JPH0422304Y2 - - Google Patents

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JPH0422304Y2
JPH0422304Y2 JP1985094092U JP9409285U JPH0422304Y2 JP H0422304 Y2 JPH0422304 Y2 JP H0422304Y2 JP 1985094092 U JP1985094092 U JP 1985094092U JP 9409285 U JP9409285 U JP 9409285U JP H0422304 Y2 JPH0422304 Y2 JP H0422304Y2
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axial
grooves
conductor
effect element
current
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JP1985094092U
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  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、光変流器に関するものである。
従来の技術 第4図に従来例を示す。すなわち、三相一括形
GIS(ガス絶縁開閉装置)のSF6ガスを密閉した円
筒容器30内に3本の導体31〜33が配設さ
れ、その容器30をシールコネクタ34を介して
光フアイバ35,36が容器30の内外に連通
し、容器30内で光フアイバ35に偏光子37が
接続され、光フアイバ36に検光子38が接続さ
れ、偏光子37と検光子38との間にフアラデ効
果素子39(両端の傾斜面で光の方向を90°偏向
している。)が接続されて、一つの導体31の近
傍に配置される。光フアイバ35,36の外端は
偏光子37側に発光部40が接続され、検光子3
8側に受光部41が接続されている。
発光部40より放射された光は、光フアイバ3
5を経て偏光子37に至り偏光される。偏光され
た光はフアラデ効果素子39を経て検光子38を
通過するが、フアラデ効果素子39を通過中光の
通過方向と同方向に磁界が働いたとき、磁界の大
きさに比例して光の偏光面が回転する。この光の
偏光面の回転角の変化を検光子38により光の明
暗に変え、光フアイバ36を経て受光部41に入
光し、受光部41で光の強度を電気信号に変換し
て計測する。フアラデ効果素子39に働く磁界の
大きさは導体31に流れる電流値に比例するた
め、光の明暗を計測により導体31の電流値を計
測することができる。
考案が解決しようとする問題点 前記光変流器は、フアラデ効果素子39を導体
31の近傍に配置しただけのものであるため、導
体31の電流による磁界以外の磁界もフアラデ効
果素子39で検出する。たとえば、計測対象外の
導体32,33を流れる電流や、相電流によつて
発生する容器30の渦電流による磁界によつて影
響を受ける。その結果、計測対象の導体31の計
測誤差を生じ、光変流器の誤差階級の低下につな
がるという欠点があつた。
これに対して、検出用導体に螺旋状部を形成
し、その中空部にフアラデ効果素子を設けて、軸
方向の磁界を検出することにより、対象外の磁界
の影響を回避するものがあつた(たとえば特開昭
58−050470号公報)が、光フアイバの引出しを考
慮すると螺旋状部の中空部にフアラデ効果素子を
挿入するのが容易でないという欠点があつた。
したがつて、この考案の目的は、軸方向の磁界
を検出できしかもフアラデ効果素子の取付けが容
易な光変流器を提供することである。
問題点を解決するための手段 この考案は、横断面W字形状の周方向通電部を
一部に有する検出用導体と、前記周方向通電部の
中心部に配設されて軸方向の磁界と同方向に光を
通過するフアラデ効果素子とを備え、前記周方向
通電部は、前記検出用導体に形成されて互いに反
対向きに開口する一対の径方向溝と、前記径方向
溝間に軸方向に連通するとともに互いに径方向の
同方向に開口する一対の軸方向溝と、前記軸方向
溝の間で前記径方向溝間に連通するとともに前記
軸方向溝と反対向きに開口する中心溝とにより前
記横断面W字形状に形成していることを特徴とす
るものである。
作 用 フアラデ効果素子は横断面W字形状の周方向通
電部の電流により生じる軸方向の磁界に応動する
ため、検出用導体の径方向と平行な方向に流れる
計測対象外の磁界の影響を受けず、精度のよい計
測ができる。しかも周方向通電部の中心溝の開口
よりフアラデ効果素子を挿入することができるの
で、フアラデ効果素子の取付けが容易にできる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。すなわち、前記導体31に対応
して円筒状をなした検出用導体1の一部に横断面
W字形状の周方向通電部1aを形成する。この横
断面W字形状の周方向通電部1aは導体1に互い
に反対向きに開口する一対の径方向溝2,3を形
成し、その溝2,3間に軸方向に連通するととも
に互いに径方向の同方向に開口する一対の軸方向
溝4,5を形成し、さらに溝4,5の間で径方向
溝2,3間に連通するとともに軸方向溝4,5と
反対向きに開口する中心溝6を形成している。こ
れらの溝2〜6により、導体1を流れる電流経路
を矢印Aのように周方向に成分をもつようにし、
その周方向の電流により中心溝6に軸方向の磁界
を生じるように構成したものである。そして、中
心溝6にフアラデ効果素子7を配置し、その光の
通過方向を導体1の軸方向にする。8は偏光子、
9は検光子、10,10′は光フアイバであり、
その他のシールコネクタ、発光部および受光部の
構成、並びに他相の導体およびGISの容器は第4
図と同様であるため、図示および説明を省略す
る。
このように構成したため、フアラデ効果素子7
を通過する光の偏光面が回転するのは導体1を流
れる周方向の電流により生じる軸方向の磁界によ
ることとなる。したがつて、軸方向に直角な径方
向の対象外の磁界の影響を受けず、精度のよい計
測ができることとなる。しかもフアラデ効果素子
7は中心溝6に取付けるので取付け容易である。
なお、この考案において、導体1はGISに適用
される場合に限らないことはいうまでもない。
考案の効果 この考案によれば、検出用導体に前記した横断
面W字形状の周方向通電部を形成し、その中心溝
にフアラデ効果素子を配置したことにより、対象
外の磁界を回避でき、精度のよい計測ができると
ともに、従来例と比較して中心溝の開口よりフア
ラデ効果素子を挿入することができるので、フア
ラデ効果素子の取付けが容易にできるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
はその断面図、第3図は平面図、第4図は従来例
の断面図である。 1……検出用導体、1a……周方向通電部、
2,3……径方向溝、4,5……軸方向溝、6…
…中心溝、7……フアラデ効果素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横断面W字形状の周方向通電部1aを一部に有
    する検出用導体1と、前記周方向通電部1aの中
    心部に配設されて軸方向の磁界と同方向に光を通
    過するフアラデ効果素子7とを備え、前記周方向
    通電部1aは、前記検出用導体1に形成されて互
    いに反対向きに開口する一対の径方向溝2,3
    と、前記径方向溝2,3間に軸方向に連通すると
    ともに互いに径方向の同方向に開口する一対の軸
    方向溝4,5と、前記軸方向溝4,5の間で前記
    径方向溝2,3間に連通するとともに前記軸方向
    溝4,5と反対向きに開口する中心溝6とにより
    前記横断面W字形状に形成していることを特徴と
    する光変流器。
JP1985094092U 1985-06-20 1985-06-20 Expired JPH0422304Y2 (ja)

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JPS623077U JPS623077U (ja) 1987-01-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850470A (ja) * 1981-09-19 1983-03-24 Mitsubishi Electric Corp 電流測定装置

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