JPS618195A - ミネラル水の製法 - Google Patents
ミネラル水の製法Info
- Publication number
- JPS618195A JPS618195A JP12669284A JP12669284A JPS618195A JP S618195 A JPS618195 A JP S618195A JP 12669284 A JP12669284 A JP 12669284A JP 12669284 A JP12669284 A JP 12669284A JP S618195 A JPS618195 A JP S618195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- bacteria
- kikohseki
- mineral water
- kiōseki
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はミネラル水の製法に係わるものである。
(従来技術)
我が国は美味なる飲料水に恵まれた世界的に稀な国であ
って、江戸時代から何々の井戸、例えばお茶の水の如く
、夫々に名を付して美味な水の出る井戸を保護し、茶の
湯などに珍重して用いた歴史があったが、地下水の汲み
過ぎから、之等の井戸はすべて枯渇して現在の東京都の
水道はダム、又は流用の水を浄化して用いているため、
用いる水処理法の影響を受けて、衛生上は好ましいにか
かわらず、塩素臭があって味が悪く、その改善が求めら
れている。
って、江戸時代から何々の井戸、例えばお茶の水の如く
、夫々に名を付して美味な水の出る井戸を保護し、茶の
湯などに珍重して用いた歴史があったが、地下水の汲み
過ぎから、之等の井戸はすべて枯渇して現在の東京都の
水道はダム、又は流用の水を浄化して用いているため、
用いる水処理法の影響を受けて、衛生上は好ましいにか
かわらず、塩素臭があって味が悪く、その改善が求めら
れている。
然し乍ら、東京都に限らず地方の大都市においても部会
人口に見合った給水を行なうには水道法に規′定される
規定品質に添った水を大量に確保するのが困難である程
の水需要があるので、之に見合う水資源を確保すること
自体が難しい現状にあり、給付する水が先づ衛生上規格
値以上の品質を有するものとすることを目途として浄化
処理されている。然し乍ら、茶の湯、冷飲料、水割り等
に用いる美味なる水を求める嗜好者は多く、美味なる水
を求める声は高い。
人口に見合った給水を行なうには水道法に規′定される
規定品質に添った水を大量に確保するのが困難である程
の水需要があるので、之に見合う水資源を確保すること
自体が難しい現状にあり、給付する水が先づ衛生上規格
値以上の品質を有するものとすることを目途として浄化
処理されている。然し乍ら、茶の湯、冷飲料、水割り等
に用いる美味なる水を求める嗜好者は多く、美味なる水
を求める声は高い。
(目的)
ここにおいて、本発明者等は、石英閃縁ヒン岩あるいは
角閃石安山岩から成る希皇石を水に浸漬して、ミネラル
を溶出させて水の美味化を計ると共に、加える希皇石の
緩衝作用により、 pHを中性点である7又はその近傍
に納め、更に静菌作用を行って、水中にもしも大腸菌及
び黄色ブドウ球菌等が存在した場合、その細菌数を原水
の手分の1程度に押えることを可能とし、災害時用又は
一般的な貯蔵例えば冷蔵に当っても、細菌の増殖を長期
間顕著に押えることが出来ることを見出した。
角閃石安山岩から成る希皇石を水に浸漬して、ミネラル
を溶出させて水の美味化を計ると共に、加える希皇石の
緩衝作用により、 pHを中性点である7又はその近傍
に納め、更に静菌作用を行って、水中にもしも大腸菌及
び黄色ブドウ球菌等が存在した場合、その細菌数を原水
の手分の1程度に押えることを可能とし、災害時用又は
一般的な貯蔵例えば冷蔵に当っても、細菌の増殖を長期
間顕著に押えることが出来ることを見出した。
(構成)
希皇石とは、主として金沢市郊外の炉室火山より産出さ
れる角閃石安山岩及び石英閃縁ヒン岩をいい、希皇石の
分析値の1例を示せば次の通りである。
れる角閃石安山岩及び石英閃縁ヒン岩をいい、希皇石の
分析値の1例を示せば次の通りである。
Sin’ fll、6%、 AI 0 1B、51.
Na 0 2.4L K 0Mn 少量、 MgO2
,O! 希皇石は、SiOが約62%含有されているため中性岩
(SiOを52〜66%含有)に属している。
Na 0 2.4L K 0Mn 少量、 MgO2
,O! 希皇石は、SiOが約62%含有されているため中性岩
(SiOを52〜66%含有)に属している。
この希皇石を粉砕して水道水に浸漬することにより、清
水の様な美味な渓流の水に似た清例な飲料水を得ること
が出来ると共に、希皇石の作用により、原水が酸性又は
アルカリ性であっても、その水質を中和して中性の水を
得ることが出来、更にもしも水中に大腸菌、黄色ブドウ
球菌等が存在する場合、希皇石を細菌数を手分の1以下
にすることが出来る。
水の様な美味な渓流の水に似た清例な飲料水を得ること
が出来ると共に、希皇石の作用により、原水が酸性又は
アルカリ性であっても、その水質を中和して中性の水を
得ることが出来、更にもしも水中に大腸菌、黄色ブドウ
球菌等が存在する場合、希皇石を細菌数を手分の1以下
にすることが出来る。
希皇石の之等の作用は水道水に限らず、どの源泉から得
られた水でも同じ効果が得られる。
られた水でも同じ効果が得られる。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例1
一水の中性化試験−
(1)試験試料
希皇石の赤石を粉砕しφ5mm粒を集めて試料とした。
酸性水は蒸留水を用いて次の如く調製した。
アルカリ性水は蒸留水を用いて次の如く調製した。
表1.酸性水、アルカリ性水の調装法
(2)試験法
表1の酸性水、アルカリ性水各tUに希皇石を100g
づつ加えて浸漬し、1日、2日、3日経過後のPHを測
定した。
づつ加えて浸漬し、1日、2日、3日経過後のPHを測
定した。
(3)試験結果
表2.pl(の経日変化
蒸留水を用いて調製した酸性水(試料番号1、当初のp
H: 5.0)、アルカリ性水(試料番号2、当初のp
H: 8.5)は1日経過後、双方共にpHが6乃至7
に変化し、3日後も概ね7に近いpHで継続している。
H: 5.0)、アルカリ性水(試料番号2、当初のp
H: 8.5)は1日経過後、双方共にpHが6乃至7
に変化し、3日後も概ね7に近いpHで継続している。
上記の如く希皇石を1昼夜浸漬することにより安定して
pHを中性点にもたらし・、之を維持出来る。
pHを中性点にもたらし・、之を維持出来る。
実施例2
一感応試験一
実施例と同じ希皇石200gを水道水lfLに浸漬して
1日を経過した水を取り、之と原料の水道水とを用いて
パネルを組み、5名の試験者に試飲させたか、全員が希
皇石を用いたものが、数段と美味であるとする結果が得
られた。
1日を経過した水を取り、之と原料の水道水とを用いて
パネルを組み、5名の試験者に試飲させたか、全員が希
皇石を用いたものが、数段と美味であるとする結果が得
られた。
実施例3
一細菌に対する静菌効果に関する試験−(1)使用菌株
として Escherichia coli^TCC10536
(大腸菌)Staphylococcus aureu
s ATGC8538−P (黄色ブドウ球菌)を用い
試験を行った。
として Escherichia coli^TCC10536
(大腸菌)Staphylococcus aureu
s ATGC8538−P (黄色ブドウ球菌)を用い
試験を行った。
(2)試験培地は次のものを用いた。
大腸菌・・・・・・デソキシコレート寒天培地黄色ブド
ウ球菌・・・・・・5%卵卵黄ラマンニット塩寒天培地 (3)菌液の調製 普通寒天斜面培地で37°Cで1夜培養した菌株を滅菌
生理食塩水に浮遊させて各菌液とした。
ウ球菌・・・・・・5%卵卵黄ラマンニット塩寒天培地 (3)菌液の調製 普通寒天斜面培地で37°Cで1夜培養した菌株を滅菌
生理食塩水に浮遊させて各菌液とした。
(4)試験方法
滅菌水11に対して供試品として粉末状の希皇石を20
0gの割合で加えた後、各m数が滅菌水し、充分に攪拌
して室温で保存した。
0gの割合で加えた後、各m数が滅菌水し、充分に攪拌
して室温で保存した。
保存開始O13,6時間後に試験培地を使用して、L澄
液の大腸菌及び黄色A、ドウ球菌数を測定した。
液の大腸菌及び黄色A、ドウ球菌数を測定した。
尚、生理′食塩水を対象として用い一1試験は2回行っ
た。
た。
その結果を表3、表4に示す。
表3.大腸菌の場合
(数字は1mJL当りの菌数で示した)表4.黄色ブド
ウ球菌の場合 (数字は1m見当りの菌数で示した) 雨衣から明らかなように、いずれの場合においても、添
加菌数が10 存在したものが、希皇石を加えることに
よって、直後で1/100’、 6時間後で1/100
0にそれぞれ減少した。
ウ球菌の場合 (数字は1m見当りの菌数で示した) 雨衣から明らかなように、いずれの場合においても、添
加菌数が10 存在したものが、希皇石を加えることに
よって、直後で1/100’、 6時間後で1/100
0にそれぞれ減少した。
Claims (1)
- 角閃石安山岩もしくは石英閃縁ヒン岩から成る希皇石を
粉砕して水に浸漬して、水中にミネラルを溶出させ、処
理水のpHを中性域に保ち、且つ細菌数を低下したミネ
ラル水を得ることを特徴とするミネラル水の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12669284A JPS618195A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | ミネラル水の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12669284A JPS618195A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | ミネラル水の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS618195A true JPS618195A (ja) | 1986-01-14 |
Family
ID=14941482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12669284A Pending JPS618195A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | ミネラル水の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS618195A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008062218A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Ikeda Mago Sekizai:Kk | 多孔質玄武岩系安山岩よりミネラル水ならびに粘土粒子を抽出する方法およびその装置 |
-
1984
- 1984-06-20 JP JP12669284A patent/JPS618195A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008062218A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Ikeda Mago Sekizai:Kk | 多孔質玄武岩系安山岩よりミネラル水ならびに粘土粒子を抽出する方法およびその装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102251461B1 (ko) | 고 순도 규소와 천일염을 이용한 수용성 알칼리염과 그에 의해 제조되는 미네랄 알칼리수의 제조방법 | |
JPS618195A (ja) | ミネラル水の製法 | |
KR100714507B1 (ko) | 산호모래를 함유하는 수질개선제 | |
KR20200078965A (ko) | 고 순도 규소를 이용한 수용성 알칼리염과 그에 의해 제조된 미네랄 알칼리수의 제조방법 | |
Dwiyanti et al. | Lime Soap as Bacteria Reducer | |
Newsome et al. | Inhibition of Naegleria fowleri by microbial iron-chelating agents: ecological implications | |
JPS6349293A (ja) | 磁化水の製造法 | |
Rodriguez et al. | Inhibition of Listeria monocytogenes by Lactobacillus sake strains of meat origin | |
KR100365405B1 (ko) | 음료수 순화용 도자기 | |
JPH04290593A (ja) | 鉱石で造る鉱石入りのミネラルウオター製造方法 | |
JPS58121749A (ja) | オリ−ブ加工食品 | |
JPH1075751A (ja) | わさび、洋がらしを含有する健康飲料。 | |
US3832294A (en) | Anti-fermentation and neutralizing aqueous solution for the purification of waters,drinks and/or the preservation of liquid or solid foods | |
JPS63283793A (ja) | 水質改良剤 | |
JPS6274268A (ja) | ゲルマニウム含有飲料 | |
Sproul et al. | Comparison of chlorine and chlorine dioxide for the inactivation of an amoebic cyst | |
JP2567600B2 (ja) | セラミツクペレツトを使用したミネラルウォ−タ−の製造方法 | |
JP2000079339A (ja) | 還元水を作るゼオライトと活性炭からなる機能性活性炭セラミックス | |
JPS62258794A (ja) | カルシウム組成物およびその製造方法 | |
KR102644868B1 (ko) | 항균 및 살균 효과를 갖는 조성물 및 이의 제조 방법 | |
KR920004549B1 (ko) | 철분-함유 광천수의 취수 및 보존방법 | |
JPH06218280A (ja) | 不溶性鉱物性物質の製造方法 | |
JPWO2005012118A1 (ja) | 飲料水用保存容器 | |
ZEN-YOJI et al. | Vital States of Sh. sonnei and S. typhi in Water and Various Kinds of Food | |
CN110558459A (zh) | 水 |