムクロマトグラ
フィーなどにより精製することもできる。
こうして得ら九る一般式(■)の2−(置換ピリジルメ
チルチオ)ベンズイミダゾール誘導体を一般式(I)で
表わされる本発明化合物であるベンズイミダゾール誘導
体に変換するに際しては、一般にスルフィド類をスルフ
ィニル類に酸化するために使用し得る酸化剤として公知
のものを適宜選択して用いることができる。たとえば、
過酸化水素水、過酢酸1m−クロロ過安息香酸1次亜塩
素酸ナトリウムおよびハロゲン類などを好適に使用する
ことができる。通常酸化反応は反応に関与しない溶媒を
用いて実施することが望ましく、その好適な例としては
塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼンおよびトルエン
などを挙げることができる。
反応温度は一70°Cないし溶媒の沸点の範囲であるが
、好ましくは−30ないし+25°Cの範囲である。反
応終了後、常法により処理すれば、最終生成物である本
発明の化合物が遊離塩基としてまたは酸付加塩の形で得
られる。酸付加塩はそれ自体本発明の化合物の範囲に含
まれるが、必要に応じて遊離塩基eこすることもできる
。遊離塩基とするために使用される塩基としては、たと
えば炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム。
水酸化す) IJウムおよび塩基性イオン交換樹脂など
を挙げることができる。他方、得られた遊離塩基は酸付
加塩とすることができる。その酸付加塩を製造する除に
は、医薬として使用可能な無毒性塩を形成するような酸
が使用される。たとえば塩酸・臭化水素酸・ リン酸、
スルホン酸、酢酸、乳酸、リンゴ酸・マレイン酸、酒石
酸、p−アミノ安息香酸、メタンスルホン酸などを挙げ
ることができる。
本発明化合物は光学活性体またはラセミ体として存在す
ることができ、ラセミ体は既知の方法で光学分割するこ
とができる。
たとえば、ラセミ体は光学活性な酸とジアステレオマー
塩を形成させ、その溶解度差を利用して分割することが
できる。使用される光学活性な酸としては、たとえばL
−およびD−型の酒石酸。
リンゴ酸、マンデル酸、カンファースルホン酸などが挙
げられる。
以上に説明した一般式(I)で表わされる本発明のベン
ズイミダゾール誘導体およびその酸付加塩は優れた胃酸
分泌抑制作用を有し、胃酸に起因する疾病、たとえば、
胃または十二指腸潰瘍の治療に極めて有用な化合物であ
る。
本発明の化合物は抗潰瘍剤として人間その他の咄乳動物
に対する治療のために経口または非経口投与(たとえば
筋注、静注、皮下投与、直腸投与。
紅皮投与など)、好ましくは経口投与することができる
。本発明の化合物は薬剤として用いる場合、経口または
非経口投与に適した種々の形態に製剤することができる
。たとえば1本発明の化合物は、この種の薬剤に通常使
用される賦形剤、結合剤。
滑沢剤、崩壊剤、防腐剤1等張化剤、安定化剤。
分散剤、酸化防止剤、5′fJ色剤、香味剤、d衝削等
の添加物を使用1.て製剤することができる。こt”t
らの薬剤はその用途に応じて、固体形態(たとえば錠剤
、硬カプセル剤、軟カプセル剤、14粒剤。
散剤、細粒剤、丸剤、トローチ錠など)、半固体形態(
たとえば坐剤、軟膏など)および液体形態(たとえば注
射剤、乳剤、a濁液、シロップなど)のいずれかの製剤
形態に調製することができる。
また、使用し得る無毒性の上記添加物としては、たとえ
ば乳糖、果糖、ブドウ糖、でん粉、ゼラチン、炭酸マグ
ネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ケ
イ酸アルミニウム、無水ケイ酸、メルク、ステアリン酸
マグネシウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースマタはその塩、アラビアゴム、ポリエチレング
リコール。
p−ヒドロキシ安息香酸アルキルエステル、シロッフ、
エタノール、プロピレングリコール、ワセリン、カーボ
ワックス、グリセリン、塩化ナトリウム、亜硫酸ソーダ
、リン酸ナトリウム、クエン酸などが挙げられる。薬剤
中tCおける本発明の化金物の含有量はその剤形に応じ
て異なるが、一般に固体および半固体形態の場合には5
〜100fi曾%の謎度で、そして液体形態の場合には
0.1〜10重量%の濃度で本発明化合物を含有してい
ることが望ましい。本発明化合物の投与量は対象とする
人間、哺乳動物の種類、投与経路、症状の軽重などによ
り変えることができるが、通常1日当り0.01ないし
20η/ゆとすることができる〇しかし患者の症状の軽
重および医者の診断に応じて投与量を軽減することも可
能である。
上記投与量は1日1回または数回に分けて投与すること
ができる。
薬理試験法および結果 本発明化合物の胃酸分必抑制作用は以下の薬理試賎法に
より測定した。なお、薬理試験に用いた本発明の化合物
は次の記号で代表させる。
A:  2−[2−(5−エチル−4−メトキシ)ピリ
ジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾールB:  
2−[2−(5−エチル−4−メトキシ)ピリジルメチ
ルスルフィニル〕−5−フルオルベンズイミダゾール C:  2−[2−(5−n−ブチル−4−メトキシ)
ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾールD:
  2−C2−(s−n−ブチル−4−メトキシ)ピリ
ジルメチルスルフィニル〕−5−フルオルベンズイミダ
ゾール E:  2−[:2−(5−n−グチル−4−メトキシ
)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−メトキシベンズ
イミダゾール F:  2−(2−(4−メトキン−5−n−S:メチ
ル)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール G:  2−C2−(4−メトキシ−5−n−dメチル
)ピリジルメチルスルフィニル〕−s−メトキシベンズ
イミダゾール H:  2−[2−(4−メトキシ−5−n−ペンチル
)ピリジルメチルスルフィニル]−5−フルオルベンズ
イミダゾール 1:  2−[2−(4−メトキシ−5−n−はメチル
)ピリジルメチルスルフィニル:)−5−Jチルベンズ
イミダゾール J:  2−(2−(4−メトキシ−5−イソにメチル
)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール に:  2−(2−(5−n−ヘキシル−4−メトキシ
)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール L:  2−(2−(4−メトキシ−5−フェネチル)
ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾールM:
  2−C2−<5−シクロヘキシルメチル−4−メト
キシ) ヒIJ )ルメチルスルフィニル〕ベンズイミ
ダゾール (1)  異腺へのアミノビリン取り込み阻害作用胃粘
膜における胃酸産生はり+::p′(i−4#築するに
+0胞(D一つである壁細胞によりなされている。目録
壁細胞の胃酸分泌の度合は該細胞のアミノピリンの取り
込み率と比例すると推定されているから、壁細胞の胃酸
分泌反応を示す間接的な方法としては、壁細胞のアミノ
ピリンの取り込みt測定する方法が用いられる。
Be rgd l i ndh  らの方法(Acta
 Physiol、 5cand、。
97巻、401〜414頁、  1976年)に従い、
ウサギの両線浮遊液を調製した。この両線浮遊液l m
eを、これに添加された被試験薬物のメタノール溶液1
0μtまたはメタノール10μ乙の存在下に。
14C−アミノビリンの0.05μCi (比活件=l
 03.2 m Ci / rn noyle )と共
に37°Cで30分間培養した。培養終了後、反応液を
遠心分離することKより、異腺を沈澱させ、培養外液と
分離した。
両線は凍結乾燥後乾燥重量を測定し、0.5 N Na
oHニテ可rlし、トルエン−トライトン系シンチレー
タ−を加え、液体シンチレーションカウンター(Pac
kard 460 CD q )にて放射活性全測定し
両線内に取り込まれたアミノビリン濃度とした。
またBergdlindh  らの報告(Acta P
hysiol。
5cand、+ 96巻、  150〜159頁、  
1976年)に従い。
青線乾燥重量の2倍量を青線内液の容量と(、た。
まだ培養外液の放射活性も同様にして測定1−1胃腺外
液のアミノピリン量とした。
下記の式に従い両線へのアミノビリン取り込み率(R)
を求めた。被試験薬物未処理(コントロール)の場合の
アミノビリン取り込み率を100%とし、被試験薬物で
処理された両線のアミノビリン取り込み率の減少率(%
コントロール)をもって被試験薬物の阻害効果とした。
上記方法により測定した本発明化合物で処理された両線
のアミノビリン取り込み率の減少率(%コントロール)
を表1に示す。
表   1 A  79.7 39.4 25.6 B  1110.l  3L5 26.8C59,42
9,525,6 D  66J  35.7 27.I E  63.2 3+、0 26.O F  52.9 32.7 25.9 G  6B、3 30.5 26.O H63,43g、2 24.6 1 78、+  43.7 25.5 J  59.8 30.7 24.5 K  5L5 30.4 24.5 L  64.8 34.0 24.O M  66.2 36.2 24.5 表1より1本発明化合物がオメブラゾールよりもさらに
強いアミノビリン取り込み阻害作用、すなわら胃酸分泌
抑制作用を有することが明らかである。
サラに・一般式(1)のRかアルキル基である化合物に
ついて、その炭素鎖長とアミノビリン取り込み阻害作用
、すなわち胃酸分泌抑制作用との関係を添付図面に示す
。図面において、横軸はアルキル基(R)炭素鎖長(炭
素数)を、縦軸はアミノビリン取り込み率の減少率(%
コントロール)を表わし、被試験薬物濃度IXIO(M
)でのデータを示す。比較のためオメブラゾールについ
ての試験結果も併記する。この結果から、基Rか炭素数
4ないし6個のアルキル基である場合にもつとも強力な
薬理活性を有することが認められる。
(2)  H−K  ATPase阻害作用近年、胃の
壁細胞において、HとK で活性化される性質を有する
ATPage  が酸産生を司っていることが見出ださ
れているが、この酵素の阻害剤は有用な胃酸分泌抑制剤
となり得るものである。
そこで、本発明者らは本発明化合物のH−I(ATPa
se  阻害作用を以ドの方法により測定1−だ。
ウサギ冑粘膜をホモジナイズし、超遠心分醋によりミク
ロソームを得た。さらにこのミクロゾームを37%ショ
糖に積層して遠心分離することにより低比重膜画分を分
離し、HK  ATPaseを得た。このIf −K 
 ATPase画分を用いてオメブラゾールおよび本発
明化合物のHK  ATPa3e活性に及ぼす影響を調
べた。その結果、本発明化合物は強いI(−K  AT
Pase阻害活性を示すことが判明した。たとえば、被
験化合物FのIC3o(50%酵素阻害濃度)値は3.
2 X I O(M)  であり、これに対してオメプ
ラゾールのIC5o 値は9.4×1010−6(であ
った。
実施例 以下に本発明化合物の製造を実施例を挙げてさらに具体
的に説明する。
本発明の方法で原料化合物として用いられる一般式(T
I ) 〔式中、RおよびRは前記の意味を有する〕で表わされ
る2−メルカプトベンズイミダゾール誘導体は、たとえ
ば式 の1,2−ジアミノ化合物と二硫化炭素とを水酸化カリ
ウムのエタノール溶液中で加熱することによって製造す
ることができる。
また、一般式(m) 〔式中R2およびXは前記の意味を有する」で表わされ
る置換ピリジン誘導体またはその酸付加塩は、以下の方
法で製造される一般式(V)のN−オギシド化合物を無
水酢酸と反応させて2−アセトキシメチル体とし、これ
を加水分解して2−ヒドロキシメチル体としたのら、チ
オニルクロリドを反応させることにより製造することが
できる。
Cツ 実施例1 2−メルカプトベンズイミダゾール220ダと2−10
ルメチル−4−メトキシ−5−n−ペンチルピリジン塩
酸塩278〜をイソブロノJ?ノール1〇−中で2時間
加熱還流して反応させる。反応液を減圧下に濃縮し、残
渣をクロロホルム30mAに溶解して、希水酸化す) 
IJウム水溶液、飽和食塩水の順に洗浄し、クロロホル
ム層ヲ芒硝で乾燥したのち、減圧下にクロロホルムを留
去すると2−C2−C4−メトキシ−5−n−ズンチル
)ピリジルメチルチオ〕ベンズイミダゾール380■を
得る。この化合物をクロロホルム47!に溶解し、氷冷
撹拌下にm−クロロ過安息香酸230′HIを少しずつ
加え、さらに同温で10分間反応(酸化)させる。反応
液を希炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水の順に洗
浄し、クロロホルム層を芒硝で乾燥したのち減圧濃縮し
、残渣をエチルエーテルより再結晶すると2−[2−(
4−メトキシ−5−n−oメチル)ヒリジルメチルスル
フィニル〕ベンズイミダゾール〔前記の化合物F〕23
0■がm、p、l 24〜6°Cの結晶として得られろ
KBr−’  : 2940.2870.1600.1
510゜Rycrn aX 1400、 1240. 1750.  +040゜8
70.810. 76O NMR(CDC13)δ  : 0.70〜1.10 
(3H,m)。
+、+o 〜1.70 (6H,m)。
2.20〜2.60 (2H,m)。
3.81 (3H,8)、 4.47 (IH,d)。
4.75 (IH,d)、 6.37 (IH,B’)
7.10〜1.10 (4H,m)。
8.03 (IH,s) 実施例2 2−メルカプトベンズイミダゾール57qと2−クロル
メチル−5−エチル−4−メトキシヒIJジン塩酸塩7
9ダを用いて、実施例1と同様に処理すると、2−[2
−(5−エチル−4−メトキシ)ピリジルメチルスルフ
ィニル〕ベンズイミダゾール〔前記o化合物A]38q
がm、p、146〜8°Cの結晶として得られる。
KBr   −1。
IRν   σ   、2950.  +600.15
60.1500゜laX +300. 1060.755 NMR(CD(:/3)δ : 1.05 (t、 3
H)、 2.45 (q、 2)()。
3.33 (s、  3H)、  4.45 (a、 
 IH)。
4.72 (d、  IH)、  6.30 (s、 
 l11)。
7.10〜7.80 (m、  4H)。
8.00 (s、  IH) 実施例3 5−メトキン−2−メルカプトベンズイミダゾール43
W、!: 2−クロルメチル−5−エチル−4−メトキ
シピリジン塩酸塩50〜を用いて、実施例1と同様に処
理すると、2−[2−(5−エチル−4″′メトキシ)
ピリジルメチルスルフィニル〕−5−メトキシベンズイ
ミダゾール37〜がmlp・88〜90°Cの結晶とし
て得られる。
KBr=   : 2940.1620.1565.1
405゜IRν   m aX 1320、 1210. 1060.  +030゜N
MR(CDC7)δ : +、to (t、 3H)、
 2.45 (q、 2H)。
3.40 (s、  3H)、  3.80 (s、 
 3H)。
4−60 ((1,2H)、  6.20〜7.70(
m、4H)、8.03  (s、IH)実施例4 5−フルオロ−2−メルカプトベンズイミダゾール36
Fと2−クロルメチル−5−エチル−4−メトキシピリ
ジン塩酸塩45ηを用いて、実施例1と同様に処理する
と、2〜[2−(5−エチル−4−メトキシ)ピリジル
メチルスルフィニル〕5−フルオルベンズイミダゾール
〔前記の化合物B〕361ngがm、p、l 40〜5
°Cの結晶として得られる。
[Br  −1。
IRν  副  、 30g0.2960.1600.
  +505゜ax +440.1305.1160. 1140゜+060
.960.860.82O NMR(CDcl  )δ :  1.06 (t、 
3H)、 2.46 ((1,2H)。
3.43 (s、 3H)、 4.60 (dd、 2
H)、 6.40 (s、  IH)、 6.90〜7
.70 (m、 3H)、 8.02 (8,11I)
実施例5 5−フルオル−6−メドキシー2−メルカプトベンズイ
ミダゾール1161MIと2−クロルメチル−5−エチ
ル−4−メトキシピリジン塩酸塩+09IiI9を用い
て、実施例1と同様に処理すると、2−(2−(5−エ
チル−4−メトキシ)ピリジルメチルスルフィニル〕−
5−フルオル−6−メトキシベンズイミダゾール45■
がm、p、 182〜4°Cの結晶として得られる。
KBr   −1。
IRν  α  、 2940.1600.1480.
1400゜ax +200. 1060. 865 N匹(CDcl)δ : 1.08 (t、 3H)、
 2.46 (q、 2H)、 3.60 (8,3T
()、 3.74 (8、3H)、 4.55 (d、
 2H)。
6.55 (s、  IH)、 7.10〜7.40(
m、 2H)、 8.05 CB、 IH)実施例6 2−メルカプトベンズイミダゾール220wgと2−ク
ロルメチル−5−n−ブチル−4−メトキシピリジン塩
酸塩3841MIを用いて、実施例1と同様VC処理す
ると、2−[2−(s−n−ブチル−4−メトキシ)ピ
リジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール〔化合
!lJc]3541’7がm、p。
113〜4°Cの結晶として得られる。
KBr−’  : 2930.1595.1500.1
410゜IRν    cm aX +150. 1055.86O NMR(cDct3)δ : 0.60〜1.70 (
m、 7H)。
2.30〜2.60 (m、 2H)。
3.40 (s、 3H)、 4.60 (dd、 2
H)、 6.65 (S、 IH)、 7.00〜7.
80 (m、 4H)、 8.00 (9,IH)実施
例7 5−メトキシ″2−メルカプトベンズイミダゾール26
01aIと2−クロルメチル−5−n−ブチル−4−メ
トキシピリジン塩酸塩384 mfを用いて、実施例1
と同様に処理すると、2−[2−(5−n−ブチル−4
−メトキシ)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−メト
キシベンズイミダゾール〔化合物B〕436mqがrn
、 p、 77〜8°Cの結晶として得られる。
+050. 1030.82O NMR(CDC7)δ  :  0.80〜1.80 
(m、  7H)、  2.47(t、2H)、3.4
4  (s、3H)。
3、so  (s、  3H)、  4.50  (d
、 lI])。
i;箕ヒ6軒=けり乎4.75 (d、IH)。
6.40  CB、IH)、6.80〜’7.70(m
、  3)■)、  8.05 (a、  IH)実施
例8 5−フルオル−2−メルカプトベンズイミダゾール24
4Wと2−クロルメチル−5−n−ブチル−4−メトキ
シピリジン塩酸塩384■を用いて、実施例1と同様に
処理すると、2−1:2−(5−n−グチル−4−メト
キシ)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−フルオルベ
ンズイミダゾール〔化合物D)44oqがm、p、 1
33〜5°Cの結晶として得られる。
KBr   −1。
IRν  σ  、 3050.2930. +620
.1595゜aX +500.1300.1130.1035゜950、8
5O NMR(CDC/a )δ : 0.70〜1.70 
(m、 7H)、 2.45(t、  21()、  
3.43  (s、  3H)。
4.45 (d、  IH)、  4.70 (a、 
 IH)。
6.40 (3,IH)、6.70〜7.70(m、3
I()、8.00  (s、  IH)実施例9 5−メトキシ−2−メルカプトベンズイミダゾール26
0ηと2−クロルメチル−4−メトキシ−5−n−ぼン
チルビリジン塩酸塩278■を用いて、実施例1と同様
に処理すると、2−〔2−(4−メトキシ−5−n−ペ
ンチル)げリジルメチルスルフィニルツー5−メトキシ
ベンズイミダゾール〔化合物G ] 359qがm、p
、85〜6°Cの結晶として得られる。
KBr−1: 2920. +595.1500.13
00゜IRν  t’m aX +210.1155.1035.95ONMR(CDL
:l )δ : 0.70〜1.00 (3H,m)。
1.00〜1.70 (6H,m)。
2.10〜2.70 (2H,m)。
3.38 (31(、8)、 3.78 (3H。
s)、  4.57 (s、  2H)、  6.35
〜7.60 (m、  41f)、8.00 (s、 
 IH)実施例10 5−フルオル−2−メルカプトベンズイミダゾール24
4キと2−クロルメチル−4−メトキシ−5−n−ペン
チルピリジン塩酸塩27δ〜を用いて、実施例1と同様
に処理すると、2−[2−(4−メトキシ−5−n−o
メチル)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−フルオル
ベンズイミダゾール〔化合物H) 266 wqがm、
p、112〜3°Cの結晶として得られる。
IR,K13r  −i  。
rnaxLm   、 2930. +600. 15
00. 1410゜1300、 +140.1060.
1040゜60O NMR(CDC/3)δ : 0.70〜1.10 (
3H,m)。
+、+o 〜+、8o (6H,rn)。
2.20〜2.70 (2)(、m)。
3.48 (3H,8)、 4.45 (IH。
d)、 4.73 (IL d)、 6.44(IH,
s)、 6.90〜7.70 (3TL m)、f3.
02 (IH,s)実施例11 5−メチル−2−メルカプトベンズイミダゾール63q
、!:2−10ルメチルー4−メトギン−5−n−はメ
チルビリジン塩酸塩85byを用いて、実施例1と同様
に処理すると、2−C2−(4−メトキシ−5−n −
”−?メチルビリジルメチルスルフイニル〕−5−メチ
ル−ベンズイミダゾール〔化合1iI)72++vがm
、p、IQ6〜g°Cの結晶として得られる。
KBr  −1。
IR10m   、 2900.1595.1065.
1035゜ax 860、805 N’fvIR(CD(:/3)δ : 0.70〜1.
70 (rl、 9T()、 2.44(m、 5I(
)、 3.40 (s、 3H)。
4.60 (dd、 2H)、 6.37 (s、 I
H)、6.98〜7−54 (m、 3H)。
g、o2(s、 IH) 実施例12 5−メトキンカルボニル−2−メルカプトベンズイミダ
ゾール791vと2−クロルメチル−4−メトキ’/ 
−5−n −”:ンチルビリジン塩酸塩1011Ivを
用いて、実施例1と同様に処理すると、2−[2−(4
−メトキシ−5−n−ペンチル)ピリジルスルフィニル
]−5−メトキンカルボニルベンズイミダゾール32η
がrn、p、 I O2・〜5°Cの結晶として得られ
る。
■R,KBr  −1。
maXCm、 29301  +710116001 
144011300、 IO?0,1065,1040
゜780、76O NMR(CD fシl)δ : 0.70〜1.60 
(m、 9H)、 2.40(t、2H)、3−42 
(3rI1g)。
3.90 (8,3H)、 4.65 (dd、 2H
)、 6.40 (s、 III)、 7.40〜8.
00 (m、 3H)、8.30 (s、 IH)実施
例13 5−トリフルオルメチル−2−メルカプトベンズイミダ
ゾール99ηと2−クロルメチル−4=メトキシ−5−
n−<メチルピリジン塩酸塩115Mfを用いて、実施
例1と同様に処理すると、2−[2−(4−メトキシ−
5−n−はメチル)ピリジルメチルスルフィニル]−5
−)IJフルオルメチルベンズイミダゾール53mgが
m、p l 33〜50Cの結晶として得られる。
KBr   −+   。
IRv   cm   、 2920. 1595. 
1325.1300゜aX 1150、 1105. 1045 NM1045N/)δ : 0.70〜1.10 (m
、 3H)。
1.10〜1.70 (m、 6H)。
2.20〜2−70 (m、 2H)。
3.44 (8,3H)、 4.49 (d、 IH)
、 4.76 (d、 IH)、 6.42 (s+ 
IH)、 7.20〜7.90 (m。
3H)、 7.96 (8,II() 実施例14 5−フルオル−6−メドキシー2−メルカプトベンズイ
ミダゾール99M9と2−クロルメチル−4−メトキシ
−5−n−はメチルピリジン塩酸塩128岬を用いて、
実施例Iと同様に処理すると、2−[2−(4−メトキ
シ−5−n−はメチル)ピリジルメチルスルフィニル〕
−5−フルオル−6−メドキシベンズイミダゾール91
mgがm、 p。
129〜130°Cの結晶として得られる。
KBr   −1。
IRy   cm   、 2930.1600.14
90.1200゜ax +135.1060.104O NM104ON/ )δ : 0−70〜1.00 (
m、 3H)。
1.00〜1.70 (m、 6H)I2.20〜2−
’10 (m、 2H)。
3.49 (s、 3H)、 3.88 (s、 3H
)、 4.50 (d、 IH)、 4.76 (d、
 IH)、 6.45 (8,IH)。
7.00〜7.50 (m、 2H)、 8.03(s
、 IH) 実施例15 5−フルオル−6−ピはリレノー2−メルカプトベンズ
イミダゾール123qと2−クロルメチル−4−メトヤ
シ−5−n−oンチルピリジン塩酸塩128キを用いて
、実施例1と同様に処理すると、2−C2−(4−メト
キシ−5−n−はメチル)ピリジルメチルスルフィニル
〕−5〜フルオル−6−ビはリジノペンズイミダゾール
lot■が油状物として得られる。
neat   l。
rn  ν       仁III    、   2
920.   +600.  1480.   +24
0 。
11aX +140. 1055゜ NMR(CDt:/3)δ : 0.70〜1.10 
(m、  3H)。
+、+o 〜+、so  (m、  6H)。
1.50〜2.10 (m、 6H)。
2.20〜2.60 (m、2H)。
2.70〜3.2  (m、  41()、  3.4
5(s、3H)、4.48  (d、IH)。
4.74 (d、  IFI)、  6−41  (s
、  IH>、7.00〜7−40  (m、2H)。
g、os  (s、  IH) 実施例l6 2−メルカプトベンズイミダゾール176■と2−クロ
ルメチル−4−メトキシ−5−イソはンチルビリジン塩
酸塩354Wを用いて、実施例1と同様に処理すると、
2−C2−(4−メトキシ−5−イソペンチル)ピリジ
ルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール〔化合物J
)Iloηがm、p、l;)4〜6°Cの結晶として得
られる。
KBr   −1。
IRv   ttn   、 295011605,1
080.1045゜aX 760゜ NwccoCi ) δ  :  0.83  (s、
  3H)、0.90 (s、  3H)、  1.2
0〜1.50  (m、  3H)。
2.40  (t、  2H)、  3.35  CB
、  3H)・4.60 (q、 2H)、 6.33
 (11+  IH)+  7.10〜7.70 (m
4H)、  g、oo (s、  II()実施例17 2−メルカプトベンズイミダゾール160岬と2−クロ
ルメチル−5−n−へ中シルー4−メトキシピリジン塩
酸塩437Wを用いて、実施例1と同様に処理すると、
2−C2−(s−n−へキシル−4−メトギン)ピリジ
ルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール〔化合物K
)100”fがm−P・115〜7°Cの結晶として得
られる。
KBr   −1。
IRy     cm    、2920. 1600
. 1505. 1430゜ax 1270、  +240. 1075. 1040゜5
O NMR(CDCl )δ : 0.8& ct、 31
()、 1.20〜1.35(m、 4H)、 2.4
0 (t、 2H)。
3.40 (S、  3H)、4.55 (s、  I
H)。
4.63  (s、  +[)、7.10〜7.80(
m、5H)、8.00  (s、  IH)実施例18 2−メルカプトベンズイミダゾール44Ivと2−クロ
ルメチル−5−ベンジル−4−メトキシピリジン塩酸塩
73■を用いて、実施例1と同様に処理すると、242
−(5−ベンジル−4−メトキシ)ピリジルメチルスル
フィニル〕ベンズイミダゾール68Ilvがm、p、1
03〜5°Cの結晶として得られる。
KBr  −1。
IRy   cm   、 3050.2900.15
90.1495゜ax 1410、1058.1042.745NMR(CDC
l )δ : 3.30 (3)(、II)、 3.2
0 (2H。
g)、 4,58 (2)t、 dd)、 6.34(
IH,s)、 6.80〜7.70 (9H,m)、 
7.90 (IH,B) 実施例19 2−メルカプトベンズイミダゾール53■と2−クロル
メチル−4−メトキシ−5−フェネチルピリジン塩酸塩
83キを用いて、実施例1と同様に処理すると、2−[
2−(4−メトキシ−5−7エネチル)ヒリジルメチル
スルフイニル〕ベンズイミダゾール〔化合物L〕71■
がm、p、152〜3°Cの結晶として得られる。
KBr   −1。
rRp  釧  、 3075.1605.1580.
 1315゜ax 1285、 1058,760,72ONMR(CDC
l)δ : 2.70 (4H,s)、 3.35 (
3H。
s)、 4.60 (2H,dd)、6−35(IH,
s)、 6.90〜7.75 (9H,m)、 7.9
5 (IHI B)実施例20 2−メルカプトベンズイミダゾール57■と2−yoル
メ’y−ルー5−シクロヘキシルメチル−4−メトヤシ
ビリジン塩酸塩131岬を用いて、実施例1と同様に処
理すると、2−〔2−(5−シクロヘキシルメチル−4
−メトキシ)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズイミ
ダゾール〔化合物M)50myがm、p、93〜6°C
の結晶として得られる。
KBr   −1。
In νmax rn+   、2920,1600,
1505.1400゜+060.  +045,970
,745NMR(CDC/3)δ : 0.80〜1.
80 (m、旧)。
2.30 (d、  2l−I)、  3.33  (
s、  3H)、  4−55 (s、  IH)、4
.61  (s、  IH)、 7. to 〜7.7
0 <m。
5f()、7.95 (s、  IH)
【図面の簡単な説明】
図面は一般式(1)の化合物のg Rかアルキル基であ
る場合のそのアルキル基の炭力鎖長とアミノビリン取り
込み阻害作用、すなわち胃酸分泌抑制作用との関係を示
すグラフである。 手続補正書(自発) 昭和59年10月 30日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、RおよびR^1は同一でも異なつてもよく、そ
    れぞれ水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子、低級
    アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、置換アミ
    ノ基またはトリフルオルメチル基を表わし;R^2はア
    ラルキル基、炭素数2ないし7個を有するアルキル基ま
    たはシクロアルキル低級アルキル基を表わす)で表わさ
    れるベンズイミダゾール誘導体またはその酸付加塩。 2、つぎの化合物: 2−〔2−(5−n−ブチル−4−メトキシ)ピリジル
    メチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール;2−〔2−
    (5−n−ブチル−4−メトキシ)ピリジルメチルスル
    フィニル〕−5−メトキシベンズイミダゾール; 2−〔2−(5−n−ブチル−4−メトキシ)ピリジル
    メチルスルフィニル〕−5−フルオルベンズイミダゾー
    ル; 2−〔2−(4−メトキシ−5−n−ペンチル)ピリジ
    ルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール;2−〔2
    −(4−メトキシ−5−n−ペンチル)ピリジルメチル
    スルフィニル〕−5−メトキシベンズイミダゾール; 2−〔2−(4−メトキシ−5−n−ペンチル)ピリジ
    ルメチルスルフィニル〕−5−フルオルペンタイミダゾ
    ール; 2−〔2−(4−メトキシ−5−n−イソペンチル)ピ
    リジルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール; 2−〔2−(5−n−ヘキシル−4−メトキシ)ピリジ
    ルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール;2−〔2
    −(5−シクロヘキシルメチル−4−メトキシ)ピリジ
    ルメチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール; 2−〔2−(5−ベンジル−4−メトキシ)ピリジルメ
    チルスルフィニル〕ベンズイミダゾール;2−〔2−(
    4−メトキシ−5−フェネチル)ピリジルメチルスルフ
    ィニル〕ベンズイミダゾール;およびそれらの酸付加塩
    から選んだ化合物である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 3、一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、RおよびR^1は同一でも異なつてもよく、そ
    れぞれ水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子、低級
    アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、置換アミ
    ノ基またはトリフルオルメチル基を表わす)で表わされ
    る2−メルカプトベンズイミダゾール誘導体と一般式(
    III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^2はアラルキル基、炭素数2ないし7個を
    有するアルキル基またはシクロアルキル低級アルキル基
    を表わし;Xはハロゲン原子または反応性エステル残基
    を表わす)で表わされる置換ピリジン誘導体またはその
    酸付加塩とを反応させて一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R、R^1およびR^2は前記の意味を有する
    )で表わされる2−(置換ピリジルメチルチオ)ベンズ
    イミダゾール誘導体を製造し、ついでそれを酸化するこ
    とを特徴とする一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R、R^1およびR^2は前記の意味を有する
    )で表わされるベンズイミダゾール誘導体またはその酸
    付加塩の製造法。 4、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、RおよびR^1は同一でも異なつてもよく、そ
    れぞれ水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子、低級
    アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、置換アミ
    ノ基またはトリフルオルメチル基を表わし;R^2はア
    ラルキル基、炭素数2ないし7個を有するアルキル基ま
    たはシクロアルキル低級アルキル基を表わす)で表わさ
    れるベンズイミダゾール誘導体またはその酸付加塩を含
    有する胃または十二指腸潰瘍治療剤。
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