JPS6182576A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPS6182576A
JPS6182576A JP59271253A JP27125384A JPS6182576A JP S6182576 A JPS6182576 A JP S6182576A JP 59271253 A JP59271253 A JP 59271253A JP 27125384 A JP27125384 A JP 27125384A JP S6182576 A JPS6182576 A JP S6182576A
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JP
Japan
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density
converter
toner image
signal
output
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Pending
Application number
JP59271253A
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English (en)
Inventor
Susumu Sugiura
進 杉浦
Seiji Saito
誠二 斉藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS6182576A publication Critical patent/JPS6182576A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像処理装置に関する。
最近の電子複写機の技術向上により、カラー電子複写機
も相当良画質の安定したカラー複写が可能となって来た
。しかし現時点でのカラー複写機の主用途はポスター、
チラシ、図面等、原稿に比し色再現を厳しく重要視しな
い用途、即ちカラー化により、より情filが整理され
、見る者にとって見やすくなる用途に多くの用途があっ
た。しがしカラー複写機がさらに用途を拡大する為には
最少眼色再現が忠実となる技術を確立する必要がある。
従来のカラー複写機における色再現を悪くしている要因
はいくつもあるが、その内大きな要因は原稿画像濃度に
対する複写後のトナー画像濃度の直線性が欠けている事
にある。これは特にカラーで問題となっているのでなく
、基本的には白黒複写機に於ても問題となっている事項
である。白黒複写機の場合は文字が多く、白黒の2値で
よく、特に階調性、忠実性を要求する用途は少なく、む
しろ原稿のパックグランドカブリを除去し、複写後の印
刷物が読みやすい様に種々工夫が行われている。
一方、カラー複写機は3色重ね合せによる減色法で色再
現を行わせるため、原稿を色分解した時の各トナー像濃
度は忠実に原稿濃度に比例し、階調性が広い範囲にわた
り得られるJバが忠実な色再現を得る基本条件である。
複写後のトナー像の階調性を悪くする原因としては(1
)原稿からの信号光対感光体上の静電潜像との関係がリ
ニアーでない、(2)静電HI像対トナー像濃度との関
係がリニアーでない、等の要因によるものと考えられる
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、再生画像の階
調性を向上させることを可能にする画像処理装置を提供
することを目的とする。
即ち本発明は、画!濃度を読取る読取手段、複数の濃度
領域を有する基準パターンにおける前記複数の濃度領域
の画像濃度を読取るべくタイミング信号を出力する出力
手段、前記タイミング信号に応じて前記読取手段からの
出力信号を処理する処理手段、を有することを特徴とす
るものである。
明蝉り;○j?f’:°:(内容に変更なし)実施例に
従って本発明の詳細な説明する前に、その概要について
説明しておくならば1本発明における実施例においては
、記録装置に於ける階調性向上の為に、■原稿台に設け
た基準画像濃度パターンを白色光源で走査する。■自己
走査型光電変換素子に上記信号光を入光する。■自己走
査型光電変換素子により原稿の濃度(色分解するときは
色分解後の濃度)に応じた時系列的電気信号を作成する
。■ある特性をイアするコンバータにより前記電気信号
を補正して補正信号を得る。■変調器を通じレーザー光
源を前記補正信号により変調する。′Φ一様に帯電した
感光体を■のレーザー光により除電し静電潜像を作成す
る。■現像器によりトナー像とした後、トナー像濃度検
出器により画像濃度検出する。tΦ演算装置に基準画像
パターン濃度と、それに応するトナー像濃度とのデータ
ーを。
入力する。・Φ1)から基準原稿とトナー像との画1象
1農度差に応じコンバータ回路の入出力特性を修正する
。・1φ第1回のコンバータ入出力特性の修正が行われ
た後は■に戻る。・Hj+前述(7)(8)に対応し再
び基準原稿とトナー像との画像濃度差を計算し再びコン
バータ回路の入出力特性を修正する。1や基準原稿画像
濃度とトナー像濃度との差がある誤差範囲に収束した時
点で複写用原稿を走査し入出力特性が修正されたコンバ
ータを通じ感光体に静′:rt、潜像を作る。上記実施
例の要点は基準原稿の画像濃度パターンとそれに対応す
るトナー像濃度とを比較し1両者の画像濃度が一致する
様レーザー変調器入力信号と原稿読取り素子出力信号と
の間に入出力特性修正器(コンバータ)を入れ、レーザ
ーの出力光ωを原稿読取り素子出力信号に応じ修正する
ことにより原稿画像濃度と複写後のトナー画像濃度との
間の直線性を向上させ1階調性を良くしたものである。
本発明によればコンバータ入出力特性修正の段階で若干
のメモリ6早を必要とするが、コンバータ入出力特性が
決定された後は@箕部は全く使用しないためメモリ6訃
も極めて少なくてすみ、原稿走査と同時にリアルタイム
で感光体に静電潜像を作成出来る。従って複写スピード
も従来の複写機に比し低下することもない特長も有して
いる。
以下本発明の1実施例につき図面に従って詳細に説明し
てゆく。
第1図は本発明のシステムブロック図である。11は原
稿台12に設けた基準画像濃度パターンテあり、1l−
1−11−nは夫々別個の濃度を有するパターンで、等
間隔に次第に濃度の増した階段的パターンとして構成し
であるものである。即ち、+1−1は純白パターン。
11−nは純黒パターンであり、11−2〜1l−(n
−1)はこの間の濃度を有するパターンである。13は
前記原稿台12を照射する露光ランプでカラー原稿の場
合は白色光を使用する。14は前記露光ランプ13と一
体に構成され、後述の駆動源15により矢印F方向に定
速で駆動される第1ミラーである。16は前記第1ミラ
ーで反射した原稿台12からの反射光が入射される第ル
ンズであり、この第ルンス16を通過した光はハーフミ
ラ−17を通過した後、全反射ミラー18に入射する。
前記ハーフミラ−17で分割した光は白黒画像用自己走
査型光電変換器(例えばCODの如き素子である)19
に印加して、該光電変換器19には基準発振器20から
のクロック信号を印加し、このクロック信号に同期して
光電変換した信号を読み出す。かかる光電変換器19は
その各素子がランプ13の移動方向と大略直角となる如
く配置されているので、前記原稿台12を走査し、かつ
、前記光電変換器19にクロック信号を印加することに
より、濃度パターン11の全面?電気信号に変換して信
号線21上に導出出来るものである。一方前記全反射ミ
ラー18で反射した光はダイクロイックミラー22゜2
3.24に導入して赤R1青B、緑Gの光に分けた後リ
レーレンズ、28,29.30を介して自己走査型光電
変換器(例えばCODの如き素子である)31,32.
33に照射する。
かかる光電変換器31〜33には前記基準発振器20よ
りクロック信号を印加するものであり、かつ、各素子が
ランプ13の移動方向と大略直角に配置されているので
、原稿台12を走査することにより信号線34,35.
36上にR,G、Hに分解された色情報信号を得ること
が出来るものである・ 37で示すのは前記信号線21.34〜36のいずれか
を選択してスイッチ38に印加するスイッチであり、@
記スイッチ38は選択した信号線上の信号をコンバータ
39を介して変調器40に印加するか、介さないで直接
変調器40に印加するかを選択するスイッチである。
前記変調器40の出力は更に半導体レーザー発生器の如
きレーザー発生器41に印加して、レーザー発生器41
より発生するレーザー強度を変調器40の出力により制
御するものであ     やる。この様にして形成され
たレーザー光42は回転多面鏡又はガルバノミラ−の如
き偏向器43により紙面に対して直角方向に偏向される
ものである。この偏向器43は前記基準発振器20から
のクロック信号により駆動される偏向器駆動回路44に
より、一定角速度で正確に駆動されるものである。
45で示すのは感光ドラムであり、この感光ドラム45
に隣接した一部には一次帯電器46を配置して感光ドラ
ム45上に電荷をチャージし、除電器47により除゛屯
すると共にレーザー光を照射することにより、感光ドラ
ム45上には照射したレーザー光に応じた静電潜像が形
成される。この様にして形成された静電潜像は現像器4
8により現像され、潜像に応じたトナーが付着されてト
ナー像が形成されるものである。
49で示すのは上述の如くして形成されたトナー像にラ
ンプ49−1からの光を当て、該トナー像からの反射光
を受光素子49−2により受光することにより該トナー
像の濃度を検出する検知器である。トナーは付着せず弱
いレーザー光が照射されたら、トナーがその照射量に応
じて付着し、レーザビームが照射されなかった個所に量
も多量にトナーが付着するものである。50で示すのは
転写紙を収納したカセットであり、ローラ51により繰
り出された転写紙はグリッパ−52でグリップされて前
記感光ドラム45の周速と等しい周速で回転する転写ド
ラム53に巻きつけられ、転写帯電器54により該転写
紙上に感光ドラム45上のトナー像を転写する。
この様にトナー像が転写された転写紙は分離爪54によ
り転写ドラム53より分離された後、定着ローラ55に
より定着されて排紙トレイ56上に排出されるものであ
る。一方前記受光素子49−2で得られた電圧レベルは
トナー像濃度に対応するものであるので、かかる受光素
子49−2の出力をA/D変換器57に印加するならば
、演算部58にはトナー像濃度に応じたデジタル信号が
印加されるものである。かかる演算部58においては後
述の如き演算を行いその出力を、前記コン/ヘータ39
に印加するものである。なお59で示すのは、感光ドラ
ム上の各トナー像パルスを放出するパルス発生器であり
、前記ランプ13.  ミラー14の移動及び感光ドラ
ム45の回転に応じてパルスを大放出するものである。
なお前記変調器40は入力された電圧に応じた強度のレ
ーザービームがレーザー発生器から発生する如く制御す
るものであり、高い電圧が印加されたときは大きな光量
のレーザー光が出射し、低い電圧が印加されたときは小
さな光量のレーザー光が出射する如く制御するものであ
る。
第2図は第1図に示す如く段階的ではなく、134続的
に画像1農度が変化する画像パターンを原稿台に記載し
たときの画像濃度対トナー像濃度の一般的関係を示す特
性図であり、この画像濃度−トナー像濃度特性が直線O
Aの如く直線であるならば階調性が充分再現されること
となるが、通常は(イ)(ロ)(ハ)の様な特性の為一
部の濃度部分は圧縮され、他の部分は拡張されて正確な
る階調再現が出来ないものである。
例えば第2図においてオリジナル画像の反射に度がMで
あるときはトナー像の反射濃度がMOであるのが好まし
いにもかかわらず、実際はMハ、MO、Mイの如くなっ
てしまい、トナーの付着が所望の値よりも少なくなって
反射光量が大となってしまうものである。
又オリジナル画像の反射濃度がPであるときはトナー像
の反射がPQであることが好ましいが、実際はPイ、2
口、Pハの如くなってしまい、トナーの付着が所望の値
よりも多くなって11反射光量が小となってしまうもの
である。
なお、本実施例による感光ドラム45としては、レーザ
ー光が強く当ったところには少量のトナーが付着し、レ
ーザー光が弱く当ったところには多くのトナーが付着す
る如く構成して成るものである。かかる画像濃度−トナ
ー像儂度    を特性を直線OAに近づける為にはコ
ンバータ39を通して変調器40を制御し、かつこのコ
ンバータに前記曲線(イ)(ロ)(ハ)を補償する如き
特性をもたせればよい。
第3図は直線折線グラフにより構成したコンバータの入
力電圧Ex対出力電圧Eyの特性図の一例を示すもので
ある。
この様な特性曲線をもったコンバータを用いるならば、
例えばコンバータ入力がMxのときはコンバータ出力は
MYとなり出力電圧は低くなる如く補正されるものであ
るので、かかるコンバータ出力か変調器に印加されるな
らばビーム光は未来のビーム光よりも弱くなる如く補正
され、トナーの付着も多くなる如く制御されるものであ
る。又コンバータ入力がPxのときはコンバータ出力は
Pyとなり出力電圧が高くなる如く補正されるものであ
り、従ってかかるコンバータ出力が変調器に印加される
ならば。
ビーム光は本末のビーム光よりも強くなる如く補正され
、トナーの付着も少なくなる如く補正されるものである
第4図は本実施例のシステムの伝達特性を示すもので(
A)は基準画像濃度パターンからの信号光(Ez)と光
電変換器19の出力(’Ex)との伝達関数で、はぼ直
線に近似出来る。(B)は前述のコンバータ入力(E 
x)出力(E y)特性でありEx−Eyで示され、本
実施例においてはこの特性を原稿とトナー像濃度値によ
りながら自動制御しつつ、特性を補正する。第4図Cで
示すのは、変調器への入力電圧Eyと感光ドラム上に形
成されたトナー像の反射濃度Eaの関係を示すものであ
る。即ちレーザー発生器への入力信号(E y)対トナ
ー像濃度(E a)との伝達関数は直線でなく高次の曲
線となる。このEa−Ey特性は使用環境、経時変化等
により変化する。従って、この3種の伝達関数の積がD
図に示す最終的Ez−Ea特性を与える。この3種の伝
達関数の内、比較的安易に特性関数を修正出来るのがE
x−Ey特性で(B)図において点線で示す如きEx−
Ey特性のときはD図のEz−Ea特性は点線の如くな
り階調性に歪が生じる。一方B図のEx−EV特性が実
線の如く修正されていればD図のEz−Ea特性はほぼ
直線となり階調性に歪の少ない複写が実現される車にな
る。第5図は第1図において58で示した演算部を更に
詳細に示すもので第1図に示したAD変換器57の出力
は入力回路65に印加された後演算器66−1を含む処
理装置66に印加される。この処理装置66はRQM(
Read  OnlYMemory)67の中に格納さ
れた命令によって制御されるものであり、入力回路65
に印加されたデジタル信号に必要なる処理をほどこした
後、出力ポートOFI 〜OPn、OTI〜OTnを含
む出力回路68に出力されるものである。この様にして
出力回路68に出力されたデータはデジタルアナログ変
換器69−1゜69−2.−−−−−一−69−n、7
3−1.73−2 、 =−−一−−73−nによりア
ナログ信号に変換されバッファ回路70−1.70−2
゜−−−−−−−70−n 、 72−1 、72−2
 。
−−−−−−−、72−nに出力されるものである。
なお、71で示すのは、データを一時記憶するRAM 
(RANDAM  ACCESSME MORY)であ
る。
前述のバッファ回路70.72の出力Eyi。
Ey2−−−Eyn、及びRgl、Rg2−−−Rgn
はコンバータ39に印加するものであるが、かかるコン
バータ39は例えば第6図に示す如き回路より成るもの
である。即ち、第1図に示したスイッチ38の接点38
−1はコンバータ39の入力端子を構成するものであり
、かかる入力端子38−1より印加された入力信号はコ
ンパレータ75−1〜75−nの1つの入力端子に印加
される。かかるコンパレータの他の入力端子には基準電
圧EXL、EX2゜−−−Exnが印加されているもの
であるが、かかる基準電圧は例えば第3図におけるEx
l。
E X 2 、 E x 3、−−−−−−−の如く、
ΔE X間隔で設定するものである。
かかるコンパレータ75は夫々入力電圧が基準゛電圧よ
り高いときは゛H°°信号を導出し、低いときは°“L
 ”信号を導出するものであり、その出力は直接もしく
はインバータ76−1 。
76−2、−−− 、76−nを介してダイオードマト
リックス回路77に印加される。従って、入力端子Ex
が0≦E x<E X lのときは信号線78−1のみ
に駆動信号が導出され、入力電圧ExがExl≦E x
<E X 2のときは信号線78−2のみに駆動信号が
導出され、以下同様に入力電圧に応じた信号線78上に
のみ駆動信号を得ることが出来るものである。
−万端子79−1.79−2.−−− .79−nで示
すのは前記バッファ回路70−1〜7゜−nの出力を印
加する端子であり、かがる端子79−1〜79−nに対
応して印加された電圧Eyt〜Eynはアナログスイッ
チ80−1゜80−2、−−−  、80−nを介して
演算増幅器81に印加される。
更に82−1 、82−2、−−− 、82−nで示す
のは入力抵抗であるがこの抵抗値Rgl。
8g2+−−−+Rgnは第5図に示した八ツ77回路
72−1 、72−2、−−−72−nの出力により設
定されるものであり、例えば、バッファ回路72の出力
により不図示のサーボモータを駆動して、バッファ回路
72の出力に応じた抵抗値に設定されるものである。か
かる入力抵抗82は夫々アナログスイッチ83−1゜8
3−2.−−− .83−nを介して前記演算増幅器8
1に接続される。なお、演算増幅器81には帰還回路が
設けられており、この帰還回路中には抵抗値がR5の帰
還抵抗85及び補正用のFET84が挿入されている。
コンバータ39を上述の如く構成するならば、端子38
−1への入力電圧が0≦Ex<Ex 1のときはアナロ
グスイッチ80−1.83−1のみがONとなり、入力
抵抗1(gtと入力電圧Eylが選択される。この場合
Eyl=oとしておくならば、この範囲での入出力特性
はEy=(RglRgx)XExとなる。従ってRff
lを適宜定めるならば、第3図において0−51で示す
直線とすることが出来るものである。同様に入力電圧E
°〈かE ’x 1≦EX<EX2の範囲においては、
信号線78−2のみに駆動信号が得られるので、アナロ
グスイッチ80−2.83−2のみがONとなる。従っ
て入出力特性はEY=(Rf/Rg2)XEX+EV2
となり、第3図において5L−52で示す如き直線とす
ることが出来る。
以上の如き、八ツ27回路70.72の出力により第3
図に示したコンバータ入出力特性を制御することが出来
るものであるので、検出器49の出力によりコンバータ
を制御することにより、第5図りに示す如く総合入出力
特性を大略直線とすることが出来るものである。
以下かかる補正のアルゴリズムについて説明する。
第7図Aは第7図Bの実線で示す如き特性を有するコン
バータ(初期状態である)を通してトナー像を形成した
とき検出器49で得たトナー反射濃度を示すものであり
、電圧ステップΔEz毎(これは第1図の基準画像濃度
パターンのステップに対応する)にトナー反射濃度をa
l 、a2 −−−a (i−1)、aiとサンプルし
たものである。一方策7図Bはコンバータの入出力特性
を示すものであり(初期状態は後で述べる如くEy=E
xとしておく)、前記電圧ステップΔEzに対応して入
力電圧をΔExステップとしているものである。Ez−
Ea特性において基準パターンのt−1番目とi番目の
トナー反射濃度、Eat−1、Eatの画像濃度の傾き
ΔMLは で表わされ、かかる傾きと理想とする傾き1(jan4
5°)との@ @ 6m iは、で表わされる。
このことはフンへ−夕のExt−1とExiにおけるf
 i−1とfiで決定される傾きΔBiを更に前記Δm
+に相関して変化させればよいことを示すものであり、
前記傾きΔMEが45°より大きいときは(6m i 
> Oのときは)前記傾きΔBiを前記Δmiに相関関
係をもたせて更に大きくする如く、又前記傾きΔM+が
45°より小さいときは(Δmi<Oのときは)前記傾
きΔBiを前記Δmiに相関関係をもたせて更に小さく
する如く制御すればよいものである。即ち、第7図Bに
示すステップ〇−Ex1間の傾きをPct 、EXI−
EX2の傾きをPC2,以下同様にPC3−−−、PC
(とすると、第7図Cに示す補正後コン/ヘータ特性に
おける傾きPL、P2−−−、Piは一般式でP i’
= PCi + (6m i) k但しkは定数である で表わパオる。
この様にしてコンへ−夕の各ステップの傾きが決定した
ならば、第7図CのEx−Ey特性のEV切片値を決定
する必要がある。第iステップの切片をCiとする第7
図Bからも明らかとなる如<、Ey (+−1)=Pi
・ΔEx・(i−1)+Ciとなる又Ey (i−1)
 =Pi−1・ΔEx・ (i−1)+C1−1である
のでC1=C1−1−(t−1)(Pi −Pi−1)
ΔExとなる。従って、直線〇−dl(i=1)の切片
はO1直線dl−d2n=2の切片は(PL−P2)Δ
Ex、直線d2−d3(i=3)の切片は(P1+P2
−2p3)ΔExと言う具合に順次求めることが出来る
ものである。
以上詳記した如く第7図Cのiステップ目の直線の式は
 Ey= (PCi+ (6m1)k)Ex+C1−1
−(i−1)(Pi−Pi −1)ΔEx  で表わす
ことが出来るものである。このことは、第7図AとBの
特性が得られたならば、第7図Cの補正特性を決定出来
ることを意味するものである。第1図において58で示
す済算部58は上述の如き補正特性を算出する部分であ
るが、以下、第8図のフローチャートと共にかかる演算
部58の動作について詳記する。
さてステップ90において、不図示の制御開始指令スイ
ッチを押すと、露光ランプ13が点灯すると共に駆動源
15が駆動されてランプ13.ミラー14を含む光学系
が図において左から右に移動すると共に、感光ドラム4
5.転写ドラム53が回動を開始し、更には偏向器43
等複写に必要なるその他の部材が動作を開始する。この
様に制御開始指令時においてはスイッチ37の接片37
−5は接点37−1と接触し、スイッチ38の接片38
−3は接点38−1と接触しているものである。又この
様にして制御開始指令スイッチが押されると、ステップ
91においてRAM71の記憶領域CMI〜CM nの
全てにOを格納した後、更にステップ92において、R
AM71の記憶領域Mll〜Mnにコンバータの抵抗8
5の抵抗値Rfを格納するにの様にステップ91.92
で記憶領域CM i 、 M iにO及びRfを格納す
るのはコンバータ39の初期特性を第7図Bの直線OA
とする為のものである。この様にしてRAM71の記憶
領域に初期値を格納したならば、次はステップ93にお
いて前記記憶領域CMI〜CM nの内容Oを夫々対応
する出力ボートOF 1〜OPnに出力してバッファ回
路70−1〜70− nの出力Eyl 〜EynをOと
し、更にステップ94において前記記憶領域M l −
M nの内容Rfを出力ボートOT1〜OTnに出力す
る。これによりバッファ回路72−1〜72−nの出力
Rgl−Rgnは全てRfとなり、コンバータ39の特
性は第7図Bにおける直線OAとなる。この様にコンバ
ータ39の特性が直線となる如く制御された状態で濃度
パターン11が走査されるものであるので、光電変換器
19の出力に比例した出力が変調器40に印加されるも
のである。なお前記ROM67には予め、濃度パターン
11−1゜−−−,11−nに対応するトナー像濃度の
標準値East 、Eas2.−−− 、Easn、第
7図Aにおけるステップ電圧ΔEz、第7図Bに   
  9おけるステップ電圧ΔEx、誤差許容値ε、コン
/ヘータゲイン修正係数k、フィードバック抵抗85の
抵抗値Rf、等のデータが格納されているものである。
従って、レーザー発生器41からは濃度パターン11に
応じて、該濃度パターンかうすいときは強いビーム光が
、又濃いときは弱いビーム光が出射され、偏向器43に
より偏向された後感光ドラムに照射されるものである。
この様にして感光ドラム上に形成された潜像は現像器4
8によりトナー像に変換された後、検出器49に対応す
る個所に到来する。濃度パターンl l−1に対応する
トナー像が検出器49に到来するとパルス発生器59よ
り読出パルスPHが導出されてパルスレベルが高いレベ
ル(H)となるので、ステップ95において読出パルス
がHになったか否かをチェックし、Hとなったらこの読
出パルスに同期してAD変換器57の出力Eatを読み
取り(ステップ96)、この読み取った出力EalをR
AM71の記憶領域MHIへ格納する(ステップ97)
。この様にして第1!目のトナー像濃度Eatを読込ん
だら、次のステップ98において、第1番目のトナー像
濃度標準値Easl(ROM67の中に格納されている
)よりトナー像濃度Ealを減じ許容誤差範囲ε内に有
るか否かを判別する。即ち、演算器66−1により1E
al−Easllを演算し、更にその結果がOとεの間
に有るか否かを判別する。トナー像濃度Eatが許容誤
差範囲内にあるときはステップ99でトナー像濃度の判
別がn回終ったか否かをチェックして、未だ1回チェッ
クしていないときは、再びステップ95にもどって次の
読出パルスPHの到来を待ち第2番目のトナー像濃度E
a2を読込む。
又前記トナー像濃度Eatが許容範囲内にないときは1
次のステップ100に進みi=1、即ち f5.1番目
のトナー像濃度であるか否かを判別する。この様に第1
番目のトナー像濃度か否かをチェックするのは、第1番
目のトナー像濃度であればコンバータ特性の傾きのみを
補正すればよいのに対して、それ以外のトナー像濃度に
おいては傾きと、切片の両方を補正しなければならない
ので、処理ルーチンを変化させる為である。従って、第
1番目のトナー像濃度であれば1次のステップlotに
進み第7図Cに示す如き傾きPlを決定する。このPL
はすで定まり、Pcは1として初期設定されておりΔE
z、にも定数としてROM67に記憶されているので、
前述のROM67 、RAM71より必要なるデータを
読み出して演算部66−1においてPiを算出すること
が出来るものである。この様にしてPlを算出したなら
ば更にステップ102においてRf/P lを算出し、
この演算結果を前記RAM71の前記記憶領域Mlに今
までの情報をクリヤした後格納しくステップ103)、
ステップ94により出力ポートOTlへ出力する。従っ
てバッファ回路72−1からはRf/P Lが出力され
るので第7図Cにおける煩きPiが決定するものである
。この様にしてステップ104が終了したら再びステッ
プ95にもとり、読出パルスPHがHレベルとなるのを
待って次のトナー像濃度Ea2をステップ96により読
取る。
以F前述の説明と同様にしてステップ96゜97により
Ea2を読取り、このEa2を記憶領域ME2に格納し
た後、ステップ98によりO≦IEa2−Eas21≦
εを演算し、許容誤差範囲内に有るか否かを判別するが
、許容誤差範囲内にないときは更にステップ100に進
む。今度は第2番目のトナー像濃度であるのでi≠1と
なりステップ105に進み、コンへ−タ39の傾斜Pi
を求める。前述の如<Pi =Pc i + (6m 
i)  kで定まりEal 、Ea2はRAM71中に
格納されており又ΔEz。
k、はROM67中にあるので、演算器66−1におい
て容易に前記P2を求めることができるものである。こ
の様にしてP2を求めたならばステップ106において
Rf/P2を求め    rて、その結果をステップ1
07によりRAMの記憶領域M2に記憶し、このRf/
P2を出カポ−)OT2へ出力する(ステップ108)
従って・臂ソファ回路72−1からはRf/P2が出力
されるものである。かかるステップが終rした後は次の
ステップ109に進み接片C2を求める。前述の如く切
片CiはC1−1−(i−1)(Pi−Pi−1)ΔE
xで求めることが出来るものであるので、C2=CI+
(P2−Pi)ΔExとなるciは0であり。
PL、P2はRAMの記憶領域Ml、M2に記憶されて
おり、ΔExはROMに記憶されているので演算器66
−1においてC2を求めることが出来るものである。こ
の様にして02を求めたならば、ステップ110におい
てRAM71の記憶領域CM2に該C2を更新記憶し。
ステップ111においてこの02を出力ポートOP2に
出力する。しかる後ステップ112によりトナー像濃度
の読取りがn回終ったか否かをFll別し、終っていな
いときは再びステップ95にもどり、終ったときはステ
ップ113に進みトナー像濃度Eal〜Eanの全てが
許容誤差範囲内にあったか否かを判別する。その結果全
てのトナー像濃度が許容誤差範囲内に有ったとぎは、ス
テップ114で不図示のコピー開始指令スイッチを操作
することを許容するランプを点灯して操作者にコンバー
タ特性の制御が完了したことを報知する。又、全てがε
の範囲内になかったときは、換言するならばステップ1
00〜104もしくは100−1llを用いてコンバ−
タ特性の補止を1回でも行ったときは、その補正後の特
性により形成されたトナー像濃度が許容誤差範囲内に有
るか否かを確認する為再度、補正後のコンバータ39を
用いて基準画像濃度パターン11を走査して、該再走査
により得られたトナー像濃度が許容誤差範囲内にあるか
否かをチェックする。この為にステップ113でNoの
ときは再スタートステップ115に進み、ランプ13.
ミラー14を含む光学系を初期の状態にもどし、再びス
タートさせる。この様に再スタートさせた状態において
は、コンバータ39の特性は第1回目の走査により補正
されているものであるので、かかる補正された特性によ
り光電変換器19の出力を補正して変調器40に印加す
るのは勿論である。
又上述の如くコンバータ特性が補正されたならば、先づ
スイッチ37の接片37−5と接点37−2とを接続し
た状態で赤(R)成分のトナー像を感光ドラム45上に
形成してこれを転写ドラム53に巻付けた転写紙上に転
写し、次に接片37−5と接点37−3とを接続した状
態で緑(G)成分のトナー像を感光ドラム45とに形成
して転写ドラム53に巻付けた前記転写紙上に転写し、
次に同様にして転写紙上に青CB)成分のトナー像を前
記転写紙上に転写した後、定着して排紙するものである
第8図に示す如き処理手順によるならば、感光ドラム上
のトナー像濃度を実際に測定し、このトナー像濃度が予
め定めた範囲内に有ることを実際に確認した後複写開始
を許容するものであり、かかる状態において複写を行う
ならば、所期の画像を確実に得ることが出来るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による記録装置を示すブロック線図、第
2図は基準画像濃度とトナー像濃度の関係を示す特性図
、第3図はコンバータの特性を示す特性図、第4図は第
1図に示した記録装置の各部の伝達特性を示す特性図、
第5図は演算部を示すブロック線図、第6図はコンバー
タを示すブロック線図、第7図は本発明による記録装置
の動作説明に供するコンバータ特性図、第8図は演算部
の動作説明に供するフローチャートである。 ここで11は基準画像濃度パターン、19は光電変換器
、31.32.33は光電変換器。 39はコンバータ、40は変調器、41はレーザー発生
器、43は偏向器、45は感光ドラム、49は検出器で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 画像濃度を読取る読取手段、 複数の濃度領域を有する基準パターンにおける前記複数
    の濃度領域の画像濃度を読取るべくタイミング信号を出
    力する出力手段、 前記タイミング信号に応じて前記読取手段からの出力信
    号を処理する処理手段、 を有することを特徴とする画像処理装置。
JP59271253A 1984-12-21 1984-12-21 画像処理装置 Pending JPS6182576A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63113567A (ja) * 1986-10-31 1988-05-18 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真プリンタ−

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833901A (ja) * 1971-09-02 1973-05-15
JPS539411A (en) * 1976-07-14 1978-01-27 Nec Corp Harmony correction circuit

Patent Citations (2)

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