JPS6184516A

JPS6184516A - コンクリ−ト床面レベル施工用ガイドフレ−ム

Info

Publication number: JPS6184516A
Application number: JP22289484A
Authority: JP
Inventors: Takuya Iue; 井植　卓哉
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-10-25
Filing date: 1984-10-25
Publication date: 1986-04-30
Also published as: JPH0327051B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明はコンクリート床面施工に於いてレベルガイド工
法を正確且つ容易ζこ施工できるようｌこしたコンクリ
ート床面施工用ガイドフレームに関するものである。

「従来の技術」従来のコンクリート床面施工に於けるレベルガイド工法
は、全て事前にガイドレールやワイヤー等のガイド装置
を床施工の下地上に水平（レベル）設置するか、若しく
はガイドレールやワイヤー等を設置する為の装な（例え
ば、止め、アンカー又は受け）を固定設置する必要があ
り、そのために多大な時間を必要とした。又、コンクリ
ート打作業中に前記装′己が破損したり、コンクリート
打中に該装置が埋まって不明になったり、更には障害物
があるためにコンクリート打方向の変更により、前記装
置が使用不能になったり、その他現場で発生する諸問題
に対応することがほとんど出来なかりた。このようにレ
ベルガイド工法は理論上は最も有効であるが、実際の作
業上は２論とされ、今だにレベルは点だけ設定し、作条
者のＪ＆で施工しているのがほとんどであり、そのため
コンクリート床面の施工精度は悪く、作業能率の向上は
現状以上に認めない欠点があった。この欠点を除去する
ものとして、オ６図に示した特公昭５Ｂ−５１１１１号
がある。

「発明が解決しようとする問題点」しかるに前記装置には以下のような欠点がある。

■　主フレーム（１）と平行にガイドワイヤー（２）を
引張するので、この主フレームは単なるアングル材では
なく、トラス工法等により補強して使用しなければなら
ず、また、補強すると重量が著るしく増大し、コンクリ
ートを打ち終った後、この主フレーム（１）の一端を持
ってコンクリート中から持ち上げることが不可能である
。

■　主フレーム上に取付けである水準器（３）やフレー
ム（４）上に取付けである水準器（５）中の空気のアワ
は、静止するまでに時間がかかり、水平計測作莱の作業
能率が著るしく悪かった。

■　フレーム（４）の両端にそれぞれ一対の軸杆（６）
（７）を上下動可能に取付けであるため、主フレーム（
１）を水平にするために、該主フレームの一端は第１軸
（８）だけであるから−回の操作で主フレーム（１）が
上下動するが、該主フレームの他端に連結したフレーム
の両端にそれぞれ取付けである軸杆（Ｇ）　（７）は、
該フレーム自体及び主フレーム（１）に対して水平にす
るのにこの軸杆（６）　（７）を少なくとも２回は操作
しなければならず、極めて手数を要する等の欠点があり
た。

「問題点を解決するための手段」本発明はかかる従来の欠点に錯みてなされたもので、そ
の構成はフレームα９の一端に取付けた取付部（２）に
脚部を兼ねる第１軸杆（２）を上下動可能に螺合し、こ
の取付部（２）の下端にワイヤー掛止部α４を設け、こ
のフレームの一他端に平面からみて略Ｔ字型になるよう
に一体又は着脱可能に連結する連結部（１）を有した枠
体（至）の両側端に脚部を兼ねる第２．３軸杆αＱαη
をそれぞれ上下動可能に螺合し、この枠体の中央部分に
上下動可能に螺合させた調整杆（２）の下端に、前記ワ
イヤー掛止部α→に一端を取付けたワイヤー（至）の他
端を掛止する掛止金具（至）を具えた緊張手段器を回動
可能に取付けることを特徴とするものである。

「作　用」それ故、ワイヤーはフレームとは無関係に水平１こ調整
できるので、フレーム自体が曲がりたり、或いはコンク
リート基礎面に対して傾斜していても、ワイヤーの水平
度は調整杆を回転させることにより容易に調整すること
が出来る。

「実施例」本発明の実施例を図面により説明すると、やや長尺なフ
レーム（１）の一端にネジ筒等からなる取付部（２）内
に第１軸杆α３を上下動可能に螺合し、この取付部（至
）の下端にワイヤー係土用の掛止部α尋を設けである。

（ハ）は方形に形成した枠体で、両側には外周に螺条を
それぞれ設けた第２．３軸杆αＱ（ロ）を上下動に螺合
させる第２．３取付部αυ（イ）を設けてあり、更にこ
の枠体−の中央正面には前記フレームα公の他端を挿入
する連結部（イ）を突設させて、との連結部四内にフレ
ームＩを挿入し、ボルト・すｙ）（ハ）で着脱可能に連
結しである。（２）は枠体（ハ）の中間部又は連結′５
（１）に上下動可能に取付け、外周にネジ構を設けた調
整杆で、枠体（至）の下部中央−側に突出させて設けた
補強部に）に螺通させてあり）この調整杆（財）の下部
ｌこワイヤー緊張手段（至）を取付けである。

この緊張手段（ハ）は、調整杆（イ）の下端に例えば、
断面方形で一側端に壁面（至）を有したハウジング（財
）を取付け、このハウジングの上面中央には前記調整杆
（イ）の下端を回動可能に取付け、このハウジング（支
）内に先端にワイヤー係土用の掛止金具（至）を有した
可動部−の後部に設けた螺条杆（７）を壁面（ハ）に設
けた通孔（ｚ６ｃＬ）から突出させて締付ネジＧ優を螺
合し、この締付ネジ０◇を回動させて、掛止部α→及び
掛止金具（ハ）の間に張りわたしたワイヤー（ト）を緊
張させて本装砲に係るガイドフレーム０１を形厄しであ
る。

尚、（９）は、必要に応じてフレーム（８）の両端に取
付けるロープで、コンクリート打後、本装置の一端側か
らこのガイドフレームを持ち上げる場合に使用するもの
で、必要に応じて取付ける。

本実施例の使用法について説明すると、生コンクリート
打設面の任意の場所に、一対のガイドフレームαＬｌ＃
（７）を置く。この場合、オニ、２Ａ３軸杆（至）αＯ
（ロ）はフレームαコがコンクリート打面に対し大体水
平になるように調整しておく。

次いで１まず１フレーム（２）の先端部分に近づけて、
コンクリート打設面上にポール状のレベル指示棒（図示
せず）を樹立させて、ワイヤーの先端部分の高さを調窟
する。この場合ワイヤー（至）の高さを調整するには第
１軸杆（至）を回動させてフレーム（１）の高さ自体を
調整することにより行う。

次いで、同様にしてワイヤー（ハ）の他端側のコンクリ
ート打設個所にレベル指示棒（図示せず）を樹立させ、
レベルスコープ（図示せス）ヲのぞくことによりワイヤ
ー（至）の水平度を測定し、調整杆（イ）を回動させる
ことによってフレーム（１）には関係なくワイヤー（至
）をコンクリート床面に対し容易に水平にすることがで
きろ。

このよう１こして一対のガイドフレーム＜’、＊　（五
〇のワイヤー＜Ｑ（至）をそれぞれレベルポイントに合
わせて水平を得た後、このコンクリート打設個所に生コ
ンクリートを打設し、次いで、均し定規６ＣＪを一対の
ワイヤーＣ３３Ｇ３上に、２ｊｄして、作業員が該均し
定規Ｑを手で持って矢印方向に啓劾させれば、コンクリ
ート打設面上のコンクリート上面を水平に均すことが出
来る。ならし終った後は、コンクＩＪ　−ト打設個所か
ら本装置を持ち上げて、次のコンクリート打設個所に移
動設置し、同様な操作を操り返すことｌこより広いコン
クリート打設面を順次コンクリート打作簗を能率的に行
うものである。

尚、本筑盆はコンクリート打設作条現場に於　。

いては通常３太、少なくとも２本以上あれば能寒的にコ
ンクリート打設作業を行うことが出来るものである。

「効　　果」以上の如き本発明は以下のような効果を有するものであ
る。

■　ワイヤーの水平度はフレームと誉関係であるから、
このフレームと一体であるガイドフレームを水平測定の
際に何ら調整する必要はなく、調整杆を回動させるだけ
の操作でよいので、水平測定作業が極めて容易である。

■　木、毘ユを使用することにより、フレームが変形し
ても、ワイヤーはフレームとは無関係に水平に調整でき
るので、フレームが変形しないように補強したりする必
要がなく、その結果、不装置の重量が増大したりぜず、
重量であるから、本褒ユを容品に持ち上げて次の場所に
３妨でき、取り扱いが便利である。

■　ガイドフレームが傾斜していてもワイヤーを水平に
するのには何ら魚関係であるから、水平度の測定作業を
扱めて容易に行うことが出く（ろ。

■　水゛重器を使用すると気泡が静止するまで待たねば
ならないが、本装置はレベルスコープを見るだけでよい
ので、水平度の測定作業能率を一段と向上させることが
出央る。

■　第１軸杆は本装置の一方のＨｕ＋５をメ、二ねでい
るが、第２．３軸杆は単にガイドフレームを支持するの
みで、水平度の８ｉ１１定に際しては何ら調整する必要
がないので作業員の作業負担量を軽減出来る。

■　本装置はコンクリート打設個所が、型枠の場合や鉄
骨の場合の他、地面の場合でも使用出来るものであり、
コンクリート打作業能率とコンクリート床面の水平精度
とを一段と向上させることが出来るものである。

■　不装置は三脚式のフレーム榊造としており、いかな
る設置物や付Ｅ物をも必要としないので、コンクリート
打設個所に自由にガイドラインを設定できるし、更に、
作業現場での障害物の位置に応じて自由に方向を変える
こともでき、作業を因雑化することがない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、北・１図は全体の
斜視図、第２四１は一部破所した正面区、第３図は一部
破断した同平面図、第４図は緊張手段の拡大断面図、第
５図は使用状態を示す斜視図、第６図は従来の装置の斜
視図である。（６）・・・フレーム、（６）・・・取付部、α９α０
αη・・・軸杆、α釦・・ワイヤー掛止部、α９・・・
枠体、（イ）・・・連結部、（４）・・・調墓杆、（ハ
）・・・緊張手段、（至）・・・ワイヤー。

Claims

【特許請求の範囲】

フレームの一端に取付けた取付部に脚部を兼ねる第１軸
杆を上下動可能に螺合し、この取付部の下端にワイヤー
掛止部を設け、このフレームの他端に平面からみて略Ｔ
字型になるように一体又は着脱可能に連結する連結部を
有した枠体の両側端に脚部を兼ねる第２、３軸杆をそれ
ぞれ上下動可能に螺合し、この枠体の中央部分に上下動
可能に螺合させた調整杆の下端に、前記ワイヤー掛止部
に一端を取付けたワイヤーの他端を掛止する掛止金具を
具えた緊張手段を回動可能に取付けて成るコンクリート
床面レベル施工用ガイドフレーム。