JPS6182042A

JPS6182042A - チエ−ン式ベルトのガイド装置

Info

Publication number: JPS6182042A
Application number: JP19545884A
Authority: JP
Inventors: Shoichi Honda; 本田　正一
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1984-09-18
Filing date: 1984-09-18
Publication date: 1986-04-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（＃業上の利用分野）本発明は可変プーリ間に掛装されるチェーン式ベルトの
ガイド装置に関する。

（従来の技術）プーリのＶ溝に係合自在な保合端面がｂ’４端に形成さ
れた動力伝達用ブロックがリンクプレートやジ、インド
ビン等を介して無端環状に結合されたチェーン式ベルト
は知られている。斯かるチェーン式ベルトが可変プーリ
間に掛装されるものにおいては、変速によりベルトライ
ンが変化するため１通常のチェーンのガイドの如く固定
式ではチェーン式ベルトを十分に案内支持することがで
きない。

（発明が解決しようとする問題点）一方、チェーン式ベルトは運転中変速時の僅かな駆動、
従動プーリの食違い、負荷の変動、負荷の方向の変化（
逆方向負荷）等により正常な巻付線（円弧と直線の組合
わせ）からはずれ波状にうねったり、たるんだりする現
象がある。特にチェーン式ベルトが内側に円弧状に曲が
るだけでなく外側に円弧状に曲がる（即ち逆反りする）
ｉＩＡ合この振れのためプーリとの接触面のｆｆＪｌを
促進させたり、騒音の原因となったりする。

本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発
明の目的とする処は、変化するベルトラインに常に追従
し、チェーン式ベルトの１〒面を駆動、従動プーリｌ！
ｎで常に直線状に保ち、チェーン式ベルト伝動装置の耐
久性を高め、騒音を減少することができるチェーン式ベ
ルトのガイド装置を提供するにある。

（問題点を解決するための手段）本発明は前記目的を達成するため、チェーン式ベルトに
摺接自在な所要長さのガイドを設け。

ケース側に支持され且つチェーン式ベルト方向に揺動付
勢された二つのガイドアームを前記ガイドの長手方向に
互いに離間させて設け、＃２二つのカイトアームと前記
ガイドとを夫々回転自在に結合し、更に、前記ガイドア
ームの少なくとも一方と前記ガイドとをガイドの長手方
向に摺動自在に結合し、二つのガイドアームの揺動によ
りベルトラインの変化に追従させてガイドを動かし、チ
ェーン式ベルトを駆動、従動プーリ間で常に直線状に保
つようにしたことを特徴とする。

（実施例）以ト１本発明の好適一実施例を添付図面に従って説明す
る。

第１図はガイド装置の正面図、第２図は第１のＩＩ　−
ｎ線断面図、＠３図及び第４図は夫々第１ガイドアーム
、第２ガイドアーム部分の断面図を示す。

（υは駆動軸、（２）は固定プーリ半休、（３）は可動
プーリ半体、（０は従動輪、（５）は固定プーリ半休、
（８）は可動プーリ半体で、プーリ半体（２）、（３）
により駆動プーリ（７）が、プーリ半体（５）、（８）
により従動プーリ（８）が夫々構成され、ｔ５１図中（
ｌａ）は駆動中心、（４ａ）は従動中心を示す。

前記駆動、従動プーリ（？）、＜８）間にはチェーン式
ベル）　（Ｉｔ）を掛装する。チェーン式ベルト（１１
）はプーリのＶ溝（１２）に保合自在な係合端面が両端
に形成された動力伝達用ブロック（１３）と、この動力
伝達用ブロック（１３）を支持しジ重インドピン等を介
して無端環状に結合された支持部材（１０等からなり、
第１図中一点鎖線（イ）は最大減速時におけるベルトラ
インを、仮想線（ロ）は最小減速時におけるベルトライ
ンを示す。

（２１）、（２１）はガイド装置で、第１図中、上方の
カイト？を置（２１）は最小減速時のベルトライン（ロ
）に追従し、下方のガイド装置（２１）は最大減速時の
ベルトライン（イ）に追従している。

前記ガイド装置（２１）はチェーン式ベル）（１１）の
背部に接触するガイドスリッパ−（２２）と、このガイ
ドスリッパ−（２２）を支持する第１、：１ＩＪｚガイ
ドアーム（２３）、（２４）とを備える。

前記ガイドスリッパ−（２２）はゴム等の柔らかい材料
で形成され、駆動、従動プーリ（７）、（８）間のチェ
ーン式ベル）　（ＩＩ）部分を直線状に保つべく十分な
隘さをイ１し、鉄等の剛性を右する支持板（３Ｉ〕に固
着され、中央が直線状で両端が夫々内張状に形成されて
いる。前記支持板（３１）における駆動プーリ（７）側
には断面口状のレール（３２）をガイドスリッパ−（２
２）の長手方向に所要長延出形成し、従動プーリ（８）
　（Ｉｔには支片（３３）、（３３）を突出形成し、ｉ
ｆＩ記レール（３２）にはスライドピース（３４）を摺
動自在に嵌合する。

前記第１ガイドアーム（２３）はケース側に膨出形成し
たボス部（４１）にピボットピン（４２）、カラー（４
３）を介して回転自在に取付け、第１ガイドアーム（２
３）の先部には前記スライドピース（３４）をビン（４
４）を介して枢支し、捩りスプリング（４５）により先
部がチェーン式ベルト（Ｉｔ）側に揺動するよう付勢す
る。

前記第２ガイドアーム（２４）はケース側に膨出形成し
たボス部〔５Ｉ）にピボットピン（５２）、カラー（５
３）を介して回転自在に取付け、第２ガイドアーム（２
４）の先部と前記支片（３３）、（３３）とをビン（５
０、カラー（５５）を介して回転自在に結合し、捩りス
プリング（５８）により先部がチェーン式ベルト（１１
）側に揺動するよう付勢する。第１図中（５７）は捩り
スプリング（４５）　、（５Ｇ）のストッパーピンであ
る。

前記第１ガイドアーム（２３）のケース側への取付箇所
は、変速によりベルトラインが変化しても常にガイドス
リッパ−（２２）をチェーン式ベルト（ＩＩ）に押圧し
得るように、最大減速時、最小減速時におけるガイドア
ーム支点（６１）からスライドピース支点（６２）まで
のチェーン式ベルト（１１）背面に直角方向の距＃　（
Ｓ＋）　、　（ｈ）が各支点（８１）、（６２）間距離
（Ｌ）よりも短くなるよう設定する。前記第２ガイドア
ーム（２４）のケース側への取付箇所も前記第１ガイド
アーム（２３）と同様に設定する。

ｉｔＩ記第１、第２ガイドアーム（２３）　、　（２４
）は基部間圧Ｆｌ（９１）よりも先部間圧＃（Ｑ２）が
短くなる如くハの字状に設ける。

本実施餉は前記のように構成するので、最大減速時から
最小減速時にわたりベルトラインが変化しても、この変
化に追従して各ガイドアーム（２３）。

（２０はピボットピン（４２）　、（５２）を支点とし
て揺動し、ガイドスリッパ−（２２）をチェーン式ベル
ト（１１）の背部に常時押圧し、プーリ（７）、（８）
間のチェーン式ベルト（ＩＩ）部分を直線状に保つ、そ
して第１ガイドアーム（２３）の揺動時にはレール（３
２）内をスライドピース（３４）が摺動し、第１ガイド
アーム（２３）と支持板（３１）との結合位置が自動調
整される。

また、実施例においては第１、第２ガイドアーム（２＋
）、（２４）を互いに向き合ったハの字状に設けたので
、ベルトラインの変化に伴う第１．第２ガイドアーム（
２３）　、（２４）のチェーン式ベルト長手方向の移動
成分が逆になり、スライドピース（３４）のレール（３
２）に対する摺動距離を小さくでき、ガイド装置１（２
１）のコンパクト化を図ることができる。

尚、実施例においてはチェーン式ベル）　（１１）の張
り側と弛み側に夫々ガイド装！（２１）を設けた場合に
ついて説明したが、ガイド装ａｔ（２１）は弛み側にの
み設けてもよい。

（発明の効果） −以上の説明で明らかなように１本発明によれば変化す
るベルトラインに常に追従し、チェーン式ベルトの背面
を駆動、従動プーリ間で常に直線状に保ち、チェーン式
ベルト伝動装置の耐久性を高め、騒音を減少することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はガイド装置の正面図、第２図は第１図のＩＩ　
−ＩＩ線断面図、第３図及び第４図は夫々第１アーム　
第２アーム部分の断面図である。尚図面中（７）は駆動プーリ、（８）は従動プーリ、（
１１）はチェーン式ベルト、（２１）はガイド装置、（
２２）はガイドスリッパ−、（２３）は第１ガイドアー
ム、　（２４）は第２ガイドアーム、（３４）はスライ
ドピースである。

Claims

【特許請求の範囲】

ケース側に支持された駆動、従動の可変プーリ間に掛装
されるチェーン式ベルトのガイド装置において、前記チ
ェーン式ベルトに摺接自在な所要長さのガイドを設け、
前記ケース側に支持され且つチェーン式ベルト方向に揺
動付勢された二つのガイドアームを前記ガイドの長手方
向に互いに離間させて設け、前記二つのガイドアームと
前記ガイドとを夫々回転自在に結合し、更に、前記ガイ
ドアームの少なくとも一方と前記ガイドとをガイドの長
手方向に摺動自在に結合するようにしたことを特徴とす
るチェーン式ベルトのガイド装置。