JPS6182738A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPS6182738A JPS6182738A JP20300484A JP20300484A JPS6182738A JP S6182738 A JPS6182738 A JP S6182738A JP 20300484 A JP20300484 A JP 20300484A JP 20300484 A JP20300484 A JP 20300484A JP S6182738 A JPS6182738 A JP S6182738A
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- Japan
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- wave signal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
C産業上の利用分野コ
本発明は超音波診断装置、特に生体内から選択された特
定の診断部位を、必要に応じて異なるデータ処理の施さ
れた他種類の画像として切換表示することのできる改良
された超音波診断装置に関する。
定の診断部位を、必要に応じて異なるデータ処理の施さ
れた他種類の画像として切換表示することのできる改良
された超音波診断装置に関する。
[従来技術]
医療分野において、超音波を用いて診断を行う超音波診
断装置が取扱いの容易さ及び生体に対する安全性の高い
ことから、広く用いられている。
断装置が取扱いの容易さ及び生体に対する安全性の高い
ことから、広く用いられている。
通常、超音波診断装置は、生体の各臓器における形態的
あるいは動態的状況を平面的に画像表示する構成からな
り、第1図には、この種の超音波診断装置の概略構成が
示されている。
あるいは動態的状況を平面的に画像表示する構成からな
り、第1図には、この種の超音波診断装置の概略構成が
示されている。
図に、おいて、被検体の皮膚面に当接されて所望の診断
部位に超音波の送受波を行う探触子10には送受信部1
2が接続され、超音波の送受信を制御するとともに表示
用データ処理を行い、前記送受信部12に接続されてい
るデジタル・スキャン・コンバータ(以下DSCと記す
)部14にて所望のデータ処理を行い、この結果、得ら
れた表示信号に基づいて表示部16において診断部位の
画像表示が行われる。従って、この種の従来装置におい
ては、被検体内の所望の診断部位における形態・動態画
像を観察するため極めて有益であり、多くの診断情報を
得ることができた。
部位に超音波の送受波を行う探触子10には送受信部1
2が接続され、超音波の送受信を制御するとともに表示
用データ処理を行い、前記送受信部12に接続されてい
るデジタル・スキャン・コンバータ(以下DSCと記す
)部14にて所望のデータ処理を行い、この結果、得ら
れた表示信号に基づいて表示部16において診断部位の
画像表示が行われる。従って、この種の従来装置におい
ては、被検体内の所望の診断部位における形態・動態画
像を観察するため極めて有益であり、多くの診断情報を
得ることができた。
しかしながら、近年において、超音波受信信号内には前
述した形態・動態情報のみならず、各種の良質な診断情
報が含まれていることが明らかとなり、このような多種
類の情報を用いることにより、体内の組織を正確に識別
できるいわゆる組織診断が可能となることが確認され、
このような組織診断用の各種データ処理が個別に提案さ
れている。一般的な組織診断としては、患部組織の性質
あるいは病巣の進行状況等を含み、また体内の動きのあ
る臓器における速度情報なども含まれている。
述した形態・動態情報のみならず、各種の良質な診断情
報が含まれていることが明らかとなり、このような多種
類の情報を用いることにより、体内の組織を正確に識別
できるいわゆる組織診断が可能となることが確認され、
このような組織診断用の各種データ処理が個別に提案さ
れている。一般的な組織診断としては、患部組織の性質
あるいは病巣の進行状況等を含み、また体内の動きのあ
る臓器における速度情報なども含まれている。
しかしながら、前述した従来の超音波診断装置において
は、その機能が形態的・動態的状況の平面画像表示にあ
るため、探触子から得られた受信信号に所望のデータ処
理を施す際に、他の組織診断に必要な重要な情報を滅失
してしまうという欠点があり、このため、1台の超音波
診断装置によっては、通常の形態状況と他のデータ処理
が施された組織診断等を、同時にあるいは切り換えてほ
ぼ実時間で比較対照しながら観察することができないと
いう問題があった。
は、その機能が形態的・動態的状況の平面画像表示にあ
るため、探触子から得られた受信信号に所望のデータ処
理を施す際に、他の組織診断に必要な重要な情報を滅失
してしまうという欠点があり、このため、1台の超音波
診断装置によっては、通常の形態状況と他のデータ処理
が施された組織診断等を、同時にあるいは切り換えてほ
ぼ実時間で比較対照しながら観察することができないと
いう問題があった。
すなわち、第1図の従来装置においては、周知のように
、超音波の距離に応じた減衰特性を補償するために、各
種のデータ処理、通常の場合1n引間での受信回路にお
ける利得制御が行われ、この利得制御は表示画像上での
近距離と遠距離との表示を一様にあるいは特定の部位の
みの表示を明瞭にするための非線形増幅処理いわゆるS
TC処理が行われており、これによって、遠距離からの
受信信号も明瞭に画像表示し、あるいは特定の深度での
信号を強調して表示することができる。このため、形態
的・動態的状況の画像表示としては極めて好ましいもの
となるが、この反面において、前述した非線形増幅によ
り組織診断等に有用な他の情報が滅失されることが避は
得なかった。
、超音波の距離に応じた減衰特性を補償するために、各
種のデータ処理、通常の場合1n引間での受信回路にお
ける利得制御が行われ、この利得制御は表示画像上での
近距離と遠距離との表示を一様にあるいは特定の部位の
みの表示を明瞭にするための非線形増幅処理いわゆるS
TC処理が行われており、これによって、遠距離からの
受信信号も明瞭に画像表示し、あるいは特定の深度での
信号を強調して表示することができる。このため、形態
的・動態的状況の画像表示としては極めて好ましいもの
となるが、この反面において、前述した非線形増幅によ
り組織診断等に有用な他の情報が滅失されることが避は
得なかった。
また、従来装置においては、前述したDSC部において
、デジタル変換のためのサンプリング処理が行われるが
、このときのサンプリング周波数には実時間での表示速
度との関係から種々の制約があり、このときのデータ変
換時においても、前述したSTC処理と同様に、多くの
情報が滅失されるのが実情であった。
、デジタル変換のためのサンプリング処理が行われるが
、このときのサンプリング周波数には実時間での表示速
度との関係から種々の制約があり、このときのデータ変
換時においても、前述したSTC処理と同様に、多くの
情報が滅失されるのが実情であった。
従って、従来装置においては、形態的・動態的状況の平
面画像の表示及び組織診断のための画像表示がそれぞれ
個別には実現していたにもかかわらず、これら各種の画
像表示用にそれぞれ別個の装置を必要とし、また組織診
断のための十分な画像が得られず、各画像表示を有機的
に結合して良質な診断を行う基礎データとして用いるこ
とができないという欠点があった。
面画像の表示及び組織診断のための画像表示がそれぞれ
個別には実現していたにもかかわらず、これら各種の画
像表示用にそれぞれ別個の装置を必要とし、また組織診
断のための十分な画像が得られず、各画像表示を有機的
に結合して良質な診断を行う基礎データとして用いるこ
とができないという欠点があった。
[発明の目的]
本発明は前記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、選択された特定の診断部位の探触子受信波信
号をそのまま収集し、これを処理して組m診断可能な画
像として表示することができる超音波診断装置を提供す
ることにある。
の目的は、選択された特定の診断部位の探触子受信波信
号をそのまま収集し、これを処理して組m診断可能な画
像として表示することができる超音波診断装置を提供す
ることにある。
[発明の構成]
前記目的を達成するために、本発明は、超音波診断装置
において、探触子受信波信号を未処理データとして収集
記録する受信波信号収集系と、収集された未処理データ
に所望のデータ処理を施す演算処理系とを設け、前記受
信波収集系には探触 ゛子受信波信号を忠実に増幅
する増幅部と、該増幅された出力信号をデジタル化する
A/D変換部と、該A/D変換部により変換された未処
理デジタルデータを記録するデジタルメモリ部とを含み
、該演算処理系には演算処理する領域の位置設定を行う
位置制御部と、設定された領域の未処理データを演算処
理する演算処理部とを含み、通常の画像表示とは別に受
信波信号をデータ処理することなく忠実に収集記録して
、任意の演算処理を可能とすることを特徴とする。
において、探触子受信波信号を未処理データとして収集
記録する受信波信号収集系と、収集された未処理データ
に所望のデータ処理を施す演算処理系とを設け、前記受
信波収集系には探触 ゛子受信波信号を忠実に増幅
する増幅部と、該増幅された出力信号をデジタル化する
A/D変換部と、該A/D変換部により変換された未処
理デジタルデータを記録するデジタルメモリ部とを含み
、該演算処理系には演算処理する領域の位置設定を行う
位置制御部と、設定された領域の未処理データを演算処
理する演算処理部とを含み、通常の画像表示とは別に受
信波信号をデータ処理することなく忠実に収集記録して
、任意の演算処理を可能とすることを特徴とする。
また超音波診断8置において、表示画像上に特定部位を
選択する領域カーソルを表示し、前記位置制御部によっ
て領域カーソルの大きさを自由に変換可能なことを特徴
とする。
選択する領域カーソルを表示し、前記位置制御部によっ
て領域カーソルの大きさを自由に変換可能なことを特徴
とする。
[実施例コ
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する。
第2図には、本発明に係る超音波診断装置の概略構成図
が示され、第1図の従来装置と同一構成系を基本回路系
Aとし、間一部材には同一符号を付して説明を省略する
。
が示され、第1図の従来装置と同一構成系を基本回路系
Aとし、間一部材には同一符号を付して説明を省略する
。
本発明において特徴的なことは、超音波診断装置におい
て、選択された診断部位の探触子受信波信号をデータ処
理することなく、そのまま収集記録する受信波信号収集
系Bを設けたことであり、該受信波信号収集系Bは、前
記探触子1Q1.:接続され、その受信波信号を収集記
録するために増幅部18、A/D変換部20、デジタル
メモリ部22から構成されている。
て、選択された診断部位の探触子受信波信号をデータ処
理することなく、そのまま収集記録する受信波信号収集
系Bを設けたことであり、該受信波信号収集系Bは、前
記探触子1Q1.:接続され、その受信波信号を収集記
録するために増幅部18、A/D変換部20、デジタル
メモリ部22から構成されている。
前記増幅部18は、実施例において、既知の利得の多段
線形増幅器を使用しており、この増幅部18にて探触子
受信波信号が飽和しない最大利1qで増幅ぎれる。そし
て、この利得もそれ自体Bモード、その他の画像表示に
おける距離に対応するデータとして前述の増幅された探
触子受信波信号とともにデジタルメモリ部22に記録さ
れる。また、前記増幅部18には、A/D変換部20が
接続されており、増幅された受信波信号をデジタル変換
しデジタルデータとした後、該A/D変換部20に接続
されたデジタルメモリ部22によって未処理データとし
て記録される。
線形増幅器を使用しており、この増幅部18にて探触子
受信波信号が飽和しない最大利1qで増幅ぎれる。そし
て、この利得もそれ自体Bモード、その他の画像表示に
おける距離に対応するデータとして前述の増幅された探
触子受信波信号とともにデジタルメモリ部22に記録さ
れる。また、前記増幅部18には、A/D変換部20が
接続されており、増幅された受信波信号をデジタル変換
しデジタルデータとした後、該A/D変換部20に接続
されたデジタルメモリ部22によって未処理データとし
て記録される。
従って、本発明によれば、受信波信号収集系Bにて所定
の診断部位の探触子受信波信号がSTC処理あるいはD
SC処理等によるデータ処理を受けない状態で取り込ま
れ、受信波信号に含まれている各種情報をそのまま保持
した未処理データ信号が得られる。
の診断部位の探触子受信波信号がSTC処理あるいはD
SC処理等によるデータ処理を受けない状態で取り込ま
れ、受信波信号に含まれている各種情報をそのまま保持
した未処理データ信号が得られる。
従って、この受信波信号収集系Bにて記録された信号を
用いれば所望のデータ処理により任意の画像表示信号の
生成が可能となる。次に、受信波信号収集系Bによって
記録された収集データを任意に処理して所望のデータ処
理を行うための演算処理系Cを説明する。この・演算処
理系Cは演算処理部24と位置制御部26によって構成
されており、演算処理部24はデータバスにより前記デ
ジタルメモリ部22と接続され、デジタルメモリ部22
から読み出された未処理データが選択された診断部位の
データとして所望のデータ処理、実施例においては組織
診断可能な精密演算に供される。
用いれば所望のデータ処理により任意の画像表示信号の
生成が可能となる。次に、受信波信号収集系Bによって
記録された収集データを任意に処理して所望のデータ処
理を行うための演算処理系Cを説明する。この・演算処
理系Cは演算処理部24と位置制御部26によって構成
されており、演算処理部24はデータバスにより前記デ
ジタルメモリ部22と接続され、デジタルメモリ部22
から読み出された未処理データが選択された診断部位の
データとして所望のデータ処理、実施例においては組織
診断可能な精密演算に供される。
そして、演算処理部24により演算処理されたデータは
データバスにより前記DSC部14に供給されて画像表
示のための処理が行われる。
データバスにより前記DSC部14に供給されて画像表
示のための処理が行われる。
また、位置制御部26は、前記表石部16に接続され、
基本回路系Aによる表示画像(以下基本画像と記す)を
観察しながら、詳しい診断を必要とする診断部位の選択
及び位置設定を行う。
基本回路系Aによる表示画像(以下基本画像と記す)を
観察しながら、詳しい診断を必要とする診断部位の選択
及び位置設定を行う。
本発明において、前述した診断部位の選択は画面上に表
示した領域カーソルによって行い、実施例においては、
ジョイスティックによって画面上の領域カーソルを移動
させながら位置設定操作が行われている。
示した領域カーソルによって行い、実施例においては、
ジョイスティックによって画面上の領域カーソルを移動
させながら位置設定操作が行われている。
第3図には、受信波信号収集系Bでの記録領域を指定す
るための領域カーソルの表示部16上での具体的な表示
方法の説明が示されており、領域カーソルは、図の破線
100に示されるように、2方向に変化し、診断部位の
形状に対応して第3図a、b、c、dのように選択可能
となっている。
るための領域カーソルの表示部16上での具体的な表示
方法の説明が示されており、領域カーソルは、図の破線
100に示されるように、2方向に変化し、診断部位の
形状に対応して第3図a、b、c、dのように選択可能
となっている。
この領域カーソルにて選択された診断部位は、前述した
ように、基本画像上にて選択部位を示すとともに、一方
において、位置制御部26によって位置制御信号に変換
され、受信波信号・収集系Bに取り込まれる探触子10
からの超音波受信波信号の取込み領域を定めるとともに
、このときの演n処理部24の演算情報としても用いら
れ、このため、前述した位置制御信号は演算処理部24
に供給されるとともに、該演算処理部24から制御部3
0に供給されている。
ように、基本画像上にて選択部位を示すとともに、一方
において、位置制御部26によって位置制御信号に変換
され、受信波信号・収集系Bに取り込まれる探触子10
からの超音波受信波信号の取込み領域を定めるとともに
、このときの演n処理部24の演算情報としても用いら
れ、このため、前述した位置制御信号は演算処理部24
に供給されるとともに、該演算処理部24から制御部3
0に供給されている。
すなわら、制御部30は送受信部12へ前述したカーソ
ルにて選択された領域と対応する制御信号な供給するこ
とによって、探触子10による超音波送波領域を前記カ
ーソル領域と対応させて設定する制叩を行い、本発明に
おける探触子10から未処理受信信号を受信波信号収集
系Bに取り込む際には、表示部16での基本画像の表示
をフリーズすることによって停止し、その基本画像及び
選択されたカーソル領域100を1枚の静止画面上に示
すとともに、次の探触子走査においては、前述した制御
部30の位置制御信号に基づく送受信部12の制御によ
って、前述した選択された領域への超音波送受波が制御
される。従って、このような本実施例の方式によれば、
表示部16では、基本画像を静止画像として表示し、ま
たその他のデータ処理に必要な領域はカーソル領域とし
て表示しながら、次の探触子10の走査領域を前記カー
ソルにて指定された領域内に限定して走査制御し、これ
によって、容易に未処理の受信信号を受信波信号収集系
Bに取り込むことが可能となる。
ルにて選択された領域と対応する制御信号な供給するこ
とによって、探触子10による超音波送波領域を前記カ
ーソル領域と対応させて設定する制叩を行い、本発明に
おける探触子10から未処理受信信号を受信波信号収集
系Bに取り込む際には、表示部16での基本画像の表示
をフリーズすることによって停止し、その基本画像及び
選択されたカーソル領域100を1枚の静止画面上に示
すとともに、次の探触子走査においては、前述した制御
部30の位置制御信号に基づく送受信部12の制御によ
って、前述した選択された領域への超音波送受波が制御
される。従って、このような本実施例の方式によれば、
表示部16では、基本画像を静止画像として表示し、ま
たその他のデータ処理に必要な領域はカーソル領域とし
て表示しながら、次の探触子10の走査領域を前記カー
ソルにて指定された領域内に限定して走査制御し、これ
によって、容易に未処理の受信信号を受信波信号収集系
Bに取り込むことが可能となる。
もちろん、本発明において、前述したカーソル領域指定
は基本画像全域内の任意に選択され、このことは基本画
像全域をそのまま指定することも含むものである。
は基本画像全域内の任意に選択され、このことは基本画
像全域をそのまま指定することも含むものである。
図において、更に種々の処理データを外部に記憶させ保
存するため、例えば磁気テープ、70ツビデイスク等を
用いた外部記憶部28が演算処理部24に接続され、演
算処理部24内で選択された特定の診断部位の未処理デ
ータを所望のデータ処理を行って処理データとした後、
数に限定なく記録することができる。また、前述したD
SC部14と演算処理部24とはデータバスで連結され
ているので、基本回路系A、特にDSC部14内の基本
画像データも同時に外部記録部28に記録することがで
きる。
存するため、例えば磁気テープ、70ツビデイスク等を
用いた外部記憶部28が演算処理部24に接続され、演
算処理部24内で選択された特定の診断部位の未処理デ
ータを所望のデータ処理を行って処理データとした後、
数に限定なく記録することができる。また、前述したD
SC部14と演算処理部24とはデータバスで連結され
ているので、基本回路系A、特にDSC部14内の基本
画像データも同時に外部記録部28に記録することがで
きる。
本実施例は以上のような構成からなり、以下にそのBモ
ード上での作用を説明する。
ード上での作用を説明する。
基本回路系Aにより得られた基本画像は、例えば、第3
図に示されるように表示されており、斜線で示す特定部
位200が領域カーソル100によって図のように選択
される。このように選択された領域の位置情報は前述し
たように制御部30により処理され、送受波される超音
波の距離と方位方向の位置設定が行われた後、探触子受
信波信号の取込みが開始される。従って、受信波信号収
集系Bへ送られる受信波信号は#A域カーソル内のデー
タとなり、この領域カーソル内のデータは受信波信号収
集系Bによって線形増幅された後にデジタル変換され、
未処理データとして記録される。
図に示されるように表示されており、斜線で示す特定部
位200が領域カーソル100によって図のように選択
される。このように選択された領域の位置情報は前述し
たように制御部30により処理され、送受波される超音
波の距離と方位方向の位置設定が行われた後、探触子受
信波信号の取込みが開始される。従って、受信波信号収
集系Bへ送られる受信波信号は#A域カーソル内のデー
タとなり、この領域カーソル内のデータは受信波信号収
集系Bによって線形増幅された後にデジタル変換され、
未処理データとして記録される。
このようにして、領域カーソルにて選択された特定部位
200の未処理データは演算処理系Cにより基本回路系
へと異なるデータ処理の演算処理がなされ、DSC部1
4へ送られて表示部16へへ画像表示される。
200の未処理データは演算処理系Cにより基本回路系
へと異なるデータ処理の演算処理がなされ、DSC部1
4へ送られて表示部16へへ画像表示される。
従って、特定部位200の全ての情報が詳細に取り込ま
れ、8丁C処理等による変形がなく、特定部位のそのま
まの情報となる。この結果、例えば胆嚢の特定部位20
0が砂状の石であるか、あるいは腫瘍であるかとの区別
を行う組織診断が可能となる。
れ、8丁C処理等による変形がなく、特定部位のそのま
まの情報となる。この結果、例えば胆嚢の特定部位20
0が砂状の石であるか、あるいは腫瘍であるかとの区別
を行う組織診断が可能となる。
また、このようにして得られた基本画像のデータと領域
カーソル内の所望のデータ処理が施されたデータは外部
記録部に記録することもでき、後の多種類の画像と再生
することが可能となり、被検体の異常の検出、病気の確
定診断に有意義である。
カーソル内の所望のデータ処理が施されたデータは外部
記録部に記録することもでき、後の多種類の画像と再生
することが可能となり、被検体の異常の検出、病気の確
定診断に有意義である。
[発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、超音波診断装置
において受信波信号収集系を設けたので、領域カーソル
で選択した特定部位の受信波信号を基本回路系でデータ
処理された表示データと別にほとんど処理が施されない
状態で収集することができ、この未処理データに所望の
データ処理を施すことにより、生体内の組織の性質や病
巣の進行状態を判定することが容易となり、組織診断に
寄与するところが大となる。
において受信波信号収集系を設けたので、領域カーソル
で選択した特定部位の受信波信号を基本回路系でデータ
処理された表示データと別にほとんど処理が施されない
状態で収集することができ、この未処理データに所望の
データ処理を施すことにより、生体内の組織の性質や病
巣の進行状態を判定することが容易となり、組織診断に
寄与するところが大となる。
また、データ処理の施された多種類の情報を記録させて
保存することができるので、後に適宜画像表示させ、病
気の診断・治療の情報として用いることができる。
保存することができるので、後に適宜画像表示させ、病
気の診断・治療の情報として用いることができる。
第1図は従来の超音波診断装置の説明図、第2図は本発
明の実施例による超音波診断装置の説明図、 第3図は領域カーソル表示の具体的な説明図である。 10 ・・・ 探触子 12 ・・・ 送受信部 14 ・・・ 080部 16 ・・・ 表示部 18 ・・・ 増幅部 20 ・・・ A/D変換部 22 ・・・ デジタルメモリ部 24 ・・・ 演算処理部 26 ・・・ 位置制御!IIgA A ・・・ 基本回路系 B ・・・ 受信波信号収集系 C・・・ 演算処理系 100 ・・・ 領域カーソル。
明の実施例による超音波診断装置の説明図、 第3図は領域カーソル表示の具体的な説明図である。 10 ・・・ 探触子 12 ・・・ 送受信部 14 ・・・ 080部 16 ・・・ 表示部 18 ・・・ 増幅部 20 ・・・ A/D変換部 22 ・・・ デジタルメモリ部 24 ・・・ 演算処理部 26 ・・・ 位置制御!IIgA A ・・・ 基本回路系 B ・・・ 受信波信号収集系 C・・・ 演算処理系 100 ・・・ 領域カーソル。
Claims (2)
- (1)被検体に向けて超音波の送受波を行う探触子と、
超音波送受信を制御するとともに所望の表示用データ処
理を行う送受信部と、受信データを画像処理するデジタ
ル・スキャン・コンバータ部と、所望の診断部位を画像
表示する表示部とを含む超音波診断装置において、探触
子受信波信号を未処理データとして収集記録する受信波
信号収集系と、収集された未処理データに所望のデータ
処理を施す演算処理系とを設け、前記受信波信号収集系
には探触子受信波信号を忠実に増幅する増幅部と、該増
幅された出力信号をデジタル化するA/D変換部と、該
A/D変換部により変換された未処理デジタルデータを
記録するデジタルメモリ部とを含み、前記演算処理系に
は演算処理する領域の位置設定を行う位置制御部と、設
定された領域の未処理データを演算処理する演算処理部
とを含み、通常の画像表示とは別に受信波信号をデータ
処理することなく忠実に収集記録して所望の演算処理を
可能とすることを特徴とする超音波診断装置。 - (2)特許請求の範囲(1)記載の装置において、表示
画面上に特定部位を選択する領域カーソルを表示し、前
記位置制御部によつて領域カーソルの大きさを自由に変
換可能なことを特徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20300484A JPS6182738A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20300484A JPS6182738A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6182738A true JPS6182738A (ja) | 1986-04-26 |
Family
ID=16466735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20300484A Pending JPS6182738A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6182738A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6462138A (en) * | 1987-09-03 | 1989-03-08 | Olympus Optical Co | Ultrasonic diagnostic apparatus |
JP2008130650A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Isao Yoshida | プリント基板の切断機 |
Citations (3)
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JPS581410B2 (ja) * | 1973-04-26 | 1983-01-11 | アグフア ゲヴエルト エヌ ヴイ | シヤシンハロゲンカギンニユウザイノ セイホウ |
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1984
- 1984-09-29 JP JP20300484A patent/JPS6182738A/ja active Pending
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