JPS6184411A - 製紙工業等の機械用ローラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、製紙工業等の機械用ローラに係り、さらに詳
しくは少なくともほぼ円周方向に延びかつ半径方向に端
縁が突出している多数のベルトがその上に固定されてい
る支持パイプ１＆：＠え、この場合にまっすぐなベルト
部分と波打ったベルト部分とが軸方向に次々と設けられ
、まっすぐなベルト部分が結合場所において波打つ次ベ
ルト部分によって互いに結合されており、後者の半径方
向外方端６に凹部が形成されておシ、さらにローラの外
周を形成しかつ少なくとも波打ったベルト部分上に支え
られている被覆布を備え、この被覆布とべ〃トの結合場
所との間で波打ったベルト部分の半径方向外方端縁の領
域に円周方向の通過を可能にする通路が形成されている
Ｍ紙工業等の機械用ローラ特に円網抄紙シリンダ、成形
ローラあるいは圧板ローラのようなシート形成ローラに
関するものである。

〔従来技術〕

この種のローラは、ドイツ公告公報２１４８３６１から
公知であるが、支持パイプを持っていない。

この場合にはまっすぐなベルトを波打つｆＦ−ベルトの
半径方向の高さは等しく、かつ掬い上げるような工程を
阻止する九めに、波打つたベルトの半径方向の外方端縁
の結合場所にけ凹部が形成されている。この凹部によっ
て円周方向における通過が可能となり、この凹部がなけ
れば回転しているローラが濡れたシート中ＶＣ埋まり次
ときに、まっすぐなベルト部分と波打ったベルト部分の
結合場所に鋭角な２ケノトが形成され、ベルトの外方端
縁に支えられている被覆布のためにこのポケットの中に
紙材料と水の集合が生じる。しかし、公知のローラの場
合には被覆布は直接ベルトの外方端縁上に接しているの
で、波打っているベルトの外方端縁の好ましくない水の
集合を阻止するためには波打ったベルトに凹部を設ける
だけではまだ十分ではない。したがって公知のローラの
場合には、ベルトと被慎布との間にさらに下敷布が設け
られている。しかしこれによってローラの製造が高価に
なるだけでなく、さらに一連の欠点が付は加えられる。

すなわちローラ周面の通過面積が小さくなり、被覆布を
汚す危険が増大し、かつローラの同心回転の精度が損わ
れる。

〔発明の目的〕

したがって本発明の課題は、公知のΩ−ラを改良して、
下敷布を省くことができるようＫすることである。

以下余白 〔発明の構成〕 この課題は本発明によれば次のことによって、すなわち
波打ったベルト部分の半径方向外方端縁の結合場所のは
ぼ中央にさらに凹部を設け、被覆布を少なくとも波打つ
次ベルト部分上に直接載せることによって、触法される
。

〔作用および効果〕

波打つたベルト部分にさらに凹部を形成することによっ
て、被覆布とこれを支えているベルト部分との間に円周
方向にさらに通路が形成されるだけでなく、被覆布用の
支持面積全体か縮少され。

かつ下敷布を取り去るのと同様にローラ周面の自由な通
過面積が拡大されるが、それによって被覆布の支持の質
が損われることはない。本発明によるローラの場合には
、被覆布は汚れる危険にさらされる度合が少なくな）、
さらにローラは下敷布がないことによって前述の公知の
ローラに比較して同心回転の精度がよりよくなる。

本発明の好ましい実施例においては、波打ったベルト部
分がまっすぐなベルト部分より半径方向に突出している
ので、波打つたベルト部分と被覆布との間の結合部分に
は通路が残され、これによって円周方向の通過が可能と
なる。この行の構造の場合には、まっすぐなベルトは厚
目に形成することができる。というのは、それによって
被覆布用の有効支持面積は増大されず、そのためにロー
ラ周面の自由な通過面積が減少されないからである。ま
っすぐなベルト部分を厚目にすることによって、円周方
向へ貫流するための通路が特に広くなる。しかし、特に
大きい圧縮荷重用のローラの場合には、波打ったベルト
部分とまっすぐなベルト部分を両者が同じ外径を有する
ように配置す、ることなく、この場合に結合場所に円周
方向の通過を可能にする通路を形成する念めに、波打っ
たベルト部分及び／あるいけまっすぐなベルト部分の半
径方向外方端縁の結合場所に凹部が形成される。

本発明に基づくローラの好ましい実施例の場合には、ま
っすぐなベルトが開田を形成しており、このベルトは支
持／？イブ上に収縮固定されている。

そして波打ったベルトを支持パイプから半径方向に距離
をあけて配置し、その結果まっすぐなベルト部分が波打
ったベルトを越えて半径方向内側へ突出し、かつ支持パ
イプ上に載るようにすることが推せんされ、この場合に
まっすぐなベルトの間にある環状溝間の圧力のつシ合い
をもたらすために、まっすぐなベルト部分の半径方向内
側の端縁には凹部が設けられている。

〔実施例〕

本発明の他の特徴、利点及び詳細を添付の請求範囲及び
／あるいけ本発明に基づくローラの好ましい２つの実施
例め添付図面と以下の説明を用いて示す。

第１図〜第４図には、好ましくはステンレススチールか
ら形成されている円筒状の支持ノ臂イデ１２を有するロ
ーラ１０が示されておυ、支持パイプの端部には緑リン
グ１４が固定されている。さらに支持ノ々イｆ１２には
、軸方向に互いに間隔をあけて配置され支持パイプ上に
収縮固定された環状のＩりすぐなベルトｌ！が取り付け
られており、このまっすぐなベルト１６間に環状の波打
ったベルト１８が溶接されている。第１図〜第４図に基
づ〈実施例の場合には、波打ったベル）１８がまっすぐ
なベルト１６より突出しており、その半径方向の外方端
縁は縁リング１４の外周面と互いに同一線上にある。こ
れに対して波打ったベルト１８は支持・ぐイブ１２から
は半径方向に距離をあけて終っている。ベル）１６と１
８が互いに固定されている溶接位置け、符号２０で示さ
れている。

被覆布２２は波打ったベルト１８の半径方向外方端縁と
９１７ング１４の上に直接取り付けられており、かつ閉
鎖された円筒を形成している。

まっすぐなベルトの半径方向の外方端縁１６ｍが波打っ
たベルトの半径方向の外方端縁１８ａよりも引っ込ん゛
で、いることによって、被覆布２２のすぐ内側の被色布
とまっすぐなベルトの端縁１６ａが形成され、これによ
゛って円°周方向の通過が可能となる。この通路は、第
５図に示す実施例の波打ったベルト１８′の場合のよう
に、互いに隣接している波打つたベルトが円周方向の波
の半分の長さだけ互いにずらして配置されている場合に
、特に有利に作用する。　　　　□ まっすぐなベルトを引っ込ませることによって大きくさ
れ次被覆布２２の自由な通過面は、波打ったベルト１８
ないし１８’の半径方向の外方端縁１８急の領域の中央
の凹部１８ｂによってさらに拡大され、それによって被
覆布２２とこれを支えているベルトとの間に別の通路が
形成され、この通路によって、ｌＸ２図と第５図に矢印
入方向で示されるような、ローラの円周方向における貫
流が可能となる。この凹部１８ｂによって同時に、被覆
布を支えているベルトの半径方向外方端縁に水の集合が
生じて、紙を製造するときくシート形成プロセスを妨げ
る危険が大幅に減少される。

さらに、まっすぐなベルト１６にＦｉ開開０１６ｃが形
成されており、これは特に支持パイプ１２に境を接して
おり、次のような目的のために使用される。すなわち、
支持パイプ１２は円周が閉鎖されたローラ体を形成して
おり、この上に破α布２２を支えている蜂の巣構造が収
縮固定されているので、１つすぐなベルト１６間にある
環状溝の間の圧力のつり合いを図らねばならず、シート
ラ形成する場合に繊維の浮動がシート形成ローラに半径
方向外側から流れて来たとき、空気が前記の環状溝から
ローラの円周方向へ逃げることができなければならない
。この場合に開口部１６ｃがないと環状溝の間で圧力差
が形成されることがあシ、それが均一なシートの形成を
阻止してしまう。

第１図〜第５図に基づ〈実施例の場合には、まっすぐな
ベルト１６は被覆布２２ｆ：直接支えていないので、こ
のベルト用には板厚がより厚いものを選ぶことができる
。さらに第１図〜第５図に示す実施例によれば、全被覆
布面積の９３係まで達することの可能な、被覆布２２の
自由な通過面が形成される。

第６図〜第８図に示す第３の実施例では、第１図〜第４
図に示す実施例とは次の点が異なるだけである。すなわ
ちまっすぐなベルト１６／′の半径方向外方端縁け、波
打ったベル）　ｌ　８’の半径方向外方端縁及び縁リン
グ１４の外周面と同一直線上にあること、及び通路２６
の代わりに波打り念ベルト１８〃の結合領域２０に凹部
１８ｅが設けられていることである。第６図〜第８図に
基づ〈実施例は、特に被覆布が大きな圧縮荷重を受ける
ようなローラに適している。しかし、被覆布の自由な通
過面積をできるだけ大きくするために（この実施例では
被覆布の全面積の９０％にまですることが可能）、まっ
すぐなベル）　１６’の板厚を波打ったベル）　ｌ　８
’の板厚よりも小さいか、あるいは最大でも同じ大きさ
に選択するとよい。

しかし、ドイツ公告公報２１４８３６１Ｖｃ基づくロー
ラの場合と同様に、軸方向に相次いで設けられているま
っすぐなベルト部分と波打ったベルト部分とを、それぞ
れ１本あるいは多数本のまっすぐなベルトないし波打つ
たベルトから形成し。

これを支持パイプ１２上に渦巻線状にまき付けることも
可能である。

ｇ、″Ｆ令白

【図面の簡単な説明】

第１図は被覆布の一部を取り去ったローラの斜視図、第
２図は第１図の１ｔＡ’の部分の拡大上面図、第３図は
第１図の左端部の第２図３−３線に基づく断面図、第４
図は第３図４−４線に基づく断面図、第５図は第２の実
施例の第２図に相当する拡大上面図、第６図は第３の実
施例の第２図と第５図に相当する拡大上面図、第７図は
第３の実施例の第６図の７−７線に基づく断面図で第３
図に相当する、第８図は第７図（７）８−８線に基づく
断面図である。 １０・・・ローラ、１２・・・支持パイプ、１４・・・
綴リング、１５・・・甘りすぐなベルト、Ｊ８・・・波
打ったベルト、２０・・・固定点、２２・・・被り布、
２６・・・通路っ 以下余白　　〜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくともほぼ円周方向に延びており、かつ半径方
   向に端縁が突出している多数のベルト（１６、１８）が
   その上に固定されている支持パイプ（１２）を備え、こ
   の場合にまっすぐなベルト部分と波打ったベルト部分（
   １６ないし１８）が軸方向に順次設けられ、まっすぐな
   ベルト部分（１６）が結合部分（２０）で波打ったベル
   ト部分（１８）によって互いに結合されており、この後
   者の半径方向外方端縁（１８ａ）に凹部（１８ｂ、１８
   ｃ）が設けられており、さらにローラの外周を形成しか
   つ少なくとも波打ったベルト部分（１８）上に支えられ
   ている被覆布（２２）を備え、これとベルト（１６、１
   ８）の結合場所（２０）との間において波打ったベルト
   部分（１８）の半径方向外方端縁（１８ａ）の領域に円
   周方向の貫流を可能にする通路（２６）が設けられてい
   る製紙工業等の機械用ローラ（１０）において、結合場
   所（２０）のほぼ中央において波打ったベルト部分（１
   ８）の半径方向外方端縁（１８ａ）にさらに凹部（１８
   ｂ）が設けられていること、及び被覆布（２２）が少な
   くとも波打ったベルト部分（１８）上に直接接している
   ことを特徴とする製紙工業等の機械用ローラ。 ２、波打ったベルト部分（１８）が、まっすぐなベルト
   部分（１６）より半径方向に突出していることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項に記載のローラ。 ３、波打ったベルト部分とまっすぐなベルト部分（１８
   ″ないし１６″）が等しい外径を有し、波打ったベルト
   部分及び／あるいはまっすぐなベルト部分の半径方向外
   方端縁の結合部分（２０）に凹部（１８ｃ）が形成され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
   ローラ。 ４、まっすぐなベルト部分（１６）が波打ったベルト部
   分（１８）を越えて半径方向内側へ突出しており、かつ
   支持パイプ（１２）上に配置されていて、まっすぐなベ
   ルト部分の半径方向内方端部に凹部（１６ｃ）が形成さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第３
   項のいずれか１項に記載のローラ。 ５、互いに隣接している波打ったベルト部分（１８′）
   が円周方向において波の長さの半分だけ互いにずらされ
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第４項
   のいずれか１項に記載のローラ。