JPS6182643A - 回転陽極型x線管 - Google Patents

回転陽極型x線管

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JPS6182643A
JPS6182643A JP59204809A JP20480984A JPS6182643A JP S6182643 A JPS6182643 A JP S6182643A JP 59204809 A JP59204809 A JP 59204809A JP 20480984 A JP20480984 A JP 20480984A JP S6182643 A JPS6182643 A JP S6182643A
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JP
Japan
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target
ray tube
tube according
shaft
rotating
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JP59204809A
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Inventor
Katsuhiro Ono
勝弘 小野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • H01J35/04Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
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    • H01J35/10Rotary anodes; Arrangements for rotating anodes; Cooling rotary anodes
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    • H01J35/1024Rolling bearings
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    • H01J35/101Arrangements for rotating anodes, e.g. supporting means, means for greasing, means for sealing the axle or means for shielding or protecting the driving
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    • H01J2235/10Drive means for anode (target) substrate
    • H01J2235/1093Measures for preventing vibration
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    • H01J2235/1225Cooling characterised by method
    • H01J2235/1262Circulating fluids
    • H01J2235/1266Circulating fluids flow being via moving conduit or shaft

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は1回転陽極型X線管に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般にX線管は1例えばX線診断として医療用に利用さ
れているが、胃の検診などの場合には、従来第3図に示
すよう72:X線管が用いられている。このX線管は、
いわゆる回転陽極型といわれるもので、外囲器1の一方
に陰極!が配役され、熱電千金放出する陰極フィラメン
ト及び集束電極を内蔵したカップ3が偏心して設けられ
ている。又、外囲器lの中央付近には、陰極ヱに対向し
て略傘状の陽極ターゲット4が配設されている。この陽
極ターゲット4は、上記陰極lとの間に高電位差を設け
、陰極フィラメントから放出された電子tm速して衝突
させ。
制動輻射によってX線を発生させるとともに。
その際に発生する多量の熱を貯蔵および放熱するための
ものであり、熱発生面積全実効的に広げるために高速度
で回転できるよりKなっている。このよりな陽極ターゲ
ット4は支持柱5t−介して有蓋円筒状ローター61C
連結されている。
このローター6は、外囲器1外に配設されたステータ7
が発生する回転磁界を受けて回転力を生じるもので、ス
テータ7と共に誘導型8@l1機を形成している。尚、
支持柱5とローター6は一体になっている。ローター6
の内側には、軸心に沿って回転軸8が配設され、この回
転軸8の一端はねじ等(図示せず)lCよリローター6
VC固着されている。この回転軸6と前記ロータ−6と
の間には有底筒状の固定子9が同軸的に配設され、一端
が封着リング10.ll金介して上記外囲器IVC,固
定されている。尚、この固定子9は一部が管外に露出し
ており、X線管全不全外g[sK支持固定する役目も果
している。そして固定子9と上記回転軸8との間には、
ベアリング12.13が介在配設され1回転軸8が自由
に回転するようrcなっている。さて、動作時には陰極
フィラメントから放出された電子がターゲット4に到達
した時のパワーは、陽橋電王50kV、 tfi29m
人の場合、1kWK達するOこのパワーの99%以上が
熱に変換されるので。
ターゲット4は外部への熱輻射と他の部分への熱伝導を
伴いながら高温度に加熱される。熱輻射は温度の4乗に
比例して増加するので、高温になると放熱が大きく増加
し、短時間で熱平衡に達する。例えば前記の条件では5
分後に1100℃で平衡する。一方、熱伝導による熱の
伝達は、伝導媒本の曲端が点的にフリーの場合には、長
時間かかつて徐々に端部が高温とlる。そしてターゲッ
ト4の熱はローター6、回転軸8に伝えられ、これらを
高層にする。ローター6が高温になれば、前述したよう
に熱輻射が増加して熱的に平衡に達する。上記した条件
では、支持柱5上の0点は通電開始後約15分で800
℃、ローター6の0点では通電開始後30分で550”
C,ベアリング13の近傍00点では通電開始後約50
分で400℃で熱平衡に達する。ベアリング13の熱伝
導が悪化すれば、0点の温度は0点と同一となり、55
0℃にも達することになる。ベアリング12.13中の
ボールの回転状況rcよっては熱膨張により外輪、P1
13輪とのクリアランスが不良となり、上記の不都合が
発生することとなる。又、ベアリング12.13が50
0℃以上にもなれば、ボールの硬度低下をきたし1回転
停止等の管球破損が発生することICする。
又、熱入力時には陽極ターゲット4の温度は800〜1
200℃に保たれるので、陽極ターゲット4からの輻射
熱は陽極ターゲット40表面ff、表面の輻射率、形状
ファクターによって異なるが1通常は2〜4KWKなる
。しかるに陽極ターゲット4の温度が低下すると、絶対
ユ変の4乗に比例して大幅に輻射熱が減少するので。
十分、冷却するには極めて長い時間を要する。
一方、この問題全解決する方法として、流体冷媒(例え
ば水)t−陽極ターゲットに流して陽極ターゲットの温
度を低くする方法を採用して回転陽堀型X線管は、例え
ば米国特許明細書2.926,269等により公知であ
る。
こルらの構造では、ターゲット40回転は。
ターゲット4に直結したシャフトにブーIJ −4−設
け、このプーリーヲベルト等によって4駆動させていた
ため1回転速度が低い場合に限られていた。又、バラン
スがうまく取れず、振動、騒音が極めて大きかった。
〔背景技術の問題点〕
ところで上記のような従来のX線管には1次のような欠
点がある0即ち、上述のようにベアリング12.13の
円輪は高〆凪度になり易いが。
外輪は低温となっており、この点の温度は60℃から5
50℃の間で、ベアリング12.13中のボールの回転
状況によって変化する。ボールの温度が高くなると、ボ
ールと円輪及び外輪とのクリアランスが不足するだけで
すく、これらの間に存在する潤滑材が蒸発してしまい、
ベアリ′ング12.13が破損する場合がある。これら
の理由により回転停止事故が多発し易い欠点がある。こ
の防止のためにターゲット4の黒化度の増大、ローター
6の表面の黒化度の増大。
ターゲット4とローター6の間に熱遮蔽板の設置等が考
えられているが、これらの効果は比較的少すく、ターゲ
ット4への入力パワーを過少にしているのが実状である
又、入力時には、上記電子銃3から放射された熱電子が
高電圧で加速されて陽極ターゲット4に入射する部位(
以後、電子入射面と云う)の許容される温度は、陽極タ
ーゲット4がタングステンでできている場合、再結晶を
抑制するために2800°C以下に保たなければならな
い。
上記のように、陽極ターゲット4の全体の温度が800
〜1200℃まで上昇するので、陽極−ターゲット4上
で上記の電子によって圓熱されるリング状の部分(以後
、電子入射軌道面と云う)の温度が1200〜1500
℃に達するのが普通である。従って、電子の入射によっ
て許容される電子入射面の温度上昇の最高値ΔTは13
00〜l 600degがリミッ)とZIJ、可能な入
力電子線パワー、従ってX線出力量はΔTに比例するた
め小さな値に制限される。特に、電子入射面、従ってX
線焦点が小さい場合には顕著である。
又、上記のよう1cls極ターゲツト4からの輻射パワ
ーは、ターゲット温度が低下すると絶対温度の4乗に比
例して低下する友め、陽極ターゲット4の温度低下の速
以が楓めて遅くなり。
陽極ターゲット4が十分低い温度になるためには、極め
て長い時間、放置する必要がある。
一方、米国特許明細書第2,926,269号の公知例
の場合には、ターゲラ)1一回転駆動するために、シャ
フトに直結したプーリーによりベルト等を介して回転さ
せる構造となっており。
回転速度が低い値に制限され、十分大きな尖頭入力に耐
えるためには、ターゲット直径を例えば25cWLのよ
うに極めて大きくする必要があった。回転時には振動、
騒音が高い値を示し、又。
大形となることから医療用X線管としては使用できない
欠点があった。
〔発明の目的〕 この発明の目的は、陽極ターゲットを回転自在に支持す
るシャフト内を通過して流入流出する九本冷媒を陽橋タ
ーゲット内VC導き、陽極ターゲットの熱を効率よく外
部に取去って、陽極ターゲットの冷却率を大きな状態に
保つと共に。
陽極ターゲット温度を常時低い盆度lC保ち、可能な入
力電子線パワー、従ってX線出力it増大させること、
及び陽極ターゲットに機械的に直結したシャフトに誘導
モーターのローターを機械的に直結し、このローターと
上記ターゲットとをそれぞれ真空シールの外側と内側に
置き。
ターゲット及びローターの両方で回転バランスを取るこ
とにより、高速回転の小形軽量の超大冷却率、大人力の
回転陽極型X線管を提供することである。
〔発明の概要〕
この発明は、磁性流体を使用した真空シール軸受等によ
って管容器を真空内部分と真空外部分とに分離し、当該
真空シール軸受の内部に貫通した筒状の7ヤフ)t−設
け、このシャフトの真空外部分の一端から流体冷媒kR
,人流出させ。
上記シャフトの真空内の他端にはX線発生用のターゲッ
トが取付けてあり、上記シャフトの真空外部分に誘導モ
ーターの回転子が取付けられており、この回転子は回転
時の重心が上記磁気シール内のベアリングの中間位置と
概略一致する位置に取付けて回転特性の維持を計り、こ
の回転子及びターゲットは回転バランス修正13を有し
ているため、高精度のバランス1所正が可能で、低振動
、低、1騒音にして超大冷却率、大入力の回転陽極型X
線管である。
〔発明の実施例〕
この発明の回転陽極型X線管は第1因に示すようVC構
成され、従来例(第3図)と同一箇所は同一符号を付す
ことにする。
即ち、ハクジングユは金属製にしてアース電位に保たれ
ており、真空容器101を溝底している。この真空容器
101内には、陰極1が配設サレ、絶縁物102f介し
てハウジング1に固定されている。そしてハウソング1
は中央部横木103と、11E王供給部104と、軸受
部105とからなっており−これらは0−リング106
.107t−介してそれぞれ真空的に接続されている。
上記軸受部105には、ベアリング108,109f介
してシャフトハクソング110が取付けられている。又
、軸受部105の内部には、伯方同1c磁化し次磁石1
1ノが取付けてあり、その両端部には磁極112゜11
3がO−リング114,115を介して軸受部105に
取付けられている。上記磁極112.113とシャフト
ハウジング110の間には。
磁性流体116が塗付してあり、シャフトハウジング1
10と磁極112.113の間で真空シールした状態で
回転自在となっている。シャフトハウジング110は中
空部117を介してシャフト118に固定されており、
中空部117は真空状態であり、シャフトの熱が上記磁
性流体116VC伝わり難くなっている。シャフトハウ
ジング110の内筒の先端部には割込みがあり、ナツト
119によって締付けられる!りVCなっている。シャ
フトハウジング110の後端部には、O−リング119
を締付はナツト120で密着させており、シャフトハウ
ジング110とシャフト11gとの真空シールの働きを
している。
上記シャフト118は熱伝導率が大きい絶縁物でできて
おり、その大気主側の一端は周状に開口し、真空側の一
端つまりターゲット支持部118−aは閉口されている
。そして、このターゲット支持部118−aKは、ター
ゲット4が同軸的に取付けられている。シャフトZ I
llのターゲット支持部1111−aの内部には、冷媒
だめ11&−bがあり、この冷媒だめ118−bの冷媒
によってシャフト118のターゲット支持部11g−a
1&:=従ってターゲット4を冷却する。冷媒として例
えば水のように導電性のものを使用した場合でも、この
冷媒とターゲット4とは電気的に絶縁されており、ター
ゲット4t−冷媒とは別の任意の電位に保つことができ
る。ターゲット4とターゲット支持部118−aとは、
適当な弾性ベラキン(図示せず)を介してナツト121
で圧着しても良いし、あるいはホットプレス等vcより
固着しても良い。絶縁物でできたターゲット支持部11
8− aの表面には導電体122が固着されており1回
転中心部には硬質の金属例えば5KH9かうなる突起部
を設け、これに接触子123の一部を接触させてターゲ
ット4に電位を与え陽極電眞路としている◇上記接触子
123は絶縁筒124を介してハウジングlの電圧供給
$104と固定されている。
シャフト118の軸受部と真空側端部つまりターゲット
支持g118−aとの中間には、表面比it長くするた
めのヒダ部11B−cがあり、更にその周囲にリング1
25が上記ヒダ部118−cと同軸的に取付けであるの
で、ターゲット4の電子入射面から飛来した2次電子の
付着による耐電圧の劣化を防止している。
ハウジングJには1例えばベリリワムのようにX線透過
率が太きいけ質でできたX線放射窓126が取付けであ
る。又、ハウジング1の寛王供給部104には、小型イ
オンポンプ等の真空ポンプ127が取付けられている。
この真空ポンプ127の磁界が電子銃3からターゲット
41C至る電子の軌道に悪影響を及ぼさないために、−
jえばパーマロイのような透磁率が大きいオ質で磁気ン
ールド(図示せず)している。
シャフト118VCは誘導モーターのローター128が
固着されており、その周囲のステーター7iCよって発
生する回転磁界によって高速度で回転する。このときロ
ーター128又はシャフト118にファン(図示せず)
?取付けておけば、自己冷却できる。シャフト1JII
の大気側の開口端11&−dには、0−リング129を
介してリング130が固着されている。このリング13
0の周囲には同軸上に円筒131が取付けてあり、この
リング130と円筒131の間には例えばレジンプラス
チックからなるブッシング132が装着されている。更
に、冷媒用シール133がリング130と同軸的に取付
けられており、冷媒が外部に漏れないようになっている
シャフト118の内部には円管134が同軸的に取付け
られており、この円管134を通って外部から冷媒が冷
媒だめ1111−bVc供給されている。
軸受部105には、冷媒の通路135゜136が設けて
あり、上記磁性流体116を冷却している。ハウジング
Jの周囲にも冷媒通路137.1314.139が設け
てあり、ターゲット4からの輻射熱を吸収する。又、ス
テータ−7及び円筒171は支持円筒140によってハ
ウジングit/C固定されている。
尚、第2図は第1図のI−1’線に沿って切断し矢印方
向に見た断面図であり、冷媒だめ11B−bは隔壁11
11−eにより分割されており、冷媒はそれぞれの冷媒
だめ118−bに分割して収納されている。
さて動作時には、シャフト118及びターゲット4はα
−ター128によって10.000〜20.00Orp
m  の高速で回転される。このとき上記磁性流体11
6によってターゲット4側は高真空に保たれている。そ
して円管134から適量の冷媒が供給され、この冷媒は
冷媒だめ118−bに留められ、溢れた冷媒がシャフト
118の内壁を通って外部に導かれる。
電子銃3から放出された熱電子は、ターゲット4との間
の150KV程度の電位で加速されてターゲット4表面
に達する。ターゲット4の表面には、タングステン又は
その合金の板が貼り合せてあり、その上に高エネルギー
電子線が入射する。これによって発生する熱は、熱伝導
によってすばやく重金属でできたターゲット4の内部に
伝わる。そして、ターゲット4の熱は熱伝導率が大きい
絶縁物でできたシャフト118のターゲット支持部11
g−aを通って冷媒だめ118−b円の冷媒に伝えられ
る。この冷媒は隔壁11g−eに押されてターゲット4
と共に高速度に回転し、強い遠心力vcよって冷媒だめ
1111−bの内壁に強い王カで押しやられる。
従って、この冷媒と冷媒だめ118−bの間の蒸気相の
発生を防ぐことができ、熱伝達率を大きくする。冷媒だ
め11g−bの壁面の温度上昇により、冷媒が蒸発した
場合には1発生した見本は冷媒の強い遠心力により見本
を回転中心方向に押しやり、シャフト11B−bの内壁
を通って外部に導かれる。このとき大きな気化潜熱によ
り、ンヤフト118のターゲット支持部  。
11g−aを有効に冷却する。蒸発した冷媒は円管13
4から供給され、冷媒だめ11g−bは常に冷媒で満た
されている。
冷媒として水を使用した場合には、冷媒だめ11g−b
の内面は常時120℃以下に保ちながら、常時4KWa
度の熱を取去るのは容易である。ターゲット4は成る程
度の熱容量例えば500KHUを持たせておけば、絶縁
物でできたターゲット支持部11B−aとの接合面を低
温に保ちながら、電子入射軌道面の温度上昇を許すこと
により、大きな瞬時入力パワーの印卯を可能とする。例
えば電子入射軌道面の温度が500℃以下になるように
設計しておけば、ターゲット4に入力できる尖頭パワー
は上記従来例に比べて同一回転速度、同一焦点サイズ下
で期的な性能同上となる。換言すれば、同一のX検出力
を得ながらX線焦点の大きさを0.67倍に小さくでき
ることになり、X線診断装置の解1象度を大幅に改善す
ることができる。
更に、ターゲット4の温度が200 ’C以下に低くな
るまでの待時間は上記従来夕11に比べて1/20倍以
下に短縮されるので一列えばCT(Computor 
 Tomography)装置に使用した場合には、大
IP、Hな患者処理能力の改善が計れる。
又1回転機11!部は常時120℃以下に保たれるため
、従来に比べて信頼性が同上し長寿命化を達成すること
ができる。
又、上記ローター128はシャフト118に取付けであ
るが、その位置は回転部分の重心が上記軸受部105の
ベアリング108,109の中間部に位置するようVc
7jっている。従って回転体は2つのベアリングを均等
に荷重を受けることIcなり、安定な回転をする。又、
上記ローター121JVCはその側面に回転バランス調
整しろ(図示せ、ず)があり、精度よくバランス調整が
行なえることKなり、振動、五通晋が少なくできる。
又、ローター128がシャフト118に直結ぎれており
、ローター128の外周部にステーターがあり、誘導モ
ーターを構成しているため一従来のベルト駆動方式に比
べて小形軽重にすることができる。回転軸受部の温度が
低いので。
常時回転させておくこともでき、従来の回転陽極型X線
管のように急激な加速、減速を必要とせず、従って任意
のタイミングでX線曝射を行なうことができる。造影済
の流れる様子を撮影したり、心臓の動きに同μsしたり
してX線撮影を行なえるので、従来、実現しなかった診
断技術を提供することができる。
〔発明の変形例〕
上記笑施列では、ターゲット4とローター128を機械
的に結合させるための回転シャフト118を一体の絶縁
物で作っているが、オ質を金属にしても良いことは勿論
であるし1回転シャフト118を中間部で接続しても良
い。そして、ローター128と回転シャフト118を結
合する場合に、回転シャフト118rcテ一パ部を設け
て同心度を保てるようにしても良い。
又、ローター128とは別に回転ノくランス調整用又は
回転体の重心位置調整用の補助リング(図示せず)を同
軸的に付n口しても良いO更に。
回転シャフト1z8VCfi、ヒートパイプを使用して
冷却しても良い。
〔発明の効果〕
この発明によれば1次のような顕著な効果を得ることが
できる。
■ この回転陽極型X線管が如何なる方向に傾けられた
り、CT装置の場合のよりに被噴体のまわりを回転させ
られたりしても、各ベアリングへの1重がほぼ均等に分
散して圓わることとなる。従って、安定な回転が保証さ
れ。
長寿命が得られる。
■ 陽極ターゲット4の冷却率が常に大きな値となり、
陽極ターゲット4が十分冷却されるまでの時間が数十分
のIIc短縮され、極めてデーティ (duty)が大
きい使用ができるので。
例えばCT (Computor Tomagroph
y ) %置に使用された場合には、患者処理能力(患
者スループット)が大幅に改良される0 ■ 陽極ターゲット4が常時低瓜に保たれるため、瞬時
可能入力が1.8倍(同一回転速度。
同一ターゲットサイズ、同−焦点下で)にも改善され、
m−X線出力を得るためには焦点の大きさを0.67倍
に小さくすることができ。
これを使用したX線診ifr装置の解@度を著しく改善
できる。
■ 陽極ターゲット4を正の高電圧に、ハウジングlを
アース電位に、電子銃3を負の高電圧に保って動作させ
られるため、上記の効果を有しながら従来の中性点接地
方式の高電圧電源で使用することができ、何ら変更を要
せずにX線診断装置に適用できる。
■ 回転軸受部1”05が低温に保たれるため。
極めて高い信頼性を有するようKなり、低振動−低騒音
の長寿命X線管を提供することができる。
■ ハウジング1が管容器を兼ねるため、小形。
軽tICなる。
■ ハウジングJがディマランタブル構造になっており
、不良部分を交換することが可能で。
価格が低減する。
■ 回転軸受部105の温度が低いため、高速回転が可
能であり、更にX線出力を増すことができる。
■ 高速回転が可能であり、而も回転時のノ(ランスが
精度よく保たれ、回転時の振動、騒音が小さくできる。
又、モーターとターゲット4が機械的に直結されている
ため、コンノくクトな大出力X線管が提供できる。
更に1回転駆動部が大気中にあるため、保守、精度維持
が容易である。そして1回転軸受部が低温であるため、
急激な卯速、減速を必要としないので、共振点を通過さ
せる必要がない。従って、任意のタイミングX線を曝射
でき、早く変化する被検本例えば造影剤の流れ等を任意
のタイミングで測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る回転陽極型X線管を
示す断面図、第2図は第1図のl−1′線に沿って切断
し矢印方間に見た断面図。 第3図は従来の回転陽極型X線管を示す断面図である。 2・・・陰極、4・・・ターゲット、105・・・軸受
部。 110°・・シャフトハウジング、118・・・シャフ
ト、11B−a・・・ターゲット支持部、116・・・
磁性部体、11B−b°°°冷媒だめ、123°・・接
触子、1111−c・・・ひだ部、11B−e・・・隔
壁。 125・・・リング。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第2図 第3図

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1個の陰極と、この陰極に対向して配
    設された回転可能なX線発生用ターゲットと、このター
    ゲットを回転自在に支持する絶縁物からなり内部に流体
    冷媒を導くように形成されたターゲット支持部と、この
    ターゲット支持部に機械的に密に接続された回転シャフ
    トと、この回転シャフトの外側に取付けられた少なくと
    も2組のボールベアリング及び回転自在にして真空気密
    を保持し得る真空シール軸受部と、この真空シール軸受
    部に対して上記ターゲットと反対側の大気中の回転シャ
    フト上に取付けられた回転駆動用の誘導電動機のロータ
    ーとを具備し、このローターの位置は上記ターゲット、
    ターゲット支持部、回転シャフトを含めた回転部分の全
    体の重心が上記真空シール軸受部内の上記ボールベアリ
    ングの概略中間の位置に一致するように決められたこと
    を特徴とする回転陽極型X線管。
  2. (2)上記ターゲット支持部の内部に真空外から上記回
    転シャフトの内部を通って流体冷媒を流し込む特許請求
    の範囲第1項記載の回転陽極型X線管。
  3. (3)上記回転シャフト内にヒートパイプを使用し、タ
    ーゲットの熱を有効に外部に取出すようにした特許請求
    の範囲第1項記載の回転陽極型X線管。
  4. (4)上記軸受部に磁性流体を使用した特許請求の範囲
    第1項記載の回転陽極型X線管。
  5. (5)上記ターゲット支持部の流体冷媒の通路とは反対
    側の外表面の一部又は全部を上記ターゲットと同電位に
    保ち、更に上記ターゲット支持部の外表面の一部に接触
    子を設け、この接触子を通って外部から上記ターゲット
    に電位を与えている特許請求の範囲第1項記載の回転陽
    極型X線管。
  6. (6)上記回転シャフトの内部に流体冷媒の往復通路を
    設けた特許請求の範囲第2項記載の回転陽極型X線管。
  7. (7)上記ターゲット支持部の外表面のうち上記ターゲ
    ットと接する表面をメタライズしてターゲット支持部と
    ターゲットを接合した特許請求の範囲第1項記載の回転
    陽極型X線管。
  8. (8)上記ターゲット支持部とターゲットの接合面の一
    部又は全部に弾性体を介在させた特許請求の範囲第1項
    記載の回転陽極型X線管。
  9. (9)上記軸受部に、回転シャフトを固定する金属性の
    シャフトハウジングを設け、このシャフトハウジングの
    外面にベアリング及び回転自在の真空シールを設けた特
    許請求の範囲第1項記載の回転陽極型X線管。
  10. (10)上記シャフトハウジングを少なくとも一端が閉
    じた中空の多重構造とし、その内部を真空にした特許請
    求の範囲第9項記載の回転陽極型X線管。
  11. (11)上記シャフトハウジングの真空側端部の内面を
    テーパ構造とし、上記シャフトのテーパ部と密に結合し
    た特許請求の範囲第9項記載の回転陽極型X線管。
  12. (12)上記ターゲットと上記軸受部の中間の外表面に
    波状の凹凸を設けた特許請求の範囲第1項記載の回転陽
    極型X線管。
  13. (13)上記ターゲットと上記軸受部の中間の位置に上
    記ターゲット支持部と同軸的に金属性のリングをハウジ
    ングの一部に固定した特許請求の範囲第1項記載の回転
    陽極型X線管。
  14. (14)上記ターゲットに正の高電位を、上記ハウジン
    グにアース電位を、上記陰極に負の高電位を与えた特許
    請求の範囲第1項記載の回転陽極型X線管。
  15. (15)上記ターゲット支持部の内部に流体冷媒をため
    る凹みを設けた特許請求の範囲第2項記載の回転陽極型
    X線管。
  16. (16)上記ターゲット支持部の内部に放射状の隔壁を
    設けることにより複数個の流体冷媒だけを形成した特許
    請求の範囲第15項記載の回転陽極型X線管。
  17. (17)上記流体冷媒として25℃〜40℃の水を使用
    した特許請求の範囲第2項記載の回転陽極型X線管。
  18. (18)上記ローターに回転バランス調整用のけずりし
    ろを設けた特許請求の範囲第1項記載の回転陽極型X線
    管。
  19. (19)上記ローターの近くにバランス調整用又は重心
    位置調整用のリングを付加した特許請求の範囲第1項記
    載の回転陽極型X線管。
JP59204809A 1984-09-29 1984-09-29 回転陽極型x線管 Pending JPS6182643A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02278637A (ja) * 1989-03-07 1990-11-14 Mecanique Magnetique Sa:Soc 回転アノードを有するx線管
US7187305B2 (en) 2004-09-21 2007-03-06 Kollmorgen Corporation Encoder for a motor controller
US7343002B1 (en) 2003-02-05 2008-03-11 Varian Medical Systems Technologies, Inc. Bearing assembly
JP2013149346A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Hitachi Medical Corp X線管装置及びx線ct装置

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