JPS6185382A - 抗菌活性を有する7‐(ピリジニル)‐1‐アルキル‐1,4‐ジヒドロ‐4‐オキソ‐3‐キノリンカルボン酸及びその製造法 - Google Patents

抗菌活性を有する7‐(ピリジニル)‐1‐アルキル‐1,4‐ジヒドロ‐4‐オキソ‐3‐キノリンカルボン酸及びその製造法

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JPS6185382A
JPS6185382A JP20515885A JP20515885A JPS6185382A JP S6185382 A JPS6185382 A JP S6185382A JP 20515885 A JP20515885 A JP 20515885A JP 20515885 A JP20515885 A JP 20515885A JP S6185382 A JPS6185382 A JP S6185382A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗菌用途を含む新規な7−(ピリジニル)−1
−アルキル−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノ
リンカルボン酸、その塩及びその製造法に関する。
英国特許第822,586号は、室温で、無水硝酸と他
の無機酸、例えば硫酸又はリン酸からなるニトロ化剤と
反応させることによって、]−]メチルー6−ニトロー
4−キノロン3−カルボン酸(別名]、4−ジヒドロー
1−メチル−6−ニトロ−4・オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸を製造する1−メチル−4−キノロン−3−カ
ルボン酸(別名L4− )ヒト80・1−メチル−4−
オキソ−3−キノリンカルボン酸)のニトロ化方法を示
している。
英国特許第830.832号は、抗菌剤として1−アル
キル−4−キノロン−3−カルボン酸を示している。開
示されている化合物の例は、1−エチル−6−ニトロ−
4−キノロン−3−カルボン酸(実施例38)であり、
この化合物は、1−エチル−4−キノロン・3−カルボ
ン酸を室温で濃硝酸と濃硫酸の混合物でニトロ化するこ
とによって製造される。他の例は、1−エチル・6−フ
ルオロ−4−キノロン−3−カルボン酸(実施例17)
(別名] −エチル−1,4−ジヒドロ・6・フルオロ
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸)であり、この
化合物は、3−エトキシカルボニル−6−フルオロ−4
−ヒドロキシキノリンを水酸化ナトリウム水溶液中でジ
エチルスルフェートで加熱することによって製造される
米国特許第475&993号は、抗菌剤として]−アル
ギル−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7=(ピリジニ
ル)−3・キノリンカルボン酸を示している。これらの
化合物の例は5 トエチル−1,4−ジヒドロ−7−(
2,6−シメチルー4・ピリジニル)−4−オキソ−3
−キノリンカルボン酸(実施例6A、  Win 35
.439  としても知られている)であシ、この化合
物は次のように段階的に製造される:最初に、4−(3
−アミノフェニル)−216−シメチルピリジンをジエ
チルエトキシメチレンマロネートと反応させて、ジエチ
ル3(26−:)メチル−4−ピリジニル)アニリノメ
チレンマロネート(実施例6B)を製造し、次に、後者
をジフェニル及びジフェニルエーテルの共融混合物(D
owthθrmA)中で加熱することによって、エチル
L4−ジヒドロ−7−(2,6−シメチルー4−ピリジ
ニル)−3−キノリンカルボキシレート(実施例6c)
を製造し、次に前記エステルを無水炭酸カルシウムの存
在下ジメチルホルムアミド中ヨー化エチルで加熱するこ
とによって、】−エチル・]、4・ジヒドロ−7・(2
6−シメチルー4−ピリジニル)−4−オキソ−3−キ
ノリンカルボン酸のエチルエステル(実施例6A)を製
造し、この化合物を加水分解して、対応する酸を製造す
る。トエチル・L4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4
−ピリジニル)−3−キノリンカルボン酸は、本特許で
は実施例IAとして示されておシ、現在レゾキサジン及
びWin35.213 として一般的に知られている。
米国特許第3,907,808号は、抗菌剤とじて1−
アルキル−1,4−ジヒト80−4・オギンー5(又は
6)−(ハロ、イ氏級アルキル又は低粋アルコキシ)・
7−ピリジニル)−3−キノリンカルボン酸を示してい
る。とわらの化合物の例は7−(3,5・ジカルボキシ
・26−シメチルー4・1リシニル)−1−エチル・6
・フルオロ・1.4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノ
リンカルボン酸(実施例57A)であシ、この化合物は
、次のように2・フルオロ−5−ニトロベンズアルデヒ
ドによって開始する6段階で製造される:]12−フル
オロー5・ニトロペンズアルデヒl−ゞ、メチルアセト
アセテート、メタノール及び濃水酸化アンモニウムを含
有する混合物を還流して、ジメチル4・(2−フルオロ
−5・ニトロフェニル)・]。
]4−ジヒドロー2.6ジメチル・3,5−ピリジンジ
カルボキシレート(実施例57B)を製造し、2)実施
例57Bの生成物を4N硝酸と加熱することKよって酸
化して、ジメチル4−(2−フルオロ−5−二トロフェ
ニル)−2,6・ジメチル。
3.5−ピリジンジカルボキシレート(実施例57C)
を製造し、3)実施例57Cを接触水素化することによ
って、ジメチル4−(5−アミノ−2−フルオロフェニ
ル)−2,6・ジメチル−3,5−ピリジンジカルボキ
シレート(実施例57D)を製造し:4)実施例57D
をジエチルエトキシマロネートと反応させて、3−(a
5−tカルボメトキシ)−26−シメチルー4・ピリジ
ニル)−4−フルオロアニリノメチレンマロネート(実
施例57E)を製造し;5)実施例57EをDow −
therm A  中で加熱することによって、エチル
7−(35−ジカルボキシキシ−2,6・ジメチル−4
・ピリジニル)−6・フルオロ・1,4−ジヒドロ−4
−オキソ−3−キノリンカルボキシレート(実施例57
F)を製造し;6)実施例57F’を無水炭酸カルシウ
ムの存在下ジメチルホルムアミド中でヨー化エチルで加
熱し、生じた化合物をけん化することによって、7−(
3,5・ジカルボキシ−2,6−:)メチル−4・ピリ
ジニル)−1−エチル−6−フルオロ−L4−ジヒト8
0−4−オキソー3−キノリンカルボン酸(実施例57
A)を製造する。本特許の実施例56Fは、Dowth
ermA中の加熱による4・(2−メトキシ−5−ニト
ロフェニル)−26・ジメチル−35−ヒ0リジンジカ
ルボン酸の4−(2−メトキシ−5・ニトロフェニル)
−2,5−′)メチルピリジンへの転化を示している。
又、実施例64 Cit、、ジエチルフタレート中24
0−255℃で加熱することによる7−(3,5−ジカ
ルボキシ−2,6−シメチルー4・ピリジニル)−1−
エチル−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ・
3・キノリンカルボン酸の7・(36−ジノグルー4−
ピリジニル)−1−エチル−1,4−:)ヒビ口・6・
メチル−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸への転化
を示している。
米国特許第4.146.719号は、抗菌剤として1−
−[−1F−ル・6−フルオロ・1,4 ・ジヒドロ−
4−オキソ・7−(1−ピペラジニル)−3−キノリン
カルボン酸(現在ノルフルオキサ7ンとして知られてい
る)及びその塩を示している。
米国特許第4,292,317号は、抗菌剤とじてトエ
チル−6−フルオロ・1.4−ジヒドロ・7−(4−メ
チル−トビ投うジニル)・4・オキソ・3−キノリンカ
ルボン酸(現在投フロキサンンとして知られている)を
含めた6・ハロ・1−置換・7−置換・アミノ−L4−
ジヒト80−4−オキソー3−キノリンカルボン酸及び
その塩を示している。
本発明は、式lの1−エチル−6−フルオロ・L4−ジ
ヒトゞ口・4−オキソ−7−(z6−:)メチル−4−
ピリジニル)−3・キノリンカルボン酸: 及び薬剤学的に受容できるその非毒性酸付加物又は陽イ
オン塩に関する。式Iの化合物及びその前記塩は、標準
細菌学的評価法によって調べた場合に、抗菌剤として有
効である。
式1の化合物は、好捷しくけ遊離な塩基形である。下記
に示すように、との化合物は、歯周疾患に関連した嫌気
性微生物を含めた広範囲fr、W!、生物に対して広範
な活性スイクトルを有する非常に効果的な抗菌剤である
細菌を撲滅する組成物は、抗角有効債の式1の1−エチ
ル・6−フルオロ−L4・ジヒ)”Im!−7−(26
−uメチル−4−ピリジニル)−4・オキソ−3−キノ
リンカルボン酸、又は薬剤学的に受容できるその非毒性
酸付加物又は陽イオン塩と、1種類以上の薬剤学的に受
容できるビヒクル又は賦形剤からなる。細菌を撲滅する
方法は、前記の細菌の存在部位を式lの化合物又は薬剤
学的に受容できるその非毒性酸付加物又は陽イオン塩を
含有する組成物と接触させることからなる。
本発明の上記化合物を次のように製造することができる
: a 6−アミツートエチルー1,4 ・ジヒドロ−7・
(2,6・ジメチル・4−ピリジニル)−4−オキソー
3−キノリ/カルボン酸をその6−:)アゾニウム塩を
介して転化することによって、1−エチル−6−フルオ
ロ−L4・ジヒト80−7・(2,6−:)メチル−4
・ピリジニル)−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
を製造する。又はb 6−フルオロ−L4−ジヒドロ−
7−(26−ジメチル・4−ピリジニル)−4・オキソ
−3・キノリンカルボン酸又はその低級アルキルエステ
ルをエチル化する、そして低級アルキルエステルとの反
応の場合には、これによって1−エチル−6−フルオロ
−L4−ジヒドロ−7・C26−シメチルー4−ピリジ
ニル)−4−オキソ−3−キノリンカルボ/酸の低級ア
ルキルエステルを製造し、前記エステルを加水分解する
ことによって、対応する酸を製造する、 そして、必要な場合には、得られた遊離塩基をその酸付
加塩へ転化する、又は得られた化合物を強無機塩基又は
有機塩基と反応させることによってその陽イオン塩へ転
化する。プロセスa)による完全な系列は、1−エチル
−1,4−:)ヒドロ−7−(2,6−シメチルー4−
ピリジニル)−4・オキソ−3−キノリンカルボン酸の
トエチル・L4−ジヒドロ−7−C2,6−ジメチル・
4・ピリジニル)、6−ニトロ−4−オキソ−3・キノ
リ/カルボッ酸へのニトロ化、前記の6−二トロ化合物
の6−アミノ−1−エチル−1,4・ジヒト90−7・
(2,6・ジメチル・4−ピリジニル)・4・オキソ−
3−キノリンカルボン酸への還元、前記6−アミン化合
物の6・ジアゾニウム塩を介する転化による前記・1−
エチル−6−フルオロ−14−ジヒトゝロー7−(2,
6・ジメチル−4・ピリジニル)・4・オキソ−3−キ
ノリ/カルボン酸の製造からなる。還元段階では、好ま
しい還元剤は水性アルカリ媒質中の亜硫酸ナトリウムで
ある。
不純物として対応する6−ジスフルオロ及び6−ヒドロ
キシ化合物を含有する1−エチル−6・フルオロ−1,
4−)ヒドロ−7−(2,6−シメチルー4−ピリジニ
ル)−4−オキソ・3−キノリンカルボン酸の精製プロ
セスは、その対応する低級アルキル3−カルボキンレー
トへの転化、反応混合物からエステルの分離及びエステ
ルをけん化することによって、純粋な酸を製造すること
からなる。
対応する6−アミノ化合物を式lの6−フルオロ化合物
に転化させる場合には、最初に6−ジアゾニウムクロリ
ドを製造し、これにヘキサフルオロリン酸(すなわちH
PF6)を反応させて対応する6−ジアゾニウムへギサ
フルオロホスフエートを、好ましくはそのヒドロフルオ
ロホスフェートとして製造し、稜者を加熱して式lの6
−フルオロ化合物を製造することによって、転化を有利
に行うととができる。
本発明の′fII製プロセス態様では、エチル−3・カ
ルボキンレートを形成し、単離し、けん化して式lの精
製化合物を製造する。
プロセスbによる好ましい方法は、4−(2−フルオロ
フェニル)−26・ジメチル−45−ピリジンジカルボ
ン酸を加熱して、4−(2・フルオロフェニル)−26
−:)メチルヒリシ/ト2.4−tメチル−5H−(1
〕イ/ゾピラ/[34、c)ピリ′)/−5−オンの混
合物を製造し、この混合物の成分を分離し、このように
して得られた4・(2・フルオロフェニル)−2+6・
ジメチルヒリシ/ヲニトロ化して、4・(2−フルオロ
−5=ニトロフエニル)・26−シメチルピリジ/を製
造することから成る。以下に示すように、4−(2−7
にオロー5−二トロフェニル)−26−uメチルピリジ
/は対応する4・(5−アミノ−2−フルオロフェニル
)・2.6−)メfルヒ’、 リ’) 7を非常に良い
収率で製造するだめの中間体として有用である。この4
−(5・アミン・2−フルオロフェニル)−26−シメ
チルピリジンは4段階で(全てが非常に良い収率で)、
1−エチル−6−フルオロ−L4・ジヒドロ0・7−(
2,6・ジメチル・4・ピリジニル)・4・オキソ・3
−キノリ/カルボン酸に転化される。総合プロセスは前
記抗薗剤を大規模な量で製造するだめの改良された、好
都合な手段を提供する。
本発明はさらに次の式■: (式中、Qはニトロまたけニトロである)で表される化
合物またはその酸付加塩を含む。上述のように、これら
の化合物は効力の高い抗菌剤であるトエチル・6−フル
オロ−1,4・ジヒドロ・7・(2,6−tメチル−4
−ピリジニル)−4−オキソ−3・キノリ/カルボン酸
製造のM要な中間体として有用である。
式lと■の化合物は遊離塩基と酸付加塩の両方として有
用であり、両方の形態が本発明の範囲である。酸付加塩
は単に代替的な使用形態であシ、実際に、塩形の使用は
もっばら塩基形の使用である。式lとHの化合物の酸付
加塩の製造に用いる酸は、遊離の塩基と結合した時に、
薬剤学的に受容できる塩、すなわち薬剤学的な塩の用景
でその陰イオンが動物有機体にとって比較的無害である
ような塩を形成するような酸であり、遊離塩基に固有な
有利な抗菌性がその陰イオ/に帰因するfrt1作用に
よって劣化しないような酸である。本発明の範囲に含ま
れる適当な薬剤学的に受容できる塩は、塩酸、シュウ酸
、偕酸、リン酸及びスルファミノ酸のような無機酸;及
び乳酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、メタンスルホン酸、
エタンスルホン酸、−:yゼンスルホ7B、p −)ル
エ/スルホ/酸、シクロヘキシルスルファミン酸、キナ
酸、等のような有機酸からE+Aj 導される塩であり
、これらの酸からはそれぞれ、地酸塩、シュウ酸塩、硫
酸塩、リン酸塩、スルフアミ/酸塩、乳酸塩、酢酸塩、
クエン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、エタ/ス
ルホ/Fli、ベンゼンスルホンヘシ塩、p−トルエ/
スルホ/酸塩、シクロヘギシルス# 7アミン酸塩及び
キナ酸塩が誘導される。
式I及び汀の前記化合物の酸付力[I塩は、適当な酸を
含む水溶液、水性アルコール溶液または他の適当な溶媒
に遊離塩基を浴解し、溶液を蒸発させることによって塩
を単離することによって、またけ有機溶媒中で遊離塩基
と酸を反応させて、塩を直接分離させるもしくは溶液の
濃縮によって塩を得ることによって製造するこ七ができ
る。
式Iの前記化合物の薬剤学的に受容できる塩の他の例は
、例えば水酸化す) IJウム、水酸化カリウム、水酸
化トリメチルアンモニウムのよウナ、例えばそれぞれナ
トリウム塩、カリウム塩、トリメチルアンモニウム塩の
ような、対応陽イオン塩を形成し得る、無機または有機
の強塩基から誘導されるようす陽イオン塩である。
式■の前記塩基性化合物の薬剤学的に受容できる塩が好
ましいが、酸付加塩の全てが本発明の範囲に含まれる。
特定の酸付加塩自体は例えば塩を精製または同定のため
にのみ製造する場合、あるいはイオン交換法によって薬
剤学的に受容できる塩を製造する中間体として塩を用い
る場合に中間生成物としてのみ望ましいにすぎないきし
ても、全ての酸付加塩は遊離塩基形のソースとして有用
である。
式lの化合物、対応する中間体である6・ニトロ化合物
と6−アミン化合物及び式Hの化合物の分子構造は、赤
外線吸収スRクトル、紫外線吸収スRクトル、核磁気共
鳴吸収ス村りトル及び質−;11ス投クトルによって、
元素分析の計算値と実験値の一致によって、ならびにこ
れらの化合物の製造方法によって与えられる証拠に基づ
いて定められる。
次に本発明の製造方法及び利用方法を製薬化学分野の技
術にたけた人が本発明を製造及び利用できるように1一
般的に説明する。
公知のトエチルー1.4−ジヒドロ−7−(26−シメ
チルー4−ピリジニル)−4−オキソ−3−キノリ/カ
ルボン酸(米国特許第1753,993号)から対応す
る6−ニトロ化合物を製造するニトロ化は、この公知化
合物に濃硫酸の存在下で濃硝酸を反応させることによっ
て行われる。この反応は最初に反応物を周囲温度におい
て混合し、次に反応混合物を約90℃〜110℃におい
て、便利には蒸気浴上で、加熱するととkよって行われ
る。冷却した反応混合物を過剰な氷水中に注入し、この
酸性水溶液を濃水酸化アンモニウムによって一部中和し
く約5.5〜6.0のpHに)、沈殿した6−ニトロ化
合物を回収することによって、生成物が得られる。
1−エチル−L4−ジヒドロ−7・(2+6−シメチル
ー4−ピリジニル)−6−ニトロ−4−オキソ−3・キ
ノリ/カルボ/酸から対応する6−アミン化合物への転
化は、対応する6−二トロ化合物を約90℃〜110℃
において、便利には蒸気浴上において、例えばジメチル
ホルムアミド8のような有機溶媒含有のアルカリ性水溶
液媒質中でヒドロ亜硫酸ナトリウム(亜ニチオン酸ナト
リウムとも呼ばれる)とともに加熱することによって好
都合に行われる。溶液をアルカリ性にするには、炭酸水
素す) IJウムを用いるのが便利である。冷却した反
応混合物を好ましくは酢酸によって約1)H5,5に酸
性化し、沈殿した6−アミン化合物を回収することによ
って、6−アミノ化合物を単離した。この代シに、6−
ニトロ化合物から対応する6−アミン化合物への還元を
、触媒として木炭担体付き・ξラジウム及び溶媒として
酢酸を用いる接触水素化によって行うこともできる。
6・アミン・1−エチル−L4−ジヒドロ・7−(a6
−シメチルー4−ピリジニル)−4−オキソ−3−キノ
リ/カルボ/酸から対応する6・フルオロ化合物への転
化は、最初に6−ジアゾニウム塩、好ましくけクロリド
を製造し、これの水溶液を約・10℃において(氷−塩
浴を用いて)へキサフルオロリフ酸によって処理しく注
意深く一度に加える)、沈殿した6・ジアゾニウム、ヘ
キサフルオロホスフェートをそのヒドロヘキサンルオロ
ホスフエートとして回収し、このジアゾニウム塩を適当
な溶媒(例えば、パラフィン油)中で約200℃〜24
0℃、好ましくは225℃〜235℃において力1;熱
し、冷却した反応混合物を水酸化アンモニウム水溶液(
例えば、5N)によって溶解し、溶液を沖過し、P液を
酢酸によって弱酸性化しく約5.5のpHまで)、沈殿
した6−フルオロ化合物(式l)を回収することによっ
て行われた。この6−フルオロ化合物は約10〜15%
の6・デスフルオロ化合物(ジアゾニウム塩の分解中に
生じたもの)と痕跡量の対応6−ヒドロキシ化合物を含
有するものであった。この6−フルオロ化合物をその低
級アルキルエステル(好ましくはエチルエステル)へ転
化し、このエステルを6−デスフルオロ化合物と6一ヒ
トゝロキシ化合物の対応エステルから高圧液体クロマト
グラフィによって分離し、次にエステルをけん化するこ
とによって前記不純物から分離して、式lの精製6−フ
ルオロ酸を製造することができる。
下記の実施例3に示すように、最初にメタノール中の2
−フルオロはンズアルデヒトトアセト酢酸メチルの混合
物に濃ア/モニア水を加えてジメチル4−(2−フルオ
ロフェニル) −1,4−ジヒドロ−2,6−:)メチ
ル・a5−ピリジ/ジカルボキシレートを製造し、この
先4−ジヒドロ化合物を4N−硝酸によって酸化してジ
メチル4−(2−フルオロフエニ+)−g6−シメチル
ー45−ピリジ/ジカルボキシレートを製造し、この後
者のエステルを水性メタノール中で水酸化ナトリウムと
ともに約60〜65℃において加熱することによってけ
ん化して、4・(2・フルオロフェニル)−26−、ジ
メチル−3,5・ピリジンジカルボン酸を製造すること
によって、プロセスbに用いル中間体の4−(2・フル
オロフェニル)・26−シメチルー3.5−ピリジンジ
カルボン酸を非常に良好な収率で製造した。
4−(2−フルオロフェニル)−26・ジメチルピリジ
/を製造するだめの4−(2・フルオロフェニル)−2
16−シメチルー45−ピリジンジカルボン酸の脱炭酸
は、このジカルボン酸を適当な高沸点溶媒中で約240
°〜300℃において、好ましくは約240℃〜255
℃において加熱し、好ましくはこのカルボ/酸をジフェ
ニルとジソエニルエステルの共沸混合物(Dowthθ
rmA)中で還流加熱し、これによって4− (2−フ
ルオロフェニル)−26・ジメチルピリジ/と副生成物
としての種々な量の44−ジメチル−5H−(x:]k
/ゾ2ラノ〔44・C)&クジ/−5・オ/を形成し、
冷却した反応混合物から副生成物を炉別して、目的生成
物を単離することによって、好都合に行うことができた
。副生成物を除去した後に、残漫の反応混合物を無機酸
(好ましくはHCI)水溶液で抽出し、酸性抽出物を好
ましくはアンモニア水でアルカリ性にし、生成物を例え
ばクロロホルム、エーテルまたはメチレンジクロリド9
のような適当な溶媒で抽出することKよって、目的生成
物を単離する。Dowtherm Aの代シに用いるこ
とのできる高沸点溶媒の他の例は鉱油、ジエチルフタレ
ート等である。好ましいDowtherm Aを用いる
場合には、Dowtherm Aの量が多ければ多いほ
ど、目的の4−(2−フルオロフェニル>−z6−ジメ
チルビリジ/の割合が多くなシ、前記副生成物の量が少
なくなることがわかった。Dowtherm Aを循環
使用するまたは再使用する場合には、目的生成物の収量
が低下する。
4−(2−フルオロフェニル)−2,6−9メチ/l/
 ヒIJ > /カら4−(2・フルオロ・5・ニトロ
フェニル)−26−ジメチルビリジ/への転化は、al
lな濃硫酸中の4−(2−フルオロフェニル)−2,6
−′)メチルピリジ/にモル当量またはやや過剰量の硝
酸金阿塩好せしくけ硝酸カリウノ、を加え、反応温度を
約0℃以下、好才し7くは氷−塩浴を用いて便利に達成
される約10℃〜−15℃に維持することによって行わ
れた。他の方法として、硝酸カリウムの代シに、硝酸の
他のアルカリ金属塩またはアルカリ土金属塩(例えば、
硝酸ナトリウムまたは硝酸力ルンウム)を用いることが
できる。
下記の実施例6に駁明するように、最初に4−(2−フ
ルオロ−5−二トロフェニル)−″2.6−シメチルビ
リジ/を接触水素化によって還元して4−(5−アミノ
−2−フルオロフェニル)・46・ジメチルビリジ/(
3−(2,6−シメチルー4・ピリジニル)−4・フル
オロ(/ゼ/アミン(実施例5A)と呼ばれることもあ
る〕を製造し、実m例6Aの5−アミノ−2・フルオロ
フェニル化合物に二低級アルキル(′)エチル)エトキ
ンメチレ/マロネー)(EMME)を反応させて二低級
アルキル(ジエチル)3・<26−シメチルー4・ピリ
ジニル)−4・フルオロアニリノーメテレ/マロネート
(実施例4B)を製造し、実施例6BのEMMEアダク
ツをDowtherm A中で還流加熱して、低級アル
キル(エチル)6・フルオロ−L4・ジヒトゝ口・7・
(46−シメチルー4−ピリジニル)−4・オキソ−3
・キノリ/カルボキンレート(実施例6C)を製造し、
実施例6Cの化合物を無水炭酸カリウム存在下の2メチ
ルホルムアミド中でエチル化剤、すなわち無機酸せたけ
有機強酸のエチルエステル(例えばヨウ化エチル)とと
もに加熱することによってエチル化して、エチル1−エ
チル−6・フルオロ−1,4−ジヒトゞロー7−(2,
6−シメチルー4・ピリジニル)・4−オキソ−3・キ
ノリ/カルボキンレート(実施例6D)を製造し、実施
例6Dの化合物をメタノール含有の水酸化す) IJウ
ム水溶液中での還流加熱によって加水分解してトエチル
−6−フルオロー1.4・ジヒト9O−7−(26−ジ
メチル・4・ピリジニル)−4・オキンー3・キノリ/
カルボン酸(実施例5E)を製造することによって、4
−(2−フルオロ・5−二トロフェノール)−Z6・ジ
メチルビリジ/を】−エチル・6−フルオロ・144−
ジヒドロ・7・(26・ジメチル−4−ピリジニル)−
4−オキソ・3−キノリ/カルボ/酸へ非常に良好な収
率で転化することができる。カルボキンレートは上記の
好ましい方法に従ってエチル化されるが、実施例6Cで
得られた低級アルキルエステルを加水分解し、生成する
酸を前記の各腐食段階に対するのと実質的に同じ条件下
でエチル化することもできる。
次の実施例は本発明をさらに詳しく 812明するもの
であシ、本発明をこれに限定するものではない。
実施例1 95〜98%H2SO4440me中に7−(2,6・
ジメチル−4−ビリ2ニル)・トエチル・1゜4・ジヒ
ドロ−4−オキソ−3−キノリ/カルボ/酸を含む攪拌
した溶液に、95〜9 s % H2So480だt中
90%HNO380WLl!の溶液を1時間にわたって
加えた。生成した溶液を室温においてさらに20分間攪
拌し、次に蒸気浴上で8時間加熱した。反応混合物を室
温に一晩放置し、氷水6000ゴ中に注入した。沈殿を
回収し、水約2000il中でスラリー化した。濃NH
4OHを加えて、pHを5.5〜6.0にした。固体を
回収し、少量のエタノールとエーテルで洗浄した。最初
の溶液を上述のようKNH40Hで処理することによっ
て、さらに固体を得た。ジメチルホルムアミドからの再
結晶から得られた数回の収量は全体で1351(59%
)であわ、融点範囲は274℃〜298℃であった。サ
ンプル2.8gをジメチルホルムアミド″’20rtt
lから再結晶し、エーテルで洗浄し、120℃、0.0
2wにおいて16時間乾燥して、トエチルーλ4−ジヒ
ドロ−7−(2,6−シメチルー4−ピリジニル)−6
−ニトロ−4・オキソ−3−キノリ/カルボ/酸(融A
、289〜291℃)を得た。
7− (2,6−ジメチル・4−ピリジニル)−1−エ
チル−L4・ジヒドロ0−6・二1・口・7−(26−
シメチルー4・ピリジニル)・4・オキソ・3−キノリ
/・カルボン[P、J35F部を熱ジメチルホルムアミ
ド″350m1.飽和NaHCOa 280WLlと水
70WL6’の混合物に懸濁させ、この懸濁液を蒸気浴
上で攪拌しながら加熱した。水]00ゴ中亜硫酸水素ナ
トリウム58gの混合物を20分間にわたって少量ずつ
加えると、この間に反応混合物は透明な溶液になシ、次
に113色化した。さらに飽和NaHCo a溶液(5
0me)を加え、反応混合物を16時間加熱したが、こ
れによって還元は完了しなかった。反応混合物にさらに
り、硫酸水素ナトリウムを直接加え、加熱を1時間就け
た後、還元は完了したように思われた( T L Cに
よって)。
水(100ml)を加え、溶液から析出した物質の幾ら
かを再溶解し、混合物をさらに90分間加熱して、確実
に還元を完成させた。す/プル〔融点288〜290℃
(分tQ+))1.15gをエタノールから再結晶させ
、130℃、高減圧下で16時間乾燥させて%6−アミ
ツートエチル・1.4−ジエチル−7−(2,6−ジメ
チル・4・ピリジニル)−4−オキソ−3−キノリ/カ
ルボ/酸0.9gをその一水和物(融点〉300℃)と
して得た。
6・アミノ・トエチルーL4・ジヒドロ・7・(26−
シメチルー4−ピリジニル)−4・オキソ−3・キノリ
/カルボ/酸−水和物2o、B’5を6N−HCj  
100mJ中に懸濁させ、氷/塩浴中に置いた。混合物
の温度が一10℃に達したときに= H2O20mA!
 ’l’ NaN02 4.5 I O冷溶液ヲ数分間
にわたって少量ずつ加えた。反応混合物を5〜10分間
攪拌すると、この間に反応混合物は透明な溶液になった
。ヘキサフルオロリン酸(18d)を細心に一度に加え
ると、直ちに沈殿が析出し、温度がO℃K)昇し、その
後再び低下した。
添加後、反応混合物を30分間攪拌し、次に沈殿を回収
し、水、少量の冷エタノール及び最後にエーテルで連続
的に洗浄した。生成物をP2O5の存在下、50℃にお
いて48時間真空乾燥させて、3−カルボキシ−1−エ
チル・L4・ジヒドロ・7−(2,6−ジメチル・4・
ピリジニル)・4−オキソ−6−キラリニルジアゾニウ
ムへギサフルオロホスフエート〔融点、200〜205
℃(分解))29.7178%)を得た。
攪拌機を倫え、窒素装置に連通した3首九底フラスコに
実施例3の2アゾニウム塩19.69部を入れた。これ
にパラフィン油(200mA’)を加え、装置を排気し
て、窒素を満たした。次に230℃に予熱した油浴中に
、反応器を浸せきした。10分後に、出発物質はゴム状
化し、球状物を形成し。
攪拌が困難になった。全体で25分間加熱した後に、熱
い油を廃棄し、反応混合物を冷却した。次に、n−へキ
サ/で洗浄し、乳棒で粉砕し、5N・NH4OH(約9
00m/)中に溶解した。この溶液をケイソウ士パット
ゝを通して/75過し、P液を濃酢酸によってpH5,
5に酸性化した。−晩冷却した後、沈殿(6・フルオロ
化合物)を回収して調べたところ、痕跡量の対応する6
−ヒドロキシ化合物(証拠、MS)及び10〜15チの
対応する6−デスフルオロ化合物(証拠、NMR)を含
むことがわかった。ジメチルホルムアミド9からの再結
晶によって、−次収量4.4i43%)と二次収量1.
5F(15%)が得られた。数回のう/からの生成物を
一緒にし、D’bAFから2回再結晶させた後に%まだ
約10%の6・デスフルオロ化合物が含まれていた。こ
の生成物をエチルエステルに転化し、高圧液体クロマト
グラフィによって6−ジスフルオロエチルエステルから
分子il、次にけん化して酸に戻した。
実施例2 ニル)−4−オキンー3・キノリ/カルボキシレート 約10チの6・デスフルオロ化合物を含イ1する6−フ
ルオロ化合物サンプル(すなわち、実M+i例IDの最
納生成物> 1.2.3 gと、他のう/の/″J液か
ら得られた純度の異なる同じ6・フルオロ化合物122
gを、存在する痕跡量の水を吸収するための小針のトリ
エチルオルトホーメートを含む1Nエタノール性HCl
  中で4811冒fil 還1(させることによって
、エチルエステル14.80に転化し/ζ(典型的な実
施例では、INエタノール件HC/600meとトリエ
チルオルトホーメートをフルオロ酸50gに対して用い
た)。アセト/60I/ヘキザン40Fの溶媒系を用い
る調製用HPLCによってエステル148gを精製して
、純伜な62フルオロエステル、スなわちエチルトエチ
ル−6・フルオロ・1,4・ジヒドロ・7・(26・ジ
メチル・4−ピリジニル)・4・オキソ・3・キノリ/
カルポキ/レート8.3 、Pをイ1ハこれを泊接次の
段階(実施例2B)に用いた。
B、トエチル・6・フルオロ−1,4−ジヒドロ実施例
2Aのエチルエステル8.39 Fに、水200++/
と水酸化ナトリウム1.8 Nを加えた。混合物を蒸気
浴上で3時間半加熱したが、加水分解はまだ完了しなか
った。NaOH(0,99)を加え、加熱を16時間続
けた。熱い反応混合物を沖過し、ろ液が冷却した後、濃
酢酸によってpn 5〜55まで酸性化した。沈殿を回
収し、水、エタノール及びエーテルで連続的に洗浄した
。生成物をジメチルホルムアミド9から再結晶して、ト
エチルー6−フルオローL4−ジヒドロ・7・(26・
ジメチル−4−ピリジニル)−4・オキソ−3−キノリ
/カルボ/酸(融点〉300℃)6.71/(88%)
を得た。
実施例3 2−フルオロば/ズアルデヒ)”119.9.メタノー
ル600mg及びメチルアセトアセデート255WLl
を含む攪拌した溶液に、温水酸化ア/−Cニウム200
rnlを加えたところ、発熱反応が生じた。反応混合物
を周囲温度において30分間攪拌し、次に数時間還流さ
せた後、室温で一晩(約15時間)放置した。析出した
黄色固体を回収し、エーテルで洗浄し、テンケータ内で
50〜60℃において乾燥させて、ジメチル4・(2・
フルオロフェニル)・1.4・ジヒドロ−26・ジメチ
ル・45・ピリジ/ジカルボキンレート(融点206〜
208℃)201Nを得た。母液を濃縮してさらに生成
物(融点204〜206℃)26.4Pを得た。総合収
率は74%であった。
一ト 約70℃に加熱した90%硝酸600m1に、ジメチル
4・(2−フルオロフェニル)・1.4−)ヒト9口・
26−ジメチル・a5・ピリ′)/カルポキシレート3
02.!lを攪拌しながら、20分間にわたって加えた
。反応混合物を蒸気浴上で1時間加熱し、攪拌しながら
2時間冷却させた。次に反応溶液を冷却し、水酸化アン
モニウム溶液によってアルカリ性にした。生成した沈殿
を回収し、水で洗浄し、減圧デシケータ内で75℃にお
いて乾燥させ、黄色固体302.8gを得た。この固体
を水中でスラリー化し、回収し、水で洗浄し、65℃の
減圧デンケータ内で乾燥させ、生成物(融点85〜88
℃)273.7,190条)を得て、これを直接法の段
階(実施例C)に用いた。
生成物のサンプル20gを70℃において乾燥させ、n
・ヘキサンから再結晶し、65℃の減圧デシケータ内で
乾燥させて、ジメチル4−(2・フルオロフェニル)・
名6−ジメテルー45・ピリジノジカルボキシレート(
融点、94〜96℃)15.9.?を得た。
ル4−(2・フルオロフェニル)・26−)メチル−3
5−ピリジノジカルボキシレート69.9、メタノール
300m/及び35チ水酸化ナトリウム水溶液100ゴ
を含む混合物を攪拌しながら、5時間還流させ、室温に
おいて一晩放置した。回転蒸発器を用いてメタノールを
除去し、残留液体に水200mA’を加えて濾過した。
P液を濃塩酸によって酸性化すると、乳白色固体が沈殿
した。この固体を水で洗浄し、80〜85℃において乾
燥させて、4−(2・フルオロフェニル)−216・ジ
メチル・a5・ピリジンジカルボン酸(融点〉285℃
)5″2.6.188%)を得た。
実施例4 ピリジノ 240〜245℃に加熱したDowtherm A14
00m1VC,4・(2−フルオロフェニル)・26−
ジメチル・45・ピリジンジカルボン酸113gを10
分間にわたって加え1反応混合物を50分間沸とうさせ
、冷却し、室温において一晩放置した。結晶性固体、下
記で同定する副生成物、を炉別し、ろ液を3N−塩酸7
00rnlで抽出し、次に3N塩酸300耐によって二
次抽出を行った。−緒にした酸性抽出液を水酸化アンモ
ニウム水溶液の添加によってアルカリ性にし、アルカリ
性混合物をクロロホルム800dによって抽出した。ク
ロロホルムを蒸発して、固体と液体の褐色混合物を得た
。この混合物Kn−ヘキサン30〇−を加え、混合物を
冷却した。固体を炉別し、乾燥させた。この固体の副生
成物を上記固体の副生成物と一緒にして%Z4−ジメチ
ルー5H・〔1〕インゾビラノ(a4−C)ピリジン・
5−オン(融点、194〜197℃)25.4g(29
%)を得た。ろ液を蒸気浴上で蒸発乾固させた、残渣を
エタノールに溶解し、溶液を回転蒸発器上で濃縮して、
4−(2・フルオロフェニル) −26−ジメチルピリ
ジン55.2170%)を液体として得た。
2−(2−フルオロフェニル)−216・ジメチル−4
5・ピリジンジカルボン酸113gと、回収Dowth
erm A (先行ランで使用)をケイソウ土を通して
濾過したもの1.11プラス新しいDowthermA
300+/!とを用いて先行パラグラフと同様に行った
、別のランで、副生成物の34−ジメチル−5H−(l
〕−ベンゾビラ/〔a4−C)ピリジ/・5・オン(融
点、193〜196℃)28.41/(32チ)と4・
(2−フルオロフェニル)−26−ジメチルピリジン(
遊離塩基形)44.8.ll’(57チ)を液体として
得た。
別のランでは、Dowtherm A量の割合を少なく
して、すなわちDowtherm A 1.200 r
ttlと4−(2−フルオロフェニル・z6・ジメチル
−3,5−ピリジ/ジカルボン1120(lを用いて、
大きい割合の量の前記生成物、すなわち2.4−ジメチ
ル−5H・〔1〕はンゾピラノ(3,4−C)ピリジ1
57F(36,7チ)と4−(2・フルオロフェニル)
−26−ジメチルピリジン(遊離塩基形)42、F(3
0%)を得た。
北記3バッチの副生成物を一緒にして、メタノールから
再結晶し、70〜75℃において乾燥させて、24−)
メチル−5H・〔1〕インゾビラノ(a4−C)ピリジ
/−s−:1ryC融点204〜207℃〕を得た。
上記3バツチの4−(2−フルオロフェニル)−2,6
−ジメチルぎリジンを一緒にして、n・ヘキサン400
罰と3N塩酸水溶液600m1を充分に混合した。水層
を分離し、脱色用活性炭で処理し、回転蒸発器とで濃縮
乾固して、白色固体残渣を得た。との残渣の中の9gを
イソプロピルアルコールから再結晶させて、室温におい
てP2O5上テ乾燥すせ、4・(2−フルオロフェニル
)−g6・ジメチルピリジン・ヒドロクロリド″′A水
和物(融点、200〜203℃)を得た。固体残渣の残
シを水700m1lC溶解し、溶液を水酸化アンモニウ
ム水溶液によって塩基性にし、生成するアルカリ溶液を
クロロホルム500at1部で2回抽出した。クロロホ
ルムを除去すると、淡褐色液体として遊離塩基形の4・
(2・フルオロフェニル)・26〜′)メチルピリジン
148.9が得られた。これを次の段階(実施例5)に
用いた。
実施例5 4−(2−フルオロ・5・ニトロフェニル)−2塩−氷
浴で約−10〜−15℃に冷却した漱硫酸55++rl
に、硝酸カリウム10.19を5分間にわたって加えた
。混合物を10分間攪拌し、次に4・(2・フルオロフ
ェニル)−26・ジメチル201Jレジン85gを30
分間にわたって滴加すると。
ゴム状固体が分離し、粘性なスラリーが得られ、反応温
妾は約O℃まで上昇した。攪拌を容易にするために、濃
硫酸50m/部を15分間にわたって滴加した。生成し
た混合物を塩・水浴内で攪拌し、約5時間攪拌を続ける
中に反応混合物の温要は室温まで上昇した。反応混合物
を大きく過MSIな氷の上に注入し、混合物に水酸化ア
ンモニウム水溶液を加えて中和した。生成した淡黄色の
ふわふわした沈殿を回収し、水で洗浄し、風乾させた。
次に固体をクロロホルム300d中に溶解し、脱色用活
性炭で処理して濾過した。ろ液を回転蒸発器上で濃縮し
、残渣をエーテル・n・ヘキサン1:1200m/によ
ってスラリー化した。混合物を濾過し、回収した固体を
70〜75℃において乾燥させ、4・(2・フルオロ・
5−ニトロフェニル)−26−シメチルヒ0リジン(融
点、169〜171℃)を得だ。
実施例6 4−(2・フルオロ−5・ニトロフェニル)・26−′
)メチルピリジン180yを等量の4部に分け、各部を
別々に次のように還元した。4・(2−フルオロ・5・
ニトロフェニル)・2.6−)メチルピリジン45Ii
、酢酸200mC及び二酸化白金800ηを含む混合物
を水素吸収が止むまで約4時間接触水素化した。最後の
30分間は殆んど水素吸収がなかった。形座を戸別し、
水300rugで洗浄し、ろ液に水酸化アンモニウムを
加えて塩基性にした。この溶液を冷却すると油状物質が
生じて固化した。固体を回収し、水で洗浄し、乾燥され
て目的のアミンを得た。残シの3つの45y部の4−(
2−フルオロ・5−二トoフェニル)・2.6−ジメチ
ルビリジンを同様に還元し、−緒にしたアミ/生成物を
濃塩酸600m1中に溶解し、蒸気浴とで攪拌しながら
4時間半加熱し、次に脱色用活性炭で処理して、沖過し
た。P液にアンモニア水を加えて塩基性にし、生成した
混合物を冷却すると油状物が生成して結晶化した。結晶
性物質を回収し、水で洗浄し、デシケータ中で乾燥させ
てガム状固体164.91/を彎た。この固体を5チメ
タノール含有エーテルに溶解シフ、溶液をシリカゲルに
通して沖過してゴム状不純物を除去した。
炉液のエーテル−メタノール溶媒を真空蒸発させて、残
渣をエーテル・イソプロ上0ルアルコールカら再結晶さ
せて、3〜(26・ジメチル−4・ヒ0リジニル)−4
−フルオロベンゼノアミ/(融点142〜145℃”)
 80.9 gを得た。母液を濃縮して、さらに生成物
(融点141〜144℃)43.4IIを得た。これに
よって総合収率は82φになった。
ネート 3−(2,6−′)メチル−4−ピリジニル)−4−フ
ルオロベンゼンアミン122.9.ジエチルエトギシメ
チレ/マロネー)130F及びトルエ/120m/!を
含む混合物を攪拌しながら130〜135℃において、
エタノールを反応混合物から駆除するためにニアコンデ
ンサーを用いながら、3時間半加熱した。反応混合物を
冷却し、沸とうn・ヘキサ711に溶解した。熱溶液を
ケインウ士パッドに通して濾過し、このパッドを熱n−
へキサン(400m/)で洗浄し、炉液と洗液を一緒に
して室温において18時間放置した。析出した白色固体
を回収し、n・ヘキサ/で洗浄し、60〜65℃におい
て乾燥させて、4−フルオロ・3・(26・ジメチル−
4−ピリジニル)アニリノメチン/マロネート(融点9
9〜100℃)159.6.174%)を得た。母液か
らさらに6’lの粗生成物を得て、精製せずに次の実施
例4Cで環化して、実施例4Cの生成物(融点〉300
℃)35.2gを得た。
C,エチル−6・フルオロ・1.4−)ヒト90−7(
Do0−7(Do Aの濡髪を約260〜265℃に維
持するために)アルミニウムホイルで包んだ2!−エー
レンマイヤー・フラスコ内の沸トウDowtherm 
A 1300 rttlに、ジエチル・4・フルオロ・
3−(2,6・ジメチル−4・ピリジニル)アニリノメ
チレ/マロネート154g’&50間にわたって加えた
。約20分間、同一反応温度を維持してから1反応混合
物を冷却させた。沈殿した黄褐色固体を回収し、エーテ
ルとエタノールによって連続的に洗浄し、90〜95℃
に2いて乾燥サセてエチル6−フルオロ−1,4−)ヒ
ト゛口・7−(Z6−シメチルー4−ピリジニル)・4
・オキソ−3・キノリンカルボキンレート(融点〉30
0℃)107.4g(79%)を得た。
ンレート エチル6−フルオロ・1.4−ジヒドロ−7−(46−
シメチルー4・ピリジニル)・4・オキソ−3・キノリ
ンカルボキンレート34LILi+fllに粉砕した無
水炭酸カリウム及びジメチルホルムアミ)”250罰を
含む混合物を蒸気浴上で攪拌しながら20分間加熱し、
次にヨウ化エチル9dを20分間にわたって加えた。反
応混合物を蒸気浴とで攪拌しながら2腸時間加熱し、次
に回転蒸発器とで濃縮・乾固させた。残渣に水300m
Jとクロロホルム500−を加えて充分に振とうした。
層を分離し、水層を新たなりロロホルム200mA’部
で抽出した。−緒にしたクロロホルム抽出液を真空濃縮
して、クロロホルムを除去した。残留する固体を熱イソ
プロピルアルコール150mJに溶解し、熱い溶液を脱
色用活性炭で処理してから濾過しだ。ろ液を回転蒸発器
で約50mA’量になるまで濃縮し、これを濁シが生ず
るまでエーテルで希釈した。混合物を冷却させ、析出し
た結晶性固体を回収し、エーテルで洗浄し、80〜85
℃で乾燥させて、エチルトエチル・6・フルオロ・1.
4・ジヒドロ・7−(26・ジメチル・4・ピリジニル
)−4・オキソ−3−キノリンカルボキシレート(融点
、221〜224℃)を得た。母液をさらに濃縮して生
成物(融点、220〜223℃)3.4160%)を得
た。これよシ大きいラン(0,3mol規模)では、L
配化合物(融点、222〜225℃)が80チ収率で得
られた。
エチル1−エチル・6・フルオロ−1,4・ジヒドロ−
7−(2,6・ジメチル・4・ピリジニル)・4−オキ
ソ−3−キノリノカルボキンレート98F、35%水酸
化ナトリウム水溶液50m/、水500耐及びメタノー
ル100dを含有する化合物を攪拌しながら、90分間
還流させ、生成した褐色溶液を酢酸で酸性化すると、淡
黄色沈殿が析出した。混合物で約2時間放置してから、
沈殿を回収し、連続的に水とエタノールで洗浄してから
、90〜95℃で乾燥させて、トエチル−6・フルオロ
・L4−ジヒト90・7−(2,6・ジメチル−4−ピ
リジニル)−4−オキソ・3−キノリンカルボン酸(融
点〉310℃)868g(95チ)を得た。
1−エチル・6・フルオロ・1.4−)ヒト90−7・
(26−シメチルー4・ピリジニル)−4−オキソ・3
・キノリ/カルボン酸(以下でiW工N52.522と
呼ぶ式11実験2B及び6Eの化合物)の、抗菌活性の
広範なス被りトルを有する高効力抗菌剤としての有用性
とその独特性は次の実験で実証されている。
実験1 の比較 F述したように、WIN52,522は式lの化合物、
すなわち下記の実験2Bの化合物である。
WIN35,439はその6・デスフルオロ同族体であ
る。
そのナトリウム塩として用いるメチシリ/〔ザ メルク
 インデックス(The Merck Index)第
10版、、5842頁〕は6−(2,6−′)メトキン
ベンズアハド)(ニンラノ酸ナトリウム塩である。その
塩酸塩として用いるパンコマインノ〔ザ メルク イン
デックス(The Merck Ind、ex)第10
版、9731頁〕は両回性グリコにブナド抗菌剤である
all’  W工N52N32522(値<0.008
から0.5mcq/m/まで)は、黄色ブトつ球菌(S
anreus入衣皮ブト9つ球k (S、epゴder
mjB)及び連鎖球菌(Streptococcus)
 Mを含めた。幾つかのグラム陽性球菌に対して、イン
ビトロにおいてWIN35,439よシも2〜8倍高い
効力を示した。W工N52.522はブドウ球−04(
Staphyl o −coccus )椙に対して、
インビトロにおいてメチシリン及びメンコマインンより
もそれぞれ32〜>8000倍及び16〜25倍高い効
力を示した。
WIN52522は化膿連鎖球菌(S phogene
s)と肺炎連鎖球菌(S、pneumoniaθ)に対
してはメチシリ/よシも2〜8倍低い効力を示したが、
糞便連鎖球菌(S、faecalis)に対してはメチ
シリ/よシも32〜〉500倍高い効力を示した。
WIN52,522は39細菌試験菌株の全てに対して
抗菌性(MBC/MIC(4)であった。
はじめに この研究は、ノドつ球菌と連鎖球菌の菌株に
対するWIN52,522、W工N35439、メチン
リン及びバノコマイン/のインビトロ抗菌活性を比較す
るように設定したものである。W工N35,439のダ
ラム陰性園効力に比べて、WIN52,522のダラム
陰性菌効力を説明するために大腸菌(Eecheric
hia coli)と緑膿菌(Pseudomonas
 aaruginosa)の試験菌株も試験した。
化合物製造 WIN52,522とWIN3へ439を
化合物1■につき01扉lの0.5 NNaOHに溶解
し、無菌蒸留水中に160 mcq/ rueまで希釈
した。045μm孔変の膜ソイルターを通す濾過によっ
て、ストック溶液を殺菌した。
培地 ムーラーーヒントy (Mueller−Hinton
)  フィコ/(M HB )・BBLムーラー−ヒフ
トノ(Mueller −Hlnton ) 寒天(M
HA)−BBL脳心臓浸出物(BHI)ブイヨ/・Di
fco  脳心臓浸出物(BHI)寒天−Difco 
 正常ウマ血清(NH8) −Gibc。
細菌培養物・表1(下記)にリストした細菌培養物を3
7℃において、連鎖球菌株以外の全ての培養物に対して
はMHB中で一晩増順させた。連鎖球菌株はBHI+1
0多NH8中でカ、′1埴させた。
−晩おいたブイヨン培養物を無菌蒸留水中で光学密度0
.l Q (55Qnm、 BL 5pectron1
.c20)に調節し、続いてM HBまたはB)(I+
1%1qH8中で6.7X10  細胞/atに希沢し
た。
連続2倍希釈物をMHB中で(連鎖球菌によるテストに
対してはBHI+1%NH8中で)製造し、5andy
 Springsディス2ノサー(Bellco Gl
asθCo、)を用いて、01m1/孔の童で96孔マ
イクロタイター・トレーに分配した。次にトレーに。
MIC−2000接種’75 (Dynatech C
orp、 )  を用いて適当な接種材料を6.7X1
06細胞/mlの濃度で含む懸濁液0.OO15mJを
接種して、約1×104細胞/孔すなわち1×105細
胞/扉gの最終接種材料を生じた。トレーを37℃にお
いて18〜20時間イノキュベートし、肉眼で見える細
菌増殖を抑制する化合物の最小濃度として定義される最
小抑制濃度(MIC)を記録した。
した後、マイクロタイター・トレーの内容物をBθ11
COミニオービタルシエイカー(Bellc。
Glass Co、 ) ):において8のセツティン
グで3分間、完全に混合した。各孔からの部q(0,0
015・扉7りをMIC−2000接種器によって、M
HA含有または(BHI寒天+10%NH3)含有プレ
ートに移した。プレートを37℃において18〜20時
間インキュベートした。寒天表面との識別可能なコロニ
ーの形成を阻止する化合物の最低濃度として定義される
最小細菌濃度(MBC)を記録した。
結果及び考察 個々のテスト結果を表1及び要約形とし
て表2に示す。
表1から、WIN52,522が全てのダラム陽性及び
ダラム陰性試験菌株に対して殺菌性であることがわかる
( !i4 B C/ M I C(4)。W I N
35439は化膿連鎖球菌の3菌株に対して静菌性であ
った。メチシリンはWIN52522に比べて効力が低
いが、グラム陽性球菌に対して殺菌性であった。バンコ
マイシンは肺炎連鎖球菌の1菌株及び認便連鎖球菌の4
菌株の全てに対して静菌性であった。
W工N52,522はWINaへ439に比べて、グラ
ム陽性球菌と大腸菌に対してインビトロで2〜8倍高い
効力を有したが、緑膿菌に対しては同じ効力を示した。
これらの結果は、W工N52.522が黄色ブトつ球菌
に対してはWINa 5.439よシも36(s、c、
l〜3.9(p、o、)倍高い効力を有し、大腸菌感染
に対しては46(s、c、l〜26(p、o、1倍高い
効力を有することを示しだインビボのマウス保護テスト
(下記実験3)と一致した。
W工N52,522はブトゝつ球菌属に対してはメンリ
ンに比べて>s o o o倍高い効力をインビトロで
示し、糞便連鎖菌に対してはメチンリフに比べて32〜
〉500倍高い効力を示したが、化膿連鎖球菌と肺炎連
鎖球菌に対してはメチシリンに比べて2〜8倍低い効力
であった。
WIN52,522はグラム陽性球菌に対してバンコマ
イシンよシもインビトロで16〜125倍高い効力を示
したが、但し11 WIN52,522は肺炎連鎖球菌
Type rnに対してはバノコマイン/よシも8倍低
い効力を示し、2)試験したエンテロコカス菌株の1つ
(菌株0−2・B)に対しては同じ効力を示した。
マウスにおけるメチンリン耐性黄色ブトつ球菌感染に対
して、WIN52,522がノ2ノコマイシ/及びメチ
シリンよシもそれぞれ16倍及び〉19倍高い効力を有
することを示すインビボテストの結果を、インビトロテ
ストの結果が支持している。
ことに報告したインビトロ結果及び下記に示すインビボ
結果(実験3)から、WIN5λ522が深夜ブドウ球
菌性組織感染を殺すのにマイコマインンよりも効果的で
あることになる。バンコマイシンはイニンリナーゼ産生
黄色ズドつ球菌に対して選択すべき代替薬物であり〔ザ
 チョイスオフ アンチミクロバイアル ドラッグス 
メゾイカ/I/L/ター(The Choice pf
 AntimicrobialDrugs、 Medi
cal Letter) 3月5日、1982)、メチ
ンリン耐性黄色ブドウ球菌の治療に対して選択すべき薬
物である〔メチクリ/ レジスト スタフイロコカス・
オウロイス(Mθthicillin・resist 
5taphylococcus aureus) 、 
ユナイテッド ステート モルヴイデイテイ アント9
 モルクリテイ ウイークリイ レボ−) (Unit
θdStates Morbidity and Mo
rtality WeeklyReport)  11
月20日、1981年、30巻、1645557頁〕。
実験2 びテトラサイクリンの抗菌活性 概要・WIN52,522は目標の嫌気性菌の13種類
全てに対して高活性を有し、現在の選択すべき抗生物質
であるテトラサイクリ/と充分に匹敵することがわかっ
た。
はじめに 成る種の微生物が歯周疾患発症の一次病因で
あることは一般に認められている。〔ソクラ/スキイ(
Socransky )等、プレゼント スティタス 
オフ スタディース オ/ ザ ミクロバイアル エチ
オロギイ オフ SIJオドンタルデインーズス(Pr
eθent 5tatus of 5tudieson
 the Microbial Etiology o
f PeriodontalDisθases)  1
〜14頁;アール・ゲンコとニス・メルゲ7 ハーゲン
(R,Genco and、 S、 Mergen−h
agen )編集、ホスト−パラサイト インターラク
ンヨ/ズ イン イリオドノタル テインーズ/((H
ost−Parasite Interactlons
 tn Perio−dontal Diseases
)  1982、アメル、ツク。
ミクロ、ワシ/ト/、ディーシー(Amer、 Soc
Micro、 Washington DC))、  
さらに&特定の依生物が種々な形態の歯周疾患のそれぞ
れに関係するという説を支持する証拠は壕すまず多くな
ってきている〔ソクラ/スキイ(Socraneky)
等の上述の文献〕。従って、これらの流行性疾患の予防
、抑制及び治療への抗菌剤の使用に対してl的根拠を与
えることが進められている。神々な抗体戦・質の投与が
歯肉炎の臨症徴候を減じ、侵襲性歯周疾患に付随する歯
槽骨の消失をも減じるという証拠が、釉々な動物モデル
で示されている〔ギノソ/(Gibson)、  アン
ティーバイオティックス プント9 投すオドンタル 
デインーズ:ア セレクテイプ レヴユー(Antib
iotics and Perio−dontal D
isease: A 5elective Revie
w)、ジエイ・アメル・デ/ト、アソク。、(J、 A
mθr。
Dent、 As5oc、) 104 213−218
頁(1982))。ヒトに関しては、抗菌剤を従来の療
法の補充に用いるならば特に、抗菌剤が確立した疾患の
治療に特に有効であるという説をデータが支持するよう
に思われる〔ギノン/、上述文献〕。これに関して、テ
トラサイクリンとメトロニダゾールの抗生物質が特に有
用であることがわかっている〔ゲノコ(Gθnco) 
 のザ トリートメ7ト オフ ヒユーマン ペリオド
8ノタール ティシーズ(the Treatment
 of Human Period、o−nl:aID
isease8)、  ジエイ、イリオト9ノタル(、
IPeriodontal) 52.545〜558頁
(1981)参照〕。しかし、これらの薬物は疾患の経
過に関係すると考えられる全ての命生物にzJシて活性
であるとは限らないので、理想的であるとけ思われない
。さらに、歯周疾患のいわゆる一次病原菌の多くがこれ
らの薬物に対して大きな耐性の・ぐターフをすでに明示
していることを示す報告も増大している〔ギブソ/、と
述文献;ゲンコ、上述文献;ウィリアムス(Willi
ams)等、サブギンギバル・ミクロフローラ・オフ・
はリオトゝンタル・ベエイシエント・オフ テトラサイ
クリ/ テラビー(Subgingival Micr
oflora of PeriodOntalPati
ents on Tetracycline Ther
apy)、ジエイ、クリン、イリオドンタ/l/ (T
、 C11n、 Perio−dontal) 6.2
10−215頁(1979))。
従って、歯周疾患の予防/治療に有用な新しい抗菌剤を
発見し、開発する必要性が現在ひっ迫している。ここに
述べる研究はWIN52,522が歯周疾患(で関係す
る多くの嫌気性微生物に対して非常に活性であると判明
したことを示す。
微生物・これらの研究に用いた微生物は下記の表Aにリ
ストする。
培養粂注 1、保存 使用するまで、全ての■1株を凍結状態に維
持した。試験中は、培養物を5.0%(v/v )脱フ
イズリン化家兎血清を補充した血液・寒天基底培地Eで
試験した。嫌気性雰囲気(GasPakjar; BB
L)  中でインキュベートした全ての培養物に関して
、培養物移動を週に1回行った。
2 寒天培地 基底試験培地はトリブテイカーゼ大豆寒
天(40,9)、酵母エキス(1g)、グルコース(2
g)及び蒸留水(1)H7,2)960mlから朽成し
た〔マシモ(Mashimo )  等%ジエイ。
クリン、ミクo 、 (J、 C]、in、 Micr
o、 ) 17゜187〜】91頁(1983))殺菌
処理及び50’C4での冷却に続いて、培地VC48%
(V/v)脱フィブリン化家兎血液と05μf1/rn
lメナジオノ(ビタミンに3)を補充した。この時点で
評価すべき薬物も望ましい濃度になるまでかえた。プレ
ートへの注入後に、プレートを4℃で24時間乾燥させ
た。
抑制濃度(MIC)を寒天希釈法によって測定した。薬
物と適当な基準物質を32μ97nl  から0007
μE/ml  までの範囲の濃度系列を形成するように
加えた。保存培地とで増殖させた96時間培養物から接
極材料を調製した。純度を評価した後、コロニーを取υ
出し、メナジオ75μm17meと2%溶解家兎血液ろ
液を補充したトリプテイカーゼ大豆ブイヨン中に懸濁さ
せ、0,1のoD65゜(これは約108細胞/dに相
当)になるようにした。5teerのレプリケータ(約
105細胞/スポツトを供給)を用いて、改良トリプラ
イカーゼ大豆血液寒天プレート上に好気的に接種した。
309+を超えない時間プレートを乾燥させ、N280
%、H210%及びCO25%から成る雰囲気下、37
℃において接種し、嫌気室(Coy Manufa・c
turing Co、 )K 48時間維持した。増相
を完全に抑jPする最小濃度としてλ4ICは定義され
ている。
薬物 水に溶解してテトラサイクリ/ストック溶液(1
,wry / ml! )を製造した。他の試験化合物
のストック浩液白7W/II+7りは71oNNaOH
K溶解して製造した。適当な対照はNaOHが使用レベ
ルにおいて試験微生物の生活力に、影響を与えないこと
を実証しだ。
結果 試験化合物の抗菌活性を−fiAに示す。
辰A、試験化合物に対する特定の嫌気性微生物の感受性
エフ、モルホルム(F、polymorphum)  
             >]Oエイ、ヴイヒコザス
(A、viscosus )            
     >] Oビ、メラニノゲニカス(B、mel
aninogenicus)            
8カプノサイトファガ、スプテイゲナ(Capnocy
tophaga suptigena)   1ビ、イ
ンターメディウス(B、 intermeaius )
             0.5アイケネラ、コロデ
ンス(Elにθnella corroaens)  
        8ビ、オラリス(B、oralis 
)                  >:I Oビ
、ギンギバリ、t、 (B、gingivalis )
                )I O略、アクチ
ノマイセテムコミタンス(A、actinomycet
emcomitans)     Q。12ビ、フラギ
リス(B、fragilie)           
           >:IOエフ、ヌクレアトム(
F、nuc’leatum)            
        >’、t。
ボリネラ、レクタ(Wolinella  recta
)                     0.5
力ha oバクター、スプトルム(Campyloba
cter  sputorum)       )1.
Oa)ロサキサシ/ bl W工N52,522と同様な6−ジスフルオロC
)出願人の実施例2B d)テトラサイクリノ θ)ノルフロキサシン f)はフロキサシ/ Q、1iQ− Win  16 μ9/1ni 4     0.5  0.12   )10    
 88     1.0  2.0    >10  
   >108      1、、OO,54,040
,50,061,00,50,25 0,250,062,00,50,5 2,00,52,04,04,0 >10     4.0  0.12’     4.
0     4.0>1.0    2.0  0.1
2    4.0    4.00.25    0,
12  1.0     0.06     0.06
)10     4.0  1.0    >10  
    8.004      0.5   0,75
     8,00     8.000.5    
 0.12    ・      0.12     
0.25>1o      s、o         
 2.Oa、。
WIN5λ522はWIN3へ213とWIN3E44
39の両方よりも明らかにすぐれていると思われる。実
際、W iN52,522は現在の選択すべき抗生物質
のテトラサイクリンに充分に匹敵し得る、抗菌活性の広
範なスRクトルを示した。
WIN5Q297とWiN5150は活性が低かった。
実験3 マウスにおける黄色フドウ球m及び大腸菌感染に対する
、WiN3へ439に比べたWiN52.522のイ7
ビボ抗酌活性 概要 投ニンリン感受性及びメチンリン耐性黄色ブドウ
球菌株によってマウスに誘発された感染に対して、皮下
または経口投薬経路によってWiN52.522はWi
N35,439よシも有効であると決定された。
材料及び方法 動物−ICRマウス、メス、体重18〜20.9、抗菌
剤−WiN5g522、WiN35,439、メチンリ
/(WiNQ410)  及びバノコマイン/(WiN
3Q556) 細菌培養物 大腸菌 Vogel 培養培地 脳心臓浸出物寒天(DifcO) 脳心臓浸出物フイヨン(Difco) 胃ムチン 細菌学的等級、ロッ)、、%0617、I 
CN  Pharmaceuticals、  Inc
 ’Q 、冷水道水475ゴに胃ムチン25gを加える
ことによって、5%(v/v) D濁液を製造した。こ
の懸濁液を0mn1  ミキサーによって20〜30分
間混合し、4℃において一晩放置し、使用面前に、40
%(w/v ) NaOHによってpH7,2に調節し
た。
抗菌剤溶液の調製 適肖量の薬物をI N −NaOH
の03〜0.4 ml!に溶解し、次にこの溶液に蒸留
水を加えて、望ましい量にすることによって、WjN5
乙522とWiN  35.439の溶液を調製した。
メチシリンとパンコマインンは蒸留水中に直接溶解した
を5%胃ムチン2475尻lにカロえて、2.lX10
’細胞/rnlを含む試験接種材料を製造した。
個の脳心臓浸出物寒天プレートドにストリークし、37
℃において16時間インキュベートした。各プレートか
ら食塩水5mlによって細胞を洗い出し、細胞懸濁液を
Rインド・ンエーカーとでガラス玉を入れて2分間様と
うした。懸濁液を食増水によって希釈することによって
、1:100希沢物は食塩水で校正したB 十L  5
pectronic 20(650nm)):で44%
−Fの読取り値を示した。
ストック懸濁液を1=24倍に希沢しくストック懸濁液
10WLl+5チムチン230m/)、1.55X10
9細胞/m!を含む試験接種材料を得た。
C3犬腸菌 Vogel・培養物を脳心臓浸出物ブイヨ
ン1011!/に接触し、37℃において16時間、静
的に増埴させた。同じブイヨンの肪しい試験管に、16
時間ブイヨン培養物の0. IWL1部を接種し、イン
キュイージョンを37℃において5時間続けた。5時間
ブイヨン培養物を最後に食塩水で希釈して、4.0×1
07細胞/mlを含む試験接種材料を得た。
マウスの感染 マウスに細菌試験接種材料0.5 ml
を腹腔内接種した。
1、単回投与試験・マウスに感染vノ時間後に皮下また
は経口的に一回(0,51Ll)を投薬した。
24  多数回投与試験・マウスに次の時間に皮下(0
,2tnl)iたは経口的に(0,5d)投薬した:感
染の6時間前と1時間前(2p、m、に感染)及びその
後連続して2日間、】日に2回(8a、m。
と3 : 30 p、m、) B、黄色ブト8つ球菌 39881  マウスに2回投
薬した:感染の半時間前と4時間前、薬物は皮下経路(
02扉t)と経口経路(0,5ml )の両方によって
投与した。
C0大腸菌 Vogel−マウスに感染の半時間前に皮
下または経口的に1回(0,5rug )を投与した。
全ての試験に関して7日間毎日死亡を記録した。
50チ保護基値(PD5o)をプロビット分析を用いて
算定した〔サス ユーザース ガイド″’(SASUU
sers Guides)  : スクテイスティック
ス(Statistics) 1982版、SAS I
n5tituteInC,、ソースカロライナ州カリー
〕結果 マウスにおける黄色ブドウ球菌Sm1th感染に対する
WiN 52,522  とWiN35,439 のイ
ンビボ抗菌活性を表1と2に示す。
FI                       
   C→ヘ                   
  ドQ                     
  I)C1■  co   (ocQ  u’+  
     aつ  I)へ             
の       匪百           自   
  薇感染の半時間後に単回量として投与した場合に、
Win  52,522はWin35439に比べて3
6倍(sc)及び3.9倍(po )高い効力を示した
。多数回投与法で投与した場合には、同じ感染に対して
Win5g522はWin  35,439に比べて3
9倍(sc)及び34倍(pO)高い効力を示した。
マウスにおけるメチンリン耐性黄色ブトつ球菌感染に対
するWin  52522によるPD5o値は。
表3に示すように、皮下投与及び経口投与に対して、そ
れぞれ1.1■/kgと1゜6■/kgであった。
Win  52,522(sc)はこの感染に対して。
Win  35.439とパンコマインンに比べてそれ
ぞれ4.5倍及び16倍有効であった。
マウスにおける大Iti&W?4Vogel  感染に
対するWin  52.522とWin  35439
のインビボ活性は表4に示す。
感染に対するWin  52,522の皮下PD5゜と
経口PD5oは5.2711f / klilと8.2
 mg/ kgであり、Win  342439の値の
約半分であった。
この試験の結果は、非経ロ的及経ロ的の両投与経路によ
るWin  52,522が黄色ズトゝつ球菌のイニン
リン感受性菌株とメチシリン感受性菌株の両方によって
誘発されるマウスの感染症に対して非常に有効な抗菌剤
であることを実証している。
式Iの化合物及び薬剤学的に受容できる、その非毒性の
酸付加塩及び陽イオン塩は、通常の薬剤学的方法によっ
て使用に供することができる:すなわち非経口的及び経
口的投与用には、これらを薬剤学的に受容できるビヒク
ル、例えば水、水性アルコール、グリコール、油状溶液
、または油・水エマルジョンに溶解または顕濁させるこ
とによって;あるいはこれらの化合物を単独または通常
のアジュバントまたは、例えば炭酸カルシウム、殿粉、
ラクトース、滑石、ステアリン酸マグネンウム、アラビ
アゴム等のような賦形剤を併用して、経口投与用のカプ
セルまたは錠剤としての単位量形に甘とめることによっ
て用いられる。
(外5名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
    −7−(2,6−ジメチル−4−ピリジニル)−4−オ
    キソ−3−キノリンカルボン酸または薬剤学的に受容で
    きる、その非毒性の酸付加塩もしくは陽イオン塩。 2)1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−7
    −(2,6−ジメチル−4−ピリジニル)−4−オキソ
    −3−キノリンカルボン酸である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 3)(a)6−アミノ−1−エチル−1,4−ジヒドロ
    −7−(2,6−ジメチル−4−ピリジニル)−4−オ
    キソ−3−キノリンカルボン酸をその6−ジアゾニウム
    塩を介して転化して、1−エチル−6−フルオロ−1,
    4−ジヒドロ−7−(2,6−ジメチル−4−ピリジニ
    ル)−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸を製造する
    か;または (b)6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−7−(2,6
    −ジメチル−4−ピリジニル)−4−オキソ−3−キノ
    リンカルボン酸またはその低級アルキルエステルをエチ
    ル化する、低級アルキルエステルの反応の場合には、こ
    れによつて生ずる1−エチル−6−フルオロ−1,4−
    ジヒドロ−7−(2,6−ジメチル−4−ピリジニル)
    −4−オキソ−3−キノリンカルボン酸の低級アルキル
    エステルを加水分解することによつて対応する酸を得;
    更に望ましい場合には得られた遊離塩基をその酸付加塩
    に転化するかまたは得られた化合物を無機塩基または有
    機塩基との反応によつてその陽イオン塩に転化する ことから成る特許請求の範囲第1項記載の化合物の製造
    方法。 4)a)において、1−エチル−1,4−ジヒドロ−7
    −(2,6−ジメチル−4−ピリジニル)−4−オキソ
    −3−キノリンカルボン酸をニトロ化して、1−エチル
    −1,4−ジヒドロ−7−(2,6−ジメチル−4−ピ
    リジニル)−6−ニトロ−4−オキソ−3−キノリンカ
    ルボン酸を製造し、該6−ニトロ化合物を還元すること
    によつて6−アミノ−1−エチル−1,4−ジヒドロ−
    7−(2,6−ジメチル−4−ピリジニル)−4−オキ
    ソ−3−キノリンカルボン酸を製造する特許請求の範囲
    第3項記載の方法。 5)b)において、4−(2−フルオロ−5−ニトロフ
    ェニル)−2,6−ジメチルピリジンを還元して、4−
    (5−アミノ−2−フルオロフェニル)−2,6−ジメ
    チルピリジンを製造し、後者の化合物(実施例6A)に
    ジ低級アルキルエトキシメチレンマロネートを反応させ
    て、ジ低級アルキル3−(2,6−ジメチル−4−ピリ
    ジニル)−4−フルオロアニリノメチレンマロネートを
    製造し、後者の化合物を還流させて、低級アルキル−6
    −フルオロ−1,4−ジヒドロ−7−(2,6−ジメチ
    ル−4−ピリジニル)−4−オキソ−3−キノリンカル
    ボキシレートを製造し、カルボン酸が望ましい場合には
    、このようにして得られた低級アルキルカルボキシレー
    トを加水分解することによつて、6−フルオロ−1,4
    −ジヒドロ−7−(2,6−ジメチル−4−ピリジニル
    )−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸を製造する特
    許請求の範囲第3項記載の方法。 6)不純物として対応6−デスフルオロ化合物と6−ヒ
    ドロキシ化合物を含有する1−エチル−6−フルオロ−
    1,4−ジヒドロ−7−(2,6−ジメチル−4−ピリ
    ジニル)−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸の精製
    方法において、これを対応する低級アルキル1−エチル
    −6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−7−(2,6−ジ
    メチル−4−ピリジニル)−4−オキソ−3−カルボキ
    シレートに転化し、このエステルを反応混合物から分離
    してけん化することによつて精製された酸を製造する方
    法。 7)低級アルキルがエチルである特許請求の範囲第6項
    記載の方法。 8)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Qは水素またはニトロである〕 を有する化合物またはその酸付加塩。 9)Qが水素である特許請求の範囲第8項記載の4−(
    2−フルオロフェニル)−2,6−ジメチルピリジン。 10)Qがニトロである特許請求の範囲第8項記載の4
    −(2−フルオロ−5−ニトロフェニル)−2,6−ジ
    メチルピリジン。 11)4−(2−フルオロフェニル)−2,6−ジメチ
    ル−3,5−ピリジンカルボン酸を加熱して、4−(2
    −フルオロフェニル−2,6−ジメチルピリジンと2,
    4−ジメチル−5H−〔1〕ベンゾピラノ〔3,4−C
    〕ピリジン−5−オンの混合物を製造し、混合物の要素
    を分離して、4−(2−フルオロフェニル)−2,6−
    ジメチルピリジンを単離し、望ましい場合には後者の化
    合物をニトロ化して4−(2−フルオロ−5−ニトロフ
    ェニル)−2,6−ジメチルピリジンを製造することか
    ら成る特許請求の範囲第8項記載の化合物の製造方法。 12)4−(2−フルオロフェニル)−2,6−ジメチ
    ルピリジンをニトロ化することから成る4−(2−フル
    オロ−5−ニトロフェニル)−2,6−ジメチルピリジ
    ンの製造方法。 13)特許請求の範囲第1項または第2項記載の化合物
    の抗菌有効量と1種類またはそれ以上の薬剤学的に受容
    できるビヒクルまたは賦形剤とから成る抗菌用組成物。
JP20515885A 1984-09-17 1985-09-17 抗菌活性を有する7‐(ピリジニル)‐1‐アルキル‐1,4‐ジヒドロ‐4‐オキソ‐3‐キノリンカルボン酸及びその製造法 Pending JPS6185382A (ja)

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