JPS618401A - スクロール形圧縮機 - Google Patents

スクロール形圧縮機

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JPS618401A
JPS618401A JP12718384A JP12718384A JPS618401A JP S618401 A JPS618401 A JP S618401A JP 12718384 A JP12718384 A JP 12718384A JP 12718384 A JP12718384 A JP 12718384A JP S618401 A JPS618401 A JP S618401A
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JP
Japan
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scroll
oil
connecting shaft
revolving scroll
bearing hole
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JP12718384A
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JPH0612042B2 (ja
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Hitoshi Ozawa
仁 小沢
Yoshiaki Matoba
的場 好昭
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスクロール形流体機械、詳しくは、固定スクロ
ールと公転スクロールとを備え、該公転スクロールに、
摺動部への給油手段をもつクランク軸の連結軸部を連結
すると共に、前記公転スクロールをスラスト軸受を介し
て架構に支持させるごとくしたスクロール形流体機械に
関する。
(従  来  技  術  ) 従来この種スクロール形流体機械は、例えば米国特許4
,259.043号に記載され、かつ第3図に示すごと
く、架構(A)にスラスト軸受(50)を介して公転ス
クロール(51)を支持すると共に、該公転スクロール
(51)の背面側に軸受孔(52)を設け、該軸受孔(
52)にクランク軸の偏心軸部(連結軸部)(54)を
嵌合するごとくなし、前記クランク軸の駆動により前記
公転スクロール(51)を公転させると共に、該公転ス
クロール(51)と固定スクロール(55)とにより形
成される密閉空間(56)の内圧に起因してこの公転ス
クロール(51)に作用する離脱力を前記スラスト軸受
(50)を介して前記架構(A)で受けるごとくなして
いたのである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで前記のごときスクロール形流体機械では、前記
公転スフ・ロール(51)と架構(A)との間に設ける
スラスト軸受(50)には、前記公転スクロール(51
)の前記離脱力による大きなスラスト荷重がかかるので
あるが、従来では前記スラスト軸受(50)に対する積
極的な給油手段が設けられておらず、従って前記スラス
ト軸受(50)が潤滑不5足となって、摩耗や焼付事故
が発生する虞れがあ−った。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明は一般に前記偏心軸部(連結軸部)と前
記公転スクロールの軸受孔(軸)との摺動部には潤滑油
が供給されていることに着目し、この潤滑油を前記スラ
スト軸受に導くようにして、前記スラスト軸受を積極的
に潤滑できるようにしたものであって、詳しくは、固定
スクロールと公転スクロールとを備え、該公転スクロー
ルに、摺動部への給油手段をもつクランク軸の連結軸部
を連結すると共に、前記公転スクロールをスラスト軸受
を介して架構に支持させるごとくしたスクロール形流体
機械において、前記連結軸部の外面を前記クランク軸と
同心円とすると共に、この連結軸部に偏心軸受孔を形成
して、該軸受孔に一前記公転スクロールの背面に突設す
る軸を回転自由に嵌合し、かつ、これら軸と前記軸受孔
との第1摺動部に前記給油手段を連通ずる一方、前記連
結軸部の外面に係合して、前記連結軸部の半径方向外方
に前記スラスト軸受の摺動部に連通ずる環状油室を形成
する閉鎖手段を設けると共に、前記油室と前記第1摺動
部とを連通ずる油通路を設けたのである。
(作    用  ) 以上のごとくなしたから、前記連結軸部と前記公転スク
ロールに設ける軸との第1摺動部に供給された潤滑油が
前記油通路、環状油室を介して前記スラスト軸受に順次
供給されるのであって、該スラスト軸受の潤滑が確実に
おこなえるのである。
(実  施  例  ) 第1.2図に示したものは本発明を、冷凍装置の圧縮機
に適用したものであって、固定スクロール(2)と公転
スクロール(3)とから成る圧縮要素(4)を形成し、
該圧縮要素(4)と、前記公転スクロール(3)を駆動
するモータ(M)とをケーシング(1)に内装するごと
くなしている。
前記公転スクロール(3)の背面には、前記モータ(4
)から延びるクランク軸(5)の連結軸部(θ)を結合
すると共に、環状のスラスト軸受(7)を摺接させ、該
スラスト軸受(7)及び受体(8)を介して前記公転ス
クロール(3)を架構(9)に支持するごとくなしてい
る。
また、前記公転スクロール(3)の背面側には該公転ス
クロール(3)の自転を防止するオルダムリング(10
)をもうけている。また、前記ケーシング(1)には吸
入管(12)を接続し、更に、該吸入管(12)と前記
圧縮要素(4)の吸入ポート(13)とを前記ケーシン
グ(1)内を介して連通ずる一方、前記圧縮要素(4)
の吐出ボート(14)に前記ケーシング(1)外に延び
る吐出管(15)を接続している。また、(30)(3
1)はそれぞれ前記クランク軸(5)を半径方向に支持
する軸受である。
しかして、前記モータ(M、)の駆動に伴い前記公転ス
クロール(3)が前記固定スクロール(2)に対して公
転し、前記吸入管(12)から前記圧縮要素(4)に低
圧冷媒が流入すると共に、該圧縮要素(4)で前記低圧
流体が圧縮され高圧になって前記吐出管(15)から前
記ケーシング(1)外に吐出されるのである。
以上のごとく構成されるスクロール形流体機械において
、第1図に示すごとく、前記クランク軸(5)の連結軸
部(6)の外面(61)をこのクランク軸(5)の軸心
と同心円の円筒面と成すと共に、この連結軸部(6)に
前記クランク軸(5)の軸心から軸心を偏心させた偏心
軸受孔(62)を形成し、該軸受孔(62)に、前記公
転スクロール(3)の背面に突設する軸(16)をカム
リング(17)を介して挿嵌して、前記公転スクロール
(3)とクランク軸(5)とを連結するのである。′尚
、前記カムリング(17)は前記両スクロール(2)(
3)の各ラップの接触圧を設定するためのものである。
また1、(20)は軸受メタルである。
また、前記クランク軸(5)には上下に延びる給油通路
(19)を設けると共に、この給油通路(19)の下端
に前記ケーシング(1)の底部に形成される油溜に突入
するオイルピックアップ(18)を接続している。そし
て、前記給油通路(19)の上端を前記偏心軸受孔(6
2)の底部に開口させて、前記通路(19)を介して油
溜の油を前記連結軸部(6)と前記公転スクロール(3
)の軸(16)との第1摺動部に給油するごとくなして
いる。尚、第1摺動部はより詳しくは前記軸(16)と
前記軸受メタル(20)との摺動部である。。
更に、前記連結軸部(6)の上端外周に環状の鍔部(6
3)を設ける一方、前記受体(8)の内周部を前記連結
軸部(6)の外面(61)に近接状に対向させ、この受
体(8)の内周部上面に前記鍔部(63)下面を摺動可
能に係合させて、前記クランク軸(5)を前記受体(8
)に支持させると共に、この係合面間をシールするごと
くなしている。
しかして、前記連結軸部(6)の半径方向外周側であっ
て、前記鍔部(63)外面と前記スラスト軸受(7)及
び受体(8)の環状段部(81)の内周面との間に、上
部が前記公転スクロール(3)の背面により閉鎖され、
かつ下部が前記受体(8)と前記鍔部(63)の保合に
よって“閉鎖される環状油室(21)を形成する一方、
前記公転スクロール(3)の背面と前記連結軸部(6)
の上面との間に間隙を設けて前記環状油室(21)と前
記偏心軸受孔(62)内の第1摺動部とを連通ずる油通
路(22)を形成するのである。
かくして、前記スラスト軸受(7)の第2摺動部(7a
)は前記環状油室(21)と連通しており、前記第1摺
動部に前記給油通路(19)から供給された潤滑油が前
記軸受孔(62)の全外周に向かって流出し、前記油通
路(22)、前記環状油室(21)を介して順次前記ス
ラスト軸受(7)に供給されるごとくなしている。
尚、本実施例においては、閉鎖手段は前記連結軸部(6
)の鍔部(63)と前記受体(8)との保合により構成
している。また、この閉鎖手段は 。
前記連結軸部(6)に鍔部(63)を設けることなく、
単に、この軸部(6)の外面(61)と前記受体(8)
の内周面との、これら対向面間の間隙を十分小さくして
、この間隙からの油の漏れをほとんど無くするようにし
て構成してもよい。
以上のごとく構成する前記流体機械の作用を説明する。
前記モーフ(M)の駆動により、前記圧縮要素(4)が
前記したごとく圧縮作用を行うと共に、前記クランク軸
(5)の回転に伴う前記オイルピックアップ(18)の
働き及び前記給油通路(19)に生じる遠心ポンプ作用
により、前記油溜の潤滑油が前記給油通路(19)を介
して前記偏心軸受孔(62)内の前記第1摺動部に供給
されるのである。そして、この摺動部に供給された潤滑
油は該摺動部を通過して前記偏心軸受孔(62)の全外
周から前記油通路(22)を介して前記環状油室(21
)に流入し、この油室(21)から前記スラスト軸受(
7)の全周にわたって順次供給されるのである。
以上のごとく前記第1摺動部に供給された潤滑油を順次
前記スラスト軸受(7)に供給するようにしたから、前
記スラスト軸受(7)の潤滑が確実におこなえるのであ
る。しかも、前記連結軸部(6)に偏心軸受孔(62)
を形成し、該軸受孔(62)に前記公転スクロール(3
)に突設する軸(16)を嵌合すると共に、前記連結軸
部(6)外面(61)を前記クランク軸(5)と同心円
としたから、前記連結軸部(6)と前記受体(8)とを
係合させるだけの簡単な閉鎖手段により環状油室(21
)および油通路(22)が容易に形成できるのであ。つ
まり、特別な部品を殊更に用いたりすることなく、簡単
な構造でありながら前記スラスト軸受(7)に確実に給
油できるのである。
(発明の効果 ) 以上のごとく本発明は、前記連結軸部(6)の外面(6
1)を前記クランク軸(5)と同心円とすると共に、こ
の連結軸部(6)に偏心軸受孔(62)を形成して、該
軸受孔(62)に前記公転スクロール(3)の背面に突
設する軸(16)を回転自由に嵌合し、かつ、これら軸
と前記軸受孔(62)との第1摺動部に前記給油手段を
連通ずる一方、前記連結軸部(6)の外面(61)に係
合する閉鎖手段を設けて、該閉鎖手段により前記連結軸
部(6)の半径方向外方に前記スラスト軸受(7)の第
2摺動部(7^)に連通ずる環状油室(21)を形成す
ると共に、該油室(21)と前記第1摺動部とを連通ず
る油通路(22)を設けたから、簡単な構造でありなが
ら前記第1摺動部に供給された潤滑油を前記スラスト軸
受(7)に順次給油して該スラスト軸受(7)を確実に
潤滑できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図゛は本発明の実施例の要部の縦断面図、第2図は
同実施例の縦断面図、第3図は従来例を示す説明図であ
る。 (2)・・・・・固定スクロール (3)・・・・・公転スクロール (5)・・・・・クランク軸 (6)・・・・・連結軸部 (61)・・・・・外面 (62)・・・・・偏心軸受孔 (7)・・・・・スラスト軸受 (7a)・・・・・・第2摺動゛部 (9)・・・・・架構 (21)・・・・・環状油室 (22)・・・・・油通路 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1) 固定スクロール(2)と公転スクロール(3)と
    を備え、該公転スクロール(3)に、摺動部への給油手
    段をもつクランク軸(5)の連結軸部(6)を連結する
    と共に、前記公転スクロール(3)をスラスト軸受(7
    )を介して架構(9)に支持させるごとくしたスクロー
    ル形流体機械において、前記連結軸部(6)の外面(6
    1)を前記クランク軸(5)と同心円とすると共に、こ
    の連結軸部(6)に偏心軸受孔(62)を形成して、該
    軸受孔(62)に前記公転スクロール(3)の背面に突
    設する軸(16)を回転自由に嵌合し、かつ、これら軸
    (16)と前記軸受孔(62)との第1摺動部に前記給
    油手段を連通する一方、前記連結軸部(6)の外面(6
    1)に係合して、前記連結軸部(6)の半径方向外方に
    前記スラスト軸受(7)の第2摺動部(7a)に連通す
    る環状油室(21)を形成する閉鎖手段を設けると共に
    、前記油室(21)と前記第1摺動部とを連通する油通
    路(22)を設けたことを特徴とするスクロール形流体
    機械。
JP59127183A 1984-06-20 1984-06-20 スクロール形圧縮機 Expired - Lifetime JPH0612042B2 (ja)

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JPS618401A true JPS618401A (ja) 1986-01-16
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62130102U (ja) * 1986-02-10 1987-08-17
JPS62284982A (ja) * 1986-06-02 1987-12-10 Toshiba Corp 密閉形スクロ−ル圧縮機
US4762478A (en) * 1986-06-23 1988-08-09 Hitachi, Ltd. Scroll compressor with balancer mounted in single frame
JP2009226259A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Kobe Steel Ltd 溶剤回収装置および溶剤回収方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117379A (ja) * 1981-12-28 1983-07-12 Mitsubishi Electric Corp スクロ−ル圧縮機

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