JPS6181472A - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

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JPS6181472A
JPS6181472A JP20349584A JP20349584A JPS6181472A JP S6181472 A JPS6181472 A JP S6181472A JP 20349584 A JP20349584 A JP 20349584A JP 20349584 A JP20349584 A JP 20349584A JP S6181472 A JPS6181472 A JP S6181472A
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phenolic resin
varnish
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resin molded
adhesive
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Hideo Numa
英夫 沼
Hiromi Ishihara
広実 石原
Akihiko Soeda
彰彦 添田
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OTARAITO KK
Nok Corp
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OTARAITO KK
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、接着剤組成物に関する。更に詳しくは、フェ
ノール樹脂成形品、金属などの接着に用いられる接着剤
組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来のフェノール樹脂成形品は、そこへの金具装着の有
無にかかわらず、金をキャビティ内にフェノール樹脂成
形材料を流し込んで加熱成形するだけであったので、次
のような欠点または問題点を有している。
(1)一体化できる成形品の形状が限られてしまうこと (2)一体化できない成形品の場合には、ガスケット、
0リングなどを装着してボルト止めにするため、形状が
複雑化し、社歓が重くなったり、ボルト締付はトルクの
低下によるシール不良などの問題が発生すること (3)金具装着した成形品の場合には、成形品と金具と
の熱収縮率の差により隙間が発生し、気体の洩れや成形
品の割れなどが発生すること〔発明が解決しようとする
問題点〕 かかる状況に鎚み、フェノール樹脂成形材料の加熱成形
だけでは、所望の形状や性状を有するフェノール樹脂成
形品を得るには限界がみられるので、こうした底形方法
によるのではなく、フェノール樹脂成形品を用いての接
着方法により、所望の形状、措置を有する成形品を製造
することが意図され、そのだめの有用な接着剤の開発が
検討された。
〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕従って
、本発明はフェノール樹脂成形品その他に有効に適用さ
れる接着剤組成物に係り、この接着剤組成物は、NBR
コンパウンド、ノボラック型フェノール樹脂およびヘキ
サメチレンテトラミンのワニスよりなる。
かかる接着剤組成物は、2液型または1液型のものとし
て調製される。2液型のものは、NBRコンパウンドの
ワニス、ならびにノボラック型フェノール樹脂およびヘ
キサメチレンテトラミンのワニスからなる。
NBRコンパウンドとしては、NBRおよびそれの加硫
配合剤各成分、即ちカーボンブラック、シリカ系ホワイ
トカーボンなどの充填剤、酸化亜鉛などの2価金属酸化
物、ステアリン酸などの滑剤、プロセスオイルなどの軟
化剤、老化防止剤、加硫剤、加硫促進剤、べんがらなど
の着色剤などからなる。これが2液型のワニスの一方の
成分(a)として調製される場合には、トルエン、シン
ナーなどの溶剤が用いられる。2液型フエスの他方の成
分(1))はノボラック型フェノール樹脂およびそれの
硬化剤としての約5〜20%のへキサメチレンテトラミ
ンが、メタノール、エタノールなどのm剤を用いて、ワ
ニスに調製されて用いられる。
かかる(a)、Cb)2成分よりなるワニスは、(a)
および(b)のワニスを接着面に交互に塗布し、それら
接着面同士を向い合せた後加熱圧着させて用いられる。
2液型フエスは、主としてフェノール耐脂成形品同士の
接着に用いられる。一般には、ガラス繊維、アスベスト
繊維、布チップ、木粉などの充填剤を充填せしめた成形
材料を用いて成形したフェノール樹脂成形品が用いられ
、接着に際しては、まず接合さるべき各成形品の接合面
がサンドペーパーなどにより粗化され、次いで有機溶剤
でその面を清浄にすることが行われる。これらの面に2
− 波型ワニスがそれぞれ交互に塗布され、面同士を向
い合せた後、加圧プレスで加熱圧着する。その圧着条件
は、温度150〜180℃程度、時間3〜10分間程度
であり、ただし圧力については、その成形品の形状によ
っても異なるが、成形品が破壊または永久変形しない程
度の圧力を最大とする。
このような接合方法によれば、従来一体成形化できない
ような複雑な形状の製品、例えば複雑に曲折した穿孔部
を有するインシュレーターなど、あるいは中にマグネッ
トなどの装置を入れる関係上、どうしても一体化成形で
きず、ガスケットまたはバッキング類のシールを挾み、
ボルト締めなどで対応していた製品、例えばハウジング
、ナーシング、マグネットスイッチ、サーボモーターな
どが、本発明の接着剤組成物を用いる接合方法により容
易に製造することができる。
1液型フエスの方は、各成分をロールで練り込んでから
、これをトルエン、シンナーなどの溶剤に溶解させるこ
とにより調製され、これはフェノール樹脂成形品同士の
接着にも用いられるが、それ以外にフェノール樹脂成形
品と鋼、銅などの金属との接着、金属同士の接着または
金具装着フェノール樹脂成形品の空気洩れおよびクラッ
ク防止などの目的で、次のようにして用いられる。
フェノール樹脂成形品と金属との接着:フェノール樹脂
成形品は上記の如く表面処理され、金属の方はその表面
を酸洗い、ショツトブラストなどで粗化した後、有機溶
剤で脱脂、乾燥する。これらの各面に、1液型フエスを
塗布し、上記と同様の条件下で加熱圧着する。
金属と金属との接着: 上記の如く表面処理した金属のそれぞれの面に1液型フ
エスを塗布し、上記と同様の条件下で加熱圧着する。
金具装着フェノール樹脂成形品の空気洩れおよびクラッ
ク発生の防止: 従来は、金具装着のあるフェノール樹脂成形品の場合に
は、金具にアンダーカットなどを設け、成形品からの金
具の脱落またFi廻り止めなどを行なっているだけで、
接着剤の塗布は行われないかあるいは行われても市販の
接着性不十分な接着剤を塗布するのみであった。そのた
め、それの使用方法によっては、成形品と金具との隙間
から気体、主として空気の洩れが発生して不良品となる
不具合が生ずることがあった。
また、金具の周辺をフェノール樹脂成形品で覆ってしま
うような形状の成形品は、アンダーカットなどが不必要
なため、そのまま接着剤を塗布せずに底形しているが、
この場合には成形品の弱い面にクラックが発生する場合
がある。
これらの原因は、いずれもフェノール樹脂成形品と金具
との熱収縮率の差による場合が殆んどであるが、本発明
の接着剤組成物音用いる場合には、金具の脱脂を行ない
、1液型フエスをそこに塗布し、150℃程度で30分
間程度の焼付けを行ない、更に1液型フエスを上塗りし
、それを成形金型内に装着した後フェノール樹脂成形材
料を用いて成形を打なうことにより、この接着剤のきわ
めて、良好な接着力とゴム弾性による歪に対する追随性
によって、空気洩へとクラック発生とを完全に防止する
ことができるようになる。従って、オートバイの水冷エ
ンジン用インペラーなどの金具装着フェノール離層成形
品を、この接着剤組成物を用いることにより、効果的に
製造することができる。
〔発明の効果〕
本発明に係る接着剤組成物は、フェノール樹脂成形品お
よび金属などに対して良好な接着性を示すので、従来の
7エノール樹脂成形用金型では形状が複雑すぎて成形不
可能であったような成形品の製造を容易とし、また一体
化できない成形品の場合に用いられたボルト締めやガス
ケットやパツキン類の使用を不要とするので′fR造の
単純化、軽輩化が達成され、更に金具装着フェノール樹
脂成形品の空気洩れやクラックの発生を有効に防止させ
る。
〔実施例〕
次に、実ね例について本発明ケ説明する。
実施例 ワニスの調製 次の配合M(mM部)の各配合成分から、オープンロー
ルなどを用いる混練法により、コンパウンド1および2
がそルぞれ調製さtした。
NBR(日本合成ゴム製品JSRN230)     
 100   100カーボンブラツク(東海カーボン
g+ジーストs)       70    −シリカ
ポホワイトカーボン                
       20(日本シリカ肺品ニッフ″シルVN
3)酸化亜鉛              510ステ
アリン酸                  22老
化防止剤(住友化学−品老防RD)         
1    1プロセスオイル(出光興産製品AH−10
)55イオウ               0.5 
 0.5加硫促進剤(川口化学 製品GZ)     
    1    11   (川口化学 −品TMT
)         2    2べんから     
        −25へ午すメチレンテトラミン10
%含有ノホラツク型フェノ−し樹脂  −50各種のワ
ニスの調製が、次のようにして行われ/こ。
2液型フエスの(aン成分: フンバウンド1の507にトルエン60%含有シンナー
250d’(i添加 2液型フエスの(b)成分; 前記へキサメチレンテトラミン10%含有ノボラック型
フェノールw脂100りにメタノール100dt−添加 1液型ワニス: コンパウンド2060gにトルエン60%含有シンナー
250−を添加 接着力試験 (1)ガラス繊維充填フェノール樹脂成形品料から、直
径100Va、厚さ5■の円板を2枚成形し、これら円
板の接着すべき面をサンドペーパーで粗化し、上記2液
型フエスの(b)成分を下塗りとして、また(&)g分
を上塗りとしてそこに塗布した後、150℃、80¥1
.10分間の条件下で加熱圧着して試験片全作製した。
(強打破壊試験) 接合面に1間程度の切れ目を入れ、そこにマイナスドラ
イバーを当て金槌で強打したが、接合部の破壊はなく、
樹脂成形部の方が破壊した(耐熱試験後の強打破壊試験
) 160℃の空気恒温柳中に50時聞放@後、上記強打破
壊試験を行なったが、同様の結果が得られた (有機浴剤浸漬後の強打破線試験) 常温下のトルエン60%含Hシンナー中に120時間浸
漬後、上記強打破壊試験を行なったが、同様の結果が得
られた (2)ガラス繊維充填フェノール樹脂底形材料から、第
1図(a)の平面図に示されるような板状体1を2枚成
形し、同図(b)の正面図に示されるように板状体1.
1”k前記(1)と同様にして接着した。
(空気洩れ試験) 接合面2にかかるように刻設された管状内部チャンネル
30人口穴4から、出口穴5kMいた状態で5tの空気
圧?かけたが、接合面からの空気の洩れはみられなかっ
た。
(3)第2図に縦断面図が示されるような金具装着フェ
ノール樹脂成形品が、フェノール樹脂成形材料から成形
された。即ち、金具6の外周面7側に1液型フエスが焼
付塗布され、そこに更に1液型フエスを塗布した後、フ
ェノールW脂成形品部分8が一体成形された。
(空気洩れ試験) 金具部分の上面がゴム材料9で蕾封シールされ、装置全
体を水が侵入しないように適当な構造とした後水中に浸
漬し、矢印方向から3Kgの菟気圧をかけ、接合面10
からの空気洩れによる気泡発生の有無を観察したが、洩
ハは認められなかった。
(不凍液浸漬後の空気洩れ試験) 100℃の不凍液中に300時間浸漬後、同様の空気洩
れ試験を行なったが、空気の洩れは認められなかつ友。
(4)厚ざQ、5 +I+rIの銅板または銅板(リン
青釧板)2枚を酸洗いして表面粗化し、水洗、脱脂した
後、そこに1液型フエスを塗布し、これら金属板の端部
同士を幅11111、長さ20 allの面積で接着さ
せた。
(接合面剥離試験) 互いに接着された金属板の一端を固定し、他端をσ1き
剥すように力を加えたところ、A板、銅板共接合面は剥
離せず、イ[β端側の接合点端部付近で金属板が折れた
【図面の簡単な説明】
第1図は、空気洩れ試験の試験片の平面図(a)および
正閲図(1+)である。第2図は、池の空気洩れ試験装
置の縦断11図である。 (符号の説明) 1・・・・・・フェノールfiIDI & 状体2・・
・・・・接合向 6・・・・・・金具 8・・・・・・フェノール樹脂成形品 10・・・・・・接合面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、NBRコンパウンド、ノボラック型フェノール樹脂
    およびヘキサメチレンテトラミンのワニスよりなる接着
    剤組成物。 2、NBRコンパウンドのワニス、ならびにノボラック
    型フェノール樹脂およびヘキサメチレンテトラミンのワ
    ニスの2液型として調製された特許請求の範囲第1項記
    載の接着剤組成物。 3、ワニスが1液型として調製された特許請求の範囲第
    1項記載の接着剤組成物。 4、フェノール樹脂成形品同士の接着に用いられる特許
    請求の範囲第2項または第3項記載の接着剤組成物。 5、金属とフェノール樹脂成形品または金属との接着に
    用いられる特許請求の範囲第3項記載の接着剤組成物。
JP20349584A 1984-09-28 1984-09-28 接着剤組成物 Granted JPS6181472A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522857A (ja) * 2003-04-10 2006-10-05 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 熱活性化性接着剤
CN108239488A (zh) * 2016-12-26 2018-07-03 麦克赛尔控股株式会社 热粘接带以及热粘接带的制造方法

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