JPS6183975A - 電力ケ−ブル事故区間判別装置 - Google Patents

電力ケ−ブル事故区間判別装置

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JPS6183975A
JPS6183975A JP20610584A JP20610584A JPS6183975A JP S6183975 A JPS6183975 A JP S6183975A JP 20610584 A JP20610584 A JP 20610584A JP 20610584 A JP20610584 A JP 20610584A JP S6183975 A JPS6183975 A JP S6183975A
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section determination
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位高 光司
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松井 孝志
Ryosuke Hata
良輔 畑
Takuji Hara
拓司 原
Takuo Yoda
余田 拓郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は主として長距離の地中型カケープルにおいて
、ケーブルに生じた地絡事故を検出するための電力ケー
ブル事故区間判別装置に関するものである。
〈従来の技術〉 磁界センサを使用した電力ケーブル事故区間判別フォー
ルトロケータの事故区間判別方法は、第12図に示すよ
うに、電力ケーブル1の各ジヨイントJ2、Jユ、J、
に磁界センサ2を取付け、各電力ケーブル1め電流■の
方向は一定であるから、各電力ケーブル1に生じる磁界
の位相は同じであるが、ある区間のケーブル1に故障大
電流■よが流れると、第13図のように磁界の位相が変
化するから、この磁界の位相が変った区間を検出するこ
とにより故障点を知るものである。
従って、第11図のように、磁界センサ2によって磁界
の位相変化をキャッチし、光フアイバーケーブル3を通
じて制御室の光−電気変換ユニットにより電気信号に変
換し、判別装置4にて表示するものである。
ところで、従来の電力ケーブル事故区間判別フォールト
ロケータは、光学式の磁界センサ2を第11図に示す如
く、各ジヨイントの金属シースの内部に取付け、シース
電流の影響を少なくしていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、磁界センサを金属シースの内部に組込むと、磁
界センサに故障が起きたとき、ジヨイントを分解して磁
界センサを取替える必要があり、取替作業に手数と時間
がかかるという問題がある。
また、電力ケーブルに対する磁界センサの取付時におい
ても、上記と同様の問題が生じる。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされ
たものであり、ケーブルに対する磁界センサの取付は及
び取替えがジヨイント部分を分解することなく行なえ、
しかも他相の導体電流の影響を受けることなく、正確に
磁界の変化を検出することかできる電力ケーブル事故区
間判別装置を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 上記の問題を解決するため、この発明は、電力ケーブル
における磁界発生部分のケーブル外側に、磁界検出セン
サをケーブルに発生した磁界を検出するように配置し、
電力ケーブルに流れる地絡電流により発生する磁界の位
相が故障点を境にして正逆となることを利用して故障点
を検出するようにしたものである。
く作  用〉 電力ケーブルの各ジヨイント区分ごとに配置される磁界
センサは、電力ケーブルに生じる磁界を検出する位置に
おいて、電力ケーブルの外側に取付けられ、li!i界
センサの取付及び取替えがジヨイント部分を分解するこ
となく行なえる。
各磁界センサは共に同位相で必るが、地絡事故が起ると
事故部分を挾む隣接磁界センサの磁界の位相が変化し、
位相差を検知するごとにより、事故発生を判別するもの
である。
く実 施 例〉 以下、この発明の実施例を添付図面の第1図ないし第1
0図にもとづいて説明する。
第1図ないし第4図は、電力ケーブル1における絶縁ジ
ヨイントJの金属シース5の外側に磁界センサ2を取付
け、導体6に生じた磁界を検知する第1の例を示してい
る。
上記の磁界センサ2は、光学式磁界センサあるいはホー
ル素子を利用した磁界センサであり、光学式磁界センサ
にはBSO単結晶ファラデー効果を利用した公知のセン
サ(ファラデー素子)が用いられ、第1図のように、絶
縁ジヨイントJの接地端子7と7間の金属シース5の外
側に取付けられている。
このように、接地端子7と7間に磁界センサ2を取付け
ると、地絡事故時でも第2図の如く接地端子7と7間で
は絶縁体8によりシース電流が流れないため、磁界セン
サ2は、シース電流の影響を受けることがなく、導体電
流のみによる接線方向の磁界を確実に検知することがで
きる。
また、電力ケーブル1が複数本並列して配置されている
場合、磁界センサ2は他相の影響を受けにくくするため
、第3図の如く、ケーブル1の並列方向に対して直角方
向の位置、例えば同図において、電力ケーブル1が水平
方向に並列していると、磁界センサ2は、上部または下
部に取付けるのが好ましい。
即ち、磁界センサ2は、金属シース5の接線方向の磁界
を測定するため、その磁界感知方向Xが金属シース5の
接線方向に沿うよう取付けられる。
このため、第3図においてA相電カケーブルAのケーブ
ル並列方向の側面に磁界センサ2を取付けると、磁界セ
ンサ2にはA相電カケーブル1Aの導体電流による磁界
Aと同時に、B相電カケーブル1Bの導体電流による磁
界Bが影響し、正確な磁界検知が行なえないことになる
これに対して、磁界センサ2を電力ケーブル1Aの上部
または下部に取付けると、B相電カケーブル1Bの導体
電流による磁界Bは、A相電カケーブル1Aの金属シー
ス5に対して角度をもっことになり、直接磁界センサ2
に測定されることがなく、A相電カケーブル1Aの導体
電流による磁界Aの内、B相電カケーブル1Bの導体電
流による磁界によって影響を受ける磁界Cは極めて少な
くなる。
従って、磁界センサ2を電力ケーブル1の並列方向の位
置に取付けるよりも、並列方向と直角の方向に取付ける
方が、他相の影響を受けることが少なくなる。
上記各絶縁ジヨイントJに取付けた磁界センサ2は、第
4図のように、光フアイバーケーブル3を、通じて光−
電気変換ユニットにより電気信号に変換し、判別装置4
で隣接する二つのジヨイントの位相を比較し、逆位相と
なった場合、その二つのジヨイント間で地絡事故があっ
たと判断するものである。
次に、第5図ないし第7図は、普通端子箱の金属シース
の外側に磁界センサを取付けた第2の例であり、金属シ
ース5の一部に、シース外面に突出する筒状の取付窓1
1を設け、この取付窓11の外端部にフランジ12を周
設すると共に、この取付窓11を閉鎖するために嵌挿し
たアタッチメント13を7ランジ12に固定し、フラン
ジ12と14の重なり面間に気密用のOリング15が組
込まれている。
磁界センサ2は、前記アタッチメント13におけるキャ
ップ部分16の底壁11で、導体6に向く面と反対側の
外面に、導体6に生じる円周方向の磁界を検知するよう
に取付けられている。
上記磁界センサ2は、第7図に示す如く、電力ケーブル
1に対し、接地端子7で区切られた区間ごとに配置し、
各磁界センサ2は光フアイバーケーブル3で判別装置4
に接続し、隣接する普通端子箱間における磁界の位相を
比較判断するものである。
上記のように、アタッメント13に磁界センサ2を取付
けた場合、第6図のように、インピーダンスの大きさに
よって、金属シース5を流れる電流Iはアタッチメント
13を流れる電流Iよりはるかに大きいため、金属シー
ス電流は大半がアタッチメント13を迂回して流れ、ア
タッチメント13を流れる電流1は無視できるほど少な
く、磁界センサ2は導体電流による磁界のみを検知する
ことができる。
第8図は、前記第1の例で示した絶縁ジヨイントJと第
2の例で示した誘過端子箱の間に磁界センサ2を取付け
た場合であり、第1、第2、の両例をそのまま組合わせ
ればよい。
次に第9図ないし第10図は、複数の電力ケーブルが並
列する場合に、他相ケーブルの影響を受けないようにし
た第3の例を示している。
並列する電力ケーブルに6いて、絶縁ジョイン・トJで
区切られた金属シース5を隣接する電力ケーブルの金属
シースとクロスボンド線18によって接続することが行
なわれている。
このクロスボンド線18にも金属シースから流れる電流
によって磁界が発生するので、クロスボンド線18の近
接位置に磁界センサ2を配置し、クロスボンド線18の
磁界を検知することにより、導体電流の地絡事故を判別
することができる。
クロスボンド線18に対する磁界センサ2の配置は、一
方向の磁界のみを感知する磁界センサを、導体電流の磁
界が検知されず、クロスボンド線18による磁界のみ検
知するような位置及び方向とする。
例えば、磁界センサは、長手方向と同一方向の磁界のみ
感知し、かつその方向とクロスボンド線18による磁界
の方向が同一方向になるようにこの磁界センサを取付け
る。
また、電力ケーブル1に対して常に垂直に出ている絶縁
ジヨイントJのクロスボンド線引き出し付根部分に、電
力ケーブル1の長手方向と同一方向の磁界のみ感知し、
かつその方向とクロスボンド線による磁界の方向とが同
一となるように磁界センサ2を取付けてもよい。
この第3の例のように、クロスボンド線18のすぐそば
に磁界センサ2を設置すると、磁界検知感度が良く、し
かも、クロスボンド線18の電流による磁界と導体電流
による磁界が直交し、かつクロスボンド線18による磁
界の方向と磁界センサ2の磁界感知方向を同方向となる
よう磁界センサ2を取付けるため、導体電流の影響がな
く、クロスボンド線18の電流のみを正確に検知できる
また、この第3の例は、電力ケーブルの地絡率−故検知
だけでなく、クロスボンド線、接地線の電流測定にもそ
のまま適用できる。
く効  果〉 以上のように、この発明によると、磁界センサを電力ケ
ーブルの外部に配置し、電力ケーブルに生じる磁界を検
知して判別することにより、電力ケーブルの故障発生を
キャッチするようにしたので、磁界センサの取付及び取
替えが、ジヨイントを分解することなく行なえ、作業の
大幅な簡略化をはかることができる。
また、磁界センサを電力ケーブルの外部に取付けるため
、ジヨイント部分の絶縁特性への影響がなくなる。
さらに、電力ケーブルに対する磁界センサの取付位置を
選ぶことにより、他相の導体電流の影響が小さく、精度
の高い磁界検知が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の例を示すジヨイント部の一部
切欠正面図、第2図は同上の事故発生状態を示す説明図
、第3図は同上のケーブル並列時を示ず説明図、第4図
は磁界センサと判別装置の関係を示す説明図、第5図は
同第2の例を示す説明図、第6図は同上における電流の
関係を示す説明図、第7図は同上の磁界センサと判別S
置の関係を示す説明図、第8図は第1の例と第2の例の
組合せを示す説明図、第9図は同第3の例を示す正面図
、第10図は同側面図、第11図は従来の判別装置を示
す一部縦断正面図、第12図と第13図は同上の作用を
示す説明図である。 1・・・電力ケーブル  2・・・磁界センサ3・・・
光フアイバーケーブル  4・・・判別装置5・・・金
属シース  6・・・導体 7・・・接地端子  11・・・取付窓13・・・アタ
ッチメント  18・・・クロスボンド線第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 15  ]6 ・・21J 第7図 、?1Sl1図 第12図 第13図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電力ケーブルにおける磁界発生部分のケーブル外
    側に、磁界検出センサを発生した磁界を検出するように
    配置し、電力ケーブルに流れる地絡電流により発生する
    磁界の位相が故障点を境にして正逆となることを利用し
    て故障点を検出するようにした電力ケーブル事故区間判
    別装置。
  2. (2)磁界検出センサは、電力ケーブルにおける絶縁端
    子箱における接地端子間の金属シースの外側に取付けら
    れている特許請求の範囲第1項に記載の電力ケーブル事
    故区間判別装置。
  3. (3)電力ケーブルが複数本並列する場合、磁界センサ
    はケーブル並列方向と直角の位置に取付けられている特
    許請求の範囲第2項に記載の電力ケーブル事故区間判別
    装置。
  4. (4)磁界センサは、電力ケーブルにおける金属シース
    の一部に窓を設け、前記窓にアタッチメントを取付け、
    このアタッチメントの導体側から見て外側の面に取付け
    られている特許請求の範囲第1項に記載の電力ケーブル
    事故区間判別装置。
  5. (5)電力ケーブルの短絡電流による磁界発生部分が並
    列ケーブルの金属シースを接続するクロスボンド線であ
    り、磁界センサはクロスボンド線の長手方向と直角方向
    の磁界のみを感知し、かつ地絡電流の流れる電力ケーブ
    ルの作る磁界の影響をうけない方向をとり得る位置に配
    置されている特許請求の範囲第1項に記載の電力ケーブ
    ル事故区間判別装置。
  6. (6)磁界センサにファラデー効果を利用した光学式磁
    界センサを用いることを特徴とする特許請求の範囲第3
    項乃至第5項の何れかの項に記載の電力ケーブル事故区
    間判別装置。
  7. (7)磁界センサにホール素子を利用した磁界センサを
    用いることを特徴とする特許請求の範囲第3項乃至第5
    項の何れかの項に記載の電力ケーブル事故区間判別装置
JP20610584A 1984-10-01 1984-10-01 電力ケ−ブル事故区間判別装置 Granted JPS6183975A (ja)

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JPS6183975A true JPS6183975A (ja) 1986-04-28
JPH0535387B2 JPH0535387B2 (ja) 1993-05-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02276976A (ja) * 1989-04-18 1990-11-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 送電線等の事故点標定方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5934169A (ja) * 1982-08-19 1984-02-24 Mitsubishi Electric Corp 故障検出装置

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